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2006/11/30

「靖国神社廃止の議」は左翼の餌食

アメリカは、警察国家の看板を下ろせ

ブッシュ大統領はいいかげんにしろよ。ネオコンのチェイニー副大統領(個人的に石油利権あり)以下に踊らされてイラク開戦に突っ走り、イスラム圏が文字通り弱肉強食の部族統治型であることを無視し、民主主義の経験もない国に理念を押しつけた結果、占領政策は失敗しました。小泉前首相に責任?あるわけない。アメリカが孤立しないようにブッシュ大統領に直接「国連重視」を説得していたのが小泉前首相。建前上、国連の対イラク非難決議をもって支持しました。

大量破壊兵器を開戦理由にすることに対し、私はそれが確かに存在すると仮定しても「下手くそ!」と当時思っていました。大義を作るなら「独裁者の圧政下で行われている虐殺を看過することは出来ない」という人道問題でいくべきと思いました。そうでなければ国際社会を説得できない。

さて、北朝鮮。人道問題のみならず大量破壊兵器の極めつけ、核保有国と明言している国に対して、基地を叩く意志もないとはアメリカの警察国家としての体面はどうなるんでしょうかね~。利権がないというなら、作ってでも叩けよ!

案の定、六者協議前段階の米朝協議は決裂。核保有国という前提で六者協議に臨む北朝鮮に「核放棄しろ」という要求が通じると思う?「核保有させない」のが原則だったのなら、何の手も打たずに核実験をさせてしまった責任を米国は取れっていうんだ。

横田早紀江さんと面会して、人権問題に厳しい米国をアピールしたところで、口先だけなら同情は要らん!これ以上まともな戦略も描けずに北朝鮮を放置しておくなら、即刻六者協議を解散しろ。

あーきょうはなんか腹立つなぁ。

⊿⊿⊿

石橋湛山の思想

○右翼を一言で言い表すとしたら「民族自決主義」あるいは「天皇(神道)を中心とした民族主義」
○左翼のそれは「共産主義」あるいは「最後の拠り所は中国共産党独裁政権」

右と左の間にインスタント保守だのお花畑サヨクだのリベラル、ドグマティック~リアリストまで、複雑に重層的に個人の考え方に影響を及ぼしています。ひと一人を○○派だとラベル貼りなどできっこありません。

さきの大戦で、勝者が日本人の精神性まで踏みにじったことに対して、民族自決の右翼が「反米」となるのはある意味当然です。ただし政治的に現在の日米関係にまで波及させようとする小林よしのり氏などに疑義を唱えているのであって、私としては、大東亜戦争には大義があったと思うし、いわゆるA級・B級とされた戦犯の人達の名誉回復は、日本人自身の手によって行われるべきと思います。法律上の名誉回復だけではなく、彼らの求めた人道的なアジア諸国解放の観点から。その点については小林氏には頑張ってほしいです。
大東亜戦争は「無謀」という言葉がふさわしく、決して美化できるような戦いではなかったが、かといって「汚辱」といった言葉で日本人自らが貶めることも間違っているというのが私のスタンスです。

では、このように主張する人はどんな思想を持っているのでしょうか。
「理想は小さな国づくり」「国は野心を持ってはいけません」

NHK山梨ニュースを時間つなぎに見ていたら、石橋湛山の資料展示会が甲府で開かれているとのこと。山梨の市民団体主催だから「うさんくさいわね~」と詳細を聞いていたら於:男女共同参画推進センターだって。男女共同参画予算で建てられた箱物は暇で赤字だから格安料金で利用したのかしら?と好意的に解釈しようとしたんだけれど、主催が「やまなし平和資料センター準備会」と聞いた時点で、もうだめ。自民党の首相まで務めたリベラリスト・石橋湛山を左翼がいつもの手で利用しているだけです。

■石橋湛山の思想や経歴Wikipediaでご覧頂くとして、有名なのは「靖国神社廃止の議」でしょう。

<全文>
参考資料:石橋湛山「靖国神社廃止の議」(東洋経済新報1945年10月13日号)

甚だ申し難い事である。時勢に対し余りに神経過敏なりとも、或は忘恩とも不義とも受取られるかも知れぬ。併し記者は深く諸般の事情を考え敢て此の提議を行うことを決意した。謹んで靖国神杜を廃止し奉れと云うそれである。
靖国神社は、言うまでもなく明治維新以来軍国の事に従い戦没せる英霊を主なる祭神とし、其の祭典には従来陛下親しく参拝の礼を尽させ賜う程、我が国に取っては大切な神社であった。併し今や我が国は国民周知の如き状態に陥り、靖国神杜の祭典も、果して将来これまでの如く儀礼を尽して営み得るや否や、疑わざるを得ざるに至った。殊に大東亜戦争の戦没将兵を永く護国の英雄として崇敬し、其の武功を讃える事は我が国の国際的立場に於て許さるべきや否や。のみならず大東亜戦争の戦没者中には、未だ靖国神杜に祭られざる者が多数にある。之れを今後従来の如くに一々調査して鄭重に祭るには、二年或は三年は日子を要し、年何回かの盛んな祭典を行わねばなるまいが、果してそれは可能であろうか。啻に有形的のみでなく、亦精神的武装解除をなすべしと要求する連合国が、何と之れを見るであろうか。万一にも連合国から干渉を受け、祭礼を中止しなければならぬが如き事態を発生したら、卸て戦没者に屈辱を与え、国家の蒙る不面目と不利益とは莫大であろう。
又右の如き国際的考慮は別にしても、靖国神杜は存続すべきものなりや否や。前述の如く、靖国神杜の主なる祭神は明治維新以来の戦没者にて、殊に其の大多数は日清、日露両戦役及び今回の大東亜戦争の従軍者である。然るに今、其の大東亜戦争は万代に拭う能わざる汚辱の戦争として、国家を殆ど亡国の危機に導き、日清、日露両戦役の戦果も亦全く一物も残さず滅失したのである。遺憾ながら其等の戦争に身命を捧げた人々に対しても、之れを祭って最早「靖国」とは称し難きに至った。とすれば、今後此の神社が存続する場合、後代の我が国民は如何なる感想を抱いて、其の前に立つであろう。ただ屈辱と怨恨との記念として永く陰惨の跡を留むるのではないか。若しそうとすれば、之れは我が国家の将来の為めに計りて、断じて歓迎すべき事でない。
言うまでもなく我が国民は、今回の戦争が何うして斯かる悲惨の結果をもたらせるかを飽まで深く掘り下げて検討し、其の経験を生かさなければならない。併しそれには何時までも怨みを此の戦争に抱くが如き心懸けでは駄目だ。そんな狭い考えでは、恐らく此の戦争に敗けた真因をも明かにするを得ず、更生日本を建設することはむずかしい。我々は茲で全く心を新にし、真に無武装の平和日本を実現すると共に、引いては其の功徳を世界に及ぼすの大悲願を立てるを要する。それには此の際国民に永く怨みを残すが如き記念物は仮令如何に大切のものと錐も、之れを一掃し去ることが必要であろう。記者は戦没者の遺族の心情を察し、或は戦没者自身の立場に於て考えても、斯かる怨みを蔵する神として祭られることは決して望む所でないと判断する。
以上に関連して、茲に一言付加して置きたいのは、既に国家が戦没者をさえも之れを祭らず、或は祭り得ない場合に於て、生者が勿論安閑として過し得るわけはないと云うことである。首相宮殿下の説かれた如く、此の戦争は国民全体の責任である。併し亦世に既に論議の存する如く、国民等しく罪ありとするも、其の中には自ずから軽重の差が無ければならぬ。少なくも満州事変以来事官民の指導的責任の住地に居った者は、其の内心は何うあったにしても重罪人たることを免れない。然るに其等の者が、依然政府の重要の住地を占め或は官民中に指導者顔して平然たる如き事は、仮令連合国の干渉なきも、許し難い。靖国神社の廃止は決して単に神社の廃止に終るべきことではない。

この主張が、日中友好協会にかかるとこのような解釈になります。

昨春発刊された高橋哲也氏の労作『靖国問題』(ちくま新書)は、“あとがき”で1945年10月13日の『東洋経済新報』に発表された石橋湛山の「靖国神社廃止の儀 難きを忍んで敢て提言す」という“社論”を採り上げている。紙幅の都合で詳しくは紹介できないが、その前年学徒動員で愛息を失った遺族の一人として、石橋は靖国神社の成り立ちを省みつつ、敗戦に直面した今、「大東亜戦争」の戦没将兵を英霊として顕彰することは国際的立場から困難になったとし、「大東亜戦争は万代に拭う能わざる汚辱の戦争」であり、かつ国家を滅亡の危機に導いたわけで、そのような戦争の戦死者を祀ってこの神社が存続するならば、「屈辱と怨念の記念」となるだけだ。むしろ「我が国民は、今回の戦争が何うして斯かる悲惨な結果をもたらせるかを飽まで深く掘り下げて検討し、其の経験を生か」し、「真に無武装の平和日本を実現すると共に、ひいては其の功徳を世界に及ぼす大悲願を立てること」だと説いている。
 戦前保守リベラルの立場から軍国主義批判の言論活動を展開し、戦後まっ先に靖国神社の「廃止」を提言、しかもGHQが非武装中立の憲法草案を示す遥か以前にこれを書いた石橋氏は、その後自民党総裁から首相に就任する。時代も状況も変わったとはいえ、このような先達が自民党に存在した歴史を、とくにポスト小泉を担う人たちには銘記してほしい。

敗戦直後に「万一にも連合国から干渉を受け、祭礼を中止しなければならぬが如き事態を発生したら、卸て戦没者に屈辱を与え、国家の蒙る不面目と不利益とは莫大であろう。」と石橋は憂え、「我が国に取っては大切な神社であった。」ことを日中友好協会はあえて無視します。

そして日中友好協会の中の人は「「大東亜戦争は万代に拭う能わざる汚辱の戦争」であり、かつ国家を滅亡の危機に導いたわけで、そのような戦争の戦死者を祀ってこの神社が存続するならば、「屈辱と怨念の記念」となるだけだ。」と喜んでさきの戦争を軍国主義に結びつけていますが、よく読めば、石橋は「其の大東亜戦争は万代に拭う能わざる汚辱の戦争として、国家を殆ど亡国の危機に導き、日清、日露両戦役の戦果も亦全く一物も残さず滅失したのである。」と嘆いていることがわかります。本来の靖国神社として存続できないのではないかと危惧し、嘆いている心情だったのだと思います。

敗戦によってGHQから与えられる屈辱を味わう当事者としてみれば、まさしく敗戦を招いた大東亜戦争は汚辱の戦争と言いたくもなるでしょう。石橋湛山が日ソ協会会長であったり日米安保にも反対した社会党寄りのリベラリストであったとしても、国を愛する心は文面に感じられるのですが・・・。
石橋は徹底した個人主義者・自由主義者で、「民族主義」に拒否感を持ち、小さい国づくりを理想としたのでしょうね。

以下のサイトも石橋発言を引用して、靖国参拝を批判しています。

靖国「公式参拝」はなぜ問題か  2001年8月6日

だから石橋はこう言い切る。「人が国家を形づくり国民として団結するのは、人類として、個人として、人間として生きるためである。決して国民として生きるためでも何でもない」。石橋が戦後、靖国神社の廃止をいちはやく主張できたのも、徹底した個人主義の思想が背後にあったからだろう。
(略)
石橋は自民党総裁と首相に就任したとき、「五つの誓い」を発表した。そのなかに「世界平和の確立」がある。石橋は後に発表した「日本防衛論」のなかでこう述べる。「わが国の独立と安全を守るために、軍備の拡張という国力を消耗するような考えでいったら、国防を全うすることができないばかりでなく、国を滅ぼす。したがって、そういう考えをもった政治家に政治を託するわけにはいかない」と。

なるほどね~。石橋湛山という人は、共産主義者にもなれない、単なるウマシカさんに思えてきた。個人主義者なんて、今時の保守論客が最も軽蔑する品格なき人種じゃない。

石橋湛山の「経済の定義」

 思いの外に以上の話が長くなって、もう紙数が尽きて来た。後はずっと端折らなければならない。 然らば経済とは真当は何を指すのかと云うと、私は斯う解釈する。経済とは人間が其の無限の欲望を 最大限に満足し得る如く与えられたる有限の手段を配分する事であると。人間の欲望が無限であること、 然るに之を満足する手段(其の最も重要なるものは我々の労力だ)が有限であることは、証明を要せぬ 基本的な事実だ。従って人間は此の有限の手段を以て、無限の欲望を最も多く満足し得るように、 其の有限の手段を諸欲望に向かって適切に配分することが必要だ。経済とは、此の適切の配分を計慮し、 之に従って行動することを云う行為と云うものも、其の全体を経済と云うことは出来ないが、併し其の 行為が前期の計慮に支配せられている限りに於て経済である。

無限の欲望と有限の労働力をどう調整するかといえば、諸欲望に向かって適切に配分するんだって。その適切量をはかる行為も経済に含まれると。社会主義者だったら「平等に配分」と書くでしょうに。国の成長力も技術革新も世界市場という概念もそこにはありません。「投資」という経済活動など知らないんでしょうね。こんな感覚で首相まで務めたというから恐れ入ります。もしマル経でも真剣に学んでいるなら、もうちょっとましなことを書くと思いますけど。

このような個人主義者を持ち上げるリベラルな方達は、保守を批判するならもっと優秀な人を選んだほうがよいかと存じます。

日教組組織率98%を誇る山梨よりお届けします。(笑)
-日本とアジアの架け橋になった人々-

主 催 山梨県生涯学習推進センター〔(財)やまなし文化学習協会〕
後 援 山梨県教育委員会、NHK甲府放送局、山梨日日新聞社・山梨放送、テレビ山梨
                                    
  日本が東アジアを侵略した時代、中国や朝鮮半島へ渡って友愛の精神で活動したり、国内にあって侵略に異議を唱え続けたりした山梨県人がいました!! 第二次大戦終結60周年の今年、これらの先人の業績に触れ、信条に耳を傾けてみましょう。 私たちの進むべき道筋が見えてきます。

第5回 「アジアと日本・山梨の明日を見つめる」10月22日(土)午後1:00~4:00県立男女共同参画推進センター
○基調スピーチ 「石橋湛山の思想にみるアジアとの協同」 江宮隆之氏(作家)
○シンポジウム 「日本・山梨からアジアへ、アジアから日本・山梨へ」  
 コーディネーター 高室陽二郎氏(前山梨放送社長)
 シンポジスト   金 根熙 氏(株式会社韓国広場代表取締役)
            坂本 宏 氏(山梨産業文化研究所代表)
            江宮隆之 氏

⊿⊿⊿

<追記>靖国問題まとめサイト

ぼやきくっくりさん「●首相の靖国参拝反対派への反論(上)(中)(下)【暫定版】」

 
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2006/11/28

「抵抗勢力は参院」安倍は国民の前に明確にせよ。米民主党主導で対中報復政策始まる

造反組復党:いったんは一括容認…揺れ動いた調整

今朝方、テレビでこの記事詳細を知って驚いた。くっそー・・・。やっぱり青木会長の差し金だったか。それに絡んでいたのが森。もう森は出てくんなよ(ー"ー;

中川幹事長がなんとかハードル下げずに踏ん張ったから、まだ「仕方ないなあ」という程度の反応で済んでいるけれど、このような経緯が出てくることで、改革政党としての自民党に大いなる禍根を残す結果となった。

造反組が踏み絵を踏まされたのではなく、安倍首相の踏み絵であったのだ。
安倍、甘い!

<記事全文>
造反組復党:いったんは一括容認…揺れ動いた調整
 造反議員の復党問題で首相の安倍晋三はいったん落選組を含めての一括復党を容認したが、その後、前首相・小泉純一郎や幹事長・中川秀直らの巻き返しにあい、最終的には「平沼(赳夫・元経産相)抜き現職11議員復党」で中川に結論を委ねた。揺れ動いた調整を検証する。

 復党の出発点は、10月10日に行われた安倍、中川、元首相・森喜朗、参院議員会長・青木幹雄の4者の極秘会談だった。安倍が日中、日韓首脳会談を終え帰国した翌日の夜、安倍は東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテルにある中華料理店に入った。報道各社には「首相秘書官との会食」と説明されたが、実際は席を抜け出し、森、青木、中川との会談に臨んだ。現職、前職合わせた造反組の一括復党が参院選対策に不可欠とする青木の意を受け、森が中川に命じセットした。

 青木は参院選の分厚いファイルを持ち込み、来夏参院選の焦点となる1人区の情勢を逐一、説明した。一つの選挙区の説明が終わるごとに「いいですね」と念押しする徹底ぶりだった。

 しかし、中川は青木の指摘に懐疑的だった。果たして造反組の復党が参院選にプラスなのか--。中川は後に「参院自民党の考え方が理解できない」と周辺にこぼす。

 安倍が青木に「復党の条件はどうしますか」と聞くと、青木は「そんなの無条件だ。いいですか、総理。腹をくくってください。造反組の早期、一括の復党が絶対に必要ですよ」と激しく詰め寄った。「やらないならそれでもいいけども、その時は私は来年体調を崩して入院するだけです」と暗に、参院議員会長を辞する脅しまでかけた。「参院選で負ければあなたはおしまいだ。それを乗り越えたら長期政権になる」とたたみかけ、森も「時間を置いちゃだめだ。一気にやらないと反対論が頭をもたげる」と同調した。

 中川は造反組を復党させず統一会派をまずは結成する案も持ち出したが、青木氏は「そんなのダメだよ」とはねつけた。中川は「(22日に)衆院の統一補選があります。それが終わりましたら」と補選後の復党をにおわせたが、決して本心ではなかった。安倍も「わかりました。具体的な手順は幹事長に任せます」と了解したが、胸中は揺れ動いていた。

 森、青木は会談結果に満足した。しかし、安倍、中川は4者の合意をほごにしようと巻き返しを図り、これが党内の亀裂を拡大していった。(敬称略)=5面につづく

 神奈川、大阪の衆院補選完勝から2日後の10月24日、前首相・小泉純一郎は参院自民党議員会長・青木幹雄を念頭に「参院は間違っている。参院選に負けるぞ」と漏らした。これが党内に波紋を広げる。昨年の郵政選挙で「刺客」擁立を主導した前幹事長・武部勤、国対委員長・二階俊博ら「小泉シンパ」や刺客で当選した新人議員らが小泉発言に呼応し、復党論への反発が噴出したのだ。

 展開に驚いたのは首相の安倍晋三だ。安倍は郵政解散に当初は反対し、造反組の元経済産業相・平沼赳夫や衆院議員・古屋圭司らと親交が深いが、小泉らを向こうに回して青木や元首相・森喜朗らに軸足を移す腹はさらさらなかったからだ。

 こうして、11月10日の会談で幹事長・中川秀直が青木に一蹴(いっしゅう)された「統一会派」案が再浮上する。総裁選中に復党容認論を口にした安倍も、ブレーンの一人から「筋道立てないと政権が甘く見られる。統一会派でいいじゃないですか」と進言されたことが頭に残っていた。会派を組んだ上で復党を探る2段階論だ。

 中川も同様だった。小泉路線を否定しない形の復党条件は郵政民営化を踏み絵にする他ないが、2度も法案に反対した平沼氏の存在がネックとなって造反組が拒むなら、統一会派を先行させるしかないと思い定めた。

 11月16日、平沼と昼食を共にした中川は「まず統一会派で行く考えはないか」と打診したが、平沼は拒絶。これを境に中川はハードルを上げ始める。翌17日の記者会見で、落選組は復党の対象にしない考えを明確にし、最終局面の25日にも「首相の本音は院内統一会派」と揺さぶり続けた。

 しかし、肝心の安倍は中川に丸投げの状態が続く。ベトナムでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)から帰国した20日も「支持率落ちてもいいけども。世の中の見る目が厳しいなあ」と周辺に漏らしたが、「復党ありき」の流れを覆そうと自ら積極的に動くことはついになく、中川のハードル設定も、しょせんは復党に向けた条件整備でしかなかった。

 27日午後1時半、中川から11人復党の報告を受けた安倍は、小泉に電話を入れた。経緯を説明する首相に、小泉は「あなたの考えはわかった」と言葉少なに返答しただけ。小泉の側近は「一人でも復党させたら、安倍内閣は小泉内閣の継承者じゃない」と、安倍や中川への不満を漏らした。(敬称略)

毎日新聞 2006年11月28日 3時00分

今回のことでは、一太議員もお疲れ様でした。サンプロでの発言は説得力がありました。
山本一太の「気分はいつも直滑降」安倍応援団、失格の烙印

⊿⊿⊿

対中強硬の米民主党主導政策について、前回「下院では採決が取り下げられた対中制裁法案を復活させる可能性があると指摘している。これは、中国を人民元の対ドルレートを不当に安く設定している為替操縦国と認定し、中国からの輸入品に一律27.5%の報復関税を課すという法案だ。」の記事を紹介しました。

業界からの圧力で、具体的に動き出しているようです。

米、中国の紙製品に相殺関税を検討 業界要求に応じる
2006年11月25日06時40分

 米商務省は、中国からの紙製品輸入の一部に相殺関税を課すかどうかを決める調査を始めた。相殺関税は、政府補助金で安くなった輸入価格を引き上げるが、補助金が常態化しているとされる中国には見送られてきた。産業界や議会の一部の要求に応じたもので、約15年ぶりの調査は対中姿勢の強化を示す狙いもありそうだ。

 中国の紙製品は反ダンピング課税の対象だが、より厳しい対策を求めていた業界は、補助金制度に照準を合わせるよう政府に訴えていた。同省は21日、オハイオ州にある製紙企業の申し立てを受けて調査を開始。印刷などに使う塗工紙の一種が対象で、輸入額は05年が前年比3.7倍の約8000万ドルに急増していた。国際貿易委員会(ITC)も被害を調べる。

 米通商関係者によると中国では国営企業を中心に優遇税制や債務減免、市場価格を下回る原材料や不動産の提供など、さまざまな補助が目立つ。相殺関税は補助金に連動して課せるが、「中国のシステムは不透明で、実態把握は難しい」(会計検査院)とされていた。

 対中相殺関税の適用を求める企業の訴えは91年以来。製造業団体幹部は「政府が取り合わないとの印象が定着していたが、このところ政府側からも前向きな雰囲気が出ていた」と話す。商務省の調査は、生産能力拡大の低金利融資や優遇税制などが対象だ。

 中国の補助金には、製鉄業界なども制裁を求めている。米議会では人民元の過小評価も補助にあたるとして、対中強硬派が相殺関税を課す法案を検討中。中間選挙で議会を制した民主党は保護主義色が目立ち、相殺関税の適用を求める圧力が強まるのは必至だ。

歴史は繰り返しますね。
北朝鮮に対しても、ブッシュの弱腰を責めていた米民主党ですから、日本からエールを送っておきます。

 
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参院改革を押し出せ。特亜と融和し始めたブッシュ政権。

平沼氏除く11人 復党へ

一応、復党条件のハードルを下げなかった執行部を評価します。
今回の騒動では、青木参議院議員会長と片山参議院幹事長の改革逆行・守旧派の実態が、国民の目に焼き付いただけという気がします。
比べるのは野暮ですが、小泉前首相だったら、経過途中で参院に対して嫌味コメントの一つも言って、うま~く「抵抗勢力」のイメージを植え付けていたでしょうね。メディアはそのコメントに飛びついて、繰り返し流してくれたことでしょう。
安倍政権にとって、今後、どこがどう改革の足を引っ張る敵の本拠地となるのか、首相の手腕一つで明確に国民に示すことができたのに、もったいない。形勢不利を逆転できるチャンスだったのに。

