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2006/06/30

「日米開戦の真実」続き。「親米保守」はあり得ない概念か

前回の続きです。

大川周明氏による「日米開戦の真実」の粗筋を一言で言い表せば「米・英覇権主義のアジア戦略に日本が負けた」ということになろうかと思います。満州を重要戦略拠点にした覇権争いです。米・英帝国の性悪な植民地政策VS.日本帝国のアジア解放という道義的責任感のために通過せざるを得なかった戦争というスタンスです。

現在の日米関係が、小泉-ブッシュの個人的信頼関係と相まって、戦後最良の同盟関係を迎えていることは、思えば奇跡的なことですね。開戦から敗戦処理に至る悲劇は、この60年間に日米双方にアンタッチャブルなものとして横たわってきました。水面下で、数々の落としどころを探り合ってきた歴史と言えるかもしれません。

日本は東京裁判の判決を受け入れることをもって再出発し、安保体制はアメリカに従属させられてきました。ソ連の脅威から身を守ることをアメリカに丸投げできたおかげで、日本は経済復興に集中できました。日本は酷い目に遭いましたが、占領したのがアメリカでよかったと心から思いますよ。あわやソ連によって東西分裂の危機だったのですから。

本当は佐藤栄作首相時代から求められてきたのは占領政策の脱却、つまりアメリカは、日本自らの意志として9条改正によって自立してもらいたかったのですね。朝鮮戦争で本当の敵がどこだったのかを突きつけられて目が覚め、日本が国際社会のどの枠組みにおさまるべきか見据えていたのは、案外日本自身よりアメリカだったと思います。

日米開戦で鍵となるのは、「満州」を巡る覇権争いです。近代化の進まぬアジアにおいて、日本は欧米列強から守るために一時的にでも“植民地政策”をとりました。しかし、それは欧米とは似て非なるものであり、決して搾取を目的とするものではなかった。日本人はそのように理解して行っていましたが、現地の人々にとっては余計なお世話、結局日本の独善であった側面も否めません。日本は、中国も韓国も一流国に育てたかったのですね。多くの人材を日本に留学生として受け入れ、啓蒙して自国に送り返していました。蒋介石もその一人です。

アメリカは、中国をアジア覇権の足がかりとして、日本を排除したかった。そこで、アメリカは最後通牒と言われる「ハルノート」を突きつけたのです。それは満州国を手放すことを条件としていました。満州を守るために駆け引きしてるというのに、はじめから呑める話ではありません。

中国では国民党の蒋介石がアメリカと手を組んだ!
では、彼は日本を憎んでいたのか?中国の知識層は、アメリカに正義を見ていたのか?違いますよね。国内覇権争いに利用しただけ。

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ここで、A級戦犯として処刑された松井石根大将のエピソードを紹介したいと思います。
参照:SAPIO「南京大虐殺」首謀者として断罪された松井石根が日中戦没者のために建立した興亜観音秘話

松井大将は第二次上海事変で派遣された日本軍の総司令官でした。
南京攻略戦後、こう述べています。「今回の戦闘は日中兄弟のやむをえぬ戦いだったが、将来いずれ協同してアジア独立運動の為に働く礎となるものである
日中の犠牲者を悼み、亜細亜を興すという願いをこめて「興亜観音」を建立しました。観音像は戦場だった上海、南京の激戦地から陶土を取り寄せ、日本の陶土と練り合わせて製作され、その姿は南京に向かって合掌しています。

松井大将は、中国の復興と大アジア主義の理想に目覚め、自ら望んで北京駐在武官となり、孫文の革命を支援していました。その頃蒋介石と出会い、下宿の世話もして目をかけていたといいます。蒋介石は松井を「日本における父」と呼びました。

国民党は、済南事件以降、抗英から抗日へと転換し、各地で日本人に対する掠奪、暴行、殺害が起こるようになりました。松井大将は、国民党による統一を説いて回るも虚しく、盧溝橋事件以来の事態収拾の命を受け、南京戦を指揮したのです。興亜観音を建立したのは、帰国してすぐのことです。そして自身は近所に庵を建て、読経三昧だったということです。

松井の思いはいかばかりだったか・・・。
上海戦時の岡田少佐の証言があります。「大将は中国人が可愛くて可愛くて仕方がなかった人です」「日本軍だけの遺体を整理し、敵軍の遺体を放置するとは何事か!と叱責したりもしました
湯水鎮に進出した際、焼け跡から赤ん坊の泣き声が聞こえたので、救助して「松子」と名付け、翌日の入城式には当番兵が背中に背負って式に臨みました。

中国人はこともあろうに、日本軍は中国の赤ん坊を銃剣で串刺しにしたとか食べたとか言いふらしています。それは中国人ならやりかねないことを中国人の発想で作り話しているだけですね。

このような松井大将が、東京裁判での「南京大虐殺」首謀者であるわけがない。そこには慈しんできた中国人への思いと理想があるのみ。日中戦争という運命の皮肉もまた「大アジア主義」への一里塚として甘受したのではないか?そんな気がします。

それを誰よりわかっていたのは、蒋介石でした。
戦後、蒋介石が台湾に落ち着いてから、岸信介首相が台湾視察した際、視察団の中にかつて松井大将の秘書である田中正明氏がいました。蒋介石との会見の時、田中氏から「松井」の名を聞くや蒋介石の顔色が変わり、震える声で涙ぐんでこう言いました。「松井閣下には申し訳なきことをいたしました・・・・」

いわれなき濡れ衣で戦犯として処刑された松井大将でしたが、粛々として判決を受け入れ、「中国を想う気持ちから冤罪であっても罪を引き受けたのではないか」とSAPIOで松尾一郎氏は解説していますが、私もそのとおりと思います。
日本が、戦後遺族年金給付のために、戦犯として処刑された指導者の名誉を回復したのは当然ですね。

日本が「大東亜戦争は自衛戦争であった」と主張するのは、アメリカにとっては非常にまずい。国際法違反やら非人道的措置やら言い出したら修復不可能な亀裂が入るでしょう。だからトップレベルでは「A級戦犯が祀られている靖国神社」をあげつらうことはしないのです。しかし、日米分断工作にたけた中国の工作にまんまとはまり、いや、確信犯的に中国の代弁者となって、一部のアメリカの議員や知識層などから「日本の総理大臣の靖国参拝はよくない」と圧力をかけてくる始末です。

覇権国家であるアメリカが、再び歴史の過ちを繰り返さず、敵を間違えないように祈るばかりです。

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親米保守はあり得ない」と佐藤氏が解説した内容ですが、もうちょっと説明しておきます。

佐藤氏は、日本における保守の定義として、大川周明氏の「神皇正統記」を挙げ、国粋主義者とは一線を画し「他者に寛容な多元的世界観を呈示している」ことを評価しています。
またアメリカに対しては、日本には日本独自の伝統文化があり、アメリカ型の新自由主義を善の要素として日本に接ぎ木したところで、日本という木の生命を更新できない。アメリカの覇権主義によってアメリカ型が押しつけられ、日本が隷属させられるだけであると警鐘を鳴らしています。小泉改革の間違いはアメリカへの隷属であって、本来の改革とは「自国の善をもって自国の悪を討つことでなければならない」としています。
小泉政権は、新自由主義と復古主義という相違のベクトルに足を置いているので、国家路線を提示できないことに問題があるといいます。新自由主義の流れに押されて、改革が土俗性から遊離すると、イタリア型ファシズムに類似した閉塞した政治体制が日本に生まれる危険性が高まると佐藤氏は危惧しています。・・・やっぱり小泉首相は独裁者だったか(^_^;

そこで西尾幹二氏の言葉を引用しています。
ファシズムというとヒットラーやムッソリーニのことを思い出すがそうではない。伝統や歴史から切り離された抽象的理想、外国の理念、郷土を失った機械文明崇拝の未来主義、過度の能率主義と合理主義への信仰、それらを有機的に結びつけるのが伝統や歴史なのだが、そこが抜けていて、頭の中の人工的理念をモザイク風に張り合わせたきらびやかで異様な観念が突如として権力の鎧をつけ始めるのである。それがファシズムである。ファシズムは土俗から切り離された超近代思想である

