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2006/09/12

「美しい国へ」どこがパクリ。櫻井氏の皇室観。造反組は復党させるべきではない。

安倍氏の「美しい国へ」半分読みました。日本統一協会元会長だった久保木修己さんや河野洋平氏著作のパクリ本だなんて誰が言ってるの~。きっこさんか。「美しい国」というキャッチコピーが同じだけじゃん。気にする必要もないけれど、どこかのコメント欄で、ガチでこの噂を信じて、心配しているトロイ人がいたからさぁ。

文鮮明氏が提唱した勝共運動に賛同していた自民党の大物政治家はたくさんいます。岸信介とか福田赳夫とか渡辺美智雄とか中曽根とかetc.。本体の統一教会は、教祖を中心とした君主政治を理想とし、朝鮮に帰属意識を持たせるように訓練(洗脳)する信仰ですが、平和運動としては、共産主義思想を許さず、排他的な宗教の対立を克服するような国際会議などを開催して、国際的には一定の評価を得ている部分もあります。政治的な人的つながりで、安倍氏の事務所が統一教会のイベントに安易に祝電打ってしまったらしいので、まるで安倍氏が壺を売ってたかのように歪曲するのはやめましょうよ。

勝共理念としては、世界日報が愛国右翼的であることを見てもわかるように、久保木氏の本は「日本は天皇を国体とする美しい国」という趣旨であるし、安倍氏の本も、まさしく天皇は日本人の精神を象徴する国体、国のために祈る天皇という内容でした。同じ箇所はあるかな~と注意深く読んでも、教会の教科書「統一原理」と一字一句同じだったのは「自由には責任が伴います」だけでした。あと家庭を大切にすることが地域社会や国を大切に思う心につながるという理念が同じでしたね。というか当たり前のことでしょ、これ。どうひねくれて読めばパクリになるんでしょうか。

「美しい国へ」は、私はどっちかというと、櫻井よしこ氏著作の「気高く 、 強く 、 美しくあれ ~ 日本の復活は憲法改正からはじまる ~」をたたき台にした焼き直しかと思っていました^_^;。想像していた以上に感動したので、感想はまた改めて。

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安倍氏も言及していた「国民のために祈る天皇」に関連して、気高く強く美しい櫻井さんはどのような価値観を持っているのかな?と超久しぶりにブログを訪問。ありました。

「 はじける笑顔の雅子妃に複雑な思い 皇室はなんのために存在するのか? 」

(略)
それにしても、天皇の存在が必要となるのは、明治維新のときや終戦時がそうであったように、100年あるいは200年に一度、国家の危機に直面し、最終的に国民を統合し国をまとめる権威を発揮していただくときだ。

分裂する国論をまとめ、この国を一体として守り通すことは、国民を守るための必須の基盤である。皇室に求めるものが国家統合の権威であるなら、その余のことを問題にするより、国民はまず、権威を真の権威ならしめる尊崇の思いを心のうちに育てていきたいものだ。応えて皇室は、ひたすら国民のために祈り、その祈りを実践なさっていただきたいものだ。どちらが欠けても皇室の存在意義は失われる。日本の日本らしさも同様だ。

憂うべきは、その心構えの双方における稀薄さである。雅子妃のご健康を祈りながらも、妃のはじける笑顔から皇室の存在理由としての国民のための祈りを読み取ることが出来ないのは、残念なことに私一人ではあるまい。

皇室の意義まで考える人は、やっぱり見る目が厳しいなぁ。某スレで有名な鬼女さんもアンチ東宮みたいだけど、思想とは別の話で、皇室を愛しているからこそ「かわいさ余って憎さ百倍」という感じです。
宮内庁は説明が足りないよね。雅子妃がかなり重い「鬱病」であった可能性が高いようで、それならもっと国民から静かにあたたかく見守られる環境ができたでしょうに。適応障害なら、本来ならストレス因子を取り除けば数ヶ月で完治できるはず。それを「公務できるの?できないの?」と国民が迷うような わかりづらい半端な説明しかしないから、マスコミにも追いかけられて悪循環になっているように思います。

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話があちこち行ってしまった。きょうはこれだけ紹介したかったんです。
郵政民営化造反組を復党させるべきではないと考える理由。ちょうど私の意見に近い論評がありました。

【一途に正道を行く】( 平成18年08月29日 )
投稿者:  山本恵子 

(前半略)
次期政権、つまり安倍政権なのだが、さっそく倒閣運動めいた動きが出てきている。
それは、昨年の衆院選で自民党を放逐された抵抗一族を、党内に呼び戻すべきという動きである。

