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2008/12/31

電子政府への道半ば

IT戦略、雇用創出に力点 政府が「3カ年緊急プラン」

 政府は来年3月をメドに経済危機に対応したIT(情報技術)の新戦略「IT3カ年緊急プラン」(仮称)を取りまとめる。公的機関などをつなぐブロードバンド(高速大容量)通信環境の整備などを打ち出し、新たな雇用の創出や内需拡大につなげる。麻生太郎首相が提唱する経済回復までの期間「全治3年」に対応、来年6月には本格的な経済回復に向けた中長期的なIT新戦略も策定する。

 政府は来年1月、今後のIT戦略を議論する専門調査会を内閣官房に設置。地方自治体のトップや大学教授、経済界の代表、インターネット事業者などが委員として参加する方向だ。緊急プランや中長期戦略を検討するほか、政府の「電子政府」化を進めるための具体的な方策を麻生首相に勧告する。(16:00)

フロッピー麻生、がんば!

通信環境整備は、第二第三の公共事業として、雇用創出に貢献する。ぜひ田舎にも「光」を!電線・ケーブル埋設もぜひとも!道路工事と一緒にやってくれ。

「電子政府構想」は、クリントン大統領の時代から米国が先駆けて取り組んできた。日本も2001年くらいからIT戦略本部(首相を本部長とする)を設置し、オンライン化による行政コストの削減を図るべく実施してきた。

とっても便利な(?)  行政ポータルサイト・電子政府の総合窓口

ところが、住基ネットに大反対が起こったように、個人情報セキュリティの問題や利用者側がコンピュータに馴染んでいないこともあるのかもしれないし、システムがわかりにくくてあまり機能していなかったとのこと。

参照:電子政府構想から8年 次の流れ(1)包括的電子行政サービス

最近の「電子政府への取り組み」関連ニュース

政府、年金記録改ざん防止へ 「電子私書箱」の活用検討

 政府は年金記録の改ざん防止策として、国民が自身の行政情報を一元管理する「電子私書箱」(仮称)制度の活用を検討する。厚生年金の算定基礎となる標準報酬月額などを本人がネット上で直接確認し、事業主や社会保険事務所の手続き上のミスや改ざんを防げるようにする。

 政府のIT戦略本部の検討会が今年度中にまとめる最終報告書に盛り込む。電子私書箱は主に社会保障に絡んだ個人情報が対象で、2011年度に導入予定。政府の各機関が個別に保有している生年月日や年金加入記録などの個人情報を集約し、本人がインターネットなどで閲覧できるようにする制度だ。(27日 16:00)

母子手帳に双方向機能、健康診断などメール通知 電子化実験へ

 政府はパソコンや携帯電話を活用して現行の母子手帳に双方向性の機能を持たせた「電子版母子手帳」(仮称)の導入を検討する。女性の負担軽減や孤立感を解消し少子化対策の一助とする狙い。児童手当の申請や結婚による姓の変更など複数の書類が必要な煩雑な手続きをインターネット上で一括申請できる仕組みも整備する。

 19日に開く政府のIT戦略本部で、麻生太郎首相が電子版母子手帳も含めた結婚―育児期世帯向けの支援策を詰めるよう関係閣僚に指示する。来年度中にもモデル自治体での実証実験を始める予定だ。(07:00)

電子申請システム、文科省・防衛省で停止 手続き煩雑で不振

 政府は来年度から文部科学省と防衛省の電子申請システムを停止する。両省合わせて利用が年間100件程度にとどまり、これ以上の拡大が見込めないと判断した。IT戦略本部(本部長・麻生太郎首相)を中心に「電子政府」の実現を推進してきたが、省庁全体のシステム停止に踏み切るのは初めて。停止により両省合わせて年間1億円を超える経費の削減となる。

 文科省はインターネット上で高校卒業程度の認定試験や学芸員資格認定など696の手続きが可能で、2003年から運用してきた。ただ住民票などの添付書類を別送する必要があるなど手続きが煩雑で、利用件数は07年度で115件にとどまっていた。(07:00)

1億円経費をかけて年間115件の利用ではね・・・。

地デジテレビ切り替えもすんなりいくかどうかわからないが、IT化への道は、まずネット人口の拡大が鍵となる。

参照:日本のネット人口は8000万人超、全人口の6割が利用--インターネット白書2007

 今回の調査で、日本のネット人口は8226万6000人であることが分かり、全人口の6割超が利用していることになる。世帯普及率とブロードバンド世帯普及率の上昇傾向は続いており、ブロードバンド世帯普及率は50.9%と初めて全世帯の半数を超えたとしている。

2007時点で6割超。
パソコンや携帯が白物家電と同じくらいに普及しないと「電子政府」運営は厳しいかもしれない。でも、ここ2~3年で時代の風景が劇的に変わっていくだろう。IT化についていけない・・・と嘆いている年配の人も多いだろうけどね。

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2008/12/30

経済・財政・金融政策は一方に偏ってはならない

ジンバブエが世界最凶(恐?)のインフレを引き起こしていると報じられている。
民間調査機関によると、インフレ率は11月14日時点で 89,700,000,000,000,000,000,000% だって。国がお札で埋まっちゃうんじゃないかというくらいの天文学的インフレではないか。

異常なインフレを起こした張本人はゴノ中銀総裁。
こんな記事を見つけてぶったまげた。↓

ジンバブエのゴノ中銀総裁、世銀副総裁へノミネート!!愉快痛快(^_^)奇奇怪怪(*_*;)

ジンバブエから大ニュース。輪転機のリミット限界まで紙幣を印刷しまくって、ゼロが30個つく人類史上最高のインフレ率を実現した「ミスター・ハイパーインフレ」ことジンバブエ中央銀行のギデオン・ゴノ総裁が、世界銀行のナンバー2のポジションとなる上級副総裁へノミネートされていたことを明らかにした。

エイプリルフールの記事かと思ってしまった。しかも・・・

ノミネートは、米国のブッシュ大統領とライス国務長官の承認を得た正式なものとのこと。

さすが ドルを刷って刷ってすりまくる大国の発想は斜め上を突き抜けている!
感心している場合ではない。(ーー;)

なぜジンバブエの例を出したのか、結論を先に書いておこう。
経済・財政・金融政策は、どれが突出してもうまくいかない。究極のアンバランスがジンバブエのハイパーインフレである。アナリストや学者が信用ならないのは、「財政出動だ」「金融政策だ」と何かに偏って政策を語るが、たいがいどれも弊害を生み、後々「反省材料」となることのほうが多いものである。どれも問題の一面をとらえているにすぎない。

素人考えで恐縮だが、料理と同じだと思う。体調や空腹の度合いに合わせて料理をすることは、とりもなおさず身体のための「需要と供給バランス」に合わせるということである。つまり多く作りすぎてもだめだし、塩分控えめすぎても美味しくない。事前の仕込みに手を抜かなければ、もっと質の高いものを提供することができる。材料が足りなければ、それなりに調理法で工夫することが可能である。

食べる直前の体調に合わせた手加減さじ加減が非常に重要になってくる。

金融政策もしかり。リフレーション政策がデフレ下では有効という論があるが、もしインフレターゲット(欧州中央銀行では2%のインフレ率を設定)をとれば資産価格のインフレーションがバブルを招くおそれがあるという反論がある。それもさじ加減の問題ではないだろうか。つまりその方法を否定するのも過信するのも間違っていると思う。

デフレーション克服の手段としてリフレ政策を提示しているのが、ヘリコプターベンと呼ばれたバーナンキ氏の教え子である髙橋洋一氏や竹中平蔵氏である。高橋氏の示すデータを見ると、金融緩和は名目成長率アップには効果がある。今回の金融不安で景気が冷え込み、内需が打撃を受けていることを受けて、FRBは金利をゼロにした。日本も財務省からの圧力で?金利を0.1%にまで下げ、最後まで渋っていたCP(コマーシャルペーパー)の直接購入も決断した。いわば日銀が企業に直接企業に融資することになり、企業はその場しのぎにはなるだろうが、日本経済全体の需要が喚起されない限り、日銀がリスクを被ってしまう。あくまで対症療法手段なのである。

髙橋洋一氏は劇薬と断りながら、マイナス金利政策+政府紙幣25兆円発行をやれと言っている。劇薬の副作用は未知の領域である。しかし、ここまで体力が弱ってしまっては、試してみる価値はあると思う。

そして一方に偏ってはならない。竹中氏らは金融政策の重要性とともに、労働市場の流動性を高めよと言う。正社員と非正規の身分格差をなくせ!と従来から主張しているのである。意外なことに“身分の格差解消”を小泉政権当時から一貫して訴えているのが改革派なのである。正社員を守る労働組合こそが“身分の格差解消”の抵抗勢力になっているわけだ。非正規雇用者が労働組合を結成したところでたかがしれている。

直近の雇用受け皿も必要だが、新しい雇用創出のために成長産業育成を政府主導で行わなければならない。
竹中チームの一員である岸博幸氏は、こう言っている。

増税・行革…好況時の政策論議に陥るな!
国難を乗り切るための成長産業創出を語ろう

私は、それらの基幹産業候補に加え、英語で言うintangible sectorの育成も不可欠だと考えています。うまい日本語訳が思いつかないのですが、強いて言えば“無形財産部門”でしょうか。

これも以前から提言しているとおり、ソフト部門への強化政策が必要である。のびしろがとても大きい。
たとえば岸氏が言うように「教育、医療、福祉、介護、保育、クリエイティブ産業、製造業における研究開発」等々。先般介護報酬が引き上げられたが、政府は人材育成のために失業者から希望を募り、直接彼らに介護士養成の機会と場を与えたらどうだろうか。さまざまな人手不足の現場に人材を振り分けていく施策が求められている。政府は定額給付金は取り下げて、「先取り財政政策」を主導したほうがよい。

このように経済・財政・金融政策は、手加減さじ加減で味付けを変え、時には薬を処方し、時代が要請する産業にシフトする先見性が必要なのである。

まず金融秩序の回復には、国際社会と連携する新たな制度設計が必要である。全部小泉改革が悪かったと反省しているような与党(野党は論外)には、具体的な解決策などとうてい有権者に示すことはできない。

全否定か全肯定の二者択一に流れるのは、日本人の悪い風潮である。

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竹中氏は「麻生政権は評価できない位に無茶苦茶であり、評価しようがない」だって^_^; 今の不況は小泉-竹中のせいと信じている国民は、竹中氏が批判する麻生政権に絶大な支持を与えてもいいはずなんだけど、麻生政権の経済政策に駄目出ししている。どちらもメディアにはボロボロに批判されるが、竹中氏が自らテレビや雑誌で丁寧に説明している分、得点が高いのかもしれない。麻生さんは説明すればするほどボロが出ちゃう。麻生首相には「説明を任せられる」優秀なブレーンが誰もいない。

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2008/12/29

今年一番笑った写真

年賀状・・・忘れてた・・・というのは嘘で、忘れたフリして、きょうも遊びに行っちゃったー!
あ~楽しかった。

国会議員達は地元に戻り、政治ニュースも開店休業のよう。

今年もずいぶん腹を立てた1年だった。
年末年始くらいは楽しくいこう。

時事ドットコムより

「最高指揮官として誇り」=イラク空自の隊旗返還式で訓示-麻生首相
 クウェートを拠点に実施してきた空輸活動を終えて帰国した航空自衛隊イラク復興支援派遣輸送航空隊の隊旗返還式が24日午後、愛知県の空自小牧基地で、麻生太郎首相らが出席して開かれた。
 首相は訓示で「日本はイラク国民はじめ、多国籍軍の関係国から高い評価を受けた。最高指揮官として諸官を誇りに思うとともに、深く敬意と感謝を表する」と述べ、労をねぎらった。 
 返還式には、同航空隊の要員とその家族ら約540人が参加。来賓として中曽根弘文外相や石破茂農水相(元防衛相)のほか、2003年に自衛隊派遣を決断し、根拠となるイラク復興支援特別措置法を成立させた小泉純一郎元首相も出席した。(了)(2008/12/24-17:03)

今年一番笑った写真

イラク復興支援派遣輸送航空隊の隊旗返還式に出席し、小泉純一郎元首相(右端)の姿に驚いた表情を見せる麻生太郎首相(24日午後、愛知県小牧市の航空自衛隊小牧基地)

Asojunniodoroku

小泉「アソウ、遅いじゃないか
小泉さんの握り拳が何気なく威嚇風味だったりして。シャッターチャンス、グ~

27 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/12/25(木) 01:29:11 ID:3bEJBPDv0
麻生首相は東京で衆院本会議に出席
午後1時半に本会議終了
この会議に小泉元首相も出席していた。

会議終了直後、麻生首相は、そこからすぐ羽田まで移動して、首相用に羽田で待機してた自衛隊の
飛行機で愛知まで飛んで3時半には式典に出席。
何故か小泉元首相も同時に到着している。
ttp://www.jiji.com/jc/p?id=20081224184337-7558890&n=1

244 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/12/25(木) 02:36:33 ID:0o5qTOu40
   ィ'ミ,彡ミ 、
   .ミf_、 ,_ヾ彡 .   
    ミ L、 t彡   <待っていろ太郎 
    ヽ一_>'i ・・・*
    (:) 殺(:) ミミミ
    <(::)ヽ二ゝ ミミミミミ
/ ̄ヽ二二二二ーー、
ヽ_ノ三三二二ニニ′三二ニゴ――

287 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 02:56:45 ID:hZAC8Myv0
>>261

調べてみたけど、
東京駅13時50分発ののぞみで15時34分名古屋着。
間に合わないね。

当然のことながら、羽田から中部国際or小牧空港までの定期便は無し。

チャーター機を使ったか、本会議の途中で退出したかだろうな。

143 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 01:51:53 ID:bwdT/ema0
小泉の顔はもっと不機嫌だと思うけど。こんな感じじゃね。

  ,,..-----;-----、_
,r'''´      ;;、ミ  ,)  はっ はやっっ!!
;;::::::    彡 i'   ̄ヽ
;;::::::::   彡ノ    |
;;:::::::::    /    ^|_     ィ'ミ,彡ミ 、
;;:::::  / ヽ | U    |_・)   ミf_、 ,_ヾ彡
i;;;;;; ,i( `.|  J   |      .ミ L、 t彡  おせーよ
\;;/' ヽ_ヽ     / ,>     ヽへ ノ
 ∧ヽ、  i      >      /<V>ヽ
';;;;;;`、 \ \___」        ||   | |
;;;;;;;;;;;;\  `ーイ          (L,_O
;;;;;;;;;;;;;;;; \ /7           | | |
;;;;;;;;;;;;;;;;;;; `'`i;;l          _L」L」
;;;麻生;;;;;;;;  i';;i           ̄  ̄

19 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/12/25(木) 01:28:07 ID:xK4ItMuY0
麻生「なっ、死んだはずの小泉さんがっ!

ヲイヲイ

48 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/12/25(木) 01:31:38 ID:xjM+RQgV0
石破の頭頂部見て驚いてるようにも見えるな

コラコラ

麻生さんにはこんなふうに見えていたり・・・

Asojun4_2

20 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 01:28:34 ID:AoqKtgCx0
年賀状に使わせて頂きます

それだ!! 
わたしもいただき~♪
え。。夫関係の年賀状も?
バージョン変えるのめんどくさいし、まいっか。

638 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 11:43:54 ID:hoz9Jjl3O
総理はなんであんなに驚いてるんだ?
それが気になってイマイチ笑えない・・・

640 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 11:46:01 ID:DdXm2R+k0
>>638
東京で一緒に本会議に出て
自分は特別機仕立てて飛んできたのに
小泉が普通に先に着いてたからだよ

総理が乗ってた車も飛行機も小泉が操縦してたというオチ

いつの間にかオチまでついてた。ジャンジャン!

661 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/12/25(木) 12:44:36 ID:9aWuxC940
どうみても麻生の方が小泉より一般市民のためになる政策をやってるのに
なんで支持率がこんなに圧倒的に完敗なのか。

そ、そりは・・・・秘書の差?

コラ職人ステキ。

Asokokkai

Asokokkai2_2

知的でおちゃめでセクスイーでカクイイ(はずだった)麻生さんを返せ。
胸元のクロス†にオーラを感じていたあの頃・・・。

おまけ

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小泉さんの「孤独に強いところ」を見習いたいと言っていた麻生首相。寂しがりやの麻生さんは敵を作りたくないのかもね。

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2008/12/27

「自民党は分裂し、一刻も早く新党をつくれ」by江田憲司氏

江田憲司議員「無所属の本気」
自民党は分裂し、一刻も早く新党をつくれ

あなたが つ く れ !

24日の夕方のニューステロップ
渡辺喜美氏 造 反 !

おっ、ついに新党か?と喜んだら、、
民主党から出された「解散決議案」に与党からひとりぼっちの賛成起立だって。アングリ

通常国会、波乱の予感=造反渡辺氏を即処分-自民

 自民党の渡辺喜美元行政改革担当相の「造反劇」は24日、2009年度予算案の閣議決定で安堵(あんど)感に浸る党内に再び緊張を走らせた。党執行部は問題が尾を引くことを警戒し、その日のうちに処分を決定。異例のスピード決着は、かえって来年1月5日召集の通常国会の波乱を予感させた。
 「大変スピーディーだ。(経済)緊急対策もこういうスピードをもってやっていただきたい」。渡辺氏は自身に対する処分決定後、記者団に皮肉交じりにこう語った。
 実は渡辺氏は、早くから造反の意思を固めていた。22日付で支持者に「自らの政治生命を賭して混迷する政治に一石を投じたい」などとする文書を発送したのもその表れだ。
 その渡辺氏に執行部が下した処分は、軽い方から2番目の「戒告」。執行部内には「一番重いけじめ(の付け方)でいい」(菅義偉選対副委員長)と除名を求める声があったが、「除名は渡辺氏に勲章を与えるのと同じ」(幹部)との指摘もあり、「事実上の無視」を決め込む形で事態の収拾を図った。
 むしろ執行部が警戒するのは、メディアを利用して公然と麻生太郎首相の政権運営を批判する渡辺氏に、党内から同調する動きが出ることだ。実際、武部勤元幹事長は記者団に「造反ではなく信念に基づく行動だ」と理解を示した。
 与党から17人が造反して反対に回ると憲法で認められている衆院再可決は不可能になり、定額給付金の財源の裏付けとなる2008年度第二次補正予算案の関連法案成立は危うくなる。民主党幹部は渡辺氏の造反について「アリの一穴ではなく象の一穴だ」と述べ、自民党からの大量造反に期待を示した。
 ただ、「麻生離れ」を象徴する今回の一件も「麻生降ろし」にはつながりそうもない。この日、中川秀直元幹事長が主導する議員連盟「生活安心保障研究会」が開いた初会合には、旗揚げ時の半分にも満たない約30人しか集まらなかった。当初「反麻生の牙城」との指摘もあった「中川議連」も、展望を描き切れていないのが実情だ。(了)
(2008/12/24-22:41)

渡辺氏が後援者に発送した文書 「ご挨拶」(PDF)

渡辺氏は会見で持論を展開した後、翌日には中川秀直氏との連携の可能性に言及、その後「中川氏と話し合った結果、連携する」とはっきり述べた。政策面ではとっくに連携していたわけだから、その真意は中川氏は「倒閣運動」を了解したということだろう。

渡辺氏がなんでこんなクソ決議案に賛成したのか、本人の発言を追っていれば答えは出ている。

喜美氏が尊敬する父・渡辺美智雄氏が派閥領袖ゆえに離党できず、小沢氏が目論んだ新党で総理になれなかったことを マスコミは因縁めいて語っているが、そんなストーリーではおさまらない。

旗はすでに立っている。「脱・官僚政治

安倍政権で踏み込んだ構造改革の旗は、民主党・メディアとスクラムを組んだ霞ヶ関からの抵抗によってあえなく引きずり下ろされた。旗は残っているが、もはや踏みつけられボロ雑巾のようになっている。

再度、渡辺氏は政治信念によって、行革と公務員制度改革の旗を掲げようとしている。目的は1940年体制からの脱却である。

安倍政権・福田政権で苦労した渡辺氏は、この改革が党派を超えた戦いを強いられることがわかっているので、ねじれ国会で右往左往している場合ではない!だからこそ「党の前に国家国民があり、国会議員は良い日本をつくるのが仕事です」という決意表明になる。

出る杭は打たれる。しかし、打たれなければ賛同者も集まらない。生ぬるい場所にいたのでは風も起こせない。
だから、あえて打たれるために前に出た。それが解散決議案に賛成という暴挙(愚挙?)であったわけだ。

タイムリーに週刊現代に江田憲司氏・渡辺喜美氏・田村耕太郎氏の座談会が掲載されていた。
本人の言葉が一番信用できる。

江田 よく選挙前ではなく「選挙後に政界再編」というシナリオを言う政治家がいますが、それは有権者に対する裏切りですよ。だって、投票を終え、有権者の手から政治が離れた瞬間に政治家同士で談合を始めるわけですからね。

江田氏は、政界再編をするつもりなら、選挙前に旗を立て離党し、新党を作って国民の審判を受けよと言う。自民党の中で旗を立てても、有権者には自民党か民主党かの選択肢しか与えられない、と。

たしかに争点を明確にしてくれたほうが有権者にはありがたい。麻生内閣を支持できない層にもう一つの選択肢を与えることができる。麻生内閣の旗色が悪いので、自民党が生き残るためにもリスク分散していたほうがよい。渡辺氏を罵っているベテラン議員達は、後で後悔しないように自分の選挙区の意識調査をやってみたらどうだろうか。