佐藤氏はこれを「慧眼だ」と賛同していますが、理念派特有の情緒的な言葉遊びにしか聞こえないんですよね。簡単に言ってしまえば「アメリカの要望を聞いて郵政民営化するような小泉改革は許さん!」でしょ。小泉支持者はIQ低いらしいから、わかりやすく言ってよ(笑)。

土俗とはそこに生きる国民に他ならず、他国の文化も良いと思えば採り入れるし、習性に合わなければ拒否する、常に融合しながら磨かれていくものでしょう。変な迷信は淘汰されていく。伝統は伝統として、共産主義革命でも起きない限り、民意の総意として受け継がれていく。受け継がれるべき愛国心を失ったのは誰のせい?アメリカのせい?バカ言うなよ。日の丸を踏みつけるような教師を作り続けてきたのは、旧ソ連の配下の左翼だよ。それをようやく小泉政権下で教育基本法の改正にまで話が進んできた。日本では長く左翼思想が知識人の良識とされてきたから、小泉政権が日本における重大なターニングポイントとなっていることを素直に見たらどうなのかと私は思っているのです。

日本では「親米保守」という概念は成り立たないとする佐藤氏の論理がおわかりでしょうか。大きな勘違いがあります。アンタッチャブルな地雷を抱えたような日米関係で、どちらが善とか悪とか考えることは外交上の益にはなりません。佐藤氏自身、そのように理解しながらも「右派の罠」にかかっているようです。

お互いの歴史認識が一致する必要はありません。そもそもどこの国もお互いに言い分があり、国益が違う以上、現時点では一致させることは不可能と認識しておいたほうがよいでしょう。かといって諦めてしまうのではなく、さまざまな交流の中から正すべきところは正す努力は継続しなければなりません。一致させるべきは、何よりもA級戦犯問題が中国の分断工作であることを日米政府が認識することです。

「親米」とは、アメリカの価値観をすべて善としているわけではなく「米国と良好な関係を維持しながら対等な関係を築くこと」に主眼が置かれるべきだと私は言いたいのです。

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2006/06/28

「日米開戦の真実」感想

WC決勝リーグに目が釘付け!「東京裁判」どころじゃない(爆)

それでも2日がかりで本を一冊読みました。
佐藤優氏著「日米開戦の真実
A級戦犯として引き出されるも、精神障害で免訴された大川周明氏の「米英東亜侵略史」は圧巻でした。学者である大川氏が開戦に至る経緯をラジオで連日語り、翌月本にして出したところ大ベストセラーになったとのこと。当時の日本人が納得し理解していたことを、今私たちもしっかり覚えておく必要があると思いました。

冷静な学者の分析による開戦の経緯説明を読むと、GHQ占領政策による「日本人は軍部に騙されていた」とのプロパガンダがいかに真実から遠い「洗脳政策」であったかが理解できます。なぜそのプロパガンダを唯々諾々と国民は受け入れていったのか、敗戦の深い傷跡のために、誰かのせいにしなければ復興のために前を向くことができなかった、そんな状況が見えてきます。

それよりも興味深かったのは、佐藤氏による当時の思想家の分析が、今現在にも当てはまること。気が向いたら詳しく感想を書きます。

ただし佐藤氏の解説に疑問を感じる箇所もありました。大川氏が当時の米帝国主義を道義的観点から憎んでいたことは言葉の端々に感じますが、佐藤氏もまた現代の覇権国家としてのアメリカをその延長線上に置いていること。あたかも反米であることが正義であるかのような・・・。その後日米が歴史に学習し、修正してきたことはすっぽり抜けています。アメリカも日本を叩いたことによる後遺症で、かなり懲りたのですね。コミンテルンの工作にかかったこともあるけれど、敵を見誤ったことによって朝鮮戦争を招き、多くの犠牲を出すというしっぺ返しを食らいました。

佐藤氏曰く“保守思想”において「親米保守はあり得ない」と。えー!?では、私は親米サヨク?もっとあり得ないんですけど。導き出される結論は、小泉首相の親米路線はアメリカの属国化一直線で、市場原理主義に偏った小泉政権下において弱肉強食の格差社会が顕現したと。。おいおい!福島瑞穂や森永卓郎が言ってることと変わらないぞー。そして佐藤氏は西尾幹二先生の保守思想を評価する。うん、たしかに反米だ。佐藤優ってそうだったのか・・・いやいや・・・アイタタタ。

帝国覇権主義と人道的道義性を求める二重規範を批判しますが、開戦せざるを得なくなったのは、列強による植民地政策が当たり前だった時代に米帝国主義と日本帝国主義がぶつかったことに尽きます。日本はアジアを欧米植民地政策から解放したいという道義性を持っていた、つまり日本も二重規範であったわけで、ひいては現代の国際社会においても政治は常にダブルスタンダードを内在しているわけです。性善説でもない、性悪説でもない、「無記」なものとして外交をするべきと指摘しながら、言葉と裏腹に行間を読めば、アメリカは性悪、日本は性善と規定したい佐藤氏の感情が表れています。

小泉首相が格差社会を作ったと断定する佐藤氏は、A級戦犯の“濡れ衣を着せられた”大川氏と、小泉首相にはめられて起訴された自分と重ね合わせているようです。裁判を“茶番だ!”と怒っています。

格差社会と言う人は、社会主義国家の貧富の格差を知ってから言ってほしいですね。一億総中流意識と言われた高度成長期に戻れると思っているのでしょうか。戦後復興が終焉し、少子高齢おまけに省エネ時代に入り、豊かさの物差しが量的なものから質的なものに深化している時代、あのような高度成長期が過渡的なものだったことをそろそろ自覚しましょう。補助金じゃぶじゃぶ、親方日の丸頼み、公共事業でガッポガッポ、既得権益が日本全国に行き渡り、バブルに浮かれて潜在的な構造格差に目をつぶり、肥大化したのは借金財政ばかりなり。

そのツケを清算するべく時代の使命を負ったのが小泉政権。構造改革なんて、ふつう誰もやりたくない。整理縮小は痛みが伴いますし、一方で時代のニーズを読む人はどんどん富を築く。億万長者が141万人に増えたんですってね。それが富の偏在に見えてしまう。ほんとは日本の底力なのに。

個人のニートだって補助金を減らされる地方だって自立したくないんですよ。親がかりのほうが楽でしょ。今まで養ってもらっていたのにいきなり自立しろと言われてもねぇ。そりゃ地方は補助金削減に抵抗するに決まってます。

ところで、佐藤氏は右派の陥る罠を冷徹に分析しています。「日本は毅然とせよ!と叫ぶ人々ほど声はでかいが具体案を示すことができないので、さしたる影響力はない」と書いています。理念派と一線を画して実証を重視するリアリストであり続けた大川氏を評価しながら、佐藤氏ご自身が右派の罠に落ちてしまいませんようにと心配になったことでした。

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2006/06/18

WCせめて根性見せてくれ

クロアチアが日本“秒殺”宣言!「前半から攻めていく」

ブラジルに惜敗したものの“いい試合”をしたことで自信を取り戻したバトレニ(炎の意・クロアチアの愛称)。日本戦では“東欧のブラジル”と呼ばれる本来の攻撃力をフルに発揮し“秒殺”を狙ってくる。

「日本戦は重要な試合だ。われわれは前半から積極的に攻めていく」

クラニツァール監督がいい放った。日本と同じく勝たなければいけない第2戦。ブラジル戦はMFロナウジーニョ(バルセロナ)、FWロナウド(Rマドリード)ら強力攻撃陣を封じるため守備重視で戦った。日本のことは当初から格下とみており、前半から猛攻をしかけてくる。

