皇室関係

2008/10/21

花田氏・西尾氏対論の感想。小林よしのり氏の「天皇制」論に期待

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1位:皇室
2位:雅子様

この二つは、訪問者が当ブログにアクセスするための不動のキーワードになっている。

8位:足のもじもじ病

うぃ?これは・・・かゆいの?

いずれにしても、皇室問題は、いまや国民的関心事になっていることの表れだろう。

先日、BS11(イレブン)にて、WiLL編集長の花田紀凱氏の番組にゲストとして西尾幹二氏が招かれていた。
朝まで生テレビの時とは違って、西尾先生の生き生きとしていたこと。

西尾氏はじめブロガー達がなぜ「雅子妃問題」を取り上げるのか、西尾氏が答えを出していたように思う。実は「雅子様問題」ではなく「日本人が日本人としてあるために伝統をどう守るのか」という問題なのかもしれない。その核心が「天皇」なのである。

インタビューの若い女性は「ただのセレブという感覚はたしかにある。女性皇族というとファッションリーダーみたいに見ている。学校で習わなかったので、何をしていらっしゃるのかもわからない。天皇はどうしても戦争責任が云々となるので、なるべく触れないようにしたほうがいいのかと・・・」という内容の感想を述べていた。

西尾氏は、皇室はご存在そのものがパブリックなものであること、いわゆる国民ではないことなどを彼女に説明していた。そして特に次代を担う若い人達に関心を持ってもらいたいこと、日本人として何を守っていくべきなのか、そのことを喚起したいという趣旨であった。

戦後、天皇を語ることをなんとなくタブー視してきた中で、国民は平成の皇室ご一家を人間的なレベルで見つめ、「ご家族と私」という小さな関係性を保つことはできても、歴史の流れとして「天皇と私」を関連づける作業は怠ってきた。

私は善いことも悪いことも同質なものだと思う。善と思ったものが悪にもなり、悪と教えられているものが、時代によっては善にもなる。雅子さまを嫌いな人が増え続けていることは事実だが、一方で、今まで関心のなかった若い人が「日本の天皇とはかくもありがたく、世界に誇るご存在であったのか」と気付き始めている。そう考えると、雅子さまが悪者になることによって、国民の皇室への愛情を蘇らせたとも言えるのではないか。また小泉元首相による「皇室典範改定」問題がなければ、もしかすると、悠仁親王はまだこの世にお生まれではなかったかもしれない。

私には、すべての事柄が、日本の神々のおはからいではなかったかと感慨深い。祝い事と共に試練もまたお与えになる神々だからである。国民が正しい方向へ進むことによって、天皇がその身に受けて祓わなければならない日本の穢れは、少しずつ浄化されていくのだと信じたい。ひいては国民が皇室を守ることになるのである。

雅子さまが皇太子妃殿下でなかったら、私達はきっとここまで深く皇室について考えなかっただろう。

西尾氏は「皇太子殿下はWiLLの西尾論文を読んでくださっている」と言っていた。「皇太子殿下は聡明な方なので、時間はかかるでしょうが、(批判を受け止め)必ず変わっていかれます」と西尾氏に語ったのは、皇太子殿下の音楽仲間だそうだ。
その友人が「殿下、また書かれてますよー」とWiLLの記事を教えたところ、殿下は笑っていたと。西尾氏が「雅子さまは変わるでしょうか?」と問うと「雅子さまは無理でしょう」と。
笑っていただけの皇太子がWiLLを読むとは限らないが・・・。三笠宮寛仁様が切々と皇太子にアドバイスの手紙を書いても、返事が「お手紙ありがとう」だけだったことを思うと、どうも期待はできない。

西尾氏は、両陛下は悩んでいらっしゃる、国民が声をあげるのが忠誠心と言う。
天皇ご一家の「家族内の悩み」ならことさらに言うことはない。しかし、今はそれが「皇室を敬愛する国民の悩み」となってしまっている。東宮ご夫妻への批判がお耳に入ることが両陛下の悩みとなってしまったのなら心苦しいが、あえて声を上げ続けることで、両陛下になんらかのご決断の後押しをすることができれば、「国民と共にある天皇」そして「皇室と共にある国民」が一つになる道ではないかと思う。問題があるなら、目をつぶるのではなく、やはり向き合わねばならない。

決断の一つが雅子妃殿下のご病状の説明であろうし、また東宮ご夫妻の再教育ということにもなろうと思う。国民はすでに東宮ご夫妻の不誠実さを見て取ってしまっている。

皇后陛下にとって雅子さまが「大切な人」であるならなおのこと。皇后の地位を継ぐ雅子さまのことが気がかりではありませんか?
時代が移っても、民草がご聖徳を仰ぎ見るご皇室であってほしいと願うことは、あまりに欲深いことなのでしょうか。

皇太子殿下も雅子妃殿下もそろそろ宿命を受け入れていただけないものかなぁと思います。

誰の発言か。小林よしのり氏。(よしのり氏は他にどんな発言をしているだろうと検索したら、トップに拙ブログが目に飛び込んできて焦った)

よしりんのスタンスはどのようなものか、よくわからなかった。

■ 内容紹介/わしズムWASCISM Vol.12
【特集】天皇論と家族論
読みごたえ抜群の大特集「天皇論と家族論」。皇太子と雅子妃の世継ぎを含めた天皇の問題は実は日本の近代と家族の問題であった!

よしのり氏は、どうやら雅子さまのお世継ぎプレッシャーを日本の家族観の変遷と搦めているようだ。つまり雅子さまに同情しているのかも。
ご成婚パレードで雅子さまが爆弾を投げるという漫画を書いたのは、テロというわけではなく、キャリアを捨てて皇室に無理に押し込まれた苦悩の末に・・・という意図があったのか?

そして10/8号SAPIOゴーマニズム宣言欄外より

皇室バッシングが流行っている。しかも保守の側から。皇太子殿下・雅子妃殿下は、あんなものに心を煩わせないでください。いざとなれば御守りいたします。天皇制については(わしは面倒だからわざとらしく天皇制度なんて言わない)、いずれきちんと論じた本を描こうと思う。

西尾先生、新手の強敵が来ましたよ。神道に造詣の深いよしのり氏には、ぜひ「天皇制」についてとことん語ってほしい。期待している。

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西尾論文に今まで反論してきた保守論客に対し、花田氏にどう思うか問われると、「レベル3段以下、相手する気なし」と西尾氏が答えていた。まったく同感。小林よしのり氏ならレベルの高い論争になるか。でも、よしのり氏とて、その実態の数々を知ってしまったら案外西尾氏に賛成したりして。右翼の「不敬だから言挙げしてはいけない」という反論にもなっていない意見は一番うっとうしい。

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2008/09/01

朝まで生テレビ「皇室問題」感想

まずい、、テレビチャンネルの選択肢がドーンと増えたおかげで、夜はテレビに張り付きっぱなし。無料視聴期間が過ぎたらネットに復帰しまーす。((((ヘ(;・_・)ノ←待て!

せっかく朝生をリアルで見たのだから、感想を書いておかなくちゃ。

今回の討論会の見所は、田原氏が西尾氏にどの程度反論を許すかだった。最初から討論会は不公平に仕組まれていた。西尾氏vs.女系容認派多数(男系支持でも東宮ご夫妻には何も問題がないとする保守派)という構図であって、西尾氏は孤立無援の状態に置かれていることから、擁護派常連メンバーによる西尾氏への“冷笑”という形の“吊し上げ”になるだろうと思っていた。

まさにそのとおりの結果で、私は西尾氏がいつキレてしまうか、ハラハラしていた。途中で西尾氏は「皇太子は祭祀も熱心にやっている、雅子さんも外国に行けば治る、皆さんがそう言うなら何にも問題ない。こんな討論会は無意味だ」(意訳)とちょっとキレた時、そのまま帰っちゃうんじゃないかと心配した。田原氏が「まあまあ、やけっぱちにならないで・・」と治めたのでなんとか続いたけれど。

天皇の戦争責任といった話は出たのに世間をにぎわせた女系問題が一切出てこなかったのは、そこに触れると西尾氏以外ほとんどが「女系で何が悪いの?」の人達ばかり恣意的に集めたことがバレてしまい、男系維持で論争がいったん治まっているのにやぶ蛇になるからに違いないと思った。ホントに胡散臭い。

ブログ「ふぶきの部屋」で、発言を上手にまとめてくださっていたのでご紹介。
朝まで生テレビ1」「朝まで生テレビ2」「朝まで生テレビ3

ツッコミどころも感想もまったく同意。

もう一つの見所は、東宮の状況をまったく知らない、あるいは雑誌に“雅子さん擁護”を書き続けてカネをもらっている精神科医二人やら言論の自由を盾に不敬な発言を繰り返すジャーナリストなどが、どこで墓穴を掘るかを楽しみにしていた。

雅子さまはキャリアウーマンで、真面目で御優秀でカンペキ主義者、皇室でさっそうと自己実現することを国民は期待している」と信じている香山リカが、憲法9条信者であるとわかったことが収穫かな。敵が攻めてきたら「殺すより殺されるほうがいい」と、左翼お得意の台詞を吐いた。この台詞は元は誰が言ったんだっけかなぁ。大橋巨泉が尊敬する左翼の大御所だったはず。あなたが殺されるのはご勝手に。侵略されて無抵抗で属国化されるとはどういうことか、まったく想像力が働かないのだね。生き残ったほうが悲惨なのだよ。こういう奴らは究極の自己中心だと思う。子々孫々、日本人として生きていけなくなるとはどんなに惨めなことか。9条信者は、チベットの民族浄化問題に何の感傷も起こらないのだろう。「殺されるほうがいい」人達なんだから。

西尾氏は「中国は(日本が丸腰になれば)明日にでも攻めてくる」「沖縄を狙っている」と反論したが、いかんせん何の危機感もない連中で、保守席に座っていても「神仏は信じない」とのたまうコメンテーターに囲まれて、西尾氏は皆に鼻で笑われていた。その様子をカメラがアップした時、西尾氏はうつむいて、小さな声で「あ・き・れ・た」と呟いたのを私は見逃さなかった。大事な皇室問題をこんなバカな連中と討論しなければならないのかと、西尾氏は情けなさを感じた瞬間だったろう。

東宮に起こっている問題を見ようとしない保守系の人はこんな反応。

クライン孝子の日記
■2008/08/30 (土) 朝生での皇室を貶める問題発言! 許すまじ!

(略)
早速、読者から怒りのメールが入ってまいりました。
一体テレビ朝日は
何の目的でこのようなテーマで、
日本の象徴である”皇室”を貶める番組を放映したのか!
私自身は、見ていないのでなんともいえないのですが、
もしこれが事実というのなら、「報道の自由」の範疇を越えており
日本国民の一人として見逃すわけにはいかず放置すべきでないと
思います。

とりわけ西尾幹二氏発言に問題ありとのことです。

氏は月刊”Will”でこのことについて連載し、
この出版社から実に不愉快なタイトルで一冊の本を
最近上梓されたばかりだそうです。

以下の事件はその連鎖反応ではないでしょうか。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080830/crm0808301152004-n1.htm

クライン孝子さん、西尾論文も読まず、東宮の現状を調べもせずに「西尾発言に問題あり」とは、自ら情報分析もせずに政治的活動に携わっていることを暴露したようなものだ。少なくともここまで怒るからには、番組を通しで見てから物を書け。どこをどう貶めたのか、自ら検証するのが筋だろう。無責任なおばさんだ。
この人の主張は、私自身も小泉信者とからかわれていた頃から、こんなことも知らないのか、とゲンナリするところがあった。

しかも悪質なのは、西尾氏のように皇室を貶める論客がいるから「「2ちゃんねる」に皇太子さま殺害予告」という事件が起こると誘導しているところ。

ニュースのこの部分をちゃんと読んだのか。

山本容疑者は別の掲示板にも民間企業の爆破予告などを書き込んでおり、同署は悪質ないたずらとみて余罪を追及する。

クラインさん、ネットには今上陛下を狙うような書き込みもあるのだよ。あー腹が立つ。

クラインさんは桜チャンネルにも関わっているので言いたいのだが、西尾氏の言うように、皇室問題には不敬という心理が働いて、問題があっても見たくない、見ようとしない人が多すぎる。それが男女同権・人権派などリベラルな層につけ込まれることになっていることは火を見るより明らかである。「自由平等の社会に皇室はそぐわない」「合理化して旧弊な皇室を壊したい」あるいはもっと陰湿な反日勢力に愛子さまが担ぎ上げられる動きをもっとキャッチしてもらいたい。

韓国は愛子さま御誕生には祝辞を送ったのに、盧武鉉政権時、悠仁様御誕生にはなぜ祝辞を拒否したのか。保守が手を拱いているうちに皇室が異質なものに取って代わられてしまったら、保守派の怠慢であったと責められるだろう。国連大学を介して人権団体や政治的野心を持つ特定宗教が皇太子ご夫妻を箔付けに利用しようとしているのは、過日のブラジルご訪問で宗教団体の後継者と目される人物と同じ壇上に一列に並ばされたのを見てもわかる。その写真に利用価値があるのだ。

祭祀を拒否し、核家族主義を実践する合理的な雅子さんは、左翼にとって希望の星である。
彼らは「神代と人代の分断」を目論む。日本の神々は、代々穢れを祓い徳を積んできた血統を通じ、その子孫に祭司長の資格を与える。それが天皇家の祭り事なのである。罪汚れた不道徳な者を多く抱える家系には、神は働かない。神事を司ってきた天皇・皇族は、日本の穢れを集めて祓う力を持っている。これについては、多くの証言や逸話が残っているが、省略。

「皇室問題」を語る時、本当は神仏にかかわる信仰的な部分が本質なのだが、戦後は特に神秘的なものを忌避する傾向が強いので、天皇と八百万の神々を結びつけることに慎重になる保守もどきもいる。

雅子さんによって旧弊な皇室を変えてほしいと願う左翼とはどういうものか。

西尾氏「皇太子さまへの御忠言」より
フェミニスト活動家・上野千鶴子氏の論評(朝日新聞2005年8/17夕刊)

戸籍も住民票もなく、参政権もなく、そして人権さえ認められていない皇族のひとたちを、その拘束から解放してあげることだ。住まいと移動を制限され、言論の自由も職業選択の自由もなく、プライヴァシーをあれこれ詮索され、つねに監視下に置かれている。・・・失語症や適応障害になるのも無理はない。天皇制という制度を守ることで、日本国民は、皇族という人間を犠牲にしてきたのだ。

雅子さん問題について、左翼は必ず“人権”を持ち出す。天皇と皇族は、“私”の部分を犠牲にしてきたからこそ、公人として祭司長の務めを果たすことができる。そして「道徳の規範」として自らを律することは、イコール血統を守ることにつながるのである。血統がつながっていれば、ボンクラでもいいというわけにはいかない。なぜなら不見識な天皇を国民は尊敬できない。天皇の血統は国民が大事に思えばこそ保たれていくのである。武家が隆盛を誇っていた頃、朝廷が堕落していたら、とっくに滅ぼされていただろう。

皇族が人権やプライバシーを持ち出すようになったら、すでにそれは異質なものなのである。ましてや女系天皇容認なら、そこで神代は断絶する。

「プライバシー」という言葉を使ったのは皇太子だったが、“私”の領域を自分達のやりたいように広げていくなら、一般人と何も変わりない。皇太子の位から降りていただきたい。いまだに悠仁親王殿下を「愛子のいとこ」としか呼ばず、「愛子が将来どのような立場になるか」確定していないと言う皇太子は、位の貴さや天皇家の重みをわかっていない。犠牲が伴うからこそ貴いものであることを。

