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2005/11/16

紀宮が皇室を離れるさびしさ。「憑神」おすすめ

1週間のご無沙汰でした。
な~んか書く気しなくってね。中国の動向をニュースで見るとウツウツとしてくるよ。NEWS23は、相も変わらず「小泉はアメリカのポチ」というニュアンスを漂わせながら「中国のご機嫌を損ねたら日本はアジアで孤立する」と扇動し続けています。正直に「日米同盟を分断させれば日本を中国にひざまづかせることができる。筑紫哲也はそれを望みます」と言ったらどうよ。

☆―――☆

本日はめでたい(^▽^喜)ということで出てまいりました。
黒田さん、サーヤさん、ご結婚おめでとうございます~☆・:.,;*

天皇皇后両陛下の嫁ぐ娘を見つめる目がお優しく、愛おしさに充ち満ちて、ホロホロリときてしまいました。
華美に走らず質素であたたかな披露宴、シンプルなドレスと皇后様のお着物を召した清子さんが可愛らしくてよかったなぁ。

「負け犬」の酒井順子さんに紀宮さまが同列に負け犬と書かれたりして、むかつきましてね。
「順子さん、あなた達は都会で自由気ままにBFとっかえひっかえ取り替えて、遊びたいだけでしょ。両陛下のおそばにいて親孝行している紀宮さまと一緒にすんな!」なんて思ってました。

ご結婚はとっても嬉しかったのだけれど、紀宮さまが皇籍を離れてしまうのがさびしい・・。直系の女性は宮家を立てられるようにすればいいのに。

マスコミ的には“女帝”容認であるとか、男性にこだわるのは男女差別だとか、さまざま議論されているけれど、万世一系の方途がまだ残されている以上、一足飛びに愛子天皇誕生に結論を出すのではなく、男系の道を探ることは検討に値すると思います。ただ私としては、戦後GHQによって宮家がほとんど強制離脱させられてしまったので、将来いずれ男系が途絶えることは織り込み済みの問題として皇室を見つめてきました。どの家系も絶家の危機は訪れるものだし、女の子に家督を継がせることも当然の方法であるわけで、皇室も例外ではないだろう・・と。

昭和天皇、今上天皇・美智子様、そのお子様達、私の中では、ここまでが心から敬愛する皇室の姿であったのかもしれません。皇太子・雅子様が代を継ぐ時は、たぶん今までのように自然にわき上がる思いで敬慕できないかもしれない。昭和天皇、今上天皇の国民に対する思いを篤く感ずればこそ、皇室が慕わしく有り難いものとして存在しています。脈々と続く天皇制の前には、私の感傷的な気持ちなどどうでもいいことだけれど。

☆―――☆

浅田次郎氏の「憑神」おもしろかったよー(^0^)vサイコー
軽妙なタッチでユーモアたっぷり。
昨夜、寝る前に1時間くらい読んで寝ようと思ったら、止まらなくなって夜が明けてしまいました。(^_^;

これから読む方もいるだろうから詳しくは書かないけれど、主人公の彦四郎はくそ真面目で頭硬くてお人好しで融通がきかないタイプ。
幕末のお役人仕事の虚しさを感じながらも、武士としての矜持を最後まで保つことで命を輝かそうとする、そんなお話しです。

榎本釜次郎(榎本武揚)と共に学んだ仲なんだけれど、榎本が新しい時代を切り開こうとする姿勢に対して、彦四郎は頑なまでに武士道を貫こうとします。武士がすでに時代の徒花となりつつあることを静かに受け入れながら・・。
彦四郎は幕末の守旧派なんですね。榎本は要領よく立ち回って出世するが、親の代に下級武士の家督をカネ(千両!)で買った「(今で言うところの)民間人」であることに彦四郎は引っかかっており、榎本の「共に時代を築こう」という申し出を断ってしまいます。彦四郎は、民間出身の榎本が浅薄に見え、自らの武士の血統に優越感を感じているんじゃないかと私は読みました。

武士道を一言で言えば、忠義を全うすることだと思います。
三島由紀夫は、武士道とは自尊心・自己責任・自己犠牲であると。
映画「ラストサムライ」で描かれていた侍は、まさしく何ものにも流されない義に対する矜持を持っていました。命を超えるものとしての自己犠牲。自己の内側で義が完結していると言ってもよいでしょう。

