カテゴリー「日米関係」の5件の記事

2016年6月 1日 (水)

オバマ大統領、歴史的な広島訪問。しかし中身は空虚

オバマ大統領広島演説(全文)(産経)
2016/5/27 広島市平和記念公園にて

歴史的な米国大統領の広島訪問なので、全文をコピーして残したいと思いましたが、やめました。日米の同盟強化と和解演出という点では大成功でしたが。

その日は日本人が日本人に感動した一日だったように思います。被爆者達のアンケートで「謝罪を求めない」が70%以上にのぼりました。そしてこの瞬間「日本被団協の坪井直代表委員の手を握りながら話にじっと耳を傾け、被爆米兵を調査してきた被爆者の森重昭さんをそっと抱き寄せた

20160530

生き残った被爆者は、日本人だけでなく、共に犠牲になった捕虜の若い米兵達も悼み、身元調査をすすめ、焼け野原の地に「米兵の墓」を建てました。近年、遺族にそのことを報告すると、遺族は絶句し、「日本によって名誉を与えてくださってありがとうございました」と涙ぐんでお礼を述べていました。日本人の崇高な精神性を見た思いでした。それにひきかえ特亜の2国ときたら・・腹が立つので無視。

アメリカ人-特に退役軍人にとっては、「卑劣な真珠湾攻撃」と「これ以上の戦死者を出さないため、戦争を終結させるための原爆投下は素晴らしいことだった」という認識で、この二つはセットになっています。だから、安倍首相に真珠湾に謝罪に来させたいのですね。しかし、本当に奇襲攻撃は卑劣だったのでしょうか。

真珠湾攻撃は、だまし討ちではなかった! (再)

「宣戦布告」というものは、右往左往して出すものではありません。

戦争前に宣戦布告を書面にして相手国に手交し、その後、戦端を開くなど、どこの国もやったことのない事例です。

それまでの世界の戦争慣例では、一発目をくらわせてから、自国の国民に向かって発表するのが 『 宣戦布告 』 の手続きだったのです。

日本も、真珠湾及びマレー半島の攻撃を開始した後、天皇陛下の名の元に宣戦布告 『 米英両国に対する宣戦の詔書 』 を大本営から出す手順がしっかりとあり、実際そのようになされました。

その文章は、歴史家の徳富蘇峰(とくとみそほう)が起草した立派なものでした。

この戦争の奥に潜むコミュニストの陰謀(政治の世界では陰謀は当たり前のこと)、差別主義、そして満州利権の山分けを狙っていた米国の大財閥の怒りといった背景は、ここでは胸にしまっておきます。戦争ありきで日本を追い込んだのはルーズベルト一派であったことは断言できます。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

感動的な一夜が明け、真珠湾を持ち出したトランプの顔を見て、すーっと冷静になってしまいました。そして改めてオバマ大統領の演説を読むと、素晴らしいと思ったはずなのにドッチラケでした。

(要点)

・空から死が舞い降りた。
↑自然災害か!?

・われわれは命を落とした10万人を超える日本の男女、子供、何千人もの朝鮮半島出身者、十数人の米国人捕虜を悼む。
↑「謝罪しろ!」と五月蝿い韓国人に配慮したつもりだったが、犠牲者は4万人いたという従来の韓国の主張の嘘がバレただけでした(笑)

・男性、女性、子供たちはわれわれと変わるところがない人たちだった。
↑当時、日本人は猿だと差別されてたからね。あの2発の原爆が人体実験だったことは明らか。被爆地に入ったアメリカ調査隊が被爆の綿密な調査記録を持ち帰り、日本には記録を残しませんでした。

・撃たれたり、殴られたり、連行されたり、爆弾を落とされたり、投獄されたり、飢えさせられたり、毒ガスを使われたりして死んだ。
↑産経の訳が間違っています。「連行」ではなく「行進させられ」です。さりげなく東京裁判史観から派生した反日史観を盛り込んでいます。「行進」が「死のバターン行進」を表していることはピンときました。別に虐待で歩かせたわけではなく、トラックもなく、日本兵も歩いたわけです。毒ガスにいたっては、証拠もなく捏造に近い731部隊のことをさしているのでしょう。