野中広務に弱みを握られると同時に、北朝鮮 喜び組の愛好家でもある福岡政行は、例のタックルで平沼赳夫を呼び戻し、拉致担当大臣に据えるべきの奇言を発している。

これに桝添とか、平沢勝栄というポリ公上がりが賛同していたが、これこそがまさに、倒閣運動そのものなのである。

昨年の衆院選、自民党大勝利の理由が、抵抗勢力追放にあったことは自明の理である。
その理に背いて、抵抗一派を呼び戻すことは、民意に背くことであり、小泉政権への否定でしかない。

仮にその様な愚策を試みれば、小泉チルドレンは激しく反発するだろう。
党内は分裂し、政権の支持率は危険水域に到達することは火を見るより明らかだ。
福岡とか、桝添の案は、自民党弱体化を願う小沢民主党や、野中一族の意を汲んだものなのである。

世の中には物知らずがいて、平沼赳夫という政治家を、必要以上に評価する向きがある。
しかし、平沼の兄貴分が闇金の亀井であること、拉致家族会を扇動して小泉政権打倒を企てたこと、新党新党と口走り、石原慎太郎詣でを繰り返したが、石原に相手にされなかったこと。

と言うように、空気が読めない政治家なのである。
「 私はサムライ 」 と自称する様な人物なのであるから、どの程度の器量であるかは言うまでもないだろう。

言えることは、岡山の土木利権を掌握し、土建業界の支持が高い人物とのこと。
小沢一郎、 亀井静香、 鈴木宗男、 古賀誠 と同臭人であることは間違いない。
皇室典範事案や拉致事案で、国士的発言を展開している姿勢に、物知らず衆がコロリと騙されているのである。

安倍政権の成否は、善意の仮面を被った倒閣運動を、いかに裁くかで決せられる。
そのためには、内閣及び党内の大番頭、官房長官と幹事長に相応の人物を据えることだろう。

政界は嫉妬の海であり、中傷の山でもある。
円滑な運行を期するには、一途に正道を行く以外の策はないのである。

山本恵子さん、ちょとお口は悪いけれど、いいところついてます。
ちょうど一年前の郵政選挙は、一応名分としては「郵政民営化法案是か非か」の二者択一選挙であったということになっていますが、また今回の総裁選候補者3人とも、特殊な選挙であったことを理由に復党を拒否する理由にはならないとしていますが、そうでしょうか?
小泉首相を支持し、大勝させた有権者達がエキサイトした理由といえば「古い体質の自民党をぶっ壊す」「既得権益にしがみつく金権政治を払拭する」、それにはカネにクリーンな小泉政権でしかできないと感じたからだと思います。小泉さんは軽くて底が浅いように見えるけれど、裏を返せば単刀直入の正直さ、やると言ったらぶれずにやる単純さが受けたのだと思います。人が人を評価するとき、最後の決め手は何かというと人柄なんでしょうね。安倍氏が国民に支持される理由も“人柄が良さそう”が%でトップでした。

造反組を追い出して選挙で勝った自民党には、かつてのようなドロドロした談合政治の匂いはほとんど感じません。自民党がそのように生まれ変わらなければ支持を与えられないと証明されたので、次期政権もそのイメージを守らなければいけません。

山本恵子さんの言うように、ぶれずに「正道を行く」べきです。

中川秀直氏トゥデイズアイ■ 06年9月11日

(日本テレビ(8~10日)世論調査)
党内での自民党離党組の復党の動きを適切だと思うかは、思う32・4%、思わない55・7%、わからない12・0%。皇室典範の改正については、早期に改正を12・2%、引き続き議論を61・0%、改正必要なし21・9%、わからない5・0%。景気はよくなりつつあると思うかは、思う39・2%、思わない54・6%、わからない6・2%」。

復党を不適切と思う国民は過半数を超えています。自民党執行部はよくこの数字を見て判断してくださいね。

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» ガセネタ「きっこの日記」−美しい国ビックル一気飲みなのだー [時事ブログ「グースの勿忘草」]
■パクリ疑惑の検証  安倍氏の著作「美しい国へ(文春新書)」が、「パクリ」であるという荒唐無稽な噂が出ています。どうやら火をつけたのは、ガセネタで有名な「きっこの日記」(ミラーサイト「きっこのブログ」)のようです。  最近では、皇室で日常的に堕胎が行われているという反日妄想バリバリの記事を書いて、削除したという事件がありました。パクリ問題もネタがネタだけに削除されるかもしれないので、一応画像もおいておきます。  だけど、この「美しい国へ」って本、安倍晋三が書いたんじゃないんだよね‥‥っていうか、... [続きを読む]

受信: 2006/09/14 04:45

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