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2009/05/18

【お知らせ】

ここは(旧)もじもじスケッチの過去ログ倉庫とし、エントリーの更新は新しいお部屋で続けます。

(新)梨里庵★lilyyarn☆

リンクしていただいている方には何度もすみませんm(__)m
urlの変更をお願いします。
新規:http://mojimojisk.cocolog-nifty.com/lilyyarn/

日々是語草はいままでどおり営業中です。なぜここを倉庫にしたかというと・・・
参照:リセットしたい時

一番の理由は、エントリーが900を超え、カテゴリー分けがわけわかんなくなった(;^_^A 狭い部屋に家具が増えすぎた感じ。

新しいお部屋でお待ちしています。
今後ともよろしくお願いいたします。

※古い記事ではコメントやトラックバックが受付可能ですが、表示しません。管理人が確認しませんのでご注意ください。

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2009/05/15

経済政策は「ケインジアンか新古典派か」の二元論ではない(伊藤元重教授)

月刊誌のVoiceでは、さすがに「市場原理主義」という意味不明の言葉は出てこない。そのかわり「新古典派vs.ケインジアン」という対立軸が出てくる。「小さな政府」「大きな政府」と分けられることもある。

週刊誌並みの根拠の薄い不安を煽っているなあと思う論者も、いるにはいるけれど。あなたはクーさん?というようなケインズもビックリの意見もあったりする。竹中氏に言わせると、そういう人はケインズ理論の大いなる誤解だそうだ。

Voice六月号の巻頭言・伊藤元重教授に賛同する。

日本でも、新自由主義が見直され、社会民主主義を標榜する議論が盛んだ。しかし、「ケインジアンか新古典派か」あるいは「新自由主義か社会民主主義か」という二元論では、歴史は繰り返すばかりである。

伊藤教授は、そのような二元論は非生産的であるとし、新しい時代の政策観を確立していく必要があると結んでいる。

ケインジアンがこのところ声を大きくしていても、マクロ経済政策の基本的な金融政策を放棄すべきではないし、ミクロの財政出動策も時代に合わせて「応病与薬」していく必要がある。

“主義”とは関係なく、もっとも効果的な政策を臨機応変に対策していくことが「歴史から学ぶ」ということではないだろうか。そこから判断すると、政治家では新古典派寄りの改革派のほうが臨機応変度が高い。

麻生政権の景気対策は、公共投資に偏りがあると思いつつ、埋蔵金掘り起こしあり金融政策あり減税あり雇用対策あり直接給付(桁が足りない)ありで、豪華幕の内弁当みたいだ。

まあ、時代の要請から言えばこんなものでしょうという感じだが、先取り予算を詰め込みすぎて、かなり無駄になりそうなものもある。消費刺激なら直接給付を何十万円単位で渡すほうが手っ取り早い。エコカーや家電に限定する意味がわからない。応急手当の期間が終われば先取り需要が終わり、反動が来てしまう。「今だけ良ければいい」という政権の人気取りに見えてしまう。

結局、需要掘り起こしは民間努力にかかっているのであり、業界への支援というミクロ政策は、補助金頼みの依存体質から抜け出せず、永続的な成長を助けるものではない。今後需要の薄くなる業界の産業転換を政府が阻害してはならない。

今は「エコ」「環境」という錦の御旗がある。温暖化様々ではないか。寒冷化に向かっているデータもあるようだけれど、見ないことにしよう。エコ派生商品は数限りないので、当分しのげるか。渡辺喜美氏が「エコひいき」とオヤジギャグを飛ばしていた。環境特需と中国の公共事業特需(鉄鋼など)がしばらく景気の底上げに貢献するだろう。

Voiceの宮崎哲弥氏・若田部教授・飯田泰之教授の座談会は面白かった。

財政支出の乗数効果は1.1~1.2だという。今回の真水15兆円では、良くてたったの3兆円、GDPに直すと0.7%くらい(飯田泰之教授)。で、カンフル剤が切れる頃に消費税増税だったらお笑いである。政府は何もしないでくれたほうがよかったという結果になってしまう。

飯田教授によると、政府のミクロ経済政策は効かないというのが全経済学者のコンセンサスだという。業界支援が利権絡みという構図は、今ではおかげさまで善良な国民でも知っている。

金融緩和が絶対必要なのは当然なのだが、日銀は長期債の保有高を増やそうとはしない。一昨年から日銀の長期債の保有高は低下している。今年はだいたい月々1兆2000億円ずつ償還されていくので、月々1兆2000億円以上買いオペして初めて金融緩和になる(飯田教授)。