その後も長々と演説は続きますが、一見正論のようなきれい事の羅列。まあ、日米+「謝罪と賠償しろ」の韓国に配慮したという印象でした。

・広島と長崎の将来は、核戦争の夜明けとしてでなく、道徳的な目覚めの契機の場として知られるようになるだろう。そうした未来をわれわれは選び取る。
↑結局オバマさんの寿命が尽きても核兵器はなくならないそうです。少しは生きている間に反核運動でもして努力したらどうですか。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

どうでしょうか。その時は感動したはずでしたが、改めて読んで、その空虚さに胸がふさがれます。

日米の和解の一歩となった、米議会上下両院合同会議における「安倍首相の「戦後70年談話」全文 」をもう一度じっくり読んでください。議場の十数回に及ぶスタンディングオベーションが何を意味するか。米国への誠意が溢れていたと思います。そして硫黄島で戦った栗原中将の孫の新藤前総務相と米海兵隊の硫黄島戦生き残り中将が握手した場面は感動的でした。

両方を読んで、ふと気になったのは、安倍首相は「一千万人の戦死者」と言っているのに対し、オバマ大統領は

(正確を期すため米国大使館ホームページより該当箇所を引用)

広島、長崎で残酷な終結を迎えたあの世界大戦は、世界で最も豊かで最も力を持つ国同士の戦いでした。これらの国々の文明により、世界は素晴らしい都市と見事な芸術を得ることができました。これらの国々から生まれた思想家たちは、正義と調和と真実の思想を唱道しました。しかし、この戦争を生んだのは、最も素朴な部族の間で紛争の原因となったものと同じ、支配したいという基本的な本能でした。古くから繰り返されてきたことが、新たな制約を受けることなく、新たな能力によって増幅されました。わずか数年の間に、およそ6000万人の人々が亡くなることになりました。子どもを含む、私たちと同じ人々が弾丸を浴び、殴られ、行進させられ、爆撃され、投獄され、飢え、ガス室に送られて死んでいったのです。

第二次世界大戦の「数年の間に6000万人」が亡くなったと言っています。え!?もしかして1940年に造られたアウシュビッツ収容所のガス室やトータル600万人のユダヤ人犠牲者(実際はそんなにいない)もカウントしている?それにしても足りない、どこからその数字が出てきたのか不明です。

いずれにしても、日米がせっかく和解を演出したのだから、次の大統領にもその心を引き継いでもらいたいものです。(トランプなんかになったら無理そう)

| | トラックバック (0)

2012年10月10日 (水)

キッシンジャーと周恩来。会談議事録

ヘンリー・アルフレッド・キッシンジャー
1923年5月27日生 ユダヤ系ドイツ人
リアリストとして、その外交手腕で米中国交正常化の先鞭をつける。1972年の周恩来との議事録が公開されている。中国にすり寄った目的は、ベトナム戦争の泥沼化から浮き上がることだったと言われる。
アメリカが中ソと関係改善を行い、その結果、ベトナム戦争において中ソ両国の支援を受けてアメリカと対峙していた北ベトナムを国際的に孤立させたことで、アメリカはジョンソン政権末期の1968年5月よりパリで行われていた和平交渉妥結に成功した。(Wikipedia)
それにしても、この高齢の政治家は、尖閣問題でもさっそく中国に飛んで日本を牽制したり、親中嫌日がいまだに鼻につく。無理に推し量ってみると、日本に食い込むロックフェラーに対抗する親中・親朝鮮のEU系ロスチャイルドの囲われモノ・・というところだろうか。
その親中嫌日の真骨頂が以下の議事録。
日本は稚拙な外交で、よく生き残ってこれたものだ。

