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2010年1月

2010年1月29日 (金)

「市場・企業・法」ロナルド.H.コース著

フォーサイトに「企業・市場・法」(88年刊行)ロナルド.H.コース著 が紹介されていた。一般向けに書かれたテキストではないので、読みにくいらしい。そこで読むのはあっさりやめて。。

市場原理主義が拝金主義を助長させたかのように言われる昨今なので、もう一度市場メカニズムについて復習するのは有意義なことと思う。
柳川範之氏の解説に沿って大ざっぱに把握したい。鳩山首相の「5分でキーワード」を笑えないか^_^;

市場はもとより市場価格を通じた資源配分を担っている。自由な市場取引が担保されることが前提となるが、メカニズムが機能不全に陥る危険性があることも事実である。

コース氏はその限界を積極的に認めた上で、市場がうまく機能するための司法的ルールの整備を重視する。そして市場メカニズムを支え、補完する民間の非市場型メカニズムに光をあてる、と。

補完する民間の非市場型メカニズムとは、ずばり「企業組織の役割」であるという。民間企業が補完することができれば、「政府の安易な介入」に警鐘を鳴らすことができる。

アンチ市場を唱える人達は、日本型社会主義の成功を引き合いに出し、企業が従業員を守る家族のような形態を持つことが理想であると言う。
一面正しいが、重要なことが抜け落ちているかもしれない。組織が継続するためには新陳代謝と変化を恐れない、つまりリスクに挑む姿勢が重要なのである。「家族型」は安定・安泰・年功序列を求めるので、「組織継続」に関して逆にリスクを内在している。

今私は「ビジョナリーカンパニー」を読んでいるのだが、そこにも大きなヒントがある。気になる小沢氏問題の捜査の行方が見えてきたら、ゆっくり書くことにしよう。

さて、「企業・市場・法」では、市場がうまく機能するために必要なことは「権利や義務を明確に規定する司法的ルールが必要であり、それらの適切な設定なしには市場はうまく機能しない」と繰り返し主張されているのだという。

私もブログで再三再四述べてきたことであるが、ルールなき市場はあり得ない。抜け穴があるなら塞ぎ、厳罰化も検討しなければならない。
1940年体制を引きずる日本経済は統制的であり、官の規制が強すぎる。この現状の問題点を理解し、打開のための具体策を掲げているのは みんなの党のみである。

官の統制が民間の自由な競争を阻害してきたため、自覚のないまま成長産業の芽を潰してきたという事実がある。今のままでは、日本の若者の起業スピリッツは育たない。アメリカでは、シリコンバレーで始まったIT産業は国の規制緩和政策が後押しした。ベンチャーキャピタルは、知的産業の育成を支援する方向に加速していくだろう。

エコノミストの中原圭介氏は、銀行が企業を育てる志を持たないことが元凶だという。国と銀行が癒着してきたせいもあるのだが、銀行は本来コンサルタント能力をもってベンチャー企業を支援するのが本分ではないか。優秀な経営コンサルタントこそ銀行は内部に育てるべきだったのである。貸し渋り・貸しはがし・馴れ合い融資等々、現状を見るにただの「金貸し業」に成り下がっている。

現実の経済の問題は、理想的な市場の働きを妨げる情報の非対称性やルール・執行の不完全性等、さまざまな要因が存在し、取引にあたって社会的に費用が発生する(取引費用)。コース氏の主張は、それらの要因にこそ焦点を当てるべきであるとする。

従って、統制・規制・政府の干渉ではなく、自由を保障する民間ルールの整備と罰則のあり方を練り上げる必要がある。ここがどうしても混同して、政府の干渉を許してしまう。あげくには政府は消費期限をすぎた産業に補助金をばらまいて市場を歪めてきたのが歴代政権である。

※日本経済を強くするためには、規制緩和して投資や参入を容易にし、ルール違反には厳罰で臨む、その方向性を求めるべきではないだろうか。

「企業とは何か」という問いに対し、コース氏は「市場取引で発生する取引費用をより小さくするための仕組み」と定義する。企業は(取引費用を負担することによって)市場の不完全性を補完する。言い換えれば、取引費用を無視した経済学では企業組織の分析はできないということである。精神的な負担や資源配分の歪みといった社会的費用を企業がさまざまな形でフォローすると言ってもいいだろうか。

本書で繰り返し主張されているのは、市場がうまく機能しないからといって、それが直ちに政府の介入を正当化するものではない、という考え方である。

政府がなんでも介入(負担)すれば人気取りになると勘違いしている政治家が多い。だから、今まで「陳情」「カネくれ」政治から脱却できなかった。

※予算を取るのが政治であったが、今後は予算を手放す政治に転換しなければならない。

たとえば競争になじまない福祉であっても、先鞭を付けているワタミ社長のように民間が担うことができるのである。たとえば保育所不足が解消されないのは、規制緩和して多くなりすぎると既得権が脅かされることを恐れ、陰で反対する人達がいるからである。政府はようやく幼保一元化を打ち出したが、ハードルは高い。なぜそのためにもう一つ省を作る必要があるのか。あるいはタクシー業界で規制緩和が問題視されたが、サービス向上をじゅうぶん図らぬままに賃上げという逆行策を採ってしまった。量と共に質を上げていく競争の中で適正な価格が決まり、需要も満たされる。

政府の介入は有害である場合が多い。政府がすることは規制緩和と司法的ルール整備である。そうしなければ、民間は自由を阻害される。時代と共に淘汰されるはずの産業が生き延び、伸びる産業が伸びない。

民度が高い国、先進的な法治国家では、政府の介入以前に民間側で知恵を出し合ってルール整備をする例が多い。(自治組織など) 

※強力な中央集権統治は、国家の危機以外は必要ない。

ノーベル経済学賞(正確にはノーベル賞ではないそうだが)を受賞したコース氏の研究に続き、2009年に経済学賞を受賞したオストロムとウィリアムソンは「企業間取引と企業内取引の違い」をより明確にするとともに、「決定権を持っている人がその権利を濫用するマイナスが企業内取引の限界を決める」という研究を発表した。

このような優れた研究成果は、日本の政策運営にはなかなか反映されていない。政治は人気取りと政局に明け暮れ、権益を手放すことをしない肥大化した中央組織は民間の活力を奪い、結局国民に重い負担を押し付けているだけなのである。

◇日々是語草◇
「民主党の地域主権論と東アジア共同体論は外国人地方参政権とパックだ」長尾教授(産経)

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2010年1月26日 (火)

政治資金規制法違反を甘く見ることなかれ

石川容疑者の父「小沢さんが会見で言ったとおりでしょう。息子が犯したミスでございます」(きっぱり)

会見を設定し、父親がテレビカメラの前でわざわざ息子の虚偽記載(単純ミスではない)を認め、小沢氏をかばうのは一種異様な光景であった。逆にこのきっぱりした様子が、かつての田中角栄・金丸の秘書の結末を想像させた。石川氏は「証拠隠滅」(特捜部の表現)されなくてよかった。家族はいろいろな意味で守られるだろう。

検察幹部「小沢さんは嘘に嘘を重ねて支離滅裂になっているような気がする」(ニュースZERO)

これもリーク?(笑) 記者に対して語った“感想”だね。

小沢氏の言い分は、不動産購入の原資について「献金」「銀行借入れ」「個人資産」と、短期間にこれだけ変遷している。信じろというほうが無理である。

小沢氏はまた「虚偽記載(資金操作)をして私にはなんらメリットがない」と言っているが、当時下っ端の石川元秘書が複雑な虚偽記載をするメリットは、小沢さん以上にない。小沢さんは「慣例的に(不動産取得時に)銀行融資で購入していた」とも弁明している。だから、石川氏に報告を受けても「いつものこと」として了承したと。つまり小沢さんの言い分としては、虚偽記載は石川氏の判断でやったということ。聴取書には「秘書が勝手にやった」として記録され、その書き方に異論はあったが、渋々小沢氏は署名したということだ。

ところで、ツイッターにはあまり時間を取られたくないので、「書きたいことがある時に一人勝手につぶやく」やり方をしていきたい。タイムラインを「読む」のはほとんど諦めている。字数制限もあって、コミュニケーションツールとしてはやりにくくて仕方ない。でも、私のツイートに対してフォロワー以外の人からも「返信ボックス」に入ることが多くなった。丁寧に返事していたんだけど、いやみっぽいコメントも入っているところを見ると、どうやら政治スタンスの違う人達がウォッチしているらしい。

見るのをや~めたってことで、気になったことをブログに書くことにする。

政治資金規制法違反など(微罪なので)単に帳簿の修正をするだけで何も問題はない」という意見が寄せられた。

政治資金規制法違反については形式犯・微罪との通念があるので、そこから検察の横暴という批判が起こり、ひいては恣意的な検察権力の介入ではないかという疑念も起こっている。

私自身も検察のやり方には、日歯連献金事件や鈴木宗男・佐藤優氏の取り調べ、ホリエモン事件等々、大いに疑問を持っている。しかし、小沢氏の問題に限って検察批判の方向に持って行こうとするのは、逆に恣意的な世論操作だと思う。少なくとも捜査中の今は、「検察が悪い」「小沢が悪い」「(小沢さんに都合の悪いニュースを流す)マスコミが悪い」という議論は無意味かつ虚しいことなのである。検察が証拠固めを終えれば、いくら本人が否定していても起訴・立件するし、裁判で決着がつくことである。

政治的スタンスが違っていても、今は誰もが捜査の行方を見守るしかない。

検察にとって最悪なのは、秘書らの「虚偽記載」のみで終わることだろう。ゼネコン汚職立証を狙っていると思われるが、当時職務権限がなかった小沢氏なので収賄罪は無理。そこで斡旋利得罪での立件を視野に入れているはずである。ところが、この証明が難しい。最近出ていたニュースでは、ゼネコン業者に振り分けて規制額以上のパーティ券を「なかば強制的に」購入させていたというものがあったが、どこまで立証できるか…。これ以上は詮索できない。

検察の狙い筋がもし外れたとしても、「故意の虚偽記載は形式犯・微罪にすぎない。修正で済まされる」という方向は、近年では変化している。なぜなら政治家の資金の流れが「法の網の目をくぐる形」で巧妙になっているからである。ほとんどの国会議員は清廉潔白だろう。小沢氏は、どこをどうひっくり返しても真っ黒けである。

法的に犯罪として立証できるかどうかは別として、小沢氏には倫理観が問われることが多すぎる。青木愛議員の秘書達に大久保容疑者が「上納金」を強要していたという、青木氏が参院時代の元秘書の証言もあった。もし嘘なら小沢氏側はこの証言者を訴えればいい。

小沢氏が陸山会代表として不動産を買っていたことの反省として、政治資金規正法が改正され、政治資金では不動産購入はできなくなった。

小沢氏の不動産問題をジャーナリストとして追及してきたのは、長谷川学氏である。不動産疑惑の取材結果を週刊現代に寄せ、その後小沢氏から裁判を起こされたが、小沢氏側が負けている。小沢氏は不動産売買で、奥さんの口座を利用し、家族で資金を回すような“操作”もしているのである。小沢氏は奥さんの任意聴取に難色を示しているという。

霞が関の体質として、御用記者と癒着し、追い落としたい政治家などの悪いことをリークすることは日常茶飯事である。長谷川幸洋氏の「日本国の正体」(山本七平賞受賞)に詳しい。特捜部からのリークが全くないというのもにわかには信じがたいが、基本的にはジャーナリストや記者が資料や関係者から丹念に取材して出てきたものがニュースとなり、雑誌記事となる。スクープ合戦では、トバシも多くなるので要注意である。元共同通信記者の青山繁晴氏も経験談としてそのことを裏付けていた。記者やジャーナリストがしつこく捜査関係者に取材し、「否定しなかったことは肯定なんだな」というふうに感触を得て記事を書くので、報道されていることが全部真実ではないだろうし、嘘でもないのだろう。

一つ言えることは、法で裁くことができない問題は、国会議員なら選挙という手段によって有権者が判断するということである。支持率急落の次は、落選という最も重い“裁き”が待っている。だから、疑惑には真摯に答えなければならないのである。

政治資金は寄付と税金によって成り立つ。政党助成金は国民一人当たり250円の税金によって政治活動が支えられている。公金である限り、これを個人の資産形成、あるいは自分が代表の政治団体を通過させてロンダリングするなどといったことがあってはならない。1円まで公表義務を負わせようとしたのは、民主党自身ではないか。

公金の扱いは、最もシビアなものである。法の抜け道があるならその穴を塞ぎ、法で補えないところは自ら身を正す。これが政治家としての姿勢である。小沢幹事長は、虚偽記載を秘書のせいにするのではなく、関与の証明があるなしにかかわらず、秘書が起訴された時点で責任を取って辞任すべきである。それが民主党を守ることにつながる。清廉潔白な民主党議員達にこれ以上の迷惑はかけるな!!