午後3時キックオフ。暑さが懸念されるが、ジーコ・ジャパンはDF三都主が「暑さを考えてムダなパワーを使わないようにしたい」、DF宮本が「体力を消耗しないようにしたい」と“省エネ戦法”を掲げる。こちらはその逆だ。

「日本戦は生きるか死ぬかの戦いだ。日本戦ではゴールを決める。1点だけにとどまらず、大量点を取るのも可能だ」

FWクラスニッチはゴールラッシュ宣言で日本を挑発した。ブンデスリーガで今季30試合15得点の点取り屋。だが、ブラジル戦は精彩を欠いて途中交代。相棒のFWプルソ(レンジャーズ)がフル出場で評価を高めた。日本戦をリベンジの舞台にするつもりでいる。

「私は日本がミスを犯した最後10分間での3失点を見た。われわれは最後の10分間まで待たないけどね」と不敵なクラニツァール監督。眠りから覚めたクロアチアが日本に襲いかかる。

サッカーWCで気もそぞろ。
北朝鮮のてぽ丼がどうしたって?明日にでもうっかり発射してベーリング海に落ちてしまえ!なんなら打ち上げ失敗で自爆をどうぞ。金正日の頭が爆発してチリチリに総毛立つ姿を見てみたい。

オーストラリア戦の惨敗以後、私は腑抜けになっていましたが、ヒデが勝ち点6を取りに行く!と喝を入れてくれたので、また観戦しようという気になりました。

クロアチアは日本の負け方を見てキツ~イことを言ってましたよね。それが日本を鼓舞してあげようという愛の鞭に聞こえたのは、私がお人好しだからですね。スポーツではこのように敵を挑発することは常套手段。イチローがアジア予選で「今後30年手が出せないというくらいの勝ち方をしたい」と言ったことを思い出します。それで韓国がファビョーンして日本に連勝したのだから、挑発=逆エールですわ。

クッソー!ウリャウリャ!\( >o<)ノ⌒*~●*~●*~●

このくらい発憤して、闘志むき出しで戦ってくれよ!
「DF三都主が「暑さを考えてムダなパワーを使わないようにしたい」、DF宮本が「体力を消耗しないようにしたい」と“省エネ戦法”を掲げる。」
日本が体力温存しているうちにクロアチアが前半飛ばして3点とか取られたら、挽回不可能なんだよっ!死ぬ気で・・と誰かが言ってた?死ななくていいから、せめて「日本の根性見せてもらった」くらいの試合をしてください。

言いたくないが、三都主選手は明らかに途中手を抜くからね。プレスもボールを奪おうという気迫がない。サッカーは詳しくないが、それくらいはわかる。ジーコ監督はもっと効果的に攻めの交代をしてくれよ~。

期待しないで応援することにしましょ。

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2006/06/16

民主党の北朝鮮人権法案

カルメギ
北朝鮮の人権弾圧と強制収容所の実態を ! 
         北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会

なるほど。金正日政権打倒運動は「日本の拉致被害者救出運動」と「脱北帰国者の救援と日本定着の実現運動」のセットなんですね。(知ってたけど)
同じように彼らにとっては「対北経済制裁」と「小泉内閣退陣」はセットなんですよ。

人質をとって立て籠もっている犯人を逮捕する時は、人質を解放させることに最大限の努力をする、その時に犯人をなだめたりすかしたりの説得役としてネゴシエーターが必要になるわけ。犯人との取引に応じるフリもする。それでもダメなら突入もやむなし。人質に被害が出てしまうかもしれない。
それをいきなり兵糧攻めしか人質解放の方法はないと主張しているのが、セットで語る運動家なんですね。気の弱い犯人だったらそれも通ずるでしょう。しかし、仲間も虐殺するような凶暴な犯人ですよ。

日本再生」運動は、微妙に話をすり替えています。犯罪者は裁きを受けさせなければいけない、人質達は救出しなければいけない、国もどきの独裁者の犯罪であるなら、国際社会の協調の元、法執行によって対処しなければいけません。すべての過程をすっ飛ばして日本の力を借りて北朝鮮を大混乱に陥らせ、大量の脱北者を日本に定住させようとする。そこには日本人拉致被害者の救出プロセスが見えてこないのです。

国の基本は法治国家であること。民主主義の法治国家は、いろんな代弁者が国会に送り込まれているので、法案成立まで行ったり来たり亀の歩みのようです。与党が過半数を民意でもらっていても、民主党の反対でお流れになったりするんですからね。アンチ方面が、いったい何を見て「小泉独裁者」と呼ぶのかわかりません。

相手より強大な抑止力を背景に強硬に対するなら理解できるけど、紛争解決に武力行使を放棄している日本であることに目をつぶり、「テロリストと交渉してはいけない」という「日本再生論」が、激情型正義感であることに気づいてほしいんだけど・・・。感情というより酔ってるだけかもね。被害者救出のために即刻憲法9条を改正せよ!と訴えるならよく理解できます。憲法改正は、順調にいってもあと数年かかりそうです。

拉致議連に加わっている民主党議員は、党の方針として脱北者の日本流入と定着運動に賛同しているということですよね。民主党の影の支援団体が在日ということを考えれば、拉致議連の民主党議員は胡散臭い連中ですわ。北を兵糧攻めにした上で大量に朝鮮人を受け入れ、日本の税金で最大限の援助をし、ほとんど無条件に定住許可を与える、そして念願の参政権も与えるというシナリオですか。民主党が政権取れば、反日日本人の発言力が増大。そうなれば、靖国参拝に反対した甲斐があったというものですよね>小沢一郎

民主党が出した北朝鮮人権法案の正体。
北朝鮮に係る人権侵害の救済に関する法律案

(脱北者に関する永住許可の特則等)

第十三条 脱北者の認定を受けている外国人から入管法第二十二条第一項の永住許可の申請があった場合には、法務大臣は、同条第二項本文の規定にかかわらず、その者が同項第二号に適合しないときであっても、これを許可することができる。

   (参照)出入国管理及び難民認定法
 第二十二条 在留資格を変更しようとする外国人で永住者の在留資格への変更を希望するものは、法務省令で定める手続により、法務大臣に対し永住許可を申請しなければならない。
 2  前項の申請があつた場合には、法務大臣は、その者が次の各号に適合し、かつ、その者の永住が日本国の利益に合すると認めたときに限り、これを許可することができる。ただし、その者が日本人、永住許可を受けている者又は日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法(平成三年法律第七十一号)に定める特別永住者(以下「特別永住者」という。)の配偶者又は子である場合においては、次の各号に適合することを要しない。
  一  素行が善良であること。

  二  独立の生計を営むに足りる資産又は技能を有すること。

2 前項の場合において、同項の申請をした者が、本邦に生活の本拠を有していたことがある外国人(過去に日本国籍を有していた者及びその子に限る。以下「元本邦在住者」という。)であるときは、法務大臣は、その者が本邦に生活の本拠を有していた期間、北朝鮮に行くこととなった経緯等を勘案し、適切な配慮をするものとする。

 (脱北者の定住支援)

第十四条 国及び地方公共団体は、脱北者の認定を受けている者の定住を支援するため、居住の安定の確保、就業の支援、日本語教育等に関し必要な施策を講ずるものとする。

結局自民党はこの案は呑まず、努力目標でごまかしたみたいですね。よかった。

(参照)やえ十四歳「サビは身から出てしまいます」

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話変わりますが、安倍官房長官が統一教会の大会に祝電を打ったから叩かれてるみたい?笑っちゃいます。
勝共運動(旧民社党系議員多い)つながりで、中曽根御大も福田赳夫氏も安倍晋太郎氏もあちらから支援受けてましたけど。かつて教祖様とも直接会って握手してますよ。統一教会はダブルスタンダードで、政治運動としては愛国右翼思想なんですね。政治家ってのは蛇の道は蛇で、自分に都合の良い時は利用し利用される関係を築くもの。捨てがたい人脈もある。安倍晋太郎氏は統一教会主催の大きな大会に堂々と参加してました。息子の安倍官房長官もそのつながりでしょう。それで安倍氏がカルトというわけじゃあるまいし、それはそれ、これはこれ、大問題にすることもないことです。
民主党には旧民社党議員もいるので、これは野党の追及ネタにはなりませ~ん。(^◇^)

