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2009年10月12日 (月)

自家用車に環境税の是非

http://agora-web.jp/archives/771213.html

排出権取引のような統制経済よりも環境税のようなピグー型システムのほうが望ましく、それも限界削減コストの低い消費者に高く課税することが効率的です。この観点からも、無駄が多く必需品でもない自家用車に課税して台数を減らすことが望ましい。暫定税率を廃止するのではなく、環境税に変えるべきです。こうして課税した財源は、レンタカー、タクシー、オートバイ、自転車などへのバウチャーに使えばよい。

反論したとたん「ノイズ」認定になってしまうようなので、こっそり。。

・貧乏人は車も買えない。車は贅沢品
・レンタカーやタクシー、地域のカーシェアで環境対策。
・無駄が多く必需品でもない自家用車に課税して、台数を減らすことが望ましい。
・普通の家庭で車を使うのは、家族旅行や買い物などが主で、なければ困るものではない。

ゆえに、揮発油税の暫定税率廃止は時代に逆行する。車の所有に対して環境税を課せばよいというのが論者の主張である。

誰かが「都会に暮らす者の傲慢」と反論したようだが、私も同じ感覚に襲われて頭を抱えた。上に挙げた前提が全部間違っているので。

田舎では、生活保護世帯も車がないと生活できない。必需品と認められている。車は足。靴と一緒。80歳以上の年寄りもトロトロと車を運転しなければならない現実がある。

道の真ん中で軽トラ同士が「立ち止まって」長話。都会では想像できないと思う。これが日本全国、首都圏以外の郊外の風景である。日本では「地方」と呼ばれるほうがマジョリティということを忘れがちである。

私自身も生まれてから東京暮らしが長かったので、文化のギャップにかなり面食らったけれど。車の免許証は持っていても東京では運転が必要なかったので、ペーパードライバーだった。東京の環状線の渋滞を見れば、「車なんてなくなればいい」とさえ思っていた。
しかし、東京と地方は「お国が違う」。国が違うということは、同じ前提では考えられないのである。

圧倒的多数の地方の自家用車所有に対し、罰ゲームのように税金をかけるなら、まず交通網を整備しなくてはならない。年寄りもあまり歩かなくて済むように、田舎にも都会並みに地下鉄を敷いてもらいたい。車所有より自然を破壊し、環境悪化を招くわけだが。

排出ガス規制を考えて、電気自動車に移行するほうが現実的な対応だと思う。家庭では大型車は必要ないので、いずれ自転車感覚で使えるコンパクトカーが主流になるだろう。バイクに毛が生えた程度の低コストカーが少しずつ増えてきている。

携帯電話が当たり前となり、パソコンが家電並みに大量に普及した現在、車への価値観も大きく変わる過渡期にあるのだと思う。

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