「修正でいいではないか」と反論する人達は、このような公金の意味をまったく考えていない。近年は重大犯罪として立件する方向にシフトしてきているのである。もちろん単純ミスや悪質でなければ起訴までいくことはないが、政治家の地位を利用して利得を受ける行為が内在している時には、ワイロ罪ではなく、規制法で追及するということだ。田中角栄以来、ずっと金権政治を追及してきた立花隆氏は、政党助成金が不正に流れているとなれば「ワイロ以上の大スキャンダル」だと言う。

サンプロでは、元東京地検特捜部長の宗像氏が番組後に検察批判をしていたとかで、「やっぱり検察がおかしい」と郷原氏らに詰め寄られていたが、宗像氏は不機嫌に「私は中立。(郷原氏に向かって)あなたはバイアスがかかっている」と断じていた。番組中、近年は贈収賄や脱税が政治資金規制法違反として積極的に捜査されるというようなことを言っていた。

坂井隆憲議員(自民党)の事件を記憶しているだろうか。
2003年に献金の不正処理で捜査され、政治資金規正法違反容疑で懲役2年8ヶ月の実刑判決を受けた。控訴したが自ら取り下げ、量刑が確定した。Wikipediaで確認すると「公設秘書給与約2400万円を国から騙し取った詐取容疑」もあった。当時、衆議院本会議にて逮捕許諾決議可決し逮捕され、自民党から除名処分を受けている。自民党は、少なくとも検察に圧力をかけてもいないし、「微罪だ」「検察の横暴だ」とわめいたりはしていない。要請を受けて逮捕許諾決議も可決した。

小沢氏のケースが「秘書が勝手にやったこと」として罪を免れるなら、整合性がとれない。仮にそうであったとしても、厳しく倫理性が問われるだろう。「透明性」に自信満々だった小沢氏が「確認していなかった」と前言を翻すのは腑に落ちない。不動産を買いあさっていた頃からの小沢氏の常套手段だったことは、すでに調べがついているのである。ベテランでもない石川秘書が独断で複雑な操作をするとは信じがたい。今後は、小沢氏の虚偽記載への関与が焦点になってくるだろう。

◇日々是語草◇
ちょっとつぶやく程度に

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2010年1月23日 (土)

民主党の公開会社法は連合の受け売り

民主党の政策「公開会社法」が最近ネット上で話題になっていた。「会社は誰のものか」というカビの生えた議論を民主党が仕掛けたらしい。上場している株主会社は会社法上「株主のもの」であって、すでに議論の段階にはない。

経緯や問題点については、こちらのブログに詳しく解説されている。

民主党「公開会社法」案に落胆する

民主党の政策集は、公開会社法制の中身まで書いておらず、単に「株式を公開している会社等は、投資家、取引先や労働者、地域など様々なステークホルダー(利害関係者)への責任を果たすことが求められます。公開会社に適用される特別法として、情報開示や会計監査などを強化し、健全なガバナンス(企業統治)を担保する公開会社法の制定を検討します。」とあるだけなので(略)

はは~ん、なあんだ、民主党の公開会社法は「市場原理主義」のアンチテーゼとして、「労働者保護」をステークホルダーと言い換えているだけ。

観念論として会社は「社長のもの」「従業員のもの」と言っても間違いはないけれど、人それぞれの立場や価値観で突き詰めていけば、「哲学」の領域になってしまう。

人間の体で言えば、頭脳にあたるものは何か。経営判断を左右するものがその会社の生命線ということになる。会社としての体を成していても、利益が出なければ存続不可能なのだから、会社の生存権は「顧客」というエネルギー供給源にかかっている。会社と顧客を一体不可分と見ると、「社会」になにがしかの貢献をしなければ存在意義を失うわけで、大きく言えば会社はすなわち「社会のもの」という結論になる。それをどのステークホルダーの視点から見るかによって、観念論の方向性が違ってくるのである。

しかし、市場原理主義のアンチテーゼとして提示されるのなら、視野狭窄に過ぎると思う。先進的な資本主義において、市場を無法地帯にすることはあり得ないからである。鳩山由紀夫のように対立軸として見ること自体が おかしな“原理主義者”の発想なのである。

上からの統制経済を社会主義と呼ぶが、下からの社会発展を支えるものとして、私としては「会社は社会のものである」というところからスタートしたい。民における社会意識が高まれば高まるほど、政府の役割は小さくなる。民の役割を大きくすることによって、もう一段階上の「小さな政府」を目指す転機に来ているのではないだろうか。

企業のあり方そのものを論じるには、将来的な明確なビジョンと現実的な企業の成功パターンを分析しておかなければならない。菅直人氏の言う「第三の道を探す」趣旨はわからないでもない。

結論を先に書くと、鳩山首相が「ビジョン」として発信した「新しい公共の概念」と、その先にある「社会企業」の方向性は正しいと思う。民主党は、社会起業家に一律300万円の支援を決めている。全然足りないけれど。

少子高齢化社会を迎え、介護や保育をビジネスとしてどう成功させていくかが課題である。知恵は民間にある。政府がやることは規制緩和と「やる気のある者」に対する補助に尽きる。渡邉美樹社長は「ワタミの介護」として実践的な優れた提言をしている。病児保育については、みんなの党もマニフェストに盛り込んでいる。ユニクロの柳井社長は「国から国民がオカネをもらうようになったらおしまい」と言っていたが、「頑張らなくていい」社会を誰が望むのか。派遣村でやるべきことは、福島瑞穂のように「私達はぁ、あなたがたをぉ見棄てませんっ」とアナウンスすることではなく、「やる気のある者」と「楽して生活保護がほしい者」の選別作業ではないか。

鳩山首相が本屋で28冊だったか、大人買いした本を眺めると、大変示唆に富んだ優れた本が並んでいた。アドバイザーは鳩山首相に「5分読んでキーワードをつかむだけでも良い」と言ったそうだが、本を眺めて天啓が降りてくるなら誰も苦労しないのだけれど。それなりの勉強と努力があってはじめてひらめきが得られるものではなかろうか。

ただしどんな素晴らしい理念であっても、必ず副作用がある。「公共の概念」は、小さな政府を目指しながら、それでも足りない所得分配を補うためにセーフティネットを「社会全体」で底上げしていこうという、ビジネスモデルを編み出していく発想なので、悪用する輩もいる。弱者を食い物にする「貧困ビジネス」をどう規制し、ルール化していくかという難題が横たわっている。

官と民のあり方、企業のあり方を俯瞰しても、民主党の公開会社法には反対である。

本来の公開会社のあり方(生存方法)は、ガバナンスの問題を開示・会計・監査を一体としてより投資を得やすい環境(エネルギー補給)を高める、つまり市場(社会)を強く意識していこうという会社法に則っているのだが、民主党は逆行している。

参照ブログの とも弁護士さんは、まず日経新聞朝刊の「一目均衡」編集委員の三宅伸吾さんのコラムを取り上げている。

上記コラムによると、背景は連合がまとめた「政策・制度 要求と提言」で、金融危機や格差問題の背景に株主主権主義のまん延があるとして、従業員代表制の実現を求めたと解説されています。

一言で言えば、民主党の趣旨は、透明性を高めるための外部監査を排除し、労働者保護を実現するための会社法制を整備することなのだと思われる。御用組合であれ、闘争型であれ、恣意的な利益者代弁は会社の生存とは相容れないことが多い。

三宅さんが記事の最後に海外機関投資家が対日投資を手控える懸念に言及しておられますが、私はこのような安易な政策決定を行うとするならば、それ自体に不信感がもたれることになるであろうと思います。

監査役の独立性に相反するものであり、監査役制度の破壊と言わざるを得ない」とブログは結論付けている。

鳩山首相の「5分でキーワードをつかむ」やり方もそうだが、民主党のやることはことごとく趣旨と結論がかけ離れている。たとえば成長戦略でいきなり飛躍して3%成長を掲げているのも理解に苦しむ。CO2削減25%もそう。理論付けと過程の工程表がない、つまり間が抜けているのである。

>>シリーズ(?)パート2は「企業・市場・法」

◇日々是語草◇
細野豪志は政治家(オザワ)に説明を求めず、官僚(検察)に説明を要求。どこが政治主導か。

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2010年1月21日 (木)

地検に内通者。小沢に捜査情報を漏洩していた。(青山繁晴氏)

小沢のカネ問題を考え始めると具合悪くなるので(怒りが収まらないので(^_^;)、頭を切り換えてきょうは「企業とは何か」を書こうと思っていたんだけど、最新の青山繁晴のズバリ!を聞いたら、ビックリたまげて思考停止。

情報通の青山さんだって、ガセをつかまされて間違うことがある。感情移入が過ぎることもある。それで一時、青山筋の情報はあえて遠ざけていた。しかし、今回のは・・・(絶句)

民主党の幼稚な議員のみならず、小沢氏から幹事長職を一時的に任されている日教組の親分までもが「潔白な小沢vs.検察の横暴」「民主党vs.霞が関官僚」「民主党vs.メディア」の構図に世論操作しようとしている。輿石HPに激励のメールを送る連中を「国民の皆様」と呼ぶな。「日教組をはじめ組合の皆様」と呼んだらどうか。輿石HPなんて見たくもないわ。

鳩山首相は「検察に圧力をかける意図はない」と党内に向かって冷静さを取り戻すように発言しているが、白か黒かもわからぬうちから「私は小沢幹事長(の潔白)を信じる」とはよく言うわ。行政府の長でありながら、「検察の不当捜査」と言っているに等しい。「信じる」ことで罪を免れるなら法治国家ではない。この人の「trust me」にしても言葉の軽さは度し難い。

民主党がメディア批判をするのもおかしい。影響力のあるテレビ局は、民主党信者の御用ジャーナリストを擁し、今まで民主党にとって都合の悪いネタは封印してきた。応援してもらっているメディアの恩を忘れたか。「情報漏洩を事実であるかのように垂れ流す」とマスコミ批判を繰り返す森ゆうこに対し、自民党寄りだったみのもんたは、「報道番組で小沢氏のニュースを報じてはいけないということか」と色を成して詰め寄っていたけれど。森ゆうこは、小沢問題で検察批判している大谷昭宏(民主党大シンパ)などを称して「心あるジャーナリスト」と呼んでいた。では、小沢氏の疑惑を長年にわたって追及してきた松田賢弥氏などは「邪悪なジャーナリスト」となるのだろうか(笑)

民主党議員有志の「石川議員の逮捕を考える会」は釈放要求も辞さず。これは今まで自民党政権では「政治介入」の批判を恐れ、一度も行使しなかった。(指揮権発動は過去に一度だけあった)
同じく民主党議員の「操作情報漏洩対策チーム」は、検察とメディアへの監視を強めると。漏洩といってもすべて記者が取材したスクープであり、民主党のやろうとしていることは取材規制と言論封殺に他ならない。メディア挙げて猛反発が起こるだろう(起き始めている)。鳩山首相はこんな会は早く解散させたほうがいい。統治能力のない官邸では無理か。

民主党幼稚園の園児達の発想は、「小沢さんの悪口言っちゃダメー!」だけなのである。「民主党に不利なことを言ったら許さないからね!キーー!」。民主党議員達は、今まさに親と引き裂かれようとする子供のようにヒステリー状態なのだ。

検察にもかねてより問題は多々ある。有罪に持ち込むためのさまざまな強引な捜査や司法取引、容疑者本人の弱みにつけ込み、近親者を呼びつけて証言を取る等々、検察の存在感を見せつけて世論を巧みに誘導するやり方には疑問がある。いずれにしても、起訴された場合は裁判で決着するのが法治国家のルールである。

青山さんは、前回は「地検と小沢のチキンレース」と言っていたが、今回は「死か生か」。いよいよ両者とも崖っぷちに走り込んできた。小沢氏の政治生命が終わるのか、あるいは地検が小沢側を追及しきれず、「行き過ぎた捜査」と国民から猛バッシングを受ける結果となるのか、二つに一つである。両者が共に生き残る道はない。青山さんは「小沢氏の起訴は不可避」と言っているが…。

投稿者の yamachancosmosさん、いつもありがとう。

10.1.20.青山繁晴がズバリ!1/6
http://www.youtube.com/user/yamachancosmos#p/u/5/Nj8ez1xYlCA

yamachancosmos さんのチャンネルで1~6までどうぞ。

青山さんによると、地検の№2が小沢の内通者だった。検事総長が「まさか彼が・・」と。
小沢氏は検察の内通者を接待してきた。情報漏洩は、地検内部から小沢氏に対してなされていたのである。小沢氏は、記載ミスに自分がかかわっていたことを認めて手打ちをしようとしたが、強硬な特捜部が強制捜査に入り、シナリオが狂ったことを知る。ここまで来たら検察の真意をただし、自ら乗り込んでいって「どこまでやるつもりか」確認した上で直談判しなければならない。それで任意聴取に応じたのであった。「近々のうちに解決させる」と会合で語ったのは、そういう理由があったのである。

青山さんの解説を聞いた感想としては、小沢氏は検察上層部に圧力をかけ、直談判すれば微罪で見逃してもらえると今でも思っているのだろう。「解決させる」とは「検察上層部との取引」ではなかろうか。内通者がいることはまだバレていないと思っているはず。なにせゼネコン関連の証拠隠滅は完璧にやっている。斡旋利得罪で起訴できるわけがない、そうタカをくくっていると思われる。

何も知らぬは民主党幼稚園の園児ばかりなり。新生党時代からの子飼いの原口大臣も「情報漏洩」を理由に検察批判をしていた。彼には将来を暗示する的確な言葉がある。小沢と「一蓮托生」。

原口氏は小沢新年会に午前の部から駆けつけ、小沢氏にこう釘を刺されたという。小沢「地方参政権のこと、わかっているだろうな」、原口「わかってますわかってます」。こうして党内でも論議のある法案が議員立法ではなく政府提出法案として格上げされ、拘束力を持たせるべく原口が尽力することになった。

冷静なのは、渡部恒三氏ら7奉行。
閣僚の一人(前原大臣か?)は、私が思っていたとおりのことを言ってくれた。拍手!