女系天皇問題は、まだ終わっていないのである。

西尾氏に賛同する私もまた「被害妄想」「君側の奸」と笑われてもかまわない。
これが杞憂ではないと思うのは、今後さらに秋篠宮ご一家への中傷が増えてくるだろうということ。秋篠宮ご夫妻への事実に基づかない悪口は都市伝説化されてきた。嘘も百万遍・・・である。一方の皇太子ご夫妻はありとあらゆる賛美が繰り返されてきた。私もまた東宮ご夫妻の素晴らしさを信じて疑わなかった一人である。批判が出るようになったのは、ほんのここ数年のことである。

これは日本人の“長男贔屓”では片付けられない問題をはらんでいる。幼少の頃から秋篠宮殿下を見守るように取材してきた江森氏は、一般に流布されているやんちゃな礼宮のイメージとは逆の思慮深さを浮き上がらせている。(参照「秋篠宮さま」)

お遊び好きの“やんちゃ”は、実は浩宮殿下のほうだった(笑)。 やんちゃが悪いと言っているのではない。若い頃に羽目を外して遊んだことのない人のほうが、あとで反動が来そうでこわい。ここで言いたいのは、世間には逆のイメージが植え付けられていたということである。

そのお二人が伴侶を得た時、公務に自由な遊び時間を求め、予定変更して周囲に迷惑をかける東宮ご夫妻となり、分刻みのスケジュールを守り、国民との触れあいを重視される秋篠宮ご夫妻となった。公務中の警護担当者に帰り際会釈して労をねぎらわれる秋篠宮ご夫妻、振り返ることもなく去っていかれる東宮ご夫妻、どちらのほうに公務の依頼が増え、あるいは減るだろうか。

8/31には孝昭天皇式年祭が執り行われた。
皇太子は静養先から戻り、御拝礼されたが、雅子妃殿下と愛子さまは那須御用邸から戻らなかった。病気で義務を果たせないのなら、せめて皇太子と一緒に御所に戻り、その時間、真摯に祈られたらどうか。

朝まで生テレビでは、最後に西尾氏はこうまとめた。

「あと一年くらいの間に、雅子妃はけろっと病気が治られるんじゃないかと思っています。
なぜならもう既に治ってらっしゃるからです病気じゃないからです」
「私は自分の文章が、皇太子の救いになっていることを知っています。なぜなら小和田家に圧迫され、小和田家と雅子妃にコントロールされている皇太子に後押しとなるからです。私はその事実を皇太子にきわめて近い立場から聞いております。君側の奸ではありません」

「(雅子さんの治療ということで)外国に長く5年も6年も行けば、あるいはその間治るかもしれないということだったら、これはご離婚か皇位の移譲以外ない。つまり皇位の移譲というのは、皇太子殿下が自ら進んで秋篠宮に皇位を移譲して、そして離れて、そして外国に行くと

それには皇室典範改正が必要になってくるという流れになり、ようやく番組終わりになって本題に入ったような、イライラが募る討論会だった。

香山と斉藤の精神科医は、雅子さんを「ディスチミア親和性ウツ」という新型鬱(仕事はできないが遊ぶ時は元気になる)と考えているようだが、ディスチミアということは、人格障害と認めたようなものだ。「すでに治っている」とする西尾氏のほうがやさしいじゃないの(笑)。

擁護派は、雅子さんは治りにくい精神疾患ということにしておかないと、ただのワガママ女だということになるのでまずいのだろう。ストレスによる適応障害だとすると、こんなに長引くのは説明がつかない。そこで新型ウツが妥協線になる。しかし、新型ウツだったら、何年外国に行っても治らないよ。人格を矯正するところから始めなければならないのだから、「人格否定された」と周囲に被害妄想を抱いているような人は、自分の人格に問題があるとは決して認めることができない。斉藤氏はなんとか雅子さんをヨーロッパに行かせてあげたいようだが、矛盾だらけで全然擁護になっていない。

本物のキャリアウーマンが皇室に嫁いで適応障害になるとは限らない。3~6才までアメリカにいた紀子様も帰国子女だし、英語はお得意。大学院まで行かれたので雅子さんより学歴が上。紀子さまに職歴はないが、雅子さんも父親の庇護の元、外務省職員として重要な仕事は任されないまま2年間務めただけ。つまり学歴だとかキャリアウーマンとかはまったく関係ないわけで、精神疾患にかかったのは、雅子さんのパーソナリティの問題に他ならない。by西尾氏

比べてみれば、紀子様のほうがよほど優秀だということがわかる。そもそも比べる必要もないのに、香山リカなどはいたずらに「紀子さまは母として確立。雅子さまは優秀だから仕事で自己実現」と紀子様を優秀でないように言外に含む言い方をする。香山リカの紀子様を小馬鹿にしたような雅子さん擁護には、心底怒りを覚える。

雅子さんに男の子が授からなかったといって、どこの誰が責めたのか。雅子さんがプレッシャーを感じたというなら、妊娠していることを知りながらなぜスペインに行き、車に揺られてレストランに行き、ワインをたくさん召し上がったのか。この方は、自分の欲望に忠実なだけではないか。皇太子に嫁ぐとは、お世継ぎの期待があることは当然であるにもかかわらず、「雅子さんはプレッシャーに潰された」というのが本当ならば、アホとしか言い様がない。擁護する人達は、雅子さんを悲劇のヒロインに仕立て上げながら「雅子さんはそんなことも知らないオバカさんでした」と言っているに等しい。上げているんだか、下げているんだか…。

朝生討論の結論としては、雅子さんは新型ウツだから治療には相当な年月が必要。だからといって5年も10年も外国で療養するのは許されないこと。「全力で守る」と言った皇太子は、自ら退位して雅子さんを守れ。政治家は皇室典範改正について臆病になるな。

擁護派も雅子さんのご病気は回復が難しいと見解が一致したようで、なんとなく皇太子妃殿下から皇太子夫人に降りたほうがいいんじゃない?という流れの中で、強く拒否感を示す人がいなかった。

西尾氏が1年以内に「けろっと治る」と言い切ったのは、平成21年の天皇陛下即位20年が皇太子と雅子さんにとって節目になるということではないかと思った。公務の代行問題も含め、今上陛下自ら来年になったら考えるとおっしゃっている。即位礼正殿の儀にどのように臨まれるのか、雅子さんは病気を盾に今まで同様に無視するのだろうか。その前に今上陛下は何らかのお答えを出されるような気がしている。

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悠仁様に一刻も早く帝王教育にふさわしい環境を整えてください。愛子様は内親王としての躾や教育もお受けになっていないように見受けられます。一般のマイホームパパ・ママならそれでいいのですが、愛子様は国民にとって大事なお姫様なので、周囲がもっと気を配ってほしいのです。子離れできない雅子さんが立ちふさがるでしょうが、子供に愛されたいと思うパパ・ママは、子供のわがままを放置しがちです。子供の将来を思えば、子供が周囲の人から愛されるために厳しく教育することが必要ではないでしょうか。今のままでは情緒不安定になるか、無感動、無表情になってしまうと心配です。こういうふうに書くと愛子さまバッシングなどと言われますが、「何も問題ない」と言い切る人ほど愛子様のことを大事に思っていないのでは?と悲しくなります。愛子様から遠ざけられている今上皇后陛下は、どれほど心配されておられるか…。このままでよいとは決して思いません。

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2008/07/29

皇位継承者悠仁殿下の養育環境を整えてください

前回、(続く)と書いてしまったので、気になるニュースは保留して、まず皇室問題を書いておかねば。

雅子さんは本当におかわいそうだと私は思う。
本気で病を治してあげようと手を尽くす人がいない。雅子さんも楽な方に流れて、向上心を失ってしまったように見受けられる。本当にその人のことを思えば、厳しくとも諫言することが必要な場合があるし、甘やかすことが決して本人のためにならないことを私達は経験的に知っている。甘やかす環境を作ってしまったのは皇太子であり、実家は実家で娘を自分達の野心の道具に使うような人達である。皇室を敬う人達なら、娘が皇族になった時点で身を退いて一線を画すだろうし、間違っても肩書き代わりに利用したりはしない。数々のエピソードやその言動から、両親も妹も皇族の一員になったつもりでいることは明らかである。ニュースで報じられた事実を並べるだけでも腹立たしい。彼らは、日本人の皇室を敬う美徳とはおよそかけ離れた感性を持っている。

愛子さまを女帝にしたい背景は何か、それはよくわからない。秋篠宮家を異様に貶めている一部の人達と重複していることは見てとれる。最近では、雅子さんの病気が治らないのは美智子皇后のせいであるかのように矛先を向けている。

“背景”の一つとして、雅子さんに直接接していなければ知りようもない雅子さんの本心あれこれを本や雑誌に書き散らすジャーナリストがいる。友納なる人物もその一人である。あるいは小和田家に近い人物が「愛子さまを女帝にしないと雅子さまの病気が治らない」と、まるでご本人に成り代わって同じような言い回しを使い、ある方向に誘導しようとしている。

その方向とは「雅子さま制に変える」ということに他ならない。東宮はすでに雅子さま制が敷かれている。皇太子は雅子さんの尻の下に(ry)

WiLL9月号 西尾幹二氏「もう一度だけ皇太子さまへの御忠言」より引用

ノンフィクション作家の佐野眞一氏が宮内庁高官に取材したときのことである。「環境を雅子妃にとって過ごしやすいものにする以外、治療方法はない」という斉藤環意思の発言に対し、高官は「この考え方を敷衍すれば、天皇制は雅子さま制に変わるということです。到底容認できません」と言ってのけたという。佐野氏は「皇室はただならぬ危機にあることをあらためて痛感した」。天皇皇后両陛下と皇太子ご夫妻の関係は「いまやわれわれが想像している以上に深刻な事態に突入している」と書いている(『中央公論』7月号)。

雅子さま制とは、つまり雅子さまを利用する背景にとって都合の良い皇室になるということだ。そうなれば皇統問題が再燃し、「男女問わず皇太子の第一子案」が浮上するだろう。愛子女帝ありきである。現在の状況が雅子さまと愛子さまにとって本当に良いのか。雅子さんは居心地良さを感じていても、それは単に甘やかされているだけであって、人間的な成長や精神疾患の回復には逆効果でしかない。ご本人の資質もあって、早い段階から皇太子妃としての教育を放棄されてしまった雅子さんが本当にかわいそうだと思う。皇太子と実家に大いに責任がある。

「雅子さま擁護」をネタに売文する友納氏は、どこから「雅子さまの本当のお気持ち」を取材しているのか。文藝春秋を立ち読みした時に友納氏はこんなことを書いていた。「雅子さまは寒い所に行くと、世継ぎを産め産めというプレッシャーが思い出され、夜中でもフラッシュバックが起きてしまう。だからそれを克服するために、あえて寒いところに行く必要があって、スキー静養に行かれるのです」という内容だった。寒い所で愛子さまをご懐妊されたそうな。だから寒いところを思い出しただけで「子供産め産め」フラッシュバックで睡眠障害って・・・(笑)朝起きることができない弁解もちゃんと入っている。擁護するにも苦労の跡がうかがえる。別にスキーでもディズニーランドでもどうぞご自由に。友納って人は、こんなことまで書いて擁護しなきゃいけないのかと、大いに笑わせてもらった。

雅子さんの心情まで手に取るようにわかる“背景”は、必ず雅子さんのご病気を盾に使う。「雅子さんの病気が治らないぞ」が今でも切り札として通用すると思っているようだ。

同じような言い回しと言えば、東宮太夫が定例記者会見で発表した「質問内容に配慮求める」もそうである。

(雅子妃殿下が)十分にできないことだけを取り上げるといった質問は、励ましに他ならないということで、ご回復を遅らせるだけでなく、病状を悪化させる可能性すらあるというふうに危惧しております。

よくよく国民との間に壁を作りたいらしい。

「平民がつべこべ言うと唯一無二の大事な妃殿下の病気が治らないぞ。いてくださるだけでありがたいんだからな。皇室を敬愛するなら口をを慎め」と竹田恒泰氏をはじめ東宮職医師団やら友納氏に恫喝wされ続け、冷ややかに見守っているうちに皇后陛下におなりあそばし、雅子さん仕様に祭祀も廃止になったら、雅子さんの精神疾患はいきなり治るというシナリオが準備されている。合理的な時代にふさわしい皇后陛下の誕生は国民にとっての喜びであり、万歳でもしろとでもいうのか。爆笑!

竹田氏は天然なのか、見たくないことは見ない主義なのか、あるいは小和田ファミリーのメンタリティに似て、(旧)と付けただけで皇族の一員と信じているのか、保守層に向けてどんなに傲岸不遜なことを言っているのかわかっていない。

西尾氏が言うように、天皇は国民との関係性において維持されてきた。それは「君徳」を国民が仰ぎ見て尊崇の念を抱き続けてきたからこその関係である。国民に向き合わない、ただのセレブに成り下がったわがままな君子は、国民から愛想を尽かされるだろう。国民に支持されなければ、法的には存続するが、質の低下した皇室は自然衰退するしかない。

東宮がこの体たらくなので、悠仁様に無事に皇統をつないでいけるかどうか大変心配な状況である。

皇位継承や環境整備については、政治が動かないとどうにもならない。皇室会議は政治家と皇族で構成されているが、会議は既定の事柄を追認しているにすぎない。何かを変える、変えないは、時の政治力が必要になってくる。側室が時代に馴染まず、多くの男子を望めない今日、直系の兄弟がいるならば、必ずしも長男に限定する必要はないのでは?昔のように天皇がふさわしい親王を指名すればいい。親王のうち誰を継承者にするかは、天皇の専権事項にする。それが日本流なのだと思う。日本の商家は、長男に限定しないで一番才のある男子(あるいは女子に婿養子を取らせる)に跡を継がせる方法が家の繁栄につながった。長男教は儒教由来である。

日本会議などの政治家には、現在の皇室が抱える問題を直視してもらいたい。この問題では平沼氏は頼りになりそうだ。超党派の「皇室の伝統を守る国会議員の会」が「将来の天皇は悠仁親王殿下」であるので、悠仁様にふさわしいご養育環境の調査を始めたらしい。

週刊ポスト「皇太子家と秋篠宮家『平成皇室』に格差論争勃発!
敷地、生活費、職員数から警備、出産まで

へぇ~、ずいぶん差があるもんだなぁ・・・と感心したり、その差に何の根拠が?と訝しく思ったり。
少なくとも皇位継承者の悠仁殿下には、帝王学を授けなければならない。具体的には親元から離し、帝位につく自覚を持たせること、伝統文化への素養と教養を深める学び等々。皇太子も子供の頃、将来の天皇としてたくさんご進講を受けた。今上は、浩宮と一緒に礼宮も同席させた。すべての進講に同席したわけではないが、礼宮のほうがよく的を射た質問をしていたとのこと。日本文化の素養という点で、秋篠宮様の書は素晴らしい。有栖川流だと聞いたことがある。昭和天皇の武蔵野御陵の墓碑銘は秋篠宮殿下によるもので、昭和天皇がご存命の頃、秋篠宮に書を頼んだという話である。なぜか昭和天皇は礼宮のほうをよく可愛がっていた。昭和天皇は皇太子の雅子さんとの結婚に反対していたのに・・・。

結婚すると男は嫁次第とはよく言われることだが、日本の聖域でこんなことになろうとは・・・。平民風情が小姑根性で皇太子の嫁をいびっている?いいえ。家を繁栄させる自覚もなく、ありがたき両親への孝養を尽くさぬ長男には、日本の象徴になっていただきたくないだけである。

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「皇室の伝統を守る国会議員の会」(島村宜伸会長)、日本会議の超党派議員、がんばってください。

