石破試案のコメ減反見直しは農林族に撃沈される
(本日分1/2)
月刊誌や積ん読本が部屋のあちこちに積み上がってきて、いらいらしてきた。
そこで書棚の組み立てと設置、部屋の模様替えに伴う大掃除開始。部屋の隅に蜘蛛の巣が・・・
3日間もかかってしまった。いえね、やり始めるまでのエンジンの掛かりが遅くて、その前に今月号のボイスをちょっと・・文藝春秋が気になる・・と寄り道が長かった。
本や雑然と置いてあった小物類がすっかり整理され、(蜘蛛の巣もなくなり)やっとネットに集中できる環境が整った。頭の中の引き出しもこのように整理できればいいのになあ。引き出しにしまう前に忘れてしまう【ノ_;】
ネットお休み中に気になったニュース。
(古いニュースから時系列で)
時事ドットコムより
石破構想」、農林族が巻き返し=コメ減反で独自案策定へ
石破茂農水相が目指すコメの生産調整(減反)見直し構想に対し、自民党農林族が反発を強めている。減反見直しは米価下落を招き、「農村票」の自民党離れを加速する恐れがあると懸念しているためだ。党側は減反政策を維持・強化する独自の改革案をまとめて対抗する構えで、支持率低迷の麻生政権の火種となりそうだ。
「鳥取県の農業が全国モデルではない」。26日に党本部で開かれた自民党農業基本政策委員会で、西川公也委員長は、農水相の地元が米収穫量全国38位(2007年度)の鳥取県であることを当てこすり、「石破構想」は容認できないとの考えを強調した。
石破構想は、減反に参加するかどうかを農家の判断に任せる「選択制」の導入が柱。減反参加農家にはこれまで通り所得補償を続ける一方、参加しない農家には耕作地の拡大を認める代わりに、所得補償は取りやめるというもので、農家の生産意欲を高めて食料自給率を向上させる狙いがある。
しかし、供給量が増えて米価が急落する可能性を伴うため、農林族議員の間では「(支持団体の)農協も黙っていない。衆院選挙を控えて理想論では済まない」と評価は散々だ。このため、農業基本政策委員会は3月中に、減反政策を維持した上で参加農家への所得補償を手厚くする対案をまとめる方針。全農家への戸別所得補償制度を掲げる民主党対策も兼ねたもので、農林族幹部は「内閣支持率が10%台に落ちた麻生政権に農政改革を進める力など残っていない。こっちの案を衆院選の政権公約(マニフェスト)に反映させる」と鼻息は荒い。
ただ、加藤紘一元幹事長や谷津義男元農水相らが10日、都内のホテルに農水相を呼び出して翻意を求めたものの、農水相は「今後は党とよく話し合って決める」と持論を引っ込めなかった。農林族と農水相の溝は深く、調整は難航必至の情勢だ。(了)(2009/02/26-20:39)
ろくに報道しないので、火種にもならない。麻生首相は党の方針を丸呑みで「総理の決断」を示すことはない。
政権が弱体化すると霞ヶ関の権益拡大工作が活発化し、族議員の発言権も大きくなる。郵政族の巻き返しが良い例だ。
10年度以降も水田フル活用=他の政策も引き続き検討-石破農水相
石破茂農水相は3日の閣議後会見で、米粉用や飼料用のコメなど主食用米以外の生産を振興する「水田フル活用」政策について、2010年度以降も継続する考えを明らかにした。(略)(2009/03/03-12:12)
こういう施策には積極的に補助を出せばよい。
渡辺喜美氏も強く提案しているが、価格統制の弊害を引きずるよりは、成長産業として育成するために農家に直接補助をしたほうが有効である。補助金の使い方をかんぺきに間違えているというのが私の今までの感想である。
参考までに
ヨッシー日記より
十勝は北海道農業生産の4分の1を占める。日本の農業には無限の可能性がある。食糧自給率100%を目指す国家戦略があってよい。価格維持政策の統制型農政から、農家への直接所得保障を行う市場型農政に転換した方が、消費者も喜ぶ。なぜ自民党政権でそれができないのか。農水省の公務員制度が壊れてしまうからである。そんな単純明快な政策をとったら、微に入り細に渡って構築されている補助金体系が不要となり、役所の仕事が減ってしまう。事業がなくなれば天下りポストもなくなる。この国を覆う戦時体制の業は深い。
ここまでが先月までの経緯
作付け拡大見込みを明記=コメ減反見直しで4試案-農水省検討
農政改革の焦点となる主食用米の生産調整(減反)政策見直しをめぐり、農水省が検討している4つの試案が11日、明らかになった。主食用米の作付面積(2008年産で約160万ヘクタール)の増減見込みも明記。同省はこれを踏まえ、米価の下落幅や所得補償額を試算、4月前半までに試案を公表し、幅広く議論してもらう考え。
4試案の中で、減反への参加、不参加にかかわらず、米粉や飼料用のコメなど主食用米以外の生産に助成金を支給して作付けの自由度を高めたり、減反参加者に対する主食用米以外への転作助成金を一段と拡充したりする2案が有力視される。米価維持にこだわらないか、ある程度こだわるかが大きな違いだ。参考のため「極端なケース」(石破茂農水相)として減反廃止案と、現状維持案も盛り込んだ。作付けの自由度を高める案は、減反に参加するかどうかの判断を全面的に農家に委ねる「選択制」の考え方を反映。参加メリットが薄れることにより不参加者が増えると想定され、主食用米の作付面積は約20万-約40万ヘクタール拡大すると見込んでいる。(2009/03/11-20:00)
石破改革チームの試案に大賛成。ただ「極端なケース」として減反廃止案を盛り込まなければならないことが、党の族議員の圧倒的な優位を物語っている。
減反支援など農業で17項目=「1兆円も視野」-補正へ自民検討
自民党農業基本政策委員会(西川公也委員長)は13日、政府・与党が検討している2009年度補正予算案に、農業分野として、主食用米の生産調整(減反)推進など17項目の支援策を計上するよう求める方針を決めた。項目ごとの具体策や総額は今後詰めるが、有力農林族は「農林水産分野で1兆円計上も視野に入れている」とこれまでに指摘している。
補正での農業支援が異例の大規模となる可能性もあり、内容次第で農家への過剰保護との批判も浴びそうだ。(2009/03/13-12:35)
これが最新のニュース。
BSニュースで聞いたところ、族議員は「農業政策の変更は農家の抵抗が大きい」と説明していた。よく言うよ。農協が反対しているとなぜ言わない。さらに減反を進め、協力農家には支援を強化するんだと。カネの使い方が間違っている。
成長産業に逆行するのが自民党主導の農業政策なのである。
麻生首相のリーダーシップを・・・はい、無理。
◆◆日々是語草◆◆
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