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2009/02/28

尖閣諸島侵攻には日米安全保障条約発動。米国と対等って核武装でもするつもり?小沢さん

尖閣発言、「受け入れられない」=28日訪中の外相見解-中国

 【北京27日時事】中国外務省は27日、中曽根弘文外相が同日の会見で、中国などが領有権を主張する尖閣諸島(中国名・釣魚島)が侵攻された場合、日米安全保障条約が適用されるとオバマ米政権も認識していると発言したことに、「中国国民は絶対に受け入れられない」と強く反発する談話を発表した。
 中曽根外相は28日に訪中、楊潔※(※=タケカンムリに褫のつくり)外相と会談するが、中国側は尖閣問題で厳しい姿勢を示すことになりそうだ。
 中国外務省は26日にも、尖閣諸島の領有権を主張した麻生太郎首相の国会答弁に不満を表明。中国メディアも同省のコメントを大きく取り上げた。今回の談話は「日米安保条約は2国間の約束で、中国を含む第三者の利益を損ねてはならない」と指摘している。(了)
(2009/02/27-23:16)

ブッシュ政権では尖閣諸島防衛には消極的であったのが、麻生政権がオバマ政権と「日米安全保障条約適用」の合意を取り付けたのならすごい。

麻生首相:「尖閣は日米安全保障条約の対象」認識示す

 麻生太郎首相は26日の衆院予算委員会で、尖閣諸島に第三国が侵攻してきた場合について、「尖閣は日本固有の領土である以上、日米安全保障条約の対象だ」と述べ、「武力攻撃に対処する」とした同条約の発動対象になるとの認識を示した。前原誠司氏(民主)への答弁。

 尖閣諸島は中国も領有権を主張し、昨年12月には中国の海洋調査船が島付近の日本領海に侵入した。前原氏は「米国側に公式に確認してもらいたい」と要請し、首相は「近々、再確認する意味で話をしたい」と応じた。

再確認、ね。
麻生首相の答弁では、どの程度の「オバマ政権の認識」かはっきりしないが、米国は一筋縄ではいかない。

ついでに竹島の韓国武装警察の実行支配解除!、、までは無理か^_^;
でもなぁ、国際司法裁判所の判断では、領有権に「実行支配」を有力判断材料とする判例を作ってしまったので、韓国の実行支配を続けさせるのはよくない。

2008年、2月17日に国際司法裁判所は、マレーシアとインドネシアの領有権争いについて、灯台設置等をしているマレーシアに領有権があるとした。
同年6月には、シンガポールとマレーシア間で領有権を争ってきた島では、シンガポールが灯台など管理してきたことを認め、シンガポールの領有権を認めた。

竹島は一方的に武力侵攻されたわけで、一概には言えないが、何十年も実行支配を放置させておくのは日本政府の怠慢に見える。国際法廷に提訴することを韓国側が拒否しているから仕方ないという理由だが、それとて毎年韓国側に熱心に働きかけているわけではない。

北方領土については、面積等分にして3島先行返還論を麻生首相が念頭に置いているのは、外務相時代の答弁でも明らかだと思う。漁業権の確保を思えば、現実的な解決法としては有りだとは思うが、国民感情や世論の動向を見なければならない。

尖閣諸島だって竹島の二の舞にならないとは言えない。
アフガン支援を引き替えにしてでも、尖閣諸島を守る日米同盟を確約したのなら、大きな外交成果である。

首相に近い党幹部談「麻生氏は自分以外に首相をできるやつはいないと思っている」とのことなので、辞めるつもりはないのだろう。イチかバチかで竹島問題、北方領土返還問題にもズバッと切り込んでほしい。もう時間がないから、喧嘩太郎の本領発揮を見てみたい。

自衛隊が国軍と位置付けられていないような平和呆け日本で、「単に『日本の自衛隊ができることをやっていけばいい。そして米国の負担が軽くなれば、それだけ在日米軍も少なくて済むじゃないか』という、ごくごく当たり前の話をしただけだ」と寝言だかうわごとをしゃべっている党首がいる。米国とは対等に日本も核武装しようというのかしら。中国には土下座、米国には居丈高の党首が本当に日本国総理大臣として務まるとは誰も思っていない。政権取りが射程内の民主党ではあるが、夢が現実になった瞬間から小沢民主党崩壊が始まるに違いない。岡田氏あたりに禅譲ということになれば、来年に再び総選挙の可能性が高い。

それより自民党を立て直せ。一度、痛い思いをしなければ変わらない。
内政、経済政策、行革、社会保障制度等々、もう霞ヶ関だけに頼っているわけにはいかない。今、朝まで生テレビで「医療問題」をやっているが、抜本的な改革をするには、厚労省と族が主導する体制を変えなければだめなのだ。

超党派議員あるいは官民の人材を活用し、オープンな政策議論を交わせるような自民党に生まれ変わってほしいものだ。

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清和会のことしか考えていない森氏には引退願いたい。

◆日々是語草◆
小泉氏の麻生批判は、竹中氏と打ち合わせ済み

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2009/02/26

けなげに「麻生首相の功績」を信ずるネトウヨは、ミイラ取りがミイラになっていませんか

コメントをいただいた中で、よく言ってくれた!と喝采を送った箇所があったので、一部引用させていただきます。

nikaidoさんや陰謀系のブログが小泉の家系こそ悪、などと盛んに書いていて、新聞を信じない真正保守の人たちや麻生支持の人たちが、そうしたネット情報を疑いもせずに信じている節があり、国内外の探偵、推理、ミステリー、スパイ小説などを子供の頃から数年前まで愛読してきた私としては^^;その現象が信じられないというか、異常というか・・・そう思いません?新聞を信じられないのに何故そこまでネット情報を信じられるの?

そのとおりだと思う。郵政疑獄事件を追及する鳩山総務相を「閣下」と呼ぶような人達のこと。
ネットは今やマスコミ叩きと売国奴議員叩きのツールと化している。売国奴議員の中には、民主党議員の他小泉や河野太郎、中川秀直といった自民党議員がやり玉に挙げられている。自分達が正しいと信ずる中川昭一氏の失態は、マスコミの陰謀だと言う。「闇の声」あたりでは渡辺喜美も外資の手先・アメリカの犬ってことになっている。叩かれているのは霞ヶ関に厳しい議員というのは気のせい?

2chや小泉-竹中陰謀論を展開しているサイトなどでは、偏った情報が蔓延し、よく調べもせずに事実を歪曲している。麻生さんのコアな信奉者は「正論」「国益」と信じながら、自分では偏向していることに気づかない。2chをROMしていると、麻生さんこそ国益を守る日本の守護神のように思えてくる。ニュースを読み比べたり、興味のある政策を調べたりせずに2chや人気ブログだけを読んでいたら、私もコロッとやられていたと思う。

安倍さんには「戦後レジームからの脱却」という純粋な理想を感じられたのだが、果たして麻生さんは、信奉者があがめ奉るほどの国士様なのか疑問である。

前にも紹介したことのある「麻生首相の実績」コピペだが、ずいぶん追加されている。(ついでに検索してみたら、ネトウヨさん達のブログでそのまま「こんなにすごい」とコピペされ続けている。オイオイ、君たち大丈夫か…

名無しさん@3周年:2009/02/23(月) 01:30:45 ID:wjCAxj6a
報道されない麻生の功績

2008.10.03 「竹島は固有の領土」とする答弁書を閣議決定
2008.10.12 G7行動計画を支持、日本は外準活用の支援表明=IMFC
2008.10.17 北朝鮮制裁の徹底を中川財務・金融相が指示
2008.10.27 日印安保共同宣言に署名。インドと安保、経済、環境、エネルギーなど幅広い分野で戦略的協調
2008.10.29 朝鮮総連傘下組織を家宅捜索。税理士法違反容疑(無資格で確定申告書作成)
2008.10.31 大陸棚拡張を国連に申請決定。日本国土の倍が新たな海底資源の採掘領域へ
2008.11.01 水産庁、韓国漁船の違法操業の防止強化の方針決める
2008.12.03 国連で日本が提出した「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意」が圧倒的賛成多数で採択
2008.12.09 外務省HPの「竹島は日本の領土」という宣伝資料を10カ国に拡大
2008.12.13 初めて政府主催で拉致問題の集会を開く
2008.12.16 「道徳・情操教育を拡充」「教科書ページ倍増」教育再生懇 第2次報告案
2008.12.17 公益法人から1076億円を国庫に返納させることを決定
2008.12.19 教育再生懇を再開。「理念」より「質」の点から公立学校を学力アップさせ、新たな内需喚起狙う
2008.12.19 改正国家公務員退職手当法が成立。在職中の不祥事発覚で退職金の強制返納が可能に
2008.12.26 社保庁のヤミ専従問題で現役・OB計40人を刑事告発
2009.01.24『日中遺棄化学兵器処理問題終結』(最大60兆円の血税が、中国に毟り取られる可能性のあった 遺棄化学兵器問題が実質終結した)
2009.01.25 日本の排他的経済水域(EEZ)の起点となる「国境離島」を含む無人島などの保全・活用に本格的に取り組む。
2009.02.06 反ダンピング関税 欧米並み 発動迅速化。これにより、不当に安い価格で販売されている輸入品に対して国内産業を迅速に保護できるように。

一途に信じることは、けなげだなぁ【ノ_;】
でもね、度を超すと 痛い のよ。

無差別殺人も小泉改革のせいと思っているウヨクは、交通事故が減っても麻生閣下のおかげと言い出しそう。

経企庁長官の時には役人に「よきにはからえ」と大臣の椅子に座っていただけ、外務相時代は「なんでも外務省の言うとおりにやってくれた」と官僚からのウケが良い麻生首相は、自分から指示して事態を動かすことはない。リーダーシップがないことは、国民はとっくに見抜いている。インド外交、大陸棚拡張、違法操業の防止強化等々、麻生首相でなくとも省庁主導でなし得ていた。小泉さんがこう言っていたという。「総理大臣なんて、周りが全部やってくれるから、誰にでも務まるよ

霞ヶ関は、時代を反映してか、外務省や文科省は主要ラインが右傾化(以前は左過ぎた)してきている。
日教組への敵対意識を明確にし、正しい歴史教育をしようという<純正文教族>とも呼べる若手の政治家が90年代以降に増えた」という。(諸君!2月号横田由美子氏) それに呼応するように省内には似たような気質の官僚が主導権を握り始めた。→チーム銭谷・大臣官房審議官前川喜平氏など

その一方で、「第二公共事業」と呼ばれる学校の施設設備費獲得は、文教族と建設業界の癒着と無縁ではない。当然建設業界は文科省の天下りを受け入れている。

若手の文科官僚が嘆く。
「教育という美しい言葉からは想像もできないほどの利権が蠢き、政治家に食い散らかされている。省益確保に励む幹部たちはそうした事実をわかった上で予算を得るためにこの構造を利用している。そんな現実を知って、嫌気がさした同僚は辞めています。でも、幹部には危機感がないですけどね」

森氏ら大物の文教族議員と違い、純正文教族はカネにはならないが、信念は国益中心である。竹島を固有の領土として教員の指導要領に加えたり、事務次官に了解を得た後に閣議決定に持ち込んだりしたのは、そういう日教組に対抗しようとする官僚の意向が大きかった。文科省は、日教組の価値観を持ち込もうとする民主党が政権を取ったら、どうするのだろうか。銭谷次官には「年内勇退説」がささやかれているという。

話が逸れたが、麻生閣下だからこそできた!というようなものは一つもない。
確かに民主党ではヤバイので、自民党内で政権交代を起こして復活してほしい。

「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意」決議案は、1994年以来14年連続決議採択されているので、麻生首相の功績とは何にも関係ない。

「改正国家公務員退職手当法が成立」
その後、法律違反の政令が閣議決定されて麻生首相が官僚に寝首をかかれたことは知らないらしい。稲田朋美さんは、この政令が撤回する必要のない「濡れ衣」と言っていた。ちゃんと政令を読んで、事実を調べてから麻生首相を擁護してね。麻生首相を擁護するのは、こんな人ばっかり。

「公益法人から1076億円を国庫に返納」
たったの1076億円でお茶を濁された。バカにされているんだよ。まず麻生信者さんは、公益法人改革の現状を勉強してほしい。

全部この調子・・

聞き捨てならないのは、『日中遺棄化学兵器処理問題終結』

これが本当だったら、すごい!大スクープだ!
一瞬信じて、遺棄化学兵器処理に群がる防衛利権を打ち壊した安倍首相が功労者だと思った。
当時の小池大臣が守屋事務次官をクビにしたので、山田洋行などの疑惑が表に出た。そして処理事業を独占的に受注していたコンサルタント会社PCI が、不正に1憶円を流用した事件も発覚したのだった。

そうしたら、どうも違ったようだ。

遺棄化学兵器処理問題の水間政憲氏の指摘
2007-10-23 01:25:50

リンク先の遺棄化学兵器の巨大な闇 (水間政憲)をお読み下さい。
特亜問題に関心の深い皆さんは、すでにご存じと思いますが。

では、麻生信奉者の言うように水間氏のスクープを「マスコミがわざと報じない」と仮定しても、「問題終結」したのが事実なら、外務省はHPで知らせるだろうと思って読みに行った。

外務省HPより

覚書には「廃棄作業の計画、実施、運営等の問題に関しては、両国政府は日中共同作業グループ等の協議を通じて、解決される」となっているので、直近の共同作業グループ会合を見ると、

中国における遺棄化学兵器問題に関する第12回日中共同作業グループ会合の結果について
平成20年12月25日

(略)
同会合では2008年度のこれまでの成果を総括し、今年度及び来年度の計画、南京より遺棄化学兵器廃棄を行う移動式処理設備の導入、吉林省敦化市ハルバ嶺地区における化学砲弾の試掘の取り進め方など、今後の作業について意見交換を行いました。また、今回会合では、移動式処理設備の導入、吉林省敦化市ハルバ嶺地区における処理事業、小規模発掘・回収事業など、中国遺棄化学兵器処理事業の様々な局面で進展が見られているとの認識で一致し、今後とも引き続き協議・協力していくことを確認しました。

遺棄化学兵器処理事業は、変更なく引き続き協議・協力だって。

はぁ~(ため息)

遺棄化学兵器については、専門的なことはわからないが、水間氏の「正論」でのスクープはいったん保留にしておいたほうがいいようだ。

参照:
『正論』六月号"化学兵器引継スクープ"の勇み足

ここまで見てきたように、この記事の内容は旧軍兵器に詳しい人ならば一目見ておかしいと感じるレベルであり、実際、『正論』編集部には発行後すぐに防衛研究所から電話で指摘が入ったという。ところが、5月17日に東京で開催された著者の講演会に参加した人から聞く所によれば、著者は"代用弾"や"甲乙"などの批判を了解した上で、防研OBや旧軍関係者の協力を得ているからと強気だったという。専門家である彼らでも首をかしげる兵器が記載されているなら、それらは化学兵器の隠語に違いないと意気込んでいるというのである。まさに"陰謀史観"ではないか。

『正論』"遺棄化学兵器スクープ"の虚と実

以上から、総じて『正論』が化学兵器の隠語とするものは通常兵器であることが分かる。特に「発射発煙筒」などにいたっては、6月号で著者の水間正憲氏が「化学兵器ではないか」(29頁)と指摘しながら、翌月の7月号では元防衛研究所戦史部長の大東信祐氏が「完全に通常弾ですよ」(137頁)としており、論旨が一貫していない。訂正もなく、有料媒体としてお粗末に過ぎるのではないか。

どちらの言い分が正しいのか今の時点ではわからない。
しかし・・・
ネットに飛び交う、麻生擁護の功績やら陰謀論は、麻生首相の為になっているのだろうか。既存メディアを否定すればするほど、ネットの匿名情報にまことしやかに誘導されていく。「報道されない麻生の功績」のように、それらしく切り貼りすれば「ネットに真実がある」と思わされてしまう。ミイラ取りがミイラになっているのが、麻生信奉者のネトウヨだと思う。

「小泉改革憎し」を動機として、小泉と朝鮮あるいは改革利権を結びつければネットウヨクを洗脳できると考える人達がいるんじゃないか?その人達にとっては、麻生首相や鳩山邦夫はお眼鏡にかなうのだろう。陰謀論者はウヨクともサヨクとも手を結ぶ。

巨大利権に一人で立ち向かった政治家は、後にも先にも小泉純一郎以外、現れることはないかもしれない。

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◆日々是語草◆ 
「新党希望者5人いる」ほんとかな。

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2009/02/24

改革とは、時代の先を見て問題を事前に解決すること(2)公務員改革

小泉改革の「小さな政府」主義によって日本のセーフティネットが壊滅した、なんて誤解がはびこっている現状では、「改革の深化」と言っても支持は得られないだろう。

小泉政権下で「小さな政府」と言い出したのは中川秀直氏だったと記憶するが、英国のサッチャーismから学んできたと言っても、英国が日本から学んだものも多く(特殊法人とかw)、お互いにそのまま「主義」を移植したわけではない。

政府は「小さな政府」という言葉をすぐに「簡素で効率的な政府」と言い直している。小さな政府を目指していくためには、まず、戦後官僚組織が日本全国に蜘蛛の巣のようにネットワークを広げ、官民格差を生じさせていることを政府はもっと訴えなければならなかった。

誤解を受けないように「肥満体の政府からスリムな政府へ」とでも言えばわかりやすかったかもしれない。安倍さんの「筋肉質の政府に作り替える」は、意味はわかるけど、マッチョかよ!と、笑うこともできず固まってしまった。

政府がレーガノミクスを参考にしたことは事実だろうが、米国の貧富の差拡大とセーフティネット崩壊を目の前にして、実際に政策の中に採り入れたことは少ない。金融市場や労働市場の規制緩和は「機会の平等」という視点から参入の敷居を下げたが、銀行システムはルール強化した。これからも緩和を進める分野と強化すべきところを間違えてはいけない。

小泉氏の「郵政民営化」は、巨大利権に手を突っ込んだのである。郵政利権とは、官が国民から集めたカネで庭をせっせと耕すことに使っていた。小泉氏は、郵政民営化で力尽きた。

公務員改革に踏み込むには小泉氏には時間が足りなかったが、現状の官の肥満・非効率・利権構造について小泉政権が方向性を示し、安倍政権の努力によって、少しずつ周知徹底されてきた段階である。

高度成長期を終え、少子高齢化に向かう日本にとって、構造改革の中心課題は「公務員制度改革」である。政治改革も一体的に必要。その先に地方分権があり、コンセンサスを得た道州制議論が待っている。
公務員改革も満足にできなくて、地方分権が実現できるわけがない!