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2008/07/27

雅子さまは本当におかわいそうだと思う。

東宮職からマスコミ各社への注文に続いて、また記者への圧力来た。

微妙な言い回しに恫喝風味が漂うので、雰囲気を味わうために全文コピペ
いやらしい言い方だなと思う箇所は、いつものように管理人が太字強調。

質問内容に配慮求める 雅子さま治療の東宮職医師団が見解 (1/2ページ)
2008.7.25 17:47

 宮内庁の野村一成東宮大夫は25日の定例記者会見で、皇太子妃雅子さまの治療に関連して「皇太子さまの海外訪問に同行されないことについて繰り返し質問するのは精神的ご負担になり治療上マイナス」だとして、宮内記者会に記者会見での質問内容に配慮を求める東宮職医師団の見解を発表した。

 皇太子さまは6月のブラジル訪問と7月のスペイン訪問を前に、それぞれ宮内記者会との記者会見に臨まれている。宮内記者会はいずれの記者会見においても、雅子さまが同行されないことについてのご夫妻のお考えや、雅子さまの公務復帰の見通しなどについて質問している。

 これに対し、東宮職医師団は「こういった質問の繰り返しは、治療の見地からすると雅子さまの努力に水を差すばかりでなく、努力が足りないという印象を与えかねない。ご回復を遅らせるだけでなく、病状を悪化させる可能性すらあると危惧(きぐ)している」と指摘。「精神疾患治療のデリケートな側面についても理解を得たい」として、質問内容に配慮を求めている。

                  ◇

 野村東宮大夫が会見で口頭で述べた東宮職医師団の見解(要旨)は次の通り。

 妃殿下は、ご病気に苦しまれながらも前向きに一生懸命頑張っておられますし、公私にわたって活動の幅は着実に広がっていらっしゃいます。東宮職医師団が治療を担い始めたころと比べますとその違いは驚くほどであり、これも妃殿下ご自身の努力と、(皇太子)殿下をはじめとします皆さまの支えがあって可能になったものと考えております。

質問内容に配慮求める 雅子さま治療の東宮職医師団が見解 (2/2ページ)
2008.7.25 17:47

 にもかかわらず、このたびのように同じ趣旨の質問が繰り返されるということは、治療の見地からしますと妃殿下のご努力に水を差すだけでなく、努力が足りないと批判している印象を与えかねません。すなわち、精神疾患のために治療を受けながら頑張っている人に対する励ましというのは、その人を精神的に追いつめることになるので絶対避けるべきであるということは一般にも広く知られるようになっております。十分にできないことだけを取り上げるといった質問は、励ましに他ならないということで、ご回復を遅らせるだけでなく、病状を悪化させる可能性すらあるというふうに危惧しております。

 宮内記者会の皆さまにはこれまで妃殿下の取材に関して多くの配慮をいただいていることに感謝しておりますが、今申し述べたような精神疾患の治療のデリケートな側面についてもご理解を得たいと思います。また、ご病状は一気に回復するのではなく、一つひとつの努力の積み重ねを長い目で温かく見守って接していただくということがご回復にとって肝要であるということも、合わせてぜひご理解いただければありがたいと思います。

精神疾患の病人は、質問されるだけで「努力が足りない」と感じるわけか。しかし、「妃殿下のご努力」とはどのようなものかが何も書いていない。励ましが負担になるのは鬱病なんだけど・・・。外国からの報道で「鬱病」と書かれた時に東宮職医師団とやらが否定していなかったっけ?「元来、精神的健康度が高い方であり云々」。
「回復の兆し」がありながらこんなに長引く適応障害はない。

しかも・・・

(週刊新潮)
雅子さま「私は病気ではありません」
それを聞いた周囲の関係者「やっぱりご病気だ・・・」

これを読んだ瞬間、背筋にちょっと涼しい風が吹いた。記事は、雅子さんはスペイン訪問を希望していたが、大野先生(写真付き)がストップかけたという内容だったと思う。

雅子さんのご病状について、もう取り繕うのは限界と思う。「やりたいことだけをやる。やりたくないことからは遠ざける」のが雅子さまの精神疾患の治療方法ということだが、やりたいことはドタキャンもなく精一杯努力されているではないか。三つ星レストラン等々、国民は批判はしていない。「雅子さんのやりたいことってレストラン通いかぁ」と笑っているだけだ。これからもご努力されればいい。

批判されていると感じるならば、要らぬ憶測を招かないためにも「何も聞くな」とマスコミに圧力をかけるのではなく、大野先生がきちんと説明したほうが雅子さんのためになる。状態さえわかれば、きわどい質問はなくなる。対応が逆なのね。「聞くな聞くな」と言われれば、何かあるんじゃないかと勘ぐりたくなる。それなりにでも辻褄の合う説明さえしてくれれば、質問も出なくなる。愛子ちゃんの結膜炎やら下痢やら微熱すら発表されるのに、国民から不信を招いているのは東宮ご夫妻の国民を無視した言動にある。

このニュースを読んで、皇太子は雅子さんについて質問を受けるたび、どれだけシンドイ思いをしていたかということだけはよくわかった。原稿丸読みの時は記者達を睥睨して上手にパフォーマンスしているけれど、記者からの質問に変わると急に目が泳いでいたから。

近々もう一度トンガ訪問の会見があるから、雅子さん関連の質問を封じたいわけね。
東宮職医師団もいいように使われてお気の毒。「皇太子さまが『雅子さまについて弁解するのはもういやだ』と申されているので、」と正直に言えば納得するものを・・・。

WiLLでちらっと読んだが、「新型うつ」と呼ばれる症状があって、「ディスチミア親和性うつ」というらしい。境界例、自己愛性、回避性などの各種人格障害 の可能性が非常に高いという。一般の適応障害に当てはまらない場合、こちらが疑われるとのこと。

ディスチミア(気分変調症)

回答者:茅野 分│日時2008/02/22 01:30
拙著コラム最近のうつ病をお読みいただき、ありがとうございます。ディスチミア(気分変調症)の「病み終えない」という形容は、メランコリー(うつ病)の明確な「病み終える」病態と対比したものです。決して病み続けるわけではありません。

気分変調症とは、これまで「抑うつ神経症」と呼ばれてきた心理的要因に基づく抑うつ状態です。性格因が影響することが少なくなく、最近では自己愛的・回避的な性格の青年に多いと言われています。いわゆる「過剰警戒型の自己愛性パーソナリティ障害」に近いでしょう。しかし診断基準を満たすとは限らず、傾向がある程度だと思います。なお AC, Adult Children はアルコール依存症の家庭に育った方の性格・行動を表した用語で、精神医学用語ではありません。

従って、メランコリー親和型うつ病が中高年の成熟した大人に生じる生物的 Biological な疾患であるのに対して、ディスチミア親和型うつ病は青年期の発達途上において生じる心理的 Psychological な疾患ということです。治療としても前者が服薬・静養により自然軽快するのに対し、後者は成長を促す教育的な関わりを要します。つきましては、知識と経験を得ながら自己洞察を深めていただければ幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。

銀座泰明クリニック

東宮職医師団大野先生の正式な診断が出てこないのでなんとも言えないが、雅子さんのご様子を拝見していると、「過剰警戒型の自己愛性パーソナリティ障害」にぴったり当てはまる。パーソナリティ障害とは「人格障害」を穏当に言い換えたもの。性格に起因するので「病み終えない」。やりたいことだけやっていれば治るような種類の症状ではなく、「教育的な関わり」が必要であるということ。雅子さんが一般的な適応障害ではない可能性が高い状況で、本当の病名はわからないが、医師団=大野医師はまったく見当違いの治療をしているのではないか。

「十分にできないことだけを取り上げるといった質問は、励ましに他ならないということで、ご回復を遅らせるだけでなく、病状を悪化させる可能性すらある」

雅子さんの公務への見通しを聞くと「励まし」になるから、雅子さんの病状が悪化したら質問した記者のせいだぞ!というお怒り(脅し)をしかと受け止めた。しかし、活動の幅が広がって着実に回復していると言っているのは皇太子と“お医者様”だ。回復しているなら、そろそろどうなのかな?と聞くのは当然の成り行きである。適応障害が回復しているなら「励まし」で悪化するはずはない。嘘に嘘を塗り重ねているのはどちらなのか。ありのままを語らず「精神疾患」を盾にとっている東宮こそ、精神疾患で苦しむ人達に偏見を持っていると言わざるを得ない。きちんとした病状説明をするとまずいことでもあるのか。精神疾患で苦しむ人達は、自身の症状を理解して治療に取り組んでいる。雅子さんの精神疾患を治そうとするならセカンドオピニオンを求めるべきだし、真剣に回復を願うなら皇太子はじめ周囲はもっと必死になっているはずだ。

別に雅子さんの正式な病名を推測するのが目的ではないのでこの辺にしておくが、回復途上にありながら回復の見込みがない現状は、皇太子にも説明のしようがなく、辛いところであろうと思う。産経の記事は、曖昧にしておきたい東宮ご夫妻の強い意向が働いているように感じる。そうでなければ、説明を避ける東宮職の激しい怠慢でしかない。

私は、病名はどうでもよくなっている。質問もしなくていい。ただし回復の見込みが立たない現状をきちんと皇太子ご自身に受け入れていただきたい。ドタ出ドタキャンは準備する側の迷惑になるので、「皇太子殿下お一人でなさる公務を明確にされたら?」と宮内庁側から申し出た時に、皇太子は「雅子の様子を見ながら」と受け入れなかった。皇太子の公務が激減しているのも理由はそこにある。周囲のことなど何も考えていない、やっぱり自分中心のご夫妻だなぁと思うしかなかった。

雅子さんは表に出さなくてよい。無理にお手振りもしなくていいし、取材設定した上での撮影も一切要らない。精神疾患で苦しむ人をあえて引っ張り出して見たいと思う?公務に出るか出ないかわからない状態をいつまで続けるのか。雅子さんの作り笑顔のこわばりと、じっとしていられないご様子、感情の動きによって瞬時に変わる表情の痛々しさをビデオ映像で見るにつけ、なぜ精神を病んだ方をそっとしておいてあげないのだろうと気の毒に思う。「雅子様おかわいそう」と言う人達は、本当におかわいそうと思っているのだろうか。私は過剰な期待を与えているほうがかわいそうだと思う。

愛子さまは降嫁することが決まっている内親王である。かつての紀宮さまくらいの報道でじゅうぶん。成長の節目節目と公務をされるようになってからたくさん撮影すればいい。それよりも個人的な希望として、可愛い盛りの悠仁様をもっと拝見したい。

それにしても、産経新聞はなぜ東宮に偏った代弁者になっているのだろう。「皇室ニュース」であるのになぜタイトルが「雅子さま愛子さま」ばかりなのだろう。

悠仁さまが誕生された今でも「天皇になる可能性のある愛子さま」の文言があらゆる雑誌に出てくる。どう考えても、何かおかしい。そこで、ようやく保守系の議員達が動き出した。

(続く)

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お年寄りや子供達、災害に遭った国民やハンデのある人達に寄り添い、慰問するご公務は、秋篠宮両殿下が務めていらっしゃいます。先日も、たってのお二人のご希望で岩手の大地震の被災者慰問に行かれました。阪神淡路被災者の慰問で「春になったらいいことがありますよ」と被災者を凹ませ、地震のメカニズム発生に興味を示され、施設見学をしたがった皇太子…。比べることはいけないけれど、私には弟宮の存在が心強く思われます。

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2008/07/12

竹田恒泰氏、一方的に終止符を打たないでください

「皇室問題」

WiLL誌上で西尾論文に対する竹田恒泰氏の反論が続き、さらに8月号で西尾幹二氏は噛んで含めるように現在の東宮が抱える諸問題を解いていた。

大約すると、①天皇は「国民と共にあるという特色、国民が苦しいときには一緒に苦しみ、外国への亡命などゆめにも考えられない国民共同体の中心でもある特別性」を持つ存在、②「民を思う心」に民草は尊崇と親愛の情を抱き続けてきたこと、③「ただのセレブ」であってはならない皇族、④天皇の「慈しみと慮りの心」が国民を勇気づけてきたこと、⑤さらに西洋流に染まらない「『公』という日本流儀」に自信を持ってしかるべきであること等々をエピソードを交えて語っている。現東宮が、日本人が抱いてきた皇室への思いからかけ離れつつある実態例をあげながら、西尾氏は「竹田氏への回答は特に稿を改めずとも、本稿ですでに十分に反論はなされていると信じる。」と述べている。大人の対応かくあるべしと感じ入った。

西尾氏渾身の論文にぜひ再び竹田氏の反論なり意見を読みたいものだと思っていたところ、なんとVoice8月号に「皇室論争に終止符を打つ」として、WiLLの西尾氏の文章を引用しながら一方的に終止符を打っているではないか。竹田氏はVoiceで「天皇の日本史」を連載していたし、特にWiLLで西尾氏宛に書く必要はなかったのかもしれないが、場所を移して「どこかでこんなこと言ってる不作法な保守論客がいたけれど、“旧宮家の子孫”が引導を渡してやろう」とでもいうような傲慢な物言いのみが印象として残ってしまった。できれば、8月号の西尾氏の論文に対して再反論してもらいたかった。読者の我が儘ではあろうが。

竹田氏の言い分を要約すると、「雅子さまは、お世継ぎを生まなければならないと周りからプレッシャーをかけられたことによって適応障害になってしまったのだから、批判してはならない。勤皇の心をもって口を慎み、あたたかくお見守り申し上げることこそ保守のあり方であり、作法というものだ」

WiLL7月号で展開した持論の焼き直しであり、「適応障害」について詳しく追記しているにすぎない。熱心に適応障害について勉強したようだが、残念ながら、適応障害の例題と雅子さんの症例はかけ離れている。医学的に適応障害の説明をすればするほど「ああ、やっぱり雅子さんは適応障害には当てはまらない」と逆効果になってしまっている。

内情に詳しい擁護一辺倒の女性週刊誌によると、雅子さんは大野医師によって「認知療法」も受けているようだ。認知療法とは、カウンセリングを通して鬱病患者の治療を行う。環境を変えずに自身の認知を変えていくことで、ネガティブな思考から抜け出すことを目的としている。具体的な治療法としての認知療法について、本を読んだことがあるが、鬱病ではなくても、日頃の心の持ちようとして参考になった。

竹田氏の説明によると

適応障害は健康と病気の境目にあるグレーゾーンで、そのまま放置すると本格的な鬱病や不安障害などの精神病に発展する可能性があるが、適切な治療を行えば恢復させることが可能で、精神疾患のなかでも軽度に位置付けられている。

ストレス因子から引き離せば、通常は発症から3ヶ月ほどで完治するらしいが、雅子さんの場合は、周りがプレッシャーを与え続け、また心ない批判にさらされているので完治できないということらしい。

雅子さんの本当の病名は知らない。仮病とも思わない。いわゆる精神病の範疇にあるものなのだろう。医師が会見しないのは、周りが思っている以上に重篤なのかもしれないし、あるいはそもそも説明することがない、つまり雅子さんのわがままを許しているだけなのかもしれない。一生謎のままという可能性もある。説明を待ち望んできた私は、もはやどうでもよくなっている。少なくとも「回復している」の言葉には虚無感しか漂わない。

ひとつ確実に言えることは、皇太子妃殿下という重責を担うには、雅子さんは著しく資質に欠ける女性であったということだ。そして雅子さんを誰よりも皇太子妃にしたかったのは、小和田恆氏であったということ。外務省がバックアップしたのは言うまでもない。