小沢は民主党から去れ。汚いカネにまみれた自民党の体質を最も引き継いでいるのが小沢である。(意訳ですが)

民主党支持者の皆さん!あなた方が期待する民主党政権には「カネに汚い小沢」は似つかわしくない。小沢氏から民主党を守れ!と言いたい。

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2010年1月18日 (月)

弁解すればするほど苦しくなる小沢幹事長。黙って聴取を受けたほうが身のため

最新ニュース

民主党大会での小沢幹事長のカラ元気が痛々しかった。
サンプロは小沢応援団が勢揃い。民主党信者の大谷コメンテーター、インサイド編集長高野、お馴染み郷原、小川議員(石川議員と一緒に行動していた)。

「こんなチンケな容疑で逮捕するなんて異常!」(郷原)「4億円に裏金が入ってたなんてわかりっこない!」(高野)「当時は野党だから、小沢さんに職務権限はない!」(田原)

あなた達コメンテーターも相当異常よ。企業間の談合関与だと何度言ったら・・。鹿島にガサ入れしてる理由がまだわからないらしい。
地検はかなり確証を得ているから“別件”で挙げたんでしょうが。それで終わったらチンケすぎて地検はメンツを潰す。ここは必死に小沢起訴までもっていってもらわないと。

小沢氏団体に簿外15億円 旧自由党への交付金還流か
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010011701000528.html

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の政治資金収支報告書を元私設秘書の衆院議員石川知裕容疑者(36)=政治資金規正法違反容疑で逮捕=が虚偽記入したとされる2004年10月、小沢氏の関連政治団体「改革フォーラム21」の口座に約15億円が簿外で入金された疑いのあることが17日、関係者への取材で分かった。

 改革フォーラム21の04年の収支報告書に該当する記載はなく、東京地検特捜部も同様の内容を把握。小沢氏が党首だった旧自由党(03年解散)への政党交付金(助成金)が原資だった可能性もあるとみて、資金の流れや報告書に不記載となった経緯を調べているもようだ。

 陸山会の土地購入事件とともに、18日召集の通常国会で野党の追及を受けるのは必至だ。

 旧自由党をめぐっては、02年7月に9億7900万円、同12月に5億4190万円の政党交付金計15億2090万円が当時幹事長だった藤井裕久前財務相あてに「組織活動費」として支出され、その用途が国会で追及された。

余った政党助成金を、小沢氏個人の政治活動に流用している事実はつかんでいる。

口座から引き出しは3億円余
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015036061000.html

民主党の小沢幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる事件で、小沢氏が購入資金に充てたと説明した金融機関の口座について、東京地検特捜部が調べたところ、3億円余りが引き出されていたことが関係者への取材でわかりました。逮捕された石川知裕衆議院議員は、特捜部の調べに、土地の購入資金について「小沢氏から4億円を借りた」と供述していることから、特捜部は残りの1億円近くをどのように工面したのか説明を求めるため、引き続き小沢氏本人に参考人として事情聴取に応じるよう要請しています。

この事件で東京地検特捜部は、民主党の小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」が土地の購入資金に充てた4億円をめぐり、収支報告書にうその記載をしたとして、会計事務を担当していた民主党の衆議院議員、石川知裕容疑者(36)ら3人を逮捕し、4億円がどのようにねん出されたのかなど、資金の流れを中心に捜査を進めています。関係者によりますと、この4億円について、石川議員は特捜部の調べに、「小沢氏から借りたものだ」と供述しているということです。また、小沢氏は16日、民主党の党大会で、「土地の購入の際、何ら不正なカネを使っているわけではない。私どもが積み立ててきた個人の資金で、金融機関の名前、支店名もはっきり申し上げ、検察当局でお調べくださいと返答した。その後、検察当局からその預金口座の書類は入手したと返答があり、この資金についての疑いは晴れたと考え、安心していた」と述べました。関係者によりますと、特捜部が小沢氏側の説明に基づいて該当する信託銀行の口座を調べたところ、土地を購入する6年前の平成10年ごろ、あわせて3億円余りが引き出されていたことがわかりました。特捜部は、土地の購入資金に充てられた4億円のうち、残りの1億円近くをどのように工面したのか説明を求めるため、引き続き小沢氏本人に参考人として事情聴取に応じるよう要請しています。

小沢幹事長が公に弁明すると、即座に新しい情報が提供される。小沢氏は黙って聴取に応じたほうがいい。地検特捜部を甘く見過ぎている。

記事の内容を簡単に言うと、小沢氏は「原資となった土地代金4億円は自分の銀行口座から引き出した」と説明した。それを聞いた特捜部からのお返事がこのニュース。
小沢氏の口座から引き出されていたのは3億円。しかし、小沢氏は石川氏に4億円を渡している。残りの1億円はどこから捻出したの?小沢さん、弁護士を通さずちゃんと聴取に応じてね。ちなみに水谷建設が工事受注の謝礼として払った(と言っている)のは1億円。まさかこの1億円じゃないよね?

小澤個人から陸山会代表・小沢に貸したという4億円は、2004年度だった。ところが、大々的にメディアに公開した借用書は、日付が2005年1月となっていた。しかもこの文書は会見直前に作成したものだということがばれてしまった。なぜ2005年度にしたのか。取り繕おうとして自分で綻びを作ってしまう典型的な犯罪者的やましい心理。

「迷惑をかけた」とすっぱり幹事長を辞任しておけば、これ以上の恥はかかずにすんだものを。嘘の辻褄合わせに齟齬を来して、遠からず小沢氏は議員も辞職せざるを得なくなるだろう。・・・とフライング気味に書いておこう。

国会が紛糾するのは本当に情けない。
まあ、自民党もガンバレ。

◇日々是語草◇
平沼赳夫氏:蓮舫議員の仕分け批判「元々日本人じゃない」(毎日)

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2010年1月16日 (土)

石川議員・池田元私設秘書逮捕!金沢氏による生々しい証拠隠滅の証言(文藝春秋・田村建雄氏)

石川議員を逮捕、小沢氏の元私設秘書も…東京地検
(2010年1月15日23時49分  読売新聞)

 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件で、東京地検特捜部は15日夜、小沢氏の元私設秘書で同会の事務担当者だった石川知裕・衆院議員(36)と、石川容疑者の後任の事務担当者だった池田光智・元私設秘書(32)を政治資金規正法違反(虚偽記入)容疑で逮捕した。

 ◆大久保被告の逮捕状も◆

 同会の元会計責任者で小沢氏の公設第1秘書・大久保隆規被告(48)(公判中)についても同法違反容疑で逮捕状を取り、出頭を求めている。

在宅起訴だと思っていたら逮捕!しかもゼネコン関係資料の「証拠隠滅」に加担した当事者である池田光智・元私設秘書も一緒に。大久保隆規被告はまだ出頭せず。今どこに?(現在16日0時過ぎ)

特捜は逮捕に踏み切った理由として「緊急性があった」としている。情緒不安定と証拠隠滅の恐れとの理由。一昨日の金沢証言のインパクトはかなり大きかったのではないだろうか。「検察上層部とのせめぎ合い」に佐久間部長率いる特捜部の執念が勝ったと言えるのかもしれない。

翌16日土曜日は民主党大会とはね。小沢氏は欠席するのだろうか。しかし、「(ミスはあったかもしれないが)なんらやましいことはない」と言っている以上、平気な顔をして一緒に「ガンバロー」と叫んでも驚かない。

鳩山首相が石川議員逮捕を知らなかったとは考えられない。地検は事前に法務省に承諾を得ているはず。

地検はゼネコン汚職に的を絞っているようだ。テレビでは詳細に報じられないが、昨年中に証拠隠滅の上申書の証言を得て、“段ボール5箱分”の行方を追っていた。そのことは一切リークとして出てこなかったところを見ると、石川氏らの目をそらせて、地検はある程度内容の裏付けを取っているのかもしれない。金沢氏がこのタイミングで自民党の勉強会や文藝春秋に詳細に語ったのは、当然特捜部の承諾を得ていると思う。

隠蔽資料は、金沢氏によると小沢氏と親しい弁護士の元に預けたという。(松木議員の部屋に置いたのは一時的)
その中身は、主に鹿島建設と西松建設に絡む書類である。建設業界は2005年に「談合決別宣言」をしているので、それ以前の疑い。2004年不動産取得に絡む「政治資金規制法違反」は、いわゆる別件逮捕ということになる。

何度も書いているが、水谷建設は鹿島建設の下請け。下請けをどこにするかは元請けの鹿島建設の裁量なので、小沢側が鹿島に口利きをした疑いがある。下請け受注を受けた水谷側は、その謝礼として小沢側に5000万円ずつ計1億を渡した、と。

内部から洗いざらい証言が出ているのだから、石川氏らにはすべて事実を供述し、楽になってもらいたい。犯罪に加担させた小沢氏にもう義理立てすることはない。「あなたたちも被害者なのだ」と私は思う。

文藝春秋の「消えた五箱の段ボール」を読んでみた。松田賢弥氏が寄稿したと思っていたが、金沢氏に取材したのはジャーナリストの田村建雄氏だった。これが下手な小説より手に汗握るサスペンス。石川氏の私設秘書だった金沢氏は、事細かくノートに記していたという。

生々しい当事者のやりとりを少しだけ再現してみよう。(敬称略)

09年3月3日午後2時30分、石川から金沢に電話が入った。
石川「大久保さんが西松建設の献金がらみで任意で東京地検に呼ばれそうだ。(略)金沢さんも手が空いていたらすぐに上京して、手伝ってもらえませんか」

何を手伝うか、言うまでもなく陸山会事務所で「やばいもの」を隠す作業だった。金沢は北海道にいたので時間がかかり、石川氏も用事で遅れたため、地検が踏み込む前のほんの2時間半の間に証拠書類を隠蔽したのは、池田光智・元私設秘書と桶高剛・現民主党副幹事長の二人だった。桶高氏の妻は、小沢の側近中の側近、平野貞夫元参議院議員の娘である。

証拠隠しの指示をしたのは、もちろん小沢一郎本人である。証拠を隠したことを確認し、翌日小沢(当時代表)は「異例の捜査」「今おわびする理由はない」と会見したのだった。

「やばい資料」をA弁護士の元に運ぶ時の会話
桶高「段ボールの中には鹿島の資料も入っているし、西松建設なんか問題じゃないよな」 
石川「本当ですよね」
桶高「間一髪だった。あと2時間遅かったら、全部特捜部に押さえられていた。こんなものを押さえられたら、みんな逮捕だったな」
石川「やばかったですよね」
石川「西松なんて一番金額がちっちゃいんですよね」

金沢が札幌に戻る前、石川と八重洲ブックセンターに行った。A弁護士から「大久保が般若心経を読みたいそうだから差し入れするのに買ってきてくれ」と言われたので。しかし、本屋で石川は「般若心経なんか差し入れて、口を割られたら困るよね」ということで、鈴木宗男さんが検察と戦った本などを買ったという。

3月9日、再び石川から金沢に電話。
石川「東京地検が参考人聴取したいと言っている。手伝ってほしい」

この後、特捜部による石川への事情聴取は、昨年中に6回行われた。
石川が「ショックを受けた」と金沢に言っていたのは、検事に「私は参考人として聴取されるのですか、それとも容疑者としてですか」と質問すると、検事は淡々と「後者です」と断言したのだという。主に聞かれたのは、西松側からのカネの流れのようだった。

金沢が石川の私設秘書になったのは、議員になりたいという野心ゆえだった。石川の好青年という印象は、次第に崩れていったという。金沢はすべて自腹で援助していたが、石川の要求はエスカレートしていった。石川議員と袂を分かつことを決めてから、石川から「全部精算させていただきたい」と申し出があり、1700万円を支払ってもらった。

金沢氏はなぜ話す気になったのか。

「これまで、政治資金規制法上の問題については各マスコミにもお話ししました。しかし、今回お話しした経緯については事がことですし、特捜部が段ボール箱の行方を追っているという情報もあり、お話ししませんでした。しかし、そうしている間にも、小沢さんは陳情窓口を一本化するなど権力が自らに集中する仕組みを整え、桶高さんや石川を含めた142人もの議員を連れて訪中するなど、権力を拡大する一方で不安を覚えます。証言の真実性を担保するために、私が覚悟して実名告発した一連の経緯を、国会でもぜひ追及して欲しい。参考人招致などの要請があれば、いつでも国会に行く覚悟はできています」

小沢一郎は、秘書のせいにすることは許されない。自分のために尽くしてくれた者達のために、塀の中に落ちた彼らの精神を守るためにも自ら身を退き、鳩山民主党を守るのが残された道である。

鳩山首相は、国会開会前に小沢幹事長を切れ。このような不祥事に振り回されることなく、重要な予算案を国民のために徹底的に審議することが内閣としての務めではないだろうか。

◇日々是語草◇
■「小沢氏公開の「確認書」は07年の会見直前に作成」あっー、PCも隠しておけばよかったね。■中国の民主化への第一歩。■原口総務相が「新聞社の放送支配禁止」歴史は動くか。

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2010年1月15日 (金)

石川議員の元私設秘書・金沢氏が証拠隠滅を証言

証拠隠滅罪キター
小沢の件では、ライブドア粉飾決算事件で会社のカネを横領していた宮内が司法取引してホリエモンを売ったのと同様の「裏切り者」が決め手だな~、なんて思っていた矢先(笑)

「石川議員に頼まれ証拠隠した」 元秘書が自民勉強会で告白

 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入問題で、自民党は14日午前、東京地検特捜部に家宅捜索を受けた小沢氏の元秘書の石川知裕民主党衆院議員の秘書だった金沢敬氏を招き、一連の疑惑に関する勉強会を開いた。金沢氏は「昨年特捜部が陸山会の事務所を家宅捜索する際、石川氏に頼まれ証拠資料を隠すのを手伝った」と証言した。金沢氏は18日召集の通常国会に参考人として出席する考えも示した。

 金沢氏によると、特捜部が陸山会事務所を捜索した昨年3月3日、石川氏から「小沢氏から『チュリス(陸山会事務所が入る都内のマンション)でまずいものを隠せ』と指示があった。手伝ってほしい」と電話を受け、勤務先の札幌市から上京し、同日夜に石川氏と合流した。

 石川氏は「隠せるものは隠したが、自分の衆院議員会館事務所も捜索が入るかもしれない」と話し、翌4日に石川氏の事務所に出向き、鹿島や西松建設などゼネコン関係の名刺や資料を黒いナイロン製のボストンバッグに詰め込んだという。バッグは一度松木謙公民主党衆院議員の事務所に預けたことも明らかにした。

 金沢氏は当時小沢氏の秘書だった樋高剛民主党衆院議員から「陸山会事務所の証拠隠滅工作に加わった」と聞いたことも暴露樋高氏は「資料が押収されていたら小沢氏を含め全員逮捕だった」と話したという。

 金沢氏は「小沢氏が記者会見で『国策捜査』と訴えられたのは、証拠資料を隠すことができたから。石川、樋高両氏もそう話していた」と述べた。

 金沢氏は今月8日、松木氏から電話で「石川も議員をやっているから」などと証言を自粛するよう要請を受けたことも証言。また勉強会後記者団に対し、石川氏と事件をめぐり電話でやりとりした録音テープを特捜部に提出したことも明らかにした。

 金沢氏は平成20年9月から21年7月まで、石川氏の私設秘書を務めていた。

金沢氏は「自分が罪に問われてもいい」として昨年末に上申書を提出していた。

証拠隠滅罪、証拠偽造罪、証拠変造罪、偽造証拠使用罪、変造証拠使用罪(第104条)
他人の刑事事件に関する証拠を隠滅し、偽造し、若しくは変造し、又は偽造若しくは変造の証拠を使用した者は、二年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処せられる。

犯人蔵匿・隠避罪と同様に、他人を指示して自己の刑事事件に関する証拠を隠滅させた場合につき、教唆罪成立説と不成立説が対立しているが、判例は教唆罪成立説を採っている(最決[1]昭和40年9月16日刑集19巻6号679頁)。