日銀は量的緩和をすると言いながら、実態はしていないということがわかった。

座談会では経済ジャーナリズムのお粗末さを糾弾しているが、「小泉改革は市場原理主義を押し付けたので格差社会になった」と平気で言っているメディアや論者が絶えないのは、お粗末を通り越して害悪である。

雇用対策についてはまた改めて。

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2009/05/14

ストレステスト以上の景気悪化の懸念。米国の銀行危機は終わらない

「景気底打ち期待」が広がる米国への「偽りの夜明け」という警告
辻広雅文氏

「偽りの夜明け」とは、白川方明・日本銀行総裁がNYで行った講演(4月23日)において警告的に述べた言葉であった。一時的な回復局面で、人々が楽観的な見方になることを戒めている。

ストレステストとは(文中より)

ストレステストとは、今後2年の間に米国経済がさらに悪化すると仮定し、失業率の増加など具体的なシナリオを数値とともに想定し、その場合の銀行資産の劣化度と自己資本の不足額を推計したものだ。その結果、19行で最大5992億ドル(59兆円)の損失が生じ、10行が計746億ドル(7兆4000億円)の資本不足に陥る可能性が指摘された。不足行は、半年以内に資本を増強しなければならない。独力で調達ができない場合は、政府が公的資金を注入する――。

ストレステストの結果、銀行劣化は政府救済の範囲でおさまり、米当局の「今年いっぱいで景気は上向きに転ずる」という見通しを市場が好感し、株価upに連動した。

辻広氏によると、①米政府が金融安定化法で確保した公的資金はすでに1346億ドルまでに減っているが、自己資本不足分は746億ドルであり、残存枠に収まっていること、②資本不足を指摘された銀行は、自力増資によって民間から資金調達を行うと表明していること、③資本不足ではないとされた銀行は、「早く公的資金を返済し、自主経営に戻りたい」という意志を明確にしていることが好感材料となっている。

江上剛(銀行出身)の「小説・金融庁」を読んだばかりなので、日本の不良債権処理と米国の銀行救済がだぶった。小説の内容は、銀行危機対策として金融再生プログラム実行するに当たり、金融担当大臣がリーダーシップを発揮し、大臣の下で使命感に燃える金融検査官の活躍を描いている。企業ガバナンス不全に陥った銀行が不良債権隠しを行い、金融庁に徹底抗戦する中で顧客達が犠牲になっていく・・・。竹中氏が当時の銀行再編の苦労を語っていたことがあるので、具体的な銀行名と重なり合い、ほとんど事実を記している小説だった。(竹中大臣は小説の中では藪内大臣) 

小説の舞台となっているのはあの銀行。筋書きはwikipediaのここ金融庁との対立と特別検査」に詳しい。

政府の指導によってなんとか自力で資本増資した銀行は早めにガバナンスを取り戻し、まな板の鯉になれなかった銀行は不本意な形で吸収合併された、と。米国は、いままさにその過程にあるわけだが、市場が好感したようにそう簡単にいくのだろうか。

辻広氏は白川総裁の「偽りの夜明け」を引用しながら、米当局の「3つの甘さ」を指摘する。

 ストレステスト発表直後、最新の雇用統計が発表され、失業率は過去25年間で最悪である8.9%に達した。前述したように、ストレステストは景気悪化を具体的に想定しているのだが、失業率は2009年8.9%、2010年10.3%に設定されている。そこにすでに到達してしまったのである。多くの専門家は、2009年は10%、2010年は11%に近づくと見ている。米政府の前提は甘い。これでは、“ストレス”にならない。

その他辻広氏の指摘
・健全基準の普通株主体の自己資本比率4%以上は甘い。6%堅持に戻すべき。
・19行の収益見通しが甘い(メガバンク幹部)

自己資本比率の厳格化についての議論は様々あるので、一概には言えないが、元凶はグラス・スティーガル法の廃止であるかもしれない。商業銀行は投資銀行と一線を画し、規制をかけるかわりに政府保証をつけていた。ところが、クリントン政権でルービン財務長官が廃止してしまった。その後ルービンはシティの会長になっている。稼ぎ頭の金融と政府の蜜月は、こうして銀行の顧客をリスクにさらしながら、徐々に金融インフラの土台を蝕んでいったのである。

こう見ると、“市場対策”として米当局が甘い結果を出して1週間前からリークし、「資本不足を公的資金残存枠に収めた」という辻褄合わせをした可能性もなきにしもあらずである。

