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2009年11月13日 (金)

構造主義のレヴィ・ストロース氏が亡くなった。小沢氏の「排他的」発言

ついったーは我慢我慢。いったん入ると止まらなくなっちゃう。冷静に考えれば、タイムライン上に流れる私の呟きなんて、目に止めてくれるのはせいぜい5~6人じゃない?特に私の場合、皆さんと時間帯が違うし(;^_^A…夜、まとめて眠れないのよね。3~4時間でぱっちり目が覚めてしまう・・。トシのせいか。

一方、ブログの読者は、ありがたいことに更新頻度が落ちても固定している。どちらを優先すべきかは考えるまでもない。ネットで書いて読んで、たまにはコミュニケーションもして、オフラインで本や雑誌も読み散らかしたい。いくら時間があっても足りないよ(T_T) ウゥ 仕事と家事は先送り常習だけど\ポコ☆

週刊誌ザッピング中、目に止まったのは「構造主義」の旗手、レヴィ・ストロース氏(仏)の訃報。フランスには優れた思想家が多いなぁ。

(週刊新潮)中央大学名誉教授の本田元名誉教授の説明によると、構造主義の核心は

「人間が主体的に行動して歴史を作っていると考える実存主義へのアンチテーゼでした。自分では主体的に判断や行動をしていると信じているが、社会の深層には当事者も自覚していない、共通する不変で無意識の構造があるととらえたのです。(略)」

経済構造の違いによる先進国と後進国の格差は、構造問題ではなく、(民族的な?)別の思考であり、優劣はつけられないというのがストロース氏の考え方であった。
政治的な構造改革は最初は左翼的なスローガンとして出てきたが、社会の構造を変革するのが「構造改革」とすれば、人間の構造は変えがたいとして、人間中心の傲慢を戒めたのがストロース氏だったのである。

一方、キリスト教を「排他的」と断じた小沢幹事長だが、それこそが排他的思考の発露であって、構造主義に悖るものである。優劣の問題ではない。

小沢氏は、「全日本仏教会」会長の松長有慶・高野山真言宗管長と会談した際、「キリスト教もイスラム教も排他的だ。排他的なキリスト教を背景とした文明は、欧米社会の行き詰まっている姿そのものだ。その点、仏教はあらゆるものを受け入れ、みんな仏になれるという度量の大きい宗教だ」と述べたという。(読売新聞

一個人としてどう思おうが自由だが、小沢氏の場合は、票欲しさに仏教界に媚びるいやらしさしか感じない。民主党では財務大臣なども仏教系の新興宗教の集会にお出ましになったとか。大小新興諸々の仏教系の宗教団体は、自民と民主の大事なお得意様。統一協会は民主党議員にも基盤を広げているようだけれど。

小沢氏は、日本にはクリスチャンが少ないという計算の上で、民主党幹事長としての確信的な発言なのである。

それにしても「度量の大きい宗教だ」という言葉のセンスに苦笑した。北朝鮮の「我々は度量の大きさを示すであろう」というアナウンサーの声がだぶってしまった。「欧米・中東は一神教の文明、日本は多神教の寛容な宗教観」くらいにしておけばいいのに。

フリーメーソンだった祖父の「友愛」(フラタナティ)を引き継ぐ鳩山首相は、「日本は仏教徒だけのものではありません」と、きっと小沢氏を戒めてくれたことだろう。「日本列島は日本人だけのものじゃない」と言う鳩山首相には、ぜひ同じ口で「朝鮮半島は朝鮮人だけのものではありません」と言ってほしいものだ。「かつては日本のものでした」とまでは言わなくてよろしいので。

◇日々是語草◇
官邸機密費を追及した民主党、政権取ったら知らんぷり

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