ガソリンを米国に輸出。資源外交の手を緩めるな
国会は、与党側が提出した、ガソリン税などの暫定税率の期限を5月末まで延長する、いわゆるつなぎ法案をめぐって、与野党の対立が続く中、30日午後、河野衆議院議長と江田参議院議長の立ち会いの下、与野党の幹事長と書記局長が会談しました。このなかで、両議長は、▽ガソリン税などの暫定税率を10年間維持するとした税制関連法案について、公聴会や参考人質疑を含む徹底した審議を行ったうえで、年度内に一定の結論を得る、▽各党間で合意が得られれば、法案を修正するとしたあっせん案を示し、与野党はこれを受け入れました。これについて、河野議長は「『年度内に一定の結論を得る』というのは、衆・参両院で従来の審査の慣例に従うという趣旨だ」と述べ、年度内に参議院で採決を行うことを想定した案だという認識を示したほか、江田参議院議長も、記者会見で、記者団が、「『一定の結論を得る』とは年度内に採決を行うということか」と質問したのに対し、「そういうことだ」と述べました。合意を受けて、与党側は、衆議院の2つの委員会で可決したつなぎ法案を取り下げることになり、31日以降、手続きを進めることにしています。これによって、ガソリン税などの暫定税率の扱いをめぐる与野党の対立は、いったん収束し、31日、参議院予算委員会で、平成19年度の補正予算案の審議が行われる見通しとなりました。
両院議長の大岡裁き?ってほどのモンじゃないか。
議員立法で「つなぐ」のは良い案だと思ったんだけどな~。火の粉をかぶりたくない福田首相としては党の方針と距離を置いていたけれど、年度内に結論、すなわち修正も視野に入れて成立の目処が立ったので、ほっとしているのでは?民主党はあくまで徹底抗戦のようだけど、これ以上見苦しい幼稚な戦術をとるなら、どっちもどっちで支持は得られないだろう。
しかし、道路特定財源の時代が要請する使命はとっくに終わっているのだから、一般財源化に向けて、どうぞ自民党の若手議員は議論を続けていってください。一太氏や河野太郎氏では頼りないことこの上ないけどさ。
え? 「道路特定財源」の問題はどうかって?? 先日、「暫定税率の維持」という方針が閣議決定され、「ガソリン税暫定税率の延長を含めた予算関連法案」が国会に提出された。 党としての意思決定が行われた以上、(そこは政党人として)自らの発言に責任を持たねばならない。 が、(個人的には)「特定財源」とか、「目的税」とか、そういうのには昔から違和感がある。 将来的には、「一般財源化」を検討すべきだ。 あ、お客さんが来た。 続きは次回のレポートで。
将来的には、ね。10年後か。orz
安倍晋三前首相は26日、山口県下関市で開かれた会合で、「(暫定税率でガソリン1リットルの価格に上乗せされている)25円があってこそ、地方の未来を作る道路の費用が確保できる」と強調し、予算関連法案の年度内成立に向け与野党の協力が必要との認識を示した。安倍氏は首相当時、道路特定財源の一般財源化について「(特定財源で)自動的に道路を建設する仕組みは変えるべきだ。揮発油税も含めて見直したい」と語っていた。
毎日新聞 2008年1月27日 東京朝刊
_(.・)/ズコ
まぁ、党の決定だからいたしかたない。というか、もうどうでもいい。
個人的には、仕事で毎日往復80キロ、主人と合わせて140キロ程度走っていた頃じゃなくてほんっとによかった。「無駄な道路」については、こちらも個人的に怒りを通り越して恨みがあるもので・・・。予算のかけ方を間違っていると思うことが多々ある。林野関係でも、変なことやっている(ーー;)
【ダボス(スイス)藤好陽太郎】甘利明経済産業相は24日、ボドマン米エネルギー長官と会見、精製設備が乏しい米国に日本のガソリンを輸出することを検討することで合意した。来月、米政府高官が来日し協議に入るが、具体的交渉は民間ベースで進める。
会見では、米国の不安定なガソリン在庫が高騰につながっているとの見方で一致した。米国では、新しい精製設備の建設は地元の反発などで難しいが、人口減少で需要減少が見込まれる日本では「余った精製設備を廃棄するよりも、有効活用を図る方が得策だ」との判断がある。
米国へのガソリン輸出は、05年8月の大型ハリケーン「カトリーナ」で米南部の精製設備が一部破壊された際に実施した。
一方、原油高騰に歯止めをかけるため、来月1日に予定されている石油輸出機構(OPEC)の臨時総会に向けて、日米双方がそれぞれ産油国に増産を働きかけることでも一致した。
毎日新聞 2008年1月25日 23時36分
アメリカにガソリンを輸出する手があるとは気づかなかった。産油国といえども精製技術がないため、自国でガソリンが不足する事態が起きているらしい。
産油国か。一筋縄ではいかんわね。原油高は「市場の思惑」という見方が一般的だが、そこで話が終わっていては困ってしまう。先物取引は時差があるだけで、基本的に現物取引と大差ない。決済を将来に行うので、毎年価格が春頃上がり、秋口には下がっていたという。原油価格の高騰は、投機筋以上に発展途上国の需要が大きかったためと思われる。
市場の原理とは、期待値も含めた需要と供給の関係なのだから、実態価格を下げるには供給を増やすしかない。また石油価格の高騰によって需要が落ちれば、次第に価格も値下がりに向かうのが経済の原則だとしても、先進国では産業を動かすために一定量の石油は欠かせない。節約するといってもたかがしれている。ゆえに産油国に増産を促すしかないのだが、彼らは「じゅうぶんに供給している」と言って価格をつり上げ、がっぽり外貨を貯め込むのである。「産油国への働きかけ」くらいで、したたかな彼らが応じるか。OPEC臨時総会で、日米が協力して圧力かけてくださいよ。
安倍首相がサウジと原油を共同備蓄することを合意と去年のニュースであったけれど、これも日本の施設を有効利用する方法だった。沖縄にある国家備蓄タンクをサウジアラビアに無償提供するかわり、原油輸入が危機に陥った場合、日本が優先的に買える契約だった。素晴らしい資源外交!互恵関係で原油国とわたりあってほしい。
アフリカへのODAはじめ、発展途上国への法整備支援にしても、互恵関係構築のための外交は疎かにできない。きれいな言葉で言えば「共生」のため、普通にいえば「日本の足固め」、もっと言えば「大東亜共栄圏」ヾ(・・;)ォィォィ。資源外交と資本投下戦略のため、日本は国内で停滞している場合じゃない。
大田弘子経済財政担当相は「海外へもっと挑戦してほしい」と言ったけれど、いまだに日本国内のムードは内向きである。ということで、明日に続く。。。?
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高橋洋一氏の本と野口悠紀夫氏の本を4冊買ったので、来月も更新はスカスカペースかなぁ。合間に読む雑誌類が多すぎるんだわ。2chも気になる。。(^_^;
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