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2006/06/15

松井石根陸軍大将の心情

興亜観音ホームページ

“興亜観音”とは、日中戦争(支那事変)での日中両軍の戦没者を、等しく供養するために建てられた観音像の事です。

A級戦犯として処刑された松井石根(まついいわね)陸軍大将の高潔なる人柄に頭が下がります。

この項続く・・・かも。

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2006/06/13

麻生流喧嘩術

対中円借款:関係悪化なら再凍結の可能性も 麻生外相

 麻生太郎外相は11日、北九州市で行われた外務省タウンミーティング後の記者会見で、05年度分の中国向け円借款の凍結解除に関連し「何かことが起きたら、残り2年間、止めないといけないということになるかもしれない」と述べた。対中円借款は08年の北京五輪までに新規供与を終了することが決まっているが、今後、さらに日中関係が悪化した場合には06、07年度分は凍結する可能性を示唆したもの。また、外相はタウンミーティングで、日中間の歴史共同研究について「相互でやらないと、そのうち歴史が風化して分からなくなる」と前向きな姿勢を示した。【中田卓二】
毎日新聞 2006年6月11日 19時48分

■円借款再凍結 可能性に言及 麻生外相
ttp://www.sankei.co.jp/news/morning/12pol002.htm(リンク切れ)

 麻生太郎外相は11日、福岡県北九州市での記者会見などで、中国の胡錦濤国家主席が条件が整えば訪日したいとの意向を示したことを評価した。一方で「何を条件にしているか、今から詰めなければいけない」とも指摘した。
 また、平成17年度分の対中円借款の凍結解除に関連し、「(日中間に)何かことが起きたら、残りの2年間止めなければいけない。友好関係が維持されるのが一番の希望だ」と述べ、対中円借款を終了させる20年までに再凍結の可能性があるとの認識を示した。

胡 錦涛:訪日条件は首相が靖国参拝しないこと。
麻生外相:こっちは条件つけないからお好きにどうぞ。
胡 錦涛:ODA再開は評価するが、政治問題化イクナイ。
麻生外相:今度反日デモでも起きたら止めちゃうよ~。
胡 錦涛:侵略の歴史を反省しろ。
麻生外相:生存者の証言を聞いてみようじゃないか。

こんなふうに読めるのは、私が麻生ファンだから?

「何かことが起きたら態度を硬化せざるを得ない」と中国に警告したのは、たぶん米国絡みかと。中国国内での偽札ロンダリング疑惑が強まっているようだし、アメリカとしては、法執行による防衛措置の範囲で中国に圧力をかけることになるやもしれない。日本はそのあとに続きますよ、態度に気をつけなさいってこと。北朝鮮への牽制の意味もあるでしょう。

麻生:こっちは譲歩してやってんのに、条件なんかつけたら困るのはどっちかな~。日本製の不買運動などが起きているようだけど、外資が引き上げたら困るでしょ~。さぁ、ご一緒にスローガンを唱えましょう。日中友好ばんじゃ~い。

どうとでも解釈できて、言質を取らせないのが麻生流喧嘩術・・・と思いたい。

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2006/06/10

脱北者支援をどうする

「北」人権法案、脱北者支援規定で平行線…修正大詰め

 自民、民主両党は8日、北朝鮮による拉致などの人権侵害に対応するための北朝鮮人権法案について、修正協議を行った。しかし、脱北者への国の支援の明確化などをめぐって合意に至らず、結論を持ち越した。

 修正協議は9日も行われる。法案の今国会中の成立には、13日が衆院通過のタイムリミットとされており、今後、ぎりぎりの調整が続く見通しだ。

 北朝鮮人権法案は、自民、公明両党が与党案、民主党が独自案をそれぞれ衆院に提出している。

 8日の協議には、自民党は逢沢一郎、宮路和明の両氏、民主党は中井洽、中川正春、松原仁の各氏が出席。自民党側が、与党案の修正案を正式に提示した。

 修正案は、人権侵害の救済対象として、拉致だけでなく、脱北者支援を含めることが柱で、「政府は、脱北者に対し、適切な施策を講ずるよう努める」との条文などを追加した。民主党の主張を盛り込み、今国会で法案を成立させる狙いがある。

 民主党側は、修正案に一定の評価をしつつも、脱北者支援の規定については「『努める』との努力規定では不十分だ。もっと明確な表現で具体的な支援策を明記すべきだ」と要求し、両党の主張は平行線をたどった。

 これに関連し、安倍官房長官は8日の記者会見で、「人権法案が成立すれば意義深い。国の内外に、必ず拉致問題を解決しなくてはいけないというメッセージを強く打ち出せる」と述べ、法案成立に期待を示した。

(2006年6月8日22時58分  読売新聞)

脱北者支援だけは熱心なんだから(-_-;)>民主党
民主党は対案として「朝鮮半島からの移民御一行様大歓迎法案」作ったら?潰すけど。

具体的な支援策を明確にしておくことは必要でしょうね。当面どのくらい受け入れることができるか、それもすり合わせしておいたほうがよいです。

アメリカの北朝鮮人権法は脱北者支援を明確にしていますが、日本ではその扱いがネックでした。即犯罪には結びつけたくないけれど、スパイ防止法もない、共謀罪も成立させられない状況で、ちょっとなぁぁぁ・・・。また民主党がごねるようだったら、いいよ、自民党案のまま修正しなくて。強行採決してください。

そうだ、脱北者支援は、朝総連と民団にやってもらえばいいじゃん。反日の同胞なんだからね。(無責任)

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2006/06/09

対中ODA解除。麻生外相のキレがいまひとつ・・

中国の発展は日本にとっても望ましい=円借款で首相

 [東京 6日 ロイター] 小泉首相は、政府の海外経済協力会議が中国への2005年度分円借款を凍結解除した理由について聞かれ「総合的に判断した。対中支援は必要だ。中国も日本の支援、協力を望んでいる」と答えた。また、円借款の必要性については「中国の発展は日本にとっても望ましい」と語った。
 政府の海外経済協力会議は6日午前の会合で、日中間で合意していた2008年の北京五輪までに対中円借款を円満終了させる方針を確認した。それに基づき対中円借款を凍結解除し、740億円程度を供与することを決めた。与党の了承を得たうえで近く閣議決定する予定。
(ロイター) - 6月7日6時29分更新

2008年までに「円満終了させる方針」を信じるしかありませんね。正直言って腹が立ちますけど。
外交上「日中友好」を建前に、妥協線を見い出しながら、将来的に諸問題を解決あるいは封じ込めていくために、麻生外相としても日中外相会談実現と引き換えに苦肉の策を飲まざるを得なかったのでしょう。総理を狙う安倍氏にとってもこの決定は対中外交がやりやすくなるはずです。全方位外交をするにあたって、どうしても強硬一辺倒では限界がきちゃうんですよ。まさか戦争するわけにいかないし。外交は押したり引いたりの駆け引きで、小さなポイントを積み重ねていくことが重要です。
ODAは、できれば環境対策に特化してくださいね~。

麻生外相が外務省に対して、どのくらいリーダーシップを発揮しているかちょっと・・・かなり疑問ではあります。
<参照>北朝鮮見据えた対露外交
麻生外相は、サンクトペテルブルク・サミットで北朝鮮による拉致問題を議題に加えたいとの意向を伝えていますが、それを支えるべき外務官僚はボーーーとしているようで・・・。
朝鮮民主主義人民共和国中央裁判所とロシア連邦最高裁判所間の協力に関する協定がモスクワで調印されたそうで、露北が司法協力をするというなら「それならロシアは、司法機関・諜報機関を動員して北の拉致に関する情報を提供させよ」と日本は一発かましたらいいじゃないですか。佐藤氏の言うとおりです。