渡辺 確かに選挙前の行動は必要です。
自民党の枠の中だけで考えると思考停止になっちゃうけれど、自民党とか永田町、あるいは国会の枠を超えて、危機認識を共有している人はたくさんいます。
実は私は、同じ意志を持つ自治体の首長や財界人、学識経験者らを巻き込んだ国民運動を起こすつもりなんです。その運動でこの膠着状況を破るんです。

すでに改革派首長と有志議員が「せんたく議連」を作っているし、江田憲司氏は髙橋洋一氏らと「脱藩官僚の会」を通して、党派を超えた横断的な活動をしている。中川秀直氏や渡辺氏その他小池百合子総裁候補を応援した改革派議員達も同じ志を持っている。結集すればものすごい勢力になる。舞台は整っているのになぜ一つの旗の下に集まらないの?と不思議なくらいだ。私は以前もちらっと書いたが、改革派は野心のない小粒のヘタレばっかりだから、最初から無理と諦めてはいたのだが・・・。

渡辺氏は、徐々に自らを追い込み始めているようだ。一人で暴走しないように慎重な中川秀直氏が軌道修正してほしい。

時は麻生政権。

麻生首相こそ吉田宰相以後、戦後レジームの中で政官業癒着の中央集権を維持し、権益を肥大化させてきた典型的な自民党政治の申し子。改革派が倒閣運動を起こすターゲットとしては、これ以上ない大将ではないか。

麻生氏は、公務員制度改革や行政改革にまったく関心がない。問題意識がないのである。渡辺氏が行革相だった当時、麻生氏は公務員制度改革や行革についてこう言ったそうだ。「なんでそんなことやるんだ」と。竹中氏に対しては「なんで竹中の利権に自民党が加担しなくちゃいけないんだ」と。この件は詳しく書きたいが、長くなるので省略。麻生氏は改革の意味もわからないくせに、総裁選では改革派の言葉だけ盗んで「公務員改革とは何だと思う?身分ではなく職業。わかる?」と えっらそうに言っていた。なんて底の浅い人なんだと呆れたものだ。あと「公務員に信賞必罰」とも言ってたね。美味しそうな上澄みだけ口にするから、後日矛盾を来してしまうのだ。

麻生氏は中川昭一氏・安倍氏らと共に「真・保守の会」だっけ?に属しているわりには、靖国神社を“改革”するのが持論である。最初聞いた時には「靖国神社を国に返す」という意味は国家神道復活させるの?さすが保守政治家だと思ったものだが、よく聞くとかつての「靖国神社国家護持法案」とよく似ている。

ゴーマニズム宣言で小林よしのり氏も怒っていたが、「靖国神社を国家護持する」とは、祝詞(のりと)を「感謝の言葉」に変えてしまうなど、政教分離の教を抜いてしまおうというとんでもない法案だったのである。当時、遺族会は「国家護持」の意味をよく理解せず賛成したが、靖国神社側は断固として反対した。当たり前だ!麻生氏は「天皇陛下に御親拝いただけるようにするため」ともっともらしく言うが、政治家ごときが宗教の教義に介入すれば、よしのり氏の言を借りれば「完全な憲法違反」となる。

麻生氏は、現在武道館で行われている8/15の戦没者慰霊祭を靖国神社で行えるようにしたらよいと言っている。すなわち憲法上政教分離がネックになっている問題を「国にお返しする」ことで解決できると言っているのだ。これが何を意味するか自明のことだろう。麻生氏の調子の良い言葉にごまかされてはならない。単なる麻生流の思いつきなのだろうが、浅慮に過ぎる。

教義無視という点では、古賀氏の「A級戦犯分祀」論となんら変わりない。古賀氏は浅慮というより確信的である。しかもよく理解していない遺族会の意向を盾に取るなら非常に罪深いことである。

また麻生氏の「自由と繁栄の弧」は、麻生氏が外相当時、外務省が構想し、お膳立てしたものである。硬派の谷内事務次官とタッグを組んでいた安倍氏も「価値観外交」を提唱し、「自由と繁栄の弧」と軌を一にしていた。現在、藪中事務次官となったが、中曽根外相には何も期待していない。官僚のレクチャーと台本なしには何もできない無能な大臣達…。そもそも内閣のトップが「第二次世界大戦は日本の真珠湾奇襲攻撃から始まった」なんて平気で言ってしまうのだから、日本人として恥ずかしい。底が見えてしまった人をもう一度尊敬するのは難しい。

麻生氏は古い自民党そのままの政治家である。霞ヶ関と党の振り付け通りに動いて、支援組織に利益配分するのが仕事と思っている。リーダーシップは周りが演出してくれると思っていたのでは?だからシンパで固めた。キャラで人気が取れると思ったら大間違いだ。そんな内閣では政治主導の政策提言もできなければ、内外の叡知を結集するという発想もない。オバマ次期大統領のようにライバルを政権に取り込み、挙国一致政権を作る大胆さもない。

昭和恐慌を救ったと言われる高橋是清蔵相は、平成の危機に現れるだろうか。

麻生首相が政権にしがみつく限り、第二の高橋是清は現れることはないだろう。姓の同じ高橋洋一氏は、今こそ財政出動の合わせ技で政府紙幣を25兆円どーんと刷れと提案しているけどね。将来の増税なしで一人頭20万円配れば、デフレ脱却と景気底上げに貢献するだろう。高橋是清は、取り付け騒ぎを抑えるために裏が白紙の政府発行紙幣を銀行に積み上げたそうだ。日本が不況から脱するには、麻生首相が今すぐ辞めることだと私は思い始めている。

本来、予算案は争点にしてはならないものである。

定額給付金を含む第二次補正予算は、野党に反対されることを想定して麻生政権は先送り戦術をとり、2009年度予算案とパッケージにして出してくる。ねじれ国会であるので、与党の戦術としては理解できないわけではない。

民主党は麻生政権を解散に追い込むため、第二次補正の定額給付金だけ分離する修正案を出す作戦を採るようだ。民主党が自民党の通常予算案と定額給付金以外の補正予算案を丸呑みした上で修正案とするならば、渡辺氏らは“党派を超えて”民主党案に賛成するという選択もあり得る。17人造反すれば麻生政権はひっくり返る。

さて、覚悟を決めた渡辺喜美氏の次なる動きは??

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政界再編の前に自民党の分裂・多極化に向かうのか。新党よりも自民党内で二極化し、100人を超える改革派が選挙で勝ち抜いて実権を奪い返してほしい。そううまくいくかはわからないが。

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2008/12/24

天皇陛下のお誕生日に際してのご感想

天皇陛下のお誕生日に際してのご感想とこの1年のご動静

天皇陛下、75歳のお誕生日、お祝い申し上げます。
テレビで拝見すると、お顔の色も良く、表情も明るく見え、安心しました。

天皇陛下のご感想

4   昨今,私や家族の健康のことで,国民に心配をかけていることを心苦しく思います。私も,健康に問題がないとは言えませんが,医師の注意を守り,これからも国と国民のため,また,より良き皇室の姿を求めて務めていきたいと考えています。皇太子妃が病気の今,家族が皆で,支えていくのは当然のことです。私も,皇后も,将来重い立場に立つ皇太子,皇太子妃の健康を願いつつ,二人の力になっていきたいと願っています。

5   世界的な金融危機に端を発して,現在多くの国々が深刻な経済危機に直面しており,我が国においても,経済の悪化に伴い多くの国民が困難な状況に置かれていることを案じています。働きたい人々が働く機会を持ち得ないという事態に心が痛みます。
  これまで様々な苦難を克服してきた国民の英知を結集し,また,互いに絆を大切にして助け合うことにより,皆で,この度の困難を乗り越えることを切に願っています。

羽毛田長官の「陛下のご心労の種」を聞いた後だったので、どんなお言葉になるのか関心があった。

雅子さまの体調について、東宮職医師団「適応障害」→野村太夫「精神疾患(体調について記者に「質問するな」と注文した時)と名称が変わり、今回、陛下ははっきり「病気」とおっしゃった。現状では「精神の病気を患っている」という認識である。明日にでも公務に復帰できるような一部メディアの「回復」アピールは慎むべきと思われる。実際、東宮側からも公式に「着実に回復されている」と発表されてはいるが、そのことがかえって雅子さまの「ご負担」になっているのではないか。

雅子さまの病気がどのようなものかの説明が曖昧で、両陛下としては、東宮夫妻のやり方を尊重するしかなかった。遠くで見守るのみでアドバイスもできない状態だったが、状況がつかめない中で心配していることがストレスの原因になってしまった。これからは家族として積極的に関わり、支えていきたいという決意に読める。羽毛田長官を通して、問題がどこにあるのかを率直に示し、国民に解決策を伝達したのだと思われる。

もっと言えば、これからは「小和田家の人々」よりも「天皇家の大切な家族」として、雅子さまのことは私達が責任を持つとはっきり示されたように感じる。

この時期、東宮ご一家が楽しみにしている恒例のイルミネーション見学が中止になったのは、一つの表れかもしれない。羽毛田長官が皇太子に直接進言したらしい。もちろん陛下が体調を崩されているので、顰蹙を買わないようにという配慮もあったことだろう。礼子さん一家との交流は、しばらく慎んでみたらどうだろう。きっと今いる場所で新しい喜びや発見が見つかると思う。

きらびやかな街に出るより、自分の手で庭先にささやかなイルミネーションを準備したり、SPを引き連れて一流レストランで豪華な食事をするより、一品でも二品でも手料理で家族に喜んでもらうほうがどれほど心豊かになるだろう。小和田家と過ごすより、自分の居場所で職員と四季折々のイベントを楽しむほうが周囲にどれほど明るさを与えるだろう。

雅子さまの治療の一環としての「お楽しみ」を我慢していただくことは、治療を阻害するものではなく、天皇家の一員としての自覚をさらに促すことにつながり、初めは苦痛に思ったり戸惑われるだろうが、乗り越えれば必ず回復の一歩を踏み出せるはずである。

巷の精神科医達は「ディスチミア型うつ」(仕事は体調が悪くなるが、やりたいことはできる)と推測しているが、雅子さまの症状を見ると、かなり近い。それは「パーソナリティ障がい」が原因なのである。それならば適応障害のように初めから数ヶ月で治るものではなかったし、あるいは「慢性的な強いストレスを受け続けた結果による適応障害」などと苦肉の策としての言い回しをする必要もない。簡単に治るものではないし、さらに長期戦を覚悟しなければならない。適切なカウンセリングを受けなければ、病気の性格上、一生治らないこともあり得るのである。

ボランティアの大野医師は、正確に診断しているのだろうか。どうも間違った方向に行って問題がこじれたような気がする。今後は、両陛下が正式な東宮職医師団との連携を密にし、雅子さまを心身共に支えていく決意をされたように思う。小和田家関係の大野医師は、雅子さまの回復を本気で願うなら、立ち去ってもらったほうがよいと思う。甘やかしてきた皇太子の責任も大きい。

「もっと病気が悪くなるのでは?」と怯え、さらにわがままを許していくなら、このまま混沌とした病状が続き、本人も周囲ももっと疲れ切ってしまう。

両陛下と東宮夫妻が思うようにコミュニケーションを取れない状態で、メディアから迂回して雅子さまの「ご体調」「ストレスの原因」が伝えられてきた。疑心暗鬼にもなり、不安から神経性の胃炎になってしまわれたのだろう。東宮夫妻はなんと親不孝なことであったか、厳しく反省してほしい。

皇后陛下は、以前に雅子妃の批判が出ていることをお聞きになり、ある方に「せっかく家族として縁を持ったのだから・・・」と、どこまでも愛情深く、懐にかき抱くようなお言葉を漏らされたという。

両陛下は公人として責任を果たされながら、「家族の絆を大切にして助け合う」ことを身を以て示されているのだと思う。昔の封建的な“家”を守る価値観が薄れ、ひと頃は核家族という言い方がもて囃された。昨今は家族の絆さえ崩壊しつつある。根無し草のような若者が、家出したままホームレスになってしまう例も多いと聞く。

このような厳しい社会情勢だからこそ、陛下は「家族の絆」を強調されたのだと感じた。

「家族に対して責任を果たす」とは、遠くで子供達のやりたいようにやらせることではない。積極的に関わり、時には叱り、導くことこそがお互いの為なのだということを、今回の陛下のお言葉から受け止めた。

両親の干渉は時として子供の重荷になるが、東宮ご夫妻にとっては、何よりもありがたい両陛下のご配慮であると信じるものである。

天皇ご一家に弥栄あれ。

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甘やかしたり誤魔化したりすることは愛情ではないね。天皇家も日本も大きな転換期にさしかかっている。

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2008/12/22

改革派の国家ビジョン。中川秀直氏と与謝野氏、どちらに説得力があるか

昨日のサンデープロジェクトは面白かった。
いつもは もごもごゆった~り、悪く言えば、ごまかすように歯切れ悪く話す秀直氏が、何か吹っ切れたようで「短い時間の中で、これだけは話しておかねば」という前向きな明るさを感じた。

次期衆院選前に独自の政策ビジョン 自民・中川元幹事長

 自民党の中川秀直元幹事長は21日のテレビ朝日番組で「選挙前に未来のビジョンの旗をみんなで立てないといけない。自民党が自民党を超えるような旗を立てる」と述べ、党内で連携する議員と共に独自の政策理念を次期衆院選前に打ち出す考えを示した。

 中川氏は衆院選後に民主党政権ができた場合の見通しについて「民主党はばらまき政策を実現していかざるを得ないが、それに対する民意がすぐに表れる。民主党の中から色々な動きもあり得る」と語り、民主党内から政界再編を模索する動きがあると指摘。その上で「旗が一つなら大連合もある」と強調した。(21日 20:01)

たとえ民主党が政権を獲っても半年で有権者からNOを突きつけられる、と。私の予想通りのシナリオだ。

夫はいらいらして「中川が新党作らなければ、有権者はどっちか選べないじゃないか」と歯がゆく思うようだが、新党なんて立ち上げたら埋没するだけ。渡辺喜美氏の言うように裸一貫型の新党は「大化け」の可能性もあるが、新党の顔になる“スター”がいない。

麻生首相の元で解散総選挙となれば負ける。自民党復活の芽を残そうとすれば、改革派がジリ貧の自民党を復活させる救世主という位置を勝ち取らねば、その後の展開で主導権を握れない。選挙の前に明確な旗を立てることが必須条件である。事実上倒閣運動となってしまうが、「自民党を救うにはそれしかない」と守旧派議員を懐柔する戦略が必要である。船が沈もうという時に「批判するやつは出て行け」なんてご託を聞いてはいられない。

そして旗を立てた議員達をなんとしても選挙区で当選させることが至上命題となる。民主党に不信感をぬぐえない無党派層を惹きつける旗=理念・政策が必要である。

その前に「小泉改革が全部悪かった」という誤解を積極的に解かなければ、「改革の旗」は見向きもされない。小池氏が掲げた「改革の進化or深化」「霞ヶ関をぶっ壊す」だけでは、一般にはすでに色あせている。

これからは、これでいこう。
「中央集権から地方分権へ」「成熟した先進国へ」「日本の古き良き文化の継承こそ地方の活力」「世界に日本の存在感を示す」――意味するところは、「強い経済」と「国際貢献」そして「日本文化の発信」。

改革派が描くビジョンは、日本人の高い民度を反映した国作りである。

精神文化を置き去りにしてきた戦後教育を改革し、本来の日本らしい地域コミュニティの再生プログラムは、すでに秀直氏が著書の中に詳述している。そのままマニフェストにすればよい。真正保守を名乗る政治家が、実は統制経済・大きな政府型利権構造温存の政治であるのに対し、改革派はグローバル化にも勝ち抜ける広範な専門家集団となっていく。何を保守するのか。戦後体制を保守し続けていては、日本は弱体化するのである。

構造改革の本質とは戦後レジームからの脱却。戦後体制に縛られているのは、歴史認識だけの問題ではない。政策立案を独占していた霞ヶ関に風穴を開け、官僚や民間人が自由に出入りできるドアを作る。人材交流と人材育成システムを官民の枠を超えて作るのだ。それこそが「霞ヶ関をぶっ壊す」の真意なのである。

公務員制度改革が「公務員いじめだ」なんて 筋の違うつまらない誘導に引っかからず、ここを乗り越えて、地方行政のみならず産業振興も親方日の丸の依存型から自立型に育っていく時である。疲労したシステムには政官業癒着という錆がついている。悪玉コレステロールを改善し、システムを見直そうという趣旨なのである。

政治は情緒では進まない。ましてや反中・嫌韓・反米感情では外交は動かない。理念型保守はグローバル化を否定するが、グローバル化とはもはや「選択」ではなく「現実」なのである。

伝統文化を醸成し、道徳教育を復活させ、土木工事で今も破壊され続けている国土を 自然が豊かな美しい国土に生み変える。今後、経済成長の鍵は、「伝統文化の継承発展」「環境」「美化」「情報通信」「観光産業」「エネルギー革命」がキーワードとなる。すでにこれらは改革派が政策提言している。

日本は今、時代の大きな転換点に立っている。戦後復興に大きな貢献をした「中央集権の大きな政府」は、すでに役目を終えているのである。

でも、秀直さん、拙速な移民政策は反対だけどな!

サンプロもう一人のゲスト
与謝野経財相「景気回復直後に消費税率上げを」

 与謝野馨経済財政担当相は21日のテレビ朝日番組で、消費税上げの時期と景気の関係について「景気の上がり際のところで負担をお願いすることが大事だ」と述べ、日本の実質経済成長率が1%台半ばから後半とされる潜在成長率に達したと同時に消費税率を上げるのが望ましいとの考えを改めて強調した。

 「ピークに近いところで増税するとすぐ下降局面に入り、落ちるのを加速する」と理由を説明した。税率の上げ幅については2015年までに税率を5%引き上げる必要があることを改めて強調。上げ方に関しては「11年にいきなり5%上げると経済へのショックが大きい」と段階的に実施する考えを示した。

 経財相は「25年ごろの世代の人たちは社会保障と税との関係をもう一度考えなければいけない」とも語り、少子高齢化が進展すればさらに増税が必要になるとの見解も示した。(21日 18:18)

いつもながら与謝野さんは、財務省レクチャーをそのままを復唱しているだけ。
一発で見抜かれるようなこじつけ、言い訳、言い逃れに終始している。

消費税アップの時期については、ここでは省略するが、中川秀直氏のほうが正しい。景気回復の実感が出てきてから引き上げるべきである。

「財務省は、借金がこーんなにあって、財源もないと言いますが、髙橋洋一氏によると、政府資産がこんなにあるから、差し引くと借金はこれだけ」と田原氏が数字を示して問うと、与謝野氏は困ってしまい、しばらく考えて「埋蔵金」の時と同じ言い訳を言っていた。「羽田空港を民間に売れますか?売れないです。売れないものは『ない』ということです」と。

使えない埋蔵金もあれば、売れない政府資産もある。しかし、その何十倍も使えるし、売ることができる資産があることを与謝野氏は意図的に隠している。

政府資産は世界でも日本が飛び抜けて多い。東京のど真ん中に政府が保有する不動産は、東京ドーム何個分?膨大なものである。戦後復興を支えた社会主義政策の残滓が資産として残っている。たとえば造幣局が一等地に広大な敷地を占めている必要はない。高値で売って、土地の安い地方に行けばいい。これからは、民間の活性のために土地の有効利用を考えねばならない。資産売却のカネは、埋蔵金と共に必ず国民に還元すること。

番組の後半は、麻生政権で独行法改革が骨抜きになったことをレポしていた。私もブログに書こうと思っていたことだが、麻生側近の甘利氏はほんとに頭に来る。麻生支持の人達は、ああいうレポを見て、「またアカピが麻生首相の足を引っ張っている、マスゴミ氏ね」などと騒ぐのかなと思ったりしたが、もっとまっすぐに見てほしい。

福田政権から麻生政権に変わったとたん、甘利行革担当相によって、無駄な独行法が「廃止」から「統廃合」になり、看板の付け替えに終わろうとしている。麻生首相が「廃止」と言った次の日に「統廃合」と変わってしまったので、朝令暮改と評されてしまった。

知事のアンケートでも、職業訓練移管は大歓迎で、その条件として「ひもつき補助金ではなく、そのままそっくりカネと権限を地方に渡してほしい」と。

職業訓練は民間でも行っている。広大な敷地を持つ国の職業訓練施設を廃止し、民間に売ればどうなるかというと、不動産業者が「150億円程度」「アパートやマンションを建てたい」と言っていた。

与謝野さん、聞いた?政府資産は現金化できないなんて言い訳は通じない。

官僚の天下り先として増え続け、肥大化した独行法改革に渡辺行革相が切り込み、一つ一つ精査したが、役所からの回答はゼロだったことは記憶に新しい。予算消化のために仕事もせず役人の保養施設まがいになっている法人の何と多いことか。与謝野氏や甘利氏はいまさら見て見ぬふりをするのか。

「官僚は敵ではない」麻生政権の正体見たり。この政権では、行政改革は一歩も進まない。

肥大化し続ける行政機構を養うために、景気のどん底でも「増税」を明示する政権だものね。「消費税を医療・介護・年金」に使うって?消費税の分担割合を上げて、地方に渡せ。福祉関連施策で政官業が癒着していることはすでに曝かれている。根本の問題は、医療・介護・年金の制度設計に不備があまりに多いことなのである。よりよい制度の仕組みも示さないで、財源捻出の努力もせず増税とは納得できない。

髙橋洋一氏は、「消費税を社会保障費に充てる」と政府が言うのは、これは“罠”であると喝破している。地方分権をストップさせるための罠である、と。与謝野氏にだまされるな。

