胡錦涛もそれほどバカじゃない
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北京の人民大会堂で行われた会談では、胡錦涛国家主席が連戦主席と笑顔で握手を交わし、かつて内戦を戦った両党の和解をアピールしました。(中略)
会談のあと両党は共同声明を発表し、▽中台間の平等な協議を再開し関係改善をめざすこと、▽軍事的な相互信頼を深める機構を設けるなど、敵対関係の終結と和平の達成をめざす枠組みをつくること、▽全面的な経済交流を促進し航空機や船舶の直接往来などを進めること、そして、▽台湾がWHO・世界保健機関など国際組織に参加出来るよう中台間の話し合いを促進することなどの方針を明らかにしました。
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共産党と台湾第1野党・国民党が、ついに台湾独立派陳水扁氏を包囲にかかってきましたね。
フォーサイト掲載・藤田洋毅氏の論評を参考に、胡錦涛政策の行方続編です。
参照5月号「島内分裂」を促す中国の台湾政策
胡錦涛氏は、表向きの反日姿勢とは逆に、「民族主義の激情は真理を語り論じることを妨げる」として、江沢民時代の負の遺産を払拭したい意向にあります。
私自身なかなか信じられない部分もあったのですが、バンドンにおいて日中首脳会談の報告を見ると、トップレベルでは胡錦涛氏の真意を受けて、何かしらのバーターあるいは水面下で合意事項があったように感じられます。
なにせ中国は、常任理事国という立場でもあり、北京オリンピックボイコットなどの国際世論がこわい。すでにこのような声が・・北京五輪中止を要求 米下院で決議案提出
胡錦涛としてみれば、党内強硬論をおさえ、一気に思惑通りに流れを変えていきたいチャンスではないでしょうか。
華僑ネットワークという言葉がIrregularExpressionでも出てきていますが、もっと奥深く世界に張り巡らされた極左革命組織が反戦運動や反日運動を利用して、日米あるいは中国政府の足を引っ張りかねない状況に陥っています。
そこで海外から扇動される反日デモを抑え込む必要が出てきたわけです。
そこで、国内の憤青を抑えるためにバンドンで胡錦涛が大きく踏み込んだ内容は
日中首脳会談:
対話促進で一致 靖国「反省行動で」と要求
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主席はさらに(1)日中共同声明など日中関係を定めた三つの文書(72年の日中共同声明、78年の日中平和友好条約、98年の日中共同宣言)を尊重し、その精神を守る(2)歴史をかがみに未来に向かう。侵略戦争を反省し、中国人民の感情を傷付けることはしない(3)「一つの中国」政策の堅持と台湾独立の不支持を求める(4)対話を通じ、平等の精神で日中間の意見の違いを妥当に処理する(5)広範な分野で交流、民間往来を拡大するーーとの関係修復のための5項目を提案した。首相は「配慮していきたい」と答えた。
反日デモについて首相は「すでに日中外相間で取り上げられている問題は繰り返さない。日本大使館、総領事館、企業活動、民間人の活動に今後適切な対応を求めたい」と要請。直接的な謝罪・補償要求は回避した。主席はうなずくにとどまった。
台湾問題では主席が「中国の原則的立場を考慮してほしい」として、台湾独立を支持しないよう要請。首相は「一つの中国」政策を支持した日中共同声明など3文書の立場に変更ないとの考えを強調した。
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日中共同声明の中で日本側は「戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えたことについての責任を痛感し、深く反省する」と表明。また、中国側は「中日両国国民の友好のため、日本国に対する戦争賠償の請求を放棄する」と宣言しています。
不本意ながらではあるが、AA会議スピーチで、小泉首相が「 我が国は、かつて植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。こうした歴史の事実を謙虚に受けとめ、痛切なる反省と心からのお詫びの気持ちを常に心に刻みつつ、」とあえて共同声明の内容を盛り込んだ意味は、かなり高度な政治的駆け引きであったと思えるのですがどうでしょう。
中国人民は謝罪も賠償問題も終わっていることを知らないでしょ。次に胡錦涛がとった方法は人民への周知徹底
人民日報『日中共同声明』など3文書を異例の掲載
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【北京=白石徹】中国共産党の機関紙「人民日報」は二十八日、日中間の重要文書である「共同声明」「平和友好条約」「共同宣言」の三文書の全文と解説を掲載した。中国側は三文書を国民に示すことで、日本が歴史問題をめぐって過去に反省した事実を確認し、これ以上の関係悪化を避ける狙いがある。三文書が中国メディアで同時掲載されたのは初めて。
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盧武鉉政権が日韓基本条約の内容を韓国国民に知らせて大騒ぎになったごとく、中国人がどんな反応をするのか楽しみですね~。
風は日本に吹いている~~♪~( ̄ε ̄)
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胡錦涛政権の行方としては、国民党連戦主席と手を結ぶことによって、台湾独立を阻止したい。
これは、台湾独立を巡って、もし武力衝突になった場合、中台双方に想像以上の犠牲が出るというシミュレーションがあり、武力行使は避けたい。なんとしても国際社会に1つの中国の認識を共有してほしいという狙いがあります。
反国家分裂法は、別名「島内分裂促進法」と呼ばれているそうです。
つまり胡錦涛の狙いは「台湾民衆の反発を可能な限り抑え、台湾内の世論を分断し、陳水扁当局を包囲するという胡の新たな台湾戦略」であると国務院のある幹部は言います。
その戦略を踏まえて、胡錦涛は、反国家分裂法採択に先立ち、全国政協で発表した「両岸関係に関する4つの意見」の中でこう言っています。
「一つの中国の原則と1992年の共通認識(中国と台湾は一つの中国に属するという合意)を認めるのなら、どのような人、どの政党であれ、さらには過去にどのような発言をし行動したことがあろうと、話し合いたい」と免罪符みたいなことを言っています。
盧武鉉の親日法(過去に遡って親日行為を許さない)とはずいぶん違いますねー。
共産党のやることだから、いざとなったら粛正されちゃうかどうかそれは知りませんけど。
きっかけは華僑ネットワークだか革命組織だかわかりませんが、中国政府を脅かすような反日デモを持ち込んでくれて、日中両国にとっては、災い転じて福と成すといったところでしょうか。
無知ゆえの反日、短絡的な嫌中感情でぶつかり合っていては、国益に反します。
胡錦涛の方向転換とその推移を見ながら、小泉-胡トップレベルの合意が、極東の秩序安定に貢献することを期待します。とりあえず・・です。
台湾の動向は大いに気に掛かるけれど・・・。しばらく静観するしかないようです。
中国共産党の工作の狙いが日米分断、台湾を戦略拠点にすることである限り引き続き要警戒です。
アメリカの共和党強硬派が、どのように中国に処していくのか、注目せざるを得ません。
さて、中国頼みの南北朝鮮は?
盧武鉉は裸の王様状態で、一人で踊っていてもらいましょうか。国際社会から笑われていることも知らずにね。
北朝鮮は?当然安保理送りです。
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