北朝鮮が安倍首相を評価!?改革後退内閣なのか
◆ニュースを斬る 改革の旗を降ろした安倍改造内閣 派閥均衡型に逆戻りした総花内閣は国民が求めた姿なのか?
松原 聡(まつばら・さとる)
東洋大学教授・経済学博士
自由民主党の派閥を「政策集団」とすれば、派閥均衡ということは、政策均衡にほかならない。
(略)
さらに、小泉政権末期に見られた成長重視か増税重視かの論争で、安倍内閣では中川秀直幹事長をはじめとする成長重視派を重用し、安倍総理自身も同じ路線を明確に取っていたのにもかかわらず、改造内閣では増税重視派の急先鋒であった与謝野馨氏を官房長官に起用している。この顔ぶれでは、政策の方向性は全く見えてこない。安倍氏が内閣改造以前に「脱派閥」を明言していたのは、政策の方向性を明らかにするためではなかったのか。
(略)
安倍内閣が改革の旗を降ろしたことで、逆に、新たな改革勢力の旗揚げにつながることに期待するしかない。
まあねぇ、安倍首相の当初の旗印はそうであったけれど、中川秀直幹事長は森さんから押し込まれた派閥人事だったし、政策に通じた改革派を閣僚に勢揃いさせたところで、トップが人を使いこなせなかったら物事は進まないということがわかったでしょ。
竹中教授は「閣僚の顔ぶれを見ると、残念ながら改革に前向きの布陣とは程遠い内容になった」と断じたうえで、経済財政諮問会議についても「与謝野馨官房長官と大田弘子経済財政担当相が主導するわけだが、これはまさしく財務省主導になることを意味している」と見る。
もうね、誰も明確に指針を示せるブレーンがいなくなっちゃったの。「市場原理主義の弱肉強食の改革」から「地方に優しい温かい改革」へと意味不明の媚びを売る政権になってしまった。全国でたった5400人の--しかもヤラセ臭い--ネットカフェ難民まで小泉改革の負の遺産と信じ込まされ、与党は誰もそれに明確な反論ができない。
民主党に政権を渡すよりはマシと涙をのんで、ここはディフェンスに集中する時と諦めましょう。改革はまだ続行中!安倍首相を信じて。
「新たな改革勢力」が出てきたらワクテカですが・・・。
改革加速議連の武部さんのこの言葉がとっても気になる。
「まずは安倍晋三首相をバックアップする。駄目なら新たな決断をしないといけないときがあるかもしれない」
あの男は動くのか?
安倍改造内閣の「キーマン」として起用された与謝野馨官房長官が早くも存在感を発揮している。記者会見で、小泉・安倍政権で続いた構造改革路線の軌道修正に言及。塩崎恭久・前官房長官時代には霞が関や野党との対決姿勢が際立ったが、一転して融和・対話ムードを醸し出している。秘書官になじみの深い官僚2人を抜てき。「与謝野チーム」を着々と固めつつあり、官邸内には「安倍晋三首相のカラーが出にくくなる」との見方が広がっている。
毎日新聞は、郵政民営化造反組数名が副大臣に入ったことを含め、改革後退が与謝野人事で確定したかのように言葉の端端に織り交ぜていますが、塩崎官房長官が霞ヶ関との関係をぶった切ってしまったので、霞が関とのパイプを最大限生かすことは官邸立て直しに必須ですよ。
与謝野官房長官は、かつてのような財政再建のみにとらわれて増税路線を敷くのではなく、経済成長政策も考えていかなければならないと柔軟姿勢に変わっています。
安倍改造内閣で留任した冬柴鉄三国土交通相は29日、毎日新聞などのインタビューに応じ「民需を拡大し、雇用を創出できるような手段が道路や港湾の整備」と、公共事業を通じて地方の格差を是正する意向を示した。
また要らん道路を造り続けるのかよぉ。公明党はほんとにウザイ。石原政調会長、よろしく。(あんまり期待できないけど)
改革逆行内閣ではないかと思わせるニュースを並べて、そうでもないよ~と構造改革応援の私が反論してみました。反論というか、諦めか。
⊿⊿⊿
町村信孝外相は28日夜、報道各社の就任インタビューで、麻生太郎前外相(自民党幹事長)が提唱した東欧からアジアにかけての新興民主主義国支援をうたった「自由と繁栄の弧」構想について「まだ私の耳になじんでいないので、(麻生氏から)よく話を聞いて考えたい。町村カラーはとりたてて仰々しい表現をするつもりはない」と述べ、継承に慎重姿勢を示した。
麻生氏との差異について「北方領土、地球環境問題、資源問題、拉致問題など、それぞれ半歩、一歩でもいいから前進できればいい。大仰なスローガンを使って外交をするつもりはない。主張する外交は当然のあるべき姿だ」と語った。
「自由と繁栄の弧」構想に関しては、安倍晋三首相は先に訪問したインドでの国会演説で日印関係がその要になるとの認識を強調していた。【中澤雄大】
毎日新聞 2007年8月29日 1時54分 (最終更新時間 8月29日 3時21分)
ほぉー!