陣笠議員の自民党守旧派では、日本再生はできない。霞ヶ関と族議員に振り回される麻生首相がダメというより、自民党の守旧派が日本再生を阻んでいるのである。

政治不信をぬぐい、政治改革を促すためにも、来年の総選挙は大きな意義を持つものになる。日本の針路を誤ってはならない。

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麻生首相は、結局「国家戦略本部」を再開する気はないのだろうか。

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2008/12/21

「自民に不満、民主に不安」by飯嶋氏。「改革が格差社会を作った」への反論

またデザイン変えた^_^; なーんか読みにくかったので。。

2度目の党首討論、自民が拒否

 自民党の村田吉隆国会対策副委員長は19日の記者会見で、民主党が提案していた24日の麻生太郎首相と民主党の小沢一郎代表との2度目の党首討論を拒否する考えを示した。(07:00)

麻生さん、前回の「負け」を認めたことになるよ。
チャンスを生かして、民主党の4法案の矛盾をつけばいいのに。

小沢という人は、政治家の政策立案能力は重要視していない。政権を獲ったら全部官僚に任せればよいと考えている。だから、若手がシンクタンクを育成したり政策立案の勉強会をすることに否定的なのである。そんな党首が政権を獲ったら政治主導!だって?なんという欺瞞。

143 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/12/20(土) 09:31:04 ID:uxW6vu880
TBSラジオ・デイキャッチ
「野党の雇用法案、あなたは支持しますか?」
支持します 84% 支持しない 16%

なるほど。そういうことか。
一般には法案の中身はよくわからない。テレビだってそんなに見ていない。
国民としては、政府がすぐに手を打ってくれるという感覚がほしいのだと思う。政治に「実行力」を求めているということね。景気対策の実効性はわからないし、問わない、と。だから麻生政権が追加対策を来年に送ったことに非難が集中した。

官房長官が一生懸命「民主党の対策はこんなにいい加減ですよー」とパネルで説明しても、あまり効果はないわけだ。

働き盛りの7割、内閣支持せず=雇用悪化が影響か-時事世論調査

 景気後退を受けて雇用情勢が急速に悪化する中、経済動向に敏感な働き盛りの40、50歳代の7割前後が麻生内閣を支持していないことが、時事通信社の12月世論調査で明らかになった。
 麻生内閣の支持率は、全体では発足以来最低の16.7%で、不支持は64.7%。年代別に見ると、すべての世代で不支持が5割を超え、最も高い50歳代は73.7%で前月比34.7ポイント増。次いで40歳代が69.4%で同29.1ポイント増となった。以下、60歳代67.5%(同29.7ポイント増)、30歳代65.9%(同34.6ポイント増)などと続く。40歳代は支持率でも12.5%で最低を記録。50歳代の12.7%がこれに次いだ。(2008/12/20-14:53)

若い男性の多いネットでは、50代、60代はサヨク、反権力のバカばっかり、、と思うのだろうね。
時事通信の調査は、以前から他社調査より割合高く出ていたのだが・・・。

麻生内閣の支持率、16.7%に急落 麻生首相「真摯(しんし)に話を聞かなければ」

(略)
報道各社の中で最も厳しい数字だが、「さらに落ち込む」と厳しく指摘する人物がいる。
飯島 勲元首相首席秘書官は「さらに5%くらい下がってもおかしくない」と指摘した。

飯嶋氏「国民は、自民党に対して『不満』がある。民主党に対して『不安』がある。熟したカキが落ちるのを待つような民主党も、とんでもない。(民主党は)情緒論・感情論だけで支持率を稼ごうとしてる。(略)

そのとおりだと思う。不安どころではない、恐ろしい…

飯嶋氏の意見は記事を読んでいただくとして、ニュー速+の以下のやりとりが面白かった。

114 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/12/20(土) 09:25:48 ID:49fJI1za0
飯島の指摘はすごく説得力があるな。
小泉政権末期でも5割近い支持があったわけで。
やはり無視できる数字じゃないですよ、支持率ってのは。

。。。

123 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/12/20(土) 09:27:52 ID:suYlhKQ20
>>114
アホウと違って、解散が本当に伝家の宝刀になるからな。
解散されて大勝ちされたんじゃ、反対勢力は喧嘩できないわ。

。。。

131 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/12/20(土) 09:28:44 ID:h380VqBr0
>>123
今更ながら、小泉はすげえ人だった

。。。

144 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/12/20(土) 09:31:15 ID:zWNCJXQ00
>>131
小泉の構造改革が日本をここまで酷い格差社会にしたと思うんだが?

俺の中ではバ韓国で例えるとノムみたいなイメージだよ

。。。

157 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/12/20(土) 09:35:08 ID:6MOQ16AG0
>>144
小泉改革で格差は縮小した。麻生首相も同意見だ。

http://www.aso-taro.jp/lecture/kama/2006_4.html
2006年4月号   『格差』
 もう一つよく言われるのは「規制緩和悪玉説」です。例に出されるのが、規制緩和によって、タクシー運転手の給与が低下したとか、人材派遣業により、パートが増えて正社員が減ったという話しです。
確かに規制が緩和されたため、タクシーの数が増え、料金が下がったことにより、タクシー運転手の平均年収は低下したと言われています。
しかし、ものは考えようです。もし、規制緩和がなかったとしたら、確かに既存の運転手さんの給与は下がらなかったかもしれません。
でも、不況により解雇された中高年が、タクシー運転手として再雇用されることはなく失業者になるか、もしくは、より安い賃金の仕事に就かなければならなかったんじゃありませんか。
つまり、タクシー業界の規制緩和がなければ、所得格差はもっと大きくなっていたということです。パートや派遣社員が増えたので、正規社員との所得格差は拡大したけれど、失業者がその分だけ減っていますから、社会全体としての格差は縮小したという面もあるんじゃないでしょうか。

。。。

159 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/12/20(土) 09:35:25 ID:h380VqBr0
>>144
格差社会と不平等社会は別もんなんだけどね
悪平等を解消すればある程度今の社会は想定内

。。。

163 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/12/20(土) 09:37:18 ID:WVayRZ4F0
>>144
http://www.oecd.org/dataoecd/45/58/41527388.pdf
小泉時代は格差縮小してるけどね
むしろその前の森政権時代が一番格差あったんだが
日本は80年代からずっとOECD諸国より格差あるのに
小泉政権後から、格差が拡大したとかは間違いでしょ

麻生氏の著書を本屋で立ち読みした時に、格差を一概に否定することは間違いという箇所を読んで、当時は私も麻生ファンだったので、「よくわかっていらっしゃる」と非常に心強く思ったものだった。
小泉改革についても、非難一方の平沼氏の意見に対し、麻生氏は「閉塞感を打破した」と好意的に語っていたこともある。

小泉流マスコミ対策と喧嘩術を麻生氏も学んでいれば、今ごろ違っていたかもしれない。

麻生首相は、イメージコンサルタントの人に「記者に突っかかるような態度はやめたほうがいい」とアドバイスされて「そうだな」と反省したらしいので、これからは態度が変わっていくと思う。

麻生さんは自分のことを「いじりキャラ」と思っているらしいが、根はおっちょこちょいの「いじられキャラ」なんだよね。休日も飛び回って視察したり演説するたびに逆効果となり、マスコミの格好の餌食になってしまう。そのまま絵を流しても、傲慢に見えて感じが悪かった。イメージ戦略で失敗していた。これから転換できるかなぁ。

171 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/12/20(土) 09:40:13 ID:zWNCJXQ00
>>157
>>159
>>163

いろいろありがとう。
小泉に押し付けられた"痛み"がまだ続いてる状態
なんだと思い込んでいた。
これからは考えを改めるよ。

す、すなおだ・・・(驚)
感動した。(笑)

こんな資料もある。

221 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/12/20(土) 09:52:58 ID:UlIhwxPn0
マスゴミの言う格差社会の嘘!

世界各国の所得格差  国連調査(所得上位10%と所得下位10%の比率)
http://hdr.undp.org/en/media/hdr06-complete.pdf#page=335

ボリビア(168.1倍)ナミビア(128.8倍)レソト(105.0倍)シエラレオネ(87.2倍)中央アフリカ(71.7倍)コロンビア(63.8倍)ブラジル(57.8倍)スワジランド(49.7倍)ペルー(40.5倍)アルゼンチン(34.5倍)南アフリカ(33.1倍)コスタリカ(30.0倍)
------地獄のような超格差社会(30倍以上)---
メキシコ(24.0倍)マリ(23.1倍)マレーシア(22.1倍)ジンバブエ(22.1倍)ベネズエラ(20.4倍)中国(18.4倍)ナイジェリア(17.8倍)モンゴル(17.8倍)香港(17.8倍)シンガポール(17.7倍)イラン(17.2倍)アメリカ(15.9倍)
----世界的に相当の格差社会(15倍~30倍)---
イギリス(13.8倍)イスラエル(13.4倍)ロシア(12.7倍)ニュージーランド(12.5倍)オーストラリア(12.5倍)ラトビア(11.7倍)イタリア(11.6倍)リトアニア(10.4倍)スペイン(10.3倍)ギリシャ(10.2倍)
--世界的にそれなりに格差がある国 (10倍~15倍)--
アイルランド(9.4倍)カナダ(9.4倍)オランダ(9.2倍)フランス(9.1倍)スイス(9.0倍)ポーランド(8.8倍)ベルギー(8.2倍)デンマーク(8.1倍)韓国(7.8倍)ドイツ(6.9倍)オーストリア(6.9倍)スウェーデン(6.2倍)ノルウェー(6.1倍)フィンランド(5.9倍)チェコ(5.2倍)
--世界的には所得格差が少ない国 (5倍~10倍)--
日本(4.6倍)
----世界的にみて異常に所得格差がない国----

日本人が漠然と憧れる「高福祉国家」が日本よりも格差が大きいことに注目。

「負け組ゼロ」を目指す社会主義政党=民主党が いかにヤバイ政党であるか、この意見には説得力がある。
民主党が政権与党になれない理由

「中川氏に新党構想も」 森元首相が見通し

 自民党の森喜朗元首相は19日のTBS番組の収録で、中川秀直元幹事長が政界再編に踏み切る可能性について「結構におわせている。そういうことはかなり前から聞く」と強調した。さらに「次期衆院選後に自民・民主両党が半数を超えないこともあり得る。ひょっとしたら中川氏を大将に1党つくろうとなるかもしれない」と述べた。

 森氏は中川氏による新党結成について「そういう考えがあるかもしれない。そこは僕らのように自民党でずっと来た人とちょっと違う」と語った。中川氏が麻生太郎首相が表明した3年後の消費税増税を批判していることには「今はみんなで心を1つにして政策を提起していくときだ」と苦言を呈した。(02:28)

森「ひょっとしたら中川氏を大将に1党つくろうとなるかもしれない

中川新党?ナイナイ ( ̄o ̄;)ノ" 裏方一筋。
世論をよく読んでいるから、政策と理念の旗を立てて小池氏か渡辺氏をかつぐだろう。
いずれ政界再編の時に備えているはずである。

その前に清和会が分裂することが政界再編の合図となるだろう。

麻生首相は支持率5%になっても辞めないと言っているそうだから、来年9月までやるでしょ。国民の大多数が民主党への不信感がぬぐえない限り、自民党内で疑似政権交代を起こすしかない。森から小泉に劇的に転換したように。でも、第二の小泉が・・・いないねぇ。

気長に待つとするか。

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2008/12/18

道州制議論は地方分権ビジョンの共有が先決

「地域活性学会」20日発足=人材育成など実践も-22大学

 各地の地域活性化の取り組みを支援するため、法政、早稲田など全国22大学の研究者らが中心となった「地域活性学会」が20日、設立される。研究だけでなく、地域おこしの人材を育成したり活性化策に悩む地域を手助けしたりするなど、「行動する学会」を目指す。同日、法政大(東京都千代田区)で設立総会を開く。
 学会は、「実践的な政策提言、地域活性化の取り組み支援につながる活動を目指す」(設立趣意書)とし、具体的な活動として(1)行政や地域の経済界などの間に入り、地域活性化策をコーディネートできる人材の育成(2)各地の成功事例から地域活性化の理論や方法論を導き出す研究(3)研究成果の地域への還元(4)国内外の研究ネットワークの構築-を挙げている。 
 複数の分科会を設けて研究発表会を行うほか、政府への政策提言も行う方針。学会と連携した特定非営利活動法人(NPO法人)を設立し、地域の活性化を実際に手伝うことも検討している。(了)
22大学は、小樽商科、室蘭工業、東北、秋田県立、山形、高崎経済、独協、千葉、法政、早稲田、東洋、北陸先端科学技術大学院、信州、滋賀県立、大阪、神戸、甲南、和歌山、島根、岡山、高知工科、立命館アジア太平洋
(2008/12/17-14:59)

地方分権ビジョンでは、地域活性化の一環として「地域に貢献する人材」育成が急務なので、このような実践的なニュースを聞くと地方分権のプロセスが着々と進んでいるようで、大変嬉しい。
増田総務相が麻生政権で下ろされてしまったので、強い発信力が失われてしまった。

しかし、試みは止まってはいない。不況で失業率が深刻化の一途を辿る中、地方に分散して雇用創出する施策は、ピンチをチャンスに変える一助となるかもしれない。

福田政権下で行われていた動き

時事ドットコムより引用(リンク切れ)

2008/02/06-21:24 中間報告へ詰めの議論=道州制懇

 政府の「道州制ビジョン懇談会」(座長・江口克彦PHP総合研究所社長)は、3月末までにまとめる中間報告策定に向けて6日、詰めの議論を始めた。同日の会合では、国と道州、基礎的自治体の役割分担や道州の税財政制度についての考え方を盛り込んだ座長私案をたたき台に意見交換。多くの論点で意見集約ができなかったため、次回会合でさらに議論する。

2008/03/17-17:48 地方の国家公務員、5割弱減=道州制の導入前提で-経団連試算

 日本経団連は、17日発表した道州制導入に向けた第2次提言の中間取りまとめの中で、現在、約21万6000人いる地方勤務の国家公務員は、道州制導入を前提にした場合、現状より44%減の約12万1000人にまで人員圧縮が可能とする試算結果を明らかにした。
 現在、地方にある国の出先機関に勤務している国家公務員は、2006年6月の「国の行政機関の定員純減について」の閣議決定に基づき、10年度末までに2万7000人弱削減される予定。

008/03/24-18:30 10年後の道州制導入目指す=基本法制定を-政府懇中間報告

 政府の道州制ビジョン懇談会(座長・江口克彦PHP総合研究所社長)は24日、おおむね10年後の2018年までに道州制に完全移行すべきだとした中間報告をまとめ、増田寛也道州制担当相(総務相)に提出した。国と道州、基礎自治体のそれぞれの役割などを定めた道州制基本法案を11年の通常国会に提出する必要性も訴えている。
 ただ、道州の数や区割りの案は示しておらず、懇談会は、中間報告後に新たに専門委員会を設けて区割りの基本方針を検討。2年後にまとめる最終報告に盛り込む。

道州制の数や区割りについて、気をつけなければならないのは、一例として公務員制度改革の運用段階で、人事局の器だけを急ぐ官僚側の動きがあった。拙速に枠にはめようとするのは、「器の形骸化」を図る目的以外なにものでもない。
当初はバリバリの改革派と期待された松田前総務次官であったが、いまや総務省のご意向どおりに動く「偽装改革派」となってしまった。かつて橋本龍太郎首相が行った「省庁再編」は、器を変えて中身の盛りつけを変えただけの典型的な形骸化の例だった。

道州制にしても、まず「器ありき」では話にならない。

地域活性化のビジョンがあって、行政の手が行き届く単位としての基礎自治体をどうするかというところから、自然に大枠が見えてくるはずだ。行政の非効率、無駄、二重行政温存の中央集権体制を改革することが構造改革の本丸である。

雑誌などで識者が「構造改革が経済をよくするなんてインチキ」「構造改革イコール市場原理主義」のように言っているが、そのような論こそインチキである。

構造改革とは人間で言えばメタボ体型から体脂肪率を絞るようなもので、一時は苦しみが伴う。体質改善した後にその人の経済活動にも効能が及んでくるものである。今は「さあ、これから痩せる努力をしましょうね。お腹が空くのは我慢しましょう」という段階なのである。構造改革はまだ緒に就いたばかりなのである。ダイエット中には元気が無くなって抵抗力が落ちてしまう場合もあり得る。それを乗り越えてはじめて動きやすく美しい体を取り戻すのである。

構造改革とはカネ(エネルギー)が回る特効薬ではない。太りやすい行政機構は、常にエネルギーの過剰摂取に気をつけるべく努力し続けなければならないのである。

このあたり、わかってくれないかなぁ・・・と、構造改革を応援する私としては、誤った認識が流布されていることを嘆くものである。

麻生首相の道州制論は、各地方を経営体として見立てて「経営努力」に力点が置かれているが、二重行政などの問題に切り込んではいない。というか無視している。中央集権体制を維持したまま交付税を増やしても「経営体」にはならないのである。麻生氏の提言は、政策の素人が「こうなったらいいな~」というレベルの構想である。

余談だが、「したがって」「だから」「基本的に」を多用する人は、自分の論理の脆弱性を補うため、飛躍部分にあえて「したがって」と入れ、論理的であるかのように装う傾向がある。昔「口癖から性格を分析する」みたいな本で読んだ。麻生さんのぶら下がりインタビューでの感じの悪さは、「強弁」に聞こえてしまうんだよね。

麻生首相の道州制論はあまり役には立たない。

髙橋洋一氏は地方分権の「負の面」も研究課題として取り上げている。非常に興味深かったので、また機会を改めて。

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政局絡みのネタのほうが面白かったので、構造改革について手が回らない。書きたいことはメモしてあるが、まとめるのが追いつかない。時間的に大変だから一日一回少しずつ翌日の分として更新予約しよ。語草のほうは「お遊び」用だからあまりエネルギー投入したくないしなぁ、、なんて「好きにすれば?」だよね。

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2008/12/17

古賀氏の「選挙協力見直し」続報。理念と政策に従った政界再編が望ましい

きしむ自公に新たな火種=古賀氏の選挙協力見直し発言

 自民党の古賀誠選対委員長が次期衆院選比例代表での公明党との協力見直しを示唆したことが、波紋を広げている。衆院選への危機感を背景に、なりふり構わぬ姿勢を見せ始めた自民党に対し、公明党は選挙区選挙での協力関係再考もちらつかせてけん制。この問題は、政策課題などをめぐりぎくしゃくする自公連立の新たな火種となる可能性もある。
 「選挙区選挙に影響するのは自民党も分かっているはずだ。こちらは人物本位でやる」。公明党幹部は16日、古賀発言についてこう語り、衆院選で同党への依存傾向を強めている自民党に「警告」した。
 1999年に自由党(当時)も含めた連立をスタートさせて以来、自民、公明両党の間では、個々の選挙区で公明党が自民党候補を支援する見返りに、同党候補が「比例は公明に」と呼び掛ける戦術を容認してきた実態がある。ただ、それぞれの支持者の不満などを考慮、両党間では次の衆院選で公明党への投票呼び掛けをやめることで原則合意していた。
 このタイミングで古賀氏があえて方針を徹底させる考えを示唆したのは、麻生内閣の支持率急落で、自民党内に衆院選後の政権維持への危機感が広がっていることが背景にある。「比例で自分の所属と違う政党への投票を求めることはそもそもおかしい。自民党が弱体化する」。古賀氏は16日の党役員連絡会で改めてこう強調した。
 同党内には、麻生太郎首相が示した3年後の消費税増税方針に公然と異を唱えるなど、このところ政策課題で「首相に物を言い過ぎる」(幹部)公明党への不満もうっ積。古賀氏と各派事務総長らによる15日の会合では、出席者から連立解消を求める声も上がったほどだ。
 一方、公明党の太田昭宏代表は16日の記者会見で、古賀発言を冷静に受け止めながらも、「これまでの延長線上で考えるのは普通の考えだ」と述べ、選挙協力は比例での見返りを前提に、各選挙区の実情に応じて進める構えを見せた。
 自民党は22日、太田氏の地元の東京都北区で開催するセミナーに、首相と太田氏を招くことを計画している。自公両党の結束をアピールするのが狙いだが、自民党幹部は「古賀発言で(会合が)吹っ飛ぶかもしれない」と懸念を隠さない。
 「公明党と連携をきちんと取って、連立与党として選挙に臨みたい。基本だ」。首相は16日夜、記者団にこう語り、沈静化を図った。(了)(2008/12/16-22:18)

いつまで公明党から「警告」という名の「恫喝」をされているのか。

世界にどのくらい学会員がいようとも、総体革命を目指す学会政党が与党に寄生し続けることに、自民党支持者ははっきりNOを突きつけるべきだ。いったん下野する羽目に陥ろうとも、一度は懲りなければ、いつまでたっても公明党は政権に居座り続ける。自民党支持者は公明党も支持しているのだろうか。私は、自民党に投票すれば公明党がついてくるなんて、不本意きわまりない。

「出たければ出て行け」=自民・笹川氏

 自民党の笹川堯総務会長は15日、北九州市内で講演し、渡辺喜美元行政改革担当相らが新党結成の可能性に含みを持たせていることについて、「おかしいと思う。そんなに出たければ出て行けばいい」と強く批判した。(了)
(2008/12/15-21:20)

麻生政権は国民のために緊急経済対策を早急に出さなければいけない」と「当たり前のことを言うのに覚悟が必要とは・・・」by渡辺喜美氏

笹川総務会長こそ「政府と党の方針が違うこともある」と言って、麻生首相の言をひっくり返したではないか。渡辺氏らは正面から執行部に申し入れている。麻生首相の足を引っかけてふらつかせ、ダメージを与えているのは笹川氏ら“党”ではないか。よく言うわ、このおっさん

渡辺氏の言うとおり、年末までに対策を矢継ぎ早に出さなければならなかった。この3ヶ月が勝負だった。特に雇用創出を委ねられている地方にはすぐに支援金が必要なのだ。なぜ麻生首相はすぐに対策を出さなかった?来年に全部パッケージで出すから、民主党は一括で可決してくれって?「なんでもかんでも反対」では世論から反発を食うのは民主党もわかっている。

与野党は今こそ国民の生活を守るために、民主党の対案提出を受けて、政策協議すべきではないのか。政府は「定額給付」の是非について、そんなに自信があるなら国会審議の中で堂々と論戦を張ればいいではないか。(定額給付についてはいろいろ追及はされているようだが)

麻生首相は、まず景気回復策としての定額給付がいつ社会政策に替わったのか説明してほしい。税金の還付金たる定額給付を受け取るのに、なぜ辞退しなければならない?人としての“矜持”が必要な還付金とはいったい何なのだ。

最重要法案の予算案について、妥協点を探す政策協議の努力もせず、民主党は全部反対するとなぜ決めつける?民主党もなぜ歩み寄らない?

