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2009年6月16日 (火)

厚労省幹部が現役初の逮捕。民主党政治家の関与も大阪地検は追及中

衆院選、都議選とダブルに=古賀氏主張、首相は無言

 麻生太郎首相は15日夜、都内のレストランで自民党の古賀誠選対委員長、久間章生元防衛相らと会談した。次期衆院選について、古賀氏は「東京都議選(7月12日投開票)との同日選にすべきだ」と主張。出席者からは「日程的に無理ではないか」などの意見が出たが、首相は「黙って聞き流していた」(久間氏)という。
 会合には自民党の高村正彦前外相と、無所属の平沼赳夫元経済産業相も出席した。 (2009/06/15-23:58)

恒例の「志帥会」(シスイ会)--テレビで「シシの会」と読んでいるアナウンサーがいた--メンバーの集い。麻生首相は選対委員長の言うことをきいたほうがいいと思うなあ。菅選対副委員長はギリギリまで解散を伸ばすことを提案しているが。

都議選で自民党が負ければ、実質解散権は封じられてしまう。
麻生首相本人が都議選候補者の応援に回り始めた。これで負けたら都議戦と衆院選は別だという(苦しい)言い訳ができなくなってしまうではないか。誰かにそそのかされたのか、あるいは「オレが演説すれば再び支持率が上がる」と読んだのか定かではない。麻生さんには優秀な側近が誰もいないんだね。

無党派の私から見て、麻生首相主導の最後の賭が同日選だと思う。

自民党が麻生降ろしをしたところで、選挙の洗礼なしの4度目の総裁選びは総スカンされるに決まっている。

そんな中で、山本拓さんは本気だ。HPで賛同者を募っている。果たして空気を読めないヤツなのか、勇気のあるヤツなのか、この人の夫婦関係同様とらえどころがない。

自民党総裁選挙の前倒し実施を実現する会

◇自民党総裁選挙の前倒し実施について
 ▼党則第6条4項は、次の通り。
 「総裁の任期満了前に、党所属の国会議員及び都道府県支部連合会代表各1名の総数の過半数の要求があったときは、総裁が任期中に欠けた場合の総裁を公選する選挙の例により、総裁の選挙を行う」
 ▼すなわち党所属国会議員385名(衆議院303名、参議院82名、議長・副議長除く)、および、都道府県代表(各1名)47名の合計432名の過半数(217名以上)の要求があれば、自民党総裁選を実施することが可能。

これは、自民党総裁のリコール規定ではないか。
小泉時代に総裁リコールの条件を「議員の3分の2」から「2分の1」に条件緩和した。渡辺喜美氏が、以前、麻生首相を退陣に追い込むため「総裁リコール規定」「内閣不信任案」「総理・総裁分離」の3つの方法を挙げていたことを思い出す。

民主党に「内閣不信任案を出して下さいませんか?賛成しますので」と頼むわけにもいかず、総理総裁分離もいまさら話し合いがつかない。となると、実力行使でリコールするしかない・・・とまあ、山本拓さんは麻生シンパの高市早苗奥様に相談もせず(見つかって慌てて同じ派閥の「秀直に頼まれた」とウソをついたとかつかないとか・・・)、どこまで突っ走るのだろう。でも、本人によると自民党国会議員三桁の賛同が集まったそうだ。

誰に変わっても麻生首相の下で選挙するよりはマシな気がする。多少ね。

昨日のトップニュース!!
報道ステーションでは、以前もちらっと民主党議員の疑惑報道をしていたが、厚労省幹部逮捕のニュースと並べて、トップで映像を流していた。よしよし

民主党が憎いからではなく、政治家も関与する霞ヶ関の構造的腐敗を明らかにしてほしいのだ。web版ゴシップ誌のようなzakzakを見てみた。ゴシップから表のニュースになるのに時間はかからないだろう。

第2の西松事件」か…郵便制度悪用事件に民主警戒

 郵便制度悪用事件で大阪地検特捜部は15日午前、東京・霞が関の厚生労働省と、同省雇用均等・児童家庭局長の村木厚子容疑者(53)=虚偽有印公文書作成・同行使容疑で逮捕=の埼玉県和光市の自宅マンションを家宅捜索した。同省への捜索は2度目。同事件では、民主党議員の名前も浮上しており、民主党は「第2の西松事件に発展するのでは」と警戒している。

 村木容疑者は、同省障害保健福祉部企画課長だった2004年6月、障害者団体「凛(りん)の会」(現・白山会)が、割引制度の適用条件を満たしていないのに、部下の同課係長、上村勉容疑者(39)に企画課長の公印を押した虚偽の証明書を作成させた疑いが持たれている。

 捜査関係者によると、村木容疑者の上司だった当時の障害保健福祉部長(57)は、虚偽の証明書発行について、任意聴取に「04年2月ごろ、国会議員から電話で頼まれた」と証言しており、特捜部は「政治案件」として組織的に便宜が図られていたとみて経緯を調べる。

 特捜部はまた、「凛の会」代表の倉沢邦夫(73)=郵便法違反罪で起訴=、同会発起人の河野克史(68)両容疑者を同容疑で再逮捕した。

 関係者によると、上村容疑者はこれまでの調べに証明書の偽造を認めたうえで、「村木容疑者に手渡した」といい、虚偽の証明書を郵便事業会社(日本郵便)に提出した倉沢容疑者も「村木容疑者から証明書を受け取った」と供述している。

 村木容疑者は「全く知らない」と否認しているという。

 倉沢容疑者は、かつて民主党の石井一副代表の私設秘書を務めていたうえ、白山会会長側は同党の牧義夫衆院議員側に24万円を献金していた。

 このため、民主党幹部は「民主党議員が関係者として実名で報道されているのは知っている。常識的には、特捜部も総選挙前には(政界ルートに)動かないだろう。ただ、西松事件の前科がある。ここまで内閣支持率が下落すると、政権維持のために禁じ手に踏み込む可能性もゼロとはいえないかもしれない」と警戒している。

【関連記事】
「手段選ばない」「世渡り上手」…女局長“裏の顔”(2009/6/15)
ZAKZAK 2009/06/15

週刊新潮の地検・利害関係者への取材が裏付けられた。<捜査は大詰め>で、上司の幹部がついに逮捕されたのだ。民主党議員の名前が出たとたんに「国策捜査」に結びつけるのはやめたらどう?