======
(産経新聞朝刊 2002/08/06)
≪危険な日本≫
キッシンジャー 最も気になる問題から始められてはいかがだろう。
周恩来 現在の日本の経済発展を止めることは困難になっており、必然的に海外の先進国や開発途上国にも影響が出てきている。
開発途上国に対しては植民地化を進めている。日本には第二次大戦の教訓から平和と中立の道を歩んでほしい。現状の資本競争の政策を続けるなら、早晩問題が生じる。経済発展を望む者がいれば、その発展を許容せざるをえない者が出てくるからだ。
経済発展が拡大すれば、自衛という名であろうと軍備拡張へとつながるだろう。
第二次大戦後も日本はこの五十年間と同様に中国に挑戦的な向きがあるが、中国は報復ではなく平和と友好の政策をとっている。
日本の政権に挑戦的な向きがでたのは大戦後、日本が恩恵を受けたからだ。他国に賠償する必要はなかったし、この二十五年間、国防支出の必要もなかった。
現在は経済発展によって第四次防衛計画で国防支出も増えようとしている。中国は日本との敵対関係を望まず、日本政府の拡張政策が見直され平和政策が推進されれば、状況は変わるだろう。
キッシンジャー 正直な日本観を示す。これは米政府全体の見方ではないが、ホワイトハウスの代表的な見解だ。
中国と日本を比較した場合、中国は伝統的に世界的な視野を持ち、日本は部族的な視野しか持っていない。
 日本はものの見方が偏狭で、全く奇妙だ。島国の国民だ。英国も島国だが。
キッシンジャー 日本と英国は違う。日本は自国の社会があまりに異質なので、社会を適合させ、国の本質を守ろうとする。
日本は突然の大変化も可能で、三カ月で天皇崇拝から民主主義へと移行した。
日本人は自己中心で他国に対する感受性に欠ける。
日本の経済発展の方式は自身のためで、そこに特性が具体的に示されているという首相の意見に全く同感だ。日本に対しては何の幻想も抱いていない。
首相が示した「日本を中立化するのが望ましい」という見解について意見を述べるが、一億二千万人の人口がいる世界第三位の工業国にとって何が中立かを認識するのは難しい。
歴史の中には、二種類の中立しかない。ベルギーのように他の国々に(中立を)保障された国と、中立を宣言し独自の強力な軍隊で防衛するスイスやスウェーデンのような国だ。
日本が独力で国防を行えば、軍備拡張で周辺諸国にとって脅威となるだろう。
現状の日米関係は実際には日本を束縛しており、もし米国が(日本を解き放す)皮肉な政策をとれば日中の緊張を引き起こす。
日本との関係を緊密にせずに自立を促して米国が日中双方と関係を結ぶのはあまりに短絡的で、米中はいずれも犠牲となるだろう。
日本が太平洋にある米国の従順な身内だと考えるような米国人はお人よしだ。
日本は独自の目的を持ち、ワシントンではなく東京でそれを実行している。日本びいきの向きがある人たちは日本を利用しようとするが、それは危険だ。
米国は対日基本政策として、核武装に反対し、自国防衛のための限定的な再武装を支持し、台湾や朝鮮半島への軍事的拡張に反対している。
 日本の核武装を望まないというが、米国が日本に核の傘を与え、他国への脅威になっているのはどういうことか。日本は大きな力と同盟関係にあると感じるからこそ、経済発展や軍備増強を遂げているのだ。
キッシンジャー 核の傘は日本に対する核攻撃に備えたもので、米国が(攻撃に出る)日本のために核兵器を使うことは自国のために使うこと以上にありえない。しかし、実際には日本人は迅速に核兵器を製造する能力を持っている。
 それは可能だろう。

≪日本再軍備と日米安保≫
 日本の防衛力を制限することは可能と考えるか。
キッシンジャー 確信していないことを断言したくない。日本が現在の米中関係に反発して、ナショナリズムが再度台頭するというような主張以上に防衛力を制御する方策の場があると信じている。
日本のアジア支配を回避するために第二次大戦を米国が戦ったのに、二十五年後には日本を支援しているというような見方は適当でない。
私は米国がこうした疑問を提起してこなかったと個人的に信じている。もし、日本に強力な再軍備拡張計画があるならば、伝統的な米中関係が再びものをいうだろう。
日本を自国防衛に限定するよう最善を尽くさなくてはならず、日本の拡張阻止のため他国と共闘するだろう。
 日本の経済力で軍備増強を可能にし、日本を勝者にしようとする大きな力がある。日本人を平和と中立に向かわせることはなぜよくないのか。
キッシンジャー 当然、日本が平和政策を進めることを問題視はしていない。日本が中立を目指すことは、軍備増強の結果をもたらすと考えているのだ。
戦術的に中立になるだろうが、日本は以前はそうだった。
 日本は米国のコントロールなくしては野蛮な国家だ。拡大する経済発展を制御できないのか。
キッシンジャー 軍事的側面以外では完全に制御はできない。
核の傘に関しては日本との間にその拡張で条約を結ぶ必要はない。
核時代には国が他国を防衛するのは条約のためではなく、自国の利益が問われるためなのだ。
日本は軍事的には米国に何も貢献していない。もし極東地域で米国が積極的戦略を描くならば、日本を必要としないだろう。日本に基地は必要とせず、日本以外でも基地は持てる。
 日本の軍国主義が復活するのは望ましくない。日本をここまで経済発展させたのは米国だ。
キッシンジャー それは本質的には事実だ。しかし、日本の経済発展が現実にあるならば、米中は太平洋の両岸で何をなすべきかを決めなければならない。
米中は愚鈍な楽観主義者でもないし、首相は現在の様相の中で、状況を見つめなければならない。
 日本はすでに豊かな国に育った。今問題なのは、日本の多くの人々が日本の米軍基地撤退を要求していることだ。沖縄をはじめ日本の米軍基地の今後の役割についてはどう考えているか。
キッシンジャー 日本人が駐留軍の撤退を望むならいつでも、米軍は撤退する。
首相はその日が来ることを喜ぶべきでないと思う。米国が日本を経済大国にしたことを今日後悔しているように、中国もいつの日かそのことを後悔する日が来るからだ。
 それは二つの異なる問題だ。米軍撤退は友好関係の中だけで可能であり、敵意の中ではできない。
キッシンジャー その通りだ。もし、日本が安保条約の破棄を申し出れば一年以内に駐留軍を撤退させる。