しかし、改革者は時に柔軟に流され、適応し、時代の風を読んで形ある物を作ろうとします。
榎本武揚の足跡を見ると、戊辰戦争では幕府側で戦い、一時獄につながれるも明治政府では外務官僚・技術官僚として活躍しました。幕府側から寝返ったように見えますが、生き方としては近代化への熱意で貫かれています。改革者は自己完結型ではなく、きわめて現実的・合理的に才能を時代に合わせて花開かせるのですね。一君に仕えるという意味では、彦四郎の視点で見ると榎本は武士とは言えなかったのでしょう。

実を結ばない徒花であるからこそ美しい
浅田次郎氏は、このことを言いたかったのかなと思いました。

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コメント

こんばんは。

昨日は、私もテレビを見ながら、あの和やかであっただろう宴を、疑似体験しておりました。

今日、様々なblogを巡回していましたが、質素で気品あるご披露宴を賞賛するあまりか、芸能人やスポーツ選手のド派手なやり方を、「頂けない」みたいに表現している方もいましたが、彼らの華美な宴は、一つの営業活動ですものね。単純に比べてはいけません。

なるべく目立つように、派手に派手にすることが、即、日頃お世話になっている人たちへの感謝をストレートに表す意味を持っていたり、「今後もどうぞ、御贔屓に」ということになるのです。
そういう表現と一切無関係な、皇室の御慶事とは比較するものではないと思いました。

乾杯の発声をなさった石原都知事のご挨拶が、途中までテレビで流れました。
「ベルグソンが言うには、宗教と結婚は、一種の『賭け』である、数多くの異性の中から一人を選び、ともに生活することは、やはり、賭けと言うべきもので」といった趣旨だったかと思います。

話のオチは、カットされてしまい判りません。
是非とも聞きたいとは思いますが、このスピーチをお聞きになる雅子妃の表情を、カメラが抜いていました。
「賭けである」と言う言葉が聞こえた瞬間、妃殿下は、左の方をにこやかに向かれました。
私には、妃殿下が御夫君の方をご覧になって「私たちは、どんな賭けだったのでしょうね」と、ちょっと悪戯っ子みたいな表情でご覧になったように見えました。そして、心の辛い病から、もう大分立ち直られたのではないかしらと、勝手に思いました。

反面、皇后様が、「賭けだなんて、そんな乱暴な…」と、都知事一流の、断定的表現に、お母様らしい表情をなさったことも印象的でした。まあ、これは私の個人的感想です。

巷間、色々と言われる妃殿下ですが、愛子さまの幼稚園も無事決まったことでもありますし、少しずつ、少しずつ着実に回復され、また東宮妃としてのお勤めを果たしていかれることを、祈る気持で見ていました。
何と言っても、「皇太子妃になっても構わない」なんて勇気ある決断をしたのは、日本中で雅子妃お一人なんですから。

みずきさんの、「雅子妃」観については、よく存じ上げないのですけれど、思わず書かせていただきました。御迷惑でないと良いと思っております。

今日、勤務先からのお使いの帰り、帝国ホテル前を通りました。
全く、いつも通りの風景。
伊勢神宮からお連れした天照大神は、もうお帰りになったのかな、と、そんなことを考えました。

投稿: るびい | 2005/11/16 20:07

るびいさん、こんにちは~
天皇制についてはいっぱい書きたいことがあります。根源的な崇敬の念はどこから来るのかを問わないと議論が進みません。
日本の象徴であり政治的発言を許されないお立場でありながら、なぜ日本人の中に根強く尊敬の対象として存在しているのか、それは日本人の宗教観なくして語れません。

そこを忘れて開かれた皇室などといって、男女平等思想でポピュリズムに流されていることに違和感を感じているのですね。マスコミのあり方が一番問題です。
雅子さまがキャリアを生かして「皇室外交」の希望を語られた時に、微妙に本筋からそれてしまったと感じました。雅子様は、たまらないほどのストレスを感じ続けてこられたと思いますよ。

戦後、占領政策を覆さずに日本が左翼思想に流されて来てしまったことで、私は伝統や文化、祭司の大事な核となる部分について諦めてしまっています。ですので、紀宮さまが民間におりられることで「終わってしまった」・・というさびしさを感じています。

八百万の神に守られてきた清浄な日本を守ることができるかどうかの岐路、ちょっとオーバーかな。天照大神も嘆いておられるかも。

雅子さまや愛子さまがどうこうではなく、私は天皇は男系であるべきと考えます。

投稿: みずき | 2005/11/16 20:54

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