しかし、つくづく思ったのは、政治家というのは、保身のためなら土下座でもなんでもできる人種だなぁと。一度裏切った者はまたやる。戦国時代では、寝返った者をいったん許しても、次の戦では先陣を切らせるんですよね~。早い話が捨て駒。
安倍首相は「復党」とは言わずに「入党手続き」と言っていたので、一から出直せという意味も含んでいるのかな。造反組は、加藤紘一と同じ末路でしょうね。

改革路線継承者として安倍政権を支持していた層は、一時離れるでしょう。思い出すのは、小泉前首相が悪夢の田中真紀子外相を更迭したとき、支持率が40%に落ち込みましたが、電撃的な第一次訪朝で金正日に拉致を認めさせ、一気に挽回しました。小泉時代は、息もつかせぬ激動の転換期でした。景気も回復基調に乗り、小泉前首相が下地を作ったその上に、これから地に足をつけて堅実な実績を積み上げていくのが安倍政権の使命と思います。地味な仕事です。

地味で堅実な忍耐期間が必要とすれば、国民の目を惹きつけておくことは難しい。そこで来年の参院選ですよ。復党問題で落ちた支持率を回復できていなければ、かなりのダメージになるでしょうね。負ける!と私は断言しましたが、幸か不幸か民主党があの体たらくなので、なんとか踏みとどまってほしいと思います。厳しい情勢なら参院改革を打ち出す作戦はどうでしょう。

小泉時代に比べて、安倍首相に運がないと思うのは、アメリカを中心とした国際情勢が停滞期に入っているからです。ネオコンを排除する方向なのは良いけれど、ブッシュ政権が現実的に事態を収拾しようと焦るあまり、中国・北朝鮮に融和策を進める懸念があります。米民主党に限らず、共和党も中国とは裏取引はしているはずですからね。親米の私だって、アメリカは「きれいな大国」なんていう幻想は抱いてはいません。

米朝、28日に協議 6者協議再開へ最終調整

2006年11月26日06時08分
 米朝両政府は北朝鮮の核問題をめぐる6者協議の再開に向け、首席代表のヒル国務次官補と金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官が28日にも北京で接触することで合意した。米朝関係筋が明らかにした。中国の武大偉(ウー・ターウェイ)外務次官も交えた米朝中3者協議の形をとる公算が大きい。3者は10月31日に北京で極秘に協議後、6者協議の再開で合意したと発表したが、協議の形式や日程で調整が難航。再び北京に集まり、最終的な合意を目指す。

 関係筋によると、米朝両政府はワシントンの国務省とニューヨークの北朝鮮国連代表部のいわゆる「ニューヨーク・チャンネル」を通じ、6者協議の再開日程が決まらない難局を打開するため再び話し合う必要があるとの認識で一致。10月に続く北京会合を開催する運びとなった。

 ヒル次官補は27日に北京入りの予定。外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長も26日、北京に入るが、「核問題は朝米問題」と主張する北朝鮮の反発が必至なため28日の米朝接触には加わらず、米中と個別に協議する見通し。

 また、今年2月以来となる日朝対話を金次官に働きかける可能性もある。

外務省の無能は今に始まったことではありませんが、北朝鮮とは断絶状態じゃないですか。田中均-小泉流を“売国”と決めつけて、経済制裁しか興味のなかった国士様達には理解していただかなくてけっこうですが、飴と鞭の比重が変わることがあっても、必ず相手に「交渉に応じたほうが得だ」と思わせるルートを確保しておかなければ、単にケンカ別れの膠着状態に陥り、あとは相手を力ずくで崩壊させるしかありません。

アメリカは、その辺はうまい。私は、ここまできたら「力ずく」でしか解決し得ないと思っているので、一気に締め上げる方向でブッシュ政権に期待していましたけれど、民主党に議会の過半数を抑えられて、とりあえず北朝鮮問題の落としどころを探っているように見えます。超党派の会議で、イラク政策の方針も12月にはまとまるので、ブッシュ大統領としては、難題の外交政策が着実に進んでいることをアピールしたいところでしょう。

ニュースで、バンコデルタの凍結口座のうち、マネーロンダリングにかかわっていないと判明した一部の口座を解除したと報じられていました。耳を疑いましたが、いやな雰囲気です。

こうなったら、米民主党にブッシュ政権の尻を叩いてもらいましょうか。中国にカネと利権で取り込まれたクリントン夫妻には引っ込んでいてもらい、人権問題には強硬な(口だけ?)ナンシー・ペロシ下院議長にちょっと期待。がつーんとブッシュ大統領にカツを入れてくれないかなあ。

米国:ナンシー・ペロシ氏、女性初の下院議長に リベラル派、大統領の天敵

 【ワシントン及川正也】米中間選挙で民主党が下院を奪還したことを受け女性初の下院議長就任が確実になったナンシー・ペロシ院内総務(66)=写真・ロイター=が脚光を浴びている。党内きってのリベラル派で、「鉄の女」とも呼ばれる。08年大統領選への出馬が取りざたされるヒラリー・クリントン上院議員(59)と並び、同党を代表する女性議員だ。

 人工中絶と増税の容認、銃規制促進、リベラル運動の拠点となったサンフランシスコを選挙区に持つ「サンフランシスコ・リベラル」の代表的存在とも言われる。連続当選11回。

 中国の人権問題では強硬派として知られ、天安門事件後、民主活動家の中国人学生に対し米国滞在を認める法案を提出。中国との貿易関係正常化を進めるクリントン政権を「手ぬるい」と批判したこともある。

 ブッシュ大統領は中間選挙の遊説で連日、ぺロシ氏を取り上げ、「民主党が下院で多数派になれば、彼女が議長になってしまう」と保守派の危機感をあおってきた。これに対し、ペロシ氏は大統領を「危険人物」「裸の王様」などと切り返すなど「天敵」関係にある。

 東部メリーランド州ボルティモアでイタリア移民のもとに生まれた。父はボルティモア市長や下院議員を務め、父親の秘書を務めた。5人の子供と5人の孫がおり、夫は実業家で大富豪。ペロシ一家の資産は2500万ドル(約29億円)を超えるといわれ、連日、高級スーツでかためた姿は有名。

中国、対中強硬派のペロシ院内総務の下院議長就任に神経とがらす

中国の米国問題専門家、ペロシ氏は「中国に偏見を持っている」と非難
【ライブドア・ニュース 11月10日】- AP通信によると、中国政府は、先の米中間選挙で、民主党が上下両院を制し、特に中国批判の急先鋒に立ってきたナンシー・ペロシ民主党下院院内総務(66)が下院議長就任を確実にしたことに神経をとがらせている。

  ペロシ院内総務は、反中国の姿勢を鮮明にすることで、下院の民主党内で指導的な立場を確立してきた経緯がある。中国の人権侵害問題を非難する一方で、1990年代には一貫して、中国への最恵国待遇の付与に反対し、さらには、2008年の北京オリンピック開催にも反対してきた。

  中国は、ペロシ院内総務が今度は下院議長という、さらに強力な地位に就くことで、これまで同様、厳しい対中批判の姿勢を繰り広げるものと見ている。米国問題専門家の金燦栄(Jin Canrong)・中国人民大学教授は8日、中国の人気ポータルサイト「新浪網(Sina.com)」に掲載されたコメントで、ペロシ氏について、「この老女は中国に対し、大きな偏見を抱いており、中米関係に雑音をもたらす可能性がある」と述べている。

  また、ワシントンと北京で中国の人権問題に関するロビー活動を行っているジョン・カム氏は、「中国はペロシ氏に関心を持ち始めている」とし、9月にカム氏が議会証言を行った直後、中国のワシントン大使館から外交官がカム氏を尋ね、ペロシ氏のことについて話をし始めたという。特に、カム氏は、ペロシ氏は今年、上院を通過したものの、下院では採決が取り下げられた対中制裁法案を復活させる可能性があると指摘している。これは、中国を人民元の対ドルレートを不当に安く設定している為替操縦国と認定し、中国からの輸入品に一律27.5%の報復関税を課すという法案だ。

  しかし、中間選挙の結果、米政府の対中政策が大きく変わることはないとの見方では、金教授を含め、中国国内の専門家は一致している。中国外務省は、米中間選挙に対する中国政府として、最初の公式反応となる声明の中で、選挙後の米議会が中米関係の「前進のため、建設的な役割を果たす」ことを呼びかけている。【了】

クリントン政権時代の日米貿易摩擦と同じ事態が、米中間で起こりつつあります。民主党政権になったら、中国には厳しい“報復”が待っているかもしれません。なにしろ現在の中国にとって一番のお得意様がアメリカですから、きついでしょうね。

このように人権問題にはうるさいペロシ氏が、大統領候補になる可能性はないでしょうか。ヒラリー氏よりずっと人気が高そうだけど。非常に政局に強い政治家として、今回の選挙では日本にも名を売りました。
小泉-ブッシュの蜜月時代は終わりました。2年後の民主党政権誕生の可能性も見据えて、安倍首相には柔軟な外交をお願いします。

 
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2006/11/27

「平成の教育勅語で子供は調教される」と説く左巻き

密室の国対政治、復活? 二階氏、野党に老練さ発揮 難局打破

(略)
 だが、二階氏は随所に剛腕ぶりもみせた。

 10日の与野党国対委員長会談。野党が防衛施設庁の談合事件に関連して額賀福志郎前防衛庁長官の参考人招致などを要求したのに対し、二階氏は「われわれも民主党議員の活動について確かめたいことが6件ある」と脅しをかけ、野党の動きを抑えた。

必殺仕掛け人、二階国対委員長がんばれ~
郵政民営化反対議員を篭絡させたテクは健在なり。なだめすかして最後に脅す。
惜しむらくは、篭絡テクの返り討ちで、自らが中国に篭絡されちゃったことだよなあ。

⊿⊿⊿

キッタハッタの国会を横目に、たまには社民党議員の話でも聞いて和むとしよう。
保坂展人のどこどこ日記「教育基本法改悪の採決を止めるには」

>従来型の闘い方では負ける公算が大
   
社民党の議席数そのものが国民の判断を表しているとは考えないらしい。どう騒いだところで勝たせるつもりはないというのが、先進民主主義国家としての意志でございます。

>現在,教育基本法の運命がきわめて厳しい状況となっています.よほど幸運なことがない限り,わが国は数ヶ月後には,この戦後民主主義の貴重な宝を失った未来を迎えることになります.

\(^O^)/左翼に人質に取られていた子供を解放しよう。初めの一歩にしか過ぎないけれど。
もう一度「教育勅語」を見直そう。

>必須な活動分野としてのテレビCM

提供は「きょうも明日もデモにお出かけ日教組」ですか。

>テレビCMには大きな資金が必要なため,個人や小さな市民団体ではとても不可能です.本来なら日教組などの大きな組織が動くべきです.

日教組、教基法改正阻止に3億円投入

 関係者によると今年4~10月、教育基本法改正反対運動のため日教組が主催した国会前デモ行進や都内での集会などは7回行われ、組合員延べ約1万5000人が動員された。ほとんどが現役の教職員で、交通費や宿泊費、食費は日教組が負担した。さらに、25日には東京都千代田区の日比谷公会堂で3000人規模、12月8日には1万人規模の反対集会を予定。ビラ作成や新聞への意見広告掲載費も組合費から支出しており、反対運動への支出は約3億円に達する見込みだ。

おまー!近所迷惑なデモごときに3億円もつぎこんどいて、組合員にこれ以上カネをせびったら、組織率が下がるぞ!(笑)

>私なりにそのCMのイメージをスケッチして見ました.
現行教基法の抽象的な規定(人格の完成)と,徳目を強制する改正案を対比させる.
現行法が施行されたあとの日本と北朝鮮のイメージを重ねる.
現行法が「人格の完成をめざす」と抽象的であるのに対し,改正法案では,次に掲げる目標を「達成するよう行われるものとする」とあることを表示する.

伝統と文化を尊重し(1), 我が国と郷土を愛する
(1)の「実例」として,茶髪は「伝統」に反するとして,丸刈りにされるシーンなど.

でんとう [伝統]
昔から受け継がれてきた風習や傾向.

着物が伝統といって、学校に着物を着てくる生徒はいるかい?
茶髪が咎められる場合は、伝統に反するのではなく「校則違反」

>不可欠なのはやはり北朝鮮のイメージと思います.これこそがいま大量の人々の脳に,情報にスティグマを付けてインプットする最強の「ベクター」(生物学用語.細胞に目的の遺伝子を導入するための遺伝子の運び屋ウイルス)です.要は,保守層の人々に浸透するCMにしなければならず,そのためには保守層や右派の語彙やイメージを使用することが重要だと言うことです.

だんだん腹が立ってきた。
昨日「保守好みの情報を『真相』としてインプットすれば、保守がかってに尾ひれを付けて“敵認定”してくれる」という情報操作があることを書いたわけですが、社民党にはこんな幼稚な頭脳しか残っていないのか。金日成に跪いてきた歴史をお忘れか。北朝鮮を保守層にアピールするために引き合いに出すとは、いっぺん拉致被害者家族の前で同じ事を言ってみろ!

美濃部亮吉は、現職の都知事であった1971年に尊敬する金日成と感激の面会を果たし、なんと言ったか。
「私は1925年に大学を卒業して以来約40余年間マルクス経済学を勉強してまいりました。それ故に私は社会主義者であり、社会主義の実現を理想とする人間です。金日成元帥がなされたような活動は出来ませんでしたが、日本国内で私のなし得ることはやりました。・・このような立場にたっている私としては、貴国で進められている社会主義建設の早いテンポには非常に尊敬の念を抱いてきました」

その結果、都政の財政は破綻した・・・。

>投稿2 平成の「教育勅語」は慎重に審議を 岡 信
現在、教育基本法「改正」案の審議が行われている。もし「改正」案が可決「改正」された後、「新教育基本法」のもとでは保護者と教師の間に次のような会話が起こりうる。
 
教師が保護者に向かいこう言う。「あなたのお子さんはしつけができていないし、勉強に対しての意欲がないですね。これは新教育基本法『第6条学校教育』違反ですよ」。保護者が反論する。「そんなこと言ったって、学校もちゃんと教育して下さいよ」。すかさず教師は言う。「何おっしゃているんですか。あなたのその考えは新教育基本法『第10条家庭教育』違反です。第10条では、保護者が子の教育に対して『第1義的責任を有する』と明記されていますよ」。保護者は「エエー」と絶句。

教育基本法は“教師に対して”教育方針を示すものですが?

>「新教育基本法」では、「国家の形成者として必要な資質」について、第2条「教育の目標」に20もの「徳目」(「道徳心を培う」など)が列挙されている。この徳目の一つに「我が国と郷土を愛する態度」がある。これは13の徳目をあげた戦前の教育勅語をはるかに超えている。

社民党こそ道徳心を培え!
 
>1890年に発布され、敗戦まで約55年間、教育勅語は、国民の祝祭日に朗読が義務づけされ、「忠臣愛国」の精神を人々に叩き込み、戦争遂行に大きな力を発揮した。
 今この「新教育基本法」は「平成の教育勅語」として、家庭を含む社会のあらゆる場所で20の徳目を人々に要求し、人々を「調教」しようとしている。この「平成の教育勅語」が学校のみならず、社会にどのような影響を与えるか、十分な審議が必要だ。

あなたたちが過度に思い入れする“弱者”からの提言。
学校の弱い者イジメをなくすには、道徳の時間に「弱い者をいじめることがどんなに卑怯なことであるか」話し合ってごらんなさいよ。なんでも権力のせいにしないで、現場で真剣に語ってごらんなさい。子供から大人になる過程で、私たちは20どころか100でも200でも学ぶべき徳目があります。

あなた達がしてきたことは、精神的な大人になることを妨害する教育だったことを知りなさい。

たまには左翼と遊んでみようと思ったけど、やっぱり腹が立っただけでした。_| ̄|○

 
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2006/11/26

ナショナリズムをさらに右に煽るという情報工作。侍・平沼どこへ行く

わたし・・・とんでもないことに気づいてしまった・・・
いえ、改めて確認したということで、今までも折に触れて右に突出する危険性を書いてきたつもりなんですが。何を具体的に気づいたかは、機会があったらまた触れることもあるでしょう。

正義感の強い人ほどアンチのためのアンチになっていく様は、彼らにどういう情報を与えればそうなるかという、わかりやすい例なんですけどね。すっごく低レベルだったネタを一つ。「郵政民営化」は、米諜報機関のエージェントだった竹中平蔵による日本の郵貯資金丸ごと乗っ取りだった・・・とか。中レベルは「宗教団体」の陰謀と結びつけるもので、高レベルは私にわかるわけないけれど、案外下世話なスキャンダルネタに隠されているような気がします。番外編では、芸能人を使ったトラップなんて谷村新司がわかりやすいか。大ファンだったのに見損ないました。

わっと群衆が一つの方向に流れる時代には、その足下をすくおうとする力は、最小にして最高の効果をもたらします。群衆にたった一つの嘘を信じ込ませるだけで、方向を右にも左にも向けることが可能だということです。つまづいて転ばせないように方向性を変えていくとは、最高のテクニックじゃありませんか。

私のブックマークには「公アン右ヨク宗キョウ系」フォルダという分類がありまして、少し念入りに読んでみました。その筋の人とか素人の調査員気取りとか、雑多に入っています。

信じる信じないはご自由ですが、昨今のナショナリズムに目覚めた世論を、さらに「真実の敵はここに在り」と右に煽る一部の勢力があります。真相を読み解く風を装いながら、実は保守勢力をターゲットにした過激左翼の工作だったとしたら・・・。ライター自身もそれなりのソースだからと信じて、書いている場合もあるでしょう。しかし、そのソースに罠が仕掛けられていたとしたら?強烈な反米・反権力・反宗教のインテリジェンスに精通した確信的左翼なら、昨今のインスタント保守層を騙すのはわけもないこと。子供が新しい知識を吸収するように「明かされた真相」に飛びつくことでしょう。そして事実、飛びついてきました。ミイラ取りがミイラになってしまいませんように。

最近の例で言えば、安倍晋三は統一教会・創価学会とズブズブ、「美しい国」もパクリ。安倍の真実の姿は売国奴といった類の話。こんなのは簡単に見抜かれてしまうネタの範囲ですが、オウム・統一教会・創価学会・公安・警察・日本政府・CIAなど海外の情報機関を結びつけるネタには事欠きません。CIAですらネタ元に騙されて、情報分析にミスが出ているというのに、一般の国民レベルでは真贋などわかりません。しかし、もっともらしい「真相」がそれなりの人から発せられると、「反・反日」傾向の日本人は「そうだったのかっ!」と喜んで飛びついて踊っている。

実はそこに巧妙な罠が仕掛けてあって、ずっと深淵を覗いてみると、極左の組織が己の敵を葬るために、反共保守系に「共通の敵」であることを刷り込ませようと嘘と捏造を織り交ぜている姿が見える。事実関係に保守好みの嘘を上手に混ぜ合わせながら・・・。

政治家がターゲットにされるのは当然で、思い出してくださいよ、民主党の有望な若手議員達が、そうとは知らずに極左組織の勉強会に出席していたことを。原なんとか議員は、PCのデータが消滅したのはCIAに盗まれたからとか言ってませんでした?闇の組織とかなんとか。(笑)

ええ、信じるも信じないもご自由に。妄想しているのはおまえのほうだと言われてもかまいません。少なくとも私は、彼らがどこにどう嘘を入り込ませるのかが垣間見えたので、その手法にはだまされないように気をつけます。そういう意味でも「真ん中の視点」から世論の動向を目をこらして見続けていきたいと思っています。まずは教育基本法改正案、共謀罪、押し進めるべし。

⊿⊿⊿

復党問題は決着近し。

自民幹事長「まず統一会派が首相の本音」・復党問題

 自民党の中川秀直幹事長は25日午前、広島市内で講演し、郵政民営化法案に反対して離党した無所属議員らの扱いに関して「安倍晋三首相の本音は『本来は院内統一会派が望ましい、それが困難なら国民や党員の理解が得られるやり方でやってほしい』という考え方だ」と語った。

中川政調会長の「最後には情で」発言が評判が悪いのを見定めて、「安倍首相の本音」として結論を出してきました。総裁選では「理念を同じくする者と一緒にやるのは当然」と、麻生さんと共にはっきりと復党に前向きな姿勢を示していた安倍首相ですから、世論調査結果を受けて方向を変えましたね。中川幹事長はもちろん安倍首相の本音を無視してやっているわけではなく、世耕補佐官やら秘書官のアドバイスを受け、綿密な世論調査を元に判断してくれたのだと思います。

篠田陽介議員のブログより

復党問題について、党本部で過去4週間を取りまとめた数値を聞きとった結果。
反対 96.3%
賛成 3.7%

であった。

自民党支持者は概ね反対であることは明らかであり、世論調査での反対50数%、賛成30数%は、野党支持者の数値も入っている事を考慮しなければならない。

積極的にメールで反対表明したのは、σ(・。・)ノ ハーイ
危機感を抱いて、やむにやまれずメールした人ばかりでしょうから、100%近くの反対になるのは当然よね。党本部もこの結果に驚いたことでしょう。

平沼氏ら造反組、「復党」の結論でず

また、中川昭一政調会長は記者団に、前日の講演で「政治は最後には情がある」と幹事長の姿勢を批判したことについて「党三役が逐一同じことを言うと、どこかの国みたいになるではないか」と語り、執行部内での意見対立はやむをえないとの考えを強調した。

 これに対し、中川幹事長は記者会見で「国民との約束を実行するためには非情覚悟でやらなければならない。自民党は仲良しクラブではない」と述べ、平沼氏らに示した復党の条件を変更しない考えを改めて強調した。

(11/24 13:23)

執行部内での意見対立はやむをえないとの考えを強調した。
だから~なんで記者は自分の感想を断定的に書くかな。
昭一氏は、「執行部のマッチポンプでした」と白状しているだけじゃん(笑)
最終期日を月曜日に控え、最終的な世論を確かめるために“本音”を流してみた。ところが、いっせいに「情」で決着してはいけない!という意見が大勢を占めたのを見計らって、「北朝鮮じゃあるまいし、違う意見もあっていいでしょ」と肩すかししたんじゃないですか。

平沼氏 復党で複雑な心境も

12人の無所属議員のうち、ただ1人、郵政民営化法案に反対し続け、復党問題の焦点となっている平沼元経済産業大臣は、岡山県津山市で地元後援会の幹部150人を集めて会合を開きました。この中で、出席者からは、平沼氏の今後の対応について「信念をもって筋を通すべきだ」という意見が多く出された一方で、「ほかの無所属議員のためにも、まずは復党すべきだ」という意見も出されました。このあと、平沼氏は「私は筋を通し信念をもって頑張ってきた。一方的に、自民党幹事長から突きつけられた条件をのんで、私の将来が切り開かれるのか。中川幹事長は『郵政民営化には絶対に服従するという誓約書を書け』と言うが、民営化法案がほんとうに良い法案だったとすべて認めることについては、言いたいことがある」と述べ、中川氏が示した復党の条件を全面的に受け入れるのは難しいという認識を示しました。一方で、平沼氏は記者団に対し「後援会からは『信念を貫くべきだ』という意見が多く出されたというのが私の率直な感想だ。変な形で党に戻っても、今後、主導権を発揮できない。ただ、そういう状況で戻ることも考慮に入れなければならない」と述べ、復党問題をめぐる複雑な心境をのぞかせました。
11月25日 18時41分

なんで真正保守の侍は、保守が参集できる新党を立ち上げないんでしょうね。信念の漢・平沼と言いながら、結局、カネヅル支援者なくして生きていけない政治家としては、与党に在席しなければうま味はないってことだ。倒閣運動までしておいて、おめおめ戻ることができると考えること自体がお花畑だけど、再び主導権を発揮できると夢想していたとは、どこまでこの人は空気を読めないのだろう。統一会派で自民党政策を支える実績を積み上げていくことが最善・最短の道であると、安倍首相は平沼氏に示しました。

野田聖子陣営は佐藤ゆかりにいやがらせしているそうだから、反党行為への反省は見られないということで、復党は見送られるでしょう。

あとは造反組がどうまとまるのか、ちりぢりに分裂するのか、誰が抜け駆けするのか、月曜日を待つことにいたしましょう。

 
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2006/11/25

平沼氏+参院古狸、自ら投げた釣り針に引っかかる。久間発言

朝まで生テレビがうるさくて集中できない(T_T) 相方が見てる・・・
瑞穂にレンホウが好きねぇ、総一老。
年配の男は瑞穂が好き?うちの爺ちゃんも。(ー"ー;かわいいんだってさ!