<民主党に公務員改革は達成できるのか>

民主党は、小沢代表の政治テーマが「官僚主義から政治主導へ」ということもあり、公務員改革には威勢が良い。実際、福田政権で渡辺行革相が取り組んだ公務員制度改革は、自民党に骨抜きにされかかったものを民主党の後押しで、原案に沿った形でみごと成立することができた。政策ごとの与野党協議の良き前例となった。

民主党政権になったら、公務員制度改革の制度運営は大丈夫だろうか。

参照:フォーサイト③
「官僚内閣制」を今ぶっ壊せ!屋山太郎・馬淵澄夫

<要約>
屋山 民主党の小沢代表は、公務員制度改革をやるつもりはあるのか。
馬淵 小沢代表は、旧大蔵省支配を徹底して嫌っている。人事院を含め、全省の天下り支配はイコール大蔵支配なので、ここにトドメを刺さなければならない。
屋山 小沢さんが官房副長官だった時、小沢さんは「官僚内閣制を潰すためには、政権交代を可能にする小選挙区制を作らなければできない」と言っていた。
馬淵 昨年の揮発油税の暫定税率廃止の際、「これは福田首相には無理だ。大蔵に完全に支配されているからな」と言っていた。
屋山 組合は改革を容認するか?
馬淵 組合の影響力を心配されるが、行革推進法案を作った時、公務員の給与を3年間で2割カットを打ち出した。やはり(反発は)大変だったが、(必要性は)連合の皆さんもよくわかっている。今は組合員を守る代償機能(労働基本権)がないから簡単に公務員制度改革には賛成できないけれども、そのこともパッケージにして民主党は改革を進めていくことで理解してもらった。もう決着済み。私だって議員になる前は経営側にいた人間ですし、民主党自体が以前とは相当変わってきている。
屋山 よくわかった。民主党と連合は、旧社会党と総評、公明党と創価学会のような密接な関係とは違う。
──────────

連合と経団連は、阿吽の呼吸でなれ合っているところもあるから、あんまり関係ない気もするけどね。公務員制度改革だけは、民主党に期待しておこう。

屋山氏は80年代から土光臨調に関わり、国鉄の分割民営化の際に、国鉄にいかに多くの政治家がぶら下がり、官僚たちが省益中心の権限を手放さないように抵抗するか、その実態がよく見えたと言う。郵政民営化の巻き返しに政治家と総務省が攻勢を掛けている現状を見れば、その当時の苦労は並大抵ではなかったろう。

だいたい公務員が公正中立とは呆れる。「大樹の会」――現在の郵便局長会にしろ日教組、自治労など政治活動に明け暮れている。政治家と公務員がつるんでいる現在の政治は、根本から改革しなければならないと思う。一度自民党は頭を冷やせ。小泉政権で少しは生まれ変わったと思ったが、自民党の腐敗政治はまったく変わっていない。

屋山 谷総裁が何であんなにがんばっているのかと言えば、官邸筋で「谷が辞めることになったら麻生内閣は崩壊するぞ」って脅かしているんです。谷氏は総理主催の会合をボイコットしたんですよ。ふざけてるよね。(略)だけど、今回なぜ人事院に気をつかったのかというと、それは「崩壊」という言葉がすごく響いたんだね。裏で動いたのは漆間巌官房副長官と財務省。(略)今は本当に官僚の巻き返しが始まっています。彼らには改革が官僚にとってとんでもないところまできてしまったという危機感があるんですよ。私に言わせれば、歴史の必然なんですが。(略)

麻生首相にとって、財務省と側近の漆間氏に見放されることほど怖いことはない。彼らは従ったふりをして、上手にサボタージュをするし、政令だって都合良く書き換えてしまう。法律無視の天下り規定の政令を出してきたのは、いかに麻生政権がバカにされているかの証拠である。即刻撤回すべきものを、官僚の責任問題になるから撤回できないのである。

麻生首相を小馬鹿にしたような、そういう官僚の姑息なやり方を見て、公務員改革には興味のなかった甘利行革担当相は、さすがに怒って本気を出したのだとジャーナリストの白石氏は論評していたけれど。

麻生政権は、すでに霞ヶ関の手の平の上で踊っているだけである。踊りが上手なら支持率は下がらなかったかもしれないが、誰もリーダーシップの振り付けすらしてくれなかった。麻生首相は思いつきでしゃべっているだけで、政権は立ちすくんでいるのである。

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プロバイダのメンテの時間だー。読み返している時間がない。誤字脱字(あったら)失礼。

◆日々是語草◆ 
民主党が「アジア通貨基金」と言っただけでネトウヨ大騒ぎ

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2009/02/23

「かんぽの宿」は民間に任せろ

サキヨミ(フジテレビ)で、かんぽの宿の「不当に安い売却問題」をやっていた。

公社時代に売った赤字のかんぽの宿は、民間経営者が人員を減らし、金食い虫の天下り役員もいなくなり、お役所的だった従業員を教育し直して黒字に転じたということだった。

そうすると、結論は、今の役所的体質の日本郵政には任せずに、民間に事業譲渡したほうが国民の資産活用として最善ではないの?国民の資産と力説するが、赤字でツケを回されるより、民間に渡って有効利用したほうがよほど目的にかなっている。

さつき氏のブログによると「いまは、自治体は、この手の施設を買っても、民間に運営は委託します。その結果、60人いた平均年収600万円の準公務員の職員は、たった15人に。マネージャーは、天下りからバリバリの若手へ」ということ。かんぽの宿の従業員は、楽~に仕事して年収600万円だった。すごい官民格差だこと。

「かんぽの宿」売却要件の「雇用維持2年間」は外してもいいくらいである。

ところが、サキヨミでは、なんとしても「郵政民営化の負の遺産」にしたいので、「日本郵政は赤字施設というが、このように黒字化できる。オリックスへの売却価格は安すぎる!」と結論づけていた。郵政民営化に群がるハゲタカがフンダララ・・。ちょっと無理があるんだけど。

視聴者は、あの取材を見て、番組の趣旨とは違う感想を抱いたと思う。
「かんぽの宿って、あんなに非効率的な経営をしていたのか。要らない人員や天下り役人のために保険金が無駄に使われていたのだなあ」と。政府が株を手放さずに総務省が口出しする限り、天下りは増えても民間並みの経営はできっこない。

赤字施設は「民間に売る」ことが最善策なのである。

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麻生さんが「民主党には任せられない」「日教組と断固戦う」と訴えても、自民党への信頼を回復するためには、総裁を交替するほうが良い状況になっている。(毎日新聞世論調査、支持率11%、不支持率73%)
これ以上、自民党へのダメージが広がりませんように・・・。

◆日々是語草◆
他人には見えない虹

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2009/02/22

改革とは、時代の先を見て問題を事前に解決すること(1)

・作られてきた世論

情緒や同情、被害者意識といった感情は共鳴しやすく、集団ヒステリーに陥りやすい。「こうに違いない」と結論が出ると、原因と結果はどうでもよくなる。感情の渦は、次に生け贄を探し出して決着をつけようとする。「そうだ!あいつが悪いんだ」と。

そして「責任転嫁」を「正義」とすり替えることに成功する。人の感情の隙間にうまく入り込む手法は、思想戦の中に活用されている。共産主義のオルグを見ればよい。

議論中に誰かが人格攻撃に走り出したら、議論は終わりである。その人はすでに自己防衛の罠に落ちており、責任転嫁によって論破したと錯覚する段階に来ているからである。それ以上は相手にしてはならない。さらに論理的に攻めると、その人には“恨み”しか残らない。恨みと思いたくないので、ますます人格攻撃が激しくなるだけである。

思想戦の中に教材としてあるのは、政府への不満をそらすために外敵を作る方法。たとえば中国・朝鮮人には“反日思想”。日本人には“護憲平和思想”が移植された。つまり平和を蹂躙する米国を憎み、中国・朝鮮には謝罪し続けることによって日本を弱体化させようとする。

新聞社が操るメディアは、常に責任転嫁の生け贄を作り上げては、国民をある方向に誘導する上意下達のツールと化している。国民は、知らず知らずのうちにそれが正義と思いこまされ、内省することを忘れ、闇に隠れた核心部分から目をそらされる。

な~んて大げさに書いてみたのは、週刊文春で以下のコメントを読んだから。

<小泉純一郎が歴代で最低の総理だと思う理由>
「米国と日本経団連の推し進める新自由主義(市場原理主義・小さな政府)を実現化したことにより日本国民のセーフティネットを壊滅状態にした」

この人に「新自由主義って何?」「どういうふうに小さな政府と関連づけられるの?」と聞いても答えられないと思う。きっと「だってみんなそう言っているじゃないですか」と自信をもって断定するに違いない。テレビのタレントが「市場原理主義で格差社会ができちゃったでしょ。やっぱり弱い人の立場に立ってぇ・・」なんてコメントしているのを聞くと、はったおしたくなる。

ちなみに最低総理ランキングでは、1位麻生太郎、2位宇野宗佑、3位福田康夫、4位森喜朗、5位安倍晋三、6位小泉純一郎、7位村山富市(略)となっている。

私が選ぶなら、断トツで村山富市だけどね~。宇野なんて評価に値しない。

芸能人好き嫌いランキングでは、同じ人が両方に入ることがある。それだけ存在感があるということだろう。名前を思い出してもらえないのが一番悲しいかも。小泉氏は、たぶん最高ランキングでも上位に入るのではないか。「格差社会を作ったが、総理としては指導力があった」という感じで。

小泉改革を売国政策とブログに書いている人もいる。改革という言葉がよほど嫌いとみえて、片仮名で「カイカク」と揶揄している。「新自由主義者」「格差社会の元凶」「弱肉強食」、これが“カイカク”の定義らしい。

・改革とは何か

私が言いたいのは、「小泉氏への誤解」が悲しいわけではなく、「闇に隠れた核心部分から国民の目をそらすためにメディアを使い、小泉-竹中に全部責任転嫁している」勢力こそ国益と国民の生活を毀損する元凶なのだということである。

ネットで観察してみると、小泉-竹中をバッシングしているのは、例外なく「米国資本」に嫌悪感を持っている。また「新自由主義者」とか「市場原理主義者」と罵るわりには、彼らから定義を聞いたことはない。理想を聞いてみると、結局高度成長期をモデルにした社会主義に行き着く。

あ~あ、なんてことはない、彼らは時代の転換期を認めたくないだけなんだ。アンチグローバリズムの反動として、国に引きこもることが“保守”と勘違いしている。
彼ら保守の特徴は、必ず「アメリカはこんなにダメで日本はこんなに素晴らしい」という比較論が散りばめられていることである。私には日本優位論ではなく、米国の欠点を探したいだけの劣等感に見える。(参照:諸君!、正論、WiLL、SAPIO等に執筆する50代以上の論客)

日本の優位を語りたがる保守は、移民や外資に対し、現実的な処方としてではなく生理的に嫌悪する。拝金主義を“カイカク”と同一視する目線で経済を語るので、自給自足でものづくりをしていれば日本人らしさを取り戻せると夢見ている。そのような感性では、「外資」と言っただけで陰謀論に発展するのは無理もない。(参照:ネットウヨク)

高度成長期に統制経済と年功序列を可能にしていたのは、国が発展途上の成長期だったからである。1億総中流意識の頃、エコブームが来ると誰が想像しただろう。熟年期となった時に、人口や経済の規模が小さくなるという必然を受け入れられない頭の弱い人が、高度成長期のノスタルジーに浸っているだけなのだ。

小泉-竹中が「ものづくり」を壊したと言うけれど、壊したのは大量消費社会であり、画一的な金太郎飴のような教育であった。価値観まで統制され、将来の夢は公務員か会社のサラリーマン、政治家は権力闘争に明け暮れ、防衛はアメリカ任せ、日本の国土はセメントで固められた。伝統の技を守る後継者は減り続け、格差は広がる一方だった。

人も国も成熟していくに従って、自立を促される。大きな政府に依存していた時代は終わった。

今、特権階級が規制の枠に守られて利益を吸い上げていたシステムを総点検する必要がある。また貧困問題を解決しなければいけない。改革とは、常に問題点を先取りしながら、人間社会がある限り意識し続けなければならないものである。改革を否定する勢力とは、現体制によって御利益を得ている人々であり、近視眼の人であり、過去に美しいベールをかけて見ている人々である。完全に破綻してしまわないうちに改革しなければならないのだから、問題点を分析する能力が必要であることはもちろん、その後も試行錯誤の繰り返しになるだろう。

保守を標榜する人ほど、かつての日本の成功体験が「アメリカの傘」と「拝金主義」によって成し遂げられたことを忘れ、高度成長期の社会主義に回帰しようとしている。矛盾に気づかないのだ。

では、具体的に「格差問題」の中身を見ていこう。(続く)

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2009/02/21

四分社化見直しと「かんぽの宿」疑惑はつながっている

きょうは、エントリーを分けないで一気に長文m(__)m
しつこく郵政民営化に関するあれこれ。

2/13夜、安倍さんが仲間内の会合で「郵政は政策といえども政局になりやすいから、発言を慎重にしてほしい」と麻生首相にアドバイスした、というニュースは読んだ。

参照:週刊文春
この会合は麻生、安倍の他、菅選対副委員長と甘利行革担当相、そして安倍氏と親しい政治部記者が同席していたという。

そのうちの誰か――たぶん政治部記者あるいは菅さん?が、会合での麻生首相のおしゃべりを漏らした。

尻ぬぐいをさせられているのにふざけやがって。おれは郵政の四分社化には今も反対だ。間違ったことは言ってねぇよな

菅さんは「ほとほと疲れた」と言っていたという。
この発言は表に出ることはなかった。出せるわけがない。

麻生首相の発言を追ってみよう。
担当大臣だった
郵政民営化方針を議論する経済財政諮問会議に麻生総務相も参加。この段階で四分社化は決定している。会議に参加していた髙橋洋一氏は、麻生氏は「ずっと賛成していた」と証言。

反対だったので、担当から外された
会議でも賛成し、小泉総理に反対のそぶりも見せていなかった。竹中氏が担当になったのは既定路線。「政策の理解力に著しく欠ける」麻生さんに重要法案の担当が回ってくるわけがない。→麻生氏の嘘か思い上がり

2年間勉強して賛成に回った
大嘘。最終段階でも総務省官僚と数人で、竹中氏一人を呼び出して吊し上げていた。「外資の手先だろう」みたいな追及もあったと竹中氏が証言。

おれは郵政の四分社化には今も反対だ
国民は四分社化なんて知らなかったんだから、見直すのは当然というスタンス。

麻生氏は小泉総理にはまったく反対の素振りは見せず、四分社化を含む郵政民営化法案に閣僚として署名。郵政解散には反対したが、郵政選挙で与党が三分の二を占める大勝利。小泉氏の批判を受けて「あの選挙は、みんなで頑張って勝利した」と平然と言う。では、あなたもさっさと解散して、みんなで頑張って勝利したらどうか。

麻生氏が首相になった今、最初から最後まで郵政民営化法案に反対だった麻生氏が、四分社化を問い直す公約を出さずして、国民の信任を受けないまま郵政選挙の三分の二議席を使うのは、議会制民主主義の本意に背く“乗っ取り”行為である。郵政とは関係ない予算案だから関係ないと言うが、今まで踏襲してきた財政再建路線を見直す政権であるなら、昨年秋に自ら勝ち取った議席で景気対策法案を審議に乗せるべきだった。直近の民意を受けた与党の予算案には、民主党も「反対のための反対」はしにくい。

①国民に政権の理念・政策を理解してもらうこと、②国会運営を強気で進めることのできるバックグラウンドを持つこと、この二つは安定した政治のために必須条件なのである。国民の信を得ることの重要性をどんなに口を酸っぱくして訴えても、麻生首相は耳を貸さなかった。原則を無視して支持率が上がることはないのである。

麻生首相が「四分社化反対」を新たに争点として掲げ、国民の審判を仰がなければならない。小泉政権下で面従背反し、自分が首相になったら方針をひっくり返すことは、国民に対するだまし討ちである。

小泉元総理の怒りはもっともである。

小泉氏の真意が伝わらないことのもどかしさを感じる。しかし、どこかの番組で、小泉氏の三分の二発言に対するアンケートを採ったところ、60%以上が小泉氏に共感すると答えていた。麻生氏への共感は、政権支持率と同じくらいだった。その結果は小泉人気ゆえか?いや、それ以上に麻生氏の胡散臭さを感じ取ったのではないか。

政治家の言葉は重い。

山本一太氏ブログより
郵政4分社化は民営化の柱

総務部会(郵政政策小委員会と郵政民営化推進に関する検証・検討プロジェクトチーム)での石原伸晃・幹事長代理の発言。

 「ここに配られた資料(郵政民営化3年ごとの見直しにあたっての検討事項)の取り扱いについて座長に聞きたいことがあります。ここに並んでいる検討が必要な項目というのはあくまで議論のための項目なのか、それともこの方向に沿って議論を進めるという意味なのでしょうか?!特に、法改正の検討が必要なものという検討項目に書いてある『三事業一体的なサービスを確保するための経営携帯』という部分に関しては十分に注意を払ってもらいたいと思います。」 
 
 石原幹事長代理はこう続けた。 「2005年の(前回選挙の際の)政権公約では、郵政民営化関連法案を成立させると明言しています。見直し期間が来たからと言って、党としてマニフェストとの整合性を疑われるような(国民に誤解を与えるような)メッセージは出すべきではない。そこのところは注意してください!!」

石原伸晃氏はいまひとつ頼りないが、この件では筋が通っている。正論を主張することは、造反でもなんでもない。麻生首相は、すでに孤立し始めている。

かんぽの宿売却疑惑も同時進行で起こっている。

やっと第三者委員会が始動した。しかし、今後の売却ルールを作成して透明性を図るのが主目的のようなので、疑惑の解明は難しい。資料は総務省が握っているので、結局総務省が売却の主導権を握る方向に誘導されるだろう。

散発的に出てくる“疑惑”は、今のところ通常のM&Aからはなはだしく逸脱したものではない。マスコミで大げさに騒がれている点を一つ一つ検証すると、肝心のところをぼかしたり、わざと間違って「違法行為スレスレ」であるかのように視聴者にすり込みをしている。かんぽの宿は、福祉施設としてではなく、ホテル業として民間に事業譲渡するものなのである。福祉施設として総務省が位置付けているなら、前提条件がまったく違うものになる。

“疑惑”追及の情報源はどこか。“疑惑”から犯罪行為にもっていきたい勢力が情報源に決まっている。発信地の中心は、情報を握る総務省あるいは当事者の日本郵政である。

前回、竹中氏の「官僚による西川社長追放陰謀論」を紹介したが、鳩山総務相の言動のお粗末さに「言わされている」と感じ始める人も出てくるのではないかと思う。
疑惑追及する勢力とメディアがあれば、その背景に疑問を持つ勢力とメディアもある。言論の自由バンザイ。

鳩山邦夫は旧郵政官僚の操り人形ではないのか?高野孟氏
――「かんぽの宿」売却問題の怪しい背景

<要約>
○15日のサンデー・プロジェクト
コメンテーターの財部誠一氏は鳩山の言動について「3月の郵政民営化見直しの期限にタイミングを合わせて旧郵政官僚が西川の首を掻くことを狙って仕掛けた陰謀ではないのか」という趣旨で菅選対副委員長に問うた。
菅「背景には色々な動きがある」と答えたが、番組終了後、菅は財部に「あれは陰謀ですよ」と明言した。

○鳩山総務相は今は正義の味方のように持ち上げられているが、アンチ郵政民営化の恨みに根ざした意趣返しと改革の揺り戻しの手先として繰られているだけではないか。

○田中良紹がTHE JOURNAL2月7日付「かんぽの宿のイヤな感じ」で「鳩山総務大臣の個人の正義感だと思うほどおめでたい人間は政治の世界にはいないだろう。その意図が何かを突き止める事が先決である。総務省と日本郵政の内部にシナリオを書く者がいる。鳩山大臣はそれに振り付けられて躍っているだけだ」と述べている。

○旧郵政省の総務省官僚や旧郵便局の職員の中に、民営化そのものに激しい反感を抱き続ける者がいて、自民党内に昨秋発足した民営化反対=造反組を中心とする議員連盟「郵政研究会」とも連動してこの騒動を仕掛けたという推測は大いに成り立ちうる。

○3月の見直しに合わせて、郵政研究会では川崎二郎がこのように挨拶した。
「郵便局会社と郵便事業会社を本当に分ける必要があったのか。いつの間にか4つの会社に分かれたが、見直していいんじゃないか。株の持ち合いをきちんとしないと持たなくなるという議論もあった。合わせて検証していきたい」として、郵便局会社と郵便事業会社の一体的な経営の確保、日本郵政・ゆうちょ銀行・かんぽ生保の株式上場の“弾力化”(つまり政府が100%保有する株式を2010年を目途に上場・売却する方針の凍結)と相互株式持ち合いによる連携強化などを求めていくことを決議した。

○4分社化を中心とする民営化スキームを大幅に修正して組織を再々編し、事実上の官営事業として存続を図ろうしているに違いない。

○11月には自民党政務調査会が正式の党機関として「郵政民営化推進に関する検討・検証プロジェクトチーム」 (座長=中谷元・元防衛庁長官)を発足させたが、そこでの議論も4分社化の再検討を中心とする揺り戻し路線であることに変わりはない。

○実際に見直し内容を決定し首相に意見を述べるのは、郵政民営化法に定められた「郵政民営化委員会」(委員長=田中直毅・国際公共政策研究センター理事長)であり、田中はじめ5人の委員は言うまでもなく小泉・竹中が任命した人たちであって、自民党や総務省が何を言おうと受け付けない公算が大きい。そこで、かんぽの宿問題をスキャンダルに仕立てて西川善文日本郵政社長を叩き、あわよくば首を取る一方で、鳩山総務相と麻生首相を巻き込んで民営化推進の流れに歯止めをかけようとする陰謀シナリオが描かれたのだろう。  以上

はは~ん、小泉さん、田中直毅氏らとロシアでしっかり作戦会議をしてきたな。ロシア訪問に合わせた麻生批判は、やはり戦略あってのことだったのだ。小泉氏は民間調査研究機関「国際公共政策研究センター」顧問の立場でロシアに訪問し、田中直毅理事長や経済人らが随行している。

今までの経緯を追っていくと、高野氏の分析は説得力がある。
高野氏の言うとおり、鳩山総務相は「事業譲渡であって不動産売却ではない」ことを理解していない。(私も「あ、そうえいばそうだった」と・・・(^_^;) だから「2000億で作ったものを100億で売るのはおかしい」という子供じみた理屈になる。みーーーんな「そのとおり」と思ってるよね。信じられない。

菅氏は、鳩山総務相を繰る動きを察知している。改革派議員はどうもノーテンキで政策一直線バカで、へたれで、「戦略ってな~に?」みたいな議員ばかりなのでいやになる。菅氏は苦労人で、改革路線にも理解のある人なので、政権内部から見えていることがあるのだろう。講演会で麻生首相に厳しいことも言っていたので、心情的にはすでに距離を置いていると思う。

日本経済も大変だが、自民党には窒息しそうなほどの閉塞感が漂っている。

次回のサンデープロジェクト
≪出演≫
与謝野 馨(財務・金融・経済財政担当大臣)
≪出演≫
西部 邁  (評論家) 
中谷 巌  (三菱UFJリサーチ&コンサルティング理事長)
櫻井 よしこ(ジャーナリスト)
姜 尚中  (東京大学大学院教授)

四賢人に問う 
日本の拠って立つものとは?