≪台湾問題≫
キッシンジャー 米国は日本が台湾に軍事拡張したり軍事的影響を与えることを支援せず、反対する。また、日本の台湾独立運動支援の企てを阻害する影響力が米国にはある。
米国は台湾問題の平和的解決と中国との関係正常化を支持する。首相がどうこの問題をとらえているかを理解しており(ニクソン)大統領も首相や毛沢東主席との会談で、こうした米国の認識すべてを再確認するだろう。
中国は台湾問題を国内問題と位置付けていることは理解している。米国はそれに反対しようとは思わない。
 台湾問題は第二次大戦後に浮上し、すでに解決済みの問題だ。
戦後に満州同様、台湾も日本は降伏文書で放棄しており、確定したことだ。
日本が台湾を占領したのはわずか五十年間だった。英国政府は、台湾が中国の一部であるという中国政府の立場を認識している。認識と承認は国際法上異なるが、それははっきりしている。(中略)米国のトルーマン大統領は、台湾は中国の人々に返還され、米国は台湾に領土的野心はないと表明した。
しかし、朝鮮戦争が起きるや、大統領は第七艦隊と顧問団の派遣を決め、台湾と台湾海峡は米国の保護下にあると宣言した。大統領は核兵器に言及し、現にそこにあった。
日本とのサンフランシスコ平和条約で、トルーマン大統領は(台湾をめぐる)宣言に沿うように奇妙な基本原則を利用した。
それによれば、日本は本州、北海道、四国、九州以外の領土問題を再度出してきた。
サハリン南部やクリール諸島、沖縄を含む琉球諸島のほか、台湾や南沙(スプラトリー)諸島などもその問題に含まれている。サンフランシスコ条約はこれらの領土がどの国々に属するのかを特定していない。誰がこうした構図を描き出したのか。
キッシンジャー ダレス(米国務長官など歴任)だ。あなたの古い友人だ。
 その後、個別の条約が日本との間で結ばれたが、その時台湾は米国の保護下で蒋介石(総統)がただ一人の小さな代表者となっていた。
蒋介石は(米国に)言われたようにだけ行動でき、日本が放棄したというだけで、どの国に台湾が返還されるのか特定されていない条約下で、台湾に君臨していた。蒋介石を売国奴と呼ぶ理由はたくさんある。
キッシンジャー 蒋介石は一つの中国だけがあり、台湾は存在すると主張している。
 米国が沖縄を含む琉球諸島を日本領土とすることで日本と合意したとき、蒋介石はなぜ中国に返還しなかったのかを問いただした。歴史上、沖縄を含む琉球諸島は明朝や清朝が支配してきた。台湾と澎湖諸島は日本との平和条約で支配権が示されておらず、破棄すべきだ。
蒋介石はこの問題を提起せず、その後ダレスから保護が示されたため、もう条約について言及しなくなった。(中略)台湾独立運動が起きる日を確実に考えているからだ。そうした観点を同様に持っているのは第一に日本で、第二に米国だ。
はっきりさせたいのだが、米国は台湾がすでに返還され中国の一部になったとみなしているのか。中国人民はどのように台湾問題を解決すべきだと考えているのか。
キッシンジャー 明確に答えを出したいが、首相のようなはっきりした考えは示せない。中国は一つであり、台湾は中国の一部であるとの中国の一貫した政策には反対しない。
(近藤豊和)

| | トラックバック (0)