八木先生は、討論会だと大人しくてだめね。せっかくの教育・いじめ問題討論なのに、人の良さが徒となる。そんなことだから西尾センセにいじめ抜かれ・・・ウグググ。。。

郵政造反組の復党問題、政調会長が幹事長の対応を批判

 郵政造反組の復党問題をめぐり、自民党の中川昭一政調会長は23日、造反組に民営化支持や反党行為の反省を明記した誓約書提出を求めた中川秀直幹事長の対応を批判。党の最高幹部である三役間にも足並みの乱れがあることを露呈した。

 一方、中川幹事長はこの日の講演でも復党条件を緩める考えはないことを強調。中川政調会長の出方によっては、執行部内に深刻な亀裂が生じる展開も予想される。

 中川政調会長は岐阜市内で開かれた党県連パーティーでの講演で「来年の統一地方選、参院選、同志が一緒になってやろうではありませんか。総括しろとか、反省しろというと天安門事件を思い出す。政治は最後には情というものがある」と強調。選挙対策上も条件を緩和し、一括復党を認めるべきだとの考えを示した。

 岐阜県には野田聖子、古屋圭司両衆院議員、落選中の藤井孝男氏と、強い選挙基盤を持つ郵政造反組が多いことに加え、長年の親交がある平沼赳夫元経済産業相への同情も発言の背景にあるとみられる。〔共同〕 (18:24)

深刻な亀裂が生じる」というのは、メディアお得意の印象操作でしかない。
昭一発言をテレビで聞いた私の感想は、安倍・麻生・昭一組の「カムバーック!ヒラヌマ」という本音でアドバルーン上げてみた?保守に人気の昭一なら復党賛成の世論に転ずるかもしれないという一縷の望みをかけて・・・。
残念でした。情をかけるなら、郵政選挙で圧勝させた有権者に対して情をかけてほしい。

ここまで書いてきて、自民党執行部は最初からなんらぶれていないことを考えると、平沼氏が参院古狸と組んで、政権叩けりゃなんでもいいメディアを使い、最後のチャンスと仕掛けた壮大な釣りネタだったと思えてきた。平沼氏は執行部が頭を下げてくると信じていたのに、小泉前首相が圧勝したことをころっと忘れて、思わぬ世論からの反発を受け、釣り針が自分の襟首に引っかかっちゃったみたいな図になってる。報道されればされるほどかえって窮地に陥って、いちばん焦っているのは、平沼氏をまとめ役に頼んだ他の造反組でしょうね。

聖子さんは「禊ぎで川に飛び込め」と言われてもやりそうだけど、選挙区の正妻の座はゆかりタンに奪われたわけで、戻ってきてもすんなりコスタリカ方式で~♪とはいかないと思う。反党行為の自覚があるなら、お国替えして雑巾がけからやりなおしたら?

沖縄県知事選、負けていたら特措法も…防衛長官明かす

 久間防衛長官は23日、長崎市のホテルで講演し、沖縄県の米海兵隊普天間飛行場移設について、「知事選に負けたらどういう手でやるか、その時は法律を作り、一方的に県知事の権限を国に移してでもやらないといけないと思っていた。負けたら力づくでもやるという腹を持っていた」と述べた。

 19日の知事選で与党推薦候補が敗れれば、代替施設建設に向け、公有水面埋め立てに関する知事の許認可権を国に移す特別措置法の制定を目指す考えだったことを明かしたものだ。

 久間長官は「知事の意向を聞き、うまく調整しながらやっていく」と強調した。

(2006年11月23日21時8分  読売新聞)

いくら“オープンな自民党”に生まれ変わったって、あーた、ばらしていいことと悪いことがあるでしょうに。勝った瞬間にそんなことは「なかったこと」にしとかなきゃ。与党が勝ったといっても糸数候補は善戦したんだから、沖縄県民から反発来るぞー。ったく!

 
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二日間体調不良のため更新をさぼりましたが、40位に踏みとどまっていました。ありがとうございますm(__)m

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2006/11/22

陳水扁総統が森元首相に勲章

台湾総統、森元首相に勲章授与へ…国交断絶後初めて

 台湾の外交部は20日、森喜朗・元首相が21日から3日間の予定で台北を訪問する際、陳水扁総統が「特種大綬景星勲章」を授与すると発表した。

 同勲章は、海外の首相などを対象にしたもので、外交部によると、1972年の日本と台湾の国交断絶後、日本の首相経験者への授与は初めてという。外交部は、李登輝・前総統の01年の心臓病治療での訪日実現のほか、台湾人観光客への査証(ビザ)免除などでの尽力を挙げ、「森氏が台日関係を実質的に強化したことに感謝する」としている。(台北 石井利尚)

(2006年11月21日1時0分  読売新聞)

前回、森さんが陳水扁総統を表敬訪問したのが2004年1月か。

その前は2003年12月25日
森喜朗前首相が「亡父の親友の墓参」のため台湾訪問→陳水扁総統と会談
即日、中国外交部の劉建超・報道官、森前首相の訪台に「強い不満を表明」
参照:中台関係年表

政治家が墓参りに訪台しただけで「強い不満を表明」されちゃうんだ!(笑)
今度は「日台関係強化」の功績で勲章までもらっちゃうとなると・・・ワクワク

詳しく解説してくださっているのはこちら
日々是チナヲチ。「何とDFの攻撃参加だ!森・元首相が電撃訪台「断交後初」の受勲も。」

(略)
 ところが、靖国参拝への抗議声明でも使われることのなかったこの「日中間で取り交わされた3つの政治的文書」が、前回の森・元首相による訪台においては持ち出されているのです。外交部の非難声明において、

「『中日共同声明』など中日間で取り交わした3つの政治的文書の基本原則を遵守するよう日本側に要求する」

 となっています。要するに小泉首相(当時)の靖国神社参拝よりも森・前首相(当時)による訪台の方が中共にとっては建前上ゆゆしき事態、ということなのです。

中共にとっては、絶対に引けない台湾帰属問題。日本では、日台友好に尽力する国会議員は「日華関係議員懇談会」に所属しており、平沼氏が会長。復党問題に揺れる古屋圭司議員も。亀井久興氏もだ!いや~、郵政解散は、いまさらながらに保守派にとっては台風直撃の天災みたいなものでした。

盟友とも言える安倍さんや麻生さん、中川昭ちゃん達は、彼らこそ復党させたい気持ちはよくわかる。が、古い自民党は、保守は保守でも似非保守が澱んだ吹きだまり状態にだったので、郵政選挙で病葉は吹き飛ばし、改革政党として無党派にも支持を広げるチャンスをつかむことが唯一の自民党生き残り手段だったのです。無党派といっても、左に懐を広げることではないことを中川幹事長に釘を刺しておきたいと思います。

つまり小泉首相がやろうとしたのは、既得権益にまみれた自民党をぶっ壊すこと、これが最大の主眼。小泉総理誕生前の自民党の閉塞感を思い出してくださいよー。私ですらアンチ自民党だったんですからね。腐った自民党議員に投票するのがいやで、半泣きで民主党候補に入れたことがありました。小泉首相がなぁなぁのトップだったら、今ごろは間違いなく民主党政権になっていたでしょう。ガクブル!

これが信念も理想もないサバイバル、非情な政局というものです。
自民党復活の波に乗れなかった族議員に非があったと私は思います。党が潰れかかっているのに何が信念だよ!とね。国会で過半数を取れなければ、法案一つ通すことができなくなることの重大事の前に、倒閣運動をするとは何事かと。「たった一つの法案で離党させられた議員を戻さない理由にはならない」と言うには、ちょっと納得できないな。中川幹事長は、世論の空気をよく読んでいるので、安倍首相も信頼して任せていると思います。明日の中川-平沼会談が楽しみです。

(; ̄Д ̄)!げ、話がずれまくりました。
ということでUターンしまして、小泉政権時には、閣僚の半分が日華議員懇談会に属していた(たぶん日本会議メンバーとほとんど重複していると思われ)ということで、中共もさぞやピリピリしていたことでしょう。中国にとっては、台湾問題という腫れ物の前に置かれた偽装案件が「靖国問題」だったとも言えるわけで、表向きは当分の間、玉虫色の曖昧にしておくしかないでしょうね。しかし、小泉前首相も台湾新幹線開通式に招かれていますし、時々は腫れ物をつついて中共の顔色を観察するのも乙というものです。

経済面では、中国ではすでに不動産が焦げ付き始めており、いつバブルがはじけてもおかしくない状況に陥っているという分析もあって、確実に投資のピークは過ぎたように思われます。
朝鮮日報◆外交主導権と経済的実利が「触媒」

 例えば、日本政府の対中国円借款は、2000年以降減り続けている。1993年から中国の対外貿易国第 1位だった日本の順位は、2004年にはアメリカ・EUに次ぐ3位にまで下がった。中国国内での反日デモの激化以来、日本の年間対中国直接投資(FDI)額は韓国より少なくなった。日本企業のベトナム・インド移転、先端技術の中国移転回避現象まで出てきた。

中国の労働力は決して安くなくなってきています。繊維業界など、日本企業はすでにベトナムにシフトしており、今後のアジア諸国との個別FTA交渉も活発化してくるでしょう。

安倍首相、財界人引き連れベトナムでトップセールス

台湾隠しの靖国カードというモザイクが消えた時、不良債権の山に埋もれて中国政府はどのような本性を見せるのか、ゆっくり見物させてもらいましょう。

 
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2006/11/21

似非同和で利権を漁る893

<同和問題>

同和問題の実態については、私の出身が東京なので、まったく知りませんでした。「差別部落」と聞いても、日本に居残った朝鮮人?それとも何か伝染病にかかって隔離されちゃった人達?ハンディキャップがある種族?など、かってに想像していました。劣悪な環境に閉じこめて、人非人と差別する行為自体がまるで想像できなかったのです。

政治に関心を持つと、裏社会なくして語れないことが見えてきて、893・職業右翼・在日朝鮮・同和・自民党政治家の構図が、日本の経済活動の深部にまで及んでいることがわかってきました。今まで893関連の株取引が市場の閉鎖的な部分によって守られ、資金洗浄の場に使われていたことを知り、さもありなんと思っていましたが、利権にしがらみのない小泉前首相が市場の規制緩和を進めたおかげで、逆に不正な闇資金が閉め出されつつあることは、大きな副産物だったと思います。闇の深さはそんな甘いものじゃないとは思いつつ・・・。

職業右翼の在日朝鮮の比率が70%とも言われていて、本当のところどうなのかわからず、もやもやしていたのですが、ここで教えていただいてすっきりしました。

アジアの真実「ヤクザ・在日問題」 日本を知るには裏社会を知る必要がある ~タブーを知るということ~

◎日本の裏社会とは、ヤクザ、同和、在日朝鮮人、この3つ
さらにヤクザの60%が同和関係者、30%が在日朝鮮人、10%が中国人
◎ヤクザは右翼、民族団体に看板を変えて活動している
◎右翼の街宣活動は大きな資金源となっている
(以下略)

「同和にかかわると恐い」「触らぬ神に祟りなし」
そんなふうなイメージはここから来ていたのですね。同和問題に真剣に取り組んできた人達にしてみれば、似非同和運動に名を借りた893の利権漁りこそ元凶とも言えるわけです。
現在では、同和対策事業で劣悪な環境はずいぶん整備され、大阪市では行政としての地区の整備は終了したとして、打ち切りを決めました。当然反対の声は大きいですが、大阪市長の決意は固いようです。

同和問題は、徳川幕府が最下層と位置付けた屠殺・食肉処理を生業とする子孫を中心に1922年、部落解放を目指す水平社を結成し、差別撤廃の運動を始めました。

差別部落といえば、朝鮮では白丁があります。同じく食肉処理を専業とする部落で、この差別もすさまじいものらしく、今なお「ペクチョン」と言えば忌み嫌われているとのこと。日本の水平社が設立された翌年、韓国では衡平社が結成されました。この符合を見ると、やはり二つはつながっているのかな?と感じますが。
第一、「穢れ」を忌み嫌うのは儒教から来てると思いますよ。井沢元彦氏は、穢れ信仰は日本の公家社会から発祥しているとしていましたが、中国・朝鮮では「働く」ことがいわば堕落--というのが言い過ぎなら、穢れと考えていたようですから。獣を殺す仕事ならば、最下層だったのでしょうね。

韓国でも起こった部落解放運動は、朝鮮戦争後、社会主義的な運動は共産主義と見なされる危険があるということで、下火となりました。そして活動を停止してから一見白丁部落が消えたように見えるそうです。つまり「寝た子を起こすな」で沈黙し、住居を変えてきたことによる成果(?)だということです。

参照:「コリアン部落--幻の韓国被差別民・白丁を探して」著:上原善広氏

私はずいぶん前から思っていたんですが、同和出身者はいまや各界で活躍し、別に出身を明かす必要も意味もない。ならば、その地区に住み続ける意味もない。故郷だから「ここにいる!」という老人ならいざ知らず・・・。意味もない「同和」など捨てたらいいじゃないですか?捨てるも何も、もともといわれなき徳川幕府の階級政策だったのだから、いつまでも「解放」を叫んでいるほうが不自然のような気がします。

ここは韓国にならい、「寝た子を起こさない」を決め込んで引っ越して、数世代経てば、人々は差別があったことすら忘れてしまうのじゃないかと。甘いですか?甘いんでしょうね。同和地区に入り込んだ一般市民に対して、地区の人が「ここに入るな」と威圧したという話も聞きますので。私にはやはり差別を残しておく構造がわからん。しかし、この構造を打ち破らない限り、似非同和の不祥事は起こるだろうし、同和に寄生する893の利権の温床になり続けるのだと思います。

下記のような宣言文は「差別してくれ」と言ってるようなものです。食肉解体業を差別するような現代人はすでにいません。日本では、階級格差の固定もありません。
水平社について

 吾々がエタである事を誇り得る時が來たのだ。

 吾々は、かならず卑屈なる言葉と怯懦なる行爲によって、祖先を辱しめ、人間を冒涜してはならなぬ。そうして人の世の冷たさが、何んなに冷たいか、人間を勦る事が何んであるかをよく知ってゐる吾々は、心から人生の熱と光を願求禮讃するものである。

 水平社は、かくして生れた。

 人の世に熱あれ、人間に光りあれ。

大正十一年三月三日

                   全國水平社創立大會

参照:<崇仁同和地区について崇仁協議会

同和団体の強要未遂、代表理事の“脅しの手口”

 京都の同和団体の代表理事らによる強要未遂事件の初公判で、検察側は脅しの手口を明らかにしました。

 起訴状などによりますと、『崇仁協議会』の代表理事、中口寛継被告(66)ら2人は去年、電気通信工事会社『日本電通』の京都支店長らに「差別発言をする警備会社をいつまで使ってるんや」と脅し、知人の暴力団組長の警備会社と契約するよう迫りました。

 初公判で中口被告らは「正当と思ってやったが、行き過ぎがあったら反省します」と起訴事実を大筋で認めました。

 検察側は冒頭陳述で、要求を拒絶されると中口被告は「偉いさんの家に猫の死がいを放り込んだら態度が一変した。個人的に攻めるには“精神的”に攻めるのと、“家族”を攻めるのが、一番落としやすいと脅迫していた」と脅しの手口を明らかにしました。 (11/20 19:42)

同和地区の代表理事が暴力団とズブズブ・・・。利権漁りのために同和地区にしがみついているの?

元公安部長「日本はスパイ天国」
やくざと企業の“深い”関係も指摘

【ライブドア・ニュース 10月19日】- 元公安調査庁調査第二部長(1995年退官)の菅沼光弘氏が19日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で講演し、「日本はスパイ天国。諜報に対して脆弱(ぜいじゃく)なんてものではない」と語った。
(略)
 日本の裏社会の象徴であるやくざについては、「いわゆる暴力団対策法により、賭博やドラッグなどの伝統的な収入源は完全に絶たれた。しかし、街宣活動で大きな収入を得ているほか、融資という形でITベンチャーなどの企業活動にどんどん進出して(収入を得て)いる」と実相を語った。同氏はやくざと警察の関係について「警察と親しかったやくざは、同法施行後に警察との接触をやめた。やくざの経済活動は巧妙になり、日本の警察はやくざについてほとんど分からなくなっている」と解説した。

 また、日本の祭りや芸能がやくざと渾然一体となって発展してきたこと、NHKが『清水の次郎長』を放映していることなどを指摘し、「日本にはやくざを歓迎し、あこがれ、肯定する気持ちがあるからこそ、やくざが日本社会に浸透できる」と持論を展開。さらに、名古屋の超高層ビル「ミッドランドスクエア」(名古屋市中村区)や中部国際空港(愛知県常滑市)の建設に、トラブルが何もなかったことに疑問を呈した上で、企業とやくざの結びつきにも言及し、「地元の大手企業が仕事をする上で、絶対にやくざを必要としているハズ」と述べた。証拠については「いくら調べても出てこない」としたが、「証拠がないのは、その事実がないということではない」と話し、自らと親交のある関係者から情報を得ていると情報のプロらしい話を披露した。
(略)

右翼やくざには二種類あるので留意。
1,営業種目としての右翼=職業右翼。警察は「政治運動標榜ゴロ」と呼んでいる。
2,本物の右翼運動を志向する右翼団体

参照:「嫌韓流の真実!ザ・在日特権」
在日朝鮮は当然1に属しており、その成り立ちを説明すると、戦後、超国家主義団体が解散させられ、リーダー達は政治活動をいっさい禁止された。(昭和26年まで右翼の空白期間)
朝鮮戦争を契機に今度は共産主義者が公職から追放され、日本の右翼から反権力的な要素や国粋主義的な要素をむしりとって、アメリカ主導の反共インターナショナリズムに誘導していった。そうなると日本人であろうと朝鮮人であろうと関係ない。
暴力団構成員は日本に帰化できないので、朝鮮人が日の丸をペインティングした街宣車に乗り込むという不思議な光景につながる。

日本人にはなじみの深い義理と人情のヤクザさんではありますが、しのぎの形態が近代化してグローバル化している今日、特亜とつながってより悪質化し、縁が切れそうで切れないのが黒い社会なのですね。

 
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2006/11/20

北ともつるんでいた日教組。「平和」「○○法改悪阻止」お里はどちら

【コラム】米国人にとって「戦争」とは

(略)
 「戦争」とは何も、韓国だけに国家の運命を決める生死の問題ではない。米国にとってもそれは同じだ。ただ、米国人たちにとっての戦争とは、悲惨さとともに勇気と犠牲の象徴でもあり、自国の歴史において最も大きな自負心を抱かせるものでもある。

 韓国が「戦争だけは避けなければならない」と言って、米国が求めてきた北朝鮮に対する措置を避け、拒否するようなことが度々繰り返されるがために、米国では韓国を指す新たな用語が誕生した。当地のある韓半島(朝鮮半島)専門家は数日前、ワシントンの安全保障専門家らとの会合で「いわゆる同盟国だという韓国」という表現を聞いた。その発言が出るや、出席者らがみな韓国をあざ笑うかのように、一斉に大笑いしたという。別のある専門家も、韓国を「同盟国だと主張している国」、「同盟国と想定される国」などと呼ぶ表現を耳にしたことがあるという。戦争に疲れた米国に向かって「戦争狂」とでも言わんばかりの罵詈雑言を浴びせながら、その一方で米国を「同盟国」と呼んで、鉄のように強固な安全保障体制を求めてくるようなダブルスタンダードぶりを米国人たちがどう受け止めているのか、これらの用語以上にそれを実感させるものはないように思う。

ワシントン=許容範(ホ・ヨンボム)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報JNS

アメリカにも知れ渡った朝鮮人のダブルスタンダード。

この記事を見て、盧武鉉の発言を思い出しました。
どんな価値も平和より上に置かない。政権が代わってもこの路線(太陽政策)以外の道を歩むことはできない

反米左翼の辞書にある「平和」とは、全体主義国家の武器の独占を意味し、ソ連帝国なき今、中華帝国への帰属表明でしかないことを民主主義国家群は見抜いています。自由主義陣営の覇権国家であるアメリカがもし非武装となったとしましょう。次に来るのは全体主義国家同士の血みどろの紛争とイスラム武装勢力を巻き込んだ地球滅亡への序曲でしょうね。日本など海洋戦略の基地となって、日本人はシナの軍靴を舐めさせられるような屈辱を味わわされる末路が待っているでしょう。中華帝国に貢献したプチブルなど真っ先に粛清。これはぜんぜん絵空事じゃありませんから。

國民新聞中国共産党「日本解放第二期工作要綱」(以下抜粋)
<マスコミ工作>
  大衆の中から自然発生的に沸き上がってきた声を世論と読んだのは、遠い昔のことである。次の時代には、新聞、雑誌が世論を作った。今日では、新聞、雑誌を含め所謂「マスコミ」は、世論造成の不可欠の道具に過ぎない。マスコミを支配する集団の意思が世論を作り上げるのである。

 偉大なる毛主席は

 「およそ政権を転覆しようとするものは、必ずまず世論を作り上
  げ、先ずイデオロギー面の活動を行う」

 と教えている。

 田中内閣成立までの日本解放(第一期)工作組は、事実でこの教えの正しさを証明した。日本の保守反動政府を幾重にも包囲して、我が国との国交正常化への道へと追い込んだのは日本のマスコミではない。日本のマスコミを支配下に置いた我が党の鉄の意志とたゆ
まざる不断の工作とが、これを生んだのである。

<自民党工作>
②派閥対立を激化せしめる最も有効な方法は、党内の非主流派となって政治活動資金の調達に困難を生じている各派に個別に十分な政治資金を与えることである。

<政党工作>
 自民党のみではなく、社会党、公明党、民主社会党もまた、無産階級の政党ではなく、最終的には打倒されるべき階級の敵の政党であることを忘れてはならない。

<極右団体工作>
 世論の動向はどうか? 我が方は、逸早く「マスコミ」を掌握して、我に有利なる世論作りに成功した。

 敗戦日本を米帝が独占占領したことは悪質極まる罪悪であるが、米帝が日本の教育理念、制度を徹底的に破壊し、国家・民族を口にすることが、あの悲惨な敗戦を齎した軍国主義に直結するものであると教育せしめたことは、高く評価されねばならない。

胸くそ悪くなると言いましょうか・・・、ことごとく中国の工作が功を奏してきた現実に泣けてきます。洗脳が解け始めた日本で、まだ「平和平和」と中国の工作マニュアルを読み上げているボケ市民の多いこと。ケツをけっ飛ばしてあげましょう。

けっ飛ばし候補筆頭の朝日新聞より
落選の糸数氏、平和への訴え及ばず 沖縄知事選

沖縄県民の賢明な選択に感謝します。反米左翼の「平和」は要らない。
米軍移転+沖縄振興策+基地整備統合による負担軽減の合わせ技とも言える合意にようやくこぎ着けていた段階で、土台からひっくり返すような極左政権が誕生してしまったら、中国工作マニュアル遂行の一助となってしまいます。現に媚中政治家は、「全国都道府県の主要都市の全てに中国語学習センターを開設し、教師を無報酬で派遣する」施策を進めようとしています。沖縄をその最前線基地にしたがっているのは、民主党の沖縄「一国二制度」構想に如実に現れているではありませんか。

同じく國民新聞より
日教組 北朝鮮と癒着

 北朝鮮による邦人拉致事件は、重大な主権侵害事件であるばかりでなく、最も忌まわしい人権侵害事件である。

 事あるたびに人権を叫ぶ日教組が、教え子たちに拉致事件にはなぜ口を閉ざすのか。拭いきれない北朝鮮と日教組との癒着に行き着く。

 「北朝鮮に拉致された日本人を救出する会」

 が結成されたのが、平成9年。この年、「家族会」「議員連盟」も結成され、警視庁は北朝鮮に拉致された日本人を7件10人と発表した。拉致問題は世間の注目を浴び、署名運動は全国に広がる。

 しかし翌年、日教組の川上委員長は北朝鮮に出向き今後も日教組と北朝鮮教育総同盟との交流促進を確認した。その際、食糧支援と称して100万円を職業総同盟委員長に手渡している。教職員の「組合費」から捻出した北朝鮮への献金といって良い。

 日教組本部の「媚朝」ぶりも半端でないなら、日教組王国を掲げる三重県においては、それに輪を掛けているのが実情だ。

 三重県教組第35回大会の会計報告で、北朝鮮への支援団体 「日朝県民会議」 へ、正式に資金提供を継続していることが分かった。

 また、「朝鮮新報」によると「日朝県民会議」の席上、三重県教祖と朝鮮総連の活動家等が共に「運動を継続して進めていく」ことを誓っている。

 県は毎年、組合の要求で朝鮮学校に230万円の税金を支出している。不審に思った市民が、住民監査を要求したがなぜか不受理となっている。
県民の不信をよそに、三重県教組は引き続き朝鮮学校への230万円の補助金の要求をしている。

 下記は平成12年の「三泗支部」の活動参加記録だが、朝鮮総連との疑惑が深まるばかりである。

公安は、日教組幹部ら北朝鮮の手先となっていた者の身辺調査をしたほうがよいのでは?