まず、その松木に預けたボストンバッグを押収しなければ・・・。

石川議員は早く身柄保護のために拘束したほうがいいよ。
親しい佐藤優氏に「飛行機に乗るとき『飛行機が落ちないかな・・』と思う」「高いビルに行くと窓から飛び降りたくなる」なんて言っているようだから。

石川議員の元私設秘書・金沢氏は、石川氏から「10年夏の参院選で民主党公認候補にしてやる」という言質を取り、議員になるために秘書を引き受けた。その間、言われるままに石川に車や時計、接待費用など、貢いだ額1700万円。(後で取り戻した)
ところが、小沢氏から公認を断られてしまい、秘書を辞めた、と。(週刊新潮のインタビューに答えて)

とにかく石川氏はオカネにも女性にもだらしない人物らしい。

自民党の小沢問題プロジェクトチームの委員会がリアルタイムで情報公開された。カメラは冒頭だけだったが、世耕氏・山本一太氏による恒例のツイッター報告があった。講師はジャーナリストの松田賢弥氏。

岩手めんこいテレビへの出資に偽装工作があったことも話題になった模様。小沢サイドから「出資者になってほしい」と頼まれた人が多数いたが、カネは小沢氏から出ている。つまり名義借り。

山本氏・世耕氏の内容を付き合わせ、二人とも漏れなく書いてくれているようなので、世耕氏のツイッターから引用させてもらう。以下引用。

世耕弘成(SekoHiroshige) on Twitter

松田賢弥氏の発言

「めんこいテレビが90年開局。株主名簿に小沢後援者が10名、各3%、7500万円保有していた。その方達を取材したところ、取材に応じた7名は小沢事務所から名前貸してと頼まれた。カネも出していない。架空株主と判明」

「政党助成金は政治改革を主張して小沢さんが導入したもの。企業団体献金をなくそうといった本人が巨額な助成金を手にし、企業献金も取っていた。自分で作った法律で自分で抜け道を使っている」

「今問題は小沢さんの関与。小沢事務所で小沢が知らずに動くカネは1円もない。やえば夫人の逆鱗に触れる」
「不明なカネは4億だけではなく、集まった金はすさまじい額」

「地検の狙いはマネーロンダリング。裏金を捜査して収支報告書に載せることにより表のカネにしている可能性を狙っている」

「小沢のやり方はこれと思った候補者には自分の秘書を派遣してバックアップ。当選後は自分の会に入れて派閥形成。」

「民主、自由合併時に民主党から3億円のカネが自由党へ。」
「この資金移動について、菅直人当時幹事長に取材を申し入れているが、回答なし」

石川議員の元秘書・金沢氏の発言

「大久保逮捕の日、北海道から上京。勝ちどきのホテルで待機。石川と合流。家宅捜索について石川議員は「隠せるものは隠した」と言った」

「翌日石川は議員会館に捜索がくる可能性があるといったので、私は朝8時に会館に行き、ゼネコンの名刺、胆沢ダムのファイル等を隠した」

「小沢の記者会見の模様を石川に報告。『全面否認で行くようです』と報告」
「3月3日、4日に資料が隠せたので、『国策捜査だ』と強弁できた」

特捜部に7,8月に訪問し、事実を話した。12月にも上申書を出した

「一部民主党には国策捜査だという人がいるが、論点がずれている。地検の内偵結果、必要なところに家宅捜索が入っている」
「石川の事務所費記載漏れ、秘書給与の問題も全部事実。石川議員は説明責任を果たしていない」

赤沢、柴山議員が証拠隠滅は小沢の指示であるのかを確認。金沢氏「3月3日の2時半頃に石川議員から『小沢先生のご指示で』という連絡があった」
柴山議員は国会に金沢氏に国会への参考人出席の意志を確認。金沢氏はいつでも行くと明言。

礒﨑議員が虚偽記載以外の収賄、あっせん利得の可能性について質問。松田氏は「めんこいテレビ架空株主に関しては小沢事務所の関与は間違いないので有印私文書偽装にあたる可能性。胆沢ダムは水谷建設のラインは贈収賄の可能性。石川議員のホテルでの現金収受もありリアル」

山本有二議員が私設秘書を辞める経緯、石川秘書への感情を質問。金沢氏「石川に私の方の会社からカネが行っていた。今年の民主公認で出馬を希望していた。突然公認できないといわれた」

山本有二議員が「小沢さんはカネに細かい、慎重だったのでは?ここまで大きな不手際をやってきたのか?」と質問。松田氏「小沢は資金報告書は全部目を通した上で提出しているはず。秘書を自宅近所に住ませるのは、秘密保持。草むしりから犬の散歩までさせてマインドコントロール」
金沢氏は民主党議員における秘書給与ピンハネ実態について証言

ツイッターの速報性はどこにもかなわない。新聞社は、情報提供者の山本・世耕様々だ。

ところで、これだけ「ネタは挙がっている」にもかかわらず、地検は石川氏を逮捕しないのはなぜか。国会追及する自民党に花を持たせるため?まさか。

週刊文春の取材によると、

地検関係者が明かす。(要約)
・地検特捜部と検察上層部との間でせめぎ合いが続いている。
・佐久間特捜部長率いる現場は石川氏を逮捕し、身柄を取った上で小沢氏につながる疑惑を徹底的に追及したい。
・検察上層部は、強引な操作の反動で検察人事への政治介入を許すことになれば今後何年間も検察が機能しなくなると懸念している。
・桶渡総長は今夏退任予定だが、時期検事総長就任が既定路線である大林宏東京高検検事長も穏便な決着を望み、在宅起訴を主張。
・現場は、自分達の時代には身柄をとってガンガン攻めていたのにいまさら「在宅起訴で落としてこそプロだろう」と言われても納得しない。
・大久保秘書の初公判後、12/24に石川氏後任の元私設秘書の任意聴取を行い、12/27に石川氏への事情聴取も行った。その直後、特捜部は“石川逮捕”の方針を固めたが、検察上層部が難色を示した。
・検察上層部に対する現場の不満がマスコミを通じたリーク報道という形で一斉に噴き出していった。
・水谷建設の裏がね疑惑も報じられたが、これは特捜部にとって一つの切り札と言っていい。

一気に噴出したリーク情報は、現場の不満が表出したものだったのだ。見ているほうは、石川氏の容疑は確定しているんだからさっさと逮捕しろ!と思っていたけれど、保身に走った上層部が止めていたわけね。上層部としては、「在宅起訴へ」の方向性でリークしている。現場はその上層部リークに抵抗して年明けからゼネコン一斉聴取に着手した。いわばこれは特捜部の意地を見せた形だということ。(政治ジャーナリスト)

田中角栄は、大平正芳氏にその政治手法をたしなめられた時、こう言った。
「オレにはカネしかないんだよ」
人を信用せず、手元に何億ものカネを置き、業者には恫喝する。カネをばらまいてシンパを作る。こんな金満政治体質は、小沢で 糸冬了 にしなければならない。

地検特捜部には、キャリア上層部に負けずにもっと意地を見せてもらいたい。

松田賢弥氏田村建雄氏が小沢問題について文藝春秋に寄稿した内容を補足がてら・・夜に更新する予定。昨日文藝春秋を本屋で手に取って目次を見たんだけど、気が付かなかったんだよね。買ってこなくっちゃ

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2010年1月14日 (木)

中国・韓国・北朝鮮利権に邁進する小沢一郎

潰れそうな自民党を尻目に本家本元・自民党守旧派の田中角栄型体質は、小沢一郎という政治家が今も体現している。田中角栄はロッキード社からの受託収賄罪に問われ、保釈された時にこう叫んだという。

 「クソー、アメリカにやられた!」

田中角栄の愛弟子である小沢一郎が、今また検察のターゲットになっているのは何かの因縁か、それとも今度こそ利権政治にとどめを打つ合図となるのだろうか。

東京地検の強制捜査は、談合元締めの鹿島建設にまで入り、国民に「狙いはここだ」と知らしめた。確証があれば、そんなデモンストレーションはしないような気もするのだけれど。「検察は裏ガネの証拠をつかんでいない」ことをどこからか耳打ちされているからこその小沢氏の余裕なのではなかろうか。たぶん検察は「あるべき書類がない」という証拠隠滅の線から追及するのだと推測する。

あとは、スネに傷持つ関係者の誰とどう司法取引をするかにかかってくるだろう。ホリエモンを裏切った宮内のように。

私は一国民として、小沢一郎のような一時代昔の政治手法を駆使する政治家にはお引き取りいただきたい。政治家としての力の源泉が中国・韓国・民団との癒着、そこから湯水のようにわくカネの力、一括陳情で恩を売る族の元締め的采配、間違った政治主導、最も忌むべきかつての「自民党」をまとっているのが小沢一郎なのである。

田中角栄が遺したものとは何か。

坂本衛氏HP「すべてを疑え!!」
放送事件史「田中角栄」≪前編≫――大量免許でマスコミ支配
(一部抜粋、見出しは管理人)

マスコミとの癒着

田中角栄のマスコミ支配を象徴する有名な発言がある。首相就任直後の1972年8月に田中が番記者9人に対して語ったもので、「軽井沢発言」として知られている。番記者だけを集めて、田中はこんなことをいった。

「俺はマスコミを知りつくし、全部わかっている。郵政大臣の時から、俺は各社全部の内容を知っている。その気になれば、これ(クビをはねる手つき)だってできるし、弾圧だってできる」
(略)
 報じなかったどころではない。巨大新聞や放送局の記者たちは「軽井沢の約束」を守ったのだ。その結果、新聞・テレビは田中の金権政治を何ひとつ撃つことができなかった。それは立花隆が「文芸春秋」でやったのだ。 筆者は、長く自民党の中枢にいて選挙のプロ中のプロとして知られた政治評論家から、「角番記者には、田中に家を建ててもらった者がいる」と聞いたことがある。それは、軽井沢の約束の代価に違いなかった。

電波利権

 こうして、東京と地方を結ぶ四系列のネットワーク化が準備されていった。四系列が東京キー系列というだけでなく、朝日、毎日、読売、産経の四大新聞系列を意味することはいうまでもない。田中角栄は、テレビに恩を売っただけではない。大量一括免許を下ろしたテレビを通じて、巨大新聞にも恩を売ったのである。この新聞―テレビ系列化は、田中が首相だった74年、いわゆる「腸捻転」の解消という大きな節目を迎えることになる。

 田中は、郵政大臣として免許をさばいた経験から、「郵政大臣は放送局の新設に関して強大な権限をもち、テレビに大きな影響力を行使できる。また、新聞がテレビへの進出と系列化に熱心なため、郵政大臣はテレビ(免許)を通じて新聞にまで大きな影響力を行使できる」と、気づいたのだ。

 田中角栄こそ、電波利権を左右できる郵政大臣というポストの重要性を初めて明確に自覚した政治家のひとりだった。だから田中は郵政大臣を田中派の指定席とした。郵政族に田中派議員が多いのもそのせいである。

民主党に都合良く報道するといった椿発言もさることながら、マスコミは大手であればあるほど権力にたかってきた構図があったのである。こうして大手マスコミは、プロパガンダ機関と成り下がった。

・中国利権

参照:Voice2月号
ジャーナリスト青木直人氏「『600人訪中団』中国利権再び?

(要約) ()内は私の感想
1,小沢氏が狙っているのは、日中友好議員連盟(高村正彦)、日中友好協会(加藤紘一)、日本国際貿易促進協会(河野洋平)など自民党がトップに就任しているチャイナロビーの実権を奪還し、会員の中国ビジネス企業を民主党のカネと票に変えること。

2,小泉氏の対中強硬外交のせいで、橋本派最大の海外利権であった中国ODAが廃止されてしまった。

3,毛沢東は田中角栄にこう持ちかけた。「田中先生、組むなら徹底的に組もうではありませんか」。毛沢東は、田中に日中同盟を結んで米ソに対峙する提案まで行っていた。小沢が異様とも思える配慮を中国共産党に見せるのも、田中角栄の政治的DNAのなせるワザなのであろう。

4,小沢が600人を引き連れていった長城計画は、パートナーが胡錦濤国家主席の出身基盤である共産主義青年団。小沢は、江沢民ラインと癒着していた自民党とは別の人脈を形成している。(小沢は中国人留学生の世話をしている)

5,小沢の東アジア接近には、個人的利権の匂いも漂う。廃止されたはずの円借款が、現在「環境ODA」として復活しつつある。受け皿になるのは「日中環境基金」で、中国の環境対策のために公的支援を行おうというものだ。この仕掛けは、日本から再び巨額の公的援助を引き出すためのものであろう。(中国の環境対策は中国自身の努力でやれ!こういう大義名分に騙されるな)

6,中国は「省エネ・環境保護産業は戦略的新興産業」として位置付け、日本円にして40兆円ものニュービジネスが生まれようとしている。日本はそこにODAをつぎ込み、仲介する大物政治家が見返りを受けるという構造が見えてくる。

7,小沢は朝鮮半島にも積極的に関わる。特定永住者(在日韓国人)への地方参政権付与を李大統領に約束したのみならず、北朝鮮との関係改善にも意欲を見せている。

8,小沢の拉致問題についての認識はこうだ。「拉致問題は北朝鮮に何を言っても解決しない。カネをいっぱい持っていき『何人かください』って言うしかないだろ」(産経) 「拉致問題の解決にこだわらず、日本と北朝鮮の関係改善について結論を出すべきだと考えている」(朝鮮日報)

9,北朝鮮から小沢に訪問の要請があり、小沢が腹心に親書を持たせて訪朝させる可能性を探っているらしい。(山崎拓が小沢と密会したという噂があったが、山拓人脈も関わっているのだろう) 山崎拓はこの訪朝要請を明らかにしている。

10,危惧されるのは、北朝鮮絡みの情報が中国人民解放軍総参謀部第二部につながる軍のインテリジェンスから流されていると見られることだ。また小沢は、金正日と親しい中央対外連絡部の王家瑞部長と常時情報交換をしており、小沢の北朝鮮接近は中国との阿吽の呼吸で行われていると見られる。

11,北との正常化が実現すれば、経済援助プロジェクトが始まる。どの業者が受注するかは北朝鮮の腹一つとなり、業者は北朝鮮に売り込むために大物政治家に頼む以外にない。無償援助は日本だけが参入できるので、ここでも政治家の介入が想定される。