2010年4月11日 (日)

アメリカにも官僚にも見棄てられた鳩

激怒というより、アメリカ側はクルポッポ-オジャワは亡きものとして扱う、と。次の政権まで寝て待つんじゃない?あちらは普天間継続使用で別に困らないし。

米激怒「まるでわかっていない!」鳩山&小沢体制に見切り
2010.04.10

日米関係が危機的状況を迎えている。普天間移設問題を打開する突破口として期待された鳩山由紀夫首相とオバマ大統領との日米首脳会談が拒否され、民主党の小沢一郎幹事長が検討していたGW中の訪米も見送られることに。このため、永田町周辺では「米国は激怒している。鳩山-小沢体制に見切りをつけた」との見方も出ている。

 防衛省関係者に最近、普天間問題にかかわってきた元米政府高官から次のようなメールが入った。首相が「シュワブ陸上・徳之島案」を軸に、米側などと調整するよう閣僚らに指示したことを受けた内容だという。

 「鳩山チームはまるで分かっていない。日米同盟がどうなろうとも、この責任は回避できない。100%の責任を負わなくてはならない

 まさに警告。これと前後して、日米首脳会談の拒否が伝えられた。小沢氏も「二元外交になる」(小沢氏側近)としてGW訪米を中止したが、米側から正式な招待状が届かなかったという。

 元外務官僚でレバノン大使も務めた作家の天木直人氏は「現在の日米関係は異常というしかない」といい、こう続ける。

 「明らかに、米政府は現在の鳩山内閣に失望を感じている。首相と与党幹事長がともに相手にされないなど、かつてなかった。両国の意思疎通ができていない。完全決裂までは行かなくても、首相が示した5月末までに普天間問題を解決することは無理だろう」

 そもそも、首相が進める「シュワブ陸上・徳之島案」について、防衛省関係者は「ヘリ部隊は地上にいるときが最も脆弱で、陸上部隊と一体運用するのは軍事の常識であり、分散移転は論外。鳩山内閣にはそうした軍事上の基礎的知識がない」とあきれる。

 これを受けてか、岡田克也外相は9日、ルース駐日大使と外務省で会談したが、日米実務者協議の開始は先送りされた。

 日米外交筋はこういう。

 「米側は、日本の政治状況を正確に把握している。『政治とカネ』の問題や支持率などから、鳩山-小沢体制がそう長く持たない、安定していないとみているのだろう。オバマ大統領が首相や小沢氏と会い、普天間問題で拒否すれば、『米国が日本の政権を倒した』という印象を与えかねない。彼らは介錯人(=切腹に際して首をはねる人)になりたくないのだ」

防衛省からこんなリークが出るようでは、鳩は霞が関に見放されたね。
まさしく「死に体」。臓器移植はお早めに。たとえが不謹慎だけど、もはやいつ延命装置を外すかの時期に来ていると思う。延命装置がブサヨメディアのヨイショヨイショなのだけど、自称ジャーナリスト達がバカすぎて擁護になっていないのがイタイ。

外交防衛のアドバーザーに迎えたはずの岡本行夫氏は口を挟む余地なし?文藝春秋で辛辣に普天間問題を批判しているが。

岡本行夫氏はくるぽっぽ首相を痛烈に皮肉をかませている。
「常時駐留なき安保を主張する人達は、同盟の基盤は人間感情であることを理解していない。都合のいい時だけ米軍に戻ってくれと頼んでもムリだ。長年連れ添った妻に対してもうオマエノ顔は見たくないから出ていけ。しかしいいな、病気の時にはちゃんと看病に来るんだぞ」と言うがごとし。

続けて強烈な警告。
「日米安保体制からどちらのほうが大きな利益を受けているか。明らかに日本だ。かつてフィリピンが米軍の足元を見て基地使用料の値上げをふっかけた時、アメリカはいとも簡単にフィリピンから撤退した」「求められないところには駐留しない、防衛しない、これがアメリカの基本方針だ」

鳩がまたタイム誌に挑発発言
この時期に「米国の言いなりにはならない」と言うかね。日米合意を破って反米左翼の活動家の言いなりの首相なんて辺野古の海に沈めてしまいたい。反共産主義で手を結んだ安全保障条約をこの人はマジで反故にしたいらしい。