ところで、子供の教育問題に情熱を傾ける八木秀次教授は、陰謀の巣窟となった「つくる会」から離れ、現在日本教育再生機構を立ち上げています。ご活躍を期待します。その再生機構が安倍政権の「教育再生会議」メンバーに異議を唱えているのは当然のことと思います。ただし安倍首相は、保守論客陣の意見を聞くことはあっても、奥の院でブレーンとして使うことはないと思うので、そのへんはよろしくってことで^_^; 学問と政治は別物、というか、イデオロギー色の強い保守陣営の誰をどう使うかで、あらぬ対立を招くおそれあり。
八木教授は、「正論」の中で、メンバー選抜の裏取引など推測を交えて書いていますが、長くなるので、この件については明日・・・気が向いたら。

■日教組に関して、八木教授は、優先課題として「文科省や教育委員会と日教組や全教などの左派系の教職員組合が裏でがっちり手を握っている『教育界の55年体制』を打ち壊すことである」と述べ、教職員の政治活動を禁止すべきであると主張します。

学校選択制の先駆者である品川区の若月秀夫教育長の意見を紹介します。

もう55年体制は終わったから、いつまでもイデオロギーの対立はない。これは大変な油断です。学校現場を知らない方の言うことなんです。確かに政治の世界や、一般の社会の中では55年体制や、それこそ先鋭的なイデオロギーの対立というのはないんですけれども、教育界は違うんです。
(中略)まだ現場の校長はその55年体制の残骸と戦っているんです。
(中略)この団塊の世代が、これからだんだんいなくなりますね。(中略)今、学校の中に充満している文化というのは、あの団塊の世代の学生運動なんかをさんざんやってきた連中が垂れ流していった文化といいますか、風土といったらいいんですかね、これが教育界の常識として残っているんです。
(中略)やはり義務教育、税金を使って教育をするわけですから、税金を使って教育をする子ども達を国家の転覆を考えるような子どもに育てるわけにはいかない。私はそう思っているんです。

ヘルメットをかぶって「打倒米帝国主義」とがなり立てていた連中が、マスコミや教育界に潜り込み、米ソ冷戦後はアジアの全体主義国家とつるんでいる。そして子供達に「平和」「人権」教育とアプローチを変え、日の丸を踏みにじるような教育をしていることをこれ以上許してはならない!

 
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2006/11/18

日教組が子供を殺す

「日教組に要注意」 参院自民が顔写真で周知徹底

11月17日18時57分
 「5人組に要注意」 参院自民党は、民主党の輿石東、佐藤泰介、神本美恵子、水岡俊一、那谷屋正義の5氏の日教組出身議員の顔写真とプロフィルを記したA4判の紙を大量に印刷し、国対委員長室に積んだ。

 教育基本法改正案は衆院通過が当初の参院執行部の想定より1週間ほど遅れたうえ、野党が審議拒否する「荷崩れ」状態で、審議日程は綱渡り。今後、野党が審議に復帰しても、ささいな問題が審議の遅れにつながりかねない。

 日教組出身の5人は、特に法改正には強い抵抗があり、国会の外では「同志」がのぼりを立てて抗議行動を続けている。論戦では自民党の厳しい日教組攻撃も予想されるが、局面によっては現実路線を重視した対応をとるキーパーソンにもなりうる。矢野哲朗参院国対委員長は「輿石議員会長以外は、あまり知らないだろうから、覚えて何かと配慮してあげてという意味」と説明する。

 さらに15日、参院の特別委員会の理事に内定していた議員らとの会合でも、「あくまで慎重に審議を尽くすという姿勢でお願いする」とソフトな対応を念押しした。

「輿石議員会長以外は、あまり知らないだろうから、覚えて何かと配慮してあげてという意味」→要注意人物認定キター☆

昨日は大人しく
※民主と与党で、大きく違うのは「教育行政」だと思います。
うがった見方をすれば、文科省の指導力を残したい与党案と、日教組の影響力を現場に残しておきたい民主党案と読めるのですが、どうでしょう。

と書いてみましたが、地方の教育委員会なんて日教組の御用機関ですから~。教育行政を“自立”とか“民主主義”という名目で隠れ蓑にしておきたいのがそのココロ。
日教組の組織率が全国平均20%以下に下がっているので、ほとんどがノンポリ先生で、すでに日教組の影響は少ないのでは?という“数の論理”を持ち出す人がいるんですけど、1万人のノンポリ先生と、たった一人の活動家の影響力とどちらが大きいと思いますか。真面目な先生が束になってかかってもかないません。なにせ職場を放り出してデモする不良教師達です。

山梨は98%の組織率です。三重県も100%近い。ここ山梨でも、子供達の平和教育活動が山梨放送で連日紹介されていますよ。教師らの言う「平和の大切さ」は「命の大切さ」という言葉ほどに軽く、嘘くさく、虚しい・・・。時として「命を投げ出してまで守る価値」があるのだということを知らないから、ただ心臓が動いている「命」が至高のものであると思ってしまう。死んだら「お空に行く」くらいの感覚だから、こわくない。

命が大切」ということは、「生きることの意味」を考えさせること。子供は大人が思っている以上に不純であると同時に賢い。直感的に本質を見抜く力も持っている。あなた自身が子供の頃を思い出して、そう思いませんか?「なぜ私は生きているのだろう」「何のために生きているのか」と考え始めたのは、意外にも子供の頃だったはずです。

左翼思想のもっとも恐ろしいところは、命を「物」と捉えること。死んだらおしまい。壊れたらおしまい。命を賭けてもよい「価値」を見つけることは、生存よりも尊い場合があるのだということを否定する教育が根底にあるからです。その「価値」は人によって違うでしょう。それでよいのです。家族のためであったり、大義のためであったり、国を救うためであったり…。ブルースウィリスは、地球を救うために、原子爆弾を積んだスペースシャトルで巨大な隕石に突っ込んでいきました。オッサン!かっこよすぎるぜ!

話が大きくなりすぎましたか^_^;。子供なりに大事な「価値観」を見つけていく手助けを親や教師がしてあげているなら、「死んだら楽になる」という気持ちはかろうじて抑えることができると思うのです。

いえね、私は小学生の頃から毎日「死にたい、死にたい」と念仏のように唱えていました。自殺の方法も10通りは考えましたね。でも、なぜ死ななかったかというと、「生きる意味を見つけないうちは死ねない」と単純に思ったからです。

左翼教師は、戦後子供達を蝕んできました。その延長に性差を否定するジェンダーフリーがあったり、子供を叱ることすらできない「こどもの権利」条例があったりします。政治の場では、日教組の「同志」である議員はよく覚えておいて、追及していくことが必要でしょう。文科省も問題は大有りだけれど、伊吹文科相ガンバレ!と言いたいです。もちろん山谷えりこさんもね。

■参照:Irregular Expression「民主党議員、教職員組合から組織的な献金受領疑惑」
(コメント欄)

2004年参議院選挙における
民主党・比例区の札付き「ハァ?」議員

那谷屋正義 日教組 教育政策委員会委員長(新人)
松岡徹 部落解放同盟中央本部書記長(新人)
円より子 ”ジェンダーフリー”夫婦別姓急進論者(現職)
白眞勲 元朝鮮日報日本支社長(新人)
喜納昌吉 反戦歌手・左翼活動家、麻薬所持で逮捕歴(新人)

シンガンスの釈放嘆願署名をした元社会党所属の民主党議員
江田五月 党副代表(岡山)
山下八洲夫 民主党 党県常任顧問(岐阜)
千葉景子 民主党副代表(神奈川)

問題ある労組支援の民主党所属議員
佐藤泰介 元愛知県教組執行委員長(愛知)
輿石東 元山梨県教組執行委員長(山梨)
水岡俊一 兵庫県教組書記(兵庫)
峰崎直樹 鉄鋼労連本部→自治労北海道
     →日本社会党北海道本部北海道政策委員長(北海道)
郡司あきら (元)茨城農協労連書記長・組織内議員(茨城)
高嶋良充 参院総務委員・〈元〉自治労書記長(比例)

しっかり覚えておきましょう。

 
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2006/11/17

教育基本法案の民主・与党・現行比較

教育基本法案が衆院で野党欠席の中、与党単独で可決されました。野党出席すれば強行採決となり、お約束の乱闘パフォをしなくちゃならないから、さすがにみっともないので欠席したのでしょうと報ステで言ってましたが、変な理由~(笑)

日教組が座り込みまでして反対し、共産・社民が廃案を叫んでいるからには、それだけでこの法案を通す意義があることを証明してくれています。敵は日教組仕切の現場教師にあり!!
民主党は、単なる「反・自民党」政党に成り果て、タウンミーティングのサクラと教育基本法の重要性の区別もつかないバカ政党ですね。ぽっぽさんに言わせると、世論を買収するような自民党だから、教育基本法案も買収された法案だ?国民が直接投票するわけでもあるまいし、あんた達が職務放棄しているだけじゃねーか。もうね・・・民主党支持者も泣いているんじゃないですか。

民主党にいる旧民社党の皆さん!素晴らしい憲法前文草案を書いた民社党系の議員様、民主党は頭が腐ってます。早く自民党に逃げて来てください!

民主党 教育のススメ「日本国教育基本法案」解説書
民主党案 現行教育法 政府案との比較があります。
民主党も重要性は理解しているようで、与党案のパクリのような民主党案を提示しておきながら、なぜ与党案にかくも反対するのかわかりません。

(前文) 同時に、日本を愛する心を涵養し、祖先を敬い、子孫に想いをいたし、伝統、文化、芸術を尊び、学術の振興に努め、他国や他文化を理解し、新たな文明の創造を希求することである。

どこの保守政党かと思うくらいご立派ですこと。

現行教育基本法は文科省HPより
教育基本法(条文)

どこがどのように改正されるのか
教育基本法案と現行教育基本法の比較(参考資料)PDFファイル
(※管理人編集:太字は変更箇所・茶色は新設箇所)

前文
我々日本国民は、たゆまぬ努力によって築いてきた民主的で文化的な国家を更に発展させるとともに、世界の平和と人類の福祉の向上に貢献することを願うものである。
我々はこの理想を実現するため 、個人の尊厳を重んじ、真理と正義を希求し、公共の精神を尊び、豊かな人間性と創造性を備えた人間の育成を期するとともに、「伝統を継承し、」新しい文化の創造を目指す教育を推進する。
ここに、我々は、日本国憲法の精神にのっとり、我が国の未来を切り拓く教育の基本を確立し、その振興を図るため、この法律を制定する。

第一章教育の目的及び理念
(教育の目的)
第一条教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。

(教育の目標)
第二条教育は、その目的を実現するため学問の自由を尊重しつつ 、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。

幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに健やかな身体を養うこと 、。
二個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
三正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。
四生命を尊び自然を大切にし環境の保全に寄与する態度を養うこと。
五伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。

(生涯学習の理念)
第三条国民一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない。

(教育の機会均等)
第四条すべて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず 、人種信条性別社会的身分 、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。

2 国及び地方公共団体は、障害の、、ある者がその障害の状態に応じ十分な教育を受けられるよう、教育上必要な支援を講じなければならない。
3 国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的理由によって修学が困難な者に対して、奨学の措置を講じなければならない。

第二章教育の実施に関する基本
(義務教育)
第五条国民は、その保護する子に、別に法律で定めるところにより、普通教育を受けさせる義務を負う。

2 義務教育として行われる普通教育は、各個人の有する能力を伸ばしつつ社会において自立的に生きる基礎を培い、また、国家及び社会の形成者として必要とされる基本的な資質を養うことを目的として行われるものとする。
3 国及び地方公共団体は、義務教育の機会を保障し、その水準を確保するため、適切な役割分担及び相互の協力の下、その実施に責任を負う。

4 国又は地方公共団体の設置する学校における義務教育については、授業料を徴収しない。
(削除)

※削除された箇所
「教育上男女の共学は、認められなければならない。」

(学校教育)
第六条法律に定める学校は、公の性質を有するものであって国 、、地方公共団体及び法律に定める法人のみが、これを設置することができる。

2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教育が組織的に行われなければならない。この場合において、教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んずるとともに、自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。

「教員)第九条」として独立
※現行規定
2 法律に定める学校の教員は、全体の奉仕者であつて、自己の使命を自覚し、その職責の遂行に努め。、なければならないこのためには教員の身分は、尊重され、その待遇の適正が、期せられなければならない。

(大学)
第七条大学は、学術の中心として、高い教養と専門的能力を培うとともに、深く真理を探究して新たな知見を創造し、これらの成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与するものとする。
2 大学については、自主性、自律性その他の大学における教育及び研究の特性が尊重されなければならない。

(私立学校)
第八条私立学校の有する公の性質及び学校教育において果たす重要な役割にかんがみ、国及び地方公共団体は、その自主性を尊重しつつ、助成その他の適当な方法によって私立学校教育の振興に努めなければならない。

(教員)
第九条法律に定める学校の教員は、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない。
2 前項の教員については、その使命と職責の重要性にかんがみ、その身分は尊重され、待遇の適正が期せられるとともに、養成と研修の充実が図られなければならない。

(家庭教育)
第十条父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする。
2 国及び地方公共団体は、家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の機会及び情報の提供その他の家庭教育を支援するために必要な施策を講ずるよう努めなければならない。

(幼児期の教育)
第十一条幼児期の教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであることにかんがみ、国及び地方公共団体は、幼児の健やかな成長に資する良好な環境の整備その他適当な方法によって、その振興に努めなければならない。

(社会教育)
第十二条個人の要望や社会の要請にこたえ、社会において行われる教育は、国及び地方公共団体によって奨励されなければならない。
2 国及び地方公共団体は、図書館、博物館、公民館その他の社会教育施設の設置、学校の施設の利用、学習の機会及び情報の提供その他の適当な方法によって社会教育の振興に努めなければならない。

(学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力)
第十三条学校、家庭及び地域住民その他の関係者は、教育におけるそれぞれの役割と責任を自覚するとともに、相互の連携及び協力に努めるものとする。

(政治教育)
第十四条良識ある公民として必要な政治的教養は、教育上尊重されなければならない。
2 法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない。

(宗教教育)
第十五条宗教に関する寛容の態度、宗教に関する一般的な教養及び宗教の社会生活における地位は、教育上尊重されなければならない。
2 国及び地方公共団体が設置する学校は、特定の宗教のための宗教教育その他宗教的活動をしてはならない。

第三章教育行政
(教育行政)
第十六条教育は、不当な支配に服することなく、この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべきものであり教育行政は 、国と地方公共団体との適切な役割分担及び相互の協力の下、公正かつ適正に行われなければならない。

2 国は、全国的な教育の機会均等と教育水準の維持向上を図るため、教育に関する施策を総合的に、。策定し実施しなければならない
3 地方公共団体は、その地域における教育の振興を図るため、その実情に応じた教育に関する施策を策定し、実施しなければならない。
4 国及び地方公共団体は、教育が円滑かつ継続的に実施されるよう、必要な財政上の措置を講じなければならない。

参照:民主党案
第十八条(教育行政)
 教育行政は、民主的な運営を旨として行われなければならない。
2 地方公共団体が行う教育行政は、その施策に民意を反映させるものとし、その長が行わなければならない。
3 地方公共団体は、教育行政の向上に資するよう、教育行政に関する民主的な組織を整備するものとする。
4 地方公共団体が設置する学校は、保護者、地域住民、学校関係者、教育専門家等が参画する学校理事会を設置し、主体的・自律的運営を行うものとする。

<解説>
 私どもは、現行法が、教育が不当な支配に服することなくと言っているのは、教育は、法に基づき、公正公平な立場から国民全体に対して奉仕するということだと考えております。ですから、こうした考え方を踏まえて、民主党案の中では、第四条で「学校教育においては、学校の自主性及び自律性が十分に発揮されなければならない。」とし、また第十八条、教育行政において民意を反映させることとさせていただいております。

※民主と与党で、大きく違うのは「教育行政」だと思います。
うがった見方をすれば、文科省の指導力を残したい与党案と、日教組の影響力を現場に残しておきたい民主党案と読めるのですが、どうでしょう。

(教育振興基本計画)
第十七条政府は、教育の振興に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、教育の振興に関する施策についての基本的な方針及び講ずべき施策その他必要な事、、項について基本的な計画を定めこれを国会に報告するとともに、公表しなければならない。
2 地方公共団体は、前項の計画を参酌し、その地域の実情に応じ、当該地方公共団体における教育の振興のための施策に関する基本的な計画を定めるよう努めなければならない。

第四章法令の制定
第十八条この法律に規定する諸条項を実施するため、必要な法令が制定されなければならない。

以上

小泉政権から引き継いだ教育基本法案が、ようやく今国会で成立できそうなので、安倍内閣の大きな功績になりますね。よかったです。

 
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2006/11/16

民主党のような大人になってはいけません

「少年非行に適切対処」 法相、早期成立訴え

 長勢甚遠法相は14日午後の衆院本会議で、低年齢の少年による凶悪犯罪への対応を強化する少年法改正案について趣旨説明を行い、「少年による凶悪、重大事件も発生し極めて深刻だ。少年非行の現状に適切に対処する必要がある」と強調、早期成立を訴えた。
 法相は、14歳未満でも少年院送致を可能としたことについて「年齢で一律に区別するのではなく、最も適切な処遇を選択できるようにするためだ」と指摘。
 また、14歳未満で触法行為をした少年の事件に関し、家宅捜索など警察の強制調査権を盛り込んだことに対しては「事実関係を解明するのに最も適しているのは警察官。真相解明は適切な処遇のためにも不可欠だ」と述べ、理解を求めた。

 質疑で自民党は改正案への賛成を表明。民主党は「少年事件について厳罰化の流れを推し進めようとしている」と反対の意向を示した。
 改正案は昨年の通常国会に提出されたが、衆院解散を受けて廃案。今年の通常国会に同じ内容で再提出された後、継続審議となっていた。

少年院送致は“更正”のためでしょ。なぜ厳罰化の流れになっちゃうの?
自分が犯したことの責任をとることを覚えさせるのは、教育の基本中の基本と思うけどなぁ。メディアはすべて「大人の責任」にもっていこうとする。子供達はよぉ~く見ているよ。「大人の責任」にしておけば免罪されるってね。

子供が罪がなくて純粋?もっとも自己の欲求にストレートなのが子供。計算高いのも子供。言い訳の天才。怒られたらとっさに言い訳を考える。大人が見ていないところでいじめるなんて、太古の昔からやってたよ。
だからこそ躾とか道徳教育が必要。教育は、まず強制から始まる。悪いことをすれば罰を与えられるという社会秩序を教えないでどーする。

いじめの被害者に「命の大切さ」なんて魔よけの念仏みたいに繰り返していないで、加害者のほうに「人を傷つけたらおまえが罰せられるのだ」ということを教えようよ。「悪いことをしたら叱る」それが大人の責任です。

責任放棄している政治家には「子供のいじめ問題」など語ってほしくない。「憲法9条改正したら軍靴の足音が聞こえる」「14歳未満で少年院送致にしたら厳罰化の流れ」まったく意味不明の繰り言を聞かされるこっちの身にもなってほしい(鬱)

誰か民主党を更正させてくれ。

 
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2006/11/15

法人税率引き下げたところで・・。安全保障有識者決まる

【PSI】韓国政府、米国の参加拡大要求を拒否

 韓国政府は、北朝鮮の核実験後に国連と米国が求めていた北朝鮮制裁に積極的に参加しないことを最終決定した。
◆PSI
 韓国政府は、先月の北朝鮮による核実験後、米国が強く求めていた大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)参加拡大を拒否する決定をした、と12日、明らかにした。政府当局者らは「PSIの原則には同意するが、韓半島(朝鮮半島)の特殊な事情を考慮し、このように決めた」と話している。PSIに参加すれば、領海上の北朝鮮船舶検査などが求められる。
朝鮮日報/朝鮮日報JNS

特殊な事情=金正日の事情

米 日米韓の首脳会談を調整

アメリカ政府は、ベトナムのハノイで今週開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議にあわせ、北朝鮮の核やミサイル問題をめぐる日本、アメリカ、韓国の3か国による首脳レベルの会談を行って結束を示したいとして、関係国との調整を進めています。

ブッシュと安倍が盧武鉉を両脇にはさんで、きっちり絞めると。

⊿⊿⊿

経団連会長 法人税率30%に

日本経団連の御手洗会長は13日の記者会見で、企業の国際競争力を確保するため、法人税の実効税率を30%程度にまで引き下げるべきだという考えを明らかにし、来年度の税制改正に向けた政府税制調査会の答申や与党の税制改正大綱にこうした方針を明記するよう求めることを表明しました。

参考までに<韓国の法人税

2002年1月1日以降に開始する事業年度からは、

課税所得       法人税 住民税 合計
100,000,000以下部分  15%  1.5%  16.5%
100,000,000超部分   27%  2.7%  29.7%

やすっ!