「予算案を通すことは最も重要。国民に迷惑をかけてはならない」と言って国会に臨んだ福田前首相は、責任者として筋が通っていた。

予算案を人質に取る麻生政権も小沢民主党も、どっちもどっち。最低だ。

中川秀氏らは「情けない」=森元首相

 自民党の森喜朗元首相は15日夜、山形市で講演し、同党の中川秀直元幹事長や山崎拓前副総裁らが将来の政界再編に言及したことについて「情けない。そんなことをバタバタ始めるから、若い連中がふらふらする」と批判した。
 麻生太郎首相の政権運営を批判している渡辺喜美元行政改革担当相らの動きについても「政治の世界は裏切りが多くて困るが、こういう人たちは教育が良くなかったのだろう。沈み行く船から一番先に飛び出すのはねずみだ」と非難した。 
 一方、民主党に対しては「ここはしばらく休戦し、力を合わせて日本経済を救うことに小沢(一郎代表)さんが立ち上がり、麻生さんがそれに応える大事な時だ」と述べ、経済危機を克服するため協力を呼び掛けた。(了)
(2008/12/15-22:10)

どちらが情けない姿だろうか。渡辺氏は出て行く必要はない。
森氏の発言からは、自民党大事、派閥大事の姿しか見えない。

増税だけ言うのは無責任=自民・中川秀氏

 自民党の中川秀直元幹事長は15日夜、都内で開かれた同党参院議員のパーティーであいさつし、麻生太郎首相が3年後の消費税率引き上げを表明したことに関し、「やるべきことをやらないで、ただ増税だけ言うのは無責任極まる」と述べ、批判した。
 中川氏は「不況から脱出しなくても増税するという旗を掲げれば、衆院選は増税の是非(だけ)を国民に判断いただく選挙になる」と指摘。その上で、消費税増税の前の「絶対条件」として、無駄な支出削減に優先的に取り組むとともに、景気回復のシナリオを提示するよう政府に求めた。(了)
(2008/12/15-20:41)

麻生首相は、一応3年後の経済状況を見て柔軟に対応するとしているが、それだったら「経済状況が良くなった時点で増税する」と明記すればよい。その間、行政改革と埋蔵金流用でしのげる余裕はある。

政府に税金を預けられない、こんなに無駄に使われていたなんて・・・だから増税には反発がある。政府はわかってる?
だから、増税の前に行政をスリム化し、役人が天下り先に温存してきた独行改革等を急げと言っている。

麻生政権は、今まで進めてきた改革を機能停止にし、無駄に時間を浪費しているだけである。だから私は支持できない。

あらゆる抵抗と戦ってきたのが渡辺行革相だった。
簡単なことだ。戦後レジームの転換、1940年体制からの脱却、本来の政治主導に生まれ変わらなければ、利権の温床はなくならないと構造改革派は訴えている。それには政治家の質の向上と政策立案能力が求められる。そうして初めて日本型の福祉国家を国民的合意の上で、しっかり制度設計し直す。増税はどのくらい必要か、消費税の扱い、地方への分担割合、すべては「国のありかた」の議論から導き出されるものである。

財務省は、とにかく予算配分の財源がほしい。それが財務省のお仕事なのだから悪いとは言わない。与謝野氏をパイプ役にして増税のレールを確保したい。国民は漠然と「福祉に使ってくれるのだからいい」と思ってしまう。しかし、地方を強くするためには絶対地方が自由に使える財源を担保しなければならない。

福祉に充てるとは、厚労省の権益を増やすだけではないか、消費税をどこにどのように使うのか、国民には不信感が残っている。まず手続きとして制度設計のプロセスを国民に開示することが重要なのである。

肥大化した政府は、限りなく利権を温存し、既得権益に手を入れる改革を拒んできた。「市場原理主義者」のレッテル貼りは、そこから出てきた。天下り先の羽田空港施設に外資規制しようとしたのが良い例。

市場の規制緩和に伴うルール整備を何より主張してきたのは改革派ではないか。権益を握っているところには過剰な介入をして官製不況を引き起こし、金融機関や市場を正さなければならない時は不正にほおかむりして知らんぷり。そういう悪しき構造を逆転するような改革をしなければいけないと主張してきたのが改革派である。

マスコミは、まったく逆の論点ずらしをした末に「小泉改革は失敗だった」と既成事実化しようとしている。

森氏や守旧派議員ら――党利党略に政治生命をかけてきたようなベテラン議員達は、なぜこんな簡単なことがわからない。小泉改革とは何だったのか。安倍さんがやろうとした改革とは何だったのか、彼らは政策が提示する日本の未来に興味がない。今、自分達が生き残りさえすればいい。森氏はただ清和会からの総理総裁誕生と自民党政権維持と派閥からの閣僚登用のみに心を砕き、麻生という勝ち馬に乗っただけではないのか。

ただ一つ、「日本は天皇を中心とした神の国」発言だけは素晴らしかったけどね。(爆)

若者がインターネットを利用した犯罪に巻き込まれたり、携帯依存症の子供が増えたことを憂いて、自分の政権の時に「IT産業」を進めたことを後悔するだって?パソコンも携帯も単なるツールだろうが。使い方を教育するのと産業として発展することとはまったく別問題である。

こういう政治家は引退してほしい。

自民、民主両方が分裂して理念と政策に従って再編が行われるのが望ましい」という渡辺氏の意見に賛成。選挙が先送りされるほど日本を立て直す貴重な時間が失われていく…政治空白を作っている自覚のない麻生首相にはそれがわからない。

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森氏の発言を読み、腹立ち紛れに感情的に一気書きしてしまった。

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2008/12/16

古賀選対委員長が「公明切り」に言及。保守合同による政界再編とは?

報道ステーション「たった今入ったニュースです」

<速報>「公明切れば勝てる」自民・古賀氏が派閥幹部に
古賀誠選対委員長(今夜)
「公明党を切れば自民党の支持層が戻り 衆院選で勝てるかもしれない」

公明党を切るべき」と言ったのは、他の派閥幹部のようだよ。それに対して古賀氏が協力関係の見直しに言及したということのようだ。明日、また報道ステーションは「お詫びコメント」を出すことになるかも?

「比例は公明」完全解消も 古賀氏、協力見直しに言及
2008年12月15日 22時56分

 自民党の古賀誠選対委員長は15日夜、各派閥事務総長と会談し、次期衆院選比例代表での公明党との協力関係を見直す可能性に言及した。両党は原則的に「比例は公明」と呼び掛けないことで合意しているが、公明党が自民党候補者に求めている実態があることを問題視し、完全解消も視野に入れる考えを示した発言。公明党の反発も予想される。

 出席者によると、同席者が「宗教団体関係者から公明党を切るべきだと言われた。自民党の支持層が戻る」と指摘したのを受け、古賀氏は「比例の180議席をみすみす公明党に渡していいのか。『小選挙区も自民、比例も自民』だ。自民党は自民党の政策で戦わなければ弱体化する」と強調した。

 さらに古賀氏は「まさに今、自民党は比例票が問われている。比例票が入らないような変な言い方はやめるべきだ」と述べたという。

 また古賀氏は「私は公明党から推薦を受けていない」と発言。同席した菅義偉選対副委員長も「麻生太郎首相も私も受けていない」と応じた。

 出席者からは「定額給付金は非常に有権者の評判が悪い。見直すべきだ」との意見も出たという。

(共同)

わからないなあ。
「自民党を支持しないのは公明党と組んでいるから」という層は確かにいる。しかし、比例票が公明党に食われたところで自公の数を合わせて与党なのだから、今、公明党を切ったらダメージ大き過ぎでしょ。
やぶれかぶれの正面突破作戦に出たのか?

ともあれ公明党との選挙協力に否定的な意見を述べた古賀誠先生が、初めて保守層に支持された。

161 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/12/15(月) 22:54:42 ID:j+CmsJ5L0
たしかにそうか切るなら自民に投票してもいいとは思う

256 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/12/15(月) 22:57:24 ID:H56xVK6Z0
実際切ったのならもう少し解散先延ばしを受け入れてやるよ

416 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/12/15(月) 23:01:40 ID:DUuvGHiY0
ついに寄生虫の押し付け合いかw
次回選挙は無投票予定だけど、公明切ったら自民に確実に入れてやるわ

落ち目の自民党、公明党という延命器具を外すのか・・・
組んでも切っても、どちらにしても次は危ないから同じか。

209 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/12/15(月) 22:55:53 ID:V0LFjTxe0
古賀は獅子身中の虫だったな・・・。
層化抜きでの選挙が如何に厳しいか、古賀なら痛いほどわかっているはず。
この発言が何を意味してるのか・・・わからない奴ではないのに。

もう麻生政権は終わりだな。

       03年衆院  04年参院  05年衆院  07年参院
自民党 比例区 2066万票→1679万票→2588万票→1654万票
      選挙区 2609万票→1968万票→3251万票→1860万票

公明党 比例区.  873万票→ 862万票→ 898万票→ 776万票
      選挙区   89万票→ 216万票→  98万票→ 353万票

民主党 比例区 2210万票→2103万票→2113万票→2325万票
      選挙区 2181万票→2193万票→2480万票→2400万票

太田公明代表、23日再選へ

 公明党は23日の党大会で太田昭宏代表を再選する。支持母体の創価学会の組織票は次期衆院選で苦戦必至の自民党議員にはのどから手が出るほど欲しく、公明党の強気を支えている。

 8月初めの内閣改造前、自民党幹部が独自データを使ってまとめた次期衆院選の推計は同党幹部に衝撃を与えた。公明党・創価学会の支援がない場合、自民党は100議席を切るとの結果が出たからだ。(07:02)

集中治療室に入らなければいけない状態の自民党が、今公明党に喧嘩を売る理由がわからない。
直感的に私は古賀氏の発言を聞いて、選挙の顔として役に立たなくなった「麻生外し」がついに来たと感じた。
「後ろから撃つのは卑怯なり」と中堅若手を叱った古賀氏だが、梯子を外して地面に叩きつける最も卑怯な手口を弄しているのではあるまいな。

この意見は鋭いかもしれない。

162 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/12/15(月) 22:54:46 ID:Wi2gst7a0
党人政治家古賀の良い面が出たのか…?
古賀が小沢と連立政権を組むようにしか考えられんなあ
「中二階」政権誕生かな

週刊文春の「『最後の将軍』麻生太郎」を思い出した。鼻で笑って忘れていたんだけど、そういえば「公明切り」の素敵なシナリオが書いてあったな・・・ということで。

選挙に勝てないという危機感の中、自民党内で語られている生き残りの秘策とは「与謝野氏による無血開城」だという。荒唐無稽な話とは思うが、古賀氏が公明切りを口に出すような“なんでもあり”の政局になると、案外与謝野氏がキーマンになる可能性もなきにしもあらず。

麻生氏の信頼あつい与謝野氏は、総裁選で麻生氏圧勝の憶測の中、麻生氏を応援すると予想していた。ところが、ある日あっという間に20人の推薦人を集めて、麻生氏の対抗馬として立候補した早業を思い出す。今にして思えば、勝ち目はなかったが、次の一手のために総裁選2位という実績が欲しかったのではないか。暫定内閣を作る時に2位の実績が物をいう。

福田政権で自民・民主大連立構想が表沙汰になった時、わざとらしく与謝野氏は小沢代表とカメラの前で囲碁を打って見せたこともある。

与謝野氏による無血開城とは何か。
文春の記事によると、自民党関係者がシナリオを明かす。

年末までに自民党から三分の二条項の鍵を握る17人が離党したりすると、麻生政権は完全に行き詰まる。来年与謝野・小沢の手打ちがあり、与謝野氏をピンチヒッターで首相に立て、選挙管理内閣を宣言。積み残した法案を一気に通過させ、本予算が通過した春頃に解散。総選挙に突入する。

古賀氏も選挙を春と想定する発言をし、小沢代表も解散を前提とした全党参加の暫定的な選挙管理内閣構想を持っている。

島村氏が総裁特別補佐職について麻生氏をサポートしているが、政治評論家の浅川氏によると、島村氏は与謝野氏と同じく中曽根元首相の元秘書。大連立構想にこだわる中曽根さんの側近。麻生さんの懐柔役にはうってつけということらしい。

ふーん。私もあの人事は意味不明だった。何をアドバイスしているかと思ったら「休みの日はちゃんと休まないといけない」という程度。でも、麻生首相は日曜日も地方に出向いて遊説したり視察したり突っ走っているので、島村氏の言うことなどちっとも聞いていない。

さて、自民党関係者曰く、無血開城のシナリオの行く先はズバリ、保守合同だという。

「平成の維新は選挙制度改革です。衆院の比例区をなくして小選挙区を四百にする。そして一年以内にもう一度選挙を行い、自民と民主の血みどろの対決をやる。選挙後に出そろった議員で、保守合同による政界再編を行う。これは、キャスティングボートを握っているかのように振る舞う公明党を、与党から外すのが目的でもある。そして、民主党単独政権を阻む、自民の生き残り策なのです」

保守合同、響きは良いがうまくいくのか?
政界再編は必ず起こる。それは選挙後というのが暗黙の了解になっているようだ。

古賀選対委員長が「公明党との選挙協力見直し」をなぜこのタイミングで言ったのかわからないが、麻生首相にとって良いメッセージとは思えない。が、いきさつはどうあれ、麻生政権で公明切りが成し遂げられるなら、後世に残る麻生首相の功績と讃えられるだろう(?)

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年末にかけて政界は大波乱だな。古賀発言を受けて、公明党の反応が超楽しみ。

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2008/12/15

「当たり前のことを言うのに覚悟が必要とは…」渡辺喜美氏

渡辺よしみの政界生中継
http://www.choujintairiku.com/seikai/index.html
「当たり前のことを言うのに覚悟が必要とは・・・」

毎週楽しみに視聴しているが、今回はいつものキレがない。
顔を見た瞬間、「あ、いつもの元気がない」
さすがに党内圧力に精神的に参っているのか。

いつもネクタイが曲がっているしね~。

(;・o・)ア・・・勘違い誤読発見。麻生さんを笑えない。
古今東西を「こきんとうざい」だって。(笑)
最近のATOKは親切で、読み間違いの多い漢字は訂正してくれる。

ふいんき→変換→雰囲気<<「雰囲気」の誤り>>
こきんとうざい→変換→胡錦濤剤 直してくれなかったぞ。

どうでもいいや。

このあいだのパーティで渡辺氏は「新党結成」シミュレーションをしていた。
(リンクしてあるpdf文書より)

新党結成のパターンⅠ:持株会社分社化型
・メリット
参加者を多数確保できる
摩擦を少なくできる
・デメリット
擬似新党との批判
形変えても中身変わらず
→ローリスク・ローリターン

新党結成のパターンⅡ:協議離婚型
・メリット
次の結婚(再編)は誰とでも自由
財産分与(政党助成金等)が可能
・デメリット
協議不調の可能性大
→中リスク・中リターン

新党結成のパターンⅢ:裸一貫型
・メリット
インパクトが大
大化けの可能性
覚悟のみでできる
・デメリット
資金がない
参加者少数
→ハイリスク・ハイリターン

自民党危機対応シナリオ
Ⅰ.総裁選前倒し論
  森内閣時代の「日本の明日を創る会」
  →総裁解任規定(党所属議員の過半数)
Ⅱ.総理不信任
  宮沢内閣―可決⇒新党、政権交代
  森内閣―加藤の乱⇒失敗
Ⅲ.総理・総裁分離論
  党と内閣の顔を変える⇒選挙管理内閣で話し合い解散

平沼赳夫氏が講演で、改革派が議連などを立ち上げる動きを「倒閣運動だ!」と断定していらっしゃいましたが、小泉倒閣運動に失敗して無所属を貫いている平沼氏からアドバイスをいただきたいものだ。
真正保守を支持する層の新党待望論が大きくても、新党となるとハードルは高い。

改革派は、とりあえず逃げ出せる態勢を作っておくか・・・という程度の ノーリスク・ノーリターンでウロチョロというところだろう。

中川秀直氏が立ち上げた「純粋な勉強会」に麻生応援団の安倍氏と菅氏が参加したのは、元来政策的に改革に通じるお二人なので、社会保障に関する「純粋な勉強」をすると同時に、改革派の不穏な動きを監視する「お目付役」も兼ねているはずだ。

50人以上が集まった勉強会の後、その日の内に料亭で麻生首相と安倍氏・菅氏の会談が行われたところを見ると、麻生氏が二人を偵察員として送り込み、それを承知で中川氏らは「何ら含むところはありませーん」とホールドアップ\(-_-)/しているのである。これぞ面従背反を画に描いたような・・・。

改革派には新党を作る気などない。
本音では立ち上げてほしいが、山本一太氏のブログを読むと、内部でつまらないことでいがみあっているようだ。政局を「仲良し倶楽部」で乗り切れるほど甘くないっつーの。小粒ばっかりで、到底往年の小沢一郎のような剛腕の足元にも及ばない。

もし麻生政権に浮揚のチャンスが巡ってこなければ、想定するのは「党と内閣の顔を変える⇒選挙管理内閣で話し合い解散」が妥当なところではないか、と思う。

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無派閥の渡辺氏はいざとなったら財産分与なしの「裸一貫型」を想定しているだろうが、派閥のしがらみやら「仲良し倶楽部」政治家やら思惑が入り乱れ、渡辺氏を御輿にかつぐ政治家はいないだろう。

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2008/12/14

野村太夫が「両陛下の心遣い」に関して雅子さまのお気持ちを説明

すみません、頭に来たので、言い過ぎの面はご容赦を。

皇太子ご夫妻、両陛下の心遣いに感謝 東宮大夫が会見

 宮内庁の羽毛田(はけた)信吾長官が11日、天皇、皇后両陛下が皇太子ご夫妻の健康などを心配しているという「所見」を示したことについて、皇太子ご夫妻のお世話役のトップである野村一成東宮大夫は12日の定例会見で、「(ご夫妻は)両陛下のお心遣い、お励ましを心からありがたく思っておられる」と述べた。

 雅子さまの「適応障害」との診断に関し、「皇室そのものがストレスであり、病気の原因」との意見があることに、羽毛田長官が「両陛下は深く傷つかれた」と語ったことに対し、野村大夫は「まさに妃殿下ご自身が深く傷つかれている点であろうと思う」とし、「皇室の伝統もご公務も大切に考えておられ、それらを十分に行うことができるようにご治療に鋭意努めておられる」と述べた。

よく言った!(よくもまあ、いけしゃーしゃーと、という意味で)

「皇室の環境に適応できない」のが適応障害の原因ではないと雅子さまが認めた、と? 擁護派は今後一切、「皇室の慣習が雅子さまを苦しめた」などと言ってはならないことになるが?

野村太夫は、小和田父がロシア外交官時代、小和田氏の部下だった。幼い雅子も慕っていた。雅子さまがゴビョーキになってから、東宮職は“雅子シフト”になっている。

“野村のおじちゃま”は、雅子さまにお気持ちを確認したのね。

こんな重要なことを“マスコミ対策”として“きれい事”を言っただけなら許されないことだ。

「皇室の伝統もご公務も大切に考えておられ、それらを十分に行うことができるようにご治療に鋭意努めておられる」
「皇室の伝統もご公務も大切に考えておられ、それらを十分に行うことができるようにご治療に鋭意努めておられる」
「皇室の伝統もご公務も大切に考えておられ、それらを十分に行うことができるようにご治療に鋭意努めておられる」

大切なら行動で示してもらおうじゃないか。

5年以上も続く「適応障害」は、あり得ない。適応障害は症状を指しているのであって、病名ではない。“何に”適応できず病気が長引いているのか説明するべきである。
「仮病」か「自己愛性人格障害」か「もっと重篤な精神の病」なのか、あるいは「やりたくないだけ」なのか、いろいろ憶測が出るのは、ひとえに公的な説明がないことによる。

香山リカ氏らは「雅子さまは責任感が強すぎるからプレッシャーを受けてフンダララ」と擁護しているが、「もっと重い責任」を負って、雅子さまの百倍働いておられる天皇皇后両陛下はどうなるのか。育児と公務で多忙をきわめる紀子妃殿下は、最近表情が暗く、お痩せになってしまった。それでも弱音を吐かず、頑張っておられる。秋篠宮ご夫妻は責任感が強くないからプレッシャーを受けないとでもいうのだろうか。

雅子さまがビョーキなのは、雅子さまご自身の資質にあるのだということを精神科医ならわかるだろうが!