地政学的戦略を描いた「自由と繁栄の弧」の理念は継承すると思います。しかし、町村カラーは、もっと現実的に柔軟に“半歩でもいいから結果を出す”外交をしていくと言っているのではないでしょうか。TVのインタビューで、膠着状態の拉致問題にしても、必ず前進させるという決意がうかがえました。
家族会が安倍さんを信頼するのとは別に、現実には北朝鮮は安倍政権を完全無視で、解決の足がかりがつかめないでいます。半歩でも事態を動かすためには、小泉流の搦め手を使うよという町村外相の意思表示ではないか?と思ったりしました。
町村信孝外相は28日、日本経済新聞などとのインタビューで、北朝鮮の豪雨による水害被害への人道支援を検討する方針を表明した。町村氏は「災害のひどさを考えるなら、すべて拉致問題とくっつけて考えるべきなのか」と指摘。「今、急きょ検討しているところだ。答えは早く出した方がいい」と語った。
日本と北朝鮮は9月5日から2日間、モンゴルで6カ国協議の下に設けた国交正常化交渉に関する作業部会を開く。町村氏の発言は、人道支援をテコに北朝鮮から日本人拉致問題で前向きな姿勢を引き出す狙いがあるとみられる。(07:02)
20新着 :名無しさん@八周年 :2007/08/29(水) 06:47:51
そうですか、テロ国家に屈するのですか、町村さんは。21新着 :名無しさん@八周年 :2007/08/29(水) 06:48:25
取引しろよ。マッチーなら出来る。
象徴的な二つの意見が並んでいました。
私は21に近い。
人道支援検討ニュースには驚かなかったけれど、これは・・・
【瀋陽(中国遼寧省)=伊集院敦】北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化交渉担当大使は29日、安倍晋三首相の北朝鮮への最近の姿勢について「評価する」と表明した。瀋陽の空港で記者団に語った。大使は「不幸な過去の清算をして日朝正常化を行っていくとの平壌宣言にのっとって交渉を進めたい」とした28日の首相発言を「初めて過去清算発言をした」と指摘した。9月5日からモンゴルで開く日朝作業部会を円滑に進める思惑とみられる。大使は25日に瀋陽入りしたが、日本側と接触したかどうかの確認は避けた。(00:08)
「不幸な過去の清算をして日朝正常化を行っていくとの平壌宣言にのっとって交渉を進めたい」とした28日の首相発言
!Σ(・□・ )エエエー!
ほんとにこう言ったの?
いや、安倍政権での基本線はこのとおりで変わっていないんですけどね。あくまで国交正常化のための平壌宣言履行を要求するというスタンスですから。しかし「過去の清算ではない、経済援助をする」という姿勢は絶対崩していなかったのに…おかしいな。
拉致問題については、TVタックルで、志方教授がこんなことを言っていました。
「拉致問題をトンネルの入り口に置くか、出口に置くか考えなければいけない時」
現在、平壌宣言(文言は入っていないが“拉致問題解決”を含む)という入り口で物別れになっているわけで、いずれ国交正常化というトンネルをくぐらなければいけないのならば、被害者を取り返すというその一点に絞ったら、手段を制裁のみに限ってテロリストに「返せ!」と叫んでいる限り、残念ながら進展はしない。それなら出口に置く方法もある。ただし正常化の段階で「テロリストに屈したのか!」という国民の怒りの声に耐えられるか・・・たぶん、耐えられないだろう、と、志方さんの発言を聞いた瞬間、脳内1秒ほどで考えました。
安倍首相が本当に国交正常化に向かう姿勢を見せたら、バッシング覚悟でトンネルに足を踏み入れる覚悟ができたのかもしれないと思います。
米国が対北国交正常化に本気でこぎ着こうとする気があるかは未知数としても、北朝鮮は中国よりも米国に依存して生き延びたほうが得と判断したように感じます。中国に経済植民地化されるよりは、欧米資本受け入れの方向に動くでしょう。北にとっては国交樹立は切実な問題なので、米国の要求は段階的に応えていくと思います。
とすると、日本は、国際的な制裁で追いつめて金正日体制転覆→拉致被害者奪還というシナリオは、現実的なものではなくなります。
真意はまだわかりませんが、その前段階が人道支援検討であるならば、安倍首相-町村外相を信じてみます。
(;・o・)ア・・・でも、「拉致問題が半歩でも前進」が、例の1人か2人返すから手打ちにしよう…とかいうのだったら困るわね。なんとか打開できますように。
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何かが起こりそうな秋ですね。
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