※実効税率とは法人税+事業税+住民税の合計
法人所得課税の実効税率の国際比較

東京 40.69 
ニューヨーク 45.95
ロンドン 30.00
ドイツ(デュッセルドルフ) 39.90

・・あとはリンク先の財務省の資料をご覧下さい。

それほど違いはないような気もするが・・・。
法人税引き下げ→大企業の国際競争力が高まる→中小下請けの受注も増える→給与ベースも毎年アップ→個人所得増大→国内消費拡大→景気回復の実感

こう起承転結がうまくいくなら賛成ですよ。
しかし・・・

GDP 年率2.0%のプラス

一方、物価の変動を含めた名目のGDPはプラスの0.5%でした。これについて、内閣府では「景気が回復を続けていることをあらためて裏付ける結果となったが、今回落ち込んだ個人消費やアメリカ経済の動向を今後注意深く見ていく必要がある」としています。

会社の投資拡大や内部留保分を差し引いても、給与アップにつながらず、国民の所得が上がっていない現状では、法人税の引き下げには激しい抵抗が起こるでしょうね。

そうでなくとも、以下の制度に関して、「サービス残業で過労死させられる制度」としてサヨク系が煽っているので、大企業や政府に対する風当たりは強まりそうです。

ホワイトカラーエグゼンプション(『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

ホワイトカラーエグゼンプション(White Collar exemption、ホワイトカラー労働時間規制撤廃制度)は、いわゆるホワイトカラー労働者に対する労働時間規制を適用免除(exempt)すること。現行の裁量労働制をホワイトカラー全般に適用するものと評価する者がいる。

2005年6月に日本経団連が提言を行い、2006年6月に厚生労働省(労働政策審議会労働条件分科会)が素案を示した。同省は2007年の通常国会に関連法案を提出する意向であり、早ければ2008年度にも法律として施行される可能性がある。

なお、厚生労働省が検討している制度を中心に「自律的労働時間制度」とも呼ばれる。

背景
日経連が「新時代の日本的経営」という本において提案したことで注目された。 「ホワイトカラー」は、その働き方に裁量性が高く、労働時間の長さと成果が必ずしも比例しない部分があるとしており、このため、労働時間に対して賃金を支払うのではなく、成果に対して賃金を支払う仕組みが必要、というのが提案の要旨である。

この提案については、日本共産党が、「合法的に賃金を抑制したい」「労働者は、自己の健康は自分で管理すべき」といった経営側の飽くなき利益追求および社会的責任の放棄に過ぎないとの主張をしている[1]。 また、厚労省が過労死の元凶となっている無賃労働の取り締まりを強化したため、その回避策としての提案ではないかとの指摘もある(実際に、前代の日本経団連会長である奥田碩は、無賃労働の取締りを非難するコメントを出していた)

共産党は、時間から時間まで働く工場労働者が「労働者」と思っているので(^_^;、ホワイトカラーの仕事内容と成果に対する評価としての賃金体系がわからないのですね。ダンナも工場労働者だった時期がありましたが、一日のノルマが決まっていたので、残業となってもあえて時間延長の申告もせず、サービスでやっていました。そのかわり改善策を提案し、周りの協力で合理化が進み、無駄な時間が短縮されました。「これだけの仕事を仕上げてナンボ」という賃金体系を理解すれば、裁量労働の意味がわかるんですけどね。

そもそも人員縮小するのは仕方ないとしても、一人に仕事を集中させた挙げ句過労死させるような会社は、残業代云々以前の問題を抱えていると思います。
しかし、運用次第で会社側の要求がエスカレートすることもあり、一律に「裁量労働」といっても会社側の得にしかならないのでは?という心配もあります。

これらの懸念に対して、厚労省は2006年11月に示した修正案で、「週休二日以上の確保の義務付け」と「適正に運営しない企業に罰則を科す」旨を盛り込んでいる。

とは言うものの、もう少し丁寧な見直しが必要でしょう。

国民政治参加運動
【残業しても残業代ゼロ】ホワイトカラー・イグゼンプション制度(サービス残業合法化)反対!!【過労死促進】

この法案には「解雇の金銭解決」も盛り込まれてるので、
  サビ残拒否するような人は手切れ金だけで解雇される恐れがあります。
  
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-06-15/2006061501_01_0.html

赤旗(^^ゞ
仕事の成果を出すこととサービス残業を拒否することは違うんですけどね。
たとえば誰が見ても無理なノルマを与えられて、残業疲れで体調が悪くなり、残業拒否したら解雇された。それは会社側のイジメなので、労働基準局に行くことをお勧めします。

⊿⊿⊿

日本版NSC:有識者会議22日初会合 メンバー正式発表

 塩崎恭久官房長官は14日午前の記者会見で、首相官邸の外交機能強化のための日本版NSC(国家安全保障会議)構想を検討する有識者による「国家安全保障に関する官邸機能強化会議」のメンバーを正式に発表した。22日に初会合を開く。

 塩崎長官は具体案の集約について「月に2回程度開き、来年2月末をメドに意見を取りまとめたい」と述べた。

 同会議は、安倍晋三首相が議長を、小池百合子首相補佐官(安全保障担当)が議長代理を務める。他のメンバーは、塩崎官房長官▽相原宏徳元三菱商事副社長▽石原信雄元官房副長官▽岡崎久彦元駐タイ大使▽小川和久軍事アナリスト▽北岡伸一東京大教授▽佐々淳行元内閣安全保障室長▽佐藤謙元防衛事務次官▽塩川正十郎元財務相▽先崎一前統合幕僚長▽森本敏拓殖大教授▽柳井俊二前駐米大使。【古本陽荘】

毎日新聞 2006年11月14日 10時45分

小池さんが待ち望んでいた「有識者会議」メンバー決定!!
すごいメンツだ・・。国士様の嫌いな岡崎さんが入ってる(笑)

小池補佐官が「no staff」と嘆いたとか「小池vs.塩崎」と報道した毎日新聞。どこが機能不全?訂正しないの?敵対勢力のリークもたいがいにしてほしいですわ。

 
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ランキングのみんな毎日更新し続けて、すごいなぁ・・

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2006/11/13

福島県知事選。安倍氏をバックアップした米NSC

<福島県知事選>
当選したのは前参議院議員、佐藤雄平氏(民主・社民両党の推薦)
対抗馬の有力候補であった弁護士の森雅子氏(自民・公明・新党日本推薦)とは大差がつきました。

佐藤栄佐久前知事の不祥事後だけに民主党が有利と見られていたわけですが、福島はもともと民主党が強く、森雅子氏は本人の希望もあって、はじめは民主党が出馬要請していたのでしょ。それがどういうわけか自民に鞍替えしてしまったという不可解さ。自民党との対決姿勢を強めるために民主は社民との連携を強めており、自民党との「相乗り絶対禁止令」が小沢代表執行部から出ていたので、民主党は大あわてで地元渡部恒三氏の甥・佐藤雄平参院議員に出馬要請したという経緯がありました。

森氏の立志伝中の苦労話が駆けめぐっていましたが、彼女は相当な「左翼」であるという噂が地元民に広がって、地元県連にも総スカンを食らっていたというのが真相らしいです。

自民党は候補者選定を間違えましたね。千葉補選で学習したはずですがね。地元に顔を知られた人選をしなくっちゃ。森氏は福島出身ではあるけれど、ずっと地元を離れて活躍していたのですから、そりゃぁ地元民は渡部氏の甥を選びますって。

⊿⊿⊿

ところで、天川由記子氏(帝京大学短期大学助教授)をご存じですか。台湾友好にも貢献している“親米保守派”。父親は、海軍大学校教授を務めた故・天川勇氏。
検索してみたら、こんな記事を発見。
論談:目安箱「本物の女刺客」(平成17年9月09日)

自民党:安倍氏、非公認・城内氏に 「必勝メッセージ」

郵政民営化法案に反対し自民党非公認となった衆院静岡7区の無所属前職、城内実氏の総決起集会が7日夜、静岡県浜松市で開かれ、安倍晋三同党幹事長代理に頼まれて応援に来たという天川由記子・水戸短大助教授が 「安倍氏から 『何としても勝ってほしい。 (自民党公認の) 片山さつき氏の応援には絶対行かない』 というメッセージを預かってきた」 と語った。

城内氏は森派に所属し、安倍氏の側近として活動してきた。 天川氏はさらに 「安倍氏は 『城内氏をいずれ (自民党に) 戻すつもりだ』 と言っていた」 とも記者団に明かした。

あれは天川さんだったのかぁ。そんなこともありましたねぇ~。
天川さん、ばらしちゃダメじゃん。(笑)

その天川さんが、先月の週刊文春に小泉政権とブッシュ政権の蜜月ぶりや駆け引きの裏話を書いています。こういう話なら、どんどんばらしてください。

(以下、記事の内容まとめ)
BSE問題で輸入再開条件を巡って日米が対立した際、日本は譲歩しない姿勢を貫きました。立役者となったのが、町村外務大臣と細田官房長官。細田さんはライスさんと相性が合って、ライスさんが「ピアノ共演しましょう」と誘ったとか。微笑ましい(=^_^=)
輸入再開条件は、じゅうぶんなデータ収集期間をおいてアメリカをじらした後、日本側の「20ヶ月以内」と「政治決着しない」という主張を変えることはありませんでした。
この攻防を振り返って、細田氏はこう感想を述べました。
昔の日米貿易摩擦の時代に比べたら、たいしたことはなかった。当時は敵対関係で、一方的に日本が悪いと言われたけれど、今は環境が違うから
背後に小泉-ブッシュの関係があったことは言うまでもありません。

米軍基地再編問題では、米政府が日本に感謝していたという証言が国防総省の幹部からあったとのこと。
米軍の世界的再編で、日米の移転協議は大詰めを迎えていました。両国とも袋小路に陥って、町村外相・細田官房長官・大野防衛庁長官が連日三者会談を繰り返していました。そして日本側が提案したのが、グアム移転をして沖縄県民の負担軽減をはかる、同時に基地依存型経済の沖縄に配慮して、観光客倍増計画の一環として、パンク寸前の那覇空港に第2滑走路を建設するという案。
人数の大幅削減、基地の整備統合、沖縄振興の三点合わせ技によるグランド・ストラテジー」と言われるこの案は、国防総省内で「細田私案」と呼ばれているそうです。細田氏はかつて沖縄担当大臣を経験したこともあって、沖縄の本音を熟知していました。
細田氏「グアム移転と整備で1兆3千億円を試算している。湾岸戦争で拠出した1兆8千億円に比べたら、沖縄の振興にも利用できるし、決して大きな額ではないはず

私がいちばん興味を持ったのが「安倍氏をバックアップしたNSC
昨年の大晦日、NSCアジア上級部長を辞任する知日派のマイケル・グリーン氏の結婚式が開かれました。集まった米政府首脳達は「(小泉後継の)安倍政権になったら、NSCを作ってほしい」と希望を出しました。
「日本はアジアで一番のパートナーなのに、我々NSCのカウンターパートがない」と口を揃えました。彼らNSCこそ安倍氏を支援した組織であると天川氏は言います。

米政府の巨大な軍・情報・外交政策期間を調整し、大統領に進言するNSCが、安倍氏にストレートに情報を与えて、バックアップしてきた。拉致問題などで外務省と折り合いの悪い時期があった安倍氏にとっては心強い存在だったに違いない。

安倍首相が「日本版NSC」を組織しようとしたのは、奇をてらったような浅薄なものではなく、しっかりとしたパイプに裏打ちされた強固なカウンターパートであったのですね。

⊿⊿⊿

そこで、このニュースをどう読むか。
<日本版NSC>旗振り役の小池百合子補佐官が孤立し、難航

 安倍晋三首相が首相官邸の外交機能を強化しようと打ち上げた「日本版NSC(国家安全保障会議)」の設立構想が難航している。旗振り役の小池百合子首相補佐官(安全保障担当)は米英仏を視察するなど実現に動くが、孤軍奮闘の状態。首相官邸における安保担当補佐官の位置づけがあいまいなのが一因だ。官邸の「外交・安保の司令塔」を自負する塩崎恭久官房長官との間で、主導権争いが始まっているとの指摘も出ている。
 小池氏は、米国のハドリー大統領補佐官、英国のシャインワルド首相補佐官ら、自分と肩書が同じ外交・安全保障担当の補佐官のもとを次々と訪ね、首相や大統領を直接支える組織について研究。これまでのところ、日本と同じ議院内閣制の英国で、内閣府に置かれている国防外政事務局が最もモデルにふさわしいとの見方が関係者の間では強まっている。
 同事務局は、外交・安保、対テロ政策の関係省庁の意見調整や危機管理を担当。大統領の下で200人規模のスタッフを抱える米国のNSCに比べ、数十人の小所帯であることや、関係省庁との距離感が近いのが特徴。事務局長は、外交・安保の助言をする首相補佐官が兼務している。
 小池氏は、有識者の諮問会議を設置し、構想を具体化したい考えだ。しかし、準備を進めようにもスタッフは外務省と防衛庁から出向した2人だけ。小池氏自身が「NSCはノー・スタッフ・センターの略称」と嘆く状態で、政府内の視線も「何をやっているのかよく分からない」(防衛庁幹部)と冷ややかだ。
 特に塩崎官房長官との関係は微妙だ。政府関係者によると9月27日、安倍首相がブッシュ米大統領と電話で協議した際、小池氏がハドリー補佐官のカウンターパート(対応相手)と紹介されたことに塩崎氏が憤慨。塩崎氏は数日後、自分でハドリー氏に電話し「私があなたのカウンターパートの塩崎だ」と「訂正」したという。
 「NSC設立には官房長官の協力が不可欠だが、塩崎、小池両氏は冷戦状態」(政府関係者)。このままでは、安倍首相が就任時の公約として、安全保障の柱に掲げたNSC構想は掛け声倒れになりかねない。【古本陽荘】
(毎日新聞) - 11月11日19時33分更新

小池百合子補佐官は、さっそく訪米してカウンターパートナーとして活動を始めました。これからどう機能させていくかは、安倍首相次第でしょう。

塩崎氏は数日後、自分でハドリー氏に電話し「私があなたのカウンターパートの塩崎だ」と「訂正」したという毎日の記事は本当か??しかし、そんな独断専行は安倍首相が許すわけもない。では、いやがらせのチクリがあったのか?毎日の捏造か?

塩崎氏が官房長官になって以来、週刊誌という週刊誌が塩崎氏の「傲慢性」「性格の悪さ」はては「坂本龍一と一緒に学生運動をしていた左翼だった過去」を書き連ねています。安倍政権の弱点をついて分断させようという作戦でしょう。たぶん利害が対立する官僚からのリークが多いのではないか。
リークが常套手段としても、塩崎氏にはちょっと陰険な雰囲気がありますものね。官房長官の会見は、内容は慎重に聞いてはいるけれど、顔はそむけてしまう私^_^;。塩崎官房長官は大事な調整役を担っているのですから、安倍政権の弱点という(敵の)評価を覆すべく、安倍首相を支えてくださいますようお願いします。

小泉政権下での福田官房長官・細田官房長官はやり手でした。安倍官房長官もすごく評価が高かったです。今後、安倍首相が塩崎官房長官をはじめスタッフをどう使いこなすのか、指導力に期待します。

 
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2006/11/12

造反組を復党させたら参院選で負ける

郵政造反組の復党問題が毎日のようにニュースに出てくるのは、そんなに国民的関心事項になっているのでしょうか。それとも議論を引き起こして、目を惹きつけておきたい造反組の思惑?自民党執行部が本気で復党のレールを敷きたいなら、議論が起こる前にさっさと決着させているはず。こんな低レベルの問題で長く引っ張るのは、党益に反していると思うのですが。

私が復党反対する理由は簡単。来年の参院選に負けるから。
小泉前首相の郵政解散で大勝させた有権者は、造反組を復党させれば自民党を支持する意欲を失います。この怖さを安倍首相はじめ自民党執行部は自覚してください。それがB層であるかどうかは関係なく、自民党を押し上げた有権者の%を推考すれば、造反組の持つ組織票を捨てる勇気を持たなければなりません。目先の票読みや政党助成金といった本音が見えてくると、ますます浮動票は離れ、二度と戻ってくることはないでしょう。

「郵政民営化法案に賛成」という民意は、とりもなおさず小泉前首相vs.造反者の構図で小泉前首相を支持したということ。野田聖子など郵政民営化反対で地元有権者から支持を受けて当選したにもかかわらず、本会議採決で「民営化賛成票」を投じた変節を見て、軽蔑に近い非難の声が有権者からあがりました。一度裏切った者は有権者の側が忘れません。

すなわち造反組が踏み絵を踏んだところで、小泉を大勝させた自民党支持者+無党派層は、造反組を支持することはない。それどころか、ほとぼりも冷めぬうちから党利党略で復党させれば、有権者に対する“裏切り”と映ります。造反組にシンパシーを感じていた保守層は、民主党の拉致議連の議員などを個別に支持しており、必ずしも小泉路線を引き継ぐ安倍政権を支える層ではないことを、自民党はきちんと分けておかなければなりません。

党内のぐだぐだ模様

復党問題 自民、深まる亀裂 幹部ら反対派を公然批判

 郵政民営化に反対し、自民党を離党した「造反組」の復党問題は、反対の気勢を上げる1年生議員を党幹部が公然と批判するなど党内の亀裂が深まっている。同時に自民党が「改革政党」か、「保守政党」かをめぐる路線対立が顕在化しつつある。

 1年生議員9人は10日、国会内で「復党問題を考える会」の準備会合を開いた。「賛同者が少なく予定した設立総会を開けなかった」(関係者)のが実情のようだが、発起人の一人は「復党は国民の信頼を失いかねない」と訴えた。

 反対派のこうした動きに復党容認派も批判のトーンを強めている。丹羽雄哉総務会長は同日、記者団に「反対する議員は自分で選挙を勝ち信任を得る意識が希薄だ。身分保障を党に求めるなど考えが甘い」と語った。

 9日昼、都内のホテルで開かれた町村派総会では、森喜朗元首相も出席者の「復党問題をもっと議論した方がいい」との発言に激高した。

 「安倍政権を支えたいと言っている仲間を排除する資格が君たちにあるのか。中川秀直幹事長もかつては新自由クラブだ。閣僚経験者でもいろんな政党を渡り歩いた人が何人もいるじゃないか。かつて自民党がそういう人に踏み絵を踏ませたり、一筆とらせたことがあったのか」

 復党に慎重姿勢を続ける腹心の中川氏を名指しし、マイクをたたきつけるほどだったという。

 復党の是非が分かれる理由は2つある。1つは来年夏の参院選対策。青木幹雄参院議員会長らが、強力な選挙基盤を持つ造反組の協力を得るために復党に急ぐことが、「理念なき選挙対策」と反対派が批判する論拠となっている。

 各種世論調査では、造反組の復党に否定的だ。党執行部では、現職議員を復党させれば安倍政権の支持率は10%、落選議員まで復党させれば20~25%下落すると読んでおり、リスクを冒してまで復党させる価値をはかりかねているのが実情だ。

 もう1つは今後の自民党の路線をめぐる対立だ。平沼赳夫元経産相ら造反組の多くは靖国参拝問題などで安倍晋三首相と政治理念を共有してきただけに、復党すれば、自民党の「保守バネ」は強くなる。首相を小泉純一郎前首相の改革路線の継承者と位置づけたい勢力にとって、首相の「保守化」は容認しがたい。中川幹事長が7日の講演で「左の方に懐を深くする安倍自民党を作っていきたい」と発言したのも、党内では「復党を暗に牽制(けんせい)した」(中堅)との見方が強い。

 首相は19日投開票の沖縄知事選まで事態を静観する構えだが、「最後は首相の決断しかない」との声は日増しに強まっている。
(産経新聞) - 11月11日8時0分更新

「理念を同じくする盟友」といっても、安倍氏は「親米保守」、平沼氏は「反米保守」で、具体的な政策の違いが表出してきます。「保守バネ」強化にはほど遠いのに何を勘違いしているのか。経済政策の考え方で天と地の差が出てきます。

右翼と言ったほうが適当と思うのですが、いわゆる正統保守は、経済では社会主義政策をとりたいスタンスです。米民主党と似ています。「小泉政権で弱肉強食の社会に堕した」という論法を使うのは、左翼と右翼。経済政策では似たもの同士ですね。

国内では社会保障とのバランスが大事なのであって、自由化に向かう国際市場でひとたび保護主義的手法をとれば、縮小経済に向かわざるを得ません。日本は一流の技術立国として、国際競争に負けない土壌を持っているのですから、市場開放はおそれるべきではありません。

これこそが特権的官僚政治脱却の道なのです。その意味で、郵政は大きな牙城でした。政府の過干渉が経済に入れば、官僚の特権を肥大させていくということを日本人は学習してきたはずではないですか。官僚利権を崩し、霞ヶ関改革をする、これが安倍首相に引き継がれた「改革」であるはずです。

つまりいまだに「アメリカの年次改革要望書」を読みもせずに批判する右派左派は、アメリカ悪玉論で一貫しており、国際化した自由経済の競争から日本を守り、無法地帯となっている(と信じる)市場に介入しようとする。そうすればホリエモンのようなカネの亡者はいなくなり、日本の品格を取り戻せると信じているようです。ご本人達は自覚していないようですが、彼らの言うとおりにしたら、鎖国的統制経済に逆戻りしてしまいます。

私は、経済政策も含め、政治家の評価はすべて具体的な「政策」で判断したいです。それは政治家がどんな利権を持っているのか、どんな「族」であるのかに大きく関わってくることですね。「サラ金議員」と名指しされた議員達が、その後、業者から受け取っていた献金を返し、グレーゾーン金利撤廃に動いたことは評価します。

復党問題で自民執行部、反省文など条件

 自民党執行部は10日、「郵政造反組」の復党問題で、昨年の衆院選後の特別国会で郵政民営化法案に賛成した無所属議員11人の復党を認める場合であっても厳しい条件を付ける方向で検討に入った。具体的には(1)郵政法案に一度は反対したことを反省する総括文書(2)今後二度と反党行為をしないことを誓約する覚書――の提出を求める見通し。復党へハードルを上げ世論や党内の反対派に配慮する狙いだ。

 昨年の通常国会で郵政民営化法案に反対し、自民党を離れた無所属議員は13人。このうち野呂田芳成氏と平沼赳夫氏以外の11人については、最終的に郵政法案に賛成した経緯から、優先して復党を認める案が検討されている。 (07:01)

ばかばかしい。

平沼赳夫氏:自身の復党は「無条件」にこだわる姿勢強調

 平沼赳夫元経済産業相は11日、岡山県和気町で講演し、自身が交渉窓口役を務める「郵政造反組」無所属議員12人の自民党復党問題について「私の復党は若干タイミングがずれるかもしれないが、参院選を考えれば戻ることは確実だ。中川秀直自民党幹事長が(民営化賛成の)踏み絵を踏ませるのであれば、やり合おうと思う」と述べ、最後まで民営化法案に反対した自身の復党は他の11議員より遅れても、無条件での復党にこだわる姿勢を強調した。【佐藤慶】

毎日新聞 2006年11月11日 20時46分

復党賛成派と組んで、中川幹事長を孤立化させる根回しをするのでしょうね。かよわい(?)一太議員に恫喝したのは「自分は体育会系だからついモゴモゴ」と弁解していましたが、中川幹事長vs.平沼議員の激突はこの目で見てみたいぃーーー。ぜひサンプロあたりで企画してくれないかな。

⊿⊿⊿

さて、論壇の「山本恵子」さんは相変わらず快調に飛ばしています。平沼氏に何か怨みが?(笑)。亀井派というのは、今思い返しても、ろくでもない派閥でした。以下、全文ご紹介して終わります。

【女の仇討ち】
投稿者:  山本恵子( 平成18年11月04日 ) 

 自民党に、何が何でも戻りたい・・・
その焦燥感が、『 抹殺するぞ 』 の発言を平沼赳夫に言わせたのであろう。

戻りたいけど、戻りたくない格好をつけなければ・・・・
そのジレンマに悩んでいた矢先、山本一太の造反議員 復党反対発言を耳にした。
そこで、十八番の抹殺するぞ発言が、衆人環視の中で飛び出したのである。

大物ぶってはいるが、所詮は小物。
だが、小物ゆえに、卑劣極まりないことでも平気でやれるという強みもある。
稀代の金権政治家、亀井静香の舎弟分に甘んじて幾星霜。

その間に、正統保守の残映は消え失せ、恫喝と狡猾、利権と特権、打算と計算・・・
斯様な文言が似合う政治家になり果てた。
「 卑と交われば醜になる 」 と言うが、平沼の場合は、先天的に醜の要素が一杯だったのだろう。

『 抹殺するぞ 』 が、単なる脅し文句で終わらなかった例がある。
実際に、一人の生命が失われたのである。
あれは郵政政局たけなわの、昨年夏の頃だった。
茨城七区選出の衆議院議員、永岡洋治が自ら命を絶ったのである。

亀井派に所属していた永岡が、郵政民営化反対の立場を賛成に転じたのは、当法案に党議拘束がかかったからに他ならない。

拘束がかかった法案に賛成するのは、政党人として当然至極のことである。
しかし、郵政民営化法案を廃案にすることにより、小泉政権を終焉させようとの企てが失敗に終わった亀井一派は収まらない。

転向議員に対して、猛烈なバッシングが行われることになる。
その様相は、支那の紅衛兵による人民裁判に酷似する。

率先して転向組を糾弾したのが、小林興起という凶相に満ちた紅衛兵。
あらゆるマスコミを通じて、転向組に罵倒と誹謗を繰り返したのである。
そして平沼は、小林たちをそそのかす。
「 あいつらを、政治的に抹殺しろ 」 とである。

同じ亀井派でも、郵政法案賛成組の松岡利勝のように、面の皮が鉄製で出来ている人物なら、小林風情のバッシングなど屁でもない。
が、永岡は心情が余りにも繊細すぎたのである。
度を超した、亀井派内部からの非難の嵐に精神状態が切れたのだろう。
そこで、自ら死を選んだのである。

すると平沼たちは、声を揃えて叫び出した。
『 永岡先生は、党執行部に殺された!! 』 とである。
警察の検視も済んでいない、遺書の内容も発表されていないのにである。

武部執行部が、無理矢理に転向させたから、永岡先生は死んでしまった。
それが、平沼や小林たちの言い分である。
そして、直接の下手人である小林興起に至っては、『 永岡先生の仇討ちだ!! 』 と言い出す始末なのである。

頼まれもしないのに、亀井静香は葬儀委員長を務めたりする。
そして嘘泣きをしながら遺影に向かって、こう言った。
『 永岡さんの無念は、私たちがきっと晴らします 』 とである。

郵政政局はもつれにもつれ、解散の事態に至る。
そして、亡夫の志を継いで、永岡桂子が茨城七区から立候補をすることになった。
その上で、郵政民営化賛成を公約にしたのである。
このことが、永岡自殺の真相を如実に物語っていると言えるだろう。

比例での復活当選を果たした夜、永岡桂子は仏前に当選を告げる。
両頬を濡らす涙は、当選の喜びよりも、夫を死に追いつめた一派への仇討ちに微力ながらも尽くせた、その感動がもたらしたものなのか。

亀井や平沼は党を追われ、小林に至っては議員ですらなくなった。
平成版、女の仇討ちは、つつがなく完了したのである。

そしてあれから一年余、永岡桂子の胸中に暗雲漂う事態が起きつつある。

仇の片割れである平沼たちを、党に戻そうという動きがある。
それも、来年の参院選で、平沼たちの持っている組織票が欲しいがためだというのである。

あの政局はいったい何だったのか?
夫の死は何だったと言うのだろう?