雅子さんのご病気をすべて周りのせいにする人達にとっては、秋篠宮同妃両殿下に第三子を遠慮させてきた10年間、両殿下が味わったはずのプレッシャー、そして悠仁様ご懐妊中も人知れずプレッシャーに耐えておられたことなど知るよしもないのだろう。(紀子さまのご苦労は、美智子皇后のお言葉からもじゅうぶん推察される)

擁護する人々は、紀子さまと違って雅子さまは責任感が強い方なので、人一倍プレッシャーを感じて押し潰されてしまったとでも言うのだろうか。もし本当に責任感が強く、医師の発表のように「精神的健康度が高い方」ならば、両陛下や皇太子の愛情を受けながら、克己克服していったはずではないか。本当に責任感の強い、精神的健康度が高い方ならば。

雅子さまにプレッシャーを与え続けたのは、実は「悠仁様御誕生を快く思わない」擁護派の人達ではないか。積極的に擁護をするのは原武史氏のような祭祀廃止論者であり、見てきたような嘘を書くジャーナリストであり、東宮一家の内情に精通する政府高官だったり元女官だったり、小和田家に近い知人であったり、メンバーは決まっている。そこに新たに竹田氏が加わったわけだ。必要とあらば「旧宮家」の名によって語るとご本人が言っていたと思う。まるで菊の御紋の代弁者であるようだ。取り巻きには「宮様」と呼ばせていたりして。(竹田宮様と呼ぶべきと言っている人がいたので)

戦後、国難とも言える状況下で、信頼関係で結ばれてきた天皇家と国民は、思いを寄せ合って新たな日本を築いてきた。その心情を無視し、形ばかりの「勤皇の心」を強制したり、「不敬」の名の下に批判を封じ込めることの愚かさに竹田氏は気づいてほしい。いつの時代にも批判はあった。それでも今上と美智子皇后が尊敬と親愛を勝ち得ているのは、ひとえに両陛下のご努力と民草を思う心の強さがあったからである。昭和帝もまた「道徳の規範」として自らを律してこられた。世襲であっても、国民と信頼関係を築くことの出来ない皇室は、いずれ衰退の道を歩むだろう。このままでは現在の皇太子は、周囲の野心ある勢力に蹂躙される。与えられた器を磨かぬならば、皇祖霊はその器には宿ることができない。

「悠仁様御誕生を快く思わない」擁護派の言い分はこうだ。
(週刊現代)桐野夏生・福田和也・原武史

 現在の東宮家に対する風当たりが強くなったといっても、じゃあ東宮家と秋篠宮家、愛子内親王と悠仁親王のどちらが国民に人気があるかと言えば、おそらく東宮家、愛子内親王のほうでしょう。
桐野 そうかもしれませんね。私の周囲の女性達は、紀子さまが男児を産んだとき、皆一様に違和感をもったと言います。雅子妃の心情を察すると、そこまでするか、というのが女性達の正直な心情だったんです。そういうわだかまりに似た国民感情を内包したまま皇室典範を守り、皇位を継承させていくことに国民が納得するかという疑問はありますね。

私の夫は、ここを読んだ瞬間、「なんだ!これは!!」と大声を出した。
この人達は、皇室への愛はあるのだろうか。皇室に誕生した命をこんなにも貶める人を見たことがない。まるで紀子さまが雅子さんにあてつけて男児を産んだとでも言っているようだ。秋篠宮家にも継承者が必要であるにもかかわらず、10年間も懐妊がなかったことに「違和感」を感じることは一度もなかったのか。
福田和也氏は、まったく事実を事実として知らないようだ。たぶん無関心に眺めながら、一度も雅子さまの快癒を願ったことなどないと思う。批判している人達は、私もそうだが、ほとんどが最初は雅子さまが大好きで、ご病気になってからは、本気で回復を願っていたはずだ。1年経ち、2年経ち、今度こそ、きっと次は出ていらっしゃる、「回復に向かっている」という言葉を信じよう、そんな切実な思いを持ってきたのだ。しかし、あたたかく見守っているうち「信じられない・・・」という現実を見てしまったのだ。批判派は、愛情の裏返しであることを知ってほしい。関心を持ち続けたから見えてしまったのであって、福田氏のように人ごとのように「皇后になったらいきなり治りますよ」なんて無責任なことは言えない。

桐野氏の「東京島」を佐藤優氏が大絶賛していた。それで思い出したが、佐藤氏が潮誌上で池田大作氏礼賛の記事を書いていたのは本当だろうか。嘘だと言ってほしい。ソースがないので保留中である。

竹田恒泰氏は、歴代の天皇史を研究している。そして保守論壇の一角を担っていると自負している。歴史的に検証することは必要と思うが、東宮の問題は昭和・平成の御代を抜かしては解くことができない。西尾論文を読むと、昭和天皇、今上陛下、美智子皇后に対し、幼子が親を見つめるような思慕の情が全編に流れているのを感じ取ることができる。竹田氏が「勤皇」という言葉を出して批判を封じ込めようとする時、「わたしく竹田宮が東宮ご夫妻の盾になり奉ります」の気負いしか感じない。

天皇陛下は、今を共に生きている国民の心に寄り添ってくださっている。先帝と今上の人徳に心打たれる国民の総意によって、戦後も「天皇は国民共同体の中心」であったのだ。皇室と共に苦楽を共にしてきた実感があるからこそ、皇室と国民の間に結ばれた紐帯を誰も切ることはできない。この信頼関係を次の御代につなぐためには、歴史上の天皇を引き合いに出す必要はない。

宮内庁の竹田氏への訂正文によく表れている。

宮内庁「皇室関連報道について」
「週刊朝日」(2008年5月23日号)の記事について

  「週刊朝日」(2008年5月23日号)の「さまよう平成皇室」と題する記事の中の竹田恒泰氏の記述に「毎週,皇太子が天皇の御所にあがるような事例は歴史的にも珍しいことです。故秩父宮殿下は,自らのおじいさまであられる明治天皇にお会いしたのは年に数回の拝謁の機会だけで,人生で一度も明治天皇の肉声を耳にしなかったそうです。」とあります。
  しかし,現在の天皇皇后両陛下が皇太子同妃両殿下時代には,当時の天皇陛下の御希望もあって,できる限り御一家で毎週1回は御参内になるということを定例にされていました。また,常陸宮同妃両殿下も当時は,少なくとも毎月2回程度は御参内になられていました。したがって,皇太子殿下や他の皇族方が御所に御参内になることが歴史的にも珍しいとは,認識していないところです。
  さらに,秩父宮殿下が10歳1ヶ月になられた時には,明治天皇は崩御されており,いずれにしても,明治時代の頃のなさりようを引用して,皇太子殿下や他の皇族方が御所に御参内になることが歴史的にも珍しいこととするには,無理があるものと考えております。
  この事実関係については,週刊朝日にもお伝えしました。

宮内庁長官の皇太子への進言が「失言」だとする竹田氏には、歴史を引き合いに出して、東宮ご夫妻は御所に参内する必要なんかないと弁護する意図がある。それに対して、宮内庁は先帝と今上のご関係を語らずして「歴史的に珍しいこと」とすることに抵抗している。今、次代につなぐべきこととして具体的な皇太子へのアドバイスを与えられた時に、遠い昔はこうだったと現皇太子をかばうのに何の意味があるのだろう。

皇室の弥栄を祈るからこそ、現在の東宮ご夫妻のありように危機感を抱く国民が増えている。

批判・擁護、数々の意見が雑誌に踊っているが、たくさん読んだ中でわかったことがある。批判・擁護のどなたも、現在の東宮ご夫妻には後継者として問題があることを否定していない。「公務をこなす」と表現する皇太子は、たしかに「こなしているだけ」のように見える。祭祀の前日であってもお遊びや飲み食いに精を出し、公務は「雅子に回復に役立つもの」を求める。あくまで自分中心。こなされているだけの国民の気持ちは?準備して迎える立場の国民がドタキャン・ドタ出された時にかけられる迷惑は、東宮ご夫妻はご存じない?天皇皇后両陛下や秋篠宮同妃両殿下の心温まる国民との触れあいや、「国民に迷惑をかけたくない」と旅館やレストランを貸し切りにしなかったエピソードなど、東宮ご夫妻の薄ら寒いエピソードと比べて、その落差に愕然とする。

擁護派といえども皇太子の公務が激減していることは知っているはずだ。秋篠宮家にシフトしてきている。皇太子が頼りない上に雅子さんの病状が思わしくない現状を認めた上で、「天皇霊が降りてくれば立派になる」(今は立派ではないと認めている)、「皇太子妃は皇后になれば、仕事の裁量権が持てるのでいきなり治る」(皇太子妃の現在、回復の目処は立っていない)と希望を語る。果たして“いきなり”立派になったり病気が治るものか、八百万の神のみぞ知るではあるが、そう擁護せざるを得ないのは、現状には「問題がある」と認めざるを得ないのである。

昭和、平成、そして次代に貴い価値と信頼関係をつなぐために、東宮ご夫妻はまず悠仁様の継承順位を自ら内外に示し、雅子さんが皇后の務めを果たすことが不可能であることを認め、雅子さんの重荷を解放してさしあげたらどうか。仲の良いお二人に離婚などは酷なことなので、潔く一宮家に降りることも考えたらよいと思う。

福田和也氏が言うように「良い意味で鈍感」であるならよいが、ただの鈍い人では国民の心は皇室から離れてしまうだろう。

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批判は書きにくい。しかし、雅子さんを持ち上げるために天皇皇后両陛下まで悪者にされている。いまだに「天皇に即位する可能性のある愛子さま」とメディアに書かれる現状は、まさしく皇室の危機の中にあるのである。

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2008/06/15

国連大学の胡散臭さ

6月に入ってから体調が悪くて、キーボードを打つのもかったるい。
忘れられないようにガンガルぞcoldsweats02

国連大学は、どうにも胡散臭い。

超党派の国連勉強会発足へ

日本が国際社会の中で責任ある役割を果たしていくためにも、国内に国連の機能の一部などを誘致する必要があるとして、与野党の幹部らが参加した新たな勉強会が発足することになりました。

この勉強会は、自民党の中川元幹事長や公明党の太田代表、共産党の穀田国会対策委員長や国民新党の綿貫代表など、与野党の垣根を越えた各党の幹部らが中心となって準備を進めています。勉強会は、日本が唯一の被爆国として、世界平和や核兵器の廃絶などに向けて国際社会の中で責任ある役割を果たしていくためにも、国連本部の機能の一部や国際会議などを国内に誘致したいとしています。また、日本が国連の安全保障理事会の常任理事国入りを実現するため、今後、国際社会の中で、情報発信力をどう高めていくかなどについて具体案を検討していくことにしています。この勉強会は来週、初会合を開く予定で、政党の垣根を越えて、幅広く国会議員の参加を呼びかけ、今後の活動方針などについて意見を交わすことにしています。

外務省から国連大学にあやしいカネが流れていたらしいから、政治家主導で活動を情報開示していくのはよいと思う。雅子さま絡みで外務省から流出した国費を追及するジャーナリストはいないものか・・・。

日本の財政負担
 日本は国連大学への最大の拠出国であり、2003年は外務省から366万6,000ドル、文部科学省から2億2,381万2,000円(下記「国連大学研究・研修センター学術協力信託基金」への拠出を含む)を拠出している。2003年の拠出額の第2位はオランダ、第3位はカナダである。

参照:保坂展人氏のブログ「国連広報センターにおける不正会計処理問題に関する質問主意書&答弁書

マスコミは、居酒屋タクシーなんてつまんないことをダラダラやってないで、こういう不正を追及してほしいよ。

いままでネットで拾ったり、エントリーにしてきた事をおさらい。

・雅子さまが通う国連大学には、雅子さま専用の個室も用意されている。
(スキー静養ではゲレンデで5時間頑張った目撃談もあるが、虚弱体質!?の雅子さまのために個室にはベッド付き)
・国連大学の元副学長は、武者小路公秀氏。ご存じ主体思想マンセーの朝総連関係者
・武者小路氏は人権擁護法案の推進者
・国連大学の元理事長は吉川弘之氏。女系天皇容認の皇室典範改定委員会の座長。他有識者会議のメンバーも国連関係者。
・小和田恆氏も講師を務める。(国際司法裁判所判事、国連財団理事)
・現在の学長特別顧問 横田洋三氏は、1988年 8月~2000年 4月 国連人権促進保護小委員会代理委員を務めるなど、人権問題に造詣が深い。
・国連人権委員会は、これもご存じのとおり在日朝鮮人や同和問題等、日本にとっては言いがかりとも言える特定国からの告発も多い。それが人権擁護法案につながっていると思われる。

武者小路氏の思想的影響を強く受ける国連大学は、保守が嫌う要素がてんこ盛り(笑)
武者小路氏についてWikiによると

藤原北家の支流・閑院流の末裔、旧子爵家の三男としてブリュッセルで生まれる。学習院大学政治経済学部卒業。カトリック教徒。上智大学、明治学院大学国際学部、フェリス女学院大学、中部大学で教鞭をとる。国連大学副学長、反差別国際運動日本委員会理事長、主体思想国際研究所理事、人権フォーラム21代表、ニューメディア人権機構(人権情報ネットワーク ふらっと)理事長、ピースおおさか初代館長、世界平和アピール七人委員会委員を務める。

父は外交官で元駐独大使、宮内省宗秩寮総裁の武者小路公共子爵。叔父に小説家の武者小路実篤がいる。衆議院議員の猪口邦子は教え子である。

徹底した反米、反体制、反権力主義者で人権擁護法案の推進メンバーの一人で、部落解放同盟との関係も深い。

(略)
また坂本義和とともに、朝鮮労働党と日本共産党の関係改善の斡旋役を務めたり(『黄長燁回顧録 金正日への宣戦布告』文芸春秋,1999年)、主体思想国際研究所の理事を務めるなど、北朝鮮側が日本で最も信頼する進歩的文化人の一人である。

いわゆる「リベラル」の範疇なら問題はないが、反日活動の拠点となると話は違ってくる。人権絡みで“従軍慰安婦”の集会も行われているとすると、特定国や特定団体の人権を擁護するための偏った大学(「学者・研究者の国際的共同体」)と言わざるを得ない。

設立趣旨はご立派だが、巧妙に中身をすり替えられる気持ち悪さとでも言おうか。

ウヨクからもサヨクからも嫌われている国連大学、そして創価学会。

教育の原点を考える
国連

深田匠氏の主張から一部引用

 国連のいかがわしさは、その乱発する国連賞や表彰を金で売っている実状にもよく現れている。例えば創価学会は国連に累計数十億円もの寄附を行い、その見返りに池田大作は「国連平和賞」「国連栄誉表彰」「国連事務総長表彰」「国連人権賞」などを贈られている。池田大作が国連から賞を贈られるほど世界平和や人権に貢献したなどとは、創価学会会員を除いて誰も納得できるものではない筈だ。国連の賞や表彰には「値段がついてくる」というのは、事情通の間では公知の事実であり、国連なんて金さえ貰えれば文鮮明にでも麻原彰晃にでも賞を贈りかねないぐらいなのである。

 東京の青山通りに面した一等地に建てられた巨大なピラミッド型十四階建ての豪華なビルをご存知であろうか。国連の関連機関の一つである国連大学というもので、その建設から運営予算から一切合切を日本が負担しており、現在でも日本は年間約三千八百万ドルを毎年一国で負担している。大学とはいっても学生はおらず単なる研究機関的なものだが、実はこの国連大学が反日主義を掲げる反政府左翼勢力に事実上占拠されており、世界に向けて「日本の戦争犯罪」なるものをアピールする拠点になっているのだ。これは同大学開設から十三年間も副学長を務めた武者小路公秀が、北朝鮮の主体(チュチェ)思想を信奉し金親子を崇拝する人物であったことにも由来する。そのため元々国連大学は北朝鮮擁護ばかりに力を入れてきたわけだが、近年中共の意を受けた左翼政治勢力が国連の名前を反日史観プロパガンダに利用しようと、この国連大学に活動の拠点を置いている。あの「クマラスワミ報告」へと至る「従軍慰安婦強制連行(軍事的性奴隷)」なるものも、この国連大学から国連人権委員会に持ち込まれたものである。つまり日本政府はその狂信的国連信仰が故に、反政府活動に大金を与え続けているということだ。