このメンツで出る結論は、感情的な「脱小泉改革」に決まっておろーが。
一人くらいは論理的に話せるゲストを入れてくれ。はぁぁ(ため息)
中谷を入れるなら、竹中も呼べよ。不公平すぎる。

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世襲立候補制限で小泉父・息子は?

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2009/02/19

陰謀論者に聞きたい。小泉、竹中は、どんだけ資産隠ししてるの?

(本日分3/3)

竹中氏による「西川社長追放陰謀論」を紹介したので、公平を期して「小泉-竹中陰謀論」とは。

小泉発言は「かんぽの宿」疑惑の追及が自分に向かってくる事を恐れた目くらまし発言だ

(ブログ内・2chからの引用)

今朝早朝に流されたTBS系時事放談は野中広務と鳩山邦夫がゲストだった。その中で両者は驚くべき率直さで次の三点を国民の前で明言した。

 1.小泉発言は「かんぽの宿」疑惑の追及が自分に向かってくる事を恐れた目くらまし発言だ。

 2.「かんぽの宿」疑惑を追及している内に、小泉・竹中構造改革は米国金融資本に日本を売り渡した事がわかった。

 3.日本のメディアは小泉・竹中売国奴構造改革に加担し、疑惑を必死に隠そうとしている。政局報道に矮小化しようとしている。

 この三点セットこそ、これまで様々な人々がネット上で指摘してきたことだ。素人が何を言っても国民はそれを信じない。しかし裏を知り尽くした元自民党政治家と、現職の政権政党閣僚の口からこのいかさまが発せられ、全国の国民に流されたのだ。

(ブログ主のコメント)

「かんぽの宿」疑惑は解明が進めば小泉・竹中にも捜査の手が及ぶかもしれないので、小泉は集会を開いてテレビを呼んで発言をした。そしてテレビのワイドショーは一斉にこれを取り上げて連日報道している。

(私からレス)

タイ~ホ、まだ~(・∀・ )っノシ凵 ⌒☆チンチン

この人達は、いったい何年「小泉・竹中逮捕逮捕」言ってるんだろう。

社保庁は内部から野党にリークし、聖域に手を突っ込んだ安倍首相を追いつめた。
民主党・国民新党・社民党は、一大疑獄事件のように疑惑情報を出しているのだが、いまだ決定打とはなっていない。

総務省の色のついていない独立委員会による調査を求める。

けっこう影響力のある人気ブログがウヨサヨ共々小泉-竹中陰謀論を語っているが、外資に貢いですでに何兆円も山分けしているとか、「小泉は一にも二にも利権確保」とか、そんな莫大なカネをどうしているんだろう。スイスに隠してるの? 庭に埋めていたりしたらおもしろいね~。

小泉と竹中逮捕のその日まで、がんばって書き続けてくださいませ。

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陰謀論対決は、いつか決着がつくのだろうか。

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森・青木・なべつねが動いた。麻生さん、逃げて

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小泉氏の警告第二弾。竹中氏が語る官僚の陰謀論

(本日分2/3)

小泉元首相の発言要旨

 【モスクワ18日時事】小泉純一郎元首相の定額給付金に関する記者会見要旨は次の通り。
 最近の一連の麻生太郎首相や自民党執行部の考え方には、現在の与党の議席がどのように与えられたかをよく理解していないのではないかとの危惧(きぐ)の念を持つ。
 前回(2005年)の衆院選で与党が(全議席の)3分の2を取ったというのはどういうことなのか。郵政民営化に反対していた人たちが誓約書まで書いて戻ってきた。そういう形でできた3分の2だ。最近、与党には3分の2の多数の力を借りる考え方があるが、よって立つ原点というものをよく考えてほしい。
 定額給付金で2兆円の税金を使うのなら、ほかにも違う方法があるのではないか。衆院と参院の違いを(与野党で)話し合ってもいいのではないか。定額給付金(の財源を確保する08年度第2次補正予算関連)法案で、衆参の話し合いがつかず、与党が3分の2を使う本会議が開会される場合は、わたしは欠席する。(了)
(2009/02/18-21:46)

「3分の2を取ったというのはどういうことなのか。郵政民営化に反対していた人たちが誓約書まで書いて戻ってきた。そういう形でできた3分の2だ」の箇所では、小泉さんは記者会見のテーブルを叩きながら訴えていた。テキストに起こせば、そこだけ30ポイントゴシック赤字強調体という感じ。

今度は3分の2議席を使うことへの不快感を歯に衣着せずに言っているので、この解釈は簡単。わからないのは麻生政権の中の人だけ。予算案は成立するのでご安心を。小泉氏は、個人として抗議のボイコットをすると言っているのである。

3月の郵政民営化見直しに合わせて郵政研究会が自民党案に紛れ込ませて出そうとした修正案、それに沿った言い回しをして観測気球をあげた麻生首相への警告である。それもかなり強い警告。郵政民営化を後退させたら潰す!という・・・でも、ちょっと潰れかけ?なので、断崖に立つ人の背中を押すくらいの効果が出てしまうかもしれない。

「民営化見直」しというお墨付きを利用して、郵政完全民営化阻止の企みがはっきりしたのである。

郵政民営化に政治生命を賭けた小泉氏が麻生批判を繰り広げたのは、定額給付金を切り離すのが趣旨というより、郵政民営化賛成の民意で得た三分の二議席を 麻生政権が使うことに対する拒否なのである。

テレビ番組は「給付金反対」「小泉氏造反」とタイトルを付けているが、わかっていない。

たぶん小泉氏は、政策が近い議員達と共に党内の動きを察知し、独自に調べている竹中氏とも連絡を取り合っているので、郵政完全民営化の防波堤として沈黙を破ったのだと推測する。二度までも麻生政権批判を繰り返したのだから、よほど怒っているのだと思われる。

郵政完全民営化阻止したい総務省と分社化見直し議員らの動きから見えてくるものがある。

(竹中氏のビデオメッセージ)
“かんぽの宿売却問題”の不可思議な点と小泉発言の真意

一連の”かんぽの宿売却問題”のプロセスを見ると、日本郵政・西川社長の追放を目指した官僚の”自爆テロ”だったという疑念を拭い去れない。このままでは郵政民営化推進への支障となりかねず、小泉元首相の発言は改革の後退を許さないという麻生内閣への警告であったと考える。

(ポイント)
1,竹中氏が指摘する不可思議な点
複数の証言によると、昨年12/26に総務省のOKが出た。ところが、年が明けて鳩山総務相から突然「疑義がある」とストップされたのはなぜか。

2,プロセスが不透明というなら監督省がしっかり監督すればいい。価格が安過ぎるというが、市場で100億の価値のものを2000億のカネをかけてきたことがおかしいのじゃないか。一括売却が得策なのは、優良・不良が混じっている上、雇用維持が条件なので、一括で売るほうが日本郵政にとってはありがたい。(個別に売ったら不利)

3,昨今の郵政に対する批判は、西川社長への辞任要求であり、追放劇なのである!
辞任することになれば、今後、この組織を民間から引き受ける人はいない。総務省からの天下りが占めることになるだろう。

4,今までのプロセスを見る限り、社保庁内部から不祥事がリークされ、自爆テロと呼ばれたごとく、同じ状況が見える。

5,小泉元総理の麻生批判の真意は、基本的には郵政完全民営化への強いメッセージ。 邪魔をするならば、3/2を使う資格はない。小泉の3/2に乗っている麻生内閣は、郵政完全民営化を実現するのが使命なのである!

竹中氏が陰謀論を語るのは珍しいが、陰謀と言い切れないのは、メディアへの情報操作が悪質だからである。鳩山総務相こそ悪質なリークに踊らされているのではないか。

M&Aについて専門家の意見を聞いてみよう。
迷走する「かんぽの宿」問題は、独立委員会による調査しかない

保田隆明(ワクワク経済研究所LLP代表)氏の結論は、M&Aのプロセスとして妥当かを検証すると、今のところ、この案件が問題があるとは認められないとのこと。

最終的には、独立委員会による解決しかないと思われるが、郵政問題は、そもそもその民営化に関しての議論を蒸し返すなど政治での議論が大きくなりつつあるので、当問題を通常のM&A取引の範疇で議論するには限界を超えつつある。

要するに、「かんぽの宿」問題は、経済活動としてのM&Aではなく、政治問題化しているという見解である。
総務省に調査を任せると、恣意的に情報操作される危惧がある。インサイダー疑惑もさっそくリークされていた。(昨日書いたとおり恣意的にオリックス株だけ取り上げている)

<竹中氏のビデオメッセージへのコメント>

nakkazzz
3月の見直しの時期を迎え見計らったタイミング、そして1万円が6000万円という偏向報道(本当はあくまでもまとめて売ったもので相手の評価額が1万円だったに過ぎない)を見ると不審なのはどちらなのか、報道の在り方にはなはだ疑問を覚えます。竹中さんの仰った「従業員を解雇しない」という足かせもほとんどマスコミ報道からは聞こえてきませんね。

個人的に一番意味不明なのは、「売却に不審な点がある」だから「郵政民営化に待った」というロジックです。疑惑が生じているのは未だ郵政が国の持ち物だからでしょう。自分のサイフで買った自分の資産を売るのであったら、最初からこんな疑惑そのものが成立しません。今回のことで学ぶべきは、できるだけ早く完全民営化を果たすべきということでしょう。

信書は独占のまま、ゆうちょ銀行は巨大な金融資産を抱え、現状でも十分民業圧迫なんじゃないでしょうか。改革はいまだ道半ばだと考えます。

Akinori Fujisawa
今回の一件は、官僚の陰謀ということですか。
いつも理路整然とした意見を述べられる竹中氏が、憶測だけで陰謀論を語っておられるとは、竹中氏らしくないですね。
とはいえ、私も陰謀論には賛成です。ただし、狙われているのは西川社長ではなく、宮内会長と竹中氏であると考えております。

ただし、狙われているのは西川社長ではなく、宮内会長と竹中氏であると考えております。

これを笑うことができないのは・・・・(続く)

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麻生首相、メ大統領と会談。「向こうは2島、こっちは4島」の意味

(本日分1/3)

小泉さんが首相の頃、「小泉劇場」とメディアは面白がっていたが、「麻生劇場」のほうがよっぽどスリリングじゃないかよぉ、かんべんしてくれ。ネタありすぎ。

3ヶ月以内に辞任する首脳は「他国の首脳と会談させてはならない」という定説があるという。功を焦る首脳が足元を見透かされて国益を損するという意味らしい。

麻生首相はメドべージェフ大統領会談の後、オバマ大統領との会談が控えている。
麻生首相は9月の任期いっぱいまで辞める気はないようなので、「3ヶ月以内に辞任する首脳」には当てはまらない。よかった。。? 得意の外交で花道かざt(略)\ポコ☆

ロシア、3島返還論と受け取る可能性も=カギは平和条約の「うまみ」

 【ユジノサハリンスク18日時事】ロシア・サハリンで18日に行われた日ロ首脳会談後、麻生太郎首相は北方領土問題に関し「向こうが2島、こっちが4島では全く進展しない」と語ったが、ロシア側はこれを、首相自身が以前に示した4島の面積等分を基にした3島返還で政治決着を図るサインと受け取る可能性もある。ただ、ロシア側が関心を持つかは、北方領土問題を解決することで「利益が見込める」と考えるかどうかに懸かる。
 「双方に受け入れ可能な解決策が必要」とするロシア側からすれば、3島返還論は2島返還以上の妥協を拒む従来の立場からの後退を意味する。第二次大戦の結果として4島領有を正当化してきたこともあり、素直にはのめない案だ。麻生政権の今後の安定度にも不安が残る。
 他方、ロシアは中国との国境画定交渉で、アムール川などに浮かぶ3島の主権を、総面積でほぼ2等分して決着させた経緯がある。その意味では、北方4島の「折半」による問題解決は、国内的に受け入れる余地があるともいえる。
 ロシア側が前向きに検討するには、領土問題解決による平和条約締結に「うまみ」があると考えるかどうかだ。サハリンではこの日、両国企業が参加する石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の液化天然ガス(LNG)工場が稼働。生産ピーク時には年間960万トンの6割近くが日本向けとなり、エネルギー分野で日本が「上客」に浮上する。
 欧州向けを中心としてきたロシアの資源戦略は近年、天然ガスの供給停止問題で不安定さを露呈した。多角化を図るためアジア太平洋市場に目を向けるロシアにとって、日本とのエネルギー協力拡大はその突破口として重要。他の分野を含めた日本の高い技術力も魅力だ。
 ただロシアでは、北方領土問題が未解決のままでも経済関係拡大は可能との考えも依然根強い。政治決着を図るためにロシア指導部に対する日本側の強い「説得力」が求められる事実は変わらない。(了)
(2009/02/18-17:45)

「向こうが2島、こっちが4島では全く進展しない」は、昨日書いた「どっちとも取れる言い回しで観測気球を上げる」を定石通りやったということ。

麻生首相の「役人任せではなく政治主導で」ということは、麻生首相の補佐官となった谷内元外務次官のアドバイスだろう。佐藤優氏が、谷内人事について「やってはいけないこと」と言っていた。二重外交は外務省が混乱し、相手にも信頼されないと言うのだが・・・? 

三島先行返還論は、世論に認められるだろうか。郵政四分社化見直し言及と同じ経路を辿って、四島一括返還の原則論の声に押され、核心の議論までいかないうちに終わってしまう可能性もある。

北方領土交渉の主な経緯

1956年10月 鳩山一郎首相訪ソ。日ソ共同宣言で国交回復。平和条約締結後の歯舞、色丹2島返還を明記
  60年 1月 ソ連が日米安保条約改定に反発し、歯舞、色丹引き渡しの条件として日本からの外国軍撤退を要求
  73年10月 田中角栄首相が訪ソ。ブレジネフ書記長と「未解決の諸問題を解決して平和条約締結」との日ソ共同声明に調印
  91年 4月 ゴルバチョフ大統領来日。海部俊樹首相と日ソ共同声明調印。4島名を列挙し領土問題の存在を確認
     12月 ソ連崩壊  93年10月 エリツィン・ロシア大統領来日。細川護煕首相と東京宣言調印。4島の帰属問題を解決して平和条約を締結すると明記
  97年11月 橋本龍太郎首相とエリツィン大統領がクラスノヤルスクで会談。2000年までの平和条約締結を目指すことで合意
  98年 4月 エリツィン大統領来日。橋本首相が択捉島の北側に国境線を引き、当分の間、ロシアの施政権を認めるとの川奈提案示す
     11月 小渕恵三首相訪ロ。ロシア側は川奈提案を拒否
2001年 3月 森喜朗首相が訪ロし、日ソ共同宣言を交渉の出発点と位置付けるイルクーツク声明に調印
  07年 9月 安倍晋三首相とプーチン大統領がシドニーで会談。平和条約締結に向けた交渉加速、極東・東シベリア開発の協力で合意
  09年 2月 麻生太郎首相がサハリンでメドベージェフ大統領と会談。「新たなアプローチで、今の世代で具体的作業を加速する」ことで一致(肩書は当時)(2009/02/18-20:48)

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2009/02/18

郵政研究会の思惑を自民党PTがかろうじて阻止

「郵政民営化見直し」は、実質官営に戻そうとする郵政ファミリーの意を受けた完全民営化反対派が動いている。陰謀論ではなくて、事実。テレビや新聞だけ見ていてはその対立の構図が見えてこない。

かつての造反・復党組がなにやら・・・

郵政見直し:自民議連が3分社案…株売却撤回も盛る

 自民党の議員連盟「郵政研究会」(代表・山口俊一首相補佐官)が検討する郵政民営化見直し案の概要が16日、明らかになった。(1)4事業会社のうち「郵便局会社」「郵便事業会社」を統合(2)日本郵政(持ち株会社)が保有する「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」の全株式売却方針を撤回--の2案。いずれも今の制度設計を大幅に変更し、全国一律のサービスを維持する狙いがある。

 金融2社の株式売却撤回案は、現行の「17年9月末までの完全民営化」方針をやめ、同年10月以降も日本郵政が株式を一定程度持ち続けるものだ。

 郵政研究会は、民営化に反対して一時離党した「造反組」が主要メンバー。【三沢耕平】

麻生首相が“匂わせた”内容とぴったり一致している。

私は、麻生首相の「今は株を売る時期ではない」と「四分社化見直し」言及は、いわゆる観測気球だったと思っている。いけると思えばさらに踏み込めばいいのだし、そんな空気じゃなかったらいくらでも逃げを打てる言い回しである。

私が「アンチ麻生」だとかは関係なく、政治家としては当たり前の世論観測方法である。週刊誌を媒体に利用したりもする。郵政については、麻生発言が思わぬ反発を受けてしまった。かく言う私も「麻生さん、和狸とか造反組の太刀持ちやってんじゃねーよ!ふざけんなよ!」と思った一人。

郵政研究会は、2008年10月に結成された。

朝日新聞より(リンク切れ)

 自民党の国会議員有志による「郵政研究会」が2日、発足した。郵政民営化の見直しが08年度末に迫る中、郵便局ネットワークが維持できているかなど、民営化後の郵政事業を総点検する。代表に「郵政反対組」の山口俊一首相補佐官(地域活性化担当)が就任した。

 この日の初会合には衆参両院議員約60人が参加。郵政民営化に当初反対した議員が中核で幹事長は古屋圭司氏、事務局長は森山裕氏といずれも「反対組」。野田聖子消費者行政担当相も顧問に就いた。

 05年成立の郵政民営化法は3年ごとの見直しを定めている。初会合で山口氏は「地域の郵便事業や金融サービスの質の低下など、民営化当初から懸念していたことが現実に起こっている」と強調。総選挙を控え、会では郵政事業の一部見直しを自民党の公約に掲げることも視野に議論を進める。

野田聖子は麻生首相の「小泉政権で、民営化(法案)に賛成ではなかった」発言の後、「反対だったんですか」(*∩.∩*)ニッコリと嬉しそうだったね~。

しかし、党としては造反組の案には乗れない。

最新ニュース
郵政4分社は当面維持、自民PT  首相の見直し意向反映せず

 郵政事業を検証する自民党のプロジェクトチーム(PT、中谷元座長)は17日、党本部で会合を開き、4分社体制を当面維持することを柱とする報告書案をまとめた。党総務部会などとの19日の合同会議で了承されれば、保利耕輔政調会長から政府の郵政民営化委員会に提出する。

 麻生太郎首相は国会答弁で4分社化された経営形態の見直しの必要性に言及しているが、首相の意向には沿わなかった格好だ。民営化見直し発言をめぐり小泉純一郎元首相が首相を厳しく批判したこともあり、4分社体制維持を打ち出さなければ党内の亀裂を深めるとの懸念が背景にある。

 報告書案は、民営化の見直し課題として(1)運用で対応する問題(2)民営化された各社が対応する問題(3)政府が対応を検討すべき問題(4)法改正の検討が必要な問題-の4つの論点に分類。郵便事業会社と郵便局会社の連携や、ゆうちょ銀行の預入限度額撤廃などを盛り込んだ。