これが政治というのなら、余りに卑しい世界ではないか。
永岡桂子、心情不安な秋である。

⊿⊿⊿

 
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2006/11/11

米朝直接交渉したって解決するわけない

気分のよろしくないニュース3連発

【米中間選】クリントン前大統領、ブッシュの対北政策批判

 米国の民主党が連邦上・下院を掌握したことにより、米行政府に対し、北朝鮮との直接対話を要求する声がさらに強まっている。下院の国際関係委員長就任が有力視される民主党のトム・ラントス議員は8日、AP通信とのインタビューで、現在核問題で対立している北朝鮮・イラクとの直接対話を推進するなど、対外政策の「劇的な変化」を追求するつもりだと話した。

 昨年8月に国際関係委員会のアジア太平洋小委員会ジム・リーチ委員長(共和党)と北朝鮮を訪問したラントス議員は、「直接対話は米国の国益に符合する」とし、北朝鮮訪問の意思があることを改めて述べた。ラントス議員は、選出区域内にあるスタンフォード大学で教務副総長を務めたこともあるコンドリーザ・ライス国務長官とも親しい間柄だ。国際関係委員長の資格で北朝鮮を訪問することになれば、大きな重みが加わものと思われる。

 一方、カナダのCP通信は8日、選挙期間中、民主党の候補支援の先頭に立っていたビル・クリントン前大統領が、中間選挙の結果について、米国人が「硬直した理念政治」を拒否したとしてブッシュ政権の対北政策を批判したと報じた。クリントン前大統領は「ブッシュ政権が北朝鮮との対話を遮断し、北朝鮮を孤立させようとしたのは、間違った政策方向だ」と語った。

 さらにクリントン前大統領は、ブッシュ大統領が北朝鮮を「悪の枢軸」と呼んだことを思い起こし、「相手を悪と規定しておいて、一杯やろうと誘うことはできないだろう。これがブッシュ大統領の根本的な問題」と批判した。

 クリントン前大統領は「北朝鮮は世界の関心と食料・燃料などの必需品を切実に望んでいる。対話のチャンネルさえ開かれれば、北朝鮮の核問題は1年以内に解決されるだろう」と主張した。

 クリントン前大統領はまた、「相手に“武器やミサイルを放棄すれば経済の現代化を助け、燃料・食料を支援する”と言っておくが、もし(北朝鮮が)欺いたら、それで終わりだということ」も付け加えた。

ワシントン=許容範(ホ・ヨンボム)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報JNS

ヒラリー米上院議員、米朝直接対話の必要性強調

 次期米大統領選への出馬がうわさされるヒラリー・クリントン上院議員は10月31日、ニューヨークのシンクタンク、外交問題評議会で講演し、北朝鮮との直接対話を拒み続けてきたブッシュ政権を批判。「北朝鮮との直接対話を避けることはできない」と述べ、6カ国協議の枠組みだけでなく、米朝間の直接対話の必要性を強調した。

 講演でヒラリー氏は「けさ良いニュースを得た」として、北朝鮮が6カ国協議復帰に合意したことを評価した。その上で「(ブッシュ政権の)政策は6年間(北朝鮮に対し)アメもムチもなく、悪い結果だけを残した」と指摘し、直接対話を欠いた結果、北朝鮮の核実験を招いたと批判した。

 イランの核問題についても「英国やフランス、ドイツに(イランとの交渉を)任せている間に(イラン国内で)過激主義者が台頭してきた」と述べた。(共同)

(11/01 10:11)

太田光総理の番組に菅直人夫妻が出ていました。非常に気分よろしくなかった。クリントン夫妻となんとなくダブってしまいました。ブッシュと金正日が一杯やれって?直接対話して騙されたのはおまいだろーが!と突っ込んだのは10万人はいたと思いますね。

ネオコンを「硬直した理念政治」と評したのには、苦笑してしまった。私もイラク開戦は大反対でしたからね。怪我して痛いところをさらに突いて悪化させるようなもので、アメリカの国益に叶うわけないから。その後の占領政策は、これがアメリカか?というくらいインテリジェンスのド素人並みでした。強硬なことを言えばカッコイイけれど、単純な力任せのネオコンというイメージしか残りませんでした。
イラクは先制攻撃したのに、大量破壊兵器を保有していることが確実の北はなぜ放置するのか」と言ったのは大統領候補だった民主党ケリー議員。そのとおり。クリントン(夫)の「もし(北朝鮮が)欺いたら、それで終わりだということ」この言葉だけは覚えておきます。民主党も強硬にやるときはやりますものね。忘れもしないフランクリン・D・ルーズベルトとかね~(ー"ー;

北朝鮮「金融制裁解除協議を前提に6カ国復帰」

 北朝鮮外務省報道官は1日、「6カ国協議の枠内で米朝が金融制裁の解除問題を論議、解決するという前提の下で協議に臨むことにした」と表明、6カ国協議再開で合意したことを確認した。報道官が朝鮮中央通信に語った。

 報道官は、再開時期の見通しには言及しなかった。

 報道官は「10月31日に中国・北京で米朝接触を基本とする2国間、および多国間接触が行われた」と述べ、北京で米中朝の3カ国間の非公式協議があったことも確認した。(共同)

(11/01 11:22)

非公式協議があったことはいいとして、「6カ国協議の枠内で米朝が金融制裁の解除問題を論議、解決するという前提の下で協議に臨むことにした」とは北朝鮮も大きく出ましたね。ブッシュ政権は内外からの批判に耐えかねて、六者協議開催中に米朝直接協議に応じたと思われます。その場合でも、当時クリントン大統領の名代カーター氏のような轍は踏むわけはないのであって、北を協議に引き戻した中国のメンツを立てたにすぎない結果になるのではないでしょうか。

北朝鮮を巡る情勢については、SAPIOの李英和教授の情報・分析が傾聴に値します。
北朝鮮は、なぜ中国のメンツをことごとく潰すような挑発的行為を繰り返すのか。

李教授の説明要旨
金正日電撃訪中を境に中国政府は北に工作をしかけた。経済開放政策をとるように迫り、経済改革の責任者として張成沢(妹婿)を指名するかわりに巨額の経済基盤整備援助を提示した。その際に北京に家出中の金正男を登用するよう抱き合わせ条件を付けた。
これに金正日が激怒したとされる。金正日の目には、経済分野とはいえ「権力の分権」を要求されるものであり、後継者構図に絡む「家庭内の問題」への露骨な介入と映った。

一時粛清説も流れた張成沢はたしかに復権していますが、重要な決定には蚊帳の外に置かれているように見えます。最近また交通事故に遭わなかったっけ。そして金正日の胡錦涛への答えは、「先軍政治」の記念日まで急遽作り上げてイベントをし、盛大に・・・実際にはしょぼかったが、核実験をぶち上げたことで、中国が求める経済開放政策への転換を完全に蹴り飛ばしたという明快なメッセージだったという結論が導き出されます。
このストーリーが一番納得しましたね。中国がアメリカへの橋渡しをしてくれない苛立ちもあったと思われます。

六者会議復帰を北が決断した理由は、「金融制裁解除条件に協議復帰」はアメリカが絶対呑まないので、「先に協議復帰。その直後に△△△」という条件を金正日が付けたといいます。唐カセンから内容を聞いたライス国務長官は「話にならない」と拒絶したらしいですが、李教授はたぶん「米朝直接交渉」ではないかと予想していましたので、大当たりでした。ただし直接交渉したところで、事態はなんら変わらないと思うのですが。制裁解除するわけはない。偽札作りをやめるのが先だろーが。

私が思うには、米朝協議は六者協議中にも行われていたわけで、ライス長官がそれほど拒否反応を示す理由になりません。ライスさんの怒りようから想像するに、金正日のことだから、人民向けに(特に軍に対して)威信を示すパフォーマンスをしたいところです。自分達に優位に米朝会談を行うにはどうしたらよいか。アメリカのそれなりの立場の要人を訪朝させて会談を取り仕切るという条件を出したとしても驚きません。それならライス長官がケッ!と言下に否定したのも頷けます。しかし、会談で金正日が偉そうに現れるためにはブッシュ大統領本人ではないと格好がつかないので、ますます「ふざけんなよ、おまえ!」という話ですけどね。単なる想像です。

一応アメリカが条件を飲む形で協議再開となると、ブッシュ政権は直接交渉相手に誰をもってくるのか気になるところです。

しかし、なぜに六者協議にこだわるのかねぇ・・・。死に体なんて言葉は好きじゃないけれど、「へたれたアヒル」会議なんてもう見たくもないわ!
私は夢に見ますよ。金王朝亡き後、多国籍軍が北の全土を制圧し、農村の隅々にまで食糧を配りながら、スピーカーで「拉致被害者の皆さん!助けに来ました!もう大丈夫です!出てきてくださ~い」と街宣することを。早く、早く、日本の家族の元に返してあげたいです。

 
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2006/11/10

パパブッシュ人事?大前氏の発言はウソホント?

ブッシュ大統領はイラク政策の失敗を認め、ラムズフェルド国防長官を事実上更迭。
ラム氏のあの愛嬌ある笑顔が見られなくなるのかぁ。
ペンタゴンでは、すっかり不遇をかこっていたらしいから、どうせなら選挙前に辞任させたほうがよかったと思います。

米国防長官が辞任、イラク政策で引責

後任には父親のブッシュ元大統領時代に大統領次席補佐官(国家安全保障問題)と中央情報局(CIA)長官を歴任したロバート・ゲーツ氏(63)を指名した。就任には議会上院の承認が必要。ラムズフェルド氏は後任が承認されるまで長官職にとどまる。

ネオコン色は払拭されますね。パパブッシュが息子を心配して、イラク撤退計画の助言をしているという話をどこかで読んだので、パパブッシュ人事なのかもしれません。ニュースで「(ネオコンの)ボルトン国連大使も来年1月の任期までだろう」と予想していました。
態勢を立て直して、がんばってください。ブッシュ大統領!

⊿⊿⊿

拉致問題について、「安明進氏も、小泉政権の方針が「国交正常化が目的」だったと断言しています。小泉信者は、この言葉をどう受け止めるのでしょうか。どうせ相変わらず、「小泉さんを悪く言うな」と耳を塞ぐつもりなのでしょう。
といまさら新事実発見のように書いている人がいるようなんですけど、どうしても家族会と政府を離間させたいのでしょうか。小泉前政権と安倍政権は違うという趣旨で小泉前首相を批判するのか?それとも電撃訪朝の時から政府内で行動を共にしていた安倍首相もろとも批判したいのか?謎。それとも“小泉信者だったブログ”叩きだけが目的?

もう一度だけ、今まで私が書いてきたことをまとめておきます。
1,田中均氏がプランを作成した国交正常化案は、本気も本気。
その目的は「朝鮮半島の非核安定化」という安全保障対策。

2,ブッシュ大統領には、小泉前首相が直接「朝鮮半島の非核安定」プランを説明して、了承を得た。「北と国交正常化したいので訪朝します」などという話はあり得ない。アメリカが了解するわけがない。

3,北と国交正常化(といっても日本は北を『国家』とは認めていない)するためには、北に核ミサイルの放棄をさせなければならない。田中均によると、優先事項として「拉致問題の解決」が前提だった。金正日に対話の場につかせるためにはイチかバチかの釣り糸を垂らす。それが平壌宣言。援助ほしさに金正日は拉致を認めて謝罪した。

4,平壌宣言の遵守は北にとっては厳しいものであることは承知の上で、国交正常化をカードにし続けることによって、日本は、拉致・核・ミサイルに対する平壌宣言の履行を迫った。平壌宣言を遵守させずに国交正常化することは、日本にとっては百害あって一利なし。拉致核ミサイル解決のための平壌宣言であり、国交正常化プランであった。すべて解決して国交正常化できれば、朝鮮半島の安定をもたらした日本として国際社会から評価されただろう。そういう意味で、「国交正常化が目的」であったことは正しい。

大事なのは金正日に対して、せっかく出た亀の頭を引っ込ませないために「拉致被害者を全部返したほうが得ですよ。そうすれば日本は北を援助しますよ。国交正常化で日本企業も入ります」と飴で懐柔するのが一貫した作戦だった。鞭もちらつかせなければ効果半減なので、制裁可能な法律も整備した。

いきなり制裁では、金正日は扉を閉ざして被害者を返さない。

5,しかし、拉致被害者を一部返しただけで北は幕引きしようとした。日本は納得せず強硬論がさらに強まる。日本との国交正常化にすがるしかない金正日は、めぐみさんの偽遺骨まで出して工作したが、日本に見抜かれて膠着した。

この時点で日本は制裁をかけたかったが、六者協議中であり、米中の合意事項が不十分で、日本は対北制裁を留保させられた。

6,家族会の努力やアメリカとの協力によって、国際世論を形成。

7,北の金融テロ被害が拡大し、アメリカは防衛手段として金融制裁に踏み切る。

8,北はミサイル発射実験に続き、核実験。

9,安保理決議を受けて、日本は独自制裁へ。各国も対北制裁発動。さらに家族会を中心に国際世論に働きかけて現在に至る。

10,米中は、たぶん金正日体制の崩壊を想定。

⊿⊿⊿

ところで、この韓国経済新聞の記事は本当でしょうか。

1 :犇@犇φ ★ :2006/11/09(木) 02:26:18 ID:???
■[Global HR Forum 2006] 21世紀には「思考の革命」が必要だ

「21世紀には知識・サービス産業だけでは限界がある。革命的思考をする人材が必要だ。」
8日開幕したグローバル人的資源フォーラムに参加した大前研一氏(大前・アンド・アソシエーツ会長)、フランシス・フクヤマ氏(ジョンズ・ホプキンス大学教授)など世界を導いている碩学らは開幕講演で、人材に関する新しいパラダイムを提示した。

韓国経済新聞社と教育人的資源部、産業資源部、韓国職業能力開発院が、人的資源養成に関するノウハウを共有して世界的な人的資源ネットワークを構築するという趣旨で用意した今回のフォーラムの開会式は、1000人余りの国内外主要人士が参加するなど盛況を博した。

<中略>開幕講演で大前研一会長は、「これまで先進国の志向点だと思われてきた知識・サービス産業は、既にインドなど発展途上国が早く蚕食している。先進諸国が持続的な発展をするためには、人材を中心とした『思考の革命』が必要だ」と強調した。<後略>

▽ソース:韓国経済新聞/Yahoo!Koreaニュース(韓国語)(2006/11/08 17:28)
http://www.hankyung.com/news/app/newsview.php?aid=2006110838991<ype=1&nid=102&sid=0119&page=1
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=2006110817283143402&newssetid=1352
______

■[Global HR Forum 2006] 大前研一会長 … 独島・北核などで歯に衣着せぬ言辞

大前研一会長は非常に直説的だ。建設的な韓日関係のためには独島と靖国神社をどちらもつぶしてしまうのが答だ、という話まで躊躇しなかった。

独島については、島の価値に比べて両国の感情的消耗戦による損害のほうが大きいという考えを持っている。大前氏はグアムを例に挙げ、一時は日本領であってアメリカに編入されたが、グアムに実際多くのホテルを建てて金を儲けているのは日本人なのにアメリカ領だという事実の何が重要なのか、と聞き返す.

北朝鮮問題に対しては冷静だった。核爆弾開発は自由だがこれを使えば遥かに高い対価を支払うことになるという明確なメッセージを与えなければならない、というものだ。

韓国政府に対して歯に衣着せぬ批判を述べた。「最近の外交安保分野の長官交替は、同じ人物でポストだけ変えた『回転ドア』人事だ」として、「これは人材がいないのではなく、誰も現政権と一緒に働こうとしないからだ」と皮肉った。

相手を恐れぬ「苦言」をした大前氏だったが、韓国の若者らの才能と潜在力に対しては甘い点数を与えた。大前氏は、「最近会った韓国の大学生たちは、過去に比べてずっと世界化されたマインドを持っている。これは非常に望ましい変化だ」と評価した。

▽ソース:韓国経済新聞/Yahoo!Koreaニュース(韓国語)(2006/11/08 17:37)
http://www.hankyung.com/news/app/newsview.php?aid=2006110835241<ype=1&nid=102&sid=0119&page=1
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=2006110817370642702&newssetid=1352

韓国がお得意の意訳(異訳)していない?もしそうなら、大前氏は早く抗議したほうがよいですよ。「竹島と靖国問題は早く解決しなければならない」程度の話だったのでは?本当にそう言ったのなら最低ですが・・・。どっちかなぁ、すっきりしない。

私は大前氏にあんまり良いイメージは持っていないのです。経済論評はなるほどと思うことも多くて、参考にはさせていただいています。
自分を高く売ろうとするカネ儲け第一のような気がして・・・。昔ダンナがかかわった仕事で、大前氏の講演会を企画したが、講演料が気に入らないとかで揉めたことがあったらしい。
私はニフティの会員制フォーラムで、大前氏が主催する会に参加したかったんだけど、パソコン通信時代、フォーラム開設は毎月500円だったかな・・・にもかかわらず、全会員から年会費を取っていた!なんてセコイ人だと思いました。フォーラムの場を提供するだけで、一体幾ら大前氏に入るのか計算してしまいました。お試しということで会員達の発言をちょっと読んではみたけれど、大前氏の著作や講演会の宣伝ばっかり。なんだ、カネ払って大前氏のPR読まされるんじゃかなわないと思ってやめた経験あり。そのフォーラムで楽しくコミュニケーションしたり勉強していた方がいらっしゃったら、失礼なことを言ってごめんなさい。最後の最後まで入会するかどうか迷ったんですよー。

以下は真偽はわからないし、出自が韓国であっても評価にはなんら影響はないのだけれど、竹島や靖国問題で韓国寄りなら納得するような、しないような、どっちでもいいような、、、参考までに、匿名さんのご報告。

547 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん :2006/11/09(木) 15:27:01
大前は、「平成維新の会」で政界進出を図ったとき、『噂の真相』に在日韓国人だと暴露されてたよ。親の代に帰化して「日本人」だが、と。
公安当局が流していたんだって。政界ではその話題で持ち切りになっていたんだって。
(略)
彼は後に『敗戦記』のなかで韓国人説を否定しているけど、『世界の見方・考え方』を読んだら、どう考えても韓国系としか思えない。
騎馬民族説を紹介したり、「私は韓国が好きだ」とか、「竹島では韓国に分がある」とか。

私も以前、韓国に観光旅行に行くまでは、韓国大好きでした。でも、竹島は日本の領土であることは、証拠もあって疑いようもない事実と知っています。大前氏は、まさか不法占拠であっても実効支配しているから韓国に分があるとでも?グアムの例を挙げて、日本人は日本領土と思っていても、このまま韓国人に使わせてあげればいいとでも思っているような。

まさかねぇ・・・大前氏ほどの優秀な人が・・・

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2006/11/09

共和党完敗

<米中間選挙>
ブッシュ大統領、オーマイガッと言ったとか言わないとか。
予想通りの( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパーイ、、オット、、ではなく完敗。

下院:(定数435)        民主党227議席
上院:(定数100のうち33改選)民主党49議席+2?

共和党が12年続いたので、サイクル的にも自浄作用を求めて民主党への期待が高まる頃、と言ってしまうと身も蓋もないけど。

米中間選挙 共和党、逆風のダブルパンチ

 【ワシントン=山本秀也】7日投開票の米中間選挙は、6年間にわたったブッシュ政権への審判の場となった。米メディアの出口調査では、共和党議員による大物ロビイストからの収賄といった政治倫理が、最大争点とみられたイラク政策を抑えて有権者の高い関心を集めたことが判明、共和党陣営は複層的な批判を受けた構図が浮かび上がった。

 CNNテレビによると、「投票で重視した問題」を複数回答方式で有権者に聞いた結果、(1)汚職などの政治倫理=42%(2)テロ=40%(3)経済=39%(4)イラク政策=37%などが上位を占めた。AP通信の調査では、4分の3の有権者が「政治倫理」を挙げた。

 無党派層を含め、こうした共和党批判に言及した有権者は、民主党候補に投票したもようだ。

 調査結果は、イラク政策といった外交課題が最大の焦点と伝えられたなかで、有権者は地元候補の政治倫理や景気対策といったより身近な判断基準に立ち戻ったことを示す形となった。

 共和党内では、同党系の大物ロビイスト、エーブラモフ被告を頂点とした政界汚職に絡み、口利きの見返りに賄賂を受け取った下院有力者、ネイ議員が議員辞職。ブッシュ政権の元高官やホワイトハウスの有力者側近も汚職事件に連座したことも関連し、同党のイメージを大きく傷つけていた。

 中間選挙を控えて政治倫理の問題が相次ぎ浮上したことで、共和党では議員を辞職したり出馬を辞退した議員の後継として、女性候補など清新なイメージの新人を立てて選挙戦に臨んだ。

 また、保守の牙城であるモンタナ州では、ロビイストとの癒着が発覚した現職のバーンズ上院議員が出馬を強行したが、いずれも民主党からの風圧にさらされて苦しい選挙戦を展開した。

 しかし、イラク政策といった外交課題が上位の争点となったことは、イラクへの派兵長期化に疲労感が増し、政策の大胆な転換を期待する空気が国内で強まったことを裏付けた結果だ。

(11/08 13:38)

有権者にとっては、政治倫理が焦点になりましたか。民主党の中国ロビイストとのずるずるべったり関係は時効ですかね。
日本の民主党が保守層を取り込むべく「我が党は保守本流」だっけ?・・・とか言ってませんでしたっけ。こともあろうに菅直人が「保守」って・・・。それと同じで、米民主党も中国に甘~い媚中政党とのイメージを払拭するべく、口だけ強硬ポーズをとっているのが功を奏しましたか。

イラク政策といっても大山は越えたので、ブッシュ大統領の任期が終わるまでに緩やかに撤退したいところ。

クリントン(夫)時代は、日本との貿易不均衡のためにかなり日本バッシングをし、日本企業へのいやがらせとも思える訴訟が山のようにありましたが、この10年で日米関係の状況が変わってきたので、それほど心配することはないような気がします。気がするだけ。

安倍政権では、米民主党にパイプがあるのかなぁ?ないなら開拓すればいいのだけれど。
小泉-ブッシュ時代のような阿吽の関係は無理でしょう。あの時代が特筆すべき時代だったのだと思います。何かあればジョージは「ジュンが困らないかなぁ」と側近に漏らしていたそうですから。

たぶん次期大統領はクリントン(妻)が大統領になるでしょう。日米同盟は、間違っても「アメリカはフルレンジで日本を守ります」とは言わないと思います。日本は核武装のチャンス(爆)。媚中ヒラリーだから、日中関係には不干渉の態度をとるのではないでしょうか。

今からあれこれ予測しても始まらないか。ブッシュ大統領が起死回生策を打ってくるかもしれないですしね。議会が民主党優位に立って、与党としては手足を縛られる状態が2年も続くのは苦しいですが、残る道はイラン?北朝鮮?

