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2010年6月 5日 (土)

宮内庁東宮職が週刊新潮に抗議

宮内庁HPの「皇室関連報道について」より

「週刊新潮」(平成22年6月10日号)の記事について

平成22年6月4日

「週刊新潮」(平成22年6月10日号)において,「イジメっ子対策で「給食に向精神薬を混ぜては」と提案した「東宮」」と題する記事に関する宮内庁東宮職としての対応は,下記のとおりです。



1.  「週刊新潮」(平成22年6月10日号)の「イジメっ子対策で「給食に向精神薬を混ぜては」と提案した「東宮」」と題する記事において,「ADHDのクスリを給食に混ぜて,暴れん坊の子どもらに飲ませたらどうかと,東宮側が提案してきたんです。時期は,野村大夫のイジメ会見よりもかなり前のことです。」との記述がありますが,東宮職より学習院初等科に対してこのような発言をしたことは一切なく,またそもそも東宮御一家がこのような発言をされるということはありえません。

    記事においても東宮職からの「全くの事実無根です」という回答を掲載しているものの,記事における上記の記述はあたかも事実であるがごとき誤解を招くものであり,皇太子御一家や東宮職に対する悪意ある中傷であると考えます。特に,当該記事の見出しにある『提案』は全く事実無根であり,たいへん悪質です。

2.   宮内庁東宮職においては,「週刊新潮」編集長に対して,上記のとおり,強く抗議するとともに,速やかに訂正記事を掲載することにより,記載のような事実がなかったことを明らかにし,あわせて謝罪を求めております。

この件について、また野村大夫が記者会見でわざわざ言及したものだから、新聞・テレビニュースでも報じられてしまった。

きちんと証拠を残しておくという意味では、HPで抗議するくらいでじゅうぶんだと思う。なぜいつも大ごとにするのか。後で述べるが、週刊新潮に特に非はない。

愛子様のご様子に国民の注目が集まっている状況で、再び全国的に「抗議」が報道され、よけいな憶測を招くことになるという状況判断が東宮職にはないのではないか。

3月に愛子さまの不登校問題を会見で報告したのは、雅子様からの要望があったことは間違いない。文春によると、皇太子殿下は定例会見で不登校問題に触れることにはためらいがあったらしい。今回の新潮記事への抗議もまた雅子様のご要望なのだろうか。

野村大夫がいくら仕える側とはいえ、言いなりになることと主人を護ることの違いがわからないわけではあるまい。特に精神疾患を抱えている雅子様をお護りすることは、波及する影響を熟慮した上での判断が必要である。

東宮職が週刊新潮に訂正と謝罪要求(産経)
2010.6.4 17:34

 宮内庁の野村一成東宮大夫は4日の定例記者会見で、週刊新潮6月10日号に掲載された「イジメっ子対策で『給食に向精神薬を混ぜては』と提案した『東宮』」の記事が事実無根だとして、同誌編集長に訂正と謝罪を求めたことを明らかにした。

 記事では、ADHD(注意欠陥多動性障害)の薬を乱暴する児童らに飲ませたらどうかと東宮職側が学習院初等科に提案したと報じている。野村東宮大夫は「東宮職はもちろんのこと、皇太子ご一家の名誉を著しく損なう記事で大変悪質」と批判した。

 同誌編集部は「記事については自信をもっており、対応は考えておりません」と話している。

新潮は一歩もひかない。朝日新聞社襲撃事件のインチキ告白ではミソをつけ、編集長が交代したので、二度とミスは許されない。

(宮内庁HP)
「記事においても東宮職からの「全くの事実無根です」という回答を掲載しているものの,記事における上記の記述はあたかも事実であるがごとき誤解を招くものであり,

HPでの記述にあるとおり、新潮は、東宮職や学習院側の「事実無根」であるとのコメントをしっかり書いている。
しかし、新潮がなぜ「自信をもって」いるのかというと、複数の証言を得ているからなのである。もちろん教師の虚偽の証言ということもあり得る。そこで新潮は、この悪質な噂を裏付けるため別の人物にも取材した。

ベテランの皇室ジャーナリスト

「私もその話を耳にしたので、かねてから知り合いの学習院の先生に訊いてみたんです。すると、そういう提案があったのは間違いないと言っていました。初等科の教職員らは最善の努力で問題解決に取り組んでいるのに、東宮に対し、不信感や反発心が芽生えたと興奮していましたよ」

さらに、愛子様に乱暴を働いたのは取りざたされた男子ではなく、別の外務省職員の子供だったという件で、こう続ける。

「外務省勤務の親を異動させようと東宮サイドが画策したことも聞いていると言っていました。父兄の間では、ある程度知られた話だそうです」

当初同情的だった父兄だけでなく、教職員も「そこまでするのか」と批判的に変わっているということだ。

そして雅子様に最大限の配慮をして好意的に書く友納尚子氏ですら、「雅子様が学習院に対して不信感がぬぐえない」ことを指摘している。双方が疑心暗鬼になっている状況がうかがえる。

周囲の不満や憤りは、箝口令を敷いていてもどこからか漏れてくるものだ。新潮が取材した学習院の教員が「ADHDの薬を男子の給食に混ぜたらどうかと東宮側が提案してきた。それを知った一部の教職員からは猛反発の声が上がった」と憤慨していたのは、新潮のねつ造なのだろうか。宮内庁の抗議をそのまま信ずればねつ造記事ということになる。

それとも東宮職といっても野村大夫の知らないところで行われたことなのか。野村大夫は立場上「あり得ない」と抗議するのは理解できるが、すべての職員に事情を聞いてみたのだろうか。あるいは教職員の勘違いで、父兄の中からそんな提案があったことをいつの間にか「東宮側からの提案」として広まってしまったのか・・・。

一つ言えることは、このような噂が広まる時点で学習院側の東宮側への不信感が増大している、読者はそのことを感じ取るはずである。大人たちの相互不信によって起こる諍いは、愛子様にとって決して良い結果はもたらさないだろう。

解決の第一歩は、東宮ご夫妻と野村大夫がしっかりコミュニケーションを重ね、側近として学習院との仲介役を果たすことが重要だと思う。

◇日々是語草◇
だめ押しスキャンダルを振り切って鳩は終わった

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