国連大学は、保守はもちろんリベラル派からもいかがわしく思われるような、売国思想を培養してきた活動拠点なのだ。
共産党まで含めた与野党の政治家が、今後、どう舵取りして修正していくつもりなのか。

少なくとも一国の皇太子妃が、ライフワークとして学ぶ場所としてふさわしいとは思えない。

東宮問題については、私は天皇陛下即位20年までには何らかの結論が出ると感じている。

即位20年「来年11月12日を国民の休日に」
6月4日8時4分配信 産経新聞

 平成21年の天皇陛下即位20年をお祝いするため、超党派の国会議員の奉祝議員連盟が近く設立されることになった。民主党幹部が3日、明らかにした。祝賀行事開催のほか、「即位礼正殿の儀」が行われた日にちなみ、来年11月12日を国民の休日にする法律制定を目指す考え。また、5日には都内で「天皇陛下御即位二十年奉祝委員会」(名誉会長・御手洗冨士夫日本経団連会長、会長・岡村正日本商工会議所会頭)の設立総会が開かれる。

即位記念行事を政府主催に 保守系議員が決議
2008.6.12 11:22

 超党派の保守系議員でつくる「日本会議国会議員懇談会」(会長・平沼赳夫元経済産業相)は12日午前、国会内で総会を開き、天皇陛下即位20年の記念行事を政府主催で開催するよう求める決議を採択した。改正教育基本法に基づく教育改革の徹底、人権擁護法案の制定反対なども盛り込んだ。

超党派の奉祝議員連盟は日本会議のメンバーと重複するということか。来年の11月が待ち遠しい。

天皇皇后両陛下は、この祝賀行事を終えた段階で、ご高齢のため祭祀や公務の見直しをされると考えていらっしゃる。東宮ご夫妻も覚悟を決める時が近付いているようだ。

国連大学について参照

日本財団
【国連再考】(23)第3部(3)運営負担の悲喜劇
2003/09/24 産経新聞朝刊

■「慰安婦」で糾弾される日本
(略)
 国連大学での日本政府糾弾の集会で典型的なのは一九九五年七月に開かれた日本軍の慰安婦問題追及のセミナーだった。主催は「国際法律家委員会」というNGOだが、国連人権委員会がスリランカのラディカ・クマラスワミ女史を特別報告者に任命し、日本の慰安婦問題を調査することを決めたのを受けてのセミナーだった。このセミナーでも慰安婦を「軍事的性奴隷」と呼び、日本政府の対応を激しく非難する声明が採択された。
 慰安婦問題では九六年一月に国連人権委員会がクマラスワミ報告を発表した。これまた日本政府の立場を不当だと非難し、虚偽が立証されている吉田清治発言を事実として全面的に採用する内容だった。国連人権委員会は現に進行中の北朝鮮による日本人拉致も、中国による少数民族弾圧も、イラクのフセイン政権による残虐行為も、一顧だにしないのに、日本の戦中の慰安婦問題は異様なほどの熱をこめて非難するのだった。
 国連大学はその後も、慰安婦問題に対して討論の会場を提供し、日本政府非難の集いを後援し、奇妙なほど深いかかわりを保っていく。今年七月にも国連大学の後援で「慰安婦問題と日韓関係」を論じるフォーラムが同大学会議場で開かれた。
 外交特権を与えられ、治外法権に等しい国連大学には豪華で広壮な国際会議場が二つある。同会議場は国連に関係なくても、「公共目的の団体の学術テーマ」に関する会議には一般利用されている。だから多様な政治的背景の団体に使われてはいるが、どうしても国連関連の団体が多くなる。国連関連団体の集会となると、すぐに「慰安婦」が出て、独特の偏りをみせることとなるのだ。
 国連大学のこうした伝統的な偏りは大学開設時から十三年間も副学長を務めた国際政治学者の武者小路公秀氏の政治傾向とも無関係ではないと指摘する向きがある。確かに武者小路氏は金日成主席のチュチェ思想の共鳴者として朝鮮総連の主催する行事には主要ゲスト扱いで長年、頻繁に出席し、年来の北朝鮮シンパとして知られてきた。
 二〇〇一年十一月に捜査当局が朝鮮総連を家宅捜索した際には、武者小路氏は槇枝元文元総評議長や清水澄子前社民党参議院議員という北朝鮮支援の活動家たちとともに「過剰捜査」だとして首相に抗議した。武者小路氏は国連大学在勤中は北朝鮮の朝鮮科学者協会や中国の社会科学院と日本の東大を結びつけるプロジェクトを推進した一方、日本政府の安全保障や外交の政策には一貫して反対を表明してきた。
 もちろん学者の政治的スタンスは自由だし、国連機関の幹部に日本の政策に賛成することを期待もできない。だが日本がなにもかも負担して運営する国連大学のこうした側面や軌跡をみると、その負担の理由がますますわからなくなる。
(ワシントン 古森義久)

反日売国思想は、沖縄の反戦平和運動ともリンクしている。

北朝鮮と反日運動家の沖縄工作

沖縄でチュチェ思想全国セミナー

(略)
 セミナーでは、チュチェ思想研究会全国連絡会の佐久川政一会長が ①経済危機にあえぐ米国と資本主義諸国 ②沖縄・日本・アジアの自主と平和のために ③自主の時代と金正日総書記の指導 ④日朝連帯と国交正常化問題――の体系で基調報告。とくに②では、沖縄における米軍基地の返還は極東最大である米軍基地の縮小を意味し、その実現は朝鮮半島やアジアの緊張緩和につながり、日本とアジアの信頼関係を回復してアジアと世界の平和にも大きく貢献する第一歩になると指摘した。また④では、共和国に対する偏見を捨て正しい朝鮮観に基づき日朝関係の平和的、友好的な道を切り開いていこうと語った。

 セミナーでは、武者小路公秀・フェリス女学院大学教授が「グローバル覇権下のアジアの自主―人間安全保障の観点から」、鎌倉孝夫・埼玉大教授が「朝鮮半島をめぐるアメリカと日本―朝鮮の自主的平和統一のために」と題して研究報告を行った。

 武者小路教授は、アジアの自主性を実現するには金大中「大統領」が今回の訪日で言及しなかった「従軍慰安婦」問題など日本が、過去の問題を正しく解決しなければならないと語った。

「ふざけんな」という言葉しか出ない。

人権-ジェンダーフリー-反戦-アジアの自主と平和-日朝関係の友好
これらが全部リンクしてネットワークを築き、外務省も関与してきたことを「証拠もないのに反日左翼呼ばわりすることは妄想だ」と言われても、妄想と否定することのほうが苦しいのではないかな。

そういえば、「妄想」と断じていた竹田さんには私の反論を読んでいただいたようだ。一生懸命ブログに書いた甲斐があったね。

竹田恒泰日記 西尾竹田論争、関連記事リンク集

■竹田の記事に否定的なサイト(もしくは西尾氏の記事に好意的なサイト)

歴史と日本人―明日へのとびら―、5月28日「おかしな竹田恒泰氏の論文 」
http://blog.livedoor.jp/k60422/archives/51329428.html

小説以外にも語りたい!、6月1日「御皇室に甘えるのは止めないか?」
http://blog.livedoor.jp/orihara22/archives/2008-06.html#20080601

ふぶきの部屋、5月29日「月刊WILL7月号・・・旧皇族の反論について2」
http://blog.goo.ne.jp/yonyon4009/e/f45068101ea83f52a06cd375b039379d

ふぶきの部屋、5月29日「WILL7月号・・・旧皇族の反論について3」
http://blog.goo.ne.jp/yonyon4009/e/21eea5547d021dd6b5d555062df9b8eb

もじもじスケッチ 、5月29日「WiLL竹田恒泰氏への反論」
http://mojimojisk.cocolog-nifty.com/miz/2008/05/will_c203.html

西尾幹二先生からもトラックバックをいただき、インターネットで瞬時に情報や意見交換を可能にするブログの醍醐味を感じている。

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「存在するだけでありがたい」という感性は、「国連」というだけでありがたがるどこかの党代表と同じだね。中身がすり替わっていても気づかないんだろう。

うp「皇太子殿下のブラジルご訪問前の記者会見

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2008/05/29

WiLL竹田恒泰氏への反論

大長文注意(^_^; 竹田氏の間違いを訂正するところから始めなくてはならないので、すごーく疲れる。

こんなに長くては、WiLLのコメント欄にコピペできないな。今回は編集部宛にメールするか。

WiLLのご意見募集

◎旧皇族が「雅子妃問題(西尾論文)」に大反論 竹田恒泰

竹田恒泰氏
西尾幹二さんに敢えて注告します
これでは「朝敵」といわれても・・・・・・

WiLL編集部は、この件を「雅子妃問題」としている。
8月号で西尾氏が再反論の予定とのこと。楽しみである。

果たしてこれは「雅子妃問題」なのか。雅子さまに言いなりの「皇太子問題」なのか。
インターネットで東宮ご夫妻に違和感を表明する人が増えてきたのは、何がきっかけだったろうか。その人達は、皇室を敬愛する民草であり、どちらかというと「皇室ファン」である一般庶民であると感じられる。かくいう私も天皇ご一家の映像に心癒されていたファンの一人だった。

私は皇太子殿下の「雅子のキャリアに基づく人格否定があったことも事実です」という発言に仰天し、なんと配慮のない言葉だろうかと、この時初めて不信感を持った。
不信感を持ち始めた国民の意見をネット上で見てみると、そのきっかけは雅子さまの祖父(チッソ元社長)の葬儀に二人揃って弔問に行った時というのが多かったように思う。

どのような人達が西尾論文に「我が意を得たり」と感じたのか。組織的でもなんでもなく、皇室を敬愛するからこそ今までは言いにくかったことが、「え?あなたもやっぱり変だと思っていたの?」というところから広がっていったのである。

万世一系男系支持の皇室を敬愛する老若男女は、いまや「雅子さまが嫌い。あるいは雅子さまのことを知らない」の二種類しかいないとまで言われている。雅子さまを擁護する人達は、皇統が女系になってもかまわないか、無関心か、カルト絡みだと思う。

■ぜひマスコミがタブー視しないで調べてほしいことは、創価学会との関係である。

1,妹の礼子さん夫妻は創価学会か。

2,東宮ご夫妻を出迎える時には、いつも同じような女性の大きな声が聞こえる。決まって「まさこさまああっ!」「あいこさまああっ!」であって、「皇太子さまあ」は聞こえない。動員されているかのようである。

3,外務次官時代の小和田恆氏と大鳳会(外務省内学会員組織)の関係。池田大作氏の中国訪問で外務省が便宜を図ったというのは本当か。

4,雅子さまがご結婚当初から祭祀に拒否反応を示していたのは、何か理由があるのか。単に面倒くさいことはやりたくないというずぼらな性格だったのか。

5,学会員は、雅子さまは素晴らしいと持ち上げながら、秋篠宮両殿下のあることないこと都市伝説まがいの中傷を言い回っているのは本当か。

6,折伏の際に東宮ご夫妻の名前を出しているのは本当か。

7,皇太子と雅子さまのデートを外務省職員が取り持ったことは本当か。コルマールでのデート等、不思議なことが多すぎる。機密費疑惑もある。

5,6に関しては、証言がたくさんある。また私自身も、意味もなく突然紀子妃殿下のありもしない中傷を聞かされたことがある。しかもその人自身の経験のように説得力のあるものだった。私もその時は信じてしまったのだが、それは学会員が流布する噂として出回っている“ストーリー”と寸分違わぬものだった。

竹田氏に賛同する読者のコメントを読むと、どうも竹田氏と同じく基本的な事実関係を何も知らず、調べもせずに「いてくださるだけでありがたい存在」というところから一歩も出ていないようだ。あがめ奉っている間に、ふと目を上げると、頭がイワシになっていたなんてことになりかねない。イワシの頭なら信心すればなんとかなるが、「平伏しているうちに王朝が変わっていました」では困るのだ。

皇室に関しては、聖域でもあるので情報収集はままならない。「何か変だ」と感じ始めた皇室ファン達が、少ない情報の中から検証し始めたのを機として、徐々に「雅子妃問題」を共有する人々が多くなってきた。雑誌などでも取り上げられるようになり、何も知らなかった一般人でも「事実の積み重ね」を知るようになってきたのである。せめて皇太子殿下がしっかりしていてくださればいいのだけれど、その実態は両陛下と距離を置きながら、小和田家にどっぷり取り込まれている様子が見えるのだから嘆かわしい。

■西尾氏が、ブログで竹田氏に少し反論している。
西尾幹二のインターネット日録

――WiLL 7月号のこと――

(略)
 私が学歴主義という言葉を用いて言おうとした明治以来の文明史的な文脈を竹田氏はよく分っていないらしく、「東大卒のどこがいけないのか」というようなシンプルな捉え方しかしていないし、それに妃殿下問題は病気治療の問題ではなくすでに「国家の問題」と私が言ったことについても、また皇室が国民に今与えている不安や違和感についても、何もお感じになっていない呑気さ、あるいは鈍さである。

竹田氏の反論が揚げ足取りにしかなっていないのは、西尾氏の言うように「何もお感じになっていない呑気さ、あるいは鈍さ」、これがすべてなんじゃないだろうか。
竹田氏が誰でも知っている事実すら確認せず、あたかも「皇族はその存在だけで貴い」とでも言うような傲慢さに目眩がして、反論する気も失せてしまった。血統をつなぐだけに価値があり、存在するだけでいいのなら、動物園の珍獣と変わらないのだ。

論点がズレている人に反論するのは大変な作業だ。そうは言っても「何もお感じになっていない呑気さ」と笑ってばかりもいられないので、面倒くさい作業だが一つ一つ検証してみよう。

その前になぜ東宮ご夫妻が問題なのか、私自身の捉え方を書いておく。

・反論のポイント
1,戦後の皇室像は変わった。いや変わらざるを得なかったのはなぜか。
2,皇室はなぜ開かれなければならなかったのか。
3,道徳規準の範として自制されてきた皇族。
4,国民の支持を失った皇室はどこへ行くのか。

私が東宮ご夫妻と小和田一家を問題にするのは、皇統簒奪を企てる者が内部に巣くっている危機感、ただこの一点のみ。証拠はない。状況証拠のみ。しかし、事の経緯を追っていくと「愛子女帝」ありきの動きが内部から出てきたとしか考えられない。

雅子さんが不適格であることは、ある意味どうでもいい。その不適格さが単に「お仕事は何もできません」ということにとどまる範囲であるならば、無害かもしれない。問題の根を深くしてしまったのは、皇太子殿下が雅子さんと小和田家に引きずられて、祭祀をないがしろにする傾向を否めないからだ。擁護する人は「きちんとやっていらっしゃるではないか」と言うだろう。果たしてそうか。これもまた状況証拠でしかないので逐一言及しないでおく。

ヒントとしては、両陛下、秋篠宮ご夫妻と比較して、東宮ご夫妻の祭祀の前日の過ごし方を調べてほしい。あるいは天皇陛下が最も重要な日の一つとされる8月15日に、過去、東宮ご夫妻は何をしていたのか。一方、秋篠宮殿下は、自らその日の重要性に言及し、秋篠宮ご夫妻は身を慎んで真摯に祈りを捧げておられる。