新潮さんは今週号も続報を頼む(^^ゞ 朝日新聞社襲撃事件「真犯人の告白」で赤っ恥の汚名返上のチャンスだよ。編集長が替わってよかったね(笑)

(先週)
6,石井一事務所の肩書きで倉沢は「障害者団体の証明書」を手に入れようと厚労省に働きかけた。→(厚労省)上村は「政治案件」として凛の会に便宜を図り、決裁文書偽造を行った。上村の上司は直接石井一議員から依頼されている。
石井一は、この件に関して「倉沢が勝手にやった」と回答している。

佐藤優氏が外務省組織ぐるみの文書偽造をすっぱ抜いていたが、このような体質は、外務省・厚労省だけにとどまらないのだと思う。

きょうの朝日新聞社説にも
「見逃せないのは、この証明書が「政治案件」として扱われていたことだ。」「元障害保健福祉部長らの証言が事実なら、事件の構図はいよいよ深刻だ。政と官はどうかかわり合ったのか。その疑惑について、政治家側にも十分に説明する責任がある。」とストレートに書いている。

毎日新聞社説も厚労省幹部逮捕を取り上げている(ただしぬる~い)というのに、読売新聞は主筆様の自作自演ですか(笑) 6/16付「「安心会議」報告 提言を建設的議論の出発点に
読売は書きにくいわね、あれだけ郵便不正を一方的に日本郵政のせいにしていたんだから。

テレビタックルで「下の官僚たちは真面目によくやっているのに上が悪い!」と出演者が(゚_゚)(。_。) ウンウンしていた。

たとえば農水省のチーム石破は、石破大臣に殉ずる覚悟である。改革をするのに腹を切る覚悟まで持たなければならない、そのことが何を意味しているか。、ガチガチの上意下達・因習の壁に阻まれて、志ある官僚たちが「ものを言えない」状況があるのだ。

しかし小泉-安倍以降、キャリアの出世街道を走る高級官僚が族議員とつるんでいる実態が徐々に明らかにされている。

霞ヶ関改革に唯一切り込んでいるテレビ朝日なので、テレビタックルを期待して見ていたら、江田憲司、タムコー、元官僚の岸さん(竹中チーム)達が、西川社長降ろしに正論で反論してくれて溜飲が下がった。「公社時代の悪かったことまで全部新しい社長のせいにしていたら、誰も社長なんか引き受けませんよ!」「かんぽの宿は天下りがいっぱいいて税金を無駄にしてきたのに、なぜそういうことは報道されないの?」(坂本みめい)ってね。
たけし!阿川!よく聞いておけよ。たけしも阿川佐和子も週刊誌で知ったかぶりのウソばっかり並べやがって。

鳩弟は日本郵政を「巨悪の闇」と表現したが、本当の闇がどこに隠されているのか国民にはわからない。霞ヶ関の上層部がメディアを繰り、メディア界のフィクサーが政権と一体となって世論操作する、そして情報弱者が自称「正義の味方」を応援する。こんなバカな巨悪の構造は、断じてぶち壊さなければならないのである。

ともあれ、勝ち目のない西川社長降ろしに鳩山邦夫を担ぎ、自民党に壊滅的な打撃を与えるべく企んだ工作員wはお疲れさん。毎度のことだが、アッチの「正義」と「陰謀論」にまんまと乗せられて、大騒ぎする国士様達はあわれなり。麻生シンパの国士様を手玉に取るのは簡単だということが、またまた実証されてしまった。

チームポリシーウォッチのコメント欄に明快な反論(説明)があったので、コピペさせていただきます。
http://policywatch.jp/hottopic/20090615/1197/#comments

tokiwa
何度も書き込んで申し訳ありません。
The California Kidさん。あなたはかんぽの宿がいったい幾らだったら妥当だったと思いますか。参考に、整備費2400億円、固定資産税評価額850億円、鳩山さんも認めた総務省鑑定額(※一部の優良資産を抽出し推測で全体を鑑定)250億円、昨年9月末時点での簿価123億円、オリックスの提示額109億円。これを犯罪と立証するには、いくらが損害だったのかと認定しなければなりません。これは不動産売買ではなく、事業譲渡です。その上で、いくらなら妥当か。これを不正と言うのなら、幾らなら妥当なのか、言うべきです。それが責任です。鳩山さんにはそれがありません。
 僕は別に新自由主義派ではありません。しかし、経済犯罪を少しでもかじった人間の立場からして、かんぽの宿の批判はあまりに合理的ではないと思うのです。批判をするなら、まず、いくらなら妥当かというものがセットであるべきです。あるいは、リベートなど、明確な不正を指摘しなければなりません。それを規定しなければ犯罪の構成要件を成立させることはできないんです。イメージで、なんとなく安いと思ってませんか。それで批判するのはおかしいと思います。
 僕はかんぽの宿は批判されるような問題でも何でもないと思います。なぜなら、適切な値段は市場が決めるからです。オリックスより高い値段を出す会社がない場合は、どれだけ不満でもしょうがないんです。

◆日々是語草◆ 
「政投銀、完全民営化撤回されたワケ」読売よりzakzakのほうが正論

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