 出席者のうち、郵政民営化の大幅見直しを求める議員連盟「郵政研究会」にも所属する一部議員は、郵便事業会社と郵便局会社を統合する3分社化と、金融2社の株式の持ち株会社による一定保有を柱とする独自の見直し案を提案した。しかしPTでは意見として聞き置くにとどめ、将来的な課題として取り扱うこととした。

2009/02/17 22:14   【共同通信】

そのプロジェクトチームも「四分社化堅持」と「官営モデルに戻す」勢力の間で迷走している。本音はどうあれ四分社化堅持せざるを得ない麻生政権の行方次第では、予断を許さない。

16日夜の段階では

小泉氏らと亀裂深刻 自民PTの郵政民営化見直し案全容判明
2009.2.16 23:29

 一方、郵政研提出の2案のいずれかを実現するためには、運用改善では済まず、郵政民営化法そのものの改正が必要だ。郵政研幹部は「5月には法案を国会に提出したい」としている。

 だが、郵政民営化推進派は4分社化を「郵政民営化の骨格」(小泉氏に近い武部勤元幹事長)と位置づけている。4分社化の見直しを「将来の課題」として先送りする意向を示すPT幹部もいるが、修正案の検討自体が、小泉氏ら民営化推進派の反発を呼ぶことになりそうだ。

中谷座長、しっかり砦を守ってくれ。造反組の修正案は、民主党・国民新党の案とまるっきり変わらない。麻生政権で郵政研究会の案に沿って見直しがされ、民主党と組めば、修正法案が通ってしまうよ!危ないところだったが、麻生首相が「小泉政権で賛成ではなかった」なんて火種を起こしてくれたおかげで騒ぎとなってしまい、造反組の目論見は寸前の所で打ち砕かれた。

利用者が分社化で不便を被っているところは、運用で修正していけばいい。役人と違うのだから、臨機応変に対応すること。会社が違うからトイレも分けたって?そんな弊害も分社化のせいにされちゃたまらんよ。

要するに、あっちの利益をこっちに付け替え、国有の不動産ビジネスで莫大な利益をあげ天下り機関に流用したり、そんな国民の資産を身内で使い回していた官業体質を民営化によって変えなければいけないのである。身分保障を温存させるのだったら霞ヶ関の体質となんら変わらない。民主党と国民新党が協力して上場凍結だぁ!?かんぽの宿も売却中止。民主党政権になったら、実質国営の運営に逆戻り。麻生側近の鳩山邦夫総務相は米国陰謀論を吹き込まれ、テレビで陰謀論をしゃべりまくっている。こんな大臣、表に出して恥ずかしくないか、総務省。

アンチ民営化派は、今度は「日本郵政のオリックス株インサイダー取引」で追及するようだが、(悪意の入った)週刊誌さえも、日本郵政はオリックスのみならず他の株も運用し、株価下落を機にすべての株を大量に買い増ししていたと書いていた。オリックス株だけをインサイダーとして取り上げるのは無理がある。

かんぽの宿で“改革利権”“外資乗っ取り”などなど陰謀論がかまびすしいが、郵政巨大利権に寄生してきた勢力こそ利権をむさぼってきたのである。それは国民の目から今も隠されている。

声の大きい方が勝つとは限らない。

もう一度民営化の意義を問い直さなければならない。選挙によって!

こちらの記事に同感。「郵政利権:穀象虫の復活を許すな!

ここまで順を追って見てくると、造反組の思惑がするっと通ってしまう寸前だったじゃないか!あぶないあぶない。善良な国民は「見直しは大切ね♪」としか思わないんだから、こんな造反組の思惑なんてわからない。

◆日々是語草◆
在日韓国人の地方参政権付与の心配はとりあえず消えた。

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2009/02/17

今も昔も改革は難しい。「ねじれはそんなに悪いことじゃない」by小泉

福田政権の内閣改造で渡辺行革担当相が外されたのは、麻生幹事長の「過激派は外せ」の強い要望だったんだってね。前から知ってたけど、中には知らない人もいると思うので、書いておこ。

福田政権後半から麻生政権まで、みごとに改革派が干されてしまった。国家戦略党本部も解散。麻生さんにとっては改革派=過激派、すなわち霞ヶ関をぶっ壊そうとする改革勢力は“過激派”という認識なわけだ。

週刊ポストに連載の井沢元彦氏「逆説の日本史」では、上杉鷹山が財政再建改革を全うするに当たり、武士の矜持を盾に最後まで抵抗した米沢藩をどう治めたかを解説していた。今、永田町で起こっている守旧派+霞ヶ関との戦いが鷹山(治憲)の時代をそのまま再現しているようで参考になった。井沢氏も現在の「改革」とだぶらせて、古い体制を維持しようとする者への容赦ない批判をにじませている。

収入が7分の1になって、人は減らさないとすれば、無駄を見直し倹約しなければ破産してしまう。子供でも分かる理屈を米沢藩のサムライはわからなかった。今の「官」にこだわる守旧派は、サムライの生まれ変わりじゃないか?

郵政民営化になって、いくら「利用者のために分社化見直し」と郵便局長と族議員が叫んでも、官営巨大コンテルンの中で、公務員が“生涯身分保障”されるシステムが国民のツケを生んできた事実は消すことができない。民営化になってさえも官営のうま味だけは残そうとする勢力が多すぎる。

GDP成長率、戦後最悪が確実に=外需主導の日本モデル破たん

 内閣府が発表した2008年10~12月の国内総生産(GDP)成長率は実質で前期比年率12.7%減となり、歴史的な景気悪化を裏付ける内容となった。四半期ベースでは、1974年1~3月期(年率13.1%減)に次ぐ悪化幅だが、年度の実質成長率は98年度の1.5%減を下回り、戦後最悪に転落するのが確実だ。
 GDPの歴史的悪化は、自動車や電子部品を中心とした輸出の大幅減が主因だ。外需寄与度はマイナス3.0%となり、従来の過去最低であるマイナス0.8%を大きく更新した。世界的な景気後退が円高に苦しむ自動車や電機など日本の主力産業を直撃した格好で、民間設備投資も01年以来の4・四半期連続減と低迷する。
 主要国の10~12月の実質GDP(年率換算)は、米国3.8%減、ユーロ圏5.7%減、英国5.9%減。金融危機の震源地の米国や欧州よりも日本経済は落ち込んだ。これは外需主導の経済構造の破たんを意味する。外需を補うべき内需は、個人の所得改善を置き去りにした戦後最長景気が影響し、振るわない。7~9月期に続く内外需総崩れで、けん引役不在は顕著だ。(2009/02/16-11:39)

麻生首相は「欧米各国に比べて日本はそんなに大変か?」と、励ますつもりなのか「日本が一番早く不況から脱出する」と強調していたが、私はコメカミがピキピキしてしまった。思わず「欧米各国よりずっと大変だよっ!!」と心の中で叫んだ。産業振興策のプランを政府主導で施行するとしても、エンジンがかかるのは数年かかる。今は、本当に痛み止めと劇薬が必要な局面である。

麻生首相は景気対策に自信があるようだが、予算案が止まっているのは全部民主党のせいにしている。
だからこそ「ねじれ」を突破できるリーダーを国民は求めているのではないか。小泉氏は「ねじれはそんなに悪いことじゃない」と言った。渡辺喜美氏も「ねじれてるから、予算案を国会対策で修正したり妥協することが必要。予算案修正を絶対しないという慣例のほうがおかしい」ということを言っていた。つまり小泉氏と渡辺氏の突破方法は同じなのである。国民のほうを向いている真のリーダーなら、メンツや党の思惑を超えて、国民とコミュニケーションを取りながら、与野党国会対策を国民に開示していけばいい。霞ヶ関が作ってくれた予算案は金科玉条か?ア・ホ。

麻生政権が少しは利口なら、塩崎氏や世耕氏らの「速やか議連」にせかされるまでもなく、大胆不敵に二の矢三の矢で“痛み止め”なり“劇薬”の政策も議論に上ったことだろう。政府紙幣発行を勉強する議連はようやく立ち上がったが、財務省+財務族は徹底的に妨害するので、党派を超えた戦略はこれからもっと必要になってくる。

景気対策は、まず国民に「期待」を持たせることが何より重要なのである。

はぁ~ふぅ~・・昭ちゃんのため息ではないが・・。
少しは世間の空気に触れてみてよ、麻生さん。

山本一太氏のブログより
選挙(決着)を求める世論

 昨日、高崎の若手応援団の1人(「製造業」の2代目経営者)からメールが届いていた。 「(この不況で)自分の会社もギリギリです。小沢さんが(景気回復を)出来るとも思わないが、全てを壊すことは出来ると思う。麻生首相では無理。一刻も早く選挙をやってください!モタモタしているとこっちが持ちません!」と。 「政府の景気対策を急いで欲しい!」という文字はひと言もなかった。 そこには、「早く選挙をやって『民意に支えられた政権』を作らない限り、まともな景気対策は出来ない!」という認識がある。

世論調査の結果を見ると、いまや一刻も早く選挙を!である。追いつめられているのは麻生政権ではなく、日本経済なのである。

本年度予算案にしても、麻生首相は成立前から追加予算案策定なんて言っている。麻生政権延命のための引き延ばし予算案だってことは、とっくに見透かされているんだよ。真剣に景気回復策を練るのなら、本予算審議に合わせてどんどん修正なり追加していけばいいじゃないか。お役所仕事と党利党略はもうごめんだ。

ヨッシー日記より

いまさら追加対策じゃないだろう。予めわかっていたはずだ。とにかく遅い。1ヶ月の遅れが致命傷になる

延命措置の酸素も切れかかっている。

雑誌などを読むと、今の日本の経済状況は「麻生不況」だと言われ始めた。
さすがにそれは可哀想だろ・・と思っていたが、野村證券の調査では、株価下落のマイナス要因の一位は、断トツで「麻生政権」が挙げられているという。麻生じゃ景気回復は望めない、信頼は落ちる一方、内需拡大策もない現状では外資は逃げる、投資家のインセンティブを根こそぎ奪っているのが麻生政権というわけだ。政府はどこに成長の兆しを見て牽引しようとしているのか、いまだに見えてこない。

支持率が下がったのは「私の不徳の致すところ」なんて、しらけてしまう。
今から徳積みしてもらわなくて結構だから、もう一度日本中の知恵を結集するような懐の大きさを見せてほしい。

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易経で「君子豹変」の後は「小人革面」と続く。ポストに「革面宰相」という見出しがあって、初めて知った。
「くんしはひょうへんし、しょうじんはおもてをあらたむ」
君子は間違いを認めると、豹の毛のように鮮やかに変わることをためらわない。つまらぬ人間は、上の人に従う顔つきはするが、中身は変わらない。ネットで調べると、そんな意味らしい。一連の麻生発言を聞くと、このタイトルもさもありなん。

◆日々是語草◆ 
公共事業の地方負担金、知事会長が国交相に見直し要請

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2009/02/16

ついに支持率一桁。ニコ動でも不支持率上昇中

新報道2001では、小泉発言の影響とかんぽの宿問題。

小泉発言は、やはり自民党救出劇という見立てだった。
麻生内閣支持率が下がり、その分自民党支持率が少し上がった。

それにしても、鳩山総務相はただのデンパだった。
もういいや、思い出したくもない。plutoさん(あの、超斜め上の、名前忘れた(爆))に弟子入りしたら?

昨夜さつきブログを取り上げたら、片山さつき氏が新報道2001に出演していた。誰かのことを久しぶりに思い出すと、翌日その人の顔を見ることが多いんだよね。

出演者の中で、さっちゃんがいちばん正論だったと思う。

さつき氏が新報道2001に出演した感想
救うべきはかんぽの宿ではなく失業の危機と富士ハウス被害者

 国営の厳密さもなく、民間の採算性からくる規律もない、「ヌエ」のようなもの。その最後がかんぽの宿です。グリンピアと似たようなものなのに、年金を食いつぶしたことはあれだけ批判されて、簡保資金はいい、そんなわけないでしょう。

 グリンピアよりは、ましな場所にあり、商売も、厚生官僚よりは郵政官僚の方がうまい、その程度の差ですよ。どうしても簡保としてもっていなければならない理由は、ありません。
 三ケ日のかんぽの宿は、昼間の入浴バイキングが、だれでも受けられるさまざまな割引で、めっぽうやすいし、いつも空いてて予約取りやすいので、地元では便利がられてます。
 本来、住民の福利厚生施設として、町や市が持つなら持つべきものでしょうが、いまやどこも行革で、とてもそのような余裕もないし、理解もえられないでしょう。民間が、単体で買って、採算を絶対的に確保するには、60人の正規雇用従業員は、ちょっときついです。広ーい建物の光熱費も。

霞ヶ関が特別の財布を持って国民の税金を合法的にネコババし、「楽しく」カネに糸目を付けずにハコモノを作った結果がグリーンピアでありかんぽの宿なのである。鳩山総務相は「売却」自体を見直して、実質国営のまま「じいちゃん、ばあちゃんの温泉」にするという。じいちゃん、ばあちゃんの憩いの場はいいけれど、保険会社がどう黒字経営に転換できるというのか・・・。

衝撃の一桁台。

日本テレビ世論調査
2 0 0 9 年 2月 定 例 世 論 調 査

[ 問1]  あなたは、麻生太郎連立内閣を支持しますか、支持しませんか? 

  (1) 支持する 9.7 %
  (2) 支持しない 76.2 %
  (3) わからない、答えない 14.1 %

新報道2001では、支持率16.4%だったので、さほど小泉発言の影響はないと思ったのだが。

[ 問8]  ]あなたは、麻生総理を含めて、いま、総理大臣として最もふさわしいのは誰だと思いますか?
1位  小沢一郎 15.6 %
2位  小泉純一郎 13.7 %

純一郎が小沢代表を抜いちゃったりしたら、、、笑える。
日本中、現実逃避中。

44新着 :名無しさん@九周年  :2009/02/16(月) 01:27:19 ID:YKAbBUsj0
捏造すんなマスゴミ
正しい世論調査はニコニコ動画だけ

       支持 不支持
08/09/24 40% 12%
08/12/26 33% 31%
09/01/28 30% 41%
09/02/13 28% 45%

あれ・・・・・・?

ネトウヨコミュニティでも擁護が難しくなってきたか。

ついでに麻生親衛隊の怒りの声を再び。

5:名無しさん@九周年  :2009/02/16(月) 01:15:02 ID:fHunLCkz0
マスコミの偏向報道(郵政発言の真実)

358 :名無しさん@九周年:2009/02/13(金) 22:09:37 ID:8KAYSZll0
これ見たら民主の筒井がいかにして麻生総理をはめていやらしく発言を引き出し
マスゴミがそれを切り取ってどうやって偏向報道したかよーーーーーくわかったわ。
郵政民営化について、麻生総理まったくおかしいこといってないじゃんよ。
なに切り取ってんだよ。マジでマスゴミも民主も糞だな。 一瞬でも自民を疑った自分がアホだったわ。

【衆院予算委員会】作られた?!「郵政」騒動の発端【09.02.05】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6113199 
http://www.youtube.com/watch?v=BFnZWqJGspw 
http://www.youtube.com/watch?v=XuHlzTxREiM 

46 :文責・名無しさん [↓] :2009/02/13(金) 00:51:25 ID:xrP+Qyod0
マスコミ酷すぎ、報道じゃなくて創作だなw

<民主「麻生、お前が郵政を4分社化したんじゃないか!責任取れ!!」>カット

麻生「私は総務大臣で郵政民営化担当大臣ではなかったんです、忘れないでください」

麻生「そもそも私は民営化に反対だった<最後までもめたんですよ、
議論の上で内閣の一員として賛成したんです」>カット

<麻生「そして、郵政が今の状態で健全だとは思えない、それを改善しなくてはいけない」>カット

マスコミ「責任逃れをしている、発言がブレている!!」

って言うか、これ見るとやっぱり麻生はスマートな頭しているよね
民主党のアホは何か言ってる事が支離滅裂だし、それにしても民主本当に政権与党になれるのか?
管にしても前原にしても・・・

http://www.nicovideo.jp/watch/sm6077498

ごめん。前後関係はちゃんと報道されてるんだ。
四分社化を見直ししたがっている麻生・鳩山総務相なので、「あの時総務相だったろーが」と突っ込まれ、「担当大臣じゃなかった」「濡れ衣着せられるのはおもしろくない」と言ったわけ。つまりこのやりとりで麻生首相の「四分社化反対表明」という結果になっている。だから、連日「四分社化」というテーマでもマスコミに取り上げられたのである。「国民は四分社化くらい知っとるわい」と世論調査の過半数が四分社化見直しを「評価しない」と答えている。

マスコミは「四分社化について麻生さんはどう思っているんだ」「小泉路線否定か」と騒いでいるのに、麻生親衛隊は麻生首相の話のつじつま合わせだけにこだわっている。世間はその先の議論をしているのだよ。「うっそーん、麻生さんって総務相だったのに四分社化の民営化に反対だったのー!?」ってね。

じゅうぶん驚くに値する問題発言なのだよ。四分社化は、総務相1期の頃から経済諮問会議で激論が交わされ、麻生総務相も了解している。それなのに今でも反対ってどゆこと?麻生さんは「(2期目は)反対だったので担当を外された」と自分で言ってたでしょ。しかし、2年間勉強して賛成になったと言うんだけど、「濡れ衣」と言うほど反対の気持ちが強かったということだよねぇ。

その矛盾に麻生さんは気づかず、麻生親衛隊はまったく気づかず、総裁選の時に「担当大臣だったのを忘れてもらっちゃ困る」と自信ありげに言うんだから、笑われちゃうよね。どこがマスコミの切り貼り?「麻生候補は郵政民営化は失敗だったとお考えか」と小池候補に問われ、「国営化に戻すなんて一言も言っていない」と正論でねじ伏せようとしたのだが、民営化がスタートした今も株売却にも干渉しようというんだから、民営化の意味もわかっていないんとちゃう?

麻生親衛隊は、マスコミのせいにしていれば頭がスマートな麻生さんを守れると思っているんだから楽だよな~。

あーあ、まだ麻生・小泉プロレスwの話題から抜け出せない。
麻生親衛隊の熱い擁護を見てしまったので、ついつい繰り返し・・・。
きょうでこの件、おしまい。

最後に、掲示板で教えていただいたこちらのサイトは、的確に解説してくれています。
民営化って何なの?

次の麻生劇場の主役は、中川昭ちゃん・・・かも・・・

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分社化を見直して、巨大独占私企業にしてしまっては、元の木阿弥である!

◆日々是語草◆ 
中川財務相、病気か薬か寝不足?それとも酒?花粉症?はたまた腰痛の悪化か?

