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2007/10/18

改革派片山さつきvs.真正保守城内実はどうなるか

改革を後退させると日本は再び停滞し、格差どころの騒ぎじゃなくなる、ここが本当に踏ん張りどころなのだということを私は一貫して言い続けてきた。前回のエントリーで、なんとな~く言わんとすることを理解してもらえたなら嬉しいのだけれど・・・。

小泉チルドレンと言われる新人議員達は、いわば郵政選挙のバブル議員みたいなもので、次の選挙でほとんどが泡と消えるのだろう。でも、少なくとも選挙区で民営化反対議員に勝った人達は公認してくれるよね。比例で当選した人にもチャンスは与えてほしい。機会の平等を保障しないのは、選挙区民も納得しないだろう。片山さつき氏は相手が無所属だから大丈夫。

自民党公認片山さつきvs.無所属城内実はどうなると思う?

たぶん静岡7区の有権者は、さつき氏を当選させると思う。地元民のさつき氏に対する幻滅度がどのくらいかにもよるだろうが。f^^;)はしゃぎすぎというか・・・
城内氏の売りは、平沼氏らと行動を共にする真正保守であること。先日は後援会主催のシンポジウムで平沼氏や櫻井よしこ氏らと気勢を上げていた。

私の選択基準は「改革の必要性を実感して、政策に展開できる政治家であること」なので、さつき氏に当選してもらいたい。お二人とも官僚出身(大蔵・外務)で、城内氏も折に触れて優秀さを自己PRしているけれど、ブログやらインタビューで話を聞けば聞くほどどこが優秀?と感じてしまう。最近はとんとブログにはご無沙汰。

(週刊ポストのグラビアに城内氏が登場)
無所属を通すには、当然理由がある。
「構造改革路線の負の遺産、すなわち、地方切り捨てや生活弱者の切り捨てを何とかしなければなりません。民意が届かず、既に大きくサービスが低下している郵政民営化には依然、反対です。真に国益となる民営化はどうあるべきか、凍結して見直すべきです。国政に復帰したあかつきには血の通った真の改革を行いたい。そのためにも無所属で出馬し、静岡7区で勝たなくては意味がない。ぶれずに信念を貫きます」

櫻井よしこ氏は、城内氏を「健全な真の保守主義者だ」と高く評価している。

一つずつツッコミ入れたら、エントリー5個分くらい書けそう。痛すぎる。
ウヨさんもサヨさんも、改革については一致して断固反対!の定型文書があるんですか?と皮肉の一つも言いたくなるほど同じでしょ。具体的な中身のない、格差についてなんら検証の跡もない痛いマニュアル文書にしか思えない。言ってる台詞は、小林興起ら民営化反対組とまったく同じ。近所の郵便局がいつなくなっちゃうかな~、郵貯がいつ外資に乗っ取られるのかな~楽しみだ(棒

ところで、真正保守なるものの支持率はどのくらいあるのだろう。一度調査してほしい。政治ポリティカルコンパスでは、私はかなりの右(保守)だったが、“真正保守”は支持していない。意外にも数%程度なのではないか。みんな仲良く平等に、官にやさしく競争のない社会をつくろう・・・だったら、日本共産党に行ったほうがよい。

城内氏の具体的な政策を読んだら、きっと評価できるところもあるだろうと思い直し、ブログを拝見。

城内実氏の政策理念

今の日本は、経済効率優先の市場原理主義が支配し、強いものだけが勝ち続け、大多数の庶民は負け組みという格差社会が広がっています。
 本当は、弱者に優しく、地方にも暖かく、一人でも多くの人が健康で幸せを感じられるよう配慮する「和の精神」こそが政治の真髄ではないでしょうか。
 私の究極の目標は「万民幸福」です。中には、そんな不可能だという方もあろうかと思いますが、私は常に「万民幸福」という言葉を胸に抱き、ぶれない政治家であり続けたいのです。
 みなさん、私と一緒に日本を再建しましょう。額に汗してまじめに働いた人が報われる、日本人であることに自信と誇りを持てる真っ当な社会を、共に目指そうではありませんか。

すみません、読みながらこめかみあたりが痛くなりました。orz
この感じは・・・そうだ、社民党の阿部知子が独特のイントネーションでしゃべっているのが聞こえてきてしまった。「いまのニホンわぁ~、市場原理主義がしはいしてぇ~、」

