« パチンコ業界と郵便不正、厚労省「政治案件」の接点はどこに? | トップページ | 竹中平蔵氏「『財政至上主義』の危うさ」。骨太2009への評価 »

2009/06/25

西川社長のスキャンダル出たけど、スカのカス。

先週、山本一太議員が「近いうちに西川社長のスキャンダルが出る」という噂が永田町で流れていると言っていたので、さっそく週刊誌をチェックしてみた。

なんじゃこりゃ??――本日、「なんじゃこりゃ」が二度目。

週刊ポストはSAPIOと兄弟なので、「反日」叩きもよくやってくれるが、「市場原理主義」叩きも熱心にやってくれる(-_-;)

タイトル:西川善文「背任パンドラの箱」が開いた!

大変だぁー、スキャンダルの嵐だー、(棒)
すごいスクープだろうと大いに期待して読んだら、これがスカ。空振り。

<記事のニュアンスどおりに要約>

日本郵政は、クレジットカード事業のパートナーに西川氏の古巣の三井住友フィナンシャルグループ傘下の「三井住友カード株式会社」を選んだ。西川氏は、当初からこの選定作業には加わっていないと答弁していたが、西川社長自身が決済しているのは明らかである。

――「明らか」って社長なんだから決済するに決まってる。

日本郵政執行役員の宇野氏が委託先を選ぶ際、3社が候補として残ったが、なぜか三井住友カード1社に委託することを決定した。

ポストが委託額などを取材すると「事前にはお答えしない。間違っていたら訂正を求める」という、業務改善命令を受けたばかりの巨大企業の広報担当者とは思えぬ対応ぶりだった。

――なんで「スキャンダルに仕立て上げよう」という意図が見え見えのポストに平身低頭して答えなきゃいけないんだよ。

振り返れば、かんぽの宿がオリックスへそのまま売却されていれば、オリックスは2400億円かけて建設された資産をたった109億円で手に入れて、巨額の利益を得ることができた。

――まだデタラメを言うか!クソ雑誌!だいたいオリックス・宮内氏は田原総一朗氏に「あんな高い買い物をしなくて(結果として)助かった」と言っている。二度と“高い買い物”をしてくれる譲渡先が現れなければ責任とってくれるんだろうね、総務省!

自民党金融族議員「資金量が巨大でも融資業務などのノウハウがないゆうちょ銀行が独立した金融機関として生き残る可能性は低く、上場後に3メガバンクのいずれかの傘下に呑み込まれるしかない。その獲得競争は、小泉-竹中ラインが西川氏を社長に起用した時点で、三井住友FGに事実上、政治決着したと見ていい」

――公明党の誰かが「懲戒免職を受けた公務員は、旧郵政公社が80%だった」と言い、民営化されてもすぐには体質を変えるのは難しいという趣旨で西川氏を擁護する発言をしていた。郵政の不正行為は隠蔽されてきたのである。しかも重要なことは、決定的なスキル不足。金融機関が企業に貸し付ける際の「貸し付け審査能力」すら危ういのである。
この議員の発言はある意味で正しい。郵貯に関しては、完全民営化後にM&Aが起こるかもしれない。

記事は竹中氏が小泉元総理にささやきかけている写真を載せ、「今も、郵政民営化を進めた2人の影がちらつく」とキャプションをつけている。ちらつく?アホ抜かせ。堂々と「完全民営化の邪魔をするな!」と立ち塞がっているわ。

記事はカイカク利権があると煽りに煽るのだが、とにかく小泉-竹中のカイカク利権なるものの証拠がどこにもない。

記事はこのように断定している。

実は、小泉純一郎首相の一枚看板であった「郵政民営化」という政策そのものに、政官財による巨大利権の山分けという側面がそもそもあり、それが国民の目からそっくり隠されているという指摘がある。

ソースがコレ

総務省中枢筋「いわば“パンドラの箱”です。西川社長はそのふたの“錠”の役割を負っている。鳩山大臣はそれをこじあけようとして辞任に追い込まれた

たいした証言だね。
総務省の中枢筋」とは語るに落ちたな。

日本郵政に関する資料をせっせと週刊誌に提供しているのは「総務省幹部」だということがポストが教えてくれたわけだ。それに乗っているのが自民党の郵政族。こんなにはっきり教えてくれちゃっていいの?

リテラシーが少しでもある人なら、どっちが怪しいか見抜いちゃうよ。

総務省幹部が「小泉-竹中の陰謀」「西川社長は小泉-竹中の傀儡」と宣うには、それなりの証拠がなければならない。しかし、いまもって「三井住友に買収されるかも・・・」くらいの想像しか出てこない。

ポストがその後の記事で、鳩(パチンコ)の息子が都議選に出るとか出ないとか、息子殿の政治家としての資質の低さをすっぱ抜いていたのはGJだったけどね(笑)

鳩(パチンコ)を擁護しているマスコミ人やネット工作員wは多いが、鳩(パチンコ)の売名行為に一役買わされているのに気づかないとは気の毒なことである。

|

« パチンコ業界と郵便不正、厚労省「政治案件」の接点はどこに? | トップページ | 竹中平蔵氏「『財政至上主義』の危うさ」。骨太2009への評価 »

アンチ改革派」カテゴリの記事