雅子さまに接している周囲からは「お元気そう」の声だけ聞こえてくる。
雅子さまは、お遊びの色合いが強かったスペイン訪問に行きたくて、周囲の反対に「アテクシはビョーキではありません」と言ったとか。東宮ご夫妻のお振る舞いに業を煮やしている宮内庁側からの内部リークが増え続けている。

アリバイ作りみたいな「ちょっとだけ顔出し」公務はいっさい止めることだ。
新婚当時から手抜きしていた祭祀を再開してもらおう。前日にレストランで飲み食い禁止。身を浄めなさい。

彼女にとっての「やりがいのある公務」とは「選り好み公務」のことである。

皇太子が「やりがいのある公務」「時代に即した公務」を会見で口に出したが、では何をやりたいのかと両陛下や宮内庁が皇太子自身からの提案を待ち続けたが、とうとう何も出てこなかった。「恒例の地方公務などはやりたくなかったのか・・・」と関係者を落胆させただけであった。羽毛田長官は、そのことにも陛下の御心配があったと定例会見で触れている。皇太子と雅子さまは「両陛下のお心遣い」に口先だけで感謝を述べている場合ではない。自ら責任を自覚して、陛下の御心配の種を解決するべく二人で努力することだ。

「皇室そのものがストレスであり、病気の原因」との意見があることに、羽毛田長官が「両陛下は深く傷つかれた」と語ったことに対し、野村大夫は「まさに妃殿下ご自身が深く傷つかれている点であろうと思う」

傷ついているのは陛下ではなくってアテクシ!と言いたいのね。よくわかりました。

元女官やら政府高官夫人やら“身近な知人”から「愛子を女帝にしてくれたらビョーキが治るんだけどな~」なんて擁護論は、二度と出てこないってことだな。よく覚えておこう。

前回に続いて<私からの要望>

1,皇太子殿下におかれましては、雅子さまを甘やかすのはいいかげんにしていただきたい。

2,皇太子殿下は、今後雅子さまが振り付けた台詞をお話しになるのは一切やめてください。(プライベートなことを聞くな。雅子のキャリアに基づく人格否定があった。記者に“ご体調”に関する質問をさせるな。等々)

3,ドタキャン、ドタ出(急遽お出まし)は、絶対止めること。地方公務をドタキャンした理由が「(前日までの)スキーで疲れちゃったんですよ」だあ!? だったらスキー旅行を早めに切り上げて公務に備えろよ!! 普通の庶民であっても、自分の仕事には責任を持つ。

4,地方公務に行って、ご自分達のお楽しみのために予定外の行動をとって周囲に多大な迷惑をかけることは慎むこと。

5,自分達の言葉に責任を持つこと。ご自分達が両陛下に御心配かけていることを「感謝」と同時に「申し訳なく」思い、改善してください。要するに…反省しろ!!

6,世代のギャップなんてほざいていないで、天皇皇后両陛下から薫陶を受けよ。

7,今後、主治医からビョーキの説明があり、「やりがいのある公務」が何であるのか皇太子が自ら説明し、雅子さまが公人としての自覚を持つようになるなら文句はない。

8,西尾氏が言っていたとおり、1年後に雅子さまのビョーキがけろっと治るのならなおけっこう。雅子さまは皇族としてふさわしいお振る舞いを勉強しなおしてください。

以上!!

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とってつけたような“弁明”はもうたくさん!

ここで終わろうと思ったが、全文をよく読むと、皇太子ご夫妻にはかなり辛辣だと思われた羽毛田長官の発言をもう一度。

大野医師が処方していた雅子さまへの薬の影響など、身体の健康管理にも関わってくるので、これからはきちんと医務主幹が把握していくだろう。秘密主義の治療が皇太子殿下の健康管理にも影響し、おろそかになっていたことを陛下が憂いていらっしゃったことが見て取れる。小さなポリープなど手術の必要はないものだが、国民に向けての説明とは異なり、実のところは相当ポリープが大きくなってからの発見だったことが明らかになった。

参考までに全文コピペしておく。(私が注目した箇所に下線を引いた)

<天皇陛下>宮内庁長官の所見全文
12月11日22時2分配信 毎日新聞

<12月9日の天皇陛下の検査結果に関する皇室医務主管等の説明及び皇太子妃殿下お誕生日に係るご感想と東宮医師団見解を踏まえての宮内庁長官発言>

 天皇陛下には、かねて、国の内外にわたって、いろいろと厳しい状況が続いていることを深くご案じになっておられ、また、これに加えて、ここ何年かにわたり、ご自身のお立場から常にお心を離れることのない将来にわたる皇統の問題をはじめとし、皇室にかかわるもろもろの問題をご憂慮のご様子を拝しており、このようなさまざまなご心労に関し、本日は私なりの所見を述べる。

(1)さる9日、皇太子妃殿下のお誕生日に際し、妃殿下のご感想が発表された。この中で、妃殿下ご自身が「天皇、皇后両陛下には、これまで私の体調についてご心配くださり、温かくお見守りいただいているお心遣いに深く感謝申し上げます」とお述べになっているように、天皇陛下は、皇后陛下とともに妃殿下の快復を願われ、心にかけてこられた。この数年、一部の報道の中に「両陛下は、皇太子妃殿下が公務をなさらないことを不満に思っている」「両陛下は、皇太子、同妃両殿下がオランダに赴かれたことに批判的であった」といった記事が散見されるが、妃殿下がご病気と診断されてこの方、両陛下からこのたぐいのお言葉を伺ったことは一度もない。(「苦言」と報道した番組は、その後皇室ニュースを自粛)

(2)この間、両陛下がずっとご心配になっておられたことは、妃殿下の適応障害のみならず、妃殿下の更に広義におけるご健康のことであった。昨年皇太子殿下がポリープの切除手術を受けられたが、その時、両陛下はポリープの大きさに驚かれ、相当期間検査がなされていなかったことに強い不安を持たれた。以後、殿下が定期検診を避けられることのないよう、願っておられる。皇太子妃殿下についても、現在のご病気のことと共に、妃殿下が、がんをはじめさまざまな成人病にかかりやすい年齢におられることを深く案じておられ、健康チェックを定期的になさるよう、また、そのことに誰かが責任を持ち、妃殿下の健康をお守りすることを願っておられる。

(3)次に、妃殿下の適応障害との診断に関し「皇室そのものが妃殿下に対するストレスであり、ご病気の原因ではないか」、また「妃殿下がやりがいのある公務をなされるようにすることが、ご快復の鍵である」といった論がしばしばなされることに対し、皇室の伝統を受け継がれて、今日の時代の要請に応えて一心に働き続けてこられた両陛下は、深く傷つかれた。その中でなお、お二方のために、両陛下として何ができるか、宮内庁、掌典職と何をはかっていくべきかを考え続けてこられたことを指摘したい。

 皇太子妃殿下のご公務、及び皇太子殿下の新しいご公務については、殿下の記者会見における公務見直しのご発言のあった直後、両陛下から、当時の宮内庁長官、前任の長官、参与などが、両殿下のご意向をよく伺って、ご相談に乗るようにとのご依頼を受け、御前にも出て、いろいろと申し上げているが、今も、具体的なご提案をお待ちしているところである。

(4)最後に、上記(2)の皇太子妃殿下の健康診断の問題であるが、従来、妃殿下のご病気の性格上、また東宮職の意向もあり、皇室医務主管が直接に妃殿下の健康管理にかかわることは、差し控えてきた。医務主管が検診の種目を指示し、検査結果を把握することがなし得ず、このことが、結果として妃殿下のみならず、殿下の定期検診の責任を誰が持つかを不明確にし、また、ご検査を間遠にし、ポリープのご手術の時のように、両陛下に非常なご心配をおかけしてしまった。このことだけは繰り返してはならない。今、すべきこととして、今後は、東宮医師団が直接の責任者となり、両殿下の定期的な検診の実施、検査結果の把握などに当たってもらうことを考えている。もとより、東宮職から依頼があった際には、医務主管が万全の協力を行うことは申すまでもない。

(結語)今年は、毎年行われるいろいろな行事に加えて、4年ごとに開催されるオリンピックやパラリンピック、50周年、100周年、150周年、さらには「源氏物語千年紀」など、さまざまな事項の節目の年に当たり、記念行事や、式年祭が多かったこともあり、通常の年に比較して、お忙しい一年であった。かねて、私は、天皇陛下が75歳のお誕生日をお迎えになり、平成の御代(みよ)が20年を超えるこの機会に、ご負担の軽減を進めさせていただきたいと考えてきたが、一昨日の医師団の判断にかんがみ、当面の対応として、陛下のお疲れを減らし、ストレスになりそうな状況をできるだけ減らすために、ここ1カ月程度は、ご日程を可能な限り軽いものに致したく、天皇誕生日やもろもろの年末年始の行事などについて、所要の調整を行いたい。

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2008/12/13

陛下のご心痛を軽減するために政治家の出番

陛下のご心痛について、続き

一部のマスコミの論調に陛下が心を傷つけられるたことがあるとすれば、

<雅子さま擁護論>
・優秀な現代的な雅子さまが外国にも行かせてもらえず、非合理な皇室の因習を強要され、かごの鳥にさせられた。
・雅子さまが適応障害になるのは当たり前。おかわいそう。
・現代にそぐわない祭祀は廃止してもよい。
・両陛下は雅子さまに冷たい。

書いているだけで腹が立つ。
心を尽くして伝統を守り、祭祀や公務に取り組まれる両陛下に刃を向けるものだ。このような論調を見るだけで、大変心が痛い。

雅子さまは皇室の伝統を守るべきとする批判論で陛下が傷つくとすれば、

<東宮ご夫妻批判論>
・皇太子殿下は自覚がない。秋篠宮に継承してほしい。
・雅子さまは小和田家にお引き取り願ったらよい。
・水俣病の犠牲者に慰霊の心を持たない東宮ご夫妻は次期天皇にふさわしくない。
・皇太子殿下は雅子さまと離婚すべき。

次は秋篠宮に!という声が大きくなるほど陛下は苦しまれると思う。
両陛下の親としてのお心を思えば、国民の議論が二つに割れていること自体が陛下を苦しめる。
本来、天皇ご一家の問題なのだから、陛下ご自身がすべてを判断されればよいことである。国民はそれに従う。それなのに制度の問題で家長が物を言えないとは、なんと理不尽なことであるか。

私は批判派だが、多くのことは望まない。

・一番大事なのは、男系でつなぐこと。旧宮家の復帰等、難しいだろうが真剣に議論する時ではないか。このままでは将来 悠仁さまを支える皇族がいなくなってしまう。
・悠仁さまを東宮ご夫妻が正式に継承者と認め、それを受けて政治家が動き、悠仁さまが皇位継承者として教育を受けることができるよう、環境を整備してほしい。島村議員達が超党派でつくる「皇室の伝統を守る国会議員の会」が、すでに制度上のことを調査している。日本会議も力になってくれるだろう。
・皇室が国民から未来にわたって敬意を失わないように、昭和天皇のお心を引き継いで「道徳の規範」としてふるまっていただきたいこと。
・知れば知るほど雅子さまは問題があるので、立后はしないでいただきたいこと。

じゅうぶん多いか。^_^;
麻生太郎首相に対し、政治家として皇室の盾になることを保守層が求めている。が、あの方はあまり問題意識はないと思う。悠仁さまが御誕生になって、「少なくとも30年くらいは何もしなくていい」と言った人だ。内輪の会合でも、ブラジルから帰った後、皇太子殿下を絶賛していた。絶賛するのは別にいいのだけれど・・・。

以上の要望は、陛下のお悩みを減らすことに役立つと思う。ご心痛の一つとして「皇統の問題」と羽毛田長官が代弁していたことから、皇統維持は国民的課題として、すでに政治の問題に入ってきているのである。

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皇室を千代に八千代にお守りするために、もう一度冷静な国民的議論を起こす時に来ていると思う。

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2008/12/12

陛下のご心痛について羽毛田長官が説明

昨日の医務主幹の発表に続き、宮内庁長官の説明がきた。

NHKニュースより羽毛田長官の定例会見
羽毛田長官の会見では、個人的な推測としながら、陛下のご心痛とは「皇統の問題をはじめ諸々の問題に憂慮されている様子だ」そして「雅子さまの適応障害の原因について『皇室そのものがストレス』という一部の報道が、皇統の伝統を受け継いできた両陛下を深く傷つけた」と述べた。

いつも思うが、テレビは会見をそのまま省略しないで全部流せ。余計な解説は邪魔。

産経ニュース
皇太子妃雅子さまをめぐる報道などに問題があるとの見解を示した。

ああ、秋篠宮ご夫妻の公務を無視する、あの産経か。皇族方の公務を紹介するのにタイトルは「雅子さま愛子さま」が定番だっけ。
これでは、「マスコミが雅子さまを批判するから陛下が傷ついた」と読める。

意味が分からないので、皇室関連スレなどでニュースを集めてみた。

陛下のご心痛、「皇位継承、雅子妃報道など」と宮内庁長官

 天皇陛下の胃腸に炎症が確認され、医師団が「ご心痛」によるとして日程軽減を求めたことについて、宮内庁の羽毛田(はけた)信吾長官は11日の定例記者会見で、「将来にわたる皇統の問題を始め、皇室にかかわるもろもろの問題を憂慮されている」と述べ、ストレスの中心に皇位継承問題があるとの考えを示した。

 療養中の皇太子妃雅子さまを巡る一部報道についても、「陛下は深く傷つかれた」と批判した。

 羽毛田長官は「私なりの所感」と断ったうえで、陛下は、現行制度下での安定した皇位継承への不安が「常にお心を離れることがない」と説明。適応障害で療養が続く雅子さまを巡り、「皇室そのものが妃殿下のストレス」「やりがいのある公務をされていない」とする一部報道についても、「皇室の伝統を受け継ぎ、時代の要請に応えて一心に働き続けてきた陛下の気持ちを逆なでするもの」と語気を強めた。

 また、昨年6月に十二指腸ポリープの切除手術を受けた皇太子さまや、雅子さまの健康面について「深く案じておられる」とし、ご夫妻の健康を日常的にチェックする医師団の責任分担を明確化するとした。

 陛下の負担軽減については、「ここ1か月程度は可能な限り、日程を軽いものにしたい」と述べるにとどめた。

 不整脈などで休養した陛下の病状について、医師団が9日、心身のストレスに起因する「急性胃粘膜病変」と
推定されるとの検査結果を公表、年末年始の負担軽減を要請していた。

最終更新:12月11日20時39分

・療養中の皇太子妃雅子さまを巡る一部報道についても、「陛下は深く傷つかれた」と批判した。
羽毛田長官自身の言葉から判断してみよう。

1,陛下は、現行制度下での安定した皇位継承への不安が「常にお心を離れることがない」と説明。

2,「皇室そのものが妃殿下のストレス」「やりがいのある公務をされていない」とする一部報道についても、「皇室の伝統を受け継ぎ、時代の要請に応えて一心に働き続けてきた陛下の気持ちを逆なでするもの」と語気を強めた。

雅子さまの適応障害は「環境がストレスになっている」と最初の頃に東宮職医師団が自ら発表したのである。環境とは皇室に他ならない。それを踏まえて長官の発言を素直に読むと、「雅子さまは皇室そのものにストレスを感じ、やりがいのある公務ができないという不満があることを陛下は報道を通して知った。そのことは、皇室の伝統を受け継ぎ努力されてきた陛下の気持ちを逆なでした」となる。

陛下と東宮ご夫妻はあまりコミュニケーションが取れていないことを長官が2月の時点で明かしている。東宮ご夫妻が両陛下を敬遠している様子を国民に向けてあえて発信したのである。陛下は、腫れ物に触るように雅子さまに接してこられたことは今までの経緯でそれとなく知らされている。マスコミが「皇室そのものに適応できない雅子さま」と報道したところで、それは5年前からわかっていた事実であるので、陛下がマスコミに対して気持ちを逆なでされるようなことはないはずである。

雅子さまのご病状は大野医師一人に任され、宮内庁も把握できていない。陛下は報道によって雅子さまの状態を知るのみなのである。皇后陛下も「皇太子妃の健康についての質問ですが,東宮職より,こうした質問が出されることが妃の快復にとり望ましくない,という医師団の見解が発表されており,私の回答も控えるべきことと思います。」と述べられている。両陛下ですら、妃の体調に関することは尋ねることも答えることも遠慮しなければいけないということである。

報道によってしか雅子さまの状況を知ることはできない。羽毛田長官はその前提を省略したので、報道への批判と記者は解釈したのだと思う。

皇室に不適応であることに関して、ある女性週刊誌は、雅子さまを擁護するあまり、得体のしれない元女官などが「皇室になじめない雅子さまに両陛下は手を差し伸べるべき」という論調で記事を作っている。つまり両陛下を非難してまで雅子さまを守れと言っているのである。このような雑誌には宮内庁側から大いに批判していただきたい。

上の段落は、その後、当たり障りのない無難な表現に差し替えられている。

 羽毛田長官は「私なりの所見」と断った上で、「国の内外で厳しい状況が続いていることを陛下は深く案じておられるご様子」とし、皇位継承の問題については「常に(陛下の)お心を離れることがない」と説明。さらに適応障害で療養中の皇太子妃雅子さまを巡り、「皇室そのものが妃殿下の病気の原因」などとする意見について、「皇室の伝統を受け継ぎ、時代の要請に応えて一心に働き続けてこられた両陛下は深く傷つかれた」と述べた。

肝心なところを削除してしまったので、意味が取りづらくなってしまった。

健康面についての言及は、他のニュースでは

皇位継承以外も陛下憂慮 皇太子夫妻の健康管理など

 天皇陛下が胃腸の炎症を患った原因とされる心身のストレスについて、宮内庁の羽毛田信吾長官は11日の定例記者会見で所見として「陛下が将来にわたる皇統の問題、皇室にかかわるもろもろの問題に憂慮される様子を拝してきた」と述べ、皇位継承問題のほかにも、陛下が皇室の現状を心配している点があるとの見方を示した。

 羽毛田長官は、昨年2月の健康診断で皇太子さまの十二指腸に2センチ大のポリープが見つかったことを挙げ「両陛下は皇太子殿下が相当期間、定期的な健康検査を受けていないことに強い不安を持った」「妃殿下も健康チェックを定期的に受けるよう願っている」と指摘。

 さらに、適応障害という雅子さまの病気の性格上、皇室医務主管が雅子さまの健康管理に直接関与することは控えてきたとし「このことが結果として(ご夫妻の)定期健診の責任を誰が持つか不明確にし、両陛下に心配を掛けてしまった」と反省点を示し、今後は東宮職医師団が責任を持って検査するよう伝えたことを明らかにした。

2008/12/11 19:26 【共同通信】

雅子さまは、今年の健康診断は当日「体調不良」でドタキャンしている。雅子さまの妹の夫の紹介で主治医となっている大野医師は、雅子さまの日常から公務まで体調管理をしているわけだが、今まで大野医師一人に任され、皇室医務主幹は手を出すことはできなかった。正式な診断のないまま長期療養をしている状態が良いとは言えない。これからは健康管理面に皇室医務主幹が関与せよという伝達は、ナイーブな雅子さまにとってかなり厳しいものかもしれない。

ところで、この記事は、数時間後、太字にした部分の段落がすっぱり削られてしまったため、ニュアンスがまったく違うものになっている。

「ここ何年かに渡り、常に心から離れることのない将来にわたる皇統の問題をはじめ、皇室に関わる諸々の問題に憂慮されている様子だ」

ここ何年かと言っているので、皇室典範改定にお心を悩ませたのだろう。

悠仁親王が御誕生になってからも「愛子さまを皇位継承者にすれば雅子さまの病気が治る」と、雅子さまに近い人が断言していた女性週刊誌があった。
陛下が「皇統を守るために女性天皇でもよい」と本当にお考えなら、10年もご懐妊がなかった秋篠宮紀子妃殿下があのタイミングでご懐妊され、陛下が悠仁親王御誕生をあれほど喜ばれたことの説明がつかない。陛下は「男系」で維持されることを望まれていたと考えるのが自然だろう。しかるにいまだにその悩みから解放されていないということが意味することとは、「悠仁親王の立場がまだ不安定」であることによるものか、あるいは「次の継承者の問題」しかあり得ない。

すなわち総合的に真意を読み取れば、「皇位継承問題は悠仁親王の誕生によってひとまず解決したが、将来が心配だ。雅子さまは皇室の伝統に馴染むのは難しい。皇太子にとって雅子さまは大切な人なので、雅子さまに皇室を合わせて変えるしか方法はない。皇室の伝統を一心に守ってきた努力はどうなるのか。自分ではどうにもならないことなので大変心が痛む」ということではないか。

もとより陛下が大変ショックを受けたと言われる「人格否定発言」に見られるように、雅子さまに振り回されている皇太子殿下に対し、国民から批判が起こっていることは御承知と思う。だからこそ「国民が心配するから、きちんと国民に説明するように」と皇太子殿下に伝えてきたのではなかったか。

羽毛田長官は「皇太子殿下への批判が心労」とは言っていない。ストレートに言えなくとも、皇太子への強まる批判がご心労となっているならば、いくらでも婉曲的に伝える言葉はあると思う。しかし「雅子さま」の名前しか出していない。やはり雅子さまが「皇室そのものに適応できない」ことが陛下の皇室を守ってこられた努力を否定するように感じられて傷ついたと考えるのが妥当ではないか。

マスコミに「東宮夫妻を批判するな、黙れ」というのが真意なら、もっと違う表現になっていると思うのである。羽毛田長官自身が東宮ご夫妻に苦言めいたことを述べているので、「何も批判するな」ということではないと思う。