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2009/02/15

小泉発言が党内をふるいにかけた。自民党復活の鍵

小泉発言 何するものぞ 自民福岡県連大会開催 首相のお膝元 結束を「演出」

小泉純一郎元首相が麻生太郎首相の郵政民営化見直し発言を痛烈に批判し、政府・与党に波紋が広がる中、自民党福岡県連大会が14日、福岡市で開かれた。出席した同県選出の国会議員はあいさつで一様に「首相を支える」と強調。首相のお膝(ひざ)元で一致結束をアピールした格好だが、次期衆院選で選挙の現場を預かる県議や市議からは「不人気首相では選挙は戦えない」と突き放す声も漏れた。(略)
=2009/02/14付 西日本新聞夕刊=

古賀誠選対委員長「ちょっと口が滑りすぎることもあるが、この未曾有の危機は麻生総理しか切り開けない。党員・党友が結束して総理を支えていかなければならない

山崎拓前副総裁「衝撃の発言があったが、以心伝心で小泉氏の心をひもとけば、あの発言は政権批判ではない

太田誠一元農相「(小泉氏は)首相をやめたら政界を去るべきだ。とりわけ政局についてとやかく言うのはタブー。さっさと国会議員を辞めていただきたい

出席した有力国会議員の1人「麻生首相は小泉氏の虎の尾を踏んだ
別の国会議員は「麻生さんはブレすぎだ。小泉さんが怒るのも無理ない

記事は、このような声を「危機感の表れ」とし、会場は終始、拍手はまばらで、掛け声も上がらなかったという。

引退表明している小泉さんに「辞めろ」って、あんたには言われたくない>太田誠一
太田議員こそとっくに辞めていなければならない。
レイプ事件の失言、農水相の時の失言、忘れないぞ。大臣の時も国民のために働こうという気がさらさらなく、無能極まりなかった。

会場の県議はしらけていたようだが、小泉氏の発言に拍手した国民の多かったこと。
勢いづいた改革派。

麻生首相への苛立ちが、自民党への不信にまで及んでいる。守旧派だけが目立つようになり、ちょっとでも政策に異論を挟めば造反者扱い。自民党はもう昔の自民党に戻っちゃったんだな・・・と一般の人達は感じていたのだと思う。

ところが、元来自民党支持でありながら麻生内閣不支持に回っていた国民は、言うに言えなかった鬱積した不満をついに小泉が言い切ってくれた!と喝采を送ったのだと思う。小野次郎議員のブログの拍手数が「期待」を物語る。

自民党はまだ立ち直れる余地を残しているのだと、大多数の人達は希望を見出したのである。

党内の反応は二つに分かれる。
口を極めて小泉氏を非難するだけでは飽きたらず、辞めろとまで言う太田議員、あるいは国民の「拍手」を見ずして無用に動揺する森氏や閣僚――小泉氏の発言に感情的に不快感を示していたのは、野田聖子、鳩山邦夫、中川昭一。舛添氏の「(参院との調整云々は)too late」は、野田氏と同じ事を言っているようで、小泉氏への嫌悪感は漂っていない。普通にそのとおりだと思う。

国民の選択が必ずしも正しいとは限らないが、麻生政権によって自民党の信頼が地に堕ちた今、自民党復活の鍵は小泉発言の中にこそ示されている。

その鍵を見た議員は希望を見出し、結果として選挙民の支持を受け、小泉氏に猛反発した議員は「断末魔の叫び」が小泉バッシングとなって現れているのである。地元に帰って支援者達の声に耳を傾ける時、相次ぐ麻生首相への不満に「いや、自民党は変わります」と言える議員には希望があり、「いや、麻生首相は総理総裁にふさわしい人なんです」と擁護する議員は、有権者に見放される。そこの空気を読めないのが、福岡県連に集まったベテラン議員達である。

世論調査を受け止めているなら、執行部は「私達が総理を支えきれずに申し訳ない。小泉さんの言うことにも一理ある。総理には耳の痛いことも言っていきます」と謙虚に国民に伝えれば好感度がアップしたと思う。

麻生首相の足を引っ張っているのは、実は与謝野氏なのだが、あの人はメディア(ナベツネとか)を味方に付けながら、これからも政権に絡んで上手く立ち回っていくのだろう。選挙区のライバル海江田万里、本気になってくれよ。

改革路線堅持の中川秀直氏は、党内での政権交代を目指す。ようやく改革議連を立ち上げるという。小泉効果でたぶん100人以上の規模になるだろう。なるほど、こう見ると、小泉-中川の出来レースに見えなくもない。

小泉氏が一夜にして党内をふるいにかけたわけだ。

中西輝政教授は、改革派のブレーンになってくれるようだね。

長くなるので、続きは第二ブログで。
報道されなかった小泉氏の発言。中西教授提言『資本主義の在り方』

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やっと一筋の光が・・・。自民党の支持率上がれ!

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2009/02/14

麻生さんは反省しても直らないが、小泉さんの影響力は思い知ったことだろう

ネット上で飛び交う言論というやつは・・・劣化の一途を辿っているような気がする。

かつての騒がしい対立軸は、①小泉信者vs.拉致問題に特化した支援者←小泉支持者を徹底的に叩いていた。
いまは、②改革路線支持者(小泉・竹中支持)vs.麻生シンパサヨク(竹中は米国の工作員)←カイカクは売国、米国の陰謀
もう一つは、③自虐史観脱却を主張するネットウヨク(nicovideo推奨、ネットで真実は曝かれると信じている)vs.マスコミ全般←ネットウヨクにとって産経はマスコミの良心 田母神論文の扱いが象徴的な出来事だった。

アンチ小泉・麻生シンパのネットウヨクさんは、反中嫌韓のネットウヨクとだぶっており、攻撃的なコメントが特徴。国士様と呼ばれる。自称真正保守。

ネットに限れば、麻生シンパに勢いがある。nicovideo大活躍。
改革路線支持者(小泉・竹中支持)は大人しすぎる。

竹中氏代表のチームポリシーウォッチの投稿を読むと、竹中グループ支持の人達のほうが論理的かつ分析力において優れているのだが、改革派応援の声は家の戸口で止まっているような感じ。アンチ小泉(ウヨク・サヨク)は、感情論の攻撃型であることが一目瞭然。ないことないこと、よくそれだけ陰謀論が作れるなと感心している。重箱の隅をつついて相手を論破しようとするのが特徴。彼らは自分が「優秀」であることをアピールするわりには、論理破綻している。読む気もしないので、名前は出さないけれど。

改革派がなぜ劣勢なのかといえば、メディアの○×方式の誤誘導もあるし、改革派が順を追ってきちんと反論してこなかったところが大きい。専門的に解説してはいるのだが、ネットウヨクは聞く耳を持たないゆえに知識の共有がなされないために永遠に平行線である。ゆえにネット世論は声の大きいほうに流され、ネットウヨクの感情のうねりに呑み込まれているのである。

今回、麻生発言を巡る小泉支持者に対する麻生シンパの反論は、ネットの言論が低レベル化していることをあからさまに見せてくれた。

麻生首相の述べた内容自体は、問題ないと言えば問題ないし、麻生さんにしてみれば何もブレていないということである。郵政民営化見直して何が悪いの?と言われれば「そうですね」と言うしかない。

私が反論するとすれば、

で、あなたは郵政民営化四分社化について知っていましたか?その目的を知っていましたか?麻生さんは「国民は四分社化について知らなかった」と言っていましたが、麻生さんは民営化後においても四分社化には反対であったことを知っていましたか?今、本当に「見直す」時期であるかどうか、あなた自身の分析ではどうお考えですか?

 その答えを待って、そこから議論を始めなければならない。

あなたは民主党は売国政党と思っておられるようですが、民主党や国民新党が目論むような政府保有株100%のまま民営化を形骸化させることについて、どう思いますか。それを踏まえて、もう一度麻生発言を時系列で振り返った時に、麻生さんをはじめとしてかつての造反組の「依って立つところ」が見えて来ませんか?

「見直し」という言葉の背景には、経営効率化を阻む既得権者がおり、自民党が全国の支持基盤を失った今、政治家が郵政票を取り戻したいというのは当然の成り行きと思いますが、その点についてはどう考えますか。政策力を重視するか、麻生さんが全国を回って努力した組織の掘り起こしを重視するか、どちらが自民党の力になると思いますか?

麻生さんがどう言った、こう言ったの「言葉」や「ブレ」は関係ありません。
あなたは小泉にB層が騙されたとお考えのようなので、もう一度、郵政民営化の意義を問い直すところから議論しようではありませんか。

私は、以上のことを真剣に問いかけてみたい。そして麻生シンパから「四分社化見直しは必要」という説得力のある意見を聞いてみたい。

たとえば、以下のニュースのような「ブレ」はどうでもいい。民主党は幼稚きわまりない。民主党は解体吸収され、自民党が二つに割れて、与党と野党になったほうがどれほど日本のためになるだろう。

予算関連法、再可決になじまず=07年の夕刊紙で見解-麻生首相

 麻生太郎首相が2007年12月に夕刊紙に寄せたコラムで、参院で否決された法案の扱いに関し、衆院の3分の2以上の賛成で再可決・成立させることができるとした規定は「予算関連法案にはなじまない」との考えを示していたことが13日、分かった。定額給付金の財源確保のための法案について、首相は再可決してでも成立させる方針を表明しており、民主党は、首相の考え方の「ぶれ」を追及していく方針だ。
 コラムは「夕刊フジ」に掲載され、首相は「外交や防衛など対外的な公約、迅速性を要求される案件は3分の2条項を使ってもきちんと対応する」とする一方、「国民生活に直結する予算関連法案などは与野党で徹底的に議論していくべきで、3分の2条項にはなじまない」と指摘している。当時も福田内閣は「衆参ねじれ」で苦しい政権運営を余儀なくされていたが、首相は政府・与党の要職には就いていなかった。 
 首相は13日夜、予算関連法である定額給付金の財源確保法案への対応について、首相官邸で記者団に「迅速性が要求されることは確かだと思っているので、3分の2条項は明らかに適合している」と釈明した。(了)
(2009/02/13-21:29)

小泉氏の「定額給付金は、三分の二議席を使うほどのものではない」という発言の真意は、第二次補正予算に反対するのではなく、「後で反対だったと言いたくない」と麻生氏への皮肉を込めて強調したのだと思う。また、国民が納得するような議論や与野党の話し合いが麻生政権では不十分であることを指摘し、国会運営に対して苦言を呈しているのである。

ここまで来たら、第二次補正予算は早急に成立させなければならない。三分の二を使うことは忸怩たる思いだが、麻生首相の判断をすでに既定路線として国民は認めている。批判は民主党に向く。

言葉尻をとらえた「麻生が悪い」「小泉が悪い」の揚げ足取りほど無駄な議論はない。

私としては、小泉氏の「痛烈な批判」で溜飲を下げたので、あとは麻生政権は粛々と政策遂行してほしいと願っている。しけた政策オンパレードだが、麻生さんがこの補正予算で本気で景気が上向くと信じているので、効果の程を早く確かめてみたい。

麻生首相と官房長官は、小泉氏の発言を「叱咤激励」と受け取ったと言っていた。うまいこと口裏を合わせたなぁと感心したが、それは間違っていない。なぜなら小泉氏は「麻生政権を支える」と明言して、一院制をぶち上げろとか、選挙制度を見直せとか、国民にインパクトを与えなければダメだと具体的に麻生首相に直接提案してきたからである。直接何度もアドバイスしたが、埒が明かなかったのである。(皇太子殿下に対して会見で物申した宮内庁長官を思い出した)

今回、サジを投げた雰囲気もあるが、周りの思惑はともかく小泉氏は倒閣運動までの気持ちは持っていないはずである。何と言っても、引退表明している人なのである。小泉氏があそこまで麻生首相を批判したのは、不満がたまっている改革派議員や選挙活動を頑張っている若手議員達へのエールであったと思う。メディアは政局にしたくて煽っているが、たぶん私の見方は間違っていない。

今まで麻生首相に不満を持っていた有権者は、小泉発言によってガス抜きさせてもらった。「麻生批判は許さん!」の麻生親衛隊の人達は一斉に小泉氏をぶっ叩いているが、「きついお灸を据えられた」おかげで麻生さんが発言に注意するようになれば、結果オーライなのである。でも、周りに配慮しない失言は、注意されても直らないんだよね…。

政治が正常化するために、建設的な議論をしようではないか。

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とりあえず混乱はおさまると思うが、予算案成立後に麻生首相が解散しなかったら、今度こそ支持率は目も当てられなくなるほど落ちると思う。チャンスを逃したことは悔いが残るが、決戦は春。それを逃したら引きずり下ろされると心得たほうがいい。

◆日々是語草◆
民主主義はメディアを成熟させるか

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2009/02/13

小泉元首相が麻生首相を痛烈批判

(本日2/2)

コイズミ出たっ!
沈黙を守っているだけに、たまにカメラの前で発言すると、トップニュースになるほどインパクトがある。

「郵政民営化を堅持し推進する集い」の第二回会合が開かれた。
初回では小泉氏は「良識的な行動をするように」と、その時は「麻生政権を支える」姿勢を崩さなかった。翌日、小池氏が「麻生政権を支える」とCS番組でしゃべっていたので苦笑した。

今回は、12日に会合があるとわかった時点で注目度が半端ではなかった。
小泉氏の麻生首相批判を受けて、会合では「(郵政票など)特定の票がほしいからといって、ぶれる発言をするのは、それこそさもしい」と出席議員から首相への不満が続出したという。

これが麻生降ろしのスタートになるだろう」と出席者の一人が言ったそうだが、麻生政権打倒の狼煙となるかどうか。

民主党は自民党大物からの麻生首相批判に大喜びだが、相手が小泉氏となると、改革勢力に火がつくのは民主党の存在感を失いかねず、麻生首相と小泉元首相の両方を批判せざるを得ない。批判というより、菅直人はいつものえげつない悪口三昧。いずれにしろ郵政完全民営化凍結を狙う民主党は、マニフェストに郵政四分社化をどうしたいのかきっちり書いて、有権者に問い直さねばならない。麻生と小泉の悪口を言っていれば政権が取れると思っていたら大間違いだ。あんな党は、自民党が立ち直りさえすればカスみたいなものである。

小泉氏の発言内容に私は一つ一つ肯いた。小泉ファンだから?いや、今まで書いてきた麻生首相への鬱憤を全部代弁してくれたような思いがある。

小泉氏が官邸にファックスしたという小野次郎氏と世耕氏のエントリーをリンクしておく。
発言要旨で太字編集した箇所は、私が拍手した箇所。

小野次郎議員「総理、それはないでしょう!
世耕弘成議員「2月8日(日)【雑感】

ついでに^_^; 渡辺喜美氏のブログ(ココログ仲間だ♪)
ヨッシー日記

【追記】あら?短い時間に小野次郎氏のブログにたくさんのコメントが…。アンチ小泉麻生支持者の投稿内容を読むと、小泉改革と麻生路線が水と油だということがよくわかる。2chでは小泉ファンで安倍、福田支持と続いて麻生ファンという人達もいるけれど、相手を誹謗しながら揚げ足取りのようなコメントはしないような気がする。支持者は「好きな政治家」のタイプに似ているね。麻生支持者はなんとなく親衛隊のような…。麻生親衛隊の人達は四分社化も知らなかったんだってさ。びっくり~。麻生発言を時系列で追おうが正論と強弁しようが、もっと前からの時系列で精査すれば、矛盾を来していることがわかるんだよ。

小泉元首相の発言要旨

 12日に開かれた「郵政民営化を堅持し推進する集い」での小泉純一郎元首相の発言要旨は次の通り。
 わたしは最近の麻生太郎首相の発言について、怒るというよりも笑っちゃうくらい、ただただあきれているところだ。一昨日も、首相から話がしたいと電話でお話ししたが、その時に、たまたま小野次郎衆院議員のブログと言うんですか、「総理それはないでしょ」というのを読んでいた。もう一つね、世耕弘成参院議員の「それを言っちゃあおしめえよ」。だからね、首相にこういう意見が耳に入ってないと思うから、官邸に、「この小野次郎さんの文章と、世耕さんの文章をファクスで送るからよく読んでおいてくれ」と言っておきました。
 だいたい、首相の方針とか、執行部の方針に批判的な意見を若手が出すと、執行部から「後ろから鉄砲撃つな」と押さえ込みにかかるが、最近の状況は、首相が前から、これから戦おうという人に鉄砲を撃っているんじゃないかと。発言は気を付けてとよく言っておいた。
 わたしについても、(首相が)常識の通じない男だとかね、奇人変人とか言っているようだが、わたしは自分では常識をわきまえている普通の人だと思っている。これから、選挙を戦わなければならない。自民党がどうなるか、みんな心配している。わたしも、たまには非常識なこともするかもしれないが、だいたい政治においては常識的な、「あ、そういうもんか」というところに持っていくために、よく各政党と話し合うことが必要だと思う。
 現在、ねじれ国会と言っているが、これは決してそんなに悪いことじゃない。これからも衆院の多数意見と、参院の多数意見が違う場合があるかもしれない。そういうことを考えると、今、政局より政策優先だという国民の声が強いから、衆院の意見、参院の意見が違ったら、どういう政策ならば、対策ならば、国民が満足(するのか)。納得できるような案をよく協議してもいいのじゃないかとわたしは思っている。
 
定額給付金についても、首相が「さもしい」と、また「自分はもらわない」と、「いやそんなことは言ってない」とか、いろいろ言っているが、この問題についても、わたしは本当に、3分の2を使ってでも成立させなきゃならない法案だとは思ってないんです。
 もうわたしは引退表明してますけどね、あんまり多くのことは言いませんけども、「あの時賛成したが、実はそうではなかったんだ」とは言いたくないから、定額給付金についてはもっと参院の意見を聞いて調整して、妥当な結論を出してほしいなと思っている。
 これから皆さんは選挙を戦わなきゃならないし、国民に理解を求めなきゃならない大事な時期だ。ぜひとも、9月までには国民の信を問わないとならないんですから、特に首相の発言が、信頼がなきゃ選挙は戦えないんだから、信頼が大事だということを肝に銘じていただいて、何とかこの難局を乗り越えるよう、皆さんとともにいい知恵を出していきたいと思う。(了)(2009/02/12-21:28)

報道ステーションで「定額給付金は市町村で準備にかかっているし、関連法案はどうする。小泉さんは無責任だ」と相変わらずいやらしい言い方をしていたが、小泉氏の発言を聞くと「あの時、ホントは反対だった」と後から言いたくないから今言っておく、と麻生首相への強烈な嫌味になっている。定額給付金はもっと参院の意見を聞け、と。予算案は修正しないという慣例を破ってもいいじゃないか。小泉氏は第二次補正予算に反対ではなく、定額給付金についてはもっと議論したほうがいいということ。麻生首相が議論を封じ込めることのほうがおかしいのである。

もっと言えば、なにがなんでも定額給付金に拘って関連法案とパッケージにしたのは麻生首相なのであり、定額給付金に郵政選挙で得た議席を使ってほしくないというふうにも聞こえた。

お!山本一太氏が会合の様子を書いてくれている。

小泉元総理、怒りのメッセージ:その1

メディアの前で次のような「爆弾発言」もあった。 「私はあの定額給付金についても、果たして3分の2を使って可決させるほどのものかと思っているんです!後になって、ああ、私はあの法案に反対だったとは言いたくない!」 会議室を後にする直前にも繰り返し同じ趣旨のことを話していた。 「これは1人1人の政治家の見識が問われる。オレは後で反対だったとは言いたくないからなあ!」 正直言って、これにはビックリした。(ふう!)
 
 え? もちろん、小泉元首相は「3分の2の再議決に反対する!」と言ったわけではない! が、しかし、この発言は党内に「大きな波紋」を広げそうだ!! うーむ!!

やっぱりね。小泉氏が強調したかったのは、一度了承したことを後で「あの時、ほんとは反対だった」とトップが言い出すことは卑怯ということだと思う。しかも党内で自由な議論を妨げることのなかった小泉首相に対し、面と向かって「反対」の意思表示をしなかった麻生氏が「(オレは反対だったのに)濡れ衣を着せられたくない」とまで言ったんだから。麻生という人は、腹の内に裏表がありすぎる。また人の悪口を言い過ぎる。

渡辺喜美氏は美智雄氏の言葉を引用して「一度信頼が失われたら、政治家は国民とコミュニケーションが取れなくなる」と言っていた。麻生首相は、国民はもとより党内からも信頼を失った。

国民は、いや少なくとも私は、小泉氏の発言のほうを正論と思った。

麻生氏の盟友である島村氏や取り巻きは全然危機感を覚えていないようだが、麻生首相には都合の悪い言葉は聞こえていない。なにせ新聞も見出ししか読まない人だから、四分社化をテレビや新聞で詳細に報じられていたことすら知らないのだろう。

小さい仲間内の雰囲気に流されて、日本の針路を決められてはたまらない。

【追記】依存症の独り言さんが小泉発言について書いてくれていた。
小泉さんが怒った!