日本の銀行危機から銀行再編に至るまで、一筋縄ではいかなかったことを思うと、まだまだ一山も二山も難所が残っているように思えるのである。日本の経験から予測すると、大手銀行に道筋をつけても、米国ですでに地方銀行がバタバタ潰れている現状で、次に来るのは地方の衰退である。金融に依存していた米国は、実体経済を牽引する産業転換は日本より厳しいのではないだろうか。

◆日々是語草◆
民主党は「ドル建て米国債は購入せず」で対米追従から脱却するそうだ

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2009/05/10

「田母神氏の歴史認識が見落としていること」の続き

GWは政治のニュースもあまりないので、たまった本を少し消化しようと読み出したら止まらない!

山崎豊子氏の新刊「運命の人」を買いに行ったら書店に並んでいなかったので、まだ読んでいなかった「沈まぬ太陽」①~⑤を数日かけて読んだ。

労働組合が労使協調の美名のもと、利権組合と成り果てていく様がおぞましかったが、「アカ」「代々木の秘密党員」「闘争至上主義」というレッテルを貼られ、あからさまなイジメに合う主人公の精神力にも恐れ入った。共産党系労組と違い民主党支持基盤の「連合」も御用組合だけど、イデオロギー労組、御用組合、どちらにも問題がある。

主人公は実在のモデルがいるとのことだが、政官業癒着の腐敗構造にメスを入れるには、清廉潔白な人道主義者ではお手上げである。大企業の経営とは「政治」だということがよくわかる。政治力とは、やはり毒を以て毒を制す力なのである。

夢中で本を読む快感が戻ってきてしまい、きょうもたくさん本を買ってしまったので、この際、数ヶ月読書にいそしもうと思う。ブログは週一くらいになる・・・かな?時々出てきて、本の感想でも書きます。

ここから本題

田母神氏の歴史認識が見落としていること。日本が真に自立するために」の続き

ヒトラーがズデーデンに侵攻し、第二次世界大戦の導火線となった。
一方、(コミンテルンが入り込んでいた)米国中枢の圧力によって追い込まれた日本政府は、長期化すれば不利となる日米開戦に反対であった山本五十六大将の「緒戦を制する自信有り」とする言を信じ、真珠湾奇襲作戦を断行した。

ここに日米開戦の火ぶたが切って落とされた。三国軍事同盟に依っていた日本は、こうして第二次世界大戦に巻き込まれていったのである。日英同盟の破棄、三国同盟の締結、歴史を教訓とするならば、これらの日本の選択の是非を最初に検証するべきではないか。世論に受ける「空気」に流されることは厳に戒めなければならない。

田母神論文がもてはやされ、保守層から正論であると認定を受けている中、異論は唱えにくいが、なんでも右へ倣えでは物事の本質を見失わせる。対中国・朝鮮への反日史観の反証として用いるならば、負の側面も必ず検証しておく必要がある。

圧倒的軍事力の差を知りながら、日米開戦に突入せざるを得なかったのは、当時の政府を一概には責められないだろう。しかし、「戦争ありき」で突っ走っていった軍官僚の情報操作もあった。山本七平が「官僚制度が日本の針路を誤らせた」と喝破している。官僚組織が最終的な責任を負わず、GHQの官僚機構解体の手を逃れ、看板の付け替えで終わったことを見るにつけ、日本の政治がいまだ成熟していないと嘆息せざるを得ない。

田母神論文を過日批判したが、エントリーに付け加えて結論部分をもう一度書いてみたくなった。麻生首相の「第二次世界大戦は真珠湾攻撃で始まった」に反応してしまい、「麻生発言は正しい」と教えていただいたが、最後にエントリーの趣旨が曖昧になってしまった。今でもやはり「真珠湾攻撃によって日米開戦」と言ってもらったほうがピンと来る。

私が「自虐史観からの脱却」を果たしたのは、保阪正康氏の本だったと思う。「諸君!」「正論」などに寄稿する保守論客達には評判の悪い保阪氏であるが、マイナスの側面にも遠慮会釈のない保阪氏の解説が私の感覚にぴったり来た。

だが、誰の言い分であっても丸呑みはしない。それは嫌いな人の言い分であっても、賛同する部分はきちんと評価するという姿勢でもある。阿川弘之氏とか、いろいろ読んだけど、忘れた。私にとっては、それほどインパクトがなかったということか。休刊となった「諸君!」や「正論」でたくさん勉強させてもらったが、最近は「保守」をことさらに強調する論客の経済音痴が鼻について、放り投げてしまった。