■竹田氏への反論

西尾氏の弁護ではなく、私個人の意見として反論する。(ページ数の後に竹田氏の文章を引用)

43p>「天皇制度の廃棄に賛成する」人物に皇室を思いやる資格はないと私は思う。

「こんな天皇ならもう要らない」と思う時が来るとすれば、天皇が天皇としての精神性を失った時、今まで皇室を崇敬してきた国民から支持を失うと言っているのだ。

前提は万世一系を守ることだが、「皇室典範改定」問題はくすぶっている。悠仁親王殿下御誕生に日本中が喜びで溢れたが、悠仁さまお一人では将来的には心細い。東宮ご夫妻と小和田家に野心がある限り、皇太子が即位した後、再び「女帝」問題が起こらないという保証はない。

根拠についてはこちらを参照してください。

「伝統に雅子さまが合わせるのか、雅子さまのために伝統を変えるのか」

今の東宮ご夫妻のおふるまいには、知れば知るほど疑問を抱かざるを得ない。戦後、苦労の限りを尽くして国民を庇護してくださった昭和天皇のお心に背き、皇室が変質するようなことがあれば、器は同じでも別物である。そんな皇室は敬愛できなくなる。

そのような切羽詰まった民草の心配も知らず、竹田氏は能天気に「朝敵」呼ばわりとは・・・。絶句した。どちらが本当に皇室を大切に思っているのか。

先帝はタイ国王との会話でこうおっしゃったという。(週刊文春)

天皇 高い道徳規準を国民に示す事が、王室の一員としてとても重要ですね。

高い道徳規準を示すことは、天皇ご自身が戒めとされてきたことなのだろう。

昭和天皇は、戦後、モラルの統合として率先垂範して、積極的に国民の心に寄り添ってこられた。時代とともにより身近に、より開かざるを得ない皇室の中で、国父として国民から慕われてきたのである。今上陛下はその志をしっかり受け継がれたことを私達は知っている。血統をつないでさえいれば、何もしなくていいという存在ではない。それは時代を遡っても、なぜ王朝転覆がなされなかったかに思いを致せばわかると思う。「守り続けてきた精神性」があったからに他ならない。「貴いものを守る謙虚さ」を感じない、自分のお楽しみ中心の天皇・皇后には、国民はいつか愛想を尽かしてしまう。

率直に言って、秋篠宮殿下に継いでいただきたい。歴史的に見て、必ず長男が継ぐとは決まっていなかったではないか。兄弟の中から後継を指名してきたのである。儒教ではないのだから、長男至上主義である必要はない。皇室典範は元来家法なのだから、いかようにも方法はある。

32p>否、西尾論文は東宮を貶め、徒に国民の不安を煽り、不要な誤解を生じさせるのみであり、何も良い方向に導くものではない。

誤解をしているのは竹田氏。あやふやな情報ではない。お二人の言動の事実に基づいて批判しているのである。

33p>(東宮ご夫妻は)個別の記事に対してご意見を発せられるお立場にない。

宮内庁は、いま積極的にメディアの誤報に対して抗議・訂正している。
両陛下や東宮ご夫妻に直接聞き、あるいは訂正してほしい旨を受けて職員が掲載している。いくらでも反論できる方法はあるのである。

竹田氏は、何度も西尾氏の「妄想」「憶測」と言っているが、西尾氏は事実に基づいて書いている。しかし、事が事だけに「・・・らしい」「・・・と聞いている」と婉曲的に表現しているにすぎない。竹田氏自身がなんの検証も調査もせず、「妄想」と決めつける行為がまったく反論の体を成していないということだ。

34p>たとえば私の知る皇族の一方は、皇室の将来を考えて何度か東宮殿下に直接お諫め申し上げたことがあったそうだ。しかし、媒体の取材で東宮を応援されるご発言はあっても、非難されるご発言はただの一度たりともない。保守論者はそのような振る舞いを心に刻むべきだ。

三笠宮寛仁殿下は東宮殿下にお諫めの手紙を書かれたそうだ。お諫めしなければならない事実があったわけである。しかし、皇太子殿下は手紙を受け取った旨と「ありがとう」の一言だったという。あのお二人にはその意味が伝わっていないのだ。

竹田氏は羽毛田長官が公の場で「苦言」を呈したことを批判しているが、竹田氏は、羽毛田長官が何度も何度も直接東宮ご夫妻に注意していることを知らない。いったい竹田氏は、東宮ご夫妻の何を知って擁護しているのだろう。忠言しても無視されてきたことを知らず、羽毛田長官も西尾氏も直接東宮ご夫妻にご忠言しないのは卑怯だ!と言うのだから、反論するのもばからしくなる。最低限、事実関係を調べてから「朝敵」呼ばわりでもなんでもするがいい。

35p>人格否定発言、宮内庁長官諫言と問題が拡大してきた原因は本当に学歴主義なのだろうか。(略)東宮妃を民間に求めるなら、学歴などが求められることは、むしろ自然である。

学歴の件を何度も竹田氏は繰り返すが、何を言いたいのかさっぱりわからない。
まず、国民は皇太子妃に学歴を求めているのか?美智子皇后陛下があまりにも素晴らしい国母さまなので、つい比較してしまいがちだが、学歴ゆえに美智子皇后を尊敬しているわけではない。学歴を言うなら、紀子妃殿下が一番上だ。皇室に嫁いで一生懸命に努力しているお姿を通して応援するし、妃殿下としてふさわしい教養とお心と規範を示していただくことで、国民はさらに慕わしさと親しみを持つのである。

最初からろくに祭祀もせず、何の努力もしないうちから皇室への「適応障害」を起こしたと言われても、そのような妃殿下が次の皇后とはお笑いぐさである。旧皇族として皇族の肩書きを前面に出すのなら、民草の絶望感を少しは斟酌してくださってもよろしいのではないか。

しかも雅子さまの学歴が、親がかりの底上げであることはとうに知られているところである。実力の伴わない学歴とキャリアなるものを掲げるような小和田家の品性を疑う。

35p>秋篠宮若宮殿下がお生まれになる前、国民は身勝手にも、東宮に親王がご誕生されることを願った。一人の女性に集中するその無言の圧力は日々強まり、東宮妃殿下を押し潰していたことは想像に難くなく、今日の問題に至る大きな要因になったと考えなくてはならない。

私は、この段落に一番違和感を持った。竹田氏は男系維持派ではなかったか。「愛子さま女帝」結論ありきの皇室典範改定を食い止めた悠仁親王ご誕生を聞いた瞬間、万歳した国民の心が理解できないとは悲しいことだ。竹田氏は「国民からのプレッシャーに押し潰された雅子妃殿下、おかわいそう」と思ったようだ。この引用文が竹田氏の本音をあらわしている。

本来、東宮妃殿下のお立場だったら、男系で皇統がつながることで、ようやくプレッシャーから解放され、秋篠宮ご夫妻にお礼を言うはずではないか。それを「愛子にもかわいらしいいとこが新たに一人できましたことも(略)」としか表現しなかったことに国民感情との乖離を感じた。

国民は「身勝手にも雅子妃に親王ご誕生を願った」と言う。子どもは授かりものだから、いつの日にか親王の誕生を期待しながらも、いつ誰が雅子妃を責めたというのか。今上陛下が「国民は期待していますよ」とおっしゃった時、雅子妃は「私の周りにそのようなことを言う人はいません」と口答えしたという。勘違いもはなはだしい。誰も責めないことをいいことに、お世継ぎを生む気もないことを表明したようなものではないか。

秋篠宮両殿下は、その国民の期待を知ればこそ、命がけで悠仁親王を出産してくださった。神業としか言いようがない。

皇統維持を尊ぶならば、雅子妃にだけプレッシャーがかかったと考えるほうがおかしい。その期待を担っていたのは、雅子妃と紀子妃である。それなのに紀子妃に10年もの間「ご遠慮」させていたとしか考えられない。いろいろ推察できることはあるが省略する。

全文を通して感じたのは、竹田氏は東宮ご夫妻に肩入れが過ぎるようだ。一言で竹田氏の本音を言い表せば「雅子妃に問題があっても国民は黙っていろ」ということなのか。

雅子妃に問題があることは、竹田氏も承知しておられるようである。そして国民の目から問題が隠しおおせなくなっていることも。だから「混乱させることはよくない」という言い分で蓋をしてしまおうという意図を感じる。

しかし、ここまで東宮ご夫妻の不適格さがあらわになってきた以上、疑問を持つ人々の口を塞ぐことは無理だと思う。西尾氏は、そのような国民の声を代弁してくれたにすぎないのである。

37p>西尾論文には、その他にも各所にただの妄想と見られる記事が見受けられる。たとえば「妃殿下が海外生活を禁じられ、それがストレスになっていると発言されていると聞いた」というが、一体誰の発言を誰から聞いたのか。

竹田氏は、一度宮内庁のホームページで、東宮ご夫妻の発言にすべて目を通したらいい。

平成16年5月10日(外国訪問前の記者会見)
<関連質問>
問4  殿下,大変,ちょっと失礼な質問になってしまうかもしれませんが,先ほどお答えになった時にですね,妃殿下のキャリアや人格を否定するような動きがあるとおっしゃいましたが,差し支えない範囲でどのようなことを念頭に置かれたお話なのか質問させていただきたいのですが。

皇太子殿下 そうですね,細かいことはちょっと控えたいと思うんですけれど,外国 訪問もできなかったということなども含めてですね,そのことで雅子もそうですけれど,私もとても悩んだということ,そのことを一言お伝えしようと思います。

また、雅子さまは、いつの会見かは忘れたが、ご自身の口から「6年間の間,外国訪問をすることがなかなか難しいという状況は,正直申しまして私自身その状況に適応することになかなか大きな努力が要ったということがございます」と、辛そうにお顔を歪めながら答えていたことを覚えている。

39p>二つ目は、「皇太子殿下にとりあえず国民が期待しているのは、天皇ならびに国民に向けた謝罪のニュアンスのある言葉」の部分。国民は本当に東宮殿下の謝罪を求めているか。

西尾氏は「ニュアンス」と書いている。誰も謝罪など欲していない。皇太子殿下は雅子さまが長いご静養に入られてから、正確には忘れたが、ご家庭のことにのみ関心が向いているのでは?という不満があることについて会見で感想を求められ、「批判は甘んじて受けます」と答えられている。チャンスがあるならこの時だったと思う。質問は年々皇太子殿下にとって厳しくなっているが、毎回あまりに木で鼻をくくるような突き放し方であるように思う。マイホームパパを前面に出すばかりで、「国民の期待に応えられない」ことの“さびしさ”といったものは何も感じられない。国民は、おことばの中からニュアンスを感じ取るしかないのである。

40p>ただのわがまま病であれば家の躾の問題であり、病気ではない。しかし適応障害は立派な精神疾患であり、それを個人のわがままであると決めつけるのは、病気への知識と配慮に欠ける。
(略)
これまで鬱病は心の病と考えられてきたが、最近の研究の結果、脳の病ととらえられるようになった。

雅子さまを鬱病と決めつけているのはどちらなのか。しかも問題だと思うのは、医学的に「脳の病」と書いている。そうであるなら、大野医師一人に任せておくことが適切とは思えない。医師団の専門的な診断と国民への説明が必要である。本当の病名を隠し、説明を怠ってきた責任は免れない。竹田氏は、説明を求めることすら国民の「身勝手」と言うのだろうか。

41p>皇后は「祭り主」ではない

そんなことはわかっている。皇室に適応障害を起こすような妃殿下が立后すれば、どれほど重い責任がかかってくると思っているのか。だから雅子さまは立后は辞退してほしい。それが結論である。皇太子一人で真摯に祭祀を守り続ければよい。しかし、皇太子殿下にその重さがわかっているとは思えないから批判されているのだ。

42p>東宮殿下も将来三種の神器をお持ちになり、即位礼と大嘗祭を済ませられて天皇になられ、葦津珍彦がいうように「神に接近し、皇祖神の神意に相通じ」れば、今上さまと同様、必ず立派な天皇におなりあそばすと私は思う。

皇太子殿下が、今は立派ではないことを竹田氏も認めているようだ。

今上陛下は大嘗祭の後、まとわれる雰囲気ががらっと変わって畏れ多いお姿になったという。摩訶不思議な神意を感ずる。祭司長としての資格を得られたのだろう。
しかし、竹田氏が思い至らぬことがある。たとえばエリートの家系に生まれても、勉強をさぼっているなら試験に合格できない。次男が試験に合格すれば、跡継ぎは次男になるだろう。先祖から生まれながらの器を与えられていても、磨く努力を怠れば、素晴らしきものを満たす器にはなり得ないのである。穢れを嫌う祭祀がかくも厳しいことを旧皇族の人が知らぬわけはないと思うのだが。

ここまでして東宮ご夫妻を擁護しなければならない理由が竹田氏にあるのだろうか。

43p>作法は善悪を超える。仮に西尾氏の論が完全に正しいことだとしても、正しいことを振りかざして現実が混乱するのであれば、その正義は自らのエゴでしかない。

作法は時として正しい道を塞ぐ。正しい道に戻るには、混乱もまた必要なのである。
天皇は国民の総意として存在する。何度も書くが、国民が天皇皇后両陛下を拝見して「ありがたい」と感ずるのは、そのお姿を通して祈りに裏打ちされた「神」を見るからである。神々の通過体として存在してくださっているのである。

国民が平安をむさぼっているうちに、御簾の中に野心ある者を取り込む事態を許してはならない。

以上

<追記>

コメント欄でさっそく反論がきましたので、レスしてきました。以下訂正がてら転載しておきます。

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反論があったので、レスします。

>竹田さんは、宮内庁長官が何度も皇太子に直接苦言を呈してきたことを知っていますよ。別のところに掲載されている最近の竹田さんの記事を読んでください。

WiLLの論文に対して私は反論しています。他は読む必要がありません。
竹田氏は西尾氏に対して「東宮御所に投書することは可能であり、西尾氏ほどの言論人であれば、人脈を辿って両殿下のお手元に諫言書を届けることもできただろう」と書いています。その後に宮内庁長官諫言について「天皇陛下が長官にそのようなことを会見で発言するように指示なさるはずは断じてない」と。
WiLLの記事では、陛下に頼まれたわけでもないのに長官は直接両殿下に諫言するべきだったというふうに読めますね。誤解であれば失礼しました。

しかし、何度も長官が直接諫言したことを竹田さんが知っていらっしゃるとすると、それを無視した東宮ご夫妻についてどんな感想を持たれたのでしょうか。そちらのほうが気になります。誰に諫言されても、お二人は態度を改めてくださらないのです。その後、すぐに皇居に訪問はしましたが、やはり続かないようですね。

竹田さんは、本気で皇太子殿下は急に立派になると考えておられるのでしょうか。神様は、それにふさわしい人にしか降りないです。

ちなみに私も竹田さんのファンでしたよ。Voiceで連載されていた「天皇の日本史」は全部読みましたし、「語られなかった皇族たちの真実」も素晴らしかったです。

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2008/05/25

産経はなぜ秋篠宮ご夫妻の公務を無視するの?