あああ、難しいね!
天皇陛下のお誕生日会見がもうすぐ。ド庶民にもわかるようにズバッとおっしゃっておくんなさいまし。ご無理でしょうが。

いずれにしても、陛下の御心配を取り除くには政治家にしっかりしてもらわねばならない。まずは、悠仁さまを皇位継承者としてお育てする環境を整え、制度をしっかり組み立てることをお願いする。

【追記】

羽毛田長官の全文来た。
胃を悪くされるほどの「ご心痛」として考えられるものはこれ。

<天皇陛下>宮内庁長官の所見全文

(3)次に、妃殿下の適応障害との診断に関し「皇室そのものが妃殿下に対するストレスであり、ご病気の原因ではないか」、また「妃殿下がやりがいのある公務をなされるようにすることが、ご快復の鍵である」といった論がしばしばなされることに対し、皇室の伝統を受け継がれて、今日の時代の要請に応えて一心に働き続けてこられた両陛下は、深く傷つかれた。その中でなお、お二方のために、両陛下として何ができるか、宮内庁、掌典職と何をはかっていくべきかを考え続けてこられたことを指摘したい。

全文をよく読むと、皇太子ご夫妻にはかなり辛辣だよ。遠回しに言っているから、気づかないだろうけど。健康診断をきちんと受けていなかったって、公人としての自覚がない。その他もろもろ。「やりがいのある公務」「時代に即した公務」は、皇太子自身の発言である。

陛下は東宮ご夫妻の発した言葉によって傷つかれたのである。皇太子・雅子さまの自分探しの旅はまだ続いているようだ。

それでも陛下は、本当にあたたかく見守り、東宮ご夫妻よかれと心を配っているのが伝わってきた。その中で、いろいろなジレンマがおありになるのだろうな。

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雅子さまをかばうメディア媒体は、たぶん雅子さまを批判する一部のメディアに向けて「雅子さま批判することが陛下を苦しめた」というように、長官の言葉の一部をとって誘導すると思う。あるいは完全にスルーするか。報道ステーションで、「私的な旅行はしたことはない」との陛下のご発言を「オランダに静養の旅行に行った皇太子ご夫妻への苦言」と報じたが、あとで陛下が「苦言ではない。間違ったふうに報道された」と注意が入った。それに懲りたようで、あれ以来、ぱたっと皇室ニュースは封印されてしまったことが残念。

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2008/12/11

陛下はご心労とご心痛に耐えていらっしゃるby金沢医務主幹

陛下、胃腸の炎症確認 「ストレス原因」と宮内庁

 宮内庁は9日、不整脈などのため一部の公務を取りやめていた天皇陛下(74)が内視鏡検査の結果、胃から十二指腸にかけてびらんと出血のあとが確認されたと発表した。身体的、精神的なストレスが原因とみられるという。

 不整脈も既におさまっているが、高齢と心身のストレスが原因の可能性があるという。

 宮内庁の金沢一郎皇室医務主管は「陛下はこれまでいろいろなことに心を痛められ、心労や心痛にじっと耐えていらしたと思う。これが非常に大きな問題との印象だ」と述べ、天皇誕生日や年末年始の公務軽減の重要性を指摘。宮内庁も対応策の検討を始めた。

 金沢医務主管のほか、東大の永井良三教授(循環器内科)、名川弘一教授(消化器外科)が同席して説明した。

 説明によると、陛下は11月17日朝、胸の変調を訴え、診察の結果、時々脈が飛ぶ「上室性不整脈」と診断された。一時は連続して起こることもあったという。

 12月2日には胸から胃にかけての違和感や痛みを訴え、5日の宮内庁病院での内視鏡検査で、びらん性胃炎、出血性胃炎、びらん性球部十二指腸炎、出血性球部十二指腸炎が確認された。胃腸炎の前に急性胃粘膜病変が起きていたと考えられるという。

陛下はずっと胃痛を我慢していらっしゃった・・・。
毎年春に健康診断を受けるので、その後に悪化した?

夕方のニュースで見て驚いたのだけれど、皇室医務主幹・金沢一郎氏はこう述べていたと。

心身のストレスが今回の出来事と関係しているのではと指摘があったが、一般的にはそれでいいが、陛下の場合は色々なことに心を遣われ、心を痛められておられる。
むしろ「ご心労」「ご心痛」と呼んだ方がよい気がする。
陛下はこれらのご心労とご心痛にずっと耐えていらっしゃる。これが大きな問題だ。
一方で、「陛下はご公務が忙しいから、日程が詰まっているからこんなことになる」と単純には考えないでほしい。

多忙による過労・ストレスが原因と言われているが、そんな単純なことではない、他に心労とご心痛があるのだと説明しているようだ。医師がそこまで言うからには、ある程度ご心痛の原因を把握していると思われる。

皇室ジャーナリストだか誰だか忘れたが、そのご心痛とは、皇太子殿下と秋篠宮殿下の「皇統問題」である、と。

えーっ!そこまで言っちゃっていいの!?

皇室典範改定問題以後、「女系」か「男系」かが国民的関心事であったので、きっと陛下は皇統の行く末に心を痛めておいでだったろうと推察できる。しかし、悠仁様御誕生で御心配は去ったはずではないか。

春から今にかけてのご心労とは何だろう。誰にもわからない。とても歯がゆい。
陛下といえば日本国民の父親とも言える存在ではないか。なぜ陛下の御心配を側近の誰も気にも留めず、また国民は陛下のご負担を軽減する方法も見つけられないのだろう。とても悲しい。

187 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/12/10(水) 07:53:33 ID:rixmdBwxO
今朝の地方新聞に
「公務を減らせばいいという単純な問題じゃない。
ここ5年、特に人格否定発言頃からの陛下の心労が今体調に現れた」
と載っていた
涙が出た
馬鹿長男夫婦は死んでお詫びしろ

318 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/12/10(水) 15:03:54 ID:k/SeuiNf0
>検査では胃や十二指腸のいたる所に出血やびらんのあとが見つかったとされるが
>ある側近によると、5、6年前の検査では 「子供のようにきれい」だったという。
>側近は、「心痛が強まったとすれば、ここ数年だろう。特に『人格否定発言』以後に」
>と推測した。

(´;ω;`)

「皇統問題」とは、昨今批判の強まっている「東宮ご夫妻」の問題なのだろうか。
国民から東宮ご夫妻への疑問や批判が噴出して、決断を迫られる何かがおありだったのだろうか。
あるいは“いわれなき批判”に自ら説明することもかなわず、お怒りなのだろうか。

39 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 15:54:03 ID:IhimmENUP
おまいらが長男の嫁を叩きまくるから、それが陛下のストレスになってるんだと思うが。
たぶんおまいらと鬼女が雅子叩きやめれば、陛下のストレスは幾分軽減すると思われ。

本当のところを教えてください。
宮内庁はすっかり官僚的になってしまったけれど、陛下にお仕えする方達は、もっと自分の親のように気を配ってください。お願いします。

羽毛田長官は、皇太子殿下の誕生日会見の前、意を決したように「自発的な参内が増えていない。愛子さまと両陛下がお会いすることが少ない。『会う機会をもっと増やしたい』とおっしゃったご自分の言葉に責任をもっていただきたい」と定例会見で述べた。
その後、少し行き来はあったが、春夏秋のご静養にはついに皇太子ご一家との合流は果たされなかった。それでも秋篠宮ご一家が頻繁に交流され、悠仁様の健やかなご成長とかわいらしさに癒されていらっしゃるご様子が伝えられていたが。

皇太子殿下「世代間のギャップ」
秋篠宮殿下「世代を超えた交流」

12/1の愛子さまのお誕生日には、愛子さまは風邪のため皇居に赴いてのご挨拶他の行事は取りやめ。
12/9の雅子さまのお誕生日には、雅子さまは風邪のため皇居に赴いてのご挨拶他の行事は取りやめ。

雅子さまの皇室への不適応はまだ続いている。「着実に回復されているようだ」とのコメントは聞くが、医師の説明はまだなされていない。

天皇陛下がもし家族の問題として悩んでおられるのなら、国民は立ち入ることはできない。
国民の皇太子ご夫妻への批判が陛下を苦しめているのなら、羽毛田長官はそのことを国民に伝えるべきである。しかし、羽毛田長官自身が皇太子殿下への批判を呼び起こすような発言をしたわけで、陛下に無断であのような大それた事を発表したとは考えにくい。

そんなことを考えていると、私もとても辛い気持ちになる。

天皇陛下のご快癒をお祈り申し上げます。

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「お休みください」と言っても、きっと陛下は無理をしてしまわれるんだろうな…。

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2008/12/10

麻生政権に改革の希望の光?

直前のエントリーで、麻生首相は内外の知恵を結集し、改革派を取り込めという趣旨で書いていたら、こんなニュースが・・・

麻生首相が中川秀氏と会談へ=批判拡大封じの狙いも

 麻生太郎首相が12日にも、自民党の中川秀直元幹事長と会談する見通しとなった。関係者が9日、明らかにした。会談は首相が呼び掛けたもので、中川氏が本部長代行を務める党国家戦略本部の活動を再開し、中長期の政策目標を策定するよう要請する考えだ。
 首相としては、内閣支持率の急落で求心力低下に拍車が掛かる中、政権と距離を置く中川氏を引き込むことで、自らへの批判の拡大を食い止める狙いもあるとみられる。 
 これに関連し、河村建夫官房長官は9日午前の記者会見で、「挙党態勢を必要としている時で、いろんなことが行われてしかるべきだ。(首相と)中川氏とは、特別会計の埋蔵金活用など共通の認識がたくさんある。率直に話し合ってほしい」と述べた。(了)
(2008/12/09-12:43)

軌道修正キターー!
私としては大歓迎。必要な改革は止めるべきではない。

中川氏は、すでに麻生氏に近い人物(誰だっけ)と会談し、麻生政権を支えると約束している。(ニュースで読んだ)

中長期ビジョンの政策を構築する国家戦略本部を再開することは、麻生氏にしてみれば大英断ではないか。驚いた。

支持率急落が麻生首相の背中を押したなら、再浮揚の芽を麻生首相自らつかんだことになる。

前エントリーで書いたように、支持率回復のため“敵”を自陣に取り込む戦術なのかなぁ?

中川秀直オフィシャルブログより

麻生総理は、今こそ、改革の旗を旗幟鮮明に掲げるべきなのはないか。内閣支持率21%前後にまで、民意が急落させたのは、麻生総理への「改革の督促」なのである。麻生総理が、覚悟を決めて、改革への逆行を止め、改革への新たな地平を切り拓けとの民意である。もしも、麻生総理とお会いする機会があれば、そのことをお伝えしたいと思っている。(12月9日記)

ぜひ新しい方向性を示してもらいたい。

麻生内閣の閣僚の面々を見てごらんよ。覇気がない。中川昭一氏はいつも目を血走らせてむくんだ顔をしているし・・・どうなっちゃったの。リーダーシップをもって苦労しながら改革を進めているのは石破農相だけのように見える。

もう一度内閣に活を入れ直して、定期的に情報発信の場を作り、各大臣が担当相として今どんな仕事に取り組んでいるのか国民に報告させたらいいのではないか。麻生太郎のオレ様スター内閣ではダメなのよ。それと麻生さん、もっと資料を読み込んで勉強して。

おととい報道ステーションに猪瀬氏が出演して、地方整備局改革を麻生首相がやり遂げれば支持率が上がる!と力強く語っていた。

猪瀬氏が調査したところによると、整理統合縮小に向かうはずの出先機関の建設計画はなんと2000億円以上だという。政治主導の手が入らず、役人に任せておくとこんなことになってしまう。

参照:地方分権論議に逆行する役人の無神経さ
国の出先機関が入る合同庁舎の建設計画にはあきれる

2008年12月9日

出先機関改革“早急に準備を”

麻生総理大臣は閣議のあとの閣僚懇談会で、政府の地方分権改革推進委員会が国土交通省の地方整備局など6つの国の出先機関を廃止し「地方振興局」に再編するなどとした「第2次勧告」を提出したことを受けて、「鳩山総務大臣を中心に関係閣僚が協力して早急に準備を進めてもらいたい」と指示しました。

政府の地方分権改革推進委員会は8日、国土交通省の地方整備局や農林水産省の地方農政局など6つの機関を統廃合して「地方振興局」に再編することや、自治体の独自の事業に国の関与を法的に定めている4000余りの「義務付け」規定については廃止を原則とした見直しを求めること、それに、こうした改革を進めることで出先機関の職員を削減したり地方に移すなどしたうえで、将来的には、現在、15機関あわせておよそ9万6000人いる職員のうち、3万5000人程度の削減を目指すなどとした「第2次勧告」を麻生総理大臣に提出しました。これについて、麻生総理大臣は9日の閣僚懇談会で「勧告の内容に従って、出先機関の廃止、整理、統合。また、地方へのいわゆる義務付けの見直しを進めていく。出先機関改革の具体的なスケジュールなどを盛り込んだ政府の計画は今年度内に策定する」と述べました。そのうえで「鳩山総務大臣を中心に関係閣僚が協力して早急に準備を進めてもらいたい」と指示し、鳩山総務大臣は「一生懸命努力する」と述べました。また、河村官房長官は「見直しにあたっては政府内や自治体との調整も必要になるので、内閣が一体となって取り組みたい。各省には互謙互譲の精神で実現に向けて協力をお願いしたい」と述べました。

地方分権改革推進委員会の勧告を受けて、鳩山総務相は省庁の抵抗を乗り越えられるのか。必死に改革に取り組んでほしい。

言っても仕方ないが、増田前総務相はかなり踏み込んで地方分権改革をしようとしていたので、留任させるべきだった。行革相は茂木か渡辺が適任だった。内閣人事の内幕をさらってみると、論功行賞とシンパで固めた情実人事だったことが今の内閣の覇気のなさにつながっている。行革相が甘利とはね・・・。麻生さんには人を使いこなすセンスはなさそうだ。

執行部に政策提言へ=塩崎、渡辺氏ら有志の会-自民

 塩崎恭久元官房長官や渡辺喜美元行政改革担当相ら自民党の中堅・若手でつくる「速やかな政策実現を求める有志議員の会」は9日、党本部で会合を開き、景気対策や後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の見直し問題などについて提言をまとめ、執行部に申し入れることを決めた。
 同会は、麻生太郎首相が2008年度第2次補正予算案の先送りを決めたことに反発、今国会への提出を求めた。内閣支持率の急落を受け、次期衆院解散・総選挙をにらみ党内の政策論議を活発化させる狙いがある。 
 塩崎氏はあいさつで「ショッキングな(支持率の)世論調査が出たときこそ、自民党は生まれ変わって議論して行動し、国民の信頼を勝ち得ないといけない」と強調。会合では「野党が内閣不信任決議案を提出した場合の対応を議論すべきだ」との意見も出た。
 同日は25人が出席。このほか、約20人が参加する予定だという。
 
◇自民有志議員の会の出席者
 9日開かれた自民党の「速やかな政策実現を求める有志議員の会」の出席者は次の通り。(丸数字は当選回数)
 【衆院】谷畑孝(4)、柴山昌彦(2)、西村明宏(2)(以上町村派)、茂木敏充(5)、加藤勝信(2)、原田憲治(1)(以上津島派)、塩崎恭久(4)、小野寺五典(3)、平井卓也(3)、木原誠二(1)(以上古賀派)、山際大志郎(2)、上野賢一郎(1)、平将明(1)(以上山崎派)、水野賢一(4)、渡辺喜美(4)、後藤茂之(3)、秋葉賢也(2)、菅原一秀(2)、赤沢亮正(1)、佐藤ゆかり(1)、牧原秀樹(1)、山内康一(1)(以上無派閥)
 【参院】世耕弘成(3)、礒崎陽輔(1)、古川俊治(1)(以上町村派)(了)(2008/12/09-20:16)

見方を変えれば、まともな政策ブレーンのいない麻生首相にとって、中堅・若手からの心強い提言である。麻生首相もそれに気づいたのでは?周りの側近のアドバイス通りにしていたら、どんどん立場が悪くなっていった。与謝野氏や鳩山氏らとの閣内不一致問題もあった。与謝野氏はほんとに信用できない。

今、麻生首相が改革派ボス格の中川秀直氏と連携するのはベストの選択だと思う。中川氏を変なメガネで見ている保守右派層は反発するだろうが。

支持率急落のピンチを逆転する鍵を麻生首相自らつかんだと言える。そうなるように期待をこめて。

マスコミはおもしろおかしく倒閣運動に結びつけたがるが、新党も脱党もない!!

彼らは自民党を出て行く気などない。そんな無駄なエネルギーを使っていられるか。山崎氏・加藤氏は出て行ってもいいよ。有志議員の真意は、麻生首相に必要な改革を進めるよう政治姿勢を柔軟に修正してほしいだけである。麻生政権を復活させることができれば、自分達も生き残れるのだから。それでも麻生首相が反発するなら、その時考えれば良い。

菅選対副委員長が渡辺喜美氏を息巻いて批判していたが、もし選対が渡辺氏を公認しないという制裁をするなら「その時は受けて立ちましょう(ニヤリ)」と渡辺氏は答えていた。腹はくくっているようだ。
中堅・若手の動きを謀反であるかのように口を極めて非難していると、圧力をかけた議員達のほうが世論から見放されるような気がする。

私としては、再び改革の光が差し込んできたようで、希望を感じている。
どうか麻生首相が軌道修正しますように。できれば小幅で良いので内閣改造を・・・。

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考えてみれば、所信表明演説は異例の民主党攻撃型だったし、麻生政権としての中長期ビジョンと具体的なマニフェストを示していない。もう一度初心に立ち返ってみてはどうか。

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2008/12/09

保守層が拍手喝采する外交政策で生き残りを図れ

領海侵犯 首相みずから抗議も

中曽根外務大臣は閣議のあとの記者会見で、沖縄県の尖閣諸島の沖で中国の海洋調査船が日本の領海を侵犯した問題を受けて、福岡県で開かれる日中韓3か国の首脳会談でも麻生総理大臣みずからが中国側に抗議するという見通しを明らかにしました。

この中で、中曽根外務大臣は「尖閣諸島はわが国固有の領土であることは、歴史的にも国際的にも疑いがない。きのうは、侵犯が確認された朝から、外交ルートなどを通じて即時退去するよう繰り返し要求したが、領海の外に出たのは夕方になってからだ」と述べて、再三の日本側の要求にもかかわらず、調査船が長時間日本の領海にとどまったことに不快感を示しました。そのうえで、中曽根大臣は「すでに外交ルートを通じて抗議するとともに、船舶航行の目的の説明や再発防止を申し入れているが、今月13日に福岡県で開かれる日中韓3か国の首脳会談に際して、麻生総理大臣も中国の温家宝首相に対して、この問題について、しかるべき提起を行うと思う」と述べ、麻生総理大臣みずからが中国側に重ねて抗議するという見通しを明らかにしました。

おー!外交の麻生、がんばれ。支持率回復のチャンスだ。

調査船が9時間も日本の領海内にとどまっていたって、どれだけ日本は馬鹿にされているんだ。“国軍”の防衛力こそ抑止力であるとする田母神氏の言うとおりである。

尖閣諸島に活動家が不法に上陸して逮捕された時、当時の小泉首相は厳重に取り調べを行う旨指示したが、福田官房長官が逃がしてしまった。

麻生首相が尖閣諸島を守り、なおかつ李大統領に「竹島はわが国固有の領土」と直接言ってくれたら、ネ申 だ。現状では、政治家はその一言を直接韓国側に言うことができない。
支持率が高かったら、今までの外務省方針を踏襲してそこまで冒険しないと思うが、ここまで追いつめられたら麻生の本領を発揮して、大逆転を目指してほしい。

とはいえ、今のままでは内政は支持できない。

自民党支持の麻生ファンは「たった2ヶ月なんだから」「金融危機で大変な時に解散なんて」と揃って言うが、世界的金融不安が実体経済に波及し、資産以下の株価下落で軒並み企業は煽りを食らっている。

この2ヶ月が最大の勝負だったんだよ!!

速攻で次々と手を打つべきだった。それを小沢は信用ならねえから来年に先送りだあ?しかもクソみたいな政策出しやがって。(いかん、麻生節が移った)

住宅ローン減税 自民が方針

自民党税制調査会は、来年度の税制改正で焦点の1つとなっている住宅ローン減税について、10年間で所得税と住民税をあわせて最大で600万円と、過去最大規模の減税を可能にする方針を固めました。

減税の対象となる借入金の上限を5000万円までに引き上げ
低所得者には関係ないよ。景気回復にはあまり貢献しない。

大変な時だからこそ危機管理内閣を作って早急に解散を打ち、国民の信を受けた後、与党・民間の知恵を結集して難局を突破することを有権者も与党議員も願っていた。

仮に民主党が多数をとっても、政権運営に苦しいことに変わりはない。国民のための大連立の形を模索するチャンスでもあった。

それを麻生首相は保身のために潰し、この2ヶ月の遅れが5年、6年先までツケを残しかねない結果を引き起こしてしまう。

麻生首相はもう後はないと腹をくくるときだ。
「渡辺氏や中堅若手議員らの言うことにも一理ある」として、渡辺氏を補佐官あたりに引き入れたらどう?無能な味方は邪魔。有能な敵は自陣に囲ってしまえばよい。ちょっと遅かったか?