日下公人氏コラム「軍事力なき国際経済~ムチとアメを使う~」

こうしたリスクに対して債権国が行う典型的な対処法は、強大な軍事力を背景に、投資先の国に“なめられないようにする”ことです。その意味で国際経済と軍事力は表裏一体の部分があり、米国が軍隊を世界中に駐留させている背景には、こうした経済的な理由も指摘されます。ところが日本は軍事力による紛争解決を放棄した国です。つまり、相手国の不義理に対する抑止力がありません。現在、中国への投資に関して様々なリスクが指摘されていますが、私はこの「なめられることによる不義理の発生」が最も大きなリスクであると考えていますし、現実にそうした事態に直面した企業はいくつもあります。

日本は中国になめられっぱなし。(ー"ー;
対中ODAがアメとすれば、ムチは何でしょうねぇ。道義的責任を守らなければ民間投資をすべて引き上げるぞ!と脅すのが効果的ですが、民間にそんなリスクをかぶせることはできませんしね。あちらは「日本軍事大国化」への恐怖をかってにふくらませているので、そのままほうっておけば、“軍靴の足音”がムチがわりになったりして。(笑)

日下氏が言うには

「日本とビジネスをすると、また次も儲けることができる」という意識を相手の国に持ってもらうことがアメです。そのためには、約束や道義的責任を守ることのできる紳士的な国であるかどうかを見極め、投資する我々の側も現地の人たちのためになるようなビジネスを心がけなければなりません。日本から製造技術だけを盗めればいい、といった考え方の国とは付き合わない方が身のためです。

「付き合わないほうが身のため」ですって。ここがいちばん説得力がありました。

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2006/06/07

市場原理を鍛えよ。証券取引法等の一部を改正する法律案

堀江氏に続く村上氏の逮捕、次に誰が続くのかは知らないけれど、検察の意図がいまひとつ図りきれません。ただ結果として良い仕事をしたとは思います。ホリエモン逮捕の時の自民党の慌てっぷりを見ると、少なくとも為政者が検察を動かした国策捜査ではない。とすると、司法官僚が独自性あるいは政治家に対する優位性を復帰しようとするアクションではないか?そんなふうにも感じます。結果として一罰百戒の絶大なる効果を得ましたが、メディアにリークして大捕物帖を演じるのに見合うほどの刑罰は望めそうにありません。

鈴木宗男氏に続いて逮捕された佐藤優氏に対して、取り調べの特捜検事はこう言いました。
これは国策捜査なんだから。あなたが捕まった理由は簡単。あなたと鈴木宗男をつなげる事件を作るため。国策捜査は『時代のけじめ』をつけるために必要なんです。時代を転換するために、何か象徴的な事件を作り出して、それを断罪するのです」(月刊ボス2006年4月号)」

ソ連崩壊と日本格差社会

――そもそも日本は法治国家なのかという議論もありますが……。

佐藤 法治国家なんですが、司法官僚に裁量権がありすぎます。
限りなく人治に近い感じですね。私の場合、刑事被告人として裁かれていく中で、順法意識が明らかに低くなりました。
日本では、こういう変なことが起こるということを思い知らされましたから。
旧ソ連や旧東ドイツと何も変わらない。

国策捜査の被害(!?)にあった佐藤氏が、公権力のメディアへのリーク→情報操作→情報メンテナンス、この一連の流れにさらされていく中で、公権力への不信感が芽生えていった心理がよく表れているコメントだと思います。

公権力の驕りはここでは置いておくとして、堀江氏&村上氏逮捕による一罰百戒の効果は、たしかに時代の転換期における「けじめ」になるでしょう。

小さな政府→規制緩和→「市場原理」重視の政策がポスト小泉以降も続くとして、なによりも法整備が急がれます。今まではブラックマネーのマネーロンダリングすら野放しだったわけです。ライブドアのあの程度の粉飾決算などどれほど目こぼしされているでしょうね。市場を透明性を持って公正に運んでいくために、ライブドアショックは市場を見直すきっかけを与え、市場原理を鍛える効果があったわけで、二人に目を付けた検察を評価します。

ライブドアショック以降、内閣提出の「証券取引法等の一部を改正する法律案」が参議院・財政金融委員会において可決目前まで来ました。まだまだ不十分な内容とは思いますが、与謝野大臣も頑張ってますね。・・・と思っていたら、与謝野さんピンチ?(笑)会費40万で香ばしいニュース扱いになるんだから、政治家の皆さん、気をつけましょう。

与謝野金融相、村上容疑者から政治献金受ける

 与謝野馨金融担当相は6日の閣議後の記者会見で、旧通産省出身の村上世彰容疑者との関係について「旧通産相時代に在籍していた。(退官後も)私の勉強会に参加し、会費を政治献金の形で頂いている。政治資金規正法に従って報告している」と述べた。「村上ファンドへ預ける資産は一切持っていない」とも語り、ファンドへの投資は否定した。

 与謝野金融相は3月13日の参院予算委員会で村上容疑者からの政治献金について「10万円ずつ4回いただいた」と発言していた。  (12:42)

■証券取引法等の一部を改正する法律案について

参照
投資家保護のための横断的な法制、投資サービス法の整備
∼証券取引法の金融商品取引法への改組∼
財政金融委員会調査室 金子隆昭

ポイント
1,大量保有報告制度について、最近のM&Aの際の機関投資家等に認められる特例報告の不透明性が指摘されていた点について、今回の改正では、3ヶ月ごとの基準日を毎月2回以上設けることとするなど、特例が適用される場合の報告期限・頻度を短縮することとしている。

2,特例報告が適用されない「事業支配目的」の明確化や大量保有報告書の電子提出の義務化等の措置が講じられている。

3,開示規制の見直しとして、証券取引法の金融商品取引法への改組にあわせて、四半期報告制度の導入、財務報告に係る内部規制の強化が行われる。

4,証券取引所制度の見直し

5,ライブドア問題を端緒に見直しが行われることとなった公開買付制度の場合、まず昨年、市場内取引であっても立会外取引を規制対象としたのであるが、今回の改正では、さらに市場外取引と市場内取引とを組み合わせた場合を包括的に、規制の網を逃れることのないよう改正しようとしている。

その他
イギリスにおける金融サービス法から金融サービス市場法への見直しに当たっては、例えば、(a)ルールの複雑さ、(b)自主規制機関の関係の複雑さ、(c)規制・監督の重複などの問題点が指摘されていた。今回の法案でも、例えば、金融商品取引所、金融商品取引所を持つ認可金融商品取引業協会、公益法人金融商品取引業協会といった複数の自主規制機関が並立することとされており、イギリスにおける経験が今後またいかされる可能性もある。監督機能についても、証券取引規制を中心としたアメリカ型のSECか、包括的な規制権限をもつイギリス型のFSAかといった議論もあるが、機能の重複の整理といった視点も重要であると考えられる。

堀江氏や村上氏がかいくぐった公開買付制度や大量保有報告制度といった法の網の目をふさぎ、さらに証券取引所に関する規制の見直しまで含めると、今後詰めていかなければいけない課題も多いということがわかりました。

村上ファンドがニッポン放送株をライブドアに売りつけた時、村上ファンドは金融庁に問い合わせたら問題ないと言われたらしいです。大前研一氏が解説するところによると、その前例として村上氏が説明するには「M&Aコンサルティングは個々の出資者は保有比率が10%以下なので主要株主の売買報告義務規定には該当しない、投資アドバイスをするだけで主要株主ではない」としているが、村上ファンドが実際の株主構成などを開示せず一般論として問い合わせていたとしたら、金融庁は簡単に言いくるめられるだろうと。

村上氏がいくら頭の回転が早くても、盲点を突いて儲ける手法は公権力には通じませんでした。盲点を突いているようでも、そういう人に限って大ポカをしているものなんですね。危ない橋=現行ルールを渡る者が後を絶たないのであれば、危ない橋は、誰でも安心して渡れる頑丈な橋に作り替えねばならないということです。

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2006/06/06

盧武鉉死に体。村上ファンドの次は?