佐藤優氏の「日米開戦の真実」は、GHQの日本人洗脳方法が詳細に語られていて、改めて戦後民主主義の呪縛が解けていない日本の姿を痛感した。かなり忘れているので、もう一度読まなきゃ。佐藤氏自身の「国家主義」的な保守理念はいまひとつ共感できないのだが。

田母神氏の主張は基本的に賛同するし、正論であるとも思う。勇気のある人だと私も好意的に見ているが、朝生テレビで天皇陛下が開戦を認めていたという一言に引っかかり、本意を問いただしたくなった。やむなく認めた・・・ではない言い方だったので・・・。あの戦争が昭和天皇にどれほどの深い心の傷を負わせてしまったことか。ギリギリまで戦争回避を模索していたことは、陛下に謁見した東条英機が「陛下の御心は戦争回避であるぞ」と廊下を歩きながら大声で触れ回ったというエピソードにも表れている。

自衛戦争であったと正当性を説くには、大変ナイーブな問題が存在しているのである。

私が右翼も左翼も嫌いだと言うのは、たとえば昭和天皇が明治天皇の「よもの海みなはらからと思ふ世になど波風のたちさわぐらむ」という御製を引用し、日露戦争で海に散った御魂を悼む心に重ね、会議の場で婉曲的に「戦争回避の意」を伝えたことについて、左翼は天皇が「反戦」であったかのように「平和主義」の根拠にし、右派は「だからといって跳ね返りの青年将校や国粋主義者達が天皇陛下の意に背き、道を誤って侵略戦争を起こしたように言われたらたまらない」と反発する。そして明治天皇は「荒波をけたててはしるいくさぶねいかなる仇かくだかざるべき」と兵を鼓舞する御製も残しておられるのだと、「正当性」の根拠にする。

「平和主義」の根拠にしているのは、たとえば中曽根総理(当時)のブレーンであった香山健一である。明治天皇の御製の意味を「「世界の人びとは皆兄弟だと自分は思っているのに、どうして平和を乱す波風がたちさわぐのであろうか」と解釈しているようだ。「沈まぬ太陽」は中曽根政権の時代だが(小説の中では利根川総理)、「総理はアカからの転向組をブレーンにしている」という記述があって、これは香山氏のことだろうか?

日露戦争はまさしく自衛の戦争であったが、御製の捉え方がどちらも間違っている、と思う。明治天皇は「人類皆兄弟」を詠んだものではなく、まして昭和天皇は「日米開戦に不安を抱いていた」から引用したのではない。明治天皇は日本のために雄々しく戦った兵士の御魂を慰めつつ、否応なく波風が立ち騒ぐ国情を憂い、慈しむ民を失う親の悲しみを御製に込められたのだと思う。昭和天皇は開戦か否かの瀬戸際で、親の心は民を守りたい、その一念であったと想像する。天皇とは国と民の安寧を祈り続ける祭司長なのである。想像ではあるが、その後の昭和天皇の「いやだったことはあの戦争」というお言葉などから私はそう解釈している。「イヤ」という言葉が思いがけず心情を吐露されたようで、ハッとさせられた。

御製の解釈は、雑誌かネットか?保守論客のどなたか忘れてしまったが、私と同様の解説をしていたので意を強くした。

稚拙な外交が行き詰まり、到底軍事力に叶わぬ米国との開戦についに追い込まれた日本の行く末を思い、昭和天皇はただただ我が子を失うごとき悲しみを湛えておられたのではないか。私には戦争を一点たりとも美化することはできない。深い悲しみと悔恨がわき起こるのみである。冨田メモや卜部日記の真意を詮索することさえ控えたいと思う。静かに頭を垂れるのみ。

平成の代に移り、今上陛下と皇后陛下が慰霊の旅に赴かれるのは、昭和天皇の辛かった御心をお慰めする旅でもある。かつて両陛下がハワイの真珠湾をお訪ねになることを望まれたが、見送られたとのことである。いつかその目でご覧になる時が来ることだろう。

◆日々是語草◆
渡辺喜美の「絶対の決断」感想。麻生政権は羊頭狗肉

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2009/05/02

フォーサイト廃刊の危機

ヨッシー日記より
2009年4月29日 (水)

 新潮社のForesightが廃刊の危機とか。こういうハイクオリティの雑誌が消えるのはとても困る。私がよく使うフレーズ「辞めない一郎、降りない麻生」は堤伸輔前編集長のコピーである。

 今月号もマイケル・グサーン、田中直毅氏はじめ、非常に中味の濃い論文多数。屋山太郎さんが言うには、匿名の「選択」などは引用のしようがない。しかしペンネームでも著者名が書いてあるForesightは、責任の所在がはっきりしているし、中味がしっかりしているので、引用もできる。なるほど。

 日本の自由と民主主義を取り戻すためにも、こういう高級誌は廃刊にしてはならない。Foresightを読みましょう。書店発売はしていないのでwww.for-s.com/まで。

えええーっ!いやだいやだ!