枝野大臣の特別会計に切り込む事業仕分けはそれなりに評価するが、もはや支持率アップの神通力は期待できないだろう。鰻の養殖事業予算まで仕分け対象に入っているんだって?庶民を敵に回しちゃダメでしょ。「子ども手当」を仕分けしてね。施設の子ども達だけでいいよ。

内閣支持率の世論調査はようやく30%を切るものがちらほら出てきた。
内閣支持率と政党支持率の合計が50%を切ると政権維持が危ないとか。先週くらいは約31%+約27%=58で、まだ安泰だった。鳩山-小沢が辞めるとまた上がるだろうね。いっそこのまま崖から落ちてちょうだい。

こんな政権を支持している層がまだいるなんて!戦後教育のひずみと言うにはあまりにも情けない。

お口直しに進次郎君の鋭い国会質問を。新人議員とは思えない。

開会日 : 2010年4月9日 (金)  会議名 : 安全保障委員会
小泉進次郎(自由民主党・改革クラブ)  9時 30分   31分



<メモ>
「たちあがれ日本」結党趣旨と綱領

 新党「たちあがれ日本」の結党趣旨、綱領の要旨は次の通り。
 【結党趣旨】
 一、第一の使命・打倒民主党 民主党のふがいない政権運営と選挙至上の内向き姿勢に国民は大きく失望している。自民党も過去のしがらみと決別できず、民主党批判の受け皿となりきれていない。政治の流れを変える「捨て石」となる決意をもって「打倒民主党」「参院与党過半数阻止」のために立ち上がった。
 一、第二の使命・日本復活 目指すのは「強靱(きょうじん)な経済」と「安心な社会」を両輪とする日本の復活。日本の良き伝統文化を守る安心社会を目指す。
 一、第三の使命・政界再編 政策を軸とする政界再編と国政全体での世代交代を同時に進める「橋渡し」の役目を果たす。

新党「たちあがれ日本」の政策綱領全文

 1、誇りある日本の文化と伝統、豊かな自然にはぐくまれた国土と環境、国民の生命・財産を守り、国際社会の一員としての責任を果たすため、自主憲法制定を目指す。
 2、国・地方が直面する財政危機を突破するため、あらゆる政策を総動員し、持続可能で透明性の高い信頼される行政の実現を目指す。
 3、安心社会の実現のために財源に裏打ちされた持続可能な社会保障制度と経済成長力強化と雇用の創造を目指す。
 4、経済と国民生活の基盤である、食料・水・エネルギー資源の確保に向け総合的な資源戦略を確立する。
 5、地球環境の保全、自然との共生に根ざした成長という21世紀の課題に正面から取り組み、世界最先端の環境型先進国家を目指す。
 6、一人ひとりの国民が国際社会で通用する道徳観と教養を身につけ、希望を持って働き、国や地域や家族を愛し、豊かな人生を得るための教育の振興を目指す。
 7、失われた政治への信頼を取り戻すために、「選挙のための政治」を峻拒(しゅんきょ)し、政治生命をかけて政策の実現を目指す。

◇日々是語草◇
将来の天皇陛下、幼稚園にご入園\(^O^)/

| | トラックバック (0)

2010年3月21日 (日)

今度こそ?一石何鳥、普天間移設先は勝連沖(うるま市)

普天間基地移設先候補が幾つも浮かんでは消えていった。
岡田外相が「国外県外にするとはマニフェストに書いていない」と言ったからには、沖縄県内にするしかないということだ。ついでに「マニフェストを守るとはマニフェストには書いていない」と開き直ればよかったのに。すでに国民と民主党政権の間には冷たいすきま風が吹いているので、真反対にブレたところで驚かなくなっている。慣れってコワヒ・・

普天間移設先の検討委員会は、連休明けの23日には具体的な方向性をまとめるらしいが、当たるも八卦当たらぬも八卦、「これはイケルかも」と思った移設先を一つ。

週刊現代で、密かに平野官房長官が推し進める移設先がスクープされていた。

沖縄県うるま市の「勝連沖案」は、沖縄商工会議所名誉会長・太田範雄氏が計画し、昨年秋から政府内で検討してきたという。各方面の根回しも済んでいるそうだ。

小沢幹事長も昨秋に面会の上 納得してもらい、ようやく候補地としてニュースで報じられるようになったので、太田氏自身が説明する時が来たと考え、週刊現代のインタビューに応じたのだという。勝連沖埋め立て案は本命候補だったので、外に漏れないように厳重に取り扱われていた。国民新党のキャンプシュワブ陸上案が本命のように報じられていたが、陽動作戦だったわけである。最初から無理だとわかっている陸上案をなぜ政府は否定しないのだろうと私も思っていたのだけれど。たぶん日米合意どおりの辺野古案に落ち着くと想像していた。