12,支援案件として有力なのは水豊ダムで、これは戦前、西松建設が工事を請け負い、今も建設関連資料は西松にある。西松と小沢の関係は、知らぬ人はいない。

13,北朝鮮へ流れる正常化マネーは、最低でも1兆円とされる。見返りはカネと票である。(口利き利権は自民党から小沢に移ったと見てよい。)

14,北の水豊ダムが最新鋭のリフォームに成功すれば、電力は中国にも送電される。日本と北朝鮮の正常化は、中国の国益につながる。中国が北を取り込み、国境沿いに共同開発計画を進めるに当たって、日本などからの投資を奨励しようとしている。

15,このように、中国・韓国・北朝鮮首脳とのパイプは、小沢個人にさらなる政治的影響力と利権を与える構図になっている。
_____以上要約終わり

両者がプロジェクトによって発展すること自体は悪いことではない。しかし、今もなお北朝鮮はテロ支援国家として存在し、拉致問題の進展もない段階で、このような水面下の利権絡みの交渉は許されるものではない。「東アジア共同体」構想には、小沢主導のゼネコン特需と政治家の錬金術が隠されている。

有権者は「カネに汚い古い自民党」には見切りを付けた。それならば、最後の大物・小沢一郎にもNOを突きつけるべきではないだろうか。

数年前の週刊誌ネタが、ついにニュースで周知されるようになったか。産経だけどw
不可解、10億円の不動産購入 「小沢氏名義」で億ション買いあさる

◇日々是語草◇
郷原信郎は霞が関御用ジャーナリストであることが判明しました。

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2010年1月12日 (火)

小沢氏の元秘書・石川議員は「虚偽記載」容疑濃厚。小沢氏の進退問題に発展するか

小沢氏の政治とカネの問題は、自民党が国会で追及するより先に決着がついてしまうかもしれないので、私も集中的にこの問題を書き残しておきたい。

「政治力とはカネの力なり」を地でいく小沢一郎氏。鳩山首相と違って、たしかに書類上は遺漏なく透明なのだろう。しかし、やっていることは臭い物に消臭スプレー。蓋を取って「ほら、きれいなもんだ」と開き直るのに等しい。

連日、堰を切ったように新聞各紙が小沢氏のカネの問題を報じている。テレビでは、新聞も読み比べていない司会者や御用コメンテーターが、疑惑の内容を詳しく視聴者に知らせることはないが、情勢を見ると、任意の事情聴取後に小沢氏の進退問題に発展するような気がする。そうでなければ、小沢氏自らが説明責任を果たさなければならない。今度はどんなウルトラC級の弁解をするのか、それはそれで楽しみである。

国会が18日に始まるので、検察は一気呵成にたたみ込んできていると思われる。

小沢氏側に23億円移動=新生、自由党解散時に-多額の公金流入
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010011100377&j1

 小沢一郎民主党幹事長が、過去に党首などを務めた「新生党」と「自由党」を解党した際、両党に残っていた政治資金計約23億円を、同氏関連の二つの政治団体へ移動させていたことが11日、分かった。両党には解党した年に政党交付金など12億円を超える公金が支給されていたが、大半が小沢氏側に移された資金に含まれていたとみられる。
 多額の公金流出には、「法の抜け道を利用した」と批判する声もある。小沢氏の豊富な資金源の一端が明らかになった。
 政治資金収支報告書などによると、両党の政治資金の受け皿となった団体は「改革フォーラム21」と「改革国民会議」。いずれも、かつて小沢氏の個人事務所があった東京都千代田区のビルを所在地とし、同氏の側近とされる人物が会計責任者を務めるなどしている。
 小沢氏が代表幹事だった新生党は、新進党へ移行する直前の1994年12月、党本部と10支部に残った資金の大半に当たる計約9億2526万円を、改革フォーラム21へ寄付した。新生党には同年、国から立法事務費として4億7970万円が支給されていた。
 小沢氏が党首を務めた自由党も、民主党との合併直前の2003年9月、約13億6186万円を改革国民会議へ寄付した。これは同年の自由党による支出総額の6割を超え、政党交付金約5億6096万円も含まれていた。このほか同年には、立法事務費1億7550万円も支給されていた。09年3月時点でも、両団体には計約17億4682万円が残されており、現在も小沢氏の支配下にあるとみられる。(2010/01/11-20:13)

今の段階では「返還義務」の法整備がされておらず、違法性を問うことはできないが、厳しく倫理性が問われる。解党後に小沢氏の個人的な政治活動に流用されていたことは、すでにばれている。

土地購入の原資隠しか 小沢氏団体、銀行経由で4億円
http://www.asahi.com/politics/update/0110/TKY201001100256.html

小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」が2004年に取得した土地の購入原資4億円が政治資金収支報告書に記載されていない問題で、この4億円の資金移動と並行し、銀行から同額の融資を受ける不自然な取引が行われていたことがわかった。東京地検特捜部は、この取引は購入原資を隠すための工作だったとみて捜査している。

 これらの資金操作はすべて陸山会の事務担当者だった元秘書・石川知裕衆院議員(36)=同党、北海道11区=が担ったとされる。だが、小沢氏が土地取引を指示し、取得を了承▽石川氏が任意の事情聴取で、購入原資4億円は「小沢氏の個人資産」と供述▽銀行融資では、小沢氏が書類に署名――など、これまでの捜査で小沢氏が関与した疑いが浮上。特捜部は、小沢氏自身の資金操作への認識や関与の程度について、近く任意の事情聴取で詳しく説明を求める方針だ。

 関係者によると、陸山会は複数の銀行口座を保有。石川氏は04年10月28日までの数日間に、同会のいくつかの口座に数千万円ずつ分けて入金したうえで、ある一つの口座に集約させた図〈1〉。石川氏は特捜部に、この4億円は「小沢氏から紙袋で受け取った」と説明したとされる。

 同29日午前、石川氏は土地購入代金として、事前に支払い済みの手付金1千万円の残金約3億3千万円を、都内の不動産会社に振り込んだ同〈2〉。07年には、陸山会から小沢氏に4億円の資金移動があり、土地購入にあてた資金の返済の趣旨だったとみられている。

 一方、ほぼ同時並行で、極めて複雑な別の資金の流れが形成されていた。

 石川氏は〈2〉で土地代金の振り込みが済んでいたのに、直後に小沢氏の関連政治団体「小沢一郎政経研究会」「誠山会」「民主党岩手県第4区総支部」から計1億8千万円を陸山会に入金した同〈3〉。

 陸山会がこの時点で保有していた自己資金は収支報告書上は約2億2千万円で、石川氏は1億8千万円と合わせて計4億円の定期預金を作成。29日午後、この預金を銀行に担保として差し入れ同〈4〉、小沢氏の個人名義で4億円の融資を受けた同〈5〉。4億円はさらに小沢氏から陸山会に転貸された同〈6〉。小沢氏は融資の関係書類に署名したという。

 陸山会は、一連の問題が表面化した昨秋の時点では、この銀行からの転貸資金4億円を土地代金に充てたと、事実と異なる説明をしていた。
 こうした取引は極めて不自然だ。〈3〉~〈6〉の流れをみると、1億8千万円を加えて4億円の手持ち資金ができたのに、わざわざ担保にして同額の借金をしたことで、400万円超の金利負担が生じることになった。

 金利負担をしてまで、融資取引をしたのはなぜか。特捜部は、〈3〉~〈6〉は、〈1〉~〈2〉を隠す偽装工作とみている模様だ。小沢氏側の意向が受注調整に反映していたとされる「胆沢(いさわ)ダム」(岩手県奥州市)の工事受注に絡み、ゼネコン側が裏金を作っていた疑いも浮上しており、特捜部は、土地の購入原資4億円と関連性がないか調べている。

 さらに、陸山会の収支報告書には〈1〉~〈2〉だけでなく〈3〉の記載もなく、4億円の定期預金と、〈6〉の借入金だけが記載されている。特捜部は〈3〉の1億8千万円も表面化させたくない資金だったために〈4〉~〈6〉の工作をしたとみて、1億8千万円の資金の性質にも関心を寄せている。

陸山会が小澤一郎からの4億円借り入れを2004年度に記載してあっても、帳簿上、土地購入代金としては“原資”が不明である。帳簿上は銀行融資が記載されている。事実、昨秋の時点では融資資金を土地代金に充てたと説明。

地検は石川氏を在宅起訴の方針だという。
石川氏の説明も苦しくなってきた。小沢氏から現金で土地購入費をもらい、不動産業者に即金で支払っているにもかかわらず、土地代金として銀行から新たに4億円を借りた理由を「思わず借りてしまった」と。

なぜこんなに複雑な口座操作をしたのか。なぜ偽装工作をして小沢氏からの4億円を土地代金に充てたことを隠さなければならなかったのか。

小沢氏が個人的に購入した不動産は、名義上小沢氏の所有になる。陸山会所有にしたかった小沢氏は、政治資金管理団体に個人資産隠しをする手口を使ったのではないか。相続税対策にもなる。そこを突かれて、小沢氏は会見で「代表者の小沢が小澤に借りただけ。陸山会のものであって、自分が死んだ後は国のために使われる」と見得を切ったのである。

ところが、秘書がやっていることは、小沢氏が原資を提供したことを隠蔽する工作の数々だった。多額の利息を払ってまで隠したかった。不動産業者に支払い済みであるにもかかわらず、収支報告に不動産取得が2005年となっているのは単純ミスなんかじゃない。

小沢氏が出した原資が「小沢氏のタンス預金だった」と石川氏は述べているようだが、どこかの筋にばらまくためにいつも何億円もタンスにしまってあったのだろうか。あるいは“申告できないカネ”であった可能性がある。土地購入直前にもらった水谷建設からの裏金1億円はどこに行った?

原資を隠すためのロンダリングと考えると辻褄が合う。

2億8千万円の寄付偽装=05年報告書に虚偽記載-陸山会の土地購入問題
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2010011000162

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる問題で、同会が購入翌年の2005年の政治資金収支報告書に、二つの関連団体から計2億8000万円の寄付があったように装った虚偽記載をしていた疑いのあることが10日、関係者の話で分かった。前年の土地購入に関する不記載が発覚しないよう、つじつま合わせをしたとみられる。
 東京地検特捜部は同会の事務担当者だった石川知裕衆院議員(36)を近く再聴取し、改めて一連の偽装について説明を求める。当初、連休明けの12日に行う予定だったが、小沢氏の聴取との兼ね合いから、13日以降にずれ込む見通し。
 陸山会は04年10月に東京都世田谷区の土地を購入したのに、05年の報告書に代金を計上。同年1月7日に移転登記をしていた。
 05年の陸山会の収支報告書には、いずれも移転登記直前の1月5日に、小沢氏が代表の「民主党岩手県第4区総支部」から1億3000万円、公設第1秘書の大久保隆規被告(48)=公判中=が代表の「小沢一郎政経研究会」から1億5000万円、合わせて2億8000万円の寄付を受けたと記載されている。
 しかし、関係者によると、この時期に両団体から陸山会への資金移動があった口座上の記録はなく、虚偽の寄付が記載された可能性があるという。(2010/01/10-20:46)

朝日新聞
「小沢一郎政経研究会」「誠山会」「民主党岩手県第4区総支部」から計1億8千万円を陸山会に入金した

時事通信
「民主党岩手県第4区総支部」から1億3000万円、「小沢一郎政経研究会」から1億5000万円、合わせて2億8000万円の寄付を受けた

金額が違っているので両方書いておく。

いずれにしても、一連の偽装は確定。
もし検察が小沢氏本人を追い詰められなくても、少なくとも石川氏は虚偽記載による政治資金規制法違反で有罪になるだろう。

小沢一郎氏は、石川氏が在宅起訴された時、議員を辞職するべきである。それともまた「説明会見」を開いて、「石川がかってにやった」と言うつもり?その瞬間、実質的権力者である小沢氏は、民主党を奈落の底に道連れにすることになる。自分が辞めるか、民主党を守るかの選択である。代表当時に盟友から辞任を求められたように、再び渡部恒三氏から引導を渡される日が近いかもしれない。

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2010年1月10日 (日)

小沢一郎氏の「政治とカネ」問題で、郷原氏ら擁護派は自爆導火線に点火した。

【警戒警報】マスコミ関係者は、情報弱者だということが判明いたしました!いやーすごいですねー、情貧でないというならば、ある筋からの確信犯的情報操作者でございます。これを一般的に“工作員”と称されます。

サンデープロジェクトの「小沢氏の政治とカネ問題」を見てひっくり返った。あの元検事の郷原某は、陸山会による不動産売買が小沢一郎氏個人の相続税対策ではないかと問題視された頃から、テレビに出てきては小沢一郎に違法性はないと擁護してきた御用コメンテーター。今回も「何も問題ない」と、新たな証拠(ぷ)まで出してきて、田原氏以下皆「そうだったのか!リークは嘘だったんだ」と納得したところでチャンチャン。おいおい!視聴者は騙されたままかい。

私は、郷原氏とまったく同じコメントを2chでしつこく流している投稿者を見ている。何をネタバレなことを・・騙されるヤツはいないよ~とニヤニヤするだけだったので、保存はしていない。

アンチキムチ団の団長が調べてくれていた。
匿名投稿者はどうやら同一人物だった。そのネタバレ苦し紛れ擁護は、どこから仕入れたのだろう。あまりにデキの悪い擁護ネタだったので、同じラインから出ているのではないか。違う人達が独自に調べて発信するなら、もう少しマシな情報を出してくるはずだ。

逮捕寸前の小沢一郎 ネット工作員が必死すぎる件
http://antikimchi.seesaa.net/article/137798358.html

名無しさん@十周年
2004年の土地取引で小沢氏からの4億円の現金が使われ収支報告書に4億円借り入れの記載が無かったと報道されていた分だよね?

調べてみたらちゃんと04年の収支報告書に4億円の借り入れを小沢氏から行っていたことが記載されている。
報道内容と全く違いますよ?もしかしてマスコミは嘘報道してる?