ForesightとVoiceだけは熟読してるのに。
私の参考書がなくなっちゃう。

そういえば、諸君!は今月号で休刊だなあ。はい、お疲れ様でした。

皆様、フォーサイトを購読しましょう。

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2009/05/01

豚も困惑、未だ起源は特定されず(豚インフルエンザ)

大手スーパーが豚肉販売を見合わせてしまったので、野田消費者担当相が「やり過ぎ」と注意していた。今のところ風評被害は抑えられているようだ。

豚インフルエンザの拡大でWHOがフェーズ5に引き上げた。
世界中に大流行という段階になると、パンデミックレベルはフェーズ6となる。

イメージとして、世界で4000万人が亡くなったというスペイン風邪が頭をよぎる。
しかし、世界に感染症例といっても、今回は弱毒性のインフルエンザ。「国民は冷静に」と国に言われると、かえって「え?もしや大変な事態に?」と身構えてしまったり…。Aソ連型インフルエンザのほうがよっぽど怖い。年寄りに移したら大変なので、ちょっと風邪ひいただけでも、用心してこちらから近寄らないようにしている。

海外からの帰国便で陽性反応が出た女性をカメラが追いかけるのは、いかにも危機を煽っているようで なんだかなあ と思わないでもない。石破農水相が「タミフル」で効くと言っていたので、それが確かなら、それほど心配しなくてもいいんじゃない?・・・と、人もウィルスもいない森の中の住人が言ってみる。(おまいはオランウータンか)

新型インフル:ほとんど軽症…投薬せずに回復 感染研推定

なるほど。
今後、いつ何時強毒性の致死率の高い感染ウィルスが拡大しないとも限らない。今回は、その危機対策の訓練にもなっていると思う。

クローズアップ2009:豚インフル感染 起源特定「早急に」

WHOインフルエンザ協力センターの田代真人・国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター長によると、今回の感染者から検出されたウイルスは人型ウイルスと鳥型ウイルスの遺伝子が混ざっている形跡があるという。

起源がまだ特定されていないのか・・・。
豚肉業者は迷惑を被っているんだろうな。

新型インフル:「豚」呼称やめましょう EUが提案

 【ブリュッセル福島良典】欧州連合(EU)の行政府・欧州委員会の報道官は29日、世界的に感染が拡大している新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)について、「豚インフルエンザ」の呼称をやめ「新型インフルエンザ」と呼ぶよう提案した。経済不況下、「豚インフル」の呼称がEU域内の養豚・食肉産業に及ぼす風評被害を最小限に食い止めるためと説明している。オバマ米大統領も29日の会見では「H1N1インフルエンザウイルス」と正式名称で呼んでおり、一定の配慮をしているようだ。

 欧州委が提案した理由は「ヒトからヒトへの感染であり、動物の病気であるとの誤解を避けるため」(報道官)で、現在の呼称では「産業への損害が甚大」と指摘している。

 今回のインフルエンザの感染拡大を受け、中国やロシアなどはメキシコ・米国産の豚肉の輸入を禁止する措置を取った。EUは「豚肉は加熱すれば食べて大丈夫。禁輸の必要はない」(欧州委員会)との立場だ。

 だがEU内部でも議長国チェコを含めた国が「呼称変更は混乱を招く」などとして「豚インフルエンザ」を使い続けており、EU内にも足並みの乱れが見られる。世界保健機関(WHO)は29日現在、「豚インフルエンザ」と呼んでいる。

  ◇  ◇  ◇

 東京都食肉生活衛生同業組合・同食肉事業協同組合は28日、「『豚インフルエンザ』の呼称は不適切」と呼びかけた。

H1N1インフルエンザウイルス」と呼ぶべし。

 (=`(∞)´=)ぶ~ もう遅いわ!

【追記】テレビニュースをあまり見なかったんだけど、「新型インフルエンザ」に統一されたような?これ以上拡大しませんように。

◆日々是語草◆ 
渡辺-江田新党は必ず立つ

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