<勝連沖案のメリット>

1,普天間と名護の中間に位置するうるま市の沖合に人工島を作る計画。海上埋め立てには実績がある。(1979年、宮城島沖の海上を埋め立て、石油備蓄基地を建設した)

2,この海域は珊瑚礁がすでに死滅しており、環境への影響が最小限。環境アセスメントも1年程度で済む。

3,勝連沖の海底は大変浅いので、建設自体は難しくない。移設に必要な基地建設ならわずか2年で完成できる。

4,普天間基地の海兵隊がこの案に賛同してくれている。名護市だと遠すぎるが、海上道路を造れば、現在の生活圏から通勤可能である。

5,人工島の最終的な目標は、沖縄経済の自立・発展に役立てたい。1000㌶もの人工島を作り、いずれ民間物流の拠点にする。また航空機の修繕場として活用し、沖縄経済の核にしたい。大きな雇用も創出できる。

6,計画では人工島の建設にはPFI方式――公共施設の建設・維持管理・運営等を民間の資金・技術を生かして行う方法を採用し、建設費用の約2兆円の大半を民間から調達する予定になっている。民間企業が出資し、代わりにそれらを軍が使用する際、国にリースとして貸し出すという形をとる。この方式によって、うるま市には国からの補償金に加え、法人税も確保する。

7,現在、ワーストクラスのうるま市の財政状況は、これによって大幅に改善される。平野長官サイドからの要請を受け、太田氏は、市議会関係者、地元漁協関係者などを中心に同意を取り付けるために奔走している。近いうちに「勝連沖案」が政府案として発表されるのではないか。ある政府高官から太田氏はそのような連絡を受けている、と。

8,人工島により騒音・墜落問題の解決が図られる。
──────────

太田氏の言うようにこんな素晴らしい案であるなら、なぜ自民党は検討しなかったのか。太田氏は十数年も前から計画していたそうだ。つまり移設案が持ち上がった頃からの計画。太田氏は自民党の有力議員らにこの案を提示したが、さまざまな利権やしがらみによって検討されなかったのだという。(久間や守屋の利権駆け引きを思い出す)

23日の検討委員会の結論がどう出るか。
県外・国外を選挙中に口約束し、沖縄県民に期待を持たせてしまった鳩山首相の軽い口を昨年中に塞いでおけば、沖縄県内でも説得しやすかったと思う。かえすがえすも社民党にすり寄る鳩山首相の沖縄県民の心を弄ぶような言動には怒りを感じる。

辺野古か勝連沖か、はたまた九州○県のびっくりカードが出てくるのか知らないが、いざ建設となった時には、社民党がうちわで扇ぐ反米市民プロ団体がまたテント村に張り込むのだろう。

基地問題が沖縄県内で決着した暁には、今までニタニタ薄ら笑いを浮かべながら「国外・県外」と言いふらしてきた鳩山首相に対し、沖縄県民の心を弄んだ責任を追及するべきだ。鳩山首相と社民党党首をクビにしろ。あ、いや、鳩・小沢のままのほうが参院選で野党が有利になるから、このままでいいや。ズルズル参院選にいってしまえー。

【追記】
あらら勝連沖案はいいと思ったんだけど、アウトだって。
困ったね、民主党さん。アメリカをマジで怒らせちゃったみたい。


(日経)米オバマ政権が米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、2006年に日米が合意した同県名護市辺野古沖に移す現行案の履行か、普天間の継続使用かの二者択一を日本に求める方針であることが20日、分かった。 http://bit.ly/di2Yh3

◇日々是語草◇
公邸を私的利用し、韓国俳優とデートするミユキ夫人

| | トラックバック (0)

2009年12月 8日 (火)

いわしの頭と亀の甲。マルチ族の山岡は米国公使に「日米合意より社民党が大事」と明言

「日米合意より社民党が大事」と言っちゃった!