WiLL7月号予告

まず、トップの総力特集は、〈「雅子妃問題」を考える〉です。

◎旧皇族が「雅子妃問題(西尾論文)」に大反論  竹田恒泰
◎「恋愛結婚制」と皇室伝統 〈緊急対談〉  渡部昇一 日下公人
◎「雅子妃問題」読者はこう考える

竹田さん・・orz
読まないうちから内容がわかって、いますぐ長文の反論エントリーを書けてしまうよ。(笑)

反論のポイント
1,戦後の皇室像は変わった、いや変わらざるを得なかった、なぜか。
2,皇室はなぜ開かれなければならなかったのか。
3,道徳規準の範として自制されてきた皇族。
3,国民の支持を失った皇室はどこへ行くのか。

話はそこからだな。
来週、また感想を書きます。

きょうは、前から疑問に思っていたことを一つ。
産経新聞は、極右の方達や竹田氏と同じように「皇族の地位は不可侵」「いてくださるだけでありがたい」と考えて編集しているのだろうか。編集部が単純に東宮ご夫妻ファンなのだろうか。それとも読者は皆東宮ご夫妻が好きなはずだから、愛子さまは国民的アイドルに違いないと思っているの?編集部にメールしてみようかしらん。

サイトの「皇室ニュース」「皇室ウイークリー」を楽しみに読んでいるのだが・・・

皇室ウイークリー

【皇室ウイークリー】(28)雅子さま久々、勤労奉仕団に「御会釈」
【皇室ウイークリー】(27)愛子さま、170キロになった元“子ブタ”とご再会5.10 07:38
【皇室ウイークリー】(26)愛子さまの水ぼうそう、完治! ご登校も再開5.3 08:30
【皇室ウイークリー】(25)愛子さまのお世話もひと段落 雅子さま、久々のご乗馬4.26 07:32
【皇室ウイークリー】(24)雅子さま、愛子さまを連日のご送迎4.19 08:33
【皇室ウイークリー】(23)愛子さま、初めてのランドセル4.12 08:15
【皇室ウイークリー】(22)愛子さまのスキー、滑走スピードもアップ!4.5 09:15
【皇室ウイークリー】(21)愛子さまがスケート練習 模範演技のスピンにビックリ?3.29 08:11
【皇室ウイークリー】(20)愛子さま、イタリアンランチに“舌鼓”3.22 08:16
【皇室ウイークリー】(19)愛子さま、小学校の名札のお名前は?3.15 08:25
【皇室ウイークリー】(番外編)英国ご留学中の承子さま、22歳の誕生日3.8 08:58
【皇室ウイークリー】(18)愛子さま、もうすぐご卒園3.8 08:56
【皇室ウイークリー】(17)愛子さま、お茶会ご出席 皇太子さまには誕生日プレゼント 3.1 08:48
【皇室ウイークリー】(番外編)愛子さま、はじける笑顔2.23 08:53
【皇室ウイークリー】(16)雅子さま、ご乗馬 父母会は残念ながらキャンセルに2.23 08:52
【皇室ウイークリー】(15)雅子さま、講演をご聴講 波紋広がる「長官発言」 2.16 09:02
【皇室ウイークリー】(14)雅子さまの書道の腕前は…2.9 08:58
【皇室ウイークリー】(13)愛子さま、ご通園を再開 皇后さまのめまいも改善傾向に2.2 09:09
【皇室ウイークリー】(12)皇后さまと愛子さま、お熱もさがり一安心1.26 09:10
【皇室ウイークリー】(11)愛子さま、水族館で“ニモ”とご対面1.19 09:17
【皇室ウイークリー】(10)愛子さまのお正月 たこ揚げ、もちつき、コマ回し1.12 09:05
【皇室ウイークリー】(9)陛下の元日の「晴の御膳」を公開 雅子さまも笑顔のお正月1.5 09:00
【皇室ウイークリー(8)】雅子さまに「お疲れの様子なし」 一般参賀で3回ベランダに12.29 09:01
【皇室ウイークリー】(7)愛子さま、3度目の「電車帰宅」 彬子さまは26歳に12.22 08:58

小和田家&雅子さま御用達の女性週刊誌の見出しかと思った。爆笑!
愛子さま、イタリアンランチに“舌鼓”って、記者は見たのか?
一応記事の中身は皇族方の公務は網羅されていて参考になるのだが、なぜ東宮のプライベートが真っ先に来るのか素でわからん。

天皇皇后両陛下や秋篠宮同妃両殿下のご公務は、東宮一家のプライベートより読む価値がないと編集部が考えているとしか思えない。

しかも完全に偏向していることがわかるのは「皇室ニュース」

「皇室」のニュース一覧

【皇室ウイークリー】(29)愛子さま、ペンギンににっこり 雅子さま、連日のご公務5.24 08:29
皇后さま、皇居でご給桑5.23 12:18
皇太子さまブラジルご訪問、6月16~27日に決定 閣議で了解5.23 08:56
【皇室豆知識】「鮫が橋門」をご存じですか?5.23 01:38
皇太子さま、都の水道水源林をご視察5.22 15:28
両陛下、認定こども園ご訪問 園児らと“買い物ごっこ”5.22 12:45
愛子さま、雅子さまと遠足にご参加5.19 11:33
【皇室ウイークリー】(28)雅子さま久々、勤労奉仕団に「御会釈」5.17 10:50
寛仁親王殿下、手術終了 今後は電気発声器をご使用5.16 19:57
皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と特別展ご鑑賞5.16 13:16
両陛下、「小泉信三展」ご鑑賞 慶大図書館旧館5.16 11:13
寛仁親王殿下、のどを再手術へ5.15 18:26
皇太子さま 都の水道施設ご視察5.15 16:42
高円宮妃久子殿下[鳥の写真]展始まる 大阪・難波で5.14 19:17
天皇陛下が恒例のお田植え5.14 19:14
常陸宮さまがご退院5.14 14:51
【皇室豆知識】「宮門跡」に天皇家の末裔が…5.14 01:43
常陸宮さま、白内障の手術無事終了5.13 16:17
愛子さま、悠仁さま、粟の種まき“お手伝い” ご一家で皇居ご訪問5.11 18:24
常陸宮ご夫妻、愛鳥の式典に5.11 18:23
【皇室ウイークリー】(27)愛子さま、170キロになった元“子ブタ”とご再会5.10 07:38
常陸宮さま、白内障手術へ5.9 14:17
【胡錦濤氏訪日】両陛下、主席夫妻に別れのご挨拶 微笑ましいハプニングも5.9 11:49
皇后さま、全国赤十字大会ご出席5.8 11:39
天皇陛下、大綬章親授式に5.8 11:17

秋篠宮ご一家のニュースがない。わざと??雅子さまの連日の公務は載せるほどのもの?10分間のご会釈と赴任大使との面会がトップニュース?いままでそれすらやっていなかったことの驚きのほうが大きい。

5/22の「皇太子さま、都の水道水源林をご視察」は、趣味の春山ハイキングでしかないのを“公務”にするために都の水道局長を随行させて説明を受けただけ。
産経ではなく毎日新聞から引用(わざと(^_^;)

皇太子「天気に恵まれ、新緑の春山を楽しむことができました。水源林がみなさんの努力でいい状態で保存されていることが印象に残りました
と、ありがたいお言葉を賜ったとのこと。

同日の両陛下
両陛下、認定こども園ご訪問 園児らと“買い物ごっこ”

 天皇、皇后両陛下は22日、横浜市都筑区にある私立の認定こども園「ゆうゆうのもり幼保園」(園児数214人)を訪問、子どもたちと交流し、職員らを励まされた。

 認定こども園は、幼稚園と保育所の機能を一体化させ平成18年に導入された制度。この幼保園は制度導入前から両機能を併せ持った施設として運営し制度導入後、横浜市内で初めて県からこども園として認定された。

 お店ごっこ遊びの部屋で両陛下は、「いらっしゃいませ」と元気な声を上げる子供たちの中に腰をかがめて入り、笑顔で話し掛けながら、色紙やストローなどで作った指輪やお菓子などを両手いっぱいに“お買い物”をされた。

 両陛下は毎年、こどもの日前後に子供関連の施設を訪れられている。

毎年、両陛下と子供たちの触れあいの映像には心あたたまる。去年は子供たちと一緒に両陛下はお遊戯された。帰りがけには男の子が今上陛下に「明日もまた来いよ」と言って周りが慌てたとか。たしか陛下は「明日も来ていいの?」と微笑んでおっしゃったように記憶している。

皇室ニュース一覧で無視された秋篠宮殿下と紀子妃殿下の公務。

「緑豊かな郷土つくる」と誓い 東京・感謝祭で一乗小児童
5月11日午前10時00分

 「第19回森と花の祭典―みどりの感謝祭」(農林水産省など主催)が10日、東京都千代田区の日比谷公園で開かれた。来春に第60回全国植樹祭が開かれる本県を代表して福井県福井市一乗みどりの少年団の青山怜至君(一乗小5年)と林のどかさん(同)が「多くの仲間と力を合わせて緑を守り、はぐくみ、緑豊かな美しい郷土をつくる」と誓いの言葉を述べた。

 式典には秋篠宮ご夫妻や若林正俊農相らが出席。同祭典の名誉総裁の秋篠宮さまは「多くの人が緑に感謝し、緑をはぐくむ身近な活動に参加し、緑化の輪が広がることを祈念します」とあいさつされた。

(略)
 式典後に2人は秋篠宮ご夫妻から「どんな活動をしているのですか」「来年は植樹祭が開催されますね」と声を掛けられ、ドングリの苗木の育成に取り組んでいることなどを説明していた。

式典後、秋篠宮殿下は、生き物文化誌学会・軽井沢例会に出席され、議論を見守られていたという。生物学者としてアカデミックな一面をうかがうことができると思う。

他にニュース一覧で抜けている公務

秋篠宮さまが来県(リンク切れ)

 秋篠宮さまが13日、富山市を訪問し、総裁を務める日本動物園水族館協会の通常総会などに出席したほか、知的障害児通園施設「富山市恵光学園」と市ファミリーパークを視察された。

 同学園では、3~6歳の子どもたちが、遊戯室でトンネルくぐりやトランポリンを楽しむ様子などをご覧になった。笑顔で子どもの頭をなでられたりしたという。案内した篁俊男・市桜谷福祉会理事長は「温かいお人柄が伝わってくるようだった」と話した。

 ANAクラウンプラザホテル富山で開かれた同協会の通常総会には全国の動物園、水族館の館長ら約170人が出席。秋篠宮さまは、同パークの活動について、「市民とともに新しい動物園や水族館をつくる一つのモデルケースとして、誠に意義深いと言えましょう」と述べられた。

 同パークではまた、山本茂行園長の案内で木曽馬の飼育の様子などを視察された。絶滅危惧(きぐ)種ツシマヤマネコの前では、「餌は何ですか」などと質問されていた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20080514-OYT8T00029.htm
(2008年5月14日 読売新聞

◎秋篠宮さまライトレールに乗車 お土産に模型のおもちゃ

 富山市を訪れている秋篠宮さまは十四日、富山ライトレールに乗車された。静かな乗り心地と車窓からの富山の街並みを楽しみ、お土産にライトレールの形をしたおもちゃ一個を購入した。

秋篠宮妃紀子さまは14日、
財団法人「結核予防会」の平成20年度「資金寄付者感謝状贈呈式」臨席のため、東京都新宿区のリーガロイヤルホテル東京を訪問された。

ライトレール乗車前には、地元の人達と至近距離で会話を交わされた。

秋篠宮ご夫妻が名古屋を訪問 名市大などをご視察(名古屋テレビリンク切れ)

秋篠宮ご夫妻は、21日入院中のこども達の慰問やこどもの医療について考える学会の開会セレモニーに出席するため、名古屋を訪問されました。

秋篠宮ご夫妻は午後、名古屋市瑞穂区の名古屋市立大学病院を訪問され、入院中の0歳から10歳までのこども達を励まされました。ご夫妻はこども達にどんなリハビリをしているかなどひとりひとりににこやかに話しかけていました。その後、ご夫妻はアジアやオセアニアの医師や看護師が集まり、出産前後の母体と子どもの医療を考える学会の開会セレモニーに出席されました。秋篠宮殿下は「この会議での活発な議論や交流が今後の医療の発展に役立つことを期待しています。」と英語であいさつをされました。
http://www2.nagoyatv.com/LanDB/jsp/NewsH0200/NewsH0200.jsp?id=25525

英語のご挨拶のビデオを見たいなぁぁ。

皇室:秋篠宮ご夫妻、名古屋市立大学病院を視察 /愛知
5月22日12時0分配信 毎日新聞

 秋篠宮ご夫妻が21日、第15回アジア・オセアニア周産期学会学術集会に出席するため来県し、名古屋市立大学病院(同市瑞穂区)を視察した。小児科の入院病棟や新生児集中治療室などを見学した。入院中の子どもと母親ら約20人が集まったプレイルームでは、ご夫妻が子どもたちに励ましの言葉をかけた。紀子さまの動きを子どもがまねするなど、ほほ笑ましい場面もあった。【中村かさね】

5月22日朝刊

上記をまとめると、5/8からの公務回数(鑑賞系含む)

天皇陛下 5
皇后陛下 5

秋篠宮殿下 5
紀子妃殿下 5

皇太子殿下 3(春山ハイキング含む)
雅子さま 1(ご会釈・赴任大使との面会は皇太子公務にも入っていないので、含まず)

皇太子さまの公務は、実質、水道施設見学のみとなる。自分ちの庭の草取りしてくれる人達にたった10分間お礼の会釈をすることを“公務”にするのはしのびない。お礼をするのは「こなすべき」ノルマではない。

秋篠宮ご夫妻は、本当に子供好きな様子が伝わってきて、微笑ましい。秋篠宮ご夫妻は悠仁さまご出産の前に「どのような子でも受け入れたい」とおっしゃった。愛子さまが健康に元気に育っていることについて「その点健康に恵まれた子供を持っているということは,そうでない方もたくさんいらっしゃるわけなので,」と発言した雅子さんを思い出してしまう。

こういう皇族方の慰問風景や国民との触れあいをもっと報道して欲しい。東宮夫妻は、残念なことにお出迎えの時など年々ロープを張る距離が離れている。

今年1月の秋篠宮ご夫妻のインドネシアご訪問は、今後の外交を占う意味でも重要なイベントがたくさんあった。テレビで特集をやってもいいと思うのだけれど。なぜ無視するのかなぁ。残念。

それから、6月の皇太子さま単独ブラジル訪問が先日閣議了承されたが、7月スペイン訪問は雅子さまについては保留だと報じられてから、まだ決定されていない。6月は半年前から体調不良で断っておいて、7月には行くことができるとは「楽しい旅行」なら健康になるということ?相手先に失礼だから、行かないでください。

オランダ静養での東宮夫妻のおふるまいには国民は赤面の至りだったので、両陛下や宮内庁が雅子さまに皇族としての教育と躾を一からやり直して海外に出してください。嫌味でも皮肉でもなく、一般庶民から見ても常識はずれのことが多いので、教育し直したほうがよいと思う。

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雅子さまが公務中、貴賓席でうたたねしてしまった頃は、まだ好意的に見ていたのだけれど・・・。

そういえば、産経ニュースサイトで、東宮夫妻の取材は東宮側があらかじめ設定した取材以外はお断りとの記事が出たが、取材されたらまずいことばかりやっているの?と不思議だった。他のサイトには出ていなかったので、たぶん産経はあるルートによる東宮職との人脈・情報源があるのだろう。

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2008/05/16

伝統に雅子さまが合わせるのか、雅子さまのために伝統を変えるのか

WiLL「皇太子さまへの御忠言」へのご意見募集 第2弾!!にまた投稿してきてしまいました。^_^;

あれも書けばよかった、あれもこれもと、いくら書いても書き足りないので、今までブログに呟くように書いてきたことを一つのスタンスとしてまとめてみようと思いました。

なお、ソースとしては宮内庁HP、雑誌や週刊誌のほか「ドス子の事件簿Wiki」を参照させていただきました。

「皇室問題」②

天皇家を日頃意識しないで過ごしているのは、日本がつつがなく平安だからでしょう。私も時々ニュースで拝見してなごむくらいでした。雅子さまも大好きでした。あの皇太子殿下の「人格否定」発言までは。