韓国・盧武鉉大統領、支持率が過去最低を更新=世論調査

 [ソウル 5日 ロイター] 5日発表の世論調査で、韓国の盧武鉉大統領の支持率が20.2%と、過去最低を更新したことが分かった。
 盧武鉉大統領が率いる与党・ウリ党は、先月31日に投開票された韓国統一地方選挙で、主要な16自治体の首長選のうち、1カ所を抑えるにとどまった。一方で、野党のハンナラ党は、地滑り的勝利を収めた。
 ギャラップ・コリアが実施し朝鮮日報が掲載した世論調査によると、84.6%が、ウリ党敗北の責任の一端が大統領にあると回答。約40%は、ウリ党敗北は政府に経済運営の能力が不十分なためと回答した。
 盧武鉉政権を支持しないと答えたのは、70%近くに上った。ギャラップによると、調査は6月3日に1022人を対象に電話で実施した。
(ロイター) - 6月5日12時55分更新

前南北統一相チョン・ドンヨン党首は引責辞任したっけね。竹島に上陸して、派手にパフォーマンスするも効果なかったわけだ。

貧しい者はますます貧しく、金持ちに優しいかというと大企業バッシングは相変わらずの経済政策で、反米・反日だけが取り柄(?)の大統領では国民に見放されるわね。深刻なのは若年の失業率増加。そして労働組合運動の過激さは相変わらずで、正常な形で規制緩和がまったく進まない。大企業は労働組合に負ける形で人件費を確保するかわりにコスト削減を強いられる・・・このような悪循環にウリ党はまったく手を打てないので、企業がどんどん海外に逃げて行く。日本政府は、韓国を真似してはいけません。(笑)

韓国国民にとって不幸なのは、盧武鉉の任期が来年12月まであるってこと。盧武鉉が政敵から社会的に抹殺されるのは2008年まで待たなきゃいけないのかぁ。どんな罪で裁かれるのかな。盧武鉉は、その間に北にどれだけカネをつぎ込むつもりだろ。

国民の支持率とは、生活満足度指数なんだよね。そこそこ衣食足りていれば、政治に関心も向かない。現状維持で支持する。小泉政権を支持しているのはバカだ、主婦だ、ニートだ、フリーターだと言われたものだけれど、主婦やフリーターが支持するってすごいことなんだよ?わかってんのかな。明日食べるものがない人が、現政権を支持すると思うかい?

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

村上世彰氏が逮捕されました。一罰百戒か。どうせ執行猶予になるようなシケた犯罪で、マスコミを巻き込んだ派手な捕り物はちょっと強引というか異質な感じがするのですが。検察の本命は何でしょう。闇の組織?

このような見方があります。
宮崎学氏のブログより

 最後にもうひとつ小泉政権が発足して佐藤優さんが書いたようないわゆる国策捜査というものが横行しました。鈴木宗男さん、佐藤優さん、村上正邦さん、辻元清美さんなんかもそうです。つまり検察、警察が小泉政権に敵対する者を国策的に逮捕していくという時期がありました。これは先ほど少し出ました大阪高検の三井環さんが指摘した検察のいわゆる調活費問題があり、調活費問題が響いて福岡高検の人事問題に関してどうしても官邸の協力を検察としては得ざるを得ない。そのために官邸に気に入ったような捜査をする事によって官邸の犬に成り下がる形でその危機を乗り切った。同時にその時警察はその後発覚した北海道警問題等に表れるようにですね警察もスネに傷を持っていた。つまり国会で検察、警察問題が議論される事を防ぐにはどうしても官邸の気に入るお仕事をして持ちつ持たれつの関係を作っていく必要があった。ところが問題は去年の11月に官邸を中心とする小泉が圧勝するという事が起こる。こうなってくると小泉チルドレンと呼ばれている烏合の衆の盛り上がりが検察にぶつかってくる可能性がある、これを感じたんだろう。よって今までの小泉の下請け機関としてやってきた検察が、従来の東京地検特捜部というところは政治家よりも上のポジションにあるという、従来のポジションに戻ろうとした。これがライブドアの捜査だったんだろうと思います。昔から昨年の9月11日の小泉の圧勝以降”MHK” という話がされました。 MHKというのは地検が狙う次のターゲットで

M=村上ファンド
H=堀江貴文
K=木村剛

 つまり小泉政権が改革路線を遂行していった過程で登場してきた人物の「どぶ掃除」を一回しようと。どぶ掃除をする事によって検察のポジションを下請けから上の立場に上げようというような事が判断された可能性が非常に高いと僕は見ていますね。(略)

木村氏は竹中平蔵氏のブレーンだったよね。堀江被告は武部幹事長が目をかけていたとか。村上氏は、政府の規制改革・民間開放推進会議で議長を務めるオリックス会長の宮内義彦氏が村上ファンドに出資しているという間柄。
政権への揺さぶりにしては、あんまり効果はなさそうに見えますけど。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

社保庁改革、野党は抵抗する労組をかばうべきでない

 小泉純一郎首相は5日夕、与党執行部が社会保険庁改革法案の今国会成立を断念し、次期国会に継続審議とする方針を固めたことについて、「それはもう国会に任せているから」と受け入れる考えを示した。ただ、社保庁改革に反対する野党が、内閣不信任決議案の今国会提出を検討していることに対しては、「野党は社会保険庁職員の労働組合、かばっちゃいけない」と反発。「改革しようとしているのを抵抗しているんだから、それに民主党が乗ろうというのはちょっと解せない」と不快感をあらわにした。

 また、民間損害保険会社から社保庁長官に起用した村瀬清司氏の責任を野党側が追及していることに関しては、「それは現状がいいという、ぬくぬくしている職員の言葉に乗っているんだろう。マスコミも野党も注意しないと。改革つぶしに乗らないようにしないと」と指摘。「改革をしようと思うから、それはいやだといってさぼったんでしょう。それをいやだという勢力に乗らないように」と社保庁の体質に対する不信感を強調した。

小泉首相の言うとおりと私は思うんですが、これもB層の主婦だからでしょうかねぇ。(笑)

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2006/06/05

「会期延長せず」のココロ。最悪みんすクオリティ

国会延長でいったん合意、首相が「状況変わった」と翻意

 自民党の片山虎之助参院幹事長は4日、都内で記者団に、小泉純一郎首相が青木幹雄参院議員会長と5月上旬に会談した際に教育基本法改正案の成立のため国会会期の延長で基本合意していたことを明らかにした。ただ片山氏が5月末に首相と会談した際に確認すると「首相は『その話はしたが、状況が変わった』と(青木氏に)話した」と答えたという。

 片山氏は4日のテレビ朝日番組で、首相が「延長したくない。法案の仕分けは衆参で相談して決めてくれ」と延長を拒否したことも明らかにした。 (22:01)

会期延長なぜ拒む、首相の思惑めぐり3つの推測

 重要法案を残しながら18日の今国会会期末の延長をかたくなに拒む小泉純一郎首相の思惑を巡り、3つの推測が流れている。自民党総裁選や小沢一郎・民主党代表をにらんだ戦術ではないかとの見方や、外交政策で「隠し玉」を温存しているとの説もある。与党内には首相の姿勢に反発や戸惑いも広がってきた。 (07:01)

何を企む小泉総理。
重要法案を軒並み先送りしてまでやるべきこととは?
この夏、何かが起きる。(起こしてほしい)
客観的に逆算すれば、訪米、訪加、サミットと外遊日程が詰まっており、なおかつ総裁選に向けた各候補者(特に安倍氏)の準備期間を鑑みれば、会期延長を犠牲にするしかないようですね。