米民主党が下院での早期採決を公約した政治課題

[7日 ロイター] 米中間選挙は、有権者の間に渦巻くイラク政策やブッシュ大統領に対する疑念を追い風とした民主党が下院で多数派になる見通しとなった。

 民主党は、選挙戦中、下院で多数派となれば、100時間以内に多くの政治課題を採決に持ち込むと約束している。

 民主党が早期採決を目指す政治課題には、以下のようなものがある。

 *議員倫理問題:大半は共和党議員が絡むスキャンダルが相次いだことに対応。議員がロビイストから贈り物を受け取ったり、ロビイストに活動内容の詳しく教えるよう議員が要求することを禁止する新たな規制を策定。

 *連邦最低賃金の引き上げ:実現すれば約10年ぶり。現在、1時間あたり5.15ドルの最低賃金を、2年にわたり7.25ドルに引き上げる。

 *教育支援:学生向け連邦ローンの金利を半分に引き下げ。

 *大手石油・エネルギー企業向け補助金の削減。

 *国境や港湾の警備強化など、米同時テロ調査委員会が出した勧告をすべて立法化。

 *医療費問題:メディケア(高齢者向け医療保険)のもと、処方箋薬の価格を抑えるため、政府が製薬会社と直接交渉できるようにする。

民主党の持ち味である社会保障政策が目白押しですね。
日本にとっては、共和党政権のほうが圧倒的に有利には違いないですが、こうして政権交代が選択可能なアメリカがうらやましいです。我が国の民主党ときたら・・・ブクブクブク

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党首討論は、小沢代表自爆ショーになってない?全部即座に安倍総理に切り替えされて詰まってますけど。やるたびにイメージダウンの民主党

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2006/11/08

出た!村山・河野談話の踏襲はアメリカの圧力という陰謀論

拙日記を訪問してくださる方は、私が左翼嫌いなことはもちろん、いきすぎた右(真正保守派)もおかしいと思っていることをご承知と思います。

以前から言い続けてきたことですが、保守論客の学者先生やジャーナリスト達は、保守理念を実現させるために政治に関与したいのなら、安倍首相に執着せず、平沼議員や城内実氏ら有志を結集し、国民新党や日本会議と連携して、堂々と「真正保守党」という党派を立ち上げてほしいと熱望します。保守論客達が、理念に裏打ちされたブレーンとして、より力強く「政治活動」に関与できます。生長の家系列の日本会議は西尾先生が拒否感を持つか^_^;

そして小泉政権ですっかり腐った(らしい)自民党とはっきり対立軸を示し、「正しい歴史認識の提示」を中心に「アメリカに併呑されるのは断固許さない」「大東亜戦争はアジア解放戦争だった」「アメリカは破壊者だ」「竹中平蔵はアメリカのエージェントだった」と国民に訴えて、民意を問うて見ればよいと思うのです。私は支持はしないだろうけれど、応援します。かつて今まで、そのような声を挙げることすらできない左巻きの時代が続いてきたのですから。

世論が左巻きから右に寄ってきている折り、小沢民主党とは比べものにならないくらいの支持を得るかもしれません。政権を獲ることができたら、民間から西尾幹二先生を文科省大臣にするとか・・・西村眞悟氏は議員を辞めるつもりはないようなので、防衛庁長官はどうですか。小林よしのり氏は沖縄担当で、在日米軍の撤退に尽力してもらいましょう。わくわくしませんか。ただし理念で政治ができると思っているうちが華でしょうけどね。誤解を受けないように付け加えますが、安倍氏は理念をじゅうぶん語ってくれていますので、私はその保守理念を支持した上で、政治家安倍首相を評価しているのです。小泉氏が更地にしたその上に手堅く建設的な政治を執行していると思います。

私は、真正保守と名乗る方達の ほとんどルサンチマンとも言える反米思想にもはやついていけない。理念体現者として安倍首相に過剰な期待をするのは、見ていて痛い。理念だけを見て政治を見ないので、表面に出てきたことだけで一喜一憂してしまう。自分の果たせない夢を託すのはよいけれど、出来の良い息子に期待する親ばかのようです。

西尾幹二先生ったら、村山談話・河野談話を安倍首相が踏襲したのは、アメリカからの圧力があったからに違いないだって・・・また始まってしまいましたか。自分達は愛国者で、安倍首相は国家主義者という区別化はどうなのか。日本の良き伝統を守るのが愛国者で、伝統もない薄っぺらなアメリカ型価値観に追従するのは国家主義者になるらしい。

あー書いているうちに気が滅入ってきたので、もうやめようか。
気になる方は、今月号の諸君!をどうぞ。

ちょっと一息
米大統領の「コイズミ頼み」に変化なし 

【ワシントン=有元隆志】7日の米中間選挙投票を前に、ブッシュ大統領が全米各地での演説で、小泉純一郎前首相との盟友関係を取り上げている。いまだ大統領が演説で安倍晋三首相に言及したことはなく、大統領の「コイズミ頼み」に変わりはないようだ。

 ロイター通信によると、大統領は選挙戦終盤にネバダ州やネブラスカ州を遊説した際、前首相が大ファンのロック歌手故エルビス・プレスリーの旧宅があるテネシー州メンフィスのグレースランドを共に訪れたことに触れた。

 大統領は「不倶戴天の敵だった日本の首相と(大統領専用機の)エアフォース・ワンに一緒に乗り、グレースランドを訪れ、平和の維持を話し合った」と述べた。プレスリー宅で、前首相がサングラスをかけ、ギターを弾くふりをしたもようは、米国内でも大きく取り上げられた。

 米国人にもよく知られている前首相との蜜月関係を持ち出し、敵国だった日本と同盟国になったと強調することで、米国民のなかで不満が高いイラク戦争への理解を求めようとしたものだ。

 大統領は2004年の大統領選のときも前首相のことを頻繁に取り上げた。同通信は、日本とイラクとの比較は、聴衆に肯定的に受け止められているとして、「コイズミはいまだに大統領の選挙演説の中心的な役割を果たしている」と伝えた。

(11/07 10:03)

メディアはエルビス邸での二人の大はしゃぎしか取り上げませんでしたが、あの訪問では、北朝鮮問題を日米トップが詰めているのですね。アメリカ国内ではとても好意的に報道され、日本の首相の知名度は歴代一でした。
それとは別に、恩讐を乗り越えた日米関係を強調し、強固な日米同盟を持ち出しても、選挙で劣勢を挽回するのは難しいと思うぞ>大統領

さて、西尾幹二先生のお話しを拝聴すると、日米が国際法上過去を清算して同盟関係にあることに不満を持たなければならないらしい。小泉は野蛮、アメリカも野蛮。アメリカに隷属する日本、つまり媚米国家に成り下がっているというわけでしょうね。
西尾先生「日本は伝統を誇るヨーロッパに似ていて、アメリカは中国に似ている。米中のどこが似ているかというと、ひとつは砂を噛むような個人主義ですね」・・・って、おい!

このような認識で歴史教科書を書かれたのでしたか。
米中とも覇権主義ですが、価値観はまったく違うぞー。

日本は共同体を大切にする、アメリカは個人主義と言いますが、アメリカの保守の根っこはコミュニティにあるのです。国家と個人の契約を国家の概念としたフランスとは違い、元来内向きな家族やコミュニティを大事にすることに価値を置いていました。ピューリタンの信仰がDNAにあります。

日本がアメリカ史観に犯され続けているという指摘については、日本が戦後GHQの「真相箱」といった手段で価値観の転換を図ろうとされたのは事実。しかし、当時、多くの日本人が真相箱に抗議したことを見ても、日本人らしさとか伝統を大切にする価値観とか、精神性までアメリカによって覆されたわけではありませんでした。
問題は、日本国籍の反日日本人がコミンテルンの手先となってマスコミに入り込み、長く日本人を洗脳してきたことであって、アメリカは日本を追い込んだことを失敗したと認めているのです。共産主義国家の脅威に対して手を組むべき相手であったのに、戦争放棄を押しつけて日本を骨抜きにしてしまったので、結果、自身がソ連の脅威に責任を持たなければならなくなりました。あわてて日本で警察予備隊を編成して訓練はしたけれど、まさか日本人が戦後60年も憲法9条を改正しないとは夢にも思っていなかったでしょうね。

佐藤首相時代にニクソンドクトリンを受けて、水面下で核武装論議がありましたが、佐藤首相は国民には「非核三原則」を明示し、アメリカの傘の元で経済活動に邁進する道を選びました。国家としての体裁を歪にしたまま戦後61年を過ごしたのは、日本人自身の選択にあることを忘れてはいけません。日本人が日本人に洗脳されていました。

そして、あの大戦では、アメリカ政府がコミンテルンに工作されていたことをアメリカ自身が知るようになってきたのです。だから敵を見誤るなと私が口を酸っぱくして言い続けているんです。まかり間違えば、日本はソ連に全土を赤化されていてもおかしくなかったのですからね。

国際法上対等な独立国家として、安全保障上の同盟関係から冷静に外交や政治を考えていただきたい。「友好」は外交の一つの策であって、トップ同士の仲の良さをアピールすることも大事な戦略。そして同盟関係はいまや「依存関係」から脱却しつつあります。「日本は核を持とうと思えばいつでも持てるぞ」このくらいの議論はしておくべきです。

西尾氏のように「日米同盟は不本意ではあるが、日本は依存しなければならない情けない状態」と考える必要もなく、それ以上にアメリカの過去の非道をあげつらう必要はないってこと。「日本人のほうがすぐれた伝統と価値観を有している」と言い募って、政治に理念の実現化を求めることが、どんなに筋違いのことかわかってください。

真正保守の西尾先生は、二つの価値観を強調されています。
「大東亜戦争は敗れて国益には反したけれど、世界史的には意義のある正しい戦争であったという民族の自己認識です。私は“大祖国戦争”と思っています。これはアメリカとは絶対に一致しない『価値観』ですよね」

私は物事には幾面もの真実があると思うので、この考え方もわかります。が、意義のある正しい戦争とも思っていません。戦争も一つの外交の形とすれば、あんなに無謀な選択もありませんでした。
民主主義国家と共産主義国家の米中を一括りにして「個人主義」と言うのもずっこけましたが、西尾先生の発言をずっと読むと、まるで「日本こそアジアの覇者なり」と言っているに等しい。

第二の西尾先生の主張は「日本人の血肉と化したヨーロッパ文明を尊重して、アメリカの(野蛮な)価値観に同調させてはいけない」ということ。

西尾先生って、思想史は苦手なの?

お互いの国の成り立ちや価値観を腐したところで、余計なお世話なんじゃないですか。それぞれがプライドを持ち、互いが適当な距離を保って平和秩序を構築していくことが大事なのであって、どっちが優れているとか こっちのほうが伝統があるとか本来関係ない話です。

東京裁判が後世に残る非道な裁判であったこと、ヤルタ会談でソ連の参戦を許したことが最大の過ち、これは日本のみならずアメリカの草の根保守層には周知の事実です。
アメリカ政府が、日本の首相の靖国神社参拝に余計な口出しをしますか?しませんね。言論の自由がある両国なので、国内ではお互いに賛否両論があるのは健全なことです。

それから、西尾氏はネオコンを憎んでいるようですが、ブッシュ政権はイラク開戦でネオコンの影響は受けましたが、ラムズフェルド国防長官は失脚寸前、チェイニー副大統領も力を失い、現在は国際協調現実路線のライス長官がブッシュ政権内でリードしています。ブッシュ自身はネオコンでもなんでもありません。アメリカ=ネオコン=野蛮という評価はちょっとどうかと。いわば日本の「理念を重視する強硬派」がネオコンに当たるのではないでしょうか。思想面をバッシングしたところで、同じ理念派でも重層的であり、「○○派」だと言い切れないと思います。ボルトン氏が民主党から非難囂々の中、あっと驚く裏技で国連大使に就任したことは、北朝鮮問題解決のためにはネオコン一派でよかったなぁと思うきょうこの頃(笑)。国連大使くらいじゃあまり関係ないか。

最後に、反米保守は過去のルサンチマンは卒業して、現在の国際関係を冷静に見つめて、儒教的偏狂共産主義国家の脅威に備えましょうよ。
いずれ日本が武力によらない徳という力をもって、尊敬されるアジアの覇者となる位置に引き上げられることを目指しつつ。

 ←クリックすると別窓で開きます。昨夜、メンテでアップできなかった(~_~;)

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2006/11/07

JAに酷評された小沢農業政策

小沢代表が「農家の所得保証」や自給率100%を目指すなど、農家にとって一見おいしそうなことを言い始めて、この人、とうとう票欲しさに末期症状だなと思いました。一定収入を保証するなら、いっそ国営農場にして、農業従事者は公務員にしたらどう?

専業農家の比率を度外視して、いくら保証したところで、後継者不足は止められますか。
厚生白書)昭和30年代を見ても「農業就業人口の比率は,30年度には37.1%であったのが38年度には25.9%に低下しているし,学卒農業就職者の学卒総就職者に対する比率にいたっては,30年度度の25.3%が38年度の6.5%と実に1/4にまで低下している

高度成長期でますます農家離れが進み、現在、米どころの魚沼ではどうなっているかというと

 2農家戸数等

平成15年度の総世帯数は、13,360世帯、総人口は、45,397人で県総人口の約1.8%を占めている。
 また、農家戸数は4,519戸で、このうち販売農家が3,398戸(75.2%)、自給的農家が1,121戸(22.8%)となっている。
 販売農家における専兼別では、専業農家319戸(9.4%)、第1種兼業農家251戸(7.4%)、第2種兼業農家2,828戸(83.2%)で第2種兼業農家の割合が非常に高くなっている。

第二種兼業農家
農業以外の仕事(会社勤めなど)で収入を得ている農家のうち、農業での収入が、全収入の50%以下の農家で、世帯員中に1人以上の兼業従事者がいる農家。

農業収益に頼らない第二種兼業がほとんどという状態で、本当に所得保証が次代の育成にまで功を奏するのかはなはだ疑問です。どのような所得保証をするにせよ焼き付け刃にすぎず、農政の構造改革を抜きにしては、なんら展望の開けない「ばらまき」と言われても仕方のないところでしょう。財政再建が課題の時に、野党の党首は無責任なことを言っていればいいのだからお気楽なもんですね。

農家の本音が出ていたので、紹介します。
(参照)フォーサイト「時代錯誤のばらまきを唱えて露呈した『政策の小沢』の空洞化

オザワイズムから引用

そこで僕が提唱しているのは「不足払い」という方法だ。(中略)これならば、市場価格そのものを操作しないから、消費者には安い農産物を選択する機会も保証される。(中略)もし市場価格が大幅に下落して、生産コストを下回るようなことになった場合、その不足分を国が補填してくれるわけだから、農家の人たちは安心して生産に励むことができる

論評によると、ミスプリントかと見紛うばかりの問題点はここにあります。国が一定の収入を約束するため、国の介入によって農産物の自由な価格形成を阻み、豊作時にも価格が下落しないという結果を招く・・・ふむふむ・・・大きな余剰分は輸出圧力になるという弊害があるということです。このため世界貿易機関(WTO)のルールでは、この制度は「将来縮減あるいは廃止される補助金」として位置付けられ「黄色の補助金」と呼ばれているとのこと。ちなみにアメリカは不足払いを実施している。あちらは農家の圧力団体がすごいですものね。それで輸出圧力が大きいのか。なるほろ。

さて、美味しいご馳走を並べられた全国農業協同組合中央会幹部の反応は、以下のような酷評でした。

・「小沢案は非現実的。不足払いを導入しても、国際的には、将来確実に大幅な補助金の削減を求められることがはっきりしている。不安定な政策だ」
・「そもそも小規模で零細な兼業農家を温存するという発想自体が間違っている。このままでは農業分野の構造改革ができないというのが、我々の認識だ。補助金に頼った零細農家が高齢化したら後継となる担い手がいない」
・「構造改革につながらず、食糧の安定供給もできない」

ご馳走どころか、とても食えたもんじゃなかったようで。

一方の与党主導の農水省の提案は、個々の農家に直接補助金を支払って、農業経営を助けていこくという方法。農業経営の合理化と品質重視で国際競争に勝てる農産物作りに重点を置くことです。「零細農家を切り捨てるな」と小沢代表は反論するのですが、お祖父ちゃんが細々と作物を作っている第二種兼業農家には、そもそも国から不足分をもらったところで有り難みはないのだと全中自身が認識しているのですね。

⊿⊿⊿

ピンボケの小沢さんは放っておいて、WTOの駆け引きのほうが大事です。
農産物の主要輸出国で構成する18カ国のケアンズ・グループに日本は入っていないのですが、9月にオーストラリアで開催された閣僚会議では、例外的に日本、米国、欧州連合が招待されました。(EUは欠席)
日米とも輸出拡大を狙うものの、ケアンズ・グループが主張する農業補助金の撤廃や関税の大幅削減とどう折り合いを付けていくか、コメの関税保護とも絡んで難しい事情を抱えています。会議に参加した中川昭一前農相が、渋い顔して悩んでいましたっけ。

中川昭一氏は、伊吹派の“子分”松岡利勝氏に農相を引き継いだことで、省内では「中川氏による実質的な農水省兼務だ」と受け取られているとか。

(参照)フォーサイト「『粗製乱造』のFTAに頼る日本の貿易
自由貿易協定(FTA)戦略では練り直しが迫られています。アメリカの中間選挙で共和党が勝てば、凍結中の新多角的貿易交渉が再開できるだろうし、民主党が優勢なままいくと、ブッシュ政権は議会とねじれ関係となり、身動きが取れなくなるだろう・・と。

日米間の水面下の交渉では、コメの高率関税をある程度容認するにしても、実際には「例外品目」として猶予期間を設定しています。「例外品目」とすることのバーターとして、米政府のジャガイモを受け入れたというのはテレビのニュースでも解説していました。

通商問題の主戦場は、WTOではなく各国との個別のFTA交渉にあるということで、その内容は、日本側は農産物、アジア諸国側は工業製品に例外品目を多数容認した「粗製乱造」となっています。後進国それぞれの事情があって、これも致し方なしか。

韓国との交渉は中断状態で--何やってるんだ、盧武鉉!--中国との交渉は展望が開けない。安倍政権発足後に「東アジア経済統合推進室」を設置したものの、その前提となる二国間FTAでも交渉が難航しているので、中川昭一-松岡ラインがどう辣腕をふるうのか今後注目していきたいところです。

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亀井静香なき後、伊吹派内の総裁候補は昭ちゃん。派閥力学が神通力を持たなくなったので、実力でのし上がるのだ!ガンバレ中川昭一

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2006/11/05

平和のために戦争回避してはいけないという逆説

世界情勢を俯瞰してみれば、かつての米ソ冷戦時代から、より大きく版図を吸収しながら米中冷戦時代に入りつつあると思います。中共はアフリカ・中東にも地盤を築き、かたやアメリカは覇権国家としての威信を失い、民主党のヒラリー女史が大統領になるような悪夢がもうすぐそこまで・・・。モンロー主義に先祖返りすることも極論ではなく語られるようになっています。
多極化現象の中で、利害関係も複雑化し、アメリカのリーダーシップが失われてくるとどうなるか。私はアメリカが内政内向きになるタイミングを中共は逃さないと思います。

ロシアは全体主義傾向を強めており、想像以上に国内が病弊していることを思えば、中共との関係をより密接化するでしょう。また韓国は、盧武鉉が目指すような“中立国”など寝言だったことを韓国人自身が知ることになります。このままでは、朝鮮半島の末路はかなり悲惨なことになるような予感。

つまり反日政策に名を借りた偏狭愛国主義というウルサイ蠅叩きの時は終わりつつあるということです。日米同盟の分断化をはかるために反日政策を捨てないとしても、このまま反日愛国主義を煽ると中国政府自身に火の粉がかぶることを学んだので、少しずつトーンダウンさせていきたいのが本音でしょう。

日本の敵は歴史認識問題・反日政策ではありません。自虐史観から脱することは、日本人の背筋を伸ばし、誇りを取り戻してくれますが、それは正しい認識として日本人自身が学ぶべき事柄であって、中韓に対岸から石を投げ続けたところで、中国の国策に影響を与えることはあり得ません。残念ながら。
そしてもっと残念なことは、日米とも、北朝鮮問題では中国の協力なくして解決の突破口を開くことができないことです。膠着状態の中で、安倍首相がまっさきに日中首脳会談を成功させたことを評価します。日中首脳会談が金正日にとっては胡錦涛の裏切り行為だったので、日中関係修復を見届けた翌日、中国への意趣返しの意味も込めて核実験したという見方もありました。

世界を見回せば、敵は「反米勢力」にあります。「小泉-安倍政権はアメリカの言いなり」という批判が左だけではなく右からも出ることは嘆かわしいことです。是々非々で米批判することはいいのですが、右翼は根底に「日本の自立を阻害するアメリカが許せない」という精神があるのですね。小林よしのり氏曰く「親米保守という概念はない」と。左翼は確信的反米であって、それは中国の反日政策みたいなものです。

右左両陣営の批判の矛先は、アメリカ型市場原理主義を「国家の品格」を損なうものとして敵視しているようですが、ネオリベラリストかどうかはともかく規制緩和の必要性と問題点は、また改めて書くことにします。アメリカは元来政府の介入を嫌うリベラル思想が“保守”なんですね。

日米は戦略互恵国家として、対等のステークホルダーとして出発していることをお忘れなく。

麻生外相が「冷戦は続いている」と述べたのはどういう趣旨だったのか詳しくわかりませんが、私が冷戦が続いていると認識するのは、イデオロギーという一種の宗教戦争が根を張っているからです。少子化とは無縁の世界中に増え続けるイスラムは、どちらにつくでしょう。ちょっと想像してみてください・・・。

逆説的に思うことがあります。「戦争回避が平和への障害である」と。
たとえば虫歯があったら歯医者でキュイ~~ンと削って蓋をする。早めの治療でお口の平和は保たれますね。小さな強硬手段で済みます。それがボロボロになってから、雑菌に感染して顔を腫らして歯医者に行けば、とりあえず痛みが引くまで薬で抑えてからでないと治療を始められません。虫歯を放置している間に隣の歯まで侵食され、土台の歯茎まで・・・。