この無理筋擁護は、出所が投稿形式のJANJAN。JANJANに書いて2chで流布、どうも自作自演くさい・・・が、それはおいといて、

小沢一郎こと小澤一郎は同一人物だとミニー姉さん
なみだ目で混乱されてるミニー姉さん。(w

http://antikimchi.seesaa.net/article/137788768.html

そのミニー姉さん、 先般の捕鯨船衝突事故で回避義務を怠ったのはアディ・ギル号ではなく第二昭南丸だったと熱く訴えていらっしゃる。
捕鯨団は南極海から撤退すべきとお考えのようだが、ネットアンケートで「撤退すべきでない」の圧倒的な声に逆転されてしまった。そこでお上品に捨て台詞を一言。

2ちゃんねらーや農水産省や鯨研の皆様、本当にご苦労さまでした♪(笑)

えっとね、面白いことに人は自分のやってることを相手に投影させるという心理があってね、悪口を言う時はえてして自分自身のことを語っているものなのだ。自分の器以上の発想は出てこないというわけ。本当にご苦労様ですわ。

だいたいねー、農水省や鯨研でも何でもいいから、捕鯨船妨害についてJANJAN記者や郷原さんのようにもっと情報発信したらどう?だからテキサス親父に「オレみたいにYouTube使って日本人はもっと反論しなよ。オレなんかシーシェパードが投稿した動画を使って反論してんだよ」と言われてしまう。

ところで、小沢氏は自民党時代からの人脈で、検察庁に2人ばかり昵懇の官僚がいることを申し添えておく。(青山繁晴氏の情報)
あ~、どっちが先にチキンレースで崖から落ちるのだろう。

それにしてもミニーさんがお住まいのカナダは、左翼の反日活動が盛んだというが・・・。(反日史観の運動拠点もあるらしい)

小沢氏の問題に戻ろう。ミニーさんのブログから
小沢幹事長の政治資金収支報告書について虚偽報道を垂れ流すマスコミ
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-1980.html

(略)
土地を購入した平成16年ではなく、登記した平成17年に政治資金収支報告書に記載したのが虚偽記載だ。
という脱力もの。

と書いたばかりですが、なんと、04(平成16)年に、陸山会は、小沢一郎氏から4億円を借りたと報告していることがわかりました!!

脱力ものの虚偽記載自体すらなかったと判明しました!

確信犯か、単なる情報弱者か、記憶喪失か?
「2004年度に小澤一郎から小沢一郎に貸しました」と、ご本人がそれこそ脱力ものの会見をしたことをお忘れか。

発端は週刊現代のスクープだった。小沢一郎の錬金術は田中角栄直伝のもので、資金管理団体を使って不動産を買いあさるというもの。政治資金という浄財で利殖行為をしている疑いがあった。小沢氏個人の資金だったら、相続税対策ではないかと疑惑を持たれたのだ。小沢氏は週刊現代を訴えたが、裁判に負けて、逆に記事の内容が裏付けられてしまったという経緯がある。

小沢一郎こと小澤一郎は同一人物だとミニー姉さんより
http://antikimchi.seesaa.net/article/137788768.html

小沢の泣き所「不動産蓄財疑惑」
(略)
問題になったのは週刊現代06年6月3日号の「小沢一郎の“隠し資産”を暴く」という特集記事。同誌は陸山会所有とされるマンションなどを調べ上げたうえで、すべての不動産が小沢名義であり、これほど多くの不動産を所有しているのは陸山会だけであること、これらの不動産が将来、第三者に相続される可能性があること、などを指摘し、当該不動産は「事実上、小沢の“隠し資産”ではないのか」と追及した。

これに対して小沢側はマンションなどは陸山会のものであり、報道で名誉を毀損されたとして提訴したが、一審の東京地裁に続き東京高裁も「名誉毀損に当たらない」と判断。小沢側の敗訴が確定した。

小沢にとって決定的だったのは高裁判決が「本件各マンションが陸山会のものであると断定することはできない」として、「陸山会のもの」とする小沢の主張を切り捨てたことだ。しかも判決は、陸山会について「権利能力のない社団としての実体を有するかどうか不明」と言い切り、組織としての陸山会の不透明さにまで言及したのだ。今回、東京地検特捜部が陸山会の資金の解明に乗り出したのは、この小沢敗訴の高裁判決を踏まえたものであることが容易に想像できる。

それにしても、不動産が陸山会の所有と断定できないということは、すなわち不動産が小沢のものである可能性を裁判所が認定したとも言えよう。

使い古された左翼という言葉は使いたくないが、御用コメンテーターといいネット工作員といい、民主党や小沢一郎を擁護するブサヨって頭悪すぎ。普天間移設問題では、キャンプシュワブ沖合に生息するジュゴンを訴訟の当事者に仕立て上げ、政府側の潜水調査を力ずくで妨害し、危険な目に遭わせている。彼らの匂いはシーシェパードと同じ。環境や動物に名を借りた反日左翼。訴訟を闘争の手段に使うやり方もマニュアルどおり。

さて、サンデープロジェクトに出ていた連中は、新聞も読んでいないことが判明した。スキャンダルも重要な政策も、この人達は何一つ理解しないで垂れ流しているだけだ。まあ、郷原氏を呼んでいる時点で何かの意向が働いているんだろうけど。

水谷建設から裏金を取ったとされる2004年10月以降、陸山会による不動産購入にあたって小沢氏は陸山会に4億円を貸し付けた。不動産業者にカネを支払い、2004年には土地を取得している。(貸し付けは2004年度に記載済み)

ところが、不動産取引は2005年とし、その4億円は数個の政治団体を迂回させて再び一箇所に集め、銀行から支払う形にしたのはなぜか。2004年11月から紙幣の変更があったことも関係するのか。マネーロンダリングしたのではないか。問題はそこにある。

検察リークというのは、確証のある時は“黙っている”のだという。確証が弱い時にはわざとリークして世論を味方につけ、ターゲットとチキンレースを始める。今回はまさにそうだと思う。裏金疑惑が時効に掛かる分もあり、自由党から民主党に移った時の組織対策費が使途不明になっていることも追及しきれない。検察もかなり焦っていると思われる。

狙いは小沢一郎の斡旋収賄罪だが、今のところ単なる政治資金規制法違反に終わる公算が大である。

陸山会土地購入:「先生に4億円返す」東京地検がメモ押収
2010年1月9日 2時35分 更新:1月9日 2時35分

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の会計処理を巡る問題で、東京地検特捜部が昨年3月、陸山会事務所から「先生に4億円を返す」と記された手書きメモを押収していたことが分かった。04年の土地購入資金として小沢氏から受領した約4億円を07年に陸山会が小沢氏に戻した際、事務所関係者が記したとみられる。また、04年に受領した約4億円を陸山会の口座に入金した際、通帳の入金記録の横に「先生」と手書きしていたことも判明した。

 特捜部は、小沢氏の手持ち資金が陸山会との間で行き来していたことを裏付けるものとみて、任意での事情聴取に応じるよう小沢氏側に既に要請している。

陸山会が小澤一郎に返した4億円の原資はどこから?4億円は他にもあったのか。小沢一郎が陸山会を私物化して、裏金をロンダリングしていた疑いは消えない。

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2010年1月 9日 (土)

CO2による地球温暖化問題は、政治的意図によって作られた。鳩山政権の25%削減「国民運動」は意味がない。

温室効果ガスの「25%削減」で国民運動開始
2010.1.8 13:27

 小沢鋭仁環境相は8日の閣議後記者会見で、地球温暖防止に向けた国民運動「チャレンジ25キャンペーン」を14日に立ち上げることを明らかにした。鳩山由紀夫首相がリーダー役を務め、小沢環境相がサブリーダーとなる。さらに幅広い年齢層に温暖化防止の重要性を訴求するため、“若大将”として愛され続ける国民的俳優の加山雄三さんをキャプテンとする応援団を結成する方針だ。

 鳩山内閣は、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)で承認された「コペンハーゲン合意」の文書に盛り込む2020年の温室効果ガス排出量について、米中などの主要排出国が意欲的な目標を示すことを条件に「1990年比25%削減」とすることを了承した。

 国内的には、自然エネルギーの普及策や排出量取引制度など25%削減に必要な各種政策の位置づけや方向性を示す「地球温暖化対策基本法案」を3月上旬までにまとめ、通常国会に提出することを目指している。

 こうした中で、生活者1人ひとりに温暖化防止を身近な問題として実感させる必要があると判断。多彩な環境イベントを展開してきた既存の国民的プロジェクト「チーム・マイナス6%」を衣替えする。

 新たなキャンペーンのキックオフイベントを同日に総理官邸で行う予定で、各界著名人や企業代表者などにも応援を呼びかける。小沢環境相は「国民と一丸となって25%削減に向け歩んでいきたい」と強調した。

国民に事前に了解もなく首相が25%削減を世界に向けて発表し、主要国の参加が前提と条件を付けるもCOP15では中国に後ろ足で砂を掛けられた。そもそも論として「地球温暖化」が100%起こるとの根拠もない中で、国民運動が盛り上がるか?(鳩山政権の目標値は、1990年比で2020年に25%減)

目標達成には、1年後に巨大隕石が大気圏に突入!というくらいの危機感がないとね。

<政府の対策は内需拡大策にすぎない>

地球温暖化の根拠の裏付けとなるIPCCの見解は、「人類のCO2排出が温暖化の元凶と否定できる根拠はない」という程度なのである。いくら読んでも科学者の結論は、100%そうとは言い切れない。しかし、その可能性がある限りはCO2削減努力をすべきではないか、それも一理あるだろう。

だが、国民運動は断る。
国民にエコ商品を買わせたり、二重サッシの窓に変えたり、太陽光パネルを付けたり車を買い換える等々、結局オカネに余裕のある人を対象とした“国民運動”なのである。つまり地球温暖化防止を大義名分にした内需拡大策であることを、皆承知しながら協力しているわけだ。マイ箸などというくだらないブームもあった。環境に気を遣うこと自体は大変良いこと。公共工事によって美しい国をコンクリートで固めてきた反省をしなければならない。

地球規模での温暖化に本気で危機感を持っているならば、各国政府はしのこの言わずに国際プロジェクトで代替エネルギー開発を進めるべきだし、当面、原子力発電をフランス並みに引き上げる目標を持つことのほうが現実的である。世界の頭脳を結集して、世界政府が巨額を投資してエネルギー革命を起こそう!なぜその発想がないのか。“プロパガンダ”は効果を上げたようだが、嘘臭さが見えてきて、危機感がないからである。

中国特需を見込んでいた鉄鋼メーカーも黒字は新日本製鐵、JFEホールディングスのみ。京都議定書の目標(90年比6%減)のために国内鉄鋼業界は5600万トン(1100億円~2200億円)の排出権購入コストを負担しなければならない。さらに鳩山政権で排出規制をかけられれば、海外に生産拠点を移すだろう。

<温暖化対策は誤り>

新年合併特大号の週刊ダイヤモンドで、コペンハーゲン合意センター所長のビョルン・ロンボルグ氏が「温暖化対策の誤り」を寄稿していた。

(要約)
「地球温暖化と戦うには“意志の力”と“政治的合意”が必須」という考え方は、危険な誤解であるとロンボルグ氏は言う。CO2削減の大義を推進していくための根拠とされている研究は、技術的なブレークスルーが自然に起きることを想定している経済モデルを利用している。ところが、いわゆるグリーンエネルギー源の開発に注がれる資金は、世界全体で年間わずか20億ドル。これではブレークスルーはとうてい間に合わない。

各国政府は、代替エネルギーもないまま課税・排出権取引制度を利用してCO2削減をすることになる。これでは、実質的に何の効果もない。しかも短期的には経済成長に大きなダメージが生じ、貧困に苦しむ人々が増えるという暗い結果になってしまう。グローバルなエネルギー需要は2050年までに2倍に増える、というのにである。

COP15が開催されたデンマークは、電力の五分の一を風力発電で賄っており、模範のように紹介されているが、デンマーク政治研究センターによる最近の研究では、電力需要のうち風力で賄われているのは10%未満であるという。これではCO2排出削減は厳しい。CO2排出量1トンあたりの削減コストが、EUの現在の平均コストの6倍以上もかかっている。

デンマークの風力発電産業は、ほぼ完全に税金による補助に依存しており、雇用も多いとは言えない。太陽エネルギーと風力エネルギーを合計しても、世界のエネルギー需要に占めるシェアは0.6%以下にすぎない。高コストというだけでなく技術的なハードルが非常に高いからである。

ゆえに、コペンハーゲン合意などが主張するように、風力その他の代替テクノロジーが本当に成立するためには、年間1000億ドル規模の研究開発投資が必要になるだろう。

炭素排出税は重要な役割を果たすだろうか。技術的にではなく税金という手段でアプローチする試みは、本末転倒である。必要とされているのは政治的な意志ではない。暗く貧しい人々を生み出すためにCO2削減をするのか?豊かな未来のためには、潤沢なエネルギー源が必要である。我々は化石燃料に代わる信頼できる代替エネルギーを見つけるという手ごわい課題に直面しているのである。

<税金や排出権取引では解決しない>

ロンボルグ氏の指摘は、つまりエネルギー革命を起こすために政治的にどこの国も本気ではないのである。地球温暖化のプロパガンダだけが先行している。エコを利用した内需拡大の国民運動は、「地球温暖化防止」のためには何の意味もないということである。研究開発は続けられ、人類に希望をもたらしてはくれるだろうが、政治的アジェンダとしての「地球温暖化防止」とは関係ない。

政府が主導すべきなのは「美しい環境を取り戻す取り組み」であって、政治的には「脱石油」「脱中東」と言い換えるのが妥当な話なのである。

鳩山首相が打ち出した25%削減に義務を負い、産業界が打撃を受けるのは本末転倒である。成長率を高めて税収を上げていかなければならない時に、産業の空洞化を招くようなことをしてはならない。エネルギー開発を進めながら、中国など環境汚染が酷い国には環境技術援助をすることを通して「人間による環境破壊を食い止める」、この現実的な対策こそが求められる。無理矢理CO2削減の高い義務を負わせたり、国際社会の削減合意に無駄なエネルギーを費やすことのほうが、税金の無駄遣いというものだ。

<「CO2による地球温暖化」への疑問>

Voice12月号に赤祖父俊一氏(アラスカ大学名誉教授)がCO2削減政策について、疑問を投げかけている。

「2000年に温暖化は止まった」
CO2主犯説はたんなる一仮説にすぎない

(要約)
科学的にいえば、二酸化炭素が地球温暖化の要因というのは、いまだ一つの仮説でしかない。事実ではない。しかし、この問題は政治に絡んでしまい、既成事実のように政策が動き出してしまっている。これに異を唱えることがはばかられるような状況になっており、もはや科学とは言えない。宗教である。