天皇ご一家の問題は家庭内にとどまりません。天皇皇后両陛下と東宮ご夫妻が疎遠であることについて、皇太子殿下はお誕生日会見で「プライベートなこと」と切り捨てられました。では、皇位継承問題も家庭内のことでしょうか。一般人なら女の子が跡継ぎでも良いし、他人が口を挟む事柄ではありません。天皇家を一般家庭に置き換えてよいものでしょうか。法律上のことはおくとして、天皇を男系で存続させること、日本人のモラルの統合として存在していただくこと、神道の総本山という権威は、公人中の公人としての価値として国民に認められているからこそ貴いのです。プライベートという言葉が、どれほどずれていることでしょうか。

皇室典範改定問題が起こったとき、私は「いずれ今上陛下が御聖断してくださるはず」と泣きたいくらいの思いで推移を見守っていました。

ふだん意識しなかった天皇家でしたが、日本人の耳目がいっせいに引き寄せられました。平安をむさぼっている間に、気がつくと男系が途絶えようとしていたのです。右派・左派そしてネットでも、市井の人々が硬派の「国家論」を語り始めました。週刊文春が好きそうな「あなたは雅子さま派?紀子さま派?」といった、くだらない中傷や擁護は一時影を潜めたようでした。

国家論とは別に現実的な問題として、皇室典範改定の後継者問題は、実は東宮ご夫妻とその外戚によって遠隔操作されているのではないかという検証が始まりました。皇太子殿下が、悠仁さま御誕生以後においてすら「愛子が将来どのような立場になろうとも・・・」などと会見で含みを持たせていたのには首をかしげました。三笠宮寛仁殿下は「娘たちは降嫁させることを前提に」云々と発言なさいましたし、秋篠宮殿下は、愛子様御誕生以前に女性皇族の立場が変わることについて「眞子がかわいそうだ」と漏らされたといいます。皇位継承問題の審議がストップしてしまったことを残念に思っているのは、もしかしたら皇太子殿下ご自身なのではないかと思います。(この段落は間違いがありましたので、書き直しました。掲示板でご指摘いただきありがとうございました。5/17)

悠仁親王殿下の御誕生で、改定案の行方を心配していた日本人は奇跡を見ました。これこそが天皇陛下の「御聖断」であったと確信したものです。御誕生の前日にあらわれた瑞兆の数々を忘れることはできません。

女性自身(2007年9月25日号)という週刊誌では、悠仁さま御誕生の後も、驚くことに雅子様に近い人物の証言としてこう書いてあります。
「雅子さまは、秋篠宮家に悠仁さまがお生まれになってから、ますます孤立を深められているような気がします。なぜなら雅子さまは、愛子さまに将来、皇位を継承してほしいと、切に願っていらっしゃると思うからです。
 それが悠仁さまご誕生以来、皇室典範改定の論議もされなくなってしまった。雅子さまのご病気が癒えない最大の原因は、ここにこそあると考えています」

悠仁殿下御誕生にもかかわらず、皇位継承を「皇太子の(男女にかかわらず)第一子とする」と改定し、愛子さま女帝に道筋をつけるなら、雅子さまの病気は治るそうです。悠仁さまが誕生されて、お世継ぎプレッシャーから解放されたと思うのですが、なぜ孤立を深めるのかわかりかねます。喜べないのは雅子さまでしょうか、それとも小和田家なのでしょうか、あるいは愛子女帝擁立を契機として王朝を変えたいと願う勢力かもしれません。

女性週刊誌は、他にも「政府高官夫人」などが登場し、身近な者にしかわからない内情を毎週のように載せています。もっともこの政府高官夫人は、昨年来ぱったり出てこなくなったようですが。

世界最古の王朝と言える天皇は、なぜ最古になり得たのでしょうか。日本人の知恵であり、権威として必要だったからであり、また神仏の加護があったからでしょう。
歴史の重みを知り、畏れというものを知る人々は、現在の皇室の中に強烈な異物感を感じ取っているのです。

祭祀廃止論者は東宮夫妻を徹底擁護しています。好き嫌いで擁護するのはかまわないのですが、東宮夫妻を「政治利用」して、天皇の本質から目をそらさせようとする意図が透けて見えます。
女性週刊誌くらいの知識だけで「キャリアウーマンの雅子様、おかわいそう」な人々は、もうどうでもいいです。雅子さま大好きな方達の意見を読むと「祭祀なんかどうでもいいよね」です。東宮ご夫妻のファンというだけであって、祭祀王としての天皇が廃止されようがかまわないわけです。

厄介だと思うのは、おかしなイデオロギーに誘導する手段として、皇太子殿下と雅子さまを御輿に担ぐ人がいることです。
月刊現代に掲載された明治学院大学・原武史教授の論文には仰天しました。
「宮中祭祀の廃止も検討すべき時がきた」「皇太子一家『新しい神話づくり』の始まり」

ハーバード大学ご卒業(実はコネ入学)、オックスフォード大学留学(一緒に留学した外務官僚達の中で一人だけ学位取れず)、優秀な外交官(子弟枠入省・外務省職員・キャリアと呼べる実績はない・通訳も形だけ)である雅子様は、合理的な価値観で「アマテラスだの皇祖皇宗だの言われても、よくわからなかったでしょう」と原氏は同情しています。

価値観が違って不適応になるのなら、皇室に入ることが不幸の始まりだったのではないですか。雅子さまは「浩宮さまってお偉いの?」と祖母に聞いたことがあるそうで、皇室に入って自分は何をしなければならないのか理解されていなかったのでしょう。かなり情けない話で、嫁ぎ先の家業を知らずに結婚したようなものです。皇太子とのデートに外務省職員も絡んでいるので、雅子さまは小和田家の権力欲の道具にされたとしか思えません。そして皇室特権を享受しているわけです。皇室の私物化をこれ以上許せません。

原氏は、「皇太子夫妻の祭祀に対する温度差を広げる結果になりかねない」ので、祭祀も止めちゃえと言っています。
さらに、これからの皇太子夫妻がするべきなのは「救済」だといいます。祭祀をする暇があったら社会の底辺層におりて、ネットカフェ難民やホームレスをお堀の内側に招いて一緒に食事をしたり、あるいはご夫妻でネットカフェに寝泊まりしてはどうか、と。

雅子さんにマザーテレサになれというのですか。ある介護士の方の証言によると、老人ホームのお年寄りに手を握られて、おしぼりを持ってこさせたとのこと。「弱者救済」は雅子さまにはハードルが高すぎて、ご病状が悪化してしまうことでしょう。残念ながらご自身がニート状態なので、社会の底辺に下りる訓練として「手始めに奉仕団へのご会釈から始められてはどうですか」と原氏は雅子様にアドバイスして差し上げたらいかが?

原氏の論理展開は、ここからがすごい。
「(社会の底辺におりる)こうした考え方は、儒教では民本思想と言われ、儒教(朱子学)が体制イデオロギーとなった朝鮮王朝では、それを実践した国王もいました。」

なぜここで朝鮮王朝が突然出てくるのか理解に苦しみます。実は、この一文こそ原氏が一番言いたかったことではないですか。神話の時代から続いてきた天皇と朝鮮王朝はまったく違います。同次元に下ろすことの意味がわかりません。誰かが「愛子さまを女帝にして、朝鮮王朝の末裔と結婚させれば王朝が朝鮮に移る」と語っていたことを思い出してしまいました。

祭祀王であることと社会の底辺層に手を差し伸べることは、決して矛盾しません。日本を守ることは、すべての日本人が恩恵を受けていることに他ならないからです。天皇皇后両陛下を拝見すると「ありがたい」と感じる感性は、「祈り」に裏打ちされているのであって、底上げされた学歴や肩書き、まして容姿で人々を感動させることはできません。

神道や仏教は、日本人の生活規範の中に根付いています。「祈り」も生活の中にありふれたものとして実践されているではないですか。食事の前に「いただきます」と自然に言うことも「祈り」です。

結論としては、伝統に雅子さまが合わせるのか、雅子さまのために伝統を変えるのか。
鍵を握っているのは皇太子です。皇太子殿下がバリアを張っている限り、今上陛下も手出しできないでしょう。しかし、宮内庁長官からの進言のような形でメッセージを送られながら、悠仁さま御誕生の時のように、いつかどのような形でかはわかりませんが、心配する国民に「御聖断」を見せていただけるものと信じています。

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天皇陛下に民草の声が届きますように。庶民同士なら「お宅の跡取り息子と嫁、ありゃぁ使えないね」なんて無礼なことを言っているのに等しいのだけれど、どうぞお察しください。

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2008/05/14

WiLL「皇太子さまへの御忠言」(西尾氏)感想

WiLL
「皇太子さまへの御忠言」へのご意見募集 第2弾!!に参加したくて、思いの丈を長々と書きつづってきました。

WiLLにしても執筆者の西尾先生にしても、扱いにくい問題であり、勇気の要ったことでしょうが、本丸に切り込めないもどかしさを感じていた者達にとっては拍手喝采だったと思います。

この記事への反響は大変大きく、5月号は完売、6月号はすぐ完売して二度増刷したとのこと。こんなにも同じ思いを持つ人々が多かったのかと驚きました。
ネットで情報収集していなければまったく知らされない問題点が、こうして人口に膾炙していくことの意味は大きいです。「東宮問題」を忌憚なく書けば売れる!とWiLLが実証してくれたので、他の保守系雑誌も続くことを期待します。

「皇室問題」

西尾先生は、国家論ともいうべき本質的な事柄について、天皇の担ってこられた役割の大きさを読者に明快に示してくださいました。心から御礼申し上げます。

現在の皇室が抱えている問題とは、「国民の皇室への無関心」や「女系天皇」問題ではなく、「東宮ご夫妻と小和田一家」問題なのだと思います。

皇室を敬愛する民草は、西尾先生がおっしゃった「何をしてもいい、何をしなくてもいい」天皇皇后が次に控えていることの危機感を感じ取っています。「祈り」のない皇室など考えられるでしょうか。

保守論客達は問題の核心を認識しながらも、皇室の方々への言及は不敬であるとの自制心が働き、あからさまには踏み込めないジレンマの中で、「外務省が悪い」「宮内庁が悪い」と話を迂遠にさせています。

東宮職にはなぜ外務省から「野村のおじちゃま」以下多く人事されているのか、宮内庁と東宮職との関係の悪さはどこから来ているのか、情報を整理していくと、小和田元外務次官の存在が浮かび上がります。「愛子天皇ありき」の皇室典範改訂問題では、総理の私的諮問会議の人選は小和田氏に近い人物ばかりだったではないですか。

皇太子殿下を入り婿のように扱い、東宮御所に頻繁に出入りし、ご静養では共に行動するのが当たり前の小和田家。身分の違いをわきまえない、というより、ご自分達が「皇族の一員」になったつもりなのでしょう。位が上がったと思っているからこそ、公的な会合などで「マイ ドーター イズ プリンセス」と皇太子妃の父であることを肩書きのように自己紹介するのです。

皇太子殿下は「全力で守る」ことを「妻を甘やかす」と取り違えているのではないですか。
ご結婚当初から祭祀をやりたがらない雅子様に「慣れるまでやらなくていい」とお墨付きを与えてしまったといいます。未来の皇后に「さぼり続けてもよい」と当初から認めてしまった皇太子殿下は、果たして祭祀をどのように位置付けているのか疑問です。

先日、宮内庁長官から「ご自身のお言葉に責任を持っていただきたい」と進言がありました。残念ながら皇太子様のお言葉には重みがありません。「公務をこなす」「やりがいのある公務」「足慣らし公務」等々、いくら無難にきれいな言葉で飾っても上滑りです。国民のために心を尽くそうとする公務ではないことが言葉遣いに表れています。
皇室のありかたを問われ、皇太子様は「国民と苦楽を共にする」と答えられましたが、そのお姿が見えてこないのです。というより国民の心を逆なでするようなことが多いゆえ、本音は「自分達の楽しみが優先」ではないかと感じています。

大震災が起こった時、今上陛下は「私の祈りが足りなかったのでは・・・」と漏らされたと聞きます。そのお一言だけでありがたい思いでいっぱいになり、まさしく日本の国父様であらせられると頭が下がります。

阪神淡路大震災で大混乱している最中、東宮ご夫妻は、外務省や宮内庁の判断もあったのでしょうが、予定通りアラブに訪問しました。考えてもみてください、多くの人命が失われ、被災者が投げ出されている時に「国民と苦楽を共にする」人が海外旅行に行けますか?海外旅行とあえて書いたのは、訪問先での雅子様の真っ赤なドレスにショックを受け、らくだレースではグラス片手に笑っている写真を見たからです。豪遊する欧米のセレブのようでした。被災者のことなど頭の片隅にもないかのようでした。

受け入れ国側は「お国の人々が大変なのにいいのだろうか」と大変気にして、ヨルダンの故・フセイン国王の強い勧めにより、お二人は予定より早く帰国しました。ところが、お二人は日本を発つときより帰国する時のほうが後ろ髪を引かれたらしく、後日、皇太子様は「あの時は死海を見ることができなくて残念でした」と言ったのです。お二人にとって海外訪問とはお遊びの範疇なのでしょう。

いまだ解決していない水俣病について、東宮ご夫妻はどう思っていらっしゃいますか。天皇皇后両陛下はもちろん、秋篠宮同妃両殿下は現地に赴き慰霊をなさっています。東宮ご夫妻は無視しているとしか思えません。海を穢した公害の被害に思い至らず、ライフワークは「水、水」と、研究成果が何かは存じませんが、会見のたびに発言されないほうがよろしかろうと思います。「水、水」のその言葉に敏感になって、傷ついている国民がいることを忘れないでください。

雅子様は適応障害とのことですが、それは症状を表現しているにすぎないそうです。何に適応できず、病名は何なのか、いまだに明らかにされていません。病気の説明をすると雅子様の病状が悪化してしまうと説明がありましたが、「精神的健康度が高い」「責任感の強い方」との公式説明と矛盾します。皇太子妃殿下という公的な身分であることの責任感をもって、東宮医師団(実は大野医師一人)に説明していただきたいと思います。

雅子様には、美智子皇后のような慈しみ深い国母様のような振る舞いなど要求はしていません。一般庶民でも普通に行っている親孝行や周囲への気配り、謙虚な心を持っていただきたいだけです。

もし雅子様が皇室にいる限り完治しないということならば、解決方法はその地位を降りることです。将来立后は無理でしょう。皇太子殿下には天皇皇后両陛下に日参してでも、その精神を学んで、諸々のことを身につけていただきたい。地方への行啓で、ご自分のお楽しみのために予定外の行動も多いと聞きます。天皇は自動的になるのではありません。その地位にふさわしいお覚悟のある方についていただきたいのです。

敬愛してやまない皇室が壊れることがあるとすれば、皇統問題や「天皇制反対」の外圧ではありません。結界の内部に侵食した無神論的伝統破壊の思想です。日本ハンディキャップ論者である小和田氏の影響力にもっと警戒すべきでした。
今上陛下が皇祖神の前に謙虚でいらっしゃるからこそ、民草は皇室を崇敬の念で見つめているのだということを東宮夫妻は気づいてください。

皇室の価値を失わせようとする勢力、あるいは私物化しようとする者達にとって、貴き地位にある者の価値観を覆すことが、最も効果的な皇位簒奪の近道なのです。

日本の伝統・文化を守りたいと願い、皇室の祈りと共にありたいと思う日本人は、今、東宮の内部で何が起こっているのか、もっと問題意識を持ったほうがよいと思う次第です。

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時代と共に変わっていくこともあり、変えてはいけないこともあります。

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