北朝鮮はどうですか。このたとえでいくと、全部抜歯で総入れ替えの段階まで腐っているんじゃないですか。新しい入れ歯は米中どちらが主導権を握るのか。

1994年米朝枠組み合意後、だまされたことを知ったアメリカには、軍事施設攻撃のチャンスがありましたが果たされませんでした。当時の細川政権ではパニッックだったでしょう。

武力行使をためらうことの弊害は、エネルギー問題にかぶさって、すでに端緒が見えています。中共のデモンストレーション、中国・アフリカサミットは、いわば中共の対アフリカ攻略の成果発表の場のようです。

スーダンは、一刻も早く残虐な内部紛争を止めさせなければならない。国連がぐずぐずしているうちに、この3年で虐殺されたのが30万?40万人とも言われています。決議によって国連の平和維持部隊が入るはずが、スーダンのバシル大統領によって妨害されています。(バシルは「ジハード」と大義名分を掲げて抵抗している)そのバシルに「僕たちは内政干渉しないからね」とエネルギー交渉したのが中国。こういうのを盗人と言わずしてなんであろうか。スーダンはアルカイダがかつて拠点にしていたことを思うと、強烈な「反米勢力」テロ拠点として乗っ取られないために、早急な荒治療が必要と思います。すでに遅いかも。
特にアメリカの体力が落ちている状況で、中共が調子づくのは当然。

国連やアフリカ連合の平和維持活動を妨害しているのが、まさしく中国とロシア!ロシアはスーダン政府に武器まで提供しています。この二国が国連の常任理事国という事実が、国連は決して世界の平和秩序に貢献する機構ではないことを証明しているのではないでしょうか。

北朝鮮やスーダン、「解放して欲しい」と切実に救いを求めている人達の声は、中露に遮られて届くことはない・・・。

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右も左もあるものか
僕らが見るのは常に上

(詠み人知らず)

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2006/11/04

中国のエネルギー戦略。したたかな政治とは

中国・アフリカサミット開幕

中国とアフリカの大部分の国の首脳や閣僚が一堂に会する初めての「中国・アフリカサミット」が、3日から北京で始まり、中国は、投資と人材派遣を通じてアフリカとの関係をさらに強固にしていく方針を示しました。

中国とスーダン 関係強化へ

中国の胡錦涛国家主席は、2日夜、アフリカ・スーダンのバシル大統領と会談し、「両国関係を新しいレベルに引き上げたい」と述べて、スーダンの豊富な石油資源などをめぐって両国の関係を強化することで一致しました。

中国のアフリカ対策は、着々と進んでいます。
今回、アフリカの48か国を北京に招いて首脳会談とは、日本や欧米諸国に対する強烈なデモンストレーション効果がありますね。
日本も小泉前首相がアフリカを訪問したり、麻生外相がアフリカ各国に大使を送り込む構想を述べていましたが、中国のえげつないまでの援助攻撃にはかなわない。

石油消費量がアメリカに次いで世界第二位となっている中国。
アフリカに資源外交を展開するのは当然としても・・・。
スーダンが内戦で国際社会から非難を受けて孤立している時期に、中国はスーダンから石油利権を得て、採掘を成功させています。国連が非難している時に、中国は「スーダンの内政には干渉しない」として単独交渉を進めていました。こういう時だけ「内政干渉」を持ち出し、自国の人権問題に「内政干渉するな」と言いながら、日本には「内政干渉」し続けるという都合の良さ。頭の出来が違うとしか思えません。

人道上、日本を含め各国が手を出せないすきをついて、中国が援助を約束しては利権をかっさらっていくという構図は、どうも納得できませんが、表だって非難することもできません。アメリカなどから批判を受けても、中共は聞こえないフリしていればいいんですから。

中東・アフリカ・南米など、産油国は人権問題を抱えている国の多いこと。今後もエネルギー戦略は熾烈の度を極めていきそうです。イランのアザデガン油田、、、ロシアのサハリン2、、、海底油田の日中共同開発、、、どれもこれもお先真っ暗。

落合信彦氏曰く「資源争奪の仁義なき戦いに 日本人のメンタリティでは勝てない
日本はエネルギー戦争に勝ち抜いていくことができるのでしょうか。

お人好し外交は止めて、したたかに、ずる賢く、冷徹に、陰険に、いやらしく、強引に、図太く厚かましく、優しい顔して恫喝もし、、、んー政治って嫌なヤツしかできないね。(笑)

⊿⊿⊿

したたかな政治とはどういうものでしょう。
特亜に対する歴史認識問題とは防衛問題に他ならず、あちらは国家戦略としてやっているのだから、こちらが正しい史実を提示したところで、理屈の通じない駄々っ子に専門書を与えるようなもので、この問題はアプローチの仕方が難しいんですね。

ネット世論をながめると、日本人の大半はとっても素直でストレートで良心的なんだなぁと思うのです。まずは、きちんと証拠を挙げて説得しようとする。たとえば村山談話を破棄しろ、河野談話は間違っていると。そのとおりです。あんなものを踏襲するのは腹が立ってしかたない。実際、私自身も官邸に「許せない」とメールしているんですよ。無批判に“小泉信者”やってたわけではありません。ネットで声を挙げ続けて政府に届くようにするのも重要なことです。

私は、昔は自称反共産主義・右翼と思っていたものが、小泉以後、どうも右も左も距離をおきたくなってきました。小林よしのり氏を批判したり、時々手抜きで「怒りマークを付けた右側の人達のガス抜き♪」などとふざけたことを書くと、すぐ批判にさらされるようです。以前、たまたま「もじもじスケッチ」で検索したら、あちこちでえらく怒られていて、ショックというより開き直ったことがありました。それからですね、人を疑うようになって性格が悪くなったのは。。。って前からか。

なかなか説明するのが難しいのですが、国家戦略というのかなぁ、、、飴と鞭の使い分け、二枚どころか三枚舌で情報戦を勝ち抜く、律儀に真面目に「間違っていることは間違っている」と抗議するだけでなく、地道な民間レベルの抗議は続けながら、政治的には今何をクリアすべきであるかを見定めて、一つずつ選択しながら成果を積み上げていく作業というんですかね・・・。谷内外務次官が竹島海底調査であわや有事という時に、韓国に飛んで行って交渉しましたね。あの交渉を弱腰と批判するブログも多かったと思います。でも私は、交渉内容を見ると、かなり外務省も変わってきたなと感じました。

今、中国向けに「村山談話を踏襲する」と言ったところで、何の不都合もないどころか、胡錦涛政権の変化を見据えて、妥協したように見せかけて曖昧にすることが現在の有効カードと理解するので、安倍首相を評価しているのです。日中会談前に閣議決定したものをひっくり返したら、喫緊の北朝鮮問題にも支障が出てしまいます。
安倍首相に「国内向けに変節した理由を説明しろ」というのは、まったくもって素直でストレートで真面目な反応なんですけれど、残念ながら国会でしゃべったことは、即日中共には筒抜けです。呉儀氏が小泉首相との会談をキャンセルしたのは、前日に行われた国会での小泉首相の「靖国」発言がその理由でした。一挙手一投足を見張られているのがトップの立場であることを理解しましょう。いずれ中共と対決する時が来ることは、再三述べているとおりです。

このように政治を考えるのは少数派なんでしょうか?私が共感して読んでいる中立と思われるブログもたくさんあるので、そんなに偏ってはいないと思うのですが。まぁ考え方を変えられるわけでもないから、どっちでもいいか。右に倣え!をしたくないだけ。
小泉政権の支持率が高かったことや、現在平沼氏などの復党に反対する世論も高いことを思えば、決して少数派じゃないとは思いつつ、、ちょっと自信なくなってきた。そうか、衆愚だから、個人としては表に出て目立つことはないのか。そうすると私も「グ~ミン」か。(^O^)。「もじもじスケッチ」やめて「グ~ミンスケッチ」にしよっかな。

右も左もあるものか
僕らが見るのは常に上

(詠み人知らず)

キャッチフレーズにさせていただきます。ガンバ!

⊿⊿⊿

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ランキングに参加したのは自身の更新の励みになればいいなと思って、単なる感想文で恥ずかしかったんですが、登録してみました。ほんとのところデンパ扱いのブービー賞でもいいやと思っていました。アクセス数も多いわけじゃないし。でも、応援してるというコメントをいただいたり、あっという間に30番台に入って、驚きました。本当にありがとうございました。何かしら共感してくださる方が予想以上に多かったのかなぁと嬉しかったです。これからも頑張りますので、よろしかったらポチッとしてやってください。

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2006/11/03

沖縄県知事選で民主党の不思議

任期満了に伴う沖縄県知事選が告示されました。
新人候補者3人の街宣風景がテレビに映った時、社共民が推薦する社会大衆党参議院議員・糸数慶子候補のパワーに比べ、自公推薦の前沖縄電力会長・仲井真弘多候補が爺むさくて(失礼!)ヨロヨロしているように見えたので、仲井間さん大丈夫かな?と心配になりました。

さっそくHPチェック☆
なかいま弘多後援会

通商産業省の官僚だったのですね。

メッセージ
次に基地問題についてですが、沖縄における基地、特に米軍基地については、基本は整理縮小。これを時間をかけて着実にやっていくというのが、ある意味で私たちの国是、県是だと考えております。そういう中で普天間飛行場については、まず危険性の早期除去。そして代替施設の建設、併せて代替施設をめぐる諸問題についても、いろんな意見を聞いて早く落ち着けるように、責任を持って努力を傾けてい参りたいと考えております。

がんばってください。
沖縄は、基地があることによる経済効果もあなどれず、基地利権もあるわけですから、政府と連携していくことが最終的にはプラスになるはずです。

革新側は糸数氏を擁立するまでにちょっとした混乱があったようです。
長年、社会大衆党、社民、共産など革新政党と労組が共闘してきた歴史があるのですが、政治団体「そうぞう」を選考委員会に加えたことで、候補者の調整が難しくなりました。「そうぞう」は選挙に強く、大きな基盤を持っているので無視できない存在なのですね。代表者の下地幹郎氏は「反自公」の元自民党で現衆議院議員。下地氏は共産党にも反対らしく、基地問題では意見の相違もあり、革新側の足並みが揃わなかったということです。

下地氏をどう説得したのか知りませんが、革新側はようやく糸数氏を「基地縮小から基地撤廃を目指す」候補として擁立しました。社民党の護憲オバサンの匂いがプンプンしますね。平和バスガイドだったって・・・共産党のスマートさは感じられません。

このサイト、ぜひ見て見て。応援サイトです
皆さん、ご一緒にギリギリポーズで脱力してみませんか?赤いリボンもかわいいよ。(うっっ・・・)

で、このような幼稚っぽい左翼女史に当選されては困るのですが、なんで民主党が乗っかってるの?

長島昭久ブログ「沖縄県知事選」

11月19日投開票の沖縄県知事選で、沖縄社会大衆党(社大党)副委員長の糸数慶子参院議員(58)は19日、民主、社民両党など野党陣営から出馬要請を受けて「勝利に向けてまい進し、県政を奪還する」と述べ、受諾を表明したそうです。

野党統一候補で、自公が擁立する与党候補と一騎打ちとなる模様。

しかし、糸数さんは、以前、「朝まで生テレビ」でもご一緒させていただいたことがあるが、共産党と変らない主張の持ち主です。米軍はおろか自衛隊の存在すら許さないという強烈なイデオロギーが彼女のスタンスの背景にあります。これでは、県知事選挙は、米軍基地にイエスかノーか、という極論のぶつかり合いとなってしまい、米軍再編のプロセスを沖縄県にとってより良い方向(基地依存経済からの脱却)に導いていく道筋を冷静に議論できなくなってしまうでしょう。

沖縄には歴史的な傷跡や県民の皆さんの特殊な心情があり、沖縄独自の主張があるのは当然としても、糸数さんで与党に代わる現実的な選択肢を県民の皆さんに提供できるとは思えず、民主党沖縄県連の決定には正直言って暗澹たる気持ちにならざるを得ません。かくなる上は、県民の皆さんの賢明なご選択を祈るばかりです。

かくなる上は、県民の皆さんの賢明なご選択を祈ると同時に、民主党におかれましては、「一国二制度」なる沖縄構想、中国他からの大移民政策実現に向けて、これからも反面教師としてご活躍をお祈りします。

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34位でしたm(__)m。今度は大きく上がったり下がったり下がったり下が(ry・・した時にお知らせしますね。

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2006/11/02

「日の丸」現場指導

ROM専スレで発見

┏━ ↓ココ重要です ━━━━━━━━━━━━━━━━━
六カ国協議と呼んではいけない!!  六者協議と呼ぶべき!

┃ところで、六者協議を六カ国協議と呼ぶマスコミが
┃ほとんどのようだが、これは売国マスコミの
┃洗脳活動の一つであることを知っている人は
┃どれほどいるのだろうか。

┃日本政府は公式には「六者協議」と呼ぶ。
┃英語では"six-party talk"だし、日本政府では
┃官房長官を始めとして内閣の人間はみな揃って
┃「六者協議」と言う。
┃しかし、マスコミが報道するときはあえて
┃「六カ国協議」とテロップをふる。
┃ 「六者協議」と言っている報道映像に、
┃わざわざ「六カ国協議」とテロップをふるのだ。

┃まぜわざわざこのような言い換えをするのだろうか。
┃ ここには、「北朝鮮はれっきとした国の一つニダ!
┃ 侮辱するな。 国という言葉を使えニダ!!」
┃という北朝鮮の立場で発言する連中のこだわりが
┃如実に表れている。

┃そういうわけなのでマスコミの洗脳活動に安易に流されるな。
┃「六カ国協議」と書くだけで、連中の陰謀に荷担している
┃ことになるんだぞ。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

たしかに北朝鮮をテロ国家と認識するブロガーさん達は、きちんと使い分けて「六者協議」と書いています。party=当事者・党派という意味合いからも、そのほうが妥当ですね。

日本は北朝鮮を「国家」として扱う理由はありません。

<日韓基本条約>
第三条
大韓民国政府は、国際連合総会決議第一九五号(III)に明らかに示されているとおりの朝鮮にある唯一の合法的な政府であることが確認される。

(ウィキペディアより)
北朝鮮との交渉
北朝鮮政府は『日本はまだ北朝鮮に対して、戦後賠償や謝罪をしていない』と、北朝鮮による日本人拉致問題の解決の交渉の上で再三述べた。日本は韓国が朝鮮半島の代表だとして、韓国との交渉に望み北朝鮮の分も含めて基本条約を結んだ。

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国旗・国歌尊重は教職員の職務義務 伊吹文科相「指導要領は法律」

2006年11月1日(水)03:38

 伊吹文明文部科学相は31日の衆院教育基本法特別委員会で「学習指導要領は法律の一部だ。これに従って学校の管理・指導をしていただくのは当然のことだ」と述べ、教職員は入学式や卒業式で国旗・国歌を尊重する職務上の義務があると強調した。今年9月の東京地裁判決が、国旗掲揚の際の起立や国歌斉唱を求める東京都教育委員会の通達を憲法違反としたことに反論した形だ。民主党の藤村修氏も「公立学校の教職員は法律や告示に従い、義務を果たすことが求められている」と伊吹文科相に同調した。

 東京地裁の判決は、教育基本法10条にある「教育は、不当な支配に服することなく」との規定を引き、都教委通達による学校長の職務命令を「不当な支配」に当たると認定した(都教委は控訴)。「不当な支配」の文言は、教職員組合が教委の指導・監督を拒否する理由に使っている。市民団体などによる国旗・国歌反対運動にも利用されてきたが、政府の教育基本法改正案16条は、現行法と同じ「不当な支配」の文言を残している。

 これについて田中壮一郎・文科省生涯学習政策局長は「今までは一部教職員団体が、教育行政が教育内容・方法にかかわることは『不当な支配』だと主張を展開してきた」と指摘。その上で「政府案では『法の定める所により』と新たに規定した。法律に基づいて行われる教育委員会の命令や指導は、『不当な支配』でないことが明確になっている」と説明した。稲田朋美氏(自民)の質問に答えた。

伊吹大臣「学習指導要領は法律の一部だ」明快です。

国旗・国歌を尊重するという国際常識を子供達に教えない、それどころか踏みにじるように現場で教育する教師は、教員免許を剥奪すべきです。

■諸君!10月号「『日の丸・君が代教育』は現場指導にかぎる」が心に残っているので紹介します。
佐々 淳行氏
プロフィール:初代内閣安全保障室長
警察庁から防衛庁出向、防衛審議官、教育参事官、人事教育局長、官房長、防衛施設庁長官を歴任

かつて自衛隊がバカサヨクに「人殺し」なんて言われていた時代、自衛隊は肩身の狭い思いをしていたのですね。
佐々氏が全自衛隊空手道連盟会長だった時、年次大会を武道館でやれば?と提案すると、事務方が「とんでもない。自衛隊は断られます」と言う。そこで佐々氏が交渉して、警察と同じ30万円で武道館を使う許可が出たそうです。最初から自衛隊には使わせてもらえっこないと考えていたのですね。

佐々氏が防衛庁官房長になったとき、「自衛隊音楽まつり」の進行を見ると、儀仗隊入場、国旗掲揚、君が代演奏いずれもなし。佐々氏があきれて、開会式では儀仗隊が日の丸掲げて入場、音楽隊による君が代演奏、観衆は国旗に挙手または胸に手を当てての敬礼!と当たり前のことを言うと「そんなことしたらマスコミが大騒ぎです」「観衆に起立を命じたら猛反発されます」「武道館から追い出されます」と腰が引ける反応でした。
しかし、佐々氏の提案通り粛々と日の丸を掲げて登場し、しかもファンシー・ドリル(ライフルを操ってマスゲームをし、最後に輪になって天に向けて空砲の一斉射撃をする)まで行いました。内部の大反対を突破して、佐々氏が命令して行いました。
そうしたところ、観衆は拍手喝采、ファンシードリルでは、万雷の拍手が全館を包んだそうです。

左翼全盛の時代にあっても、日本人の魂に訴えかけるものがあったのだと思います。

湾岸戦争後、人的参加による国際貢献をいやがる風潮を嘆き、佐々氏は名誉挽回のため「日本国際救援行動委員会」を組織し、難民キャンプ支援、諸施設建設、地雷除去等々、学生青年隊員を引率して、24回に及ぶ海外ボランティア活動を行いました。

その過程で、佐々氏は現場で「日の丸・君が代教育」を行ったのです。
志願者との誓約
1,日の丸を掲げて行動する
2,規律厳守、自己責任の原則
3,火の通っていない現地飲食物の摂取禁止
4,命令違反は即刻送還

奉仕期間中、佐々氏が一時帰国して現地に戻ってみると、翻っていたはずの日の丸が降ろされていました。重大な誓約違反です。

青年達の反対論はこうです。
「人道支援に国境はないはず。日の丸はおかしい。東南アジアでは日本帝国主義・軍国主義の再来といって石を投げられるということで、日の丸を降ろしました。」

実際には、どこの国でも日の丸に石を投げられるなんてことはなかったのに・・です。

すぐ日の丸を掲げさせましたが、その夜、日教組や社会党が唱える反対論で議論を仕掛ける学生がいました。
そこで、佐々氏はこう諭しました。
オリンピックで日本選手が金メダルをとって日の丸が揚がった時、その学生は嬉しくて涙が出たという話を確認した後、

「あの日の丸と、今、私の後に立ててある日の丸とどこがちがうの?プノンペン周辺で日の丸掲げて行動していて、石ぶつけられたり、唾吐きかけられたことあるかい?
老幼婦女子、みんな“オックン(有難う)”と手を合わせて感謝してるじゃない?シベリアでロシア人が『ニーハオ、キタイスキー(こんにちは、中国人)』とよびかけてくると『ニェット、ヤポンスキー』ってむきになって言い返してたじゃないか。
日の丸は、軍国主義の象徴でもなんでもない。我々はニッポン人だよというアイデンティティなんだ。
近年の日本人は、経済優先で金持ちで、他国民の苦しみなどお構いなしのエゴイストと思われてんだよ。だから日の丸立てて我々は他人の苦しみを見て平気な国民じゃない、その証拠に困った人たちのためにこうして来てるんだって、見せているんだ」

その学生は深くうなずき、「ようくわかりました」と。
佐々氏は
「では明日から君を日の丸の旗手に命ずる。仲間の学生が文句言ったら、君が君の言葉で説明しろ」

これが佐々氏の現場教育でした。
自分達のボランティアに誇りをもっているからこそ、他国で日本人としてのアイデンティティを示すものが「日の丸」であると実感できた瞬間だったのでしょうね。愛国心に左翼の屁理屈は通用しないということがよくわかるエピソードでした。

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34位でした。更新には体力が必要だと実感する今日この頃

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2006/11/01

北に時間稼ぎさせるな

6カ国協議近く再開、米中朝が合意・中国外務省発表

 【北京=飯野克彦】中国外務省は31日、米国、中国、北朝鮮の3カ国が北朝鮮の核問題に関する6カ国協議を近く開くことで合意したと発表した。日程は「6カ国の都合の良い時期」としている。同協議は米国の北朝鮮への金融制裁に北朝鮮が反発して昨年11月以来、途絶えており、実現すれば、北朝鮮による核実験をはさんでほぼ1年ぶりとなる。

 外務省の発表は「中国の提案に基づいて、米中朝の6カ国協議首席代表が北京で非公式会合を開いた。3カ国は6カ国協議のプロセスを推進することに関して率直で突っ込んだ意見交換をし、近く6カ国が都合の良い時期に同協議を開催することで一致した」との内容。

 北京での非公式協議にはヒル米国務次官補、武大偉・中国外務次官、金桂官(キム・ゲグァン)北朝鮮外務次官が出席したとみられる。6カ国協議のメンバーである日本、韓国、ロシアも6カ国協議を通じた問題解決を主張してきたことから、早期開催に異存はないとみられる。ロイター通信は「年内再開を期待している」とする米政府当局者のコメントを伝えた。  (21:13)

また北に時間稼ぎをさせるつもりか。
アメリカは中間選挙を控え、イラク政策の失敗、共和党議員のスキャンダルなど、ブッシュ政権の求心力が盧武鉉並みに落ちていることで、パワーが落ちていると感じます。ブッシュ大統領にしても時間稼ぎをしたいところなのでしょう。

「核保有国として協議に参加することは認めない」とは言いながら、核実験を認知したのだから北に核放棄させることが先決のはずで、その手続きなしに協議参加させたところで、再び「核放棄が先か、金融制裁解除が先か」の水掛け論に終わることは目に見えています。

これから冬に向かい、援助がなければ衰弱死寸前の北にとって、六カ国協議復帰は中韓露からの援助を引き出す格好のパフォーマンスとなります。しばし延命装置をつけて様子を見ようとしているのでしょうか。

六カ国協議こそ国際社会を欺く“踊らされる会議”と成り果てているような気がするのですが。

(10/25)ロシア大統領「北朝鮮追いつめるな」・暗に米批判

 【モスクワ=古川英治】ロシアのプーチン大統領は25日、テレビ番組に出演し、3時間にわたり国民からの質問に答えた。北朝鮮の核問題について大統領は「北朝鮮は安全の保証と核の平和利用の権利を条件に、交渉に戻るとのシグナルを送っている」と述べ、6カ国協議の再開を訴えた。「これまでの交渉ですべての参加国が正しい道を探ったわけではなかった」とも述べ、金融制裁などで圧力を強めた米国を暗に批判した。

 日本海に面するナホトカの住民の質問に対し、大統領は北朝鮮の核実験は「受け入れられない」と強調した。そのうえで、6カ国協議の再開に向け、北朝鮮に安全を保証することなどを間接的に提案。「さらに緊張を高めるような状況に北朝鮮を追いつめてはならない」と主張した。

中露は武器密輸を隠しているので、痛い腹は探られたくないでしょう。弱っているアメリカに対する駆け引きは当分の間続きそうです。

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33位でしたm(__)m

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