渡辺喜美氏ら早急な経済政策を求める議員達は、このままでは経済を立て直すことができないと訴えているだけだ。政局にしたがっているのは一体どっちだろう。渡辺氏に「黙れ」と言っている清和会連中は国民のほうを向いていない。保身でいっぱいの姿しか見えない。

安倍さんも「やせ我慢」(本人談)しないでいいよ。

麻生首相が経済団体首脳に「雇用確保と賃上げ」を要請した。しかし、業績が悪化する中で「やります」と言える企業など一つもない。

(週刊ポスト)
渡辺氏「麻生さんは歴史の教訓に学んでいない。大恐慌当時の米政権は高賃金政策を取り、高い失業率を改善できずに失敗した。非正規雇用者が3万人も解雇される今の日本の状況では、賃上げより、むしろワークシェアリングなどで雇用を守ることを優先させるべきです
「麻生さんはこの期に及んでも各役所の政策を集めて綴じただけの景気対策に頼り切っている。今こそ、党利党略で選挙を先送りするのではなく、解散・総選挙で国民の信任を得た政権をつくり、政治の方向性を示して危機を乗り切らなければならない」

雇用確保のためには、裾野を広げるためにどうしても正規雇用者に痛みを強いなければならない場合もある。政府として株価下支えの対策も打てないで、企業に賃上げのお願いをすることがどんなにあさっての方向を向いていることか。

今からでも間に合う。麻生さん、もっと広範に党内・民間の知恵を借りてほしい。スタンスの違う改革派の意見も柔軟に聞け。

デキるトップは人の使い方がうまいものだ。

いずれにしても、麻生首相も渡辺喜美氏も自分が正論と思うところを“マスコミを利用して”率直に国民に訴え続け、有権者の判断を仰ぐべし。

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山崎氏・加藤氏らは落選の危機なので、一発逆転の可能性をかけていろんな動きをするかもしれない。
渡辺氏ら改革派は、リスクを取って新党など立ち上げる必要はない。今彼らを追い出したがっている議員達をよーく覚えておくことだ。小泉さんの時のように自民党内で政権交代を起こせばよい。かなり難易度の高いウルトラCDEの技が必要になるが・・・。

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2008/12/08

麻生政権、危険水域を越えた

昨日のフジテレビ新報道2001の内閣支持率22.6%は、各社の全国世論調査と乖離していなかった。

麻生内閣の支持率半減21%…読売世論調査

読売新聞社が5~7日に実施した全国世論調査(電話方式)で、麻生内閣の支持率は20・9%となり、11月初めの前回調査(40・5%)からほぼ半減した。

 不支持率は66・7%で約25ポイント跳ね上がった。

内閣支持22%、「首相適任」小沢氏逆転 朝日世論調査

 内閣支持率は、福田内閣末期とほぼ同じ水準にまで一気に下がった。不支持率は64%(前回41%)。その理由では「政策の面」が63%に達する。自民支持層でも内閣を支持する人は54%(同72%)にとどまり、「麻生離れ」が進んだ。無党派層の支持も11%(同26%)に下がった。

●(毎日)クローズアップ2008:内閣支持激減21%(その1) 政権早くも袋小路

自民支持層の内閣支持率は54%。10月の前回調査比20ポイント減で、全体の下落幅(15ポイント減)を上回った。

 一方、望ましい衆院解散時期について「直ちに」と回答した層は支持率3%、不支持率83%で「来年1月の通常国会冒頭」も支持率15%、不支持率71%。麻生内閣には早期の衆院解散・総選挙が期待されていただけに、選挙を先延ばしする首相の姿勢が支持率低下につながっていると言えそうだ。

自民党支持層の麻生離れが進んでいる。(私もごく最近離れた層に入る)

 08年度第2次補正予算案の提出の先送りに関して「支持しない」と答えた層の支持率は11%、不支持率は74%。定額給付金を「評価しない」と答えた層も支持率14%、不支持率68%で、政策への低い評価がそのまま政権批判につながっていることがうかがえた。【中田卓二】

毎日新聞 2008年12月8日 東京朝刊

やはり思ったとおり、経済政策への評価が不支持につながっている。

受け皿に遠い民主

 毎日新聞の世論調査は、自民党、麻生太郎首相に期待する数値が軒並みに下がる一方、民主党、小沢一郎代表が十分にその受け皿になっていないことも示した。「自民か民主か」という二者択一の政権選択に飽き足りない心理が、有権者の間に広がりつつあることをうかがわせる調査結果になった。【田中成之】

麻生政権はダメ、小沢民主党も政権担当能力はあやしい。
と、なると、

中川秀氏、自・民の改革派が政界再編の軸に

 自民党の中川秀直元幹事長は7日のフジテレビ番組で、政界再編の見通しについて「世論が期待しているのは単なる昨年あった大連立なのか、改革派同士が(自民、民主)両党から出てきてやるものか、もう少し調べてほしい」と語った。自民、民主両党の改革派議員の結集が再編の軸になるとの見方を示した発言だ。

 中川氏は「新党がぽこぽこできることは期待されていない」と指摘。「民意は政界全体がひっくり返るようなものを望んでいる」と述べた。

 渡辺喜美元行政改革担当相は都内で記者団に「今国会中に解散してもいい。1月中に危機管理内閣ができるので、そのほうがいい」と述べ、年内解散が望ましいとの認識を示した。(07日 23:06)

総裁選で何の下準備もなく戦った小池氏が、予想以上の一般党員票を獲得したことが民意を表しているのではないだろうか。

小泉首相が自民党をぶっ壊すと言ったのは、自民党内で政権交代を起こそうとしたからである。守旧派から改革派へ。だから、安倍首相が郵政造反組を復党させた時、是非はともかく支持率が落ちたのである。

ところが、メディアの一斉攻撃によって「小泉改革が目指すものは倫理観なき拝金主義」のように国民に刷り込まれてしまい、一気呵成に盛り返してきた守旧派に追いやられ、政策に強い改革派は埋もれてしまった。

その反動で「改革修正」の麻生支持が大きくなったが、再び道路族の圧力が高まった結果、麻生首相が旧来の土建型利権配分政治に戻るかのようなイメージが蔓延した。「道路財源を一般財源化」への対応が非常にまずかった。麻生首相は少しは党の族と戦う姿を見せなくっちゃ。そういうのはパフォーマンスとは言わない。実際に抵抗があるのだから、リーダーシップを見せるチャンスなのである。しかし、麻生さんには改革の意欲がない。

今までの麻生さんの施策は必ずしも間違ってはいない。金融不安解消とカンフル剤としての財政出動が必要だったので、麻生型政治はちょうど時代のタイミングに合っていた。しかし、いかんせんそれ以後の展望を示すことができていない。

財政出動も中途半端、大胆な政策を政治主導で示すことができない、これでは支持率が下がるのは当然である。

麻生首相に申し入れをした若手中堅のほうが正論を言っている。“麻生ファン”以外の自民党支持者はどう見ているだろう。若手中堅の声を封じようとする清和会の古狸達のほうこそ断末魔ではないのか。

無派閥の渡辺氏が「麻生首相は経済悪化の危機感が足りない」と声を上げてくれて、かえって「まだまだ自民党は捨てたものではない」と安心した自民党支持者もいると推測する。もう少し詳しい人なら、麻生内閣の顔ぶれを見た瞬間、小泉改革からの脱却を図ろうとしているなと感じたと思う。

テレビのアホバカクソサヨクキャスターや井戸端会議のおばちゃん以下のコメンテーターが、毎日のように「小泉改革は格差拡大だ、弱肉強食だ」「麻生はバラマキだ、マンガ脳だ」あるいは、まるで「搾取階級打倒!」のスローガンがだぶって聞こえてくるような「派遣切り反対」デモをアピールしているが、有権者は意外に覚めた目で見ている。

案外、総体としてみると、日本国民はバランス感覚に優れているというのが、マスコミをヲチしてきて感じていることである。

麻生首相は「選挙の顔」として期待されたのだから、覚悟を決めて解散するべきだった。身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあるのに、浮かぶ瀬もなくなりつつある。

最後に一言。
政策を官僚に丸投げすることが「官僚を使いこなす」と勘違いしている政治家は去れ。

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あーあ、政局の天才・小泉の言うとおり小池百合子を総裁に選んでおけば、とっくに選挙も終わっていたね。かなりいい線いったと思う。結果が民主に転んでも、小池自民党との政策ごとの連立体制は進んだはずだ。自民党は、もはや麻生政権で足踏みしている余裕はない。

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2008/12/07

麻生内閣、危険水域

新報道2001に中川秀直氏と渡辺喜美氏が呼ばれ、サンプロには渡辺氏と世耕氏が登場した。
メディアの関心は「いつ改革派がしびれを切らして新党を作るか。政局絡みの面白い話を聞きたい」それだけのようだ。早く自民党を分裂させたくてしかたがないらしい。

「小泉路線から転換してますよね!?」質問はそればっかり。
その手には乗るか。(笑)

党役員・閣僚経験者が年内に新党構想を練っているとwebニュースで報じられていた。当人はまだ選挙区での根回しが済んでいないので、名前を出せないとのこと。田原氏が世耕氏に「新党」の話を振ったら、世耕氏はごまかすように笑って「ノーコメント」。

え~っ!マジ?世耕氏が自民党を出るとは思えないな。なんで自民党を出なきゃいけないのよ。出るなら守旧派でしょ。と、すると山崎・加藤あたり?そんな根性ないわね。誰かな・・・。動くとしたら年内だから、すぐ判明する。ワクワク!政局にしたいマスコミの煽りにじゅうぶん乗せられている私であった。

それよりもこの支持率・・・
2chで紹介されていたのを保存させてもらい、今週分のを私が手を加えて追加してみた。

Hodo2001siziritu_3   

先週、30%ほどだったのが22.6%と急落してしまった。首都圏500人の誤差だらけの世論調査とはいえ、先行指数として参考にはなる。新聞テレビの調査よりかなり低い数字となるのが通例である。

麻生ファンのスレは覗いたことはないが、自民党の支持者が集まる2chでは、「経済に強い麻生」を堅く信じて、麻生首相の足を引っ張る渡辺喜美氏に嫌悪感を持っているようだ。
彼らが「こんなに麻生さんはスゴイんだ」とコピペしている「実績一覧表」がある。

ニュー速「麻生太郎が凄すぎる、短期間でこんなにもの声

1 : ヒジキ(宮城県):2008/12/04(木) 20:41:35.47 ID:jvD5P1qi ?PLT(12012) ポイント特典

・一次補正(済み)
・金融機能強化法案関連(野党の参議院待ち)
・日本領海拡大(済み)
・ワープアを正社員にした場合の補助
・テロ特措(野党の参議院待ち)
・派遣法改正(野党の参議院待ち)
・IMFへ外貨準備高から10兆円貸し出し(民主はなぜかこのドル不安の中で準備高削ってドル売り宣言)
・二国間の経済支援要請をすべて拒否、今のところアイスランドと韓国×(民主IMF批判してたが、なぜか特定国への2国間支援表明)
・ASEAN+3の通貨スワップ拡大を話していくことで合意、つまり韓国支援なし
・空売り、市場監視等強化
・政府が銀行のマネーロンダリングへの対応の甘さを指摘
 その翌日から、数件の経済ヤクザの逮捕
・G7での行動指針採択
・G20にて金融市場の透明化で共同合意
・国連総会で日本共同提出の核廃絶決議、過去最多得票で可決
・日印安全保障協力共同宣言
 (民主小沢寝不足の為、シン首相との会談キャンセル<翌日青森で選挙の為の演説は実施>)
・農林水産省利権の地方農政局
 国土交通省利権(創価枠)の地方整備局の廃止・統合指示
・国連で8割超えの得票を得て、非常任理事国決定
・ポーランド大統領と温暖化問題で連携確認

 麻生太郎首相は4日、ポーランドのカチンスキ大統領と首相官邸で会談し、
地球温暖化問題に連携して取り組むことを確認した。
ポーランドでは12日まで気候変動枠組み条約第14回締約国会議(COP14)が開かれており、
首相は「成功に向けて協力したい」との考えを伝えた。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081205k0000m010072000c.html
http://mainichi.jp/select/seiji/news/images/20081205k0000m010037000p_size5.jpg

他にアーレフへのガサ入れや革マル派の活動家ら11人逮捕なども「麻生政権ならではの実績」とアピールしたいようだ。福田は媚中・媚朝だったが、麻生さんは中国と朝鮮の圧力に一歩も退かない“強硬派”だものねー(棒)

おや?一覧に国籍法改正案採決が抜けているよ。(笑)

実績を見る時、何をしたかと同時に、何をしなかったかも注視する必要がある。
オープンスカイ構想は国交省の抵抗でポシャッたまま。公務員制度改革は後退、第二第三と手を打つべき経済政策はせこすぎる。どこが100年に一度の金融災害だ?

国連総会で日本共同提出の核廃絶決議、過去最多得票で可決
こんなのを入れている時点で痛い。すでに15回連続で可決されてるって。その他も全部官僚のお膳立てでしかない。日本の官僚体制はすごい。頭の弱い政治家であっても一丁前に仕立ててくれる。しかし、それ以上のものは出てこない。

地方整備局の廃止・統合指示
指示ってね、あーた、廃止がいつのまにやら統廃合になったのは、看板付け替えて少し数を減らして地方支部を残そうという霞ヶ関の意向を麻生首相がそのまま口に出しただけなのよ。もうちょっと調べようね。

金融機能強化法案関連
だからー、福田政権下で期限切れになったのを渡辺金融担当相が「延長すべき」と主張していた法案に自民党が救済したい農林中央金庫(報道されないが、かなり損失を出している)等を追加したものである。延長しておけば何も問題なかった。

金融機関に資金援助するのはいいが、末端の中小企業にまで資金を行き渡らせるためには、日銀がもっともっと供給量を増やさねばならない。マクロ経済をどうするのか、政府サイドから国民に向けての説明がない。国民に1万円~2万円ぽっちの小遣いをくれてやっている場合ではないのである。

自分のマニフェストも語れない麻生さんが第一次補正予算でリーダーシップを発揮したとでもいうのだろうか。杉村太蔵議員が総理になってもこのくらいは出せる。なぜなら各省が出してきた政策をそのまま右から左に流しているだけだから。渡辺氏はそれを「ホッチキスで留めただけの政策」と呼んでいる。

ゆえに国民から見れば、麻生さんの政策は可もなく不可もなし。麻生首相のインタビューを聞いていればわかる。「ここにこう書いてあるから、こうなんです」。役人の政策と党の調整案をそのまま読んでいるだけ。しかもきちんと理解していないから、問題点もわからず、ポイントがずれたことを言ってしまう。そこをマスコミに突っ込まれてしまうわけだ。

もっと問題なのは、「官僚をつかいこなす」はずだった麻生首相が、政官連携の要となる官邸機能不全を起こしている。省庁は縦割り構造なので、横串をぶっさす機能by小池 をどう強化するか、首相と補佐官の手腕にかかってくる。

渡辺氏も嘆いていたが、国家戦略会議も麻生首相によって胡散霧消させられてしまったので、官邸から強力な政策発信する能力が失われているのである。

名前: 無党派さん [sage] 投稿日: 2008/12/05(金) 15:36:50 ID:DU3o3YkA
麻生「定額給付金には反対だけど、貰いたいという国民がいるのは如何なものか。
反対するなら、貧乏だろうが、あるいは金持ってるから私は辞退するというのが筋ではないか」

凄いことをいうネエ。あんたが自腹で出してるなら分かるが税金を再配分してるだけなのに。

総理が国民に喧嘩売っちゃいかんでしょー(笑)
どこまでいっても傲慢だね。まるで「恵んでやっている」という態度ではないか。

元は私達が納めた税金を還付するというんだから、返してもらう。
ただし税金の使い途にについて政府としてどうなんだ!と反対している。

「政府が信用できないから、税金を預けられないよ」と言っているのだ。

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時間切れになってしまった。続きは明日。

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2008/12/06

自民党のためではなく、日本のために麻生首相と安倍氏にお願いする

政権批判の渡辺氏らに苦言=自民・安倍氏

 自民党の安倍晋三元首相は5日夜、福島県南相馬市で講演し、渡辺喜美元行政改革担当相らが麻生太郎首相の政権運営を批判していることについて「本当に情けない。(首相に)至らない点はあるだろうが、首相を中心にこの経済危機を乗り越えていかなければいけない」と苦言を呈した。 (了)
(2008/12/05-20:51)

情けないのはあなただ、安倍さん。

総裁選で改革派の世耕氏がなぜ麻生支持なのか理解に苦しんだが、世耕氏は安倍氏の判断に追随したのである。そのかわり麻生さんが改革に後ろ向きであることを承知した上で、麻生氏と親しい安倍氏に対し、麻生首相が改革を後退させないようしっかりアドバイス(監視)することを約束してもらったと 世耕氏はブログに書いていた。

安倍さんは何故麻生さんに直接進言しない?安倍さんが政治生命をかけて成し遂げようとした政治主導の国家ビジョンと逆行しているではないか。麻生首相に申し入れた塩崎氏や渡辺氏を批判するのは自由だが、彼らは安倍氏と志を一にする盟友だったはずだ。参院選大敗後に麻生-与謝野が弱った自分を支えてくれたから、「恩返し」←(安倍さんはホントにこう言った!) したいという人情から麻生親衛隊のつもりでいるのなら、政治家としてどうかと思う。

もちろん挙党一致で危機を乗り越え、党を上げて麻生首相を支えるべき時なのだから、批判するのは裏切り行為という理屈もわかる。しかし、国民は真に自分達の生活に資する政策、ひいては国益に叶う政治のリーダーシップを求めている。政権維持と党利党略が目的化している自民党には落胆せざるを得ない。

麻生首相の補佐役である島村氏は、かつて郵政民営化について異論が多い中で「いろんな意見を自由に言い合えるのが自由民主党」と言っていた。麻生首相も「同じ意見ばかりだったら、そのほうが気持ち悪い」と言っているではないか。挙党一致を見せつけられたところで、有権者は異論がまったく出ない党のありかたに拍手を送ると安倍氏は思っているのだろうか。いかにも正論を述べているようで、政治家がどこを向いて意見を言っているのか、第三者はその動機を見抜くのである。

安倍政権は「機関銃乱射のごとく」←(世耕氏のたとえ) 政策遂行のためよく頑張ったと評価しているので、なおのこと安倍氏が情に引っ張られて、政治家の本筋を失わないでほしいと思う。平沼氏と共に保守政治家として先輩の麻生さんを支えていきたいという心情の発露かもしれないが、盟友の平沼氏すら麻生首相には苦言を呈している。

小泉政権の中枢で、安倍さんは何を学んでいたのか。
小泉首相は党の反対派に何でも批判させた。また党の中で「批判するな、小泉首相を支えろ」と言う議員は誰もいなかった。小泉首相は「反対なら否決しろ!」と反対派に迫ったのだ。

「麻生総理を支えるべき。批判はするな」と対外的にメッセージを発しなければならない事態は、すでに麻生首相が支えを失っていることの証左に他ならない。

幹事長代理の石原伸晃氏は講演で、

「自民党の国会議員の7~8割は麻生政権で選挙をやって与党でいられるか疑問を持っている。麻生政権は政治的にも経済的にもがけっ縁に立っている」と述べた。また消費税増税に関しては「ぼろぼろになった財政再建の旗は1回、クリーニング店や縫製工場に出すべきだ。無駄を省いて初めて国民に増税をお願いする環境になる」と述べ、まずは歳出削減を徹底すべきだとの考えを示した。麻生政権はがけっ縁=「首相離れ」に異例の言及-自民・石原氏

有権者は「自民党議員は麻生首相を批判するな」という意見と石原氏の「麻生政権は崖っぷち」の意見と どちらが腑に落ちるだろう。それぞれのスタンスによって意見は分かれるだろうが、私は石原氏の意見に肯く。もう一度改革の旗を取り戻さねばならない。そして麻生氏に近い議員は、なぜ崖っぷちなのか謙虚に反省し、方針を組み立て直すべく勇気をもって麻生首相にアドバイスしてほしい。安倍氏は世耕氏に約束したとおり、その役を担うべきである。「麻生さんをいじめちゃダメ」とかつての仲間の塩崎氏らをブロックしている暇があったら、有権者の声に耳を傾けよ。

自民の役割終わった?=麻生首相

 麻生太郎首相は4日、首相官邸でジャーナリストの田原総一朗氏と会談した。田原氏によると、同氏が「不況が終わった後、何をするのか。ビジョンを出すべきだ」と注文を付けると、首相は苦笑しながら「分かった」。また、日本が欧米並みの豊かな国になり、冷戦が終結したことなどで「自民党の役割は終わった。ビジョンが何もない」と指摘すると、首相は「そうなんだ」と応じたという。 (了)
(2008/12/04-13:35)

テレビ朝日は“敵”だから、まともに相手にせず、田原氏を軽くあしらった?それとも本気で自民党の役割は終わったと?

小池百合子氏は麻生氏の弱点をついている。(週刊文春)「麻生政権については、首班指名で一票を投じたので私は支える側です。ただ、総裁選を戦った立場で言うと、すごく自信はおありだと思うけど、総理になることが目的だったのかしらと思うこともあります。どういう国にしたいのかはわからなかった」「党首討論でも、金融、環境などで、日本が世界をどうリードすべきか、もっと崇高な理念を論じるべき」という。

崇高な理念でなくてもいい、サブカルチャーの発展はそろそろ民間に任せて、首相は強い日本を立て直すため、政策を繊細に積み上げ、大胆に見直すべきは見直し、嫌味と皮肉な口調ではなく、ストレートに国民に国のありかたを訴えてほしいと願うものである。そうすれば、左翼以外の国民はついていくはずだ。

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戦後レジームの出発点が吉田茂宰相、戦後レジームからの脱却を掲げたのは安倍晋三。麻生太郎はどんな日本の出発点となろうとしているのだろう。自民党の役割は終わっていない。

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2008/12/04

小泉-竹中「2006骨太方針」からの転換に隠された思惑

小泉-竹中が主導した2006年骨太方針を麻生首相と自民党がひっくり返すとマスコミが騒いでいる。君たち、小泉改革を批判していたじゃないの?麻生叩きに小泉改革を利用するの?