赤祖父氏は「地球温暖化」と言われている気温上昇の主たる要因は「自然の変動」に求められると考える。よく映像として使われる北極圏などの氷河の後退がある。氷河の後退はいつから始まっているか、実は1800年前後からなのだ。一方、炭酸ガスが急速に増えるのは、第二次大戦が終わった直後の1946年からである。その百年以上も前から氷河は後退している。氷河は文字通り「氷の河」で、緩やかではあるが流れている。末端部分が海に落下するのは、毎日起きている自然現象である。

気温も同様に1800年頃から上がり始め、空気中の二酸化炭素量とは関係なく、ほぼ同じ率で上昇を続けている。なぜ気温が上がり始めたか。赤祖父氏は「小氷河期」が終わったからだと考えている。

歴史的に検証していくと、少なくとも1400年から1800年まで地球は小氷河期に入っていたと考えられる。

 (赤祖父氏による地域ごとの検証が入る)

小氷河期については、太陽活動の影響が大きいのではないかという研究もある。太陽はおよそ11年周期で活動期と非活動期を繰り返していると言われる。現在は黒点減少傾向。

1800年頃から小氷河期を脱したのだとすれば、それ以降が「温暖化」の過程になるのは当然である。
ところが、世界的にデータを検討していると、気温上昇はいったん2000年で止まり、若干の寒冷化を示している。2000年以降も炭酸ガスの排出は増えているのだから、この点でも温暖化の要因を炭酸ガスに求めるのには矛盾がある。

<今後は小氷河期に向かう>

2000年で温暖化がストップしたのは、準周期変動のためだと考える。(数十年周期で温暖期と寒冷期が入れ替わる)
太平洋の海水温度も周期的に変動している。これを「太平洋振動」と呼ぶが、現在は太平洋中央部の海水温度も低下している状況である。

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)では、2000年から気温や水温が低下しているのは一時的な現象と主張している。しかし、2,3年ならともかく10年続いているのなら気候変動と見るべきである。

キリマンジャロの氷河が後退しているという話もあるが、温暖化で氷が溶けるものではない。氷が直接水蒸気になる昇華現象が起きたのだ。森林伐採や自然変動による乾燥化による。

今後は、赤祖父氏の予測どおり気温が下がり、準周期変動で2025年から2030年くらいに再び上がり始めるだろうか。そのとおりになるなら赤祖父氏の説に信憑性が増してくる。気候に関する学問はまだ若いので、地球温暖化の根拠についても結論が出せる段階にはないのである。

ツンドラ地帯の地下の氷が溶けているとの報告もあるが、これもCO2とは関係ない。地上のわずかな気温上昇によって地下の氷や海底の温度が影響を受けることはないのである。今でも夏は暑く冬は寒い。夏と冬に1度上がったくらいで地下の氷が溶けるものではない。地殻に関係する現象なのだと思われる。

<温暖化を煽る政治的意図>

鳩山首相の25%削減演説は、世界各国から賞賛されたというが、CNNを注意深く見ていた赤祖父氏は、一度もその報道を見ることはなかった。日本のマスコミは、「その場の社交辞令に過大な評価を与えてしまったのではないか」と赤祖父氏は言う。

「炭酸ガスの増加で温暖化が進み、地球は大変な環境被害に見舞われる」と強調されるようになったのは、1990年のIPCCの報告書が果たした役割が大きい。(報告書を作成した研究者達のメールがハッキングされるという騒動があったばかりだが・・・)

IPCCは、1988年、地球温暖化についての研究をするために設立された国際機関である。設立にあたっては、当時のイギリスのサッチャー首相の政治的意図が働いていた可能性が高い。サッチャー首相は原子力発電を推進しようとしていた。だが、国内の同意が得られなかった。その頃NASAのある科学者が、炭酸ガスを減らさないと地球が温暖化するという論文を発表した。サッチャーはこれに注目し、機関の設立に動いたのだった。つまりIPCCは、最初からCO2による地球温暖化ありき、地球規模の大異変、大災害を予言するように運命づけられた組織だと言える。2500人もの学者を動員し、温暖化を最重視する数十名が論文の「要約」なるものを発表した。この「要約」は全員一致でもなければ、内容も誠実さを疑われるものであった。赤祖父氏「IPCCに参加した学者に聞けばすぐわかる」

参加する学者を恣意的に選べることからも、IPCCは公平な組織では決してない。米国でもIPCCの報告を一つの仮説くらいにしか思っていない者が多い。

IPCCの発表を絶対的なものであるかのように捉え、政治が大騒ぎしているのは日本だけではなかろうか。そうなった責任の一端が、大災害や大異変といったセンセーショナルな情報に飛びつく日本メディアの体質にあることは間違いないだろう。

IPCCは、2000年から気温が上がり続け、2100年には6.4度上がると予測しているが、実際は2000年から温暖化が止まっており、最初の10年ですでに予測は外れている。このことも日本のメディアは報じていない。(鳩山政権にいたっては、根拠もなく、大きなCO2削減の義務を産業界や国民に担わせようとしている)
海外の報道はここまで偏ってはいない。IPCCに否定的な見解も同時に報じている。

<排出権問題の議論は中止を>

炭酸ガス=温暖化説は、政治利用の対象になり始めている。オバマ大統領が熱心なのは、ブッシュ大統領との違いをアピールする目的であろうし、開発途上国は温暖化防止対策によって先進国からオカネをもらいたい。インドネシアでは、森林保全のためにもらったオカネで、既存の森林を伐採し、変わりに油椰子を植林したとのことである。

日本の温暖化ガス排出量は、世界の中で4%にすぎず、25%を削減したところで世界の1%でしかない。

各国が集まっても合意できないのは、日本を除いて誰も実際に温暖化で悲劇的になるとは信用していないからではないか、そう皮肉を言いたくなる状況なのである。

気候変動の研究は、5年や10年で結論が出るものではない。学問は、一つの仮説を提案するグループとそれに反論するグループの健全な討論があってこそ進歩する。IPCCは「政治家が炭酸ガスによる温暖化対策をすべきである」と発言しているが、これは学者の態度ではない。

IPCCではなく学会で研究し、結論が出るまで排出権問題の議論は中止すべきである。

――以上、赤祖父氏の論文要約

<結論>

ビョルン・ロンボルグ氏と赤祖父氏は、アプローチの仕方は違うが、結論は同じである。

二人の意見をまとめると、代替エネルギーの研究開発は続けるべし。ただし「地球温暖化」が事実であるなら、今の規模では到底間に合わない。一方、政治的意図から導き出されたCO2による地球温暖化の可能性があるので、IPCCとは別に学会で研究に取り組むことが重要。排出権取引は、百害あって一利なし。

日本メディアは偏っている。なんでも地球温暖化につなげて危機を煽っている。否定的な学説を真面目に取り上げない。鳩山政権は無意味なこと、いや、国民の経済活動に害を為すことを国民運動としてやろうとしている。これが、私自身の結論である。

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2010年1月 8日 (金)

シーシェパードのテロ行為に抗議。テキサスから援軍

反捕鯨世論強まる恐れ=シー・シェパード船衝突で-豪

 【シドニー時事】米反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)の妨害船「アディ・ギル号」が南極海で日本の調査船と衝突し大破した出来事により、オーストラリアで反捕鯨世論が一段と強まる恐れが指摘されている。豪州ではSS寄りの報道が目立つ中、豪政府は7日、衝突状況などについて調査する方針を明らかにした。
 全国紙のオーストラリアンは、豪海軍の保護を求めているというSSの主張を中心に報道。シドニー・モーニング・ヘラルド紙は、東京発の記事で日本側の説明も掲載し中立的な扱いだが、大衆紙のデーリー・テレグラフは「戦争だ」とあおった。豪野党などからは、状況監視のため政府の船を派遣すべきだとの声も上がっている。 
 ラッド政権は、まずは事実関係の把握に努めるとの慎重な対応で、事態の沈静化に努めている。アディ・ギル号の船籍国であるニュージーランドの調査にも協力するが、監視船は現時点で派遣しない方針。ギラード副首相は、調査捕鯨反対の立場を改めて示しながらも、「この問題は海での暴力では解決されない」とし、自制を訴えている。
 外交問題などに詳しいオーストラリア国立大学のドナルド・ロスウェル教授は「今回の出来事が(豪州の)反捕鯨世論を強めるのは間違いない」と指摘。捕鯨問題を外交的に解決できなければ国際法廷に提訴するとこれまで国民に説明してきたラッド政権は、そろそろ厳しい決断を迫られることになろうとの見方を示している。(2010/01/07-15:27)

デーリー・テレグラフは東スポみたいなもん、というのは東スポに失礼である。
見出しに平気で「Jap」と書くような新聞である。「This is war」と言ったのは、シーシェパードのワトソン船長。「状況監視のための政府の船を派遣すべき」との声は、「シーシェパードのテロ行為の監視」ではなく、日本の捕鯨船が「鯨を殺さないように」監視するんだとさ。けっ

オージービーフは禁輸としよう。

ネットでは、テキサス親父が有名らしい。「プロパガンダバスター」をyoutubeにて展開中。さっそく見てみた。

テキサス親父、シーシェパードに宣戦布告!
http://www.youtube.com/watch?v=ETaHPEjSYQA

何?最後のなんの脈絡もないカッコイイ「日本国自衛隊」は(笑)
もしかして、「君たち、テロリストと戦う気あるの?」だったりして。

テキサス親父動画一覧

恐れ入りました。普通の米国人が日本・中国・韓国を眺めて、日本人の礼儀正しさに好感を持ち、中国人、韓国人のえげつなさに嫌悪感をあらわにしている。偏見でもなんでもなく、それ、事実だから。

日本の竹島に抗議して、韓国の反日活動家が日本の国鳥であるキジを殺している映像では、世界各国からの反応を投稿してくれている動画があった。オーストラリア人以外は、日本に同情的なコメントが多かった。米国人の「韓国は国際法廷に出てこい」というのが通常の感覚ではないだろうか。

こちらは、問題の本質が「白豪主義」にあるとする指摘。そのとおり、日本が捕鯨の正当性をいくら訴えても無駄。特定アジアの反日教育で育った人々が、自分達の残酷さを棚に上げて「日本人は残虐非道」と罵るのに似ている。南京大虐殺なるものでは、日本軍が「三光作戦」なるものをやったとプロパガンダしたが、それは、まんま中国人の政敵に対する殺し方だから・・。一事が万事。そして反捕鯨運動は、鯨を利用して優越感のはけ口にしている。

本当の人種差別とは?オーストラリアと日本
http://www.youtube.com/watch?v=pPkf7T00qH0&NR=1

ディンゴ保護活動をしているニック・パパリア氏

オーストラリア人は、排外主義を煽るために鯨を使ってはいけない。
人種差別を正当化するために鯨を使ってもいけない。
日本人への差別と偏見を捨てなければならない。

動物殺しの残虐さに耐えきれず、、、途中目をつぶって最後まで見た。
オーストラリアの科学者ティム・フラナリー氏は、絶滅の危機にはないミンク鯨を商業用に取ることを認めるべきだと日本を支持した。

他の国の食文化は尊重しなければいけない。しかし、一つだけ言わせて。中国・朝鮮人と一括りにされて、「日本人も犬を食べる」と誤解されているのがいやでいやでたまらない。「知的で純粋な鯨を殺すのが許せない」とオージーが怒るのなら、なぜ犬を食用にして殺すのは見逃すのだろう。哺乳動物はすべて殺すなと言うなら、それはそれで筋が通るけれど。菜食主義はまっぴらだけどね。

日本の「いただきます」を普及させようという動画もあった。「もったいない」も市民権を得たが、ぜひ「いただきます」の心も世界に伝えたい。

テキサス親父曰く

なぜ捕鯨船がテロに遭ってるってのに、日本は海上自衛隊に護衛させないの?オレ、変なこと言ってる?
日本人は、もっと反論したほうがいいんじゃね?

卑怯者のシーシェパードは、なぜ日本だけを狙い、捕鯨をしているロシアやアラスカには手を出さないのか。テキサス親父が米国人らしい単純明快さで教えてくれる。

テキサス親父 緑豆に爆弾発言! ありがとう日本!!
http://www.youtube.com/watch?v=j5vayLd6BTc

こんなのを見ちゃうと、大人しい日本は、やっぱりアメリカに守ってもらうしかないんじゃない?と思うのであったorz 
「日本人はもっと愛国心を持とう」とテキサス親父に説教されちゃって、少しは恥ずかしく思おうよ。

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2010年1月 5日 (火)

田村耕太郎議員の正論

自民党執行部よ、田村耕太郎氏の正論を読め。

[インタビュー]田村 耕太郎氏(参議院議員):「内輪の論理」に埋没 自民党に決別宣言 
2009年12月29日 FACTA

(抜粋)
――自民党の支持率が低迷しています。
 
田村 与党慣れしていない民主党と野党慣れしていない自民党、どちらが窮地かと言えば自民党です。ある事業再生のプロから「高く明快なビジョンと全社員の完全共有」「事実をベースとした徹底的な現状認識」「“誰が正しいかではなく、何が正しいか”の議論」などが、企業復活の条件と伺いましたが、今の党本部にはすべてが欠けています。党執行部は「文句を言わず地元を回れ」と号令するが、国民のための政治と言うなら、早急に何のために何をする政党なのか、もう一度明快に国民に訴えるべきです。そうしないと、いくら候補者や党員があいさつ回りをしても国民の心に響かない。敵失待ちでは支持率を回復できっこありません。
 
――自民党は来夏の参院選に、先の総選挙で落選した長老らを擁立する方針のようです。
 
田村 自民党は内輪の論理に埋没しています。党本部は早く徹底的に国民の声を聞くべきです。そのためにはポリティカル・マーケティングを行うのが手っ取り早い。単なる選挙の情勢調査ではなく、国民のための政治を実行するツールとして正確な世論調査を行うのです。国民の声を数字で正確に把握し、問題、課題、チャンスをオープンに議論する。その上で理念と政策を立てて、議員と党員でそれを共有する。そういう真摯な姿勢を見せることが支持率アップにつながると思います。

従来、自民党の新人と言えば「世襲」か「官僚」か「地方議員」か「議員秘書」が相場でした。これからは政策競争で与党を圧倒する経営的センスのある人を擁立すべきです。12月初めに開催した「新世代保守の会」のゲストは楽天の三木谷浩史社長。私は経営者こそ政治家になるべきだと思う。「三木谷さん、どうですか?」とお誘いしたほどです(笑)。