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麻生シンパの中で、頼りになるのは菅さんだけだね。でも、麻生さんは苦言は右から左に流してしまうんだろうなぁ。

◆日々是語草◆
国家国民の前に自分が総理でいたいだけ

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「改革の深化」が意味するもの

(本日1/2)

昨日書きかけた「改革の深化」(進化と書いているものもある)の結論だけ書いておこう。
具体的な政策提言も書こうと思っていたけど、コイズミだよコイズミ!こっちはササッとね。

小泉政権から安倍首相に託した「構造改革」とは何だったのか。
安倍氏の「美しい国へ」を読むとわかる。それは江田憲司氏が秘書官を務めた橋本政権からの課題であったのだが、日本経済の鈍化を方向転換するためには、英国病から復活した改革を学ぶ必要があった。サッチャーismをどう日本に採り入れるかを橋本政権以後、現地視察したり研究していたのである。

小泉改革は米国の真似ではなく、サッチャーが行った「官から民へ」と「規制緩和」に学んだのである。
その後の英国の劇的な復活は御承知の通り。

小泉氏が首相になった頃、金融不安で株価は下がり、長い停滞から抜け出すことができなかった。なにより「市場を強くする」ことが最優先課題だった。立ちふさがるのが銀行危機。そこで、党内・業界の反対を押さえ込みながら、竹中氏は「金融再生プログラム」を断行したのである。そして改革の成果として外国からの投資が増え、株価は回復し、景気は上がってきた。しかし、行革にしても思うように進まず、景気対策も不十分であったので、改革を止めてはいけないと竹中氏が訴えていることは正しいのである。

市場を重視することは、今後も変わらない。日本が社会主義に転換しない限り。
与謝野氏はじめ「大きな政府」派の人は「社会民主主義が理想」と言うが、政策内容を見ると、今以上に官の既得権を強くするという点において、悪平等がはびこり、民間の活力を削ぐ方向に行くことは歴史が証明している。日本を衰退させたいなら「社会民主主義」なる美しい言葉に騙されれば良い。

「改革の深化」とは、サッチャーismの見直しに他ならない。どこが良かったのか、どこが足りなかったのか。あるいは間違っていたのか。日本では、建設的な意見がまったく聞かれない。

サッチャーは「社会というものは存在しない」と言った。

田原総一朗氏が渡辺氏に取材して述べていること。http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090115/125221/?P=5

 今、評判がいいイギリスの保守党のリーダー、デービッド・キャメロン氏は「社会を基盤にしない政治はあり得ない」と言っている。マーケットから社会へという時代だ。

 オバマ氏も「黒人も白人もマイノリティーも共和党も民主党もない。みんな一緒になってアメリカ合衆国のために頑張ろう」と言っている。

 社会の復権の一番のポイントは環境だろう。新自由主義のもと環境が犠牲になってきた。

 日本でいえば介護の問題や教育の問題も入ってくるだろう。「社会の復権、社会の目線に立った政治」という旗を渡辺氏らは掲げようとしている。

これが結論。

そして渡辺氏は「社会連帯の精神を忘れない「愛の自由社会」を目指そう 」と言う。

 自由社会は弱肉強食の社会とは異なり、力の強い者はやりたい放題やってはいけない、という倫理が一番の基本です。最強の者は国家なので、平時においては国家は自己抑制が求められます。一方、非常時においては国家は国民の生命・財産を守るため積極果敢な行動が必要です。

 日本は残念ながら逆です。平時において民間にまかせれば済むものを国家がチョッカイを出し、非常時においては平時モードの延長線で権限を膨らませて対応するだけ。要するに、国家としても半人前なのです。

 自由社会では困った時に助け合う仕組みが、社会のすみずみに張りめぐらされていなければなりません。自分で税金の使い道を決められる全額税額控除の寄付税制(公益ドナー制)を創設すれば、民間のになう公益の世界が一気に広がります。余計なことをやっていた天下り法人はいらなくなり、税金を集めて配る機能は縮小されます。

 私は愛の自由社会を目指すべきと考えます。みなさんはどうお考えでしょうか。

中川秀直氏は「人を大切にする社会の実現」と標語を掲げる。
中央公論を立ち読みしたところ、田原氏が総括した内容とまったく同様のことを述べていた。

サッチャー氏は「小さな政府」において民営化、規制緩和、金融改革、法人税引き下げを行った。ブレア前首相は行き過ぎたところの修正はしたが、路線は継承していた。英国人はサッチャーの功績はきちんと評価していたからである。

日本では、「アメリカ追従の市場原理主義」というレッテルを貼って、小泉改革の全否定に走っている。私は日本人は民度が高いと信じていたが、政治は三流だとつくづく思う。

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渡辺氏の国民運動体HPがきょう開設されると書いてあったけど、まだみたい。そのかわり渡辺氏のブログを見つけた。

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第二ブログです。軽~く気になるニュースなど。

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2009/02/12

渡辺氏、「国民運動体」旗揚げ

渡辺氏、「国民運動体」旗揚げ=堺屋太一氏ら15人参加

 渡辺喜美元行政改革担当相と江田憲司衆院議員らは11日、「脱官僚」などを掲げた「国民運動体」の発足式を都内のホテルで開き、活動をスタートさせた。渡辺、江田両氏のほか、作家の堺屋太一氏ら有識者15人がメンバーに名を連ねた。
 渡辺氏らは2月下旬から、宇都宮市、新潟県上越市、名古屋市など全国各地でタウンミーティングを開催。都内の繁華街などで街頭演説も行う。今月12日にホームページも開設し、運動体の名称を公募する。
 発足式では、運動体として掲げる政策のたたき台を決定。官僚OBの天下り全面禁止など公務員制度改革のほか、国会議員定数を衆院は300人、参院は100人に削減し、給与を3割、ボーナスを5割カットするとした。政治家個人への企業・団体献金の禁止や、地方自治体への権限・財源の移譲、10年後の道州制移行も盛り込んだ。 
 渡辺氏は記者会見で「この国の閉塞(へいそく)感の一番の原因は霞が関による政治・地方・民間へのコントロールだ。政治を国民の手に取り戻す」と強調。江田氏は「(目的は)新党や政界再編ではないが、いろいろな選択肢を考えるのは当然だ」と語った。
 渡辺、江田両氏以外の「国民運動体」参加メンバーは次の通り。
 PHP総合研究所社長・江口克彦▽前佐賀市長・木下敬之▽作曲家・三枝成彰▽作家・堺屋太一▽東洋大教授・高橋洋一▽前福島県矢祭町長・根本良一▽中央大法科大学院教授・野村修也▽白鴎大教授・福岡政行▽アルファ・アソシエイツ社長・藤原美喜子▽三菱UFJ証券チーフエコノミスト・水野和夫▽元総務庁長官・水野清▽国際弁護士・八代英輝▽三重県松阪市長・山中光茂▽評論家・屋山太郎▽双日総合研究所主任エコノミスト・吉崎達彦(了)
(2009/02/11-19:05)

第一線で活躍中のメンバーが集まった。パチパチ
国民運動体の名称はまだ決まってなかったの。応募がないのか…。とりあえず渡辺氏に献金しようかな。政党助成金がなくなって苦しいだろう。新党も作らなくちゃ。政治はカネだな~。

渡辺喜美氏のホームページより「日本の政治の閉塞状況を打破したいですか?」、さらに(Voice3月号)渡辺氏と江田氏の対談、(中央公論)中川秀直氏への田原総一朗氏のインタビュー、そして
田原総一朗の政財界「ここだけの話」より「渡辺喜美 自民離党の裏にあるもの」をざっと読んで、中川氏ら改革派の「改革を深化させる」の意味がわかった。小泉改革をステップとして、彼らはどのような日本の姿を描いているのか、この続きは明日。

眠い(ee).。oO○ そういえば、昨晩は2時間くらいしか寝ていなかったんだ・・・。

改革派達は、それぞれグループを作ってはいるが、一緒に勉強会をしているわけでもないのに必ず時を同じくして同じキーワードを使ってくる。面白いなー。誰が先生なんだろ。横断的につながっているのは髙橋洋一氏か。経済・金融政策は髙橋氏であることは間違いない。道州制プランは、髙橋氏は相当研究して、最終プランまで作っている。たたき台は出来上がっているので、あとは渡辺・江田、のちに合流する政治家達の突破力が勝負である。

では、おやすみなさい。

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100位以内目標!クリック数が50位以内に入っていた頃の半分以下にはなったけれど、今でも励みになっています。やっぱりアンチ麻生になった影響があるかもね。内容は「構造改革の必要性」で一貫しているので、迷いはないです。政策に共鳴する渡辺氏が行動を起こしてくれたおかげで、日本の政治に希望を失わないで書き続けることができます。国民運動体に参加したメンバー達に感謝。応援したい政治家がいることに感謝。

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2009/02/11

結局、麻生首相は総務相2期を通して郵政民営化法案には反対だったと国民に知らしめただけのこと

2008年9月12日
自民党総裁候補討論会

経営者として申しあげさせていただけば、まず間違えていただいては困るのは、私は郵政民営化を担当した大臣ですからね、忘れないでください。私が総務大臣として担当しておりました。私が担当としてやらせていただきましたので。郵政民営化を国営に戻すかのごとき話がばらまかれているのを知っていますけれども、私はその種の話をしたことは一回もないと存じます。

2009年2月5日
衆院予算委員会

郵政民営化、小泉総理の下に、(私は)賛成じゃありませんでしたので、解散の詔書(しょうしょ)にサインしないとかいって、えらい騒ぎになった。しかし私は内閣の一員ですから、最終的に賛成した。みんな勘違いしているが、(私は)郵政民営化の担当大臣ではなかったんです。(私は)総務大臣だったんだけど、郵政民営化担当は、私は(民営化に)反対だとわかったので、私だけ外されていました。担当大臣は竹中さんだった。ぬれぎぬをかぶされると、おれもはなはだおもしろくないから。

麻生首相発言の変遷

2月10日 「小泉内閣で総務相をわたしは2期やった。1期目は間違いなく郵政民営化担当の大臣だった。しかし後半の2期目、(民営化を)決定する時には郵政民営化担当を外された。二つ分けてお話にならないと混線されると思う」(記者団に対し、自民党総裁選の際に「郵政民営化担当相だった」と発言したことを釈明)

河村官房長官
(総務相の時には責任者ではあったが、郵政担当大臣ではなかったので)麻生首相の勘違いではないですか。

55 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2009/02/10(火) 17:58:28 ID:R+8YRaDh0
35 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2009/02/10(火) 12:52:54 ID:tQr/L+xI0

(郵政民営化のプランが始動した当初は)
私は民営化の担当大臣でした

(民営化の内容に意義を唱えたことで担当から外されて総務大臣となり、評決を取る際には)
私は民営化大臣ではありませんでした

いつもの切り貼りでの偏向報道

91 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2009/02/10(火) 18:14:36 ID:0tl4RAax0
小泉だけが考えた郵政民営化案 (総務大臣で総務省の仕事の郵政民営化担当の麻生は反対)

郵政民営化担当から麻生は外れる

竹中が郵政民営化担当になる

郵政民営化案を修正 (郵政民営化担当からは外れたが、総務省の仕事及び責任者として修正に加わる)

郵政民営化案が修正 (麻生も賛成)

郵政民営化案通過

だろ?

128 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2009/02/10(火) 18:33:17 ID:FfGgJBzT0
「担当大臣」というのは、厳密に言うと
総理大臣から特命担当として改めて任命されることを言うんで、
麻生さんは「郵政事業を所管する総務大臣」ではあるけども
「郵政民営化担当大臣」には就任してないので、総裁選の時の発言は

「間違い」です。

民営化の内容に意義を唱えたことで担当から外されて総務大臣となり

マスコミのせいにして擁護したい気持ちはわかるが、これは違うな。民営化反対だったら総務大臣には任命されなかった。小泉首相に面と向かって反対は唱えなかったんだよ。反対だったら辞退するのが筋。マスコミは切り貼りはしていない。麻生首相の説明も官房長官の発言もカットしていない。麻生さんが勘違いしているのは事実なのである。

ということで、麻生首相の勘違いもあるが、総裁選での「担当大臣だった」と予算委員会での「担当大臣ではなかった」には(麻生氏の理屈では)矛盾はないという結論。
しかし、2期目に「反対だったので担当から外された」というのが本当なら、小泉首相から指名された時に総務相は固辞すべきではなかったか。

郵政民営化への理解も政策スキルもない麻生さんには、小泉首相は最初から任せる気はなかったはず。郵政民営化法案作成のために当初から竹中氏を予定していたのだから。「反対だったからはずされた」というのは麻生流に言えば“あんた、話し作っていない?”である。

2年間勉強して「賛成」に変わったというが、

07年11月21日 都内の講演で「(郵政民営化は)5年たったらうまくいかなかったと証明できるんじゃないかと思うほど、あまりうまくいかないと元経営者としては見ている」と言っているので、竹中氏の証言等から見ても、麻生さんは、最初から最後まで四分社化の郵政民営化法案には反対だったと結論づけることができる。

だったら、そのとおりに言えばいいのであって、「担当大臣だった」の「賛成じゃなかった」の「担当から外された」だの余計なことをしゃべりすぎだね。周りが苦労するよ。

郵政発言、首相が釈明=「賛成したはず」と小泉氏

 麻生太郎首相は10日、小泉純一郎元首相に電話をかけ、郵政民営化に「賛成でなかった」などとした自らの発言について、「言葉足らずでご心配かけます」と陳謝した。民営化推進の方針に変わりはないことも伝えたとみられる。
 政府関係者らによると、小泉氏は「あなたは(2005年の)衆院解散に反対したが、郵政民営化には賛成したじゃないか」と指摘。「自民党内の多くの人が(首相に)前から弾を撃たれたようなものだと言っている。発言には気を付けるように」と注意した。 
 自民党内では、民営化推進派による「郵政民営化を堅持し推進する集い」が12日に開かれる予定で、首相発言への反発が広がっている。小泉氏に対する首相の釈明には、こうした動きを沈静化させる狙いがあるとみられる。
 首相は小泉氏に面会を申し入れていたが、同氏は「電話でいい」と断った。(了)
(2009/02/10-23:58)

当時、閣僚達にとって小泉総理は威圧感があったという。今でも一目置く存在なんだね。弱小派閥の麻生さんを引き立ててくれた恩人だし・・・。麻生首相には厳しい叱責だったろう。

党内の反応はさんざんで、「もう救いようがない」との声も。(日テレ)

麻生さん、郵政民営化に関しては、一切しゃべらないほうがいい。…と、誰かアドバイスしてやれよ!!(笹川総務相が忠告したにもかかわらず↓)

郵政民営化「国民は内容知らなかった」=05年衆院選振り返り麻生首相

 麻生太郎首相は10日夕、2005年の衆院選に関し「あの時『(郵政民営化関連法案に)4分社化(が盛り込まれていると)知ってましたか』と言われたら、知ってる人はほとんどいなかった」との認識を示した。さらに「国民が(争点と)感じていたのは、郵政民営化かそうでないかだけだった。(民営化の)内容を詳しく知っていた方はほとんどいなかった」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 首相は9日の衆院予算委員会で「あの時(衆院選)は民営化で問うた」として、自らが見直しに言及した4分社化は争点とはなっていなかったとの認識を表明。10日の発言は、これを補強する狙いからとみられるが、当時の有権者の政策理解に疑問を呈したものと言え、新たな波紋を呼びそうだ。 
 05年衆院選の直前に審議された郵政法案には、日本郵政公社を民営化し、持ち株会社の下で郵便、窓口、郵便貯金、郵便保険に4分社化する方針が明記されていた。(了)(2009/02/10-19:04)

共同の世論調査 内閣支持率18.1% 不支持率70.9%

麻生首相は郵政民営化の4つに分けた経営形態を見直す考えを表明しましたが、この考えについて評価しますか、それとも評価しませんか。
評価する34・7%、評価しない52・1%、わからない13・2%

世論調査を見てごらん。国民は、四分社化についてちゃんとわかっているよ。わからないのは13.2%のみ。52%が麻生首相の四分社化見直しを評価していない。あの頃は、毎日報道番組で民営化シミュレーションをやっていた。インターネットはともかく、少なくとも投票所に行くような人で、テレビも新聞も見ない人はいない。

麻生さんこそ毎晩夜の街にお出になっていて、テレビも新聞も見なかったのでは?だから国民は四分社化のことも知らないんだろうなんて思ってしまう。ずいぶん有権者は見くびられたものだ。

党内に向けて、正面から機関銃乱射したような麻生首相、自分では矛盾はない、ぶれていないと思っていても、時系列で見れば、な~んだ、民営化の根幹部分の四分社化に反対だったんだと国民は知らされた。担当大臣であったかどうかは関係ない。法案に「賛成」だと誰しもが思っていた麻生さんが、総務相就任の最初から最後まで反対していたことを公言しちゃったようなものだ。それはもっと悪い影響を与えるという点で、大失点である。(今でも反対であることは、麻生氏に近い人は知っている)。

なおのこと、小泉氏の支持によって得た議席の上に麻生氏が総理大臣でいることは許されない!!即刻解散して信を問え!

麻生さん、「民営化では儲かるようにしなければいけない」と言うのなら、まず郵政に巣くう財団法人を整理統合して。経営者を強調するのだったらわかるでしょ。引退した郵便局長を民間会社が養う理由がどこにある。いまのうちに国有地も整理しなさい。

「麻生首相の批判を許さない」と圧力をかけていた森氏は、今ごろ苦虫かみつぶすような顔をしているだろう。中川秀直氏はますます意気軒昂。

予算引き換えに話し合い解散も=共鳴者「党内に100人」-自民・中川氏

 自民党の中川秀直元幹事長は10日発売の月刊誌「中央公論」で、次期衆院選について、2009年度予算関連法案の年度内成立と引き換えの「民主党との事実上の『話し合い解散』もないわけではないと思っている」との見通しを明らかにした。
 中川氏はこの中で、「目指すべきは保守の『第3の道』とも言うべき路線だ」と強調した上で、09年度予算関連法成立後にも新たな政策・理念を公表する考えを表明。志を同じくする自民党内の共感者は「濃淡があるが現職国会議員で100人くらい」いるとした。
 中川氏はまた、「次の総選挙で政治のゴタゴタが解消するとは思っていない」と指摘。その上で、「場合によっては、来年の参院選に合わせた同日選もひょっとしたらあり得る」と述べ、来年夏の衆参同日選の可能性に言及した。(了)
(2009/02/10-17:58)

話し合い解散が現実味を帯びてきた。中川秀直氏のシナリオは、渡辺喜美氏の目論見とも一致している。渡辺氏は「総裁リコール」発動を予言していたが。

<期待>渡辺新党→自民党内改革派旗揚げ→話し合い解散5月→小沢民主党政権→(ぐちゃぐちゃ政権・政界再編)→1年後、衆参同日選挙→自民党改革派+渡辺新党の連立政権(公明党さようなら)→日本の政治安定へ。

最後に麻生支持の“保守”、郵政民営化四分社化見直し派の主張。再びアメリカの陰謀論再燃も近いか。
朝日は全部間違っていて、産経は全部正しいと信ずる保守。マスコミは印象誘導捏造切り貼りの売国勢力(笑)。そのマスコミに一番お世話になっているのが自分らだったりして。

日本の分岐点は朝日が示す(水間政憲) 2009/02/09 05:14:32

麻生首相と鳩山総務大臣の「郵政民営化見直し」を支持するか否か、保守を支持している中にも躊躇している方が、かなりいらっしゃるようです。
前にも述べましたが、戦後、日本国の分水嶺を決する重要法案は、 朝日新聞を参考にすると間違うことはありません。
それは、 朝日新聞の論説の真逆が、日本人の選択する真の道だったからです。
「単独講和」しかり、郵政民営化劇場型選挙の「 小泉首相支持」、そして今回の「 鳩山総務大臣の簡保の宿批判は間違い」と「 麻生首相の郵政民営化見直し批判」です。
皆様、 反日新聞メディア代表の 朝日新聞が、麻生首相と鳩山総務大臣の「郵政民営化見直し」を批判していることは、真逆が正しいことなのです。
朝日新聞を中心にマスメディアが異常な批判をしていることは、日本人が一致団結して麻生首相と鳩山総務大臣を徹底的に支持しなさいと、日本の指針を示してくれているのです。
皆様、 朝日新聞が総力を揚げて「郵政民営化見直しをしなさい」と、キャンペーンしてくれいると解釈することが、「日本人の幸福」への道なのです。

(略)

ネットだけ転載フリー

ジャーナリスト・水間政憲

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「マスコミが売国勢力」というのも「バイアス」。メディアリテラシーは、自身の価値観等から演繹的に考察することによって、スキルが磨かれていくのだと思う。低級雑誌の中にも真実は隠されているし、産経新聞も「結論ありき」の誤誘導が見受けられる。偏見ない目でたくさん読む中で、デンパ分類フィルター機能が高まっていくのだと私は感じている。

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「日本の失敗に学べ」 オバマ大統領

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2009/02/10

麻生首相の「気分的楽観論」(渡辺喜美)。ODAをばらまくことが「外交」なのか(2)

