国連人権委、北朝鮮に勧告
杉村太蔵君の自民党本部における「反省会見」。午後2時過ぎに一人爆笑しながら見てましたよ。
戦後教育を受けた素直な若者だな~、うん、たしかに日本を取り巻く国際情勢は何も勉強していないということはわかった。20年後、大化けして有力な政治家になったとき、笑い話であの会見が出てくることに淡い期待を抱きつつ。(4年だけの議員生命ということもあり得そう!?)
世耕プロデュースで、上層部から反省会見しろと言われたのかと思いきや、太蔵君自ら世耕先輩に申し出たのね。
世耕日記
世耕議員や山本一太議員のブログは、読後感が清涼でいい。
陰謀話が飛び交うwebでは、偏らないように読むのはいいけど、質が高いものを選んで読まないと、次第に毒がたまってくるような気がします。
国連は27日、北朝鮮の人権状況に関する最新の報告書を発表し、北朝鮮側が生存している拉致被害者の帰国を求める日本の主張に迅速に回答するとともに、「死亡」としている横田めぐみさんら安否不明者について「信頼できる客観的根拠」を示すよう勧告した。報告書は、開会中の第60回国連総会に提出されており、10月3日から始まる総会第三委員会(人権)で初めて本格的に審議される。
【ニューヨーク=長戸雅子】国連人権委員会の北朝鮮問題担当のウィティット特別報告官(タイ・チュラロンコン大教授)は二十七日、総会に報告書を提出、北朝鮮による日本人拉致事件について「生存している拉致被害者がいるという日本側の主張に、北朝鮮は迅速かつ、実効ある方法で対応する必要がある」と解決を促した。
ようやくここまできたか・・・。
つい先頃、国連人権委員会のドゥドゥなんとか氏が、日本にはアイヌ・部落・在日朝鮮・中国といったマイノリティに対する差別が横行しているといった報告をしていましたっけ。
フィリピンなどから売春をさせるための人身売買組織があるなど、日本は人権に関しては問題児として、たくさん国連人権委員会からお叱りを受けてきた経緯があるんですよね。(過去ログ探すのメンドー)
国連人権委員会の委員は加盟国毎に推薦され選挙で選ばれるので、ふざけたことに北朝鮮が委員になれたりします。で、日本を強制連行という「人権侵害」で訴えたりする、と。(笑)
北への人権査察要求は、拉致被害者の家族会も働きかけをしてきました。
日米の水面下での「核と人権」両面から追いつめようとする作戦もあります。
国連改革ももっと進んでいけばいいのだけれど・・・。
2005年国連人権委員会・「北朝鮮の人権状況」
決議投票結果
平成17年4月14日
○:賛成(30ヵ国) ×:反対(9ヵ国) △:棄権(14ヵ国)
◎:共同提案国(46ヵ国(注))
中国とロシア「×」。。北朝鮮の人権侵害を言える立場じゃないですものね。
(開会中の第60回国連総会に提出されている)報告書は、国連人権委員会のビチット・マンターポーン特別報告者(タイ)がまとめたもので、人権をめぐる北朝鮮の姿勢は「言語道断」と非難。
国連人権委は03年以降、3年連続で北朝鮮非難決議を採択している。
非難決議で動じるようなマトモな神経をしていない凶悪犯罪国家ですので、次は、安保理付託してもらいたい。中国・ロシアもさすがに体面があるので、今度こそ堂々と「×」は挙げられないだろう。
その前に、10月と言われている日朝二国間交渉の行方も気になります。
この報告書は、大きな後押しとなるでしょう。
小泉首相と家族会をどうしても引き離したい保守言論界における陰謀論者もいるようですが、もう一度日本政府のスタンスを確認しておきます。
3年前の第二次訪朝前、小泉首相の世界に向けての発言です。
米国訪問及び第57回国連総会出席
内外記者会見 平成14年9月13日
小泉総理冒頭発言
私の北朝鮮訪問に際してブッシュ大統領からは力強い支持を頂いた。今後北朝鮮と日本との関係、私としては不正常な関係を一日も早く正常化したいという思いで金正日総書記との会談に臨むつもりである。その会談においては日本における拉致問題、また米大統領が関心を持っている大量破壊兵器の問題、核の問題等についても十分心して私は会談に臨むつもりである。この日朝関係の問題は韓国と米と日本、この三国が緊密な連携・協力の下に、対応していくということを私は今まで公言してきたが、今回の北朝鮮訪問の際にも、そして今後の北朝鮮に対する対応も、日米韓、しっかり連携・協力しながら対応していきたい。この北朝鮮訪問に際しては、ロシアのプーチン大統領からも、また中国政府からも強い支持と歓迎の意向を頂いている。
国交正常化交渉は中国・韓国・露西亜から歓迎。
それよりも優先順位が高いのは「米大統領が関心を持っている大量破壊兵器の問題、核の問題等について」
最優先課題は「日本における拉致問題」でした。
質疑応答
(質問)日朝関係に関連し、総理は「拉致問題の解決なくして国交正常化交渉はない」と述べられているが、現時点で拉致問題について進展する感触如何。
(小泉総理)今までの水面下の交渉で何度か日本は拉致問題を取り上げた。その都度北朝鮮側は拉致問題は存在しないと全く否定するか、拉致の問題を取り上げる会談ならば会談する必要がないといって席を立つこともあったようである。しかし私は総理に就任して以来、日本が重要だと思っている懸案は如何に相手が怒ろうが拒否しようが、主張すべきことは主張すべきでそれで相手が席を立つなら仕方がないという指示を交渉当局者に出していた。その結果、何回目かの会合で拉致の問題を取り上げても相手側は席を立つこともなく交渉を中断させるようなこともせず、交渉は続いてきた。そういう中で日朝の外相会談、赤十字会談が行われ、局長会談もオープンで行われるようになってきた。私の主張、日本政府の姿勢、全く一貫して変わらぬ中で、北朝鮮もこの交渉に粘り強く今まで中断されることなく行ってきたということは、私もそれなりに日朝国交正常化に向けての誠意ある態度が出てきたと感じることが出来たからこそ、私は今回訪朝の決断をした。今の時点で日本側の考える拉致問題、 北朝鮮側の考える拉致問題がどう合致するのか違うのかまだ分からない点もあるが、私はこの拉致問題を棚上げして日朝国交正常化はありえないということを何度も発言しており、そういう中で北朝鮮側が会談に応じてくるということ自体、何らかの誠意ある対応がなされるのではないか、またなされなくてはならないと思って会談に臨むつもりである。
その後、去年北朝鮮が偽遺骨を出して来たときは、小泉首相は、椅子をけっ飛ばすほどに怒りをあらわにしていたそうです。
決して幕引きなどさせない、それだけは裏切らないでくださいね。誰一人、金正日体制での国交正常化など望んでいないということも忘れないでいてください。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)