これからは政策競争で与党を圧倒する経営的センスのある人を擁立すべきです
まさしく。麻生さんも「経営者の視点」と言っていた。これを聞いた時、私は麻生さんに期待を寄せた。(遠い昔のことのよう・・)

国家経営とは、国民の血税を効率的に無駄なく分配し、その成果に責任を持つこと。成果なき投資(分配)は企業体を破綻させ、経営陣(内閣)は株主(有権者)から経営責任を問われる。社員(役人)は自分の生活第一で、代表取締役(政治家)は責任を取る=辞めるにすぎず、「責任を取る」と言っては逃げていった。

参院でも自民党は議席を減らすだろう。谷垣総裁が辞めて、初めて河野氏らの出番!かと思いきや、自民党の息の根を止められるかもしれない。民主党はなんだかんだ言って、政党支持率では自民党をダブルスコアで引き離している。

自民党は賞味期限がとっくに切れていたのを延命させ、とうとう消費期限も過ぎて腐り始めたのだ。中の人達、全員一緒に腐るか、あるいは「徹底的な現状認識」に立つ明快なビジョンを掲げて新生するか、さあどっち。

◇日々是語草◇
神聖な祭の下にある政(まつりごと)

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2010年1月 4日 (月)

鳩山内閣の会議は井戸端会議。責任の所在がわからない。

きょうから真面目に行くぞーdash とネットにつないだのはいいけれど、昨夜から風邪引いちゃって、眠ダル頭痛…
明日から仕事だし、軽~くね。手抜きとも言う。ちなみに大した内容ではなくても、時間がかかる場合は わたし的には渾身のエントリーとなる。ブログも体力勝負なのだcoldsweats02

鳩山内閣、議事録残さず 政治主導の検証困難

 鳩山内閣が政治主導の舞台としている閣議や閣僚懇談会、閣僚委員会、政務三役会議の議事録を基本的に残さない方針を続けている。「議事録作成が前提となれば政治家同士の自由な意見交換が妨げられる」との理由だが、関係者からは「政策決定のプロセスを歴史的に検証できない」と懸念する声も出ている。

 鳩山内閣では各府省ごとに閣僚、副大臣、政務官の「政務三役」が政策を立案し決定。複数の府省にまたがる重要課題は担当閣僚で「閣僚委員会」をつくり調整するなど、官僚に関与させない仕組みだ。

 閣議や閣僚懇談会については旧政権下でも議事録を残していなかったが、これには事務次官会議で事前に発言内容を調整していたという背景もある。鳩山内閣では事務次官会議を廃止したため、閣議での発言はこれまで以上に政策決定の上で重要な意味を持つのは間違いない。

 平野博文官房長官は議事録作成に否定的な意向を示し「自由闊達な意見を述べてもらい方向性を出していく場だ」と強調。「記者会見や背景説明により、透明性を確保できる」との立場を崩していない。

2010/01/03 16:16   【共同通信】

自由闊達でも、過程の見えない会議は、部外者にとっては密室談合会議となる。

関係者とは霞が関方面だと思う。リーク、チクリ、お好きな言葉をどうぞ。政策のプロの官僚は「危なっかしくて見ていられない」のではないか?
100日間のハネムーンが終わり、成田離婚はしなかったけれど、新婚生活を始めたら「こんなはずじゃなかった・・」というところかしら。

政治主導の意味を鳩山政権は勘違いしたまま、党内議論すら置き去りに「声の大きい」閣僚が政策をリードしていく。これはヒジョーにまずい。
典型的なのが郵政株の売却凍結法案だった。郵政民営化見直しが密室で決められ、閣議決定された。鳩首相は「選挙中に見直しを叫んでいたのだから、そのとおりやっただけ」と開き直っていた。いや、鳩さんは言い訳とも思っていないようだ。あの人の言動を見ていると、社会人の基礎ができていないといつも思う。「一生懸命やっていることは認めてほしい」という台詞など、会社務めをして新人がそんなことを言ったら、「結果を出してから言え」と叱責されますわ。

ニュー速の反応を読むと、笑える。

94新着 :名無しさん@十周年  :2010/01/04(月) 00:08:13 ID:S4cc+roo0
>>92
> 議事録すら残さないものを「会議」と呼ぶのだろうか

井戸端会議

うまい!とか言ってる場合じゃなくって。。

27新着 :名無しさん@十周年  :2010/01/03(日) 23:52:12 ID:Y879hhdE0
ポッポ「じゃあ私が見たのは幻だったんですね」
議事録が残らないと幻だらけになるな

63新着 :名無しさん@十周年  :2010/01/04(月) 00:00:58 ID:JYksDaEp0
後で「言った言わない」になって決め事が混乱しないように残すんだよ。
会社の仕事だと。

そうそう。誰が何を言ったか、プロセスが大事。小学生の学級委員会ですら書記がいるのにね。それにしても、小沢が幹部会議を否定した途端「あれは幻だったんですね」は、後世に残る迷言だ。世迷い言か・・。

ゴミレスばかりの2chだって、倉庫行きまでは過去ログとアクセスログはしっかり残る。つまり鳩山内閣は2ch以下ってこと?という問いかけに対して
   ↓
 便所の落書き以下の内閣って・・・
   ↓
 落書きのない、ただの、便所

あーあ(笑)
とうとう鳩山内閣はなかったことにされて、水に流されそう。

とにかく自民党のような喧々囂々の総務委員会は、族議員アピールの場所ではあったが、閣僚以外も党人が言いたいことを自由に言えた。政党政治において、党内議論は足を引っ張られる場合も多いが、透明性を高める上で重要なこと。民主党では政調も陳情の吸い上げも小沢幹事長が牛耳っているので、議論する土壌がない。

自民党時代の「事務次官会議で事前に発言内容を調整していた」のも内閣としてみっともない話で、霞が関が閣議決定権を完全掌握していた。しかし、官僚に関与させない「閣僚委員会」は、決定のプロセスが見えないので、後で説明されても誰がどういう背景で政策を決めたのかがわかりにくい。官僚から情報を取っているマスコミにとっても困ることだろう。だから、こういう批判記事が出るとも言える。たとえば「亀井が大塚を脅してごり押しした」と後で嘘八百を並べられても弁明できない。

保守層が神経をとがらせている在日韓国人(特定永住者)の地方参政権も、プロセス無視で政府案として提出されてはたまらない。

テレビは特に蜜月ボケから早くさめて、報ずべきことはきちんと報じてほしい。

◇日々是語草◇
朝まで生テレビの感想。森本敏氏が普天間移設問題で気を吐く。

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2010年1月 2日 (土)

小沢秘書・現民主党議員石川氏を在宅起訴へ。小沢氏も任意聴取か

明けましておめでとうございます。fuji
デフレにもめげず、皆様にとりまして、本年も良い年でありますように。
ついでと言ってはなんですが、一日一回のアクセスを頂けますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、冷蔵庫の中より寒い新年早々、民主党にとっては瞬間フリーズするようなニュースがキターーー!

flairちょっとその前に、朝まで生テレビで大塚さんが「民主党政権になってからリークが多い」「なぜ皆見てきたようなことを言えるのか」と憤っていたけれど、これだから政権運営初心者は困る。今までどれほど権力側の自民党がありとあらゆるリークによって窮地に追いやられてきたか、知らないわけではあるまい。それが「米国にとって都合の悪い政治家はスキャンダルでやられる」というCIA絡みの陰謀論と共に語られてきたわけだ。

大塚氏は、天皇陛下の特例会見の圧力がいつどこにどのように来たかをメディアが報じているのもリークだと言う。アホか?そのくらいは“問題視”している関係者が一人でもいれば情報は出てくる。それに自民党の検証委員会できっちり外務省や宮内庁から関係者を呼んで聞き取り調査をしている。地検からのリークも駆け引きとして行われてきたこと。

霞が関からのリークなどは三度のご飯より頻繁に行われている。西川前社長降ろしの時には、酷く恣意的なリークが総務省から発せられていたではないか。よくもまあ、大塚さん、ぬけぬけと被害者面ができること。

だいたい得体の知れない情報筋から特定の政治家を追い落とすために発せられる週刊誌ネタを使い、恥も外聞もなく週刊誌を片手に神聖な国会の場で質問していたのは民主党議員ではないか。民主党議員はみんな甘ちゃん。

ということで、地検が「新年おめでとう」の挨拶変わりに放ったのが、小沢一郎ターゲティング情報。

水谷建設「石川議員へ5千万」、同額陸山会口座へ
(2010年1月1日03時06分  読売新聞)

 中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)の幹部らが2004年10月中旬、民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の事務担当者で、小沢氏の私設秘書だった石川知裕衆院議員(36)に5000万円を手渡したと東京地検特捜部に供述し、石川議員がその直後に、同額の現金を同会の銀行口座に入金していたことが、関係者の話で分かった。

早い話が、下請けの水谷建設が元請けから仕事がもらえるように企業談合に関与している疑いのある小沢氏が、水谷建設から裏金をもらい、その直後、当時秘書だった現・民主党議員の石川氏が同額の現金を陸山会の銀行口座に入金し、それが“小澤一郎”の不動産購入資金となったのではないかということ。

水谷建設からの企業献金だった場合、「政治資金規正法は資金管理団体への企業献金を禁止しており、同法違反にあたる」。ところが、収支報告書の収入欄には2004年10月に5000万円の寄付が記載されておらず、裏金の疑いが強い。小沢事務所側は水谷からの献金は否定している。いずれにしても不記載であったため、政治資金規制法違反は確定。

 一方、同会が04年10月に東京・世田谷区の土地を約3億4000万円で購入しながら、土地代金を収支報告書に記載していなかった問題では、石川議員が特捜部に「小沢先生から4億円を受け取り、土地代金に充てた」と供述。同月中旬以降に、1000万~5000万円程度に小分けして陸山会の複数の口座に入金していた。特捜部では、入金の時期が重なることから、今月に再度行う方針の石川議員の事情聴取で、水谷建設側が提供したと供述した資金と土地代金の関係についても追及するとみられる。

石川議員は、どこまで持ちこたえられるか。
水谷建設がカネを渡したとする04年10月には、元請けの鹿島などの共同企業体が胆沢ダム堤体盛立工事を193億円で落札し、水谷建設が下請けに入っていたという。状況証拠は揃っている。

土地取引「小沢氏の指示」 石川議員、地検聴取に証言
(朝日新聞朝刊)

 石川氏は関係者に対し、取引を進める中で「小沢氏と直接、電話やメモでやりとりすることもあった」と証言しているという。特捜部も、石川氏の再聴取などで、小沢氏が不明朗な資金操作についてどこまで認識していたかを調べる見通しだ。また、購入資金などで小沢氏しか分からない事情があるため、小沢氏を任意で聴取する必要があるか、慎重に検討するとみられる。

土地代金の3億4千万円は、複数の関連政治団体経由で約4億円が陸山会の口座に集められ、そこから支払われたという。公判中の大久保秘書は、対象地を探し、後の経理手続きは石川氏に任せた経緯がある。

4億円の原資は何か。取引の際、実際に代金を払った04年には記載がなく、05年分に土地取引を記載しているのはなぜか。小沢氏は「単純ミス」と弁明したが、年ごとの経理が単純ミスで翌年に「あっ、忘れてた~、今年分に書いておこう」なんてことがあるのか。鳩山一族のようにどんぶり勘定だったのか?不自然すぎる。いよいよ聴取が本丸の小沢氏に迫る。

石川氏が聴取の際、この資金操作などへの関与を認めたことから、特捜部は、石川氏を政治資金規正法違反(不記載)の罪で在宅起訴する方向で検討しているとされる。

鳩山秘書に続き、こちらも在宅起訴の可能性は強い。石川氏は国会議員なので、地検は通常国会前にカタを付けるつもりだ。

一方、新党を作っては壊し、、の頃の疑惑もくすぶっている。国庫に返納すべき党のカネを小沢氏の政治団体に移していたのではないか。民主党と自由党が合併した時に、“持参金”をそこから出していたという疑惑もある。

小沢氏関連団体 数カ月で15億円出入金
2010年1月1日 東京新聞朝刊

小沢一郎民主党幹事長の関連政治団体「改革フォーラム21」の口座に二〇〇四年十月、同団体の政治資金収支報告書には記載のない総額約十五億円が現金で入金されていたことが、関係者への取材で分かった。資金は数カ月の間にすべて現金で出金されていた。東京地検特捜部は、巨額資金の原資や出金先などについて解明を進めている。

 関係者によると、フォーラム21の担当者は〇四年十月、銀行口座を新たに開設。億単位の資金が同月中にそれまであった口座や新規口座に分散して現金で入金された。しかし、口座に入った計約十五億円は、その後の数カ月間に複数回に分けて現金で出金されたという。

 入金直後の同年十一月一日には紙幣のデザイン変更があり、一万円札は角度によって見える像が変わるホログラムが新たに採用された。特捜部は、いずれかに現金で保管されていた資金を新札に切り替えるためにいったん口座に入金した可能性もあるとみている。

 フォーラム21は一九九二年、当時自民党議員だった小沢氏の所属する派閥の政治団体として設立された。小沢氏が自民党を離党後も存続し、〇七年以降は小沢氏の側近だった元参院議員が会計責任者を務めている。

 フォーラム21の収支報告書によると、設立当初は企業献金などで数千万円単位の収入があった。九八年以降は毎年七億円前後を翌年に繰り越しているが、年間の収支が一千万円を超えた年はほとんどない。

 計約十五億円の資金の出入りがあったとされる〇四年分の収入は百二十二円で、支出も十二万八千八百七十七円だった。

 フォーラム21と小沢氏の事務所は、本紙の取材申し込みに対し、三十一日時点で回答をしていない。

〇七年以降は小沢氏の側近だった元参院議員が会計責任者を務めている」。元参院議員とは側近中の側近平野貞夫氏。小沢さんの胸の内を忖度し、「御輿は軽くてパーがいい」と言った張本人ね。

04年11月の新紙幣のデザイン変更に伴い、04年10月までに入った巨額資金をマネーロンダリングしたんですね、わかります(笑)。まぁ疑惑ではあるけれど、これも担当者がかってにやったと言うのだろうか。まさか単純ミスで既存の口座や新規口座に振り込んでしまったと?正直に聴取に応じてください、小沢さん。

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