(1)からの続き

麻生首相は気分的楽観論」とは渡辺氏はうまいことを言ったものだ。

政官一体改革の必要性など、麻生首相は一度でも感じたことはないと思う。わかっていたら、上滑りではなく、もっと腑に落ちる発言をしているはずである。

総裁選の討論会(ネット中継)で、小池氏に「郵政民営化は失敗だったとお考えですか?」と問われ、「間違ってもらっちゃ困る(略)私は総務相だったので、郵政民営化を担当していたんですよ」。麻生氏は失敗とは考えていないということだが、さきの国会答弁では「私が郵政民営化担当と濡れ衣を着せられたら困る」とか言ってなかった? 本音は「いまに見ていろ、郵政民営化は必ず失敗する」だもんね。竹中氏には耳元で「いつか仕返ししてやる」と(笑) 竹中氏によると、いまだに仕返しらしきものはないらしい。

麻生首相は「外交」が得意分野とのことだが、これも外務省の振り付け通りにしか動けない。

ダボス会議での演説を聞いて、えっ!!と絶句したことが一つある。

アジア支援に1兆5千億円、麻生首相がダボス会議で講演

 【ダボス(スイス)=遠藤剛】麻生首相は31日昼(日本時間31日夜)、スイス・ダボスで開かれた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で講演した。

 首相は世界的な経済危機に対応するため、「日本経済が活力を取り戻すことが何よりも日本の責務」と強調。日本自身が財政出動で景気回復に努める一方、世界経済への貢献が期待されるアジアに対し、総額1兆5000億円(170億ドル相当)以上の政府開発援助(ODA)を拠出して支援拡充を目指す方針を打ち出した。

 首相は、世界経済の再生には、「米国の過度の消費と、(貿易)黒字国の不十分な内需(国内消費)に起因する世界的不均衡を是正しなければならない」と述べ、各国に内需拡大の努力を要請。同時に、「主要通貨の中で円は最も増価(上昇)した。各国は内需を拡大し、自律的な成長を達成する必要がある」と述べ、円高に懸念を示した。

 ODAについては、福田前首相が昨年の第4回アフリカ開発会議(TICAD4)で表明した「2012年までに対アフリカODAを倍増」とした公約を「必ず実行する」と表明。昨年11月の金融サミットで表明した国際通貨基金(IMF)への最大1000億ドル(約9兆円)の融資に関し、サウジアラビアや中国を念頭に「産油国や外貨準備を多く保有する国が、こうした努力に加わることを歓迎する」と協力を呼びかけた。

 地球温暖化対策では、20年までの温室効果ガス削減に関する日本の中期目標を「6月までには発表する」と初めて表明し、12月の国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)で合意を目指す「ポスト京都議定書」の枠組み作りに、積極的に取り組む姿勢を強調した。

(2009年1月31日20時50分  読売新聞)

ODAは国際貢献だから、日本が何兆円出そうが国民は「どんどんやってくれ」と思っている?否定的に反応した私は珍しい?税金の使い方に不信感を持っているので、ODAにも疑心暗鬼になっている。

中国が進出しているアフリカに人材とカネを投入して地盤を築くことは重要なことである。しかし、全般的にODAの見直しの時期に来ていることは確かである。ベトナムで橋が落ちたり、イラクの浄水場で部品が調達できずに役に立たなくなったり、ゼネコン利権が先に立って思うような効果が上がらなかったり・・・。

さて、国籍法改正ではとんだ濡れ衣を着せられて、反中嫌韓層に「売国奴」呼ばわりされている河野太郎氏ではあるが、河野氏のブログは大変参考になる。

ODAを半減せよ
Posted by 河野 太郎 on 2009/2/9 月曜日

(略)
フィリピン向けの無償資金協力の中に、「地方都市水質改善計画」というものがある。ルソン島をはじめいくつかの島の水道区に浄水場を作るというもの。

2004年10月と2005年3月の二期に分けて、合計七か所で事業が行われた。しかし、そのうち三か所で、事業が頓挫してしまった。

バナイ島のパニタン水道区では、2004年10月に完工したものの、2007年4月に水道区が統廃合されて運転停止。同じく2004年10月に完工したディングル・ポトタン水道区ではその年の末に配水管が老朽化し、運転を停止した。
さらにルソン島のリンガエン水道区では2005年3月に完工したものの、2007年3月に配水管の老朽化により運転停止に追い込まれた。
(略)

さらに最大の問題は、これらのいかがわしい事業の評価も報告もなにもないことだ。ODAが失敗し、税金がどぶに捨てられたというのに、外務省は今日まで、全く無反応なのだ。

数週間にわたり、この事業の評価を見せてほしいと頼んでいるにもかかわらず、毎回、はじめてその要求を聞いたことにされる。
初めて要求を聞いたとしても、これだけ問題の大きい事業だから、報告書や評価書や対策や原因などの究明がすぐに出てくるかと思いきや、どうも外務省はなにもしていないようだ。

文化無償で贈られた機材が劇場の倉庫の中で梱包も解かれないまま何年も眠っていたというチョコナイ劇場のケースなど明らかに失敗したODAプロジェクトが何のフォローもなくほったらかしにされていたケースがこれまでにもたくさんある。
今回も全く同じだ。

去年の政策棚卸しから、河野チームの主張は一貫している。
つまり、現在の外務省は、これだけのODA予算を的確に使いこなすことができないのだ。
外務省や森喜朗代議士のような「外交族」議員は、外交力を向上させるためにODAを増やせと主張する。が、その主張はインチキなのだ。
今の外務省の能力では、今のODA予算をこなしきれないのだ。だから事業のレビューもなく、その効果も測定されない。失敗したものの原因も究明しようとさえしていない。

消耗品や部品がなくなっただけで動かなくなった機械がどれだけあるか(ソニーが自腹を切って修理をして下さったおかげで、文化無償のかなりの部分が助かっている)。
PAL方式のテレビ放送をしている国にNTSC方式の機械を贈っているのにビデオに使うのだから大丈夫と強弁してみたり、コンテンツを作る金がない国にハードだけ無償で提供してみたり。
住民を正当な補償もなく強制移住させているのに知らん顔をしていたり。
こうした失敗がなぜ起きたのか、なにも原因究明がない。

外務省の会計課長は政策棚卸しの時から変わってしまった。また一から議論をやり直さなくてはならない。
ODA予算は大幅に減額しなければならない。おそらく、まず、半減することが必要だ。半減の半分は国庫に戻し、半分で外務省の足腰を強化し、札ビラに頼らずにきちんと外交ができる能力を身につけなければならない。
外交力がないからカネにものを言わせるしかないのだ。外交力があれば、カネに頼らない外交ができるはずだ。外交力を増やすというならば、ODAを減らすべきだ。

ODAの失敗はこれだけではない。いったい外務省は失敗したODAのうち、いくつまで把握しているだろうか。
(略)

ODA削減は、社会保障費削減の議論と通ずるものがある。「減らす」と言えば「弱者」を見棄てるイメージがある。竹中氏の骨太方針は、イメージで叩かれた。しかし、利権構造にメスを入れれば莫大な無駄があり、改革をすることによってその分を有用な分野に回すことができる。

ODAをするなら、本当にその国の自立と繁栄にお手伝いできるようなODAにするべきである。アジア・アフリカに向けてのプロジェクト案件を国民に認知してもらい、国民を巻き込んで、国家ファンドによる投資という方法もある。

杜撰なODA事業を総点検する時ではないか。

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郵政ファミリーの実態。完全民営化への道は険しい。

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麻生首相の「気分的楽観論」(渡辺喜美)。ODAをばらまくことが「外交」なのか(1)

内閣支持、最低の14% 朝日新聞2月世論調査2009年2月9日21時39分

うわっ、選挙が遠のく・・・意識が遠のく・・・

私はホントに支持率が上がってほしいんだってば。「そのうち支持率が上がるだろう」と麻生首相はまじで思っていそう。そのうち、そのうちで、9月の任期満了までいっちゃうよ。朝日の調査では不支持率が75%で、TBSでは支持率は18%台だったが、不支持率は80%を超えていた。

解散をしないから支持率が落ちていくことを麻生首相は認めたくないんだね。
昨年の10月初旬がチャンスだったのに、解散先送りを進言した側近達の読み違いは禍根を残した。

 政府・与党幹部の多くは、支持率低下の原因を「郵政民営化に賛成じゃなかった」という首相発言とみている。

「郵政民営化見直し」が民意だと麻生首相自身が勘違いしたのかもしれない。

民意は見直しの方向性をよく見ている、あるいは直感で気づいている。民主党・国民新党の「上場凍結」法案が郵政利権を守る意図が見え見えであり、さらに綿貫氏の意を受けた麻生首相が「株売却」に言及したことが不信感を植え付けた。単純に「民営化に賛成じゃなかったって、麻生さん、あの時総務相だったろ!」という違和感が支持率低下につながったのかもしれないが。

野党に追及され、「経営効率をよくするために見直すのは当然」と麻生首相は「見直し」の意味を説明したが、とってつけた強弁にしか聞こえない。そのまま素直に「麻生首相の言うことは全部正論」と擁護する麻生信者は、特殊な麻生LOVEフィルターを装着しているのだろう。私は「小泉信者」とレッテルを貼られたが、おかしいことはおかしいと言ってきたつもりだ。皇室典範改悪は断固!反対である。

「経営効率」とは何か。
経営母体をスリム化し、非採算部門を縮小し、市場競争に勝てる体質に強化していくこと。郵政ファミリーを温存したまま、政府持ち株100%でそれができるか。政府の庇護の元にリストラ、資産売却をしようと思っても、総務省の鉄壁の守りに阻まれる。「経営効率」を目指すなら、政府の縛りを解き、肥大化した天下りネットワークの重荷を下ろさなければならないのである。麻生政権では総務省が逆行しているではないか。麻生首相の答弁を聞いていると、言葉遊びをしているようである。

渡辺喜美氏はこう言っている。
日本の政治の閉塞状況を打破したいですか?

 戦後レジームはその多くが、1940年前後に作られています。国家総動員体制のもとで、企業は競争でなく、国家目的に奉仕することを強いられ、戦費調達の徴収代行義務者となりました(源泉所得税や厚生年金の掛金)。この頃、特殊法人が作られ、国策として役人が「天下る」システムができ上がりました。

郵政事業は戦費調達の典型だった。

ベテラン政治家は、無能であればあるほど霞ヶ関の守護神と化している。政治主導は画に描いた餅。戦後レジームからの脱却を渡辺氏は具体的に提言し続けている。重要なのは、政官一体改革である。

企業は国に奉仕するために存在するのか、雇用調整弁として国に干渉されなければいけないものなのか。違うだろう。企業は顧客のためによりよい物を提供し、利益を出すことによって社会に還元していくものである。企業は株主や従業員の物か?どちらも違う。顧客に見棄てられた企業に「従業員の物だから雇用を守れ」と訴える行為ほど虚しいものはない。
オバマ大統領の言うように「労働運動を強化することが雇用を守る」(就任してからの発言)のか?違うよね。

渡辺氏
 世界の政治指導者はいかに第3ステージで問題を解決するかに心血をそそいでいます。ひるがえって、わが麻生総理にこのような危機認識があると皆さんは思われますか。麻生さんは「悲観論は気分、楽観論は意思」と哲学者アランの言葉を引用しておられますが、危機認識のない楽観論は気分になりがちです。

 私が自民党を離党した背景に、麻生政権があまりにも危機認識が薄く、危機対応プランの立案を各省丸投げにしていることへの抗議がありました。「日本は金融被害が小さいから、一番先に危機脱出できる」という説明は気分的楽観論です。現に日本経済は昨年10-12月期の成長率が年率でマイナス10%超といわれ、震源地のアメリカよりもずっと悪くなっています。

第3ステージとは「通貨調整を伴ったグローバルな危機に深化し、基軸通貨国の経済再建ないしは新通貨秩序への移行」であり、国際社会との協調・連携が不可欠である。「日本が一番早く不況から脱出」できるに超したことはないが、厳しい現実を皮膚感覚で捉えているなら安穏としていられない。麻生さんの演説からは「ホントに現実をわかっているの?」というため息しか出てこない。渡辺氏が言うように、麻生さんの楽観論は「気分」から抜け出せないのである。

(2)に続く

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2009/02/09

(四分社化見直し)麻生首相に小泉元首相が一言。

小泉流変化球勝負きた。

首相の郵政見直し発言、自民党内に火種
2月7日3時3分配信 読売新聞

 麻生首相が郵政民営化に伴う日本郵政グループの4分社化体制の見直しに言及したことについて、自民党内では民営化推進派が反発する一方、慎重派は勢いづいている。

 麻生政権は新たな火種を抱え込んだ形で、3月を期限とする政府と同党の見直し論議にも影響を与えそうだ。

 麻生首相は6日夜、首相官邸で記者団に4分社化見直しについて、「利用している人の利便性、経営の効率性の二つを考える。当然のことだ」と述べ、分社のあり方を含めて議論していくべきだとの考えを改めて示した。

 2005年10月に成立した郵政民営化法には、民営化の進捗(しんちょく)状況を3年ごとに検証する見直し規定があり、3月末に最初の期限を迎える。政府では郵政民営化委員会がその作業を進めており、自民党もプロジェクトチーム(PT、座長=中谷元・元防衛長官)を設置して検討している。

 党執行部は民営化推進派に配慮し、4分社化維持を前提に、日本郵政グループの経営強化策を中心とした報告書をまとめる方向だった。首相発言はこの方針に疑問を投げかけるものだけに、執行部は戸惑いを隠せない。

 園田博之政調会長代理と中谷氏は6日、党本部で会談し、4分社化維持の方針で改めて一致した。首相に近い大島理森国会対策委員長は6日、記者団を前に「小泉内閣時代に郵政民営化の結論を出し、進めている。国民や自民党内に誤解を受ける発言は慎んでいかなければならない」と、首相に苦言を呈した。

 首相は消費税をめぐっても税率引き上げ方針にこだわり、党内対立を招いた。執行部が火消しに躍起なのは、この二の舞いとなることを恐れているからだ。

 5日の予算委員会後、首相は郵政民営化委員会の議論を見守る姿勢を強調するなど、“ぶれ”も指摘されている。党幹部からは「首相はもう、じっと経済対策だけやってほしい」との声も出ている。

 民営化推進派は反発を強めている。

 党関係者によると、小泉元首相は5日、町村派議員に電話し、「麻生氏は郵政民営化に反対していなかった。反対なら(小泉内閣で)総務相をやっているわけがない」と語ったという。

 衆院選当時の幹事長だった武部勤・党改革実行本部長も「(麻生首相の発言は)非常に不見識と言わざるを得ない」と指摘した。

 05年衆院選で初当選した「小泉チルドレン」らで作る「国民視点の政策を実現する会」が6日に開いた会合では、「首相は慎重に発言してほしい」などの声が相次いだ。

 これに対し、民営化慎重派からは「PTで4分社化も含めてもう一度、議論すべきではないか」との意見が出ている。 

最終更新:2月7日3時3分

小泉元首相は、当時竹中氏から麻生総務相が反対していることを逐一聞いている。竹中氏は閣内からの圧力を受けて、小泉首相に報告しながら毎日励まされて力を得ていたという。麻生氏は解散にも賛成でなかったことは、もちろん当事者同士なのだから知っている。

そのことを踏まえて小泉さんの発言を読んでみると、大変面白い。

麻生首相が「小泉政権で郵政民営化には反対だった」と答弁したのを受けて、その小泉氏が「麻生氏は郵政民営化に反対していなかった。反対なら(小泉内閣で)総務相をやっているわけがない」と反応したのだから、一発で麻生の口を塞いだことになる。その意味するところは、「反対だったら、なぜ総務相をお辞めにならなかったのか」という閣僚としての筋を問うたものだからである。小泉さんが麻生さんの「曲がった口を塞いだ」というより、執行部が火消しに走り、小泉さんが完全に鎮火したというところだろうか。

郵政選挙で与党が三分の二の議席を得ながら、当時反対だった閣僚が首相としてその議席を民営化逆行に使うことは断じて許されることではない。正統性のない内閣が民意を問わずに居座り続けることを世論は拒否しているわけである。

NHKの日曜討論では、自民党の保利耕輔政調会長は「首相はちょっと口が滑った。党としても民営化を後退させることはできない」と述べた。かつての郵政造反組の保利耕輔氏に「口が滑った」なんて言われてしまう首相って、お笑いだ。失言のレベルを超えている。郵政民営化法案に反対票を投じた保利氏のほうが、政治家としてはるかに筋が通っている。

麻生首相の『4つに分断した形が本当に効率としていいのかどうか、もう1回見直すべき時に来ている』という郵政民営化後退論は、執行部と小泉元首相の一言で撃沈され、民営化見直しは党内の民営化推進派が四分社化を前提に行う方針が定まった。

麻生首相の「国営に戻すなんて一度も言ったことはない」というのはうまいかわし方だとご本人は得意なんだろうが、人を不快にさせる言い方である。その前は、西川社長は今株売却の話しなどしていないのに麻生首相が突然「株価下落している時に株売却はしない云々」と言い出した。

旧郵政省の天下り機関として温存し続けるためには、政府が100%株を握ったままでいたほうが隠れ蓑になる。不況を理由に上場凍結の事態に至れば、民営化の意義そのものが問われかねない。しかし、反対派はそこまで「見直し」の視野に入れているだろう。

もともと郵政は民間で対等に競争できるようなスキルは持っていなかった。生田総裁時代に「コンプライアンス」の徹底から始めなければならなかった。あまりに不正がボロボロ出てくるので、とても民営化の日程に間に合わないんじゃないかと言われていた。官の厚い防護壁に守られてきた政府御用達金融機関は、今度は「市場原理主義からの脱却」という実態のないスローガンで世論誘導し、郵政の人的ネットワークを守ろうとしているのである。

これが妄想だと思う人は、霞ヶ関の政治家掌握術を何一つ知らない人である。族議員を育成するマニュアルなんて、読むと舌を巻く。髙橋洋一氏や江田憲司氏ら元官僚の実体験を聞くと、日本の本当の権力者は霞ヶ関だということがよくわかる。得意分野もなく、体裁だけ取り繕っている麻生首相など手玉に取るのはたやすい。消費税3年後アップの方針もそう、かんぽの宿売却をストップさせたのもそう、公務員制度改革を世間的には断行している風に見せかけて、公務員制度改革推進本部顧問会議を「お茶飲み会」にしようとしたのもそう。

かんぽの宿売却問題が「疑惑」として世間に認知され、人事院の谷総裁が見苦しい抵抗をしてくれたおかげで、麻生内閣支持率が上がるだろうと予測したら、少し上がった。(横ばいではあるが)
私としては40%くらいに回復してくれたほうがいい。60%から40%に落ちたら解散を尻込みするだろうが、20%から40%に復活すれば、「よし!いまだ」と勘違い解散してくれるんじゃないか、と^_^;

新報道2001(2/8)

【問2】あなたは、麻生内閣を支持しますか。
支持する 19.8%(↑)
支持しない 75.0%(↓)

【問4】あなたはポスト麻生にふさわしい首相は誰だと思いますか。
(数字の高いほうから並べ替えてみた)

 小沢一郎 14.8%
 小泉純一郎 10.4%
 渡辺喜美 6.2%
 舛添要一 4.8%
 石原伸晃 4.6%
 小池百合子 4.6%
 菅直人 4.4%
 石破茂 3.2%
 (略)
    (麻生太郎の名前が消えた)

なんで今回もポスト麻生に小泉純一郎が入っているんだ。
10.4%分を小泉氏が応援した小池氏に振り分けて~って無理か。
無効票(笑)小泉を脇に置くと、渡辺喜美が小沢一郎とタイマン張るぞ!
自民党への期待は日を追うごとに消滅していく。

若い男性の割合が多い2chでは、ぜ~んぜん相手にされていないヨッシーだけど、新党を作れば、案外風を起こせるかもしれない。安倍さんも4月解散を言い出したから、たぶん4月・・・。渡辺・江田は全国津々浦々を巡りながら、徐々に存在感を高めていこう。

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中川秀直氏は政策マンとしてはこれからも期待するが、「政局の中心になる人」としては諦めた。清和会と心中してください。

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かんぽの宿売却を白紙撤回させて、総務省は責任を取れるのか