首相、米議会での演説断る・米側の要請を拒否

 今月下旬に訪米する小泉純一郎首相に米政府が議会での演説を要請したが、首相が断っていたことが1日、分かった。上下両院合同会議での演説は米政界では「格式ある行事」と位置付けられており、日本の首相がした例はない。外務省は首相がなぜ名誉ある役割を引き受けなかったのか、その意図をいぶかっている。

 日米関係筋によると、米政府は「めったにない機会だから」と数度にわたり促した。うち一度はシーファー駐日大使自らが連絡してきた。 (16:12)

下院議員から「演説するなら靖国参拝しないと言え」と言われたというのはホントの話?それでヘソ曲げた?一世一代の名スピーチをして見返してやればいいのに。欲がないなぁ、もー。

おや?一人よがってる脇役は無視していいですか。変に目立つからウザイんですけど。

民主が内閣不信任案を検討、「小泉改革で格差拡大」

 民主党は3日、国会会期が残り約2週間と最終盤を迎えたのを踏まえ、小泉内閣に対する内閣不信任決議案を衆院に提出する検討に入った。小泉純一郎首相の在任5年間の構造改革路線を総括し、都市と地方や個人の所得などの格差の拡大、社会保険庁の不正発覚、児童がかかわる事件の続発といった日本の経済社会のひずみをもたらした責任を問う構えだ。

 国会は犯罪を謀議しただけで処罰できる「共謀罪」を創設する組織犯罪処罰法改正案の審議を巡る混乱や、社保庁による国民年金保険料の不正免除問題の広がりなどで与野党の対立が強まっている。民主は「共謀罪」の今国会での創設を阻止するほか、社保庁問題では村瀬清司長官を民間から登用した首相の任命責任を厳しく追及する。18日の会期末に向け、内閣不信任決議案の最も効果的な提出時期を探る。 (07:01)

は~やくしないと国会終わっちゃうよ~。にっくきコイズミ引きずり下ろす夢を見ているうちに~敵の任期が切れちゃうよ~。
やっぱりオザワはオザワであって、オザワ以外のなにものでもなかったですね。政局しか興味のない悪代官ってこと!

一度、真摯に小沢代表や菅の目を見つめて問いつめてみたい。
あなた達が政権与党であったら、本当に共謀罪を潰しますか。国際社会と連携することを放棄し、越境国際テロのみならず国内テロから国民を防衛する手段をあなた達は妨害するのですね?
“民間”は悪というインチキ操作をしながら、社保庁の腐った体質は温存し、「すべてはコイズミのせいだった」で国民を納得させることができると本当に信じているのですか?

あ~あ、つまんないこと書いちゃたな。批判する価値もない民主党。これが日本の最大野党という現実に泣けてしまいます。

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2006/06/04

「つくる会」は解散して出直してください

すでに皆さまご存じと思いますが、「つくる会」の内紛が行くところまで行っちゃってますね。学者センセイ達の喧嘩ちゅうのは世間知らずというか・・・・笑いをかみ殺しながら読んでます。「つくる会」に携わる一流の論客達が、一生懸命に経過説明をしてくれているのを読みながら、肝心の「教科書」はどうなるんだ~?と情けない気持ちでいっぱい。各々プライドを守るつもりなら、この醜い争いを一刻も早くすぱっと止めることが論客達のプライドを保ち、会の精神を守ることに気がつくべきなんだがなぁ・・と思いつつ傍観しています。

まぁなんとか大人の智恵で内紛が収まって、会は存続するだろうと楽観していましたが、SAPIOで西尾幹二氏「私が『新しい歴史教科書をつくる会』を去った理由」を読んで、ピキピキピキッ!と頭のどこかが切れてしまいました。

ポイントは八木秀次氏の陰謀があったこと、そして去った理由の一つとして西尾氏が代表執筆した旧版「新しい歴史教科書」の重要部分が、改訂版では西尾氏に断りなく岡崎久彦氏によって“親米的”な内容に加筆されていたこと。
経済に関しても、西尾氏は鎖国経済主義者かと思うほど強烈な「反米」であるし、歴史認識も一方からしか見ていない、そんな気がしていたので、さもありなんと思いました。教科書は、自身の思想を盛り込むことに腐心するより、学者として淡々と史実をあらゆる角度で描いてほしい。西尾氏の底が見えたな・・そんな気がしました。

もっとも不愉快だったのは、証拠もないのに八木氏を自分を貶める黒幕と決めつけていること。さすが「日刊ゲンダイ」あたりのソースで鬼の首を取ったように「小泉-金正日」の陰謀論を展開しちゃうだけのことはある。うんうん。
西尾氏のブログも時々読んでいたけれど、マイナス思考の連鎖で、誹謗中傷が多くていやになりました。

学者としては一流であっても、なんの取材も検証能力もなく、思い込みで決めつける西尾スタイルには私はかねてより批判的だったので、陰謀を振りまく者はいずれ自分が陰謀に巻き込まれるわよ~と見守っていましたけど、こういう形で辞めるとはね。

西尾氏が会を辞めたのは大正解。はぁ~これで正常化するかな?という淡い期待は無惨に打ち砕かれ、西尾氏は辞めたというのは表向きで、しっかり院政を敷くつもりらしい。

八木秀次氏の言い分も聞いてみたいもんだと思っていたら「諸君!」で事細かに、、途中でいやになるくらい長々と、、説明していました。

八木氏の説明どおりとすると、この内紛劇は西尾氏と藤岡氏のデキレース、八木氏は謀略に振り回されただけってことです。では藤岡氏の言い分を聞かなくては公平ではないと藤岡氏のブログを拝見。
藤岡信勝ネット発信局(全体像が見えるようにトップにリンクしました)

八木秀次氏はすでに中共の対日工作の窓口だった

あはは!
八木さん、藤岡氏のたちの悪い性質を見抜けなかったあなたがお人好しすぎましたね。
だいたい平成3年までバリバリの共産党員で、湾岸戦争時に突如「目が覚めて」保守に転向し、東京裁判史観を批判する立場に・・・ご本人の言葉を信じるとして、ずいぶん直情短絡な思考をお持ちなのですね。スキャンダルで共産党を脱党した筆坂氏が佐藤優氏と「正論」で対談していたけど、信念は変わらず持ち続けている筆坂氏のほうがよほど筋が通っています。

西尾-藤岡ラインを批判する新田均氏のブログも拝見。
新田均氏のブログ、つくる会の体質を正す会「ついに八木秀次氏『諸君!』に登場! 巻頭二段組、堂々11頁!」

最近のエントリーで内紛の経緯を書いています。

諸君!に掲載された八木秀次氏「さらば『つくる会』さては西尾幹二名誉会長の『文化大革命』だったか」について、新田氏のブログに投稿されたこのコメントが、端的に全貌を表していると思います。

読み終わりました
西尾さん、藤岡さん、X氏、ひどぉ~い。
八木さん、かわいそぉ~。
私は、これから「四人組」ではなくて、
「四義士」と呼ぶことにします。
2006/05/31(水) 12:48:28 | URL | 定期購読者

八木氏と新田氏の説明によって、経緯はだいたいのところは理解しました。
私が最も関心を持つのは、彼らがどのような動機で教育に携わっていく信念を持っているのか。

八木氏(記事から抜粋)
冒頭に紹介した「退会の辞」にも書いたが、私は全国の会員やこれまで支援して下さった多くの団体の方々が私に寄せて下さる期待を裏切るつもりはない。大会は私の志を育てるための措置であることをご理解頂きたい。私は日本の子供たちに輝く虹を見せるためには今は教科書に特化しない、もっと大きな教育正常化運動が求められていると思う。