普天間、年内決着に協力要請=民主・山岡氏に米公使

 米国のズムワルト駐日首席公使は8日、国会内で民主党の山岡賢次国対委員長と会い、米軍普天間飛行場移設問題の年内決着に協力を求めた。これに対し、山岡氏は「(連立を組む)社民、国民新両党と同じ歩調を取る可能性もある。日本国内の政治情勢も理解してほしい」と語り、連立政権の安定が重要だとの考えを伝えた。(2009/12/08-18:45)

外交交渉は、連立かどうかは関係ない。閣内不一致は連立政権がゴタゴタしていますと白状しているようなもので、肝心の首相はどっちつかず。外交では弱みを見せることは御法度なのだと山岡は想像することもできない。そうか、マルチ商法の守護神・山岡だからか。国益など真剣に考えたこともないのだろう。

「少数政党に振り回されておりまして・・」と泣きを入れる時点で、自民党が築いてきた日米の信頼関係に甘えきっている精神構造を露呈している。「私達はアメリカ追従の自民党とは違う。日米対等だ」が聞いてあきれる。ガキの反抗期か?

なぜ小沢の腰巾着にすぎない山岡国対委員長に対応させるのだ?公使だから山岡あたりであしらえると思った?すぐオバマ大統領の耳に入るのだよ。ハトミミは役立たずだが、あちらはダンボの耳になって、政権の一挙手一投足を見ている。

普天間問題では、鳩山首相のリーダーとしての資質が疑われている。みっともない。日米合意では「2014年までに決着」とあるのだから、本気で県外・国外移設を検討するなら、きっぱり「自民党政権下での合意は白紙」にして「2014年までに鳩山政権が責任をもって移設先を探す」と言えばいい。そこで「trust me」と言えば、少なくとも辻褄は合う。

あるいは正直に「私は福島社民党党首と同じ気持ちです。米軍駐留反対!」と言えばどう?岡田外相は抗議の辞任をすべし。拍手喝采を浴びるだろう。鳩山なんてさっさとクビにしちゃえ。

連立政権の縦の軸が機能不全に陥っている。民主党の頭は いわしの頭か。いわしの頭なら信心でなんとかなるが、わが国の政権の頭は、飾りにすらなっていないようだ。

重要政策、社・国の言いなり=民主内は不満うっ積

(抜粋)
亀「政治主導とは民主党主導ではない。3党主導だ」
(連立政権のきしみについて問われ)鳩「ここは我慢のしどころだ

 経済対策の規模にこだわる亀井氏は、当初の政府案だった2.7兆円に反発。財政支出を8兆円まで積み増すよう求めていた。4日には7.1兆円まで膨らんだが、要求に届かないことを知るや、予定されていた与党党首級による基本政策閣僚委員会を欠席。取りまとめ役の菅直人副総理兼国家戦略担当相から電話で出席を促されても、一方的に電話を切る荒技に出た。

菅「郵政株式売却凍結法は国民新党の言うことを聞いて通した。恩義を感じないのか」
亀「3党で合意したじゃないか」-二人の怒鳴り合いに室内は静まり返った。

亀「不景気が深刻になったら、あんたの献金問題にみんな黙っちゃいないよ」(総理大臣を恫喝する亀)

普天間移設問題では、社民党が連立離脱の構えをちらつかせて年内決着の流れに抵抗。...民主党内では小沢氏に近い議員からも「社民党には連立から出て行ってもらいたい
鳩はひとごとのように「お互い意見の開陳の後は仲良くやることは当然だ

民主党内では「決断できない首相というイメージが強まり、内閣支持率にも響く」(中堅)との懸念も広がりつつある。(2009/12/08-22:05)

我慢のしどころが違うのではないか、鳩山首相。
大人しかった菅国家戦略相が、ついにイラ菅の本領発揮。亀に自分のテリトリーまで荒らされてはたまらない。菅さんの一喝に周囲は溜飲を下げていたりして。

亀「菅さんは言ってはならないことを言った。あんなのは議論とは呼べない

「私が政府」の亀さん、あなたこそ「言ってはならないこと」を言い続けている。あなたは「居てはいけない」。

わたしは民主党を一度も支持したことはないが、民主党には期待する議員はたくさんいる。一方、国民新党や社民党は日本の災難である。政局のために災難を呼び込んだ鳩山政権は、遠からず崩壊するだろう。

◇日々是語草◇
高橋洋一氏の政策工房は、思ったとおりみんなの党のシンクタンクだった。

| | トラックバック (0)