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2009/02/06

麻生首相「郵政民営化には反対だった」と旗幟鮮明に

「ぶれる首相」またも=自民内からはため息

 5日、麻生太郎首相は衆院予算委員会で、日本郵政グループの4社体制について「4つに分断した形が本当にいいのか…」などと答弁し、「見直し」に言及した。すると舌の根も乾かぬうちに「わたしがこうしろああしろと言う立場にはない」と事実上食言。しばしば指摘される「ぶれる首相」のイメージがまたも浮き彫りになった。
 「小泉純一郎首相(当時)の下、(郵政民営化には)賛成でなかった」「最後まで(解散詔書に)サインせずえらいもめた」。首相は、小泉内閣時代の2005年8月の郵政解散に総務相として異論を唱えたエピソードまで持ち出して、見直し発言の真意を説明、民営化後の事業見直しを急ぐ考えを強調した。
 しかし、郵政民営化といえば小泉改革の本丸。特に現行の4社体制は、自民党を2分する騒動の末に決まった経緯がある。予算委での首相発言には「4分社化を見直したら、持たない」と動揺が走り、官邸側に電話で発言撤回を進言する党幹部もいた。結局首相は記者団に「(見直し作業は)郵政民営化委員会でやっていて、答えを受け取るのがわたしの立場だ」と大幅にトーンダウンした。
 昨年11月にも首相は日本郵政グループの株式売却について「凍結した方がいい」と発言し、中川秀直元幹事長らから猛反発を浴びた。最近も、定額給付金や国家公務員の天下りをめぐる問題で、首相発言の「ぶれ」が混乱を招いたばかり。「首相は一度決めた方針をころころひっくり返す。もっと慎重にしてほしい」。自民党の閣僚経験者の一人はうんざりとした表情でため息をついた。(了)
(2009/02/05-21:55)

麻生首相は、よほど早く率先して郵政民営化の見直しをしたいと見える。

郵便局を一つでも多く生き残らせるためには、営業努力をしなければならない4分社化が一番邪魔なわけ。4分社化のままでも局のセーフティネットはあるし、都市など無駄な局を整理統合しないほうが国民にツケを残す。

「郵政民営化見直し」とは、特定郵便局長の組織票(家族縁者を含めれば膨大な数)をあてこんだ選挙対策であることをはっきりさせておく。

天下り禁止前倒し(抜け駆け政令閣議の失敗は認めず)、わたり禁止政令を作ると方針を変えた理由を問われ、「世論、でしょうか」(麻生首相)。

では、小泉政権の閣僚だった麻生さんが「郵政民営化反対だった」と答弁したのは、世論を読んだから?世論の大勢は「郵政民営化は失敗だった」と判断しているので、高得点になると踏んだのかも。

麻生さんが郵政民営化大反対で、総務省と一緒に竹中氏に圧力をかけていたことはよく知られているので何も驚かないが、「麻生さんは経済に強い」「改革の弊害を修正する能力のある人」と、今でも“麻生氏は真の改革派”と思っている有権者にスタンスをはっきりさせてくれたことに感謝申し上げる。

経済政策はもちろんのこと、麻生さんは公務員改革や地方分権について、政治家として最初から何のポリシーもないこと、こちらも早く国民に周知徹底されないかしらと願っている。アンチ小泉層は、イメージ優先・陰謀論根拠なしの人が多いので、麻生さんについていくなり見棄てるなりお好きにどうぞ。保守幻想のネトウヨさんは、最後にルサンチマンの人にならないようにね。ネトウヨさん達は純粋なので、最後まで夢を見させてあげたいけれど…。(私自身はひねたネトウヨ属性)

とっくに反麻生に転んだ人は、渡辺喜美をお忘れなく。
二人漫才の一人、名もなき国民運動の第一回フォーラムで、江田憲司氏が「必ず政権をとる」と口を滑らせていたよ。「今年中に必ずある次の選挙のその次は1年以内に来る」と確信をもって語っていた。彼らは大きく飛躍するチャンスをつかもうとしている。伸びるかこけるかは「○○とメディアは使いよう」ということで。

江田氏の予測は、中川秀直氏の予言どおり、結果として民主党政権は半年ももたず解散に追い込まれると言っているに等しい。

自民党内で旗を立てては片っ端から領袖に引っこ抜かれている改革派達は、一つの旗にまとまるという知恵はないのか。

旗には根は生えないが、すでに根を張った支持者達の上に立てた旗は、古い自民党狸にも抜くことができないのである。「国民のため」と言うなら、自分が旗手をつとめずに支持者達に持たせれば、誰も文句は言えないのである。

どういうことか。党内力学に気を取られるな。有権者は顔は見えないが、真剣に訴えていけば「私に旗を持たせてください」という顔の見える識者が現れるものである。

自民党の派閥など国民とは何ら関係ない。今は「教育機関」としての機能は失っている。どんなしがらみがあるのか知らないが、タテマエは政策集団ではないか。政策が違えば袂を分かつのは当然。

政治家としての信念を貫けるかどうか、その一点のみを有権者は見つめている。

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旗を見失いつつある中川秀直氏にはがっかりしている。

◆日々是語草◆
谷総裁の虚しい抵抗。人事院改革反対の民主党高嶋議員は元自治労幹部

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2009/02/05

かんぽの宿「改革利権」疑惑詳細

白血球隊が風邪ウィルス隊を殲滅勝利し、体内を主戦場とした攻防戦は幕を下ろした。熱も下がり、すっきりさわやかな朝を迎えることができた。\(^O^)/

<かんぽの宿売却問題>

日本郵政とオリックス不動産がかんぽの宿の一括売買契約を結んだことについて、野党と総務省が追及する“改革利権”と称する“疑惑”について、郵政民営化見直し派は具体的に何をつかんでいるのか気になって仕方なかった。そこで手がかりとなる「お気に入り」の「禁断フォルダ」についに手を掛け・・・震える手でクリックして現れたのは・・・。

保坂展人社民党議員のブログ。

教育基本法猛反対で、授業を放り出してデモをしていた日教組職員と一緒に活動していた あの…。 社民党だから言わずもがなだね(笑) たまたまあの頃保坂氏のブログを何度か読んでいたが、「愛国心」への敵視の仕方がすさまじく、社民党は日本の国会でいったい何をしようとしているのか薄ら寒く感じたものだ。日本人が日本に愛国心を持っちゃいけないの?

社民党は「子供に愛国心を教えることに反対」というより、「反日思想を教育したい」のだと保坂氏のブログを読んで確信した。

かんぽの宿、「競争入札」とは「企画提案コンペ」だった

2月2日、午後3時より衆議院の社民党控室で日本郵政の担当者を呼んでヒアリングしたところ、ついに決定的な証言を得た。「この入札は一般競争入札ではないと認識しているが、どんな呼び方をしたらいいのか」という質問に対して、日本郵政の担当責任者は「企画提案コンペでしょうか。コンペというのは日本語で競争入札と言うんで、公募型の企画提案競争入札です」と初めて、今回の入札は一般競争入札とは異なることを認めた。さらに、企画提案の締め切りはあっても、入札日などが決まって「札入れ」が行われるものではないということも確認した。これは、当初から私がにらんでいたように、官庁で「企画随契」と呼ばれるもので公募をともなう企画競争を付したものと整理していい。

さらに、重大な証言を得た。当初、4月に公募された物件の中には「世田谷レクセンター」は入っていたということはすでに伝えた。それではいつ外れたのかと問うと、何と「11月中旬です」という答えが返ってきた。8月15日に7社が企画提案に参加し、10月31日に3社が継続して参加した企画提案の締め切り後、事後交渉で「世田谷レクセンター」は外れたというのである。これでは到底、一般競争入札とは呼べないものだ。

さらに、メリルリンチの「募集要項」には、いつでもどこでも随意に企画の変更・打ち切りが出来るという「随意条項」かある。この「随意条項」を根拠にして日本郵政は、「世田谷レクセンター」を入れるのも、外すのも自由だと主張するが、それなら最初の企画提案に参加した会社とは異なる条件で最終的な譲渡対象を決めたことになる。まさに随意契約であり、透明性と公開度は限りなく低いものとなる。

明日の午後、社民党の「かんぽの宿・郵政民営化問題調査プロジェクトチーム」の会合を開いて、日本郵政の担当者からさらに聞き取りをすることとする。

そういうことか。関係者が「何か」をつかんでいることは感じたが、法律で定められた「かんぽの宿」売却であるので、ストップをかけている総務相はかえって「過剰反応」と言われかねないケースだと思う。保坂氏の説明だと日本郵政の売り手側の判断に難があったということで、オリックスは日本郵政と総務省+執拗にスキャンダルにしたがっている野党の対立に巻き込まれたとも言える。ただし「世田谷レクセンター」を除外したことには問題がありそうだ。

さらにサンデー毎日で粗筋を把握した。
記事「71物件から6000坪(40億円)『世田谷優良施設』が消えた!」に沿って補足説明してみる。

1,日本郵政は入札結果の開示を拒む一方、民主党や国民新党、社民党などに経緯を説明した。
2,かんぽの宿入札を日本郵政がHPで告知したのは昨年4月。参加手続きを済ませた22社のうち、8月の1次(提案)入札を経て2次(最終)入札までに20社が辞退。10月31日の最終入札はオリックス不動産他、わずか1社のみの競合下で実施された。

保阪展人氏の疑念
「日本郵政は『競争入札』と称していますが、実際には入札価格以外に雇用の維持や事業継続のプランを提案させ、恣意的に入札者を絞り込む『企画競争』入札と言わざるを得ません。結果を見れば『随意契約』と言われても仕方がない・・・」

建設不動産業界の関係者
「提案の審査は少々複雑ですが、通常は1次入札でそこまで含めた資格審査を完了し、2次入札は条件をクリアした上での純粋な価格勝負にすべきです。この段階でも提案内容を云々するのは変ですね。(略)公にかかわる入札は、今や過剰なぐらいの透明性を求められるのが常識です」

提案内容とは「かんぽの宿の雇用維持と事業継続」であるので、公のものとしては至極真っ当なものではないか。単純な価格競争の場合、いずれにしても鳩山総務相が期待する価格にはほど遠いと思われるので、雇用が切られたり転売されたりすることがないように日本郵政が条件をつけ、結果として「公募型の企画提案競争入札」となったわけである。2400億円ものカネをつぎ込んだのだから、転がされたり不良事業者の手に渡るのは防ぎたい。1次、2次にわたって提案があっても不思議ではない。

ところで、当初71物件だったのが1件外されたのはどういうことだろうか。

ゆうぽうと世田谷レクセンターは、宿泊施設ではなく、スポーツ施設である。好立地で時価40億円程度の価値があるという。(私が東京に住んでいた頃、しょっちゅう仲間とテニスしていた施設だー!)

日本郵政の説明では、「最後の2社競合の際、2社とも宿泊事業を提供したいとのことで、レクセンターは除外した」とのこと。オリックス側は「日本郵政様の意思により除外されたものと理解しております」と、両者の説明が食い違っている。
ここで問題とされるのは、この40億もの価値がある優良物件が外されたのが、日本郵政の回答によると11月だということである。最終入札の後って・・・。

「となると、いったん提示された最終入札金額が、この物件を除外することで引き下げられたはず。落札するオリックス側の事情も踏まえ、レクセンターが“あうんの呼吸”で入札から外された可能性もある」(不動産業界関係者)

そう勘ぐれば勘ぐれないこともない・・・。

その疑念に対し、日本郵政広報は「対象施設の変更があり得ることを(文書で)事前にご理解いただいています」とのこと。
つまり最終的に残ったもう1社のほうには説明があったのかわからないが、2社のうち高い金額を提示したのがオリックスであったが、レクセンターの価値を考えると入札価格があまりに低いので、日本郵政の判断でレクセンターを除外したとも考えられる。

日本郵政は最後の詰めの部分を情報公開すれば、白黒つく問題である。

日本郵政の主張としては、純粋な一般競争入札ではなかったが、条件付きの公明正大な「公募型の企画提案競争入札」であったということである。今後、日本郵政とオリックスの明確な談合の証拠が出ない限りは、両者の契約遂行を認めてよいのではないか。

なにより「かんぽの宿」の継続と雇用維持に重きを置いて、資産価値を高めることにもっともふさわしい業者の手に渡って欲しいものである。それが目的であるので、無意味に引き延ばして日本郵政の資産にこれ以上傷をつけないでいただきたい。法律によって不良資産を売却し、上場に向けて民営化の成功に導くのが総務省の務めではないか。総務省の動きを見ていると、まったく逆行している。

今の段階で、オリックスに売却不可とするだけの証拠は見当たらない。なんとしても「国民を欺く改革利権」と結論づけたい民主党・国民新党・社民党と旧郵政省が手を組んだ「(憎き)宮内氏と(部外者)西川社長」潰し運動としか見えないのである。

【追記】

首相、解散は予算成立後  衆院予算委

日本郵政が「かんぽの宿」をオリックス不動産に一括売却する契約を結んだ問題では、参考人として出席した日本郵政の西川善文社長が「原点に立ち戻り検討したい。ゼロから検討する」と述べ、社内の「検討委員会」で検証する考えを重ねて表明。鳩山邦夫総務相は「日本郵政に契約を白紙に戻せと言ったことはないが、国民が理解できない不透明な状況であるならば、契約は履行されないだろう」と述べ、首相も鳩山氏に一任する考えを示した。

「疑惑」というお上の一声で、白紙に戻った。立ち入り調査まですると言われてしまってはね。
日本郵政に多少のやましさもあったのだろう。あるいは社内の圧力もあったのか。民主・国民新党・社民の追及はおさまるか。

オリックス以上の契約先が現れますように。

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日本郵政の副社長に旧郵政省の官僚が天下った。やっぱり送り込んだね。民営化プロセスにひびが入らなければいいけれど・・・。

◆日々是語草◆
民主党議員の長島さん、民主党は「政策より政局」なので嘘も平気でつきますってこと?

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2009/02/03

総務省(民営化反対派)vs.日本郵政

風邪がぶり返し、法事もあるので気をつけなきゃ・・・と思いつつ、ちょっと忙しかったりして休むことができなかったので、悪化してしまった。38度台後半が2日続き、39度台に突入して2日、それでも東京さ行くんだ!とぎりぎりまで決意していたけれど、「もしインフルエンザでみんなに移したらまずいよなあ」と冷静になり、日曜日の法事はドタキャン【ノ_;】

きょうはどうしても大物の洗濯物2回片付けなければ間に合わない状況で、寒気と目眩をこらえて朝にシーツ6枚ともろもろを洗濯した後、バタンキューで一日中寝てた。

まだクラクラするけど、寝るのも飽きたので、ブログでも書くか・・・。

かんぽの宿をオリックスが落札した問題は、総務省からのイチャモンで当分の間赤字のお荷物を抱え込まなければならない。公正な落札に介入して、いったい誰が得をするのか。

メディアや民営化反対論者は、「疑惑」「怪しい」の感情論を起点にしているので、まったく議論が前に進まない。疑惑があるなら解明するがよろしい。日本郵政は落札までの経緯を情報公開すればよい。「疑惑」を根拠にしている限り、赤字のツケは結局国民が背負わされることになる。民主党の鳩山氏は「入札を装ったインサイダー取引」とまで明言している。また民主党は怪しげな情報屋からガセネタを仕込んでいるんじゃあるまいな?

このコラムは、どちらにも偏らず客観的に見ている。

【主張】かんぽの宿 日本郵政は情報開示せよ
2009.1.31 03:19

 日本郵政の西川善文社長が、4月に予定していたオリックス不動産への宿泊施設「かんぽの宿」70カ所などの一括譲渡契約について、凍結する考えを表明した。

 契約に至る経緯を問題視する鳩山邦夫総務相が、譲渡に必要な会社分割を認めない考えを示しているためだ。オリックス不動産以外に、選択肢を広げることも考えるという。

 譲渡契約については、2度の競争入札によって決まった。西川氏は29日の記者会見で「公明正大な手続きに従ってやった。不正はないと断言できる」と語った。

 だが、参加企業や入札金額などといった詳細は依然として明らかにされていない。日本郵政には、国民が納得するような情報開示を求めたい。

 契約について、最も問題視されているのが譲渡額の妥当性だ。土地取得代と建設費の総額で約2400億円がつぎ込まれた。これを、さいたま新都心に立地する「ラフレさいたま」や、首都圏の社宅9棟を含め約109億円で売却するのは、あまりに「安売り」ではないのかとの批判だ。

 これに対し郵政側の説明は、収益力に見合った実質価値は123億円で、負債を差し引いた純資産は93億円に下がるというものだ。オリックス側の提示額はこれを16億円上回っており、「安売り」批判はあたらないとしている。

 2400億円は長年にわたる取得額の累計である。建物の老朽化や土地の値下がり、年間50億円近くもの赤字を生み出す事業であることを織り込んだ現時点での評価額93億円と比較する議論は乱暴といえる。むしろ2400億円の責任は、採算を度外視して建設費用を投資してきた歴代の郵政公社幹部や、それを許してきた政治家に求められるべきだろう。

 ただ、郵政側が施設ごとの資産評価額の開示を行っていないことも問題だ。不動産物件は、立地や建物の構造などによって価値が大きく異なる。93億円が本当に妥当といえるのか、郵政側には70施設それぞれの現状の資産と債務の鑑定結果を公表するよう求めたい。鳩山氏側も、独自の鑑定結果を早急に提示すべきだろう。

 日本郵政は専門家による検討委員会を設置して、不動産譲渡の在り方を検討するという。契約の透明性をいかに確保するかはもちろんのことだが、国民の疑問にも配慮した議論を期待したい。

今のままでは疑心暗鬼と不信感が蔓延して、最善の道を塞ぎ、かんぽの宿が棚晒しにされかねない。鳩山大臣は何の証拠もないうちから「疑惑」を百回繰り返せば、世論の支持を得られると思っているのか。

鳩山邦夫氏は記憶力バツグンの頭の良い人で、難なく東大法学部に入り、首席卒業したという。中古の不良物件は市場で評価額が落ちることを知らないんだろうか。悪い言葉で言えば買い叩かれるのである。

どこかの不動産業者がかんぽの宿を1万円と査定し、その後社会福祉団体が6000万円で購入したことでテレビが騒いでいたが、豪華施設が6000万円が妥当かどうかは議論にならなかった。

テレビは不動産会社が1万円で買って6000万円で転売したと足並み揃えて報道しているが、不動産会社は評価額を1万円としたのであって、経緯は当時の郵政公社が「全国の社宅や郵便局など177件とともに売却し、不動産会社7社が総額115億円で一括購入」(共同通信)したということである。1万円で売ったのではない。

どのテレビ番組を見ても、ひたすら郵政民営化のひずみと印象付ける手法に終始していた。ああいうテレビ番組だけ見ていれば、「民営化が悪かったんだ。鳩山大臣、がんばれ!」と騙される国民も多いだろう。今回、オリックスは70施設を109億円で落札したので、1施設あたり1億5571万円。6000万円より上回っているが、どうなのか。オリックスが買うと「安い」が、社会福祉団体だと「適正」とする根拠は?

総務省と日本郵政の攻防には、アンチ民営化による郵政利権構造が深く関わっている。

小沢代表は郵便局長会という政治圧力団体の会合に出席し、民主党が政権を獲ったらすぐに「国民新党と一緒に郵政民営化見直し法案を提出する」と演説し、喝采を受けたようだ。見直しには上場凍結も含まれる。公社でもなく民業でもなく、族が郵政を引っかき回してシステムをぶっ壊そうとしているのを看過できるものか。

小泉純一郎は引退している場合ではない。「法律に則った郵政民営化」か「郵政民営化見直し」か、もう一度国民に問うてみたらよい。まあ、無理だろうけど…渡辺氏と新党を結成して、政治家として最後の花道にしてもいいじゃないか。自分が動けば事態を動かせるのに見て見ぬふりをしているのは小泉氏らしくない。

だいたいかんぽの宿はまともな営業努力もせず、天下り施設と成り下がり、ぜ~んぶ負担を国民に押しつけてきたんじゃないか。ハコモノ利権はかくも霞ヶ関と族とゼネコン利権を肥え太らせてきた。2400億円もかけたと鳩山邦夫が胸を張るのはお門違いだ。まともな思考ができないのか。

かんぽの宿に泊まったことはある?きれいで豪華で空いているから快適ではある。だが、「きれい」というだけで、ポリシーもぬくもりも感じなかった。なんか事務所的というかなぁ・・・。食事が最低!!何十年も前に行ったので、改善はされていると思うが、私が行った時は、二日続けてまったく同じ「水炊き」だった。超超超~~~マズイ!!心の底からかんぽの宿に泊まったことを後悔した。翌日、何度も嘔吐しながら家に辿りついたのであった。

とっととオリックスに譲渡して、優良資産として生き返らせろ。

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ぼちぼち復帰します。

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郵政ファミリーの実態。雅子さまの妹が女官に上がる!?

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