この志が本物であれば、しばし忍耐の期間を経て大きく発展していくことでしょう。

そして今後の「つくる会」について、種子島会長の意見に賛同します。
狂乱の春—「つくる会」会長職2ヶ月   種子島 経

 西尾、藤岡両天動説巨頭は、私について読み違えていたようだ。私を会長に据えておけば、私は西尾さんの「院政」に従い、藤岡さんの「傀儡」になって、彼等の思う通りに動く、と考えたのだろう。西尾さんがかって喝破したように、日本の大学、日本の学者は護送船団方式で動くから、その中では、その地位につければ人の後に付いて動いて行く。種子島もそうだ、と考えたに違いない。
 だが、どっこい、私は、サラリーマンではあったけれど、世界各地で自分で会社を立ち上げ販売網を築いて来た男だ。護送船団方式とはまったく無縁で、いつも自分の頭で考え、自分の足で歩んで来た男だった(『チャレンジ!わが人生』2005年、ミルトス)。自分として責任がとれないなら直ちに会長職を放り出すのも、護送船団の中では知らず、私としては当然の行為だったのだ。

2)「つくる会」が辿る道

 残念ながら、現在の「会」は解散するしかないだろう。7月総会を解散総会とし、会員各位におわびして解散するのである。幸いなことに、現在なら人様に迷惑をかけることなく解散できる程の資金はある。会社もそうだが、任意団体だって解散するにも先立つものは金なのである。
 「会」はもう「教科書をつくる」ことができない。扶桑社は、社長以下、藤岡さんに執筆を頼む気がないから、彼がいる限り(そして彼だけは最後の瞬間まで絶対にいる!)3年後の採択に臨むべき教科書ができないのである。
 扶桑社の教科書部門は10年近く赤字の連続、3年後の採択でも黒字転換の目途がないなら、社長として撤退を考えざるをえないのは当然で、産経社長の報道禁止命令はその前触れかもしれない。

 扶桑社だけでなく他の支持団体も「会」には愛想を尽かしている。各地の採択活動に支障が生じるし、募金に応ずる個人、団体もなくなるから活動資金に困ることになる。
 伊藤隆、中西輝政両氏など心ある理事諸氏の辞任も相次いでいる。更に、都道府県の支部もその多くが「会」を見限り、脱退者相次ぐことになる。どっちにしても、「つくる会」が存続できる目途はなく、7月総会で解散するしかないのである。

3)一縷の望み

 だが「つくる会」設立の意義は消えたわけではない。むしろ、正しい教科書の必要性は一段と増している。また、日本がそれを受け入れる余地はますます大きくなってもいる。
 なんとかこの運動を推進し、子供たちの教科書を改善して行くことはできないものだろうか?
 一縷の望みは、「会」を脱退した八木さんたち若手を中心に、呪いの要素が全然ない新しい組織を作ることだ。そしてそれを支持する基盤ができることだ。各方面に、それを待望する声は高く、この望みは十分に実現可能性がある。(略)

内紛の底流にあったのが、西尾氏による右派宗教関係団体(神社・キリストの幕屋)排除にあったのなら、すべての一連の謀略は計算されたものであったと結論づけられます。種子島氏も利用された一人です。
会の目的が、自虐史観に偏る現行の教科書に変わる「新しい歴史教科書」を作ろう!というところにあったのだから、この採択率では敗北を認めるしかありません。もう一度原点に立ち返って、新しい組織を立ち上げることを期待します。

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2006/06/02

共謀罪、民主案に相乗り。社保庁改革。韓国の「家族会」

自民党執行部1「共謀罪も教育基本法も、民主党はさっそく世論受けするようなの出してきましたよ~」
自民党執行部2「よしよし。。自民党案は連立政権という縛りもあるからな。こっちは最初から今国会で成立させる目論見よ。国民投票法案もあったな。全部そっちに乗っかってしまえ~。成立楽勝!」
民主党執行部「釣られた!」

いまさら「愛国心」削れとも言えないし~・・・共謀罪も教育基本法も継続審議に持ち込んで、最終的に廃案を狙っていた民主党は慌てましたとさ。
小沢代表「審議拒否して国会さぼろうと思ってたのに」

教育基本法はただ乗りするかどうかわかりませんが、共謀罪はサミット前に成立できそうですね。(^0^)v・・ちょと生ぬるくなりますが、修正可能ってことで。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

社保庁改革法案の見直しを要請・自民、年金不正免除で

 自民党は1日午前、厚生労働と内閣の合同部会を開き、社会保険庁による国民年金保険料の不正免除を踏まえ、同庁改革法案の内容を抜本的に見直すよう政府に求めることを決めた。廃案にして秋の臨時国会に新法案を出すか、継続審議にして修正するかは今週中に詰める。

 部会では不正免除への同庁の対応について「その場しのぎ」との批判が噴出。「組織を解体しないといけない」との意見も出た。

 現法案は同庁から政府管掌健康保険の運営を切り離し、2008年に新設する「ねんきん事業機構」に年金業務を引き継ぐ内容。法案作成時に自民党で出た国税庁と統合する「歳入庁」構想が再浮上する可能性もある。

 働きの悪い職員を退職させる「分限免職」を適用する案などが検討課題になる見込みだ。 (13:01)

ぜひ組織解体して出直してください。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

気になること。
金英男さんの母崔ゲオルさんとお姉さんが来日され、国会の委員会で証言しました。横田夫妻にも面会がかなったわけですが、「日韓連帯東京集会」「国民大集会」には出席されませんでした。なぜかなぁ??と疑問に思っていたところ週刊新潮がいきさつを取材していました。

<要点>
韓国には、日本の家族会に当たる組織が複数ある。
拉北者家族会 代表:崔成龍氏
韓国人拉致被害者・脱北者人権連帯 事務局長:都希命氏
韓国拉北者家族協議会 会長:崔祐英氏

横田夫妻を「お父さん、お母さん」と呼び、テレビでもお馴染みの女性が崔祐英さん。ところが、崔成龍氏と都希命氏は、崔祐英氏を「韓国では運動家として認められていない。自分の父親の救出にしか関心を示さないため私たちの会をクビになった人物」と言う。日本の救う会などが「このような人物を韓国の拉致被害者家族の代表のように扱うことが許せない」らしい。

金英男さん家族の集会への参加を反対したのは、崔成龍氏と都希命氏であり、反対の理由は日本の「救う会」への怒りからだという。
崔成龍氏が取材に答えて言うには「救う会副会長の西岡力氏は、今までもいろいろなことで我々を軽んじ見下してきました。たとえば今回、横田めぐみさんの夫が金英男氏ではないかという情報がもたらされた時、我々は韓国政府を動かしてDNA鑑定をやろうとしたのです。ところが、西岡氏が電話をかけてきて、“あなたたちの力では無理だから私に任せなさい”と横やりを入れてきた。また西岡氏は、横田滋さんが5月に訪韓したときも詳しい日程を教えようとはせず、今回の訪日だって我々には招待状さえ寄越さなかったのです

だから崔成龍氏と都希命氏は金英男さん家族を連れて来日はしたが、「救う会」主催の集会に参加することは許さなかったという。

(; ̄ ̄□ ̄ ̄)はぁー~??
つ、つまり自分たちのメンツが立たなかったから~??
日本でも支援者同士の意見の食い違いなどはありますが、小異を捨てて大同につく基本線は守られています。「被害者救出」は悲願なのだから。

組織内でどんなトラブルがあったのか知らないけれど、日本に来てまで崔祐英氏への言いがかりにしか聞こえない中傷三昧をして、集会への参加を妨害するって・・・。

金英男さんのお母さんがご高齢ということもあり、金正日から誘いがあれば、訪朝してでも息子に会いたい気持ちにどう答えるのか。横田早紀江さんが「(北朝鮮の監視下で会うのではなく)こちらに返してもらいましょう」と説得するのをどこまで理解してもらえたのか。
このような大事な問題を抱えているというのに組織のメンツにこだわって日韓連携ができないとしたら何をか況やですね。

誤解があるならもっとコミュニケーションをとったほうがよいでしょう。
西岡氏のやり方に堪忍袋の緒が切れた」と崔成龍氏が言ったようですが、救う会側から謝罪すべきなのか?私にはいきさつがわかりませんが、家族会同士の日韓連携も一筋縄ではいかないのだなぁと、記事を読んでため息が出ました。

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