それでも賛否両論、議員達のインタビューを公平に流しているので、「古い自民党に戻ろうとする麻生は悪い」と一概に誘導しているとは言えない。それぞれの意見と麻生首相本人の発言から、有権者は各自判断すればよい。

私としては、応援する小野次郎氏(ブログ)がインタビューを受けて、自民党方針を堂々と批判していたことが嬉しかった。もっと積極的に発信してほしい。
小泉氏の総理秘書官だった小野次郎氏は、郵政選挙で郵政造反組と選挙戦を戦い、落選したが比例で復活、その後、造反組が復党して古賀氏は造反組のほうを公認しようとした。「もうダメだー。自民党は落ちるところまで落ちろ!」と落胆したが、造反組議員に地味にスキャンダル発生、大逆転で小野次郎氏が公認を受けた。

一期生(いわゆる小泉チルドレン)は、捨てるものはないのだから、座して死を待つなんてアホらしい。数だけは負けていないのだから、クーデターを起こして砕け散れ。

公共事業3%削減、社会保障費削減2200億円」を見直すことについて、「小泉路線の転換ですか」と問われ、麻生首相は「(そうではない) 経済状況が今はまったく違う」と答えていた。シーリングはそのまま、別枠で?なんじゃそりゃ。麻生さんは小泉内閣にいる時から竹中路線には反対だったのだから、「私が総理である以上、2006骨太は受け入れられない」と正直に言えばいいものを・・・。

経済状況が違う?そうだろうか。小泉総理誕生の時、金融不安のまっただ中で、株価は上がらず、不景気にあえいでいた。政治への期待も失われ、息が詰まるような経済情勢だった。

そんな閉塞状態で小泉首相は「改革の痛みに耐えろ」と逆行するようなことを言った。公共事業による内需拡大策は、一部の業者を潤すだけで、まったく日本経済に恩恵をもたらすことはなかった。費用対効果で言えばゼロに近い。そのデータを政治家は見て見ぬふりをする。麻生首相は見たこともないのだろう。

渡辺喜美氏ら改革派は、速攻で手を打たなければ日本経済は逆戻りしてしまうと、非常に危機感を抱いている。だから、麻生首相には危機意識が足りないと警鐘を鳴らし続けているのだ。

日本経済は底堅いと言ったのは麻生さんではないか。財政再建路線をひっくり返すほどに「公共事業」に投入しなければならない理由を説明できていない。「100年に一度の金融危機」の対策は、まずは金融政策を含めたマクロ政策であって、選挙対策としての公共事業ではない。90年代にことごとく間違った手を打ってきたのが、財務省御用議員与謝野氏である。

改革後退は経済政策だけではない。与謝野氏は、安倍首相が参院で大敗して求心力を失った後、麻生氏とともに安倍政権に入り込み、政治任用した改革派官僚をあっという間に切ってしまった。このようなことは、決してマスコミには報じられない。

ケインズは有効需要創出について「一時的な理由で需要が不足しているんだったら、国債を出しなさい」と言った。

竹中平蔵氏(ズバリ!先読み日本経済)
国債を出して景気をよくすると言いますが、そんなことだけをやっている国は、世界中にないんです。日本はバブル崩壊後の1990年代に、ダラダラとやった。世界の例外中の例外です。なぜならば国債を増やしてもそれだけでは景気はよくならないと、みんな知っているからなんです。(略)一時的ではない理由で経済が低迷している場合は、国債を出してもダメなんです。

アメリカはアメリカで、具体的に手を打っている。日本の異常な株価下落は米国要因だけではないことは明らかである。(今まで書いてきたことなので詳細は省略)
麻生首相を評価する長谷川慶太郎氏も「金融危機は終わりました!」(WiLL1月号)の中で「日本は何も心配することはないのです」と書いている。長谷川氏の言うように世界的な金融危機を乗り越えても、日本経済は楽観できない。小泉氏以降の2年間で成長率は落ちた。「100年に一度の危機だから」では、日本経済の低迷は説明がつかない。もっと根が深いのである。

今、政府が経済対策としてやるべきことは、株買い支えなどの思い切った施策である。日銀の緩和措置も生ぬるい。

年末にかけて連鎖倒産を防ぐために、麻生内閣はもっと真剣に取り組まなければいけない。言っていることとやっていることが違う。ほんとに口先男だ。第二次補正を来年に見送った麻生首相は、民主党との審議拒否をしているとしか思えない。関連法案まで民主党が潰して、国民から顰蹙を買うようなことを本気ですると思っているのか。民主党から不備を追及されるのを怖れているのは麻生首相のほうである。国会審議を国民に見せたくないのだろう。

麻生首相は、小手先の選挙対策として「経済情勢が厳しい」ことを人質にとって、なし崩し的に失われた10年に逆行しようとしている。定額給付金で墓穴を掘ってくれたので、国民の目にも麻生首相の経済政策の正体が見えてきた。

公共事業は今後も必要である。一部業者への選挙対策としての公共事業はやめろということだ。やるならもっとも効果的かつ内需に貢献するべく、一例として安倍首相の時に提案されたオープンスカイ構想を進めるべきである。竹中氏がサンプロでこう表現していた。「空港が朝から夜8時までの国なんて、国がシャッター通りになっているようなものですよ」と。

羽田空港の拡張整備事業と国際化、ハブ空港としての機能強化は、日本経済に多大の貢献をする。しかし、既得権益を国交省ががっちり抑え込んで、手を付けさせない。

安倍政権下で進めようとしたオープンスカイは、地方分権の意味もある。たとえば空港整備特別会計の中にある地方空港を地方自治体に移管したらどうか。(竹中氏提案)

社会保障費削減については、論点が逸らされている。

平成20年度予算案 前 年 度 予 算 額 対前年度増加額http://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/08syokan/dl/syuyou_0001.pdf
社会保障関係費21兆6,132億円20兆9,659億円6,473億円(3.1%)

社会保障関係費の内訳を見ると、平成19年から20年にかけて減額となっているのは「介護2.2%減」「雇用11.8%減」である。「年金」「福祉」の伸びが5%と大きい。医療は1.6%増に過ぎない。

景気対策の一環として雇用保険の減額を打ち出しているが、「雇用」支出はもっと減らすことができる。特別会計において最も無駄遣いが指摘されていたのが雇用保険である。「私のしごと館」は廃止に決まっていたのに麻生政権になって、厚労省は「私のしごと館」と それを運営する天下り法人「雇用・能力開発機構」の存続案を自民党に提出したという。減額して歳入は減るのに、無駄遣いと天下りにかかる膨大な人件費はそのままにするのが霞ヶ関のご意向ということだ。冗談じゃない。

介護に携わる人の人件費が削られているのは、厚労行政と一体となった業者側の問題である。コムスンが介護士から搾取まがいの手法で人件費を抑えていたのはご承知の通り。

行政側は予防医療やら介護用品やらの手加減さじ加減で利権を増やし、天下り先も作っている。予防医療という名分で高価な器具を“国の指導”で増やすことの是非は論じられていない。

行革を進めれば、2200億円分くらい軽く削減できる。改革を進め、いずれ消費税アップする時は、伸び率の高い年金・福祉に振り向けられるだろう。

社会保障のため消費税アップを“堂々と”説く与謝野氏にうかがいたい。
政官業癒着構造を解体的に改革せずして、消費税アップ分は間違いなく介護現場の充実につながってくるのでしょうか?再び政官業の既得権益に吸い取られ、天下り先に使われないという保証はあるのでしょうか?

麻生首相は自ら政策のリーダーシップを取ることなく、霞ヶ関と自民党案を丸呑みし、弱者救済を大義名分に既得権益を守ろうとしている。

改革を進めよ。

長くなったので、続きは「与謝野氏は、霞ヶ関に雇われた国民向け説得工作員」で。

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麻生さんの経済政策を批判するエントリーになると、トラックバックがぱたっと止まってしまうのは何故。

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2008/12/03

麻生さん、自分の言葉で腹の底から国家観を語れ。渡辺喜美氏はひるまず正論を語れ。

風邪気味で頭痛いー。PCで文字を読んでいると、乗り物酔いみたいに気持ちワル。毎日更新が目標だが、体力がついていかないのが辛いなあ。何日分かの更新分がたまってしまったので、今回も長文で失礼。

小泉路線凍結なら解散を=民主・山岡氏

 民主党の山岡賢次国対委員長は2日、自民党が公共事業費削減方針などの凍結を麻生太郎首相に求めたことについて「(公共事業削減などは)小泉政権の骨格であり公約だ。衆院を解散して国民に信を問うて(から)改めてやらなければ、国民に対する重大な背反行為になる」と批判した。 
 また、自民党総務会が政調全体会議の頭越しに結論を出したことに触れ、「党としての体を成していない」と述べた。国会内で記者団に語った。
 一方、民主党の平田健二参院幹事長は記者会見で「この時期に(公共事業費を)さらに削減する予算を出したら大変なことになる。凍結は順当だ」と指摘した。(了)
(2008/12/02-17:32)

相変わらず民主党のいやらしい言い方だが、この発言だけは賛同する。
公共事業削減は頭打ちになっているのは認めるが、それとは別に郵政民営化も反対だった麻生さんが、小泉改革路線の郵政選挙で得た3分の2議席を使って国会運営することには心情的に納得いたしかねる。
小泉自民党を支持した有権者が認められるのは、構造改革を引き継いでさらに進化させた安倍さん、一応改革路線を堅持した福田さんまで。

私も数年前までは「タロサ大好き♪」「保守の頼もしいヒーロー」「なんてカッコイイ愛国者☆」と応援していたけれど、麻生さんの発言中心に情報を追っていくうち「??」→「え・・・?」→「え゛ーーっ!!」という具合に期待を裏切られてきた。

あの人を小馬鹿にした物言いはなんとかならないか。小泉さんのインタビューを受ける態度は、誠実さと品があったなぁ。麻生さん、「地方が自由に使える1兆円」はいいが、「公共事業に特定」しちゃ税源移譲にならないじゃないか。ダンナが「ありゃあ確信的に争点をずらして、言葉でごまかしているだけだ」と言っていたが、私から見れば「なんにも問題点を整理できていないから、強弁しているだけ」ということになる。

保守改革派の誰だったか・・・オバマ氏の勝利演説と麻生氏の総裁選勝利演説を比較して、オバマ氏が希望あふれる国家観を語ったのに比べ、麻生氏は「吉田茂の孫」をアピールした。麻生氏の国家観が見えなかったということを言っていた。

麻生氏は「とてつもない日本」と吉田茂の言葉を引用はするが、国会議員として国家観を実現するのは政策である。一国のトップは、「この政策を実現したい」という形で自らの国家観を語るべきなのである。それがすなわち「政局より政策」という意味なのだが、麻生氏は単に格好と体裁だけで腹の底から言葉を語っていない。カッコイイ、体裁の良い言葉を連ねているだけ。

奇しくも小泉さんが「次の選挙のことばかり考えるのは本当の政治家ではない。次の時代を考えるのが真の政治家である」と発言したのは、小沢代表と麻生首相に向けられたものであろう。

戦後、GHQに押しつけられたまま唯々諾々と戦後教育に手を付けずに教育を退廃させてきたのは、まさしく自民党の怠慢以外のなにものでもない。何度でも言うが、保守右派は日本政治の怠慢を棚に上げてGHQをいまだに呪い、反米に血道を上げている。お門違いもいいところだ。あの時、米国ではなく旧ソ連に占領されるおそれもかなりの確率であったのだ。旧ソ連に占領されるくらいなら米国に占領されたのは1万倍もよかったと私は思う。「アメリカがこんな日本にした」と言いつのっていては、中国・朝鮮を笑えない。被害者メンタリティーに陥っているのは、保守右派のほうである。

戦後の怠慢により引き起こされた特亜利権による国益蹂躙は目に余る。その危機感を麻生氏は保守層と共有しているのか。政策は霞ヶ関に任せておけばよいという総理では、戦後の誤った価値観を打破できないのである。

政局に振り回された結果、「村山談話」「河野談話」という鬼っ子が生まれた。田母神氏が政府の方針に反したことは事実だが、政治家の誰も「政府の方針」が間違っていることを考えようとしない。「村山談話」はつまり当時の「外務省の方針」であって、官僚の無謬性によりあたかも憲法以上の金科玉条の方針になってしまっているのである。

安倍首相は「河野談話」踏襲の際、日本の国益とのはざまで苦しんだ。苦しむ姿を見せた。麻生首相は「村山談話」踏襲の際、内閣として即刻自衛官の思想教育に徹底的な監視の手を入れ、言論統制し、自衛官の志気を落とした。同じ「踏襲」であっても、国民は総理の態度から見える信条を目をこらして見ているのだ。

政治の方針を逸脱し、軍官僚の暴走により戦争に突っ走ったという反省から“文民統制”が徹底されたが、田母神氏自身「軍のクーデターを怖れるなら、憲法改正にあたって『侵略戦争はしない』と一文を入れたらいいじゃないですか」と言っていた。

首相退陣後は選挙管理内閣=麻生内閣「長く持たない」-民主・小沢氏

 民主党の小沢一郎代表は1日午後、埼玉県熊谷市内で記者団に対し、麻生内閣について「こんな調子でそう長く持つとは誰が見ても思えない」と述べ、近く衆院解散か退陣に追い込まれるとの見方を示した。その上で、「退陣になれば、また頭だけ代えた自公政権はあり得ない。次の内閣は選挙管理内閣として選挙をすることが仕事になる」と語った。
 小沢氏は、先月28日の鳩山由紀夫幹事長らとの会合で首相退陣後に与野党参加の「超大連立」政権構想に言及した、との一部報道を否定。ただ、「(会合では)選挙管理内閣で総選挙ということであれば、各党とも意見は一致するだろう。自公がまた、たらい回しで政権を取ることはあり得ない、と言った」と説明した。 
 これに関連して鳩山氏は1日夜、都内での会合で「既に麻生内閣は末期症状で、早晩倒れる。そのときにどんな選挙管理内閣が誕生するか、小沢代表もいろんなところで話している」と指摘。「本来なら禅譲して野党でつくるべきだが、全党まとめて選挙管理内閣をつくって選挙をするという話もあるかもしれない」と述べた。(了)(2008/12/01-21:26)

麻生さんが解散できないで倒れた場合、「与野党参加の大連立内閣」を選挙管理内閣とすることは筋が通っている。自民党支持者にしてみれば「ふざくんな!」ではあるが、客観的に自民党は再び総裁の頭をかえて戦える情勢にはない。

渡辺喜美氏は何度も言及している。

早期に解散・総選挙すべき、膠着状態続けば自民党分裂や新党構想も=渡辺喜美・元金融担当相

 渡辺元金融担当相は、今回麻生内閣が2次補正予算の提出を先送りした背景について、今出せば批判が噴出して内閣がもたなくなり、解散に追い込まれて選挙に勝てないとの思惑があるとの見方を示した。その上で、「2次補正予算を今の国会で成立させることで1カ月程度の政治空白ができても対応可能なようにした上で、解散総選挙を1月中に行うのがタイミングとして適当」との考えを示した。その場合、「次の内閣は首班指名1、2位による連立政権が発足して危機管理内閣を作るのが現実的だ」とした。

「今出せば批判が噴出して内閣がもたなくなり、解散に追い込まれて選挙に勝てないとの思惑がある」

第二次補正予算を臨時国会に提出しないことついて、サンプロで細田幹事長が本当の理由を語っていた。
民主党は審議に応じても採決に応じない。何度も小沢さんには騙されてきた。補正予算は衆院通過後30日で成立するが、関連法案を民主党が参院で継続審議にすれば、来年の通常国会で否決されて廃案になってしまう。そうすると「一事不再理」の原則により通常国会に再提出できなくなる。そのため、来年の通常国会に提出することにしたということだ。

渡辺氏は臨時国会中に提出して、民主党がごねれば「国民生活を無視する民主党」と非難して、補正予算案を争点にして解散すればいいという考えだったが、伊吹氏がこんこんと渡辺氏に諭したらしい。「民主党には何度煮え湯を飲まされてきたことか・・・。そんなに甘くない」とかなんとか。(笑)

「次の内閣は首班指名1、2位による連立政権が発足して危機管理内閣を作るのが現実的だ」

選挙を引き延ばすほど麻生首相が解散もできない末期症状に陥ることを避けるため、選挙管理内閣を麻生-小沢、つまり自民(公明)・民主連立内閣を作り、選挙戦を突破せよということだ。民主党構想の与野党全部参加は勘弁してくれ。

将来の離党・新党結成に含み=「地道に仲間増やす」-自民・渡辺氏

 自民党の渡辺喜美元行政改革担当相は2日午前のテレビ朝日番組で、将来の離党・新党結成などの可能性について「(自身の麻生政権批判に対して)『自民党から出て行け』とかずいぶん言われ始めたが、もっと言われるとそういうことになる可能性もないわけではない」と含みを残した。
 渡辺氏は、「同志」を結集できるかどうかに関し「2カ月前に(党総裁選で)新総裁をつくったので、そう簡単に20人も30人も(離党へ)かじを切れる状況にはない」と指摘。その上で、「タイミングもある。今は、地道に仲間を増やしていくしかない」と述べ、当面は突出した行動は控える考えを示した。 
 一方、政策課題をめぐる迷走発言や失言で求心力が低下する麻生太郎首相については「言葉には魂が宿らないといけないが、言葉が空中徘徊(はいかい)しているから、みんな千々に乱れてしまう。期待外れだったということだ」と批判した。(了)

「これを聞いて、小池百合子が化粧を始めました。」(2chのどこかで読んだ。笑った)

渡辺氏は派閥政治批判から無派閥を通しているし、政策マンなので、独自のスタンスから大暴れしてもらいたい。追い出せるものなら追い出してみろ。森何様あたりから「テレビでしゃべるな!静かにしてろ!!」と叱られようと、清和会のコネに縛られている中川秀直氏あたりは左右の顔色をうかがうばかりで、保身から政治生命をかけて突き抜ける覚悟がない以上、小回りの利く渡辺氏にがんばってもらうしかない。

広がる「麻生離れ」=衆院選へ危機感-自民

 「争点ごとにできたいろいろなグループが、どこかの時点で一致団結することもないわけではない」。政権批判の急先鋒(せんぽう)である渡辺喜美元行政改革担当相は2日、記者団にこう語り、政策課題ごとに集まった議員連盟などが「反麻生」で結集する可能性に言及した。
 渡辺氏は塩崎恭久元官房長官らと「速やかな政策実現を求める有志議員の会」を結成し、首相が見送りを決めた2次補正の今国会提出を要求。渡辺、塩崎両氏は、中川秀直元幹事長らが5日に旗揚げする社会保障に関する議連にも参加する。
 同議連には、総裁選で中川氏が後ろ盾となった小池百合子元防衛相も名を連ねている。中川氏は「(政局的な思惑は)全然関係ない」と否定するが、自民党内では「反麻生の受け皿」(中堅)との見方が強い。
 首相に背を向け始めたのは議連参加者だけではない。日本経済新聞社とテレビ東京が11月末に実施した世論調査では、内閣支持率は31%と前月調査と比べ17ポイントも急落。山崎派閣僚経験者は「沈みかけた船からわれ先にと脱出しようとしているのが現状。このままだとのたれ死にだ」と危機感をあらわにする。
 こうした党内状況に執行部は警戒感を隠さない。内部からの批判は民主党など野党を利するだけだからだ。大島理森国対委員長は2日、「テレビに向かって言う前に党内でまず物を言わないと、誰も信用しなくなる」と記者団に述べ、渡辺氏らの動きにクギを刺した。首相の後見役である森喜朗元首相も先月末、「中川議連」に参加する町村派若手からの電話に「いちいち言い訳しなきゃならないことはするな」としかった。
 もっとも、執行部にしても政権浮揚に向けた妙案を持ち合わせているわけではなく、首相周辺からは「抑えつけずに言いたいことを言わせないと、首相の良さを発揮できない」と、「麻生流」への原点回帰を求める声も漏れている。(了)

(2008/12/02-22:10)

首相の失言をおそれて、官房長官以下側近が「発言は慎重に」と麻生首相に注意したんだってね。牙をぬかれた状態で党首討論に臨んだので、麻生さんの良さが発揮されなかった。がっかり。

渡辺氏は「倒閣運動など考えていない」とは言うが、外野から何と詮索されようが、ヘタレの改革派が連携するチャンスである。仲の悪い山本一太氏と棚橋氏が何かの会合で並んで座っていた。つまらない意地の張り合いは大義のために棚上げし、あくまで“国民のための政策”を詰めていく中で、存在感を高めていってほしい。

もし本当に国民の生活を考えているのなら、自民党と民主党は真摯に補正予算案の中身を調整し、今すぐ国会で審議するのが本筋である。民主党の修正案にも一理ある。「小沢は信じられねえー」と言っている場合ではない。現実的に連立構想を視野に入れるべきである。「政局より政策」という言葉が本当ならね。

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麻生さんのおかげで二の足を踏んでいた政界再編に向かうかも。政策の対立が大きくなってきたので、「売名」と言われようが「自民党を出て行け」と言われようが、声を上げなければ漢じゃない。百合子もがんばれ!誤解されているが、小池氏はゴリゴリ保守だからね。

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