教育
「和の精神」や「武士道の精神」

「国家の品格」のパクリかと思った。

農林水産業
我が国の食糧自給率はたったの40%(ただしカロリーベース)。自国の食糧もまかなえずに先進国とはいえません。

国家百年の大計で保護政策と減反政策を行ってきたから、今の現状があるんですが・・・。

経済産業
 現在の我が国の繁栄を築いてきたのは、中小企業の物作り(技術)があったからこそです。しかし、数の論理と莫大な資金力を背景に、大企業が市場を席巻し、独創的で多彩な技術を産み出してきた中小企業は危機に瀕しています。
 行き過ぎた規制緩和や急激な競争原理が招いたのは、強い者だけが一人勝ちする弱肉強食の殺伐とした社会でした。急速に広がる格差社会、働いても働いても楽にならないワーキングプア。そういった社会問題の根源には、経済に対する政治の舵取りが密接に関係していることはいうまでもありません。
 大企業には大企業の、中小企業には中小企業の棲むべき領域があります。都会には都会の、地方には地方のルールや生き方があるはずです。大も小も、強も弱も、お互いに生存するための「棲み分け」は、やはり政治の力(舵取り)が必要不可欠です。

英国病を克服できたのはなんだったと思う?
1986年の証券制度の改革ビックバンによって、制度疲労を起こしていた制度を規制緩和したことによって復権した。改革を成し遂げたのは市場の力。自由化によってニューヨーク市場とも対抗できるようになった。サッチャー改革を労働党も引き継いだ。

大企業は数の論理で市場を席巻し、中小企業が危機ってどういうこと?大企業が潤っていれば下請けの中小企業が共に繁栄してきたのが製造業界の構造だった。大企業が不況で経営縮小し、中小企業はどれほど危機に瀕したか。国、大企業、中小零細、金融、市場、すべては連関している。どこかが突出したらどこかが負け組になるわけではない。城内氏のような「強者弱者の論理」は、支配-被支配の階級意識から来ている。悪しき平等主義は、一方を抑圧者と規定することから始まる。

安倍さんは、特に教育改革について英国に学んだ。英国もまた「自虐史観」教育をしていたが、サッチャー改革でみごとに自国の誇りを取り戻す転換をなし得ている。城内氏によればアメリカは強者で日本は弱肉ということらしいが、構造改革はこの英国の改革を参考にしている部分が多いのである。

まぁいいや、まともに反論するレベルじゃない。って素人の私がえらそうに言って申し訳ないが、同じように感じる人もいるだろう。城内氏の言ってることって社民党のミズホちゃんレベルだって。

外交、環境は省略。

年金医療福祉
新たな時代には新たな制度の構築が必要だといわれますが、誰もが公平に高度な医療を受けられる医療制度や、弱者に配慮した数々の支援制度や保険制度など、日本には日本の良き社会保障制度が存在しています。何でもかんでもアメリカ式ではなく、日本人の心情や生活様式に合ったものを模索する。制度やシステムの根本に、そういった理念を貫く必要があります。

なんでもかんでも米国式はよくないと城内氏は言うが、もともと年金の制度一つとっても成り立ちからして違いますけど。良いところは採り入れたらいいんじゃないの。郵政民営化反対組の特徴は、なんだかすごくアメリカを憎んでいるようだけれど、気のせいかしら。
参照:アメリカの年金を解説した専門サイトです「アメリカの年金をもらおう」

アメリカの年金保険料は税金で所得に応じて徴収されます

いいね、これ。日本の社保庁と年金制度はとにかく問題が多すぎる。

城内氏を例にとって悪かったけど、検証の過程をすっ飛ばして、間違ったことをことさらに先鋭化して国家を語る人には、いつも胡散臭さを感じてしまう。「日本人であることに自信と誇りを持てる真っ当な社会」が城内氏の政策理念の中に描かれているのならば、腐った土台に気づかぬままに“誇り”や“気概”の精神論が日本を滅ぼしていくとしか思えない。

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自民党支持者の福田内閣支持率は8割を超えていた。真正保守には嫌われている福田首相だから、単純に計算して2割がかなり右派かな。非自民支持を含めて支持率が当初6割だったから、15%が保守の中でもかなり右で反米傾向が強いということか。小泉人気で当選したさつき氏をそのまま福田支持の6割が支持するか?きついな。(;・o・)ア・・・今回は民主党に食われて、さつき・城内が共